都営地下鉄の女性専用車両 「五輪憲章そのものを反映」
(産経新聞 2017/3/3(金) 7:55配信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170303-00000063-san-l13

■都議会一般質問で知事見解

小池百合子知事は2日の都議会一般質問で、差別を禁じた五輪憲章と
都営地下鉄の女性専用車両との関係を問われ、「女性が安心して鉄道
利用できる取り組みとして定着し、男性でも小学生以下や身体の不自
由な方や介護者も利用できる」と指摘。女性専用車両が人権尊重に重
きを置く五輪憲章そのものを反映するとの見解を示した。

2020年東京五輪・パラリンピックのゴルフ会場となっている霞ケ
関CC(埼玉県川越市)が細則で女性正会員を認めていないことに対し、
国際オリンピック委員会(IOC)などが五輪憲章に反するとして改善
を求めている。一方、女性専用車両は、痴漢・迷惑行為対策のため京王
電鉄が平成13年に本格運行を始めて以降、全国のJRや私鉄、地下鉄
で普及。主に朝夕のラッシュ時に設けられているが、男性でも障害者や
介護者が乗車できる。
(以下略)