例えば貴方が、学生の時から自分には能力があると自信を持っていて、異性にモテて、学年で目立つタイプで、話をすればみんなが自分の話に爆笑する。これが日常だったとする。

この世は楽しいに決まってるだろ?

もちろん、仲の良い友人が事故で無くなるとか、両親が癌になるとか、ポイントポイントで辛いことは起きるだろう。しかしそれはこの楽しい人生を脅かすことにはならない。

そして商才もコミュ力もある貴方は、社会に出ると会社を作って有り余るほどの財産を作る。仕事はどんどん大きくなり、会う人も手がける事業も世界的になり、楽しくて仕方ない。そしてよりモテまくるようになる。

この人が世の中を恨む理由は?探す方が難しいだろう。

そして、今の資本主義のルールは、このように才能を発揮し出世した人によって作られている。このような人たちが有利になるように作られている。

そしてこのような人たちは、人口の1パーセントとしても7千万人も世界にいるわけだ。

権力と富と才能と人望を持った「世の中天国」な人たちが7千万人もいるので、そりゃ変わらないよ。