>>160続き

昨日、『スナック 夢幻鉄道』を主催した(株)かわにし代表のモリ糞から
「夢幻鉄道のヘッドマーク(電車の前につける丸い看板)を販売しようと思います」
というLINEが届き、値段を見ると『【限定1個】30万円』とありました。
シンプルに「高い」と思ったので、「この値段にした根拠は?」と質問したところ、
ヘッドマークの制作費(※これは仕方ない)以外に、
「A社に○○円、B社に○○円、C社に○○円入れる為です」と返ってきました。

これが微妙なんですけども、これは「根拠」ではなくて、
「お前の都合」なんです。

イメージしやすいところで例えると、
原価7円の『うまい棒』を10万円で販売して、
その値段にした理由を「僕に9万9993円入れる為」としてしまうと、
これはやっぱり「お前の都合」になるんです。

高価格帯の商品を販売する時に気をつけなきゃいけないのは、
「“高価格帯の商品を買う人”は原価計算や送料の計算などを息をするようにしている」というところ。
#経営者ナメんな

当然、30万円のヘッドマークに対しても
「ん? 高いな。原価いくらだろう?」
というところまではすぐに辿り着きます。

この時、「原価は5万円で、関係各位への謝礼として(合計5万円)を
入れさせていただいて、残り20万円は、このたび新しく立ち上げた
『(株)かわにし』の当面の運転資金に充てさせていただきます!」
とキチンと説明していれば、それは『根拠』になりうる。

「なるほど。これは応援代(クラファンみたいなノリ)なんだね」と。