>>671続き

そんな中、昨日のミーティングでは「カレンダー用に『えんとつ町のプペル』のイラストを
(西野と数名のクリエイターによる分業制)でゼロから描きましょう」という話になったわけですが、
そこで、まず最初に『映画 えんとつ町のプペル』のキャラクターデザインを担当されている
福島敦子さんの名前があがったんです。

そういえば、先日のミュージカル『えんとつ町のプペル 2025』のポスター(キービジュアル)の
ミーティングでも、福島敦子さんの名前があがりました。
というか、ここ数年、『えんとつ町のプペル』のグッズを出す時は、
ミュージカル等で新たにビジュアルを作る時には、必ず福島さんの名前があがります。

福島さんが描かれるプペルやルビッチが(ひたすら)可愛いというのもあるのですが、
「プペルやルビッチを描くイラストレーターといえば?」で、
他の候補がパッと出てこない…というのもあります。
「このポジションがまぁまぁガラ空きだ」というのが今日のお話です。

生成AIがブイブイ言わせている今、「上手さ」はあまり売りにならないので、
イラストレーターとして食べていくのは、かなり難しいと思うのですが、
「文化になりつつある『えんとつ町のプペル』の絵を描ける」
というポジションをとっておくと、かなり仕事が安定すると思います。
#ずっとニーズがある

来年には映画公開が控えていて、ブロードウェイ戦も控えていて、
さらに「カレンダーが毎年出る」となると、かなり出番がある。
そう考えると、今、イラストレーターに求められているのは(技術は勿論のこと)『ポジション』で、
「何を描くイラストレーターになるのか?」を正しく見極めていかなきゃいけないなぁと思いました。

僕がイラストレーターの卵だったら、『えんとつ町のプペル』の絵を練習しまくって、
仕上がったイラストをXに投稿します。
「仕事を創る」というのは、そういうことなんだと思います。
現場からは以上です。