女性が「できない」とされてきた職業は実に多い。
教師、車掌、経営者、兵士、パイロット、ピアニスト、
コック、医者、ソムリエ、文学者、機関車技師、銀行員・・・

しかし、上のどの職業に於いても、女性は普通に就いている。

まだまだあまりいないのは、政治家、棋士、社長、
そして特に少ない分野は、経済学者、物理学者、数学者。

しかし、まだ女性の社会進出が始まってごく僅かである。
ついこの間まで、「普通選挙」は普及しても女性には参政権がなかった。
専業主婦が主だったのは、ほんの僅か前である。
低所得者や黒人が参政権を得るよりも、女性が得る方が後であった。

まだまだ、女性の社会進出などは、始まったばかりだと言えるのではないだろうか。
無論、私は「女性は必ず男性と同じだけの能力がある」と断言したい訳ではない。
脳の構造にも違いがあるし、結果も見えないのに段下もできない。
しかし、少なくとも「女性は何にも向いていない」とするのは早計だとしか思えない。