【ファレル】マスキュリズム Part 2【久米】 [無断転載禁止]©2ch.net
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マスキュリズム(英: masculism)とは、男性に対する性差別(男性差別,
英: male discrimination, discrimination against men)の撤廃を目指す
思想や運動のことです。
遺族年金の受給条件における男女差、離婚時の親権争いにおける女性優遇、
等々、現在の日本社会には数多くの男性差別が存在します。にも拘わらず、
それらが社会問題として取り上げられることはほとんどなく、改善はなか
なか進みません。
このスレはそのような現状を変え、女性差別だけでなく男性差別も撤廃
することで真に平等な社会づくりを目指す人々が議論や情報交換を行う
場所です。
<前スレ>
【良書紹介】男性権力の神話 (実質Part 1)
http://echo.2ch.net/test/read.cgi/gender/1402171384/ 最後に応援コメントを書いている古賀礼子ってこの人かな
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家族のあり方 親権問題にも論点広げて 古賀礼子
(2016/02/19 朝日新聞「私の視点」)
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12216134.html
最高裁は先日、夫婦同姓の規定は合憲だと判断したうえで、制度のあり方は
国会で議論すべきだとした。だが、家族のあり方という大きな観点から見れば、
議論すべきは姓の問題だけにとどまらない。
互いの情愛の下で人生を共にするという約束は法律婚に限られないから、
もともと夫婦別姓の選択肢はだれにでもある。問題は、法律婚に夫婦別姓の
規定がないがゆえにそれを選ばなかった時、何を失ってしまうのかということだ。
その一つに、法律婚をしなかった結果、生まれた子どもの親権が原則として
付与されない父親の問題がある。親権のない父親は事実婚を解消すると、
親としての地位がほとんど尊重されることなく、面会もままならない。子どもと
引き離される父親にこそ、選択的夫婦別姓の導入を求める合理性が見いだせる。 (つづき)
日本が先進国に後れをとっているのは夫婦同姓の制度だけではなく、法律婚
をしていない父母に、単独の親権しか用意していないことなのだ。
しかし、実は、法律婚の夫婦で離婚がまだ成立せず、共同の親権がある段階
でも、別居した親(多くは父親)の親権の行使は事実上、否定される実態がある。
親子の引き離しは、事実婚のために親権を得られなかった男性に限らない。
共同親権を行使する父母の意見が対立した場合の手立てを、民法は何も規定
していない。それにもかかわらず、一方が配偶者に無断で子どもを連れて別居
した場合に、その連れ去り行為の違法性を不問にしたうえに、連れ去った親の
監護の継続を尊重してしまう今の司法の運用は、問題があると言わざるを得ない。
昨今、「イクメン」が推奨されているが、妻が思い立って別居に至れば、仕事を
しながら育児にも協力していた程度では、子どもと会うことすら難しくなる事態
が簡単に訪れる。
こうしたことが頻発している事実を知ったら、男性はどう思うだろうか。男性の
育児への参加意欲をそぐようなことになれば、女性の育児負担も解消されない
だろう。加速するのは少子化だけだ。
いま議論すべきは、選択的夫婦別姓の導入の是非だけではなく、親権の
不平等の問題も含めた家族のあり方そのものなのだと思う。
(こがれいこ 弁護士) ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています