自殺の母親を書類送検 大阪、16歳長男殺害疑い

大阪市西淀川区のマンションで昨年10月、住人の男子高校生が刃物で切られ死亡した事件で、
西淀川署は2日、殺人の疑いで、事件後に自殺した母親の日高由香容疑者(55)を容疑者死亡で書類送検した。

送検容疑は昨年10月24日午後2時5分ごろ、自宅マンション4階の廊下で、
長男の力哉さん(16)の首や胸など包丁で切り付けたり刺したりして、出血性ショックで殺害したとしている。

西淀川署によると、マンションの防犯カメラには女が力哉さんを刃物で刺す様子が写っており、日高容疑者と断定した。
現場から約300メートル離れた市営住宅の7階廊下から飛び降り、自殺した。

日高容疑者は力哉さんと2人暮らし。部屋からは日高容疑者が書いたとみられる遺書のようなものが見つかっており、
親族は「子育てに悩んでいたようだ」と同署に説明している。

http://www.sankei.com/west/news/170302/wst1703020088-n1.html