>>708続き

一方で気になったのが
「今度、照明テストを兼ねて、現地の視察に行って来ます」
という話を2~3回耳にしたんです。
 
そこでまず僕が引っかかったのは、
「一つのイベントの為に、東京から川西まで
3回も視察に行っちゃうの? 交通費、宿泊費、大丈夫?」
ということ。
聞けば、「仕事で関西に行く時に、ついでに行ってますんで。交通費は浮かしています」
ということだったので、ちょっとは安心したのですが、
それにしても「3回も行くのか」とは思いました。
 
というのも、『夢幻鉄道』というのは万人規模のイベントではなくて、
40~50人限定のイベントなので、潤沢に予算があるわけじゃない。
 
次に、このイベントを主催する「モリゴン」という男にも話を聞いてみたんです。
この「モリゴン」という男も、元々CHIMNEY TOWNのインターン生で、
踏み込んだ話ができる間柄なので、
「わずか40~50人のイベントなのに、準備にずいぶんな工数をかけているけれど、
ちゃんと利益が出ているのか?」と聞いてみたら、
「いやぁ、そんなに‥」という反応でした。
 
「せっかくだから、すごいものをお客さんに見せたい」
ということで、準備に時間とお金をかけちゃっているんですね。
まぁ、よくある話です。