「トップレスは女性の権利」
 秀里 音子(学生 23歳 東京都)

フランスはパリのプールに、十数名のトップレスの女性たちが現れ、
女性もプールで男と同じく上半身をあらわにする自由があって然る
べきと訴えたそうだ。至極当然の抗議内容である。
女性がトップレスで水泳をしようと、全裸で水泳をしようとも、
女性の自由・勝手である。問題なのは女性が胸部を晒すことではなく、
そうした女性を卑猥な目で見る男がいることである。
取り締まるべきは、女性の肉体ではなくて男の女性差別的性意識である筈だ。
フランスは、女性のトップレスだけでなく、全裸での水泳も
解禁するべきである。それが真の女性解放に繋がる。ただし、中に
は男の目が気になって、そのような自由を満喫できない女性もいる
ことと思う。自由は全ての女性に対して平等であるべきだ。
 そこで、プールへの男の立ち入りを制限することが必要となるだ
ろう。
 日本では、女性に配慮した様々な女性専用スペースが普及しつつ
ある。こうした素晴らしいアイデアを、海外へも積極的に紹介し、
広めていくべきである。日本の先進性を世界に知らしめるチャンス
でもある。