>>108続き

今、僕らは共同プロデューサーという形で『オセロ』という作品に関わりながら、
同時に『えんとつ町のプペル』という作品もブロードウェイで上演する方向で話を進めていて、
最近は、もう一つ別のIPもブロードウェイに持っていく話になっています。
 
作品を作る時に「映画化」と同じ並びで、
「ブロードウェイミュージカル化」という選択肢を見込んでいるわけですが、
そこまでの展開を見込んでいるカンパニーがほとんどありません。
やり方を調べる前に、最初から諦めて、候補から外してしまっている。
 
■せっかく頑張って作ったのに「日本でやって終わり」は勿体ない
 
僕は日本の舞台もよく観に行かせていただくので、
日本にも素晴らしい舞台作品がたくさんあることは知っています。
 
同時に、せっかく頑張って作ったのに、「日本でやって終わり」と
してしまっていることが多いことも知っていて…本当に勿体ない。
 
「自分の作品をたくさんの人に届けたい」という強い願いはあるけれど、
「そのための勉強と行動はおこさない」というのが実際のところで、
(外野が口うるさく言って申し訳ありませんが) 
もっと自分の作品や想いを大切にして欲しいです。
 
今のところ、日本でブロードウェイ村の入り方を知っているのは、
一部業界関係者と、僕らまわりの人間と、
そしてオンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』のサロンメンバーさんだけ。
 
「日本の演劇関係者の99%が知らなくて、『西野亮廣エンタメ研究所』のサロンメンバーが知っている」
って、これ変な話じゃないですか。