陸上自衛隊東北方面航空隊の女性隊員5人が19日午前、避難者が孤立している宮城県南三陸町の県志津川自然の家に、生理用品や女性の下着などをヘリコプターで届けた。
女性の被災者には男性の自衛官や消防士に伝えにくい要望もあるため、女性自衛官が提案して行った。届けた物資は隊員やその家族が集めた。
避難生活を送る菅原まちこさん(56)は「男性に『下着がほしい』なんて言いにくい。男性から渡されるのも恥ずかしい」と話した。
届けた同方面航空野整備隊の西山綾子3等陸尉(23)は「今後も女性のニーズを聞いていきたい」と決意を新たにしていた。
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