前方の停止車両避けようとして児童の列に 逮捕の容疑者「自分の子供を送った帰り」
2015.5.20 12:01
http://www.sankei.com/west/news/150520/wst1505200038-n1.html

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 大阪府豊中市柴原町の市道交差点で20日午前、登校中の小学生の列に乗用車が突っ込んだ事故で、
豊中署に逮捕された同市内の会社員、中村恵美容疑者(50)は、調べに対して容疑を認め、「なぜ
事故を起こしたか覚えていない。自分の子供を送って帰る途中だった」と説明していることが、
関係者への取材でわかった。

 同署や児童らが通う豊中市立桜井谷小などによると、児童は5人一緒に1列になって登校していた。
中村容疑者の乗用車は、児童の後方から直線道路の左車線を走行していたが、前方の停止車両を追い
越そうとして右車線にはみ出し、道路右側を歩いていた児童の列に後ろから突っ込んだとみられる。

 同署でさらに詳しく同容疑者から事情を聴いている。

 豊中署によると、意識不明の7歳の男児以外に、小学6年の男児2人=いずれも(11)=が
足の骨を折る重傷。また小学2年の男児2人=同(7)=と通行中の女性(40)が軽傷を負った。

 市消防本部によると、男児2人が乗用車の下敷きになったが、付近の住民らが助け出したという。