男性への性の商品化、性的搾取 理論2 
(久米泰介, 2018-07-09)
https://sites.google.com/site/jiumitaijie/nan-xingni-duisuru-xingno-shang-pin-huano-xue-wen-shangno-pi-pan/2

前書いた記事の繰り返しになるが、論点は、女性の性の商品化、性的搾取(sexual objectification,
and sexual expoitation)が批判される一方、なぜ男性の性の商品化や性的搾取への批判が
されないのか、少なくとも、女性に対する性的搾取と同じレベルで批判され、なくしていく、また
は規制していくべきではないか。という点である。

これに対しては、必ずと言っていいほど、女性の性の商品化は是か非かという論争にすり
替えるフェミニストや素朴なジェンダー保守派がいる。

これらは、問題点として、男性の性の商品化や性的搾取の被害に、政治的にもアカデミック
にも関心がないところがあげられる。

女性の性の商品化の是非はフェミニズムのテーマであり、これまでも散々関心が払われて
きた問題であり、これからもフェミニストが問題にし続けるだろう。根底にあるのが、女性差別
の廃止や、女性の人権の保障である。

マスキュリストとして、自分や、海外の多くの先駆者たちが問題提起しているのは、なぜフェミ
ニストは男性の性の商品化や性的搾取を無視するのか? それも同等に批判すべきということだ。

(以下略)