オーストラリア政府は27日、同国軍の全ての軍務を性別ではなく能力によって決定する新たな方針のもと、前線戦闘任務に女性兵士が就くことを同国史上初めて認めた。
オーストラリアのスティーブン・スミス(Stephen Smith)国防相は、26日に閣議決定された方針の変更に基づき、これまで男性に限定されていた軍務全体の7%にあたる任務に、女性兵士が就くことが可能になったと述べた。
オーストラリアの軍事的パートナーのうち、女性兵士の前線配備を認めているのは、ニュージーランドとカナダ、それにイスラエルの3か国だけだという。
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2831136/7840275