ダム湖に生後4か月の女児遺体、母親は行方不明

 13日午前8時50分頃、岐阜県恵那市長島町正家おさしまちょうしょうげの阿木川ダム湖で釣りをしていた男性(31)から、「子どもが浮いている」と110番があった。

 駆けつけた恵那署員が女児を収容したが、間もなく死亡が確認された。一緒にいたとみられる母親(24)の行方が分からなくなっており、同署で行方を捜している。

 発表によると、女児は同県中津川市の会社員男性(33)の長女(生後4か月)で、目立った外傷はなかった。同署員が周辺を捜索したところ、近くの駐車場で母親名義の乗用車が見つかり、車内から遺書めいたメモが見つかった。

 同署によると、会社員男性が12日朝に出勤した際、長女と母親は自宅にいたものの、帰宅した時に2人の姿はなかったという。同署は無理心中の可能性もあるとみて、14日も周辺を捜索する。   

2015年06月13日 21時19分
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150613-OYT1T50076.html