梁英聖が代表を務める「反レイシズム情報センター」という市民団体が最近行った活動

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市民団体 女性専用車両、故意の男性乗車断固NO 要望書(毎日新聞2018年04月24日)
https://mainichi.jp/articles/20180424/k00/00e/040/237000c

電車の女性専用車両に男性があえて乗り込み、トラブルになるケースが起きている。
「男性に対する差別だ」と主張し、女性客と口論する動画もインターネットに投稿
されている。こうした動きに反対する市民団体が24日、男性の乗り込みを明確に
禁止する要望書を東京メトロ(本社・東京都台東区)に提出した。【川上珠実】

「女性専用車両に男性が乗っている」

東京メトロ根津駅(文京区)で2月16日午前8時過ぎ、乗客の女性から駅員に連絡
があった。駅員が駆けつけると、男性3人がホーム上で複数の女性と口論していた。
男性らは「女性専用車両は任意のはずなのに降りるよう言われた」と主張した。トラ
ブルの影響で電車は約15分遅延した。

阪急京都線でも2月ごろ、複数の男性が女性専用車両に乗り、「女性専用車両は誰
でも乗っていい」と大声で話した。阪急側が110番し、桂駅(京都市)から警察官
が乗車。電車から降りるよう説得したが、男性らは拒み、電車は約10分遅延した。

東京メトロ広報部の担当者は「男性が乗車しても無理に降ろすことはないが、利用者
が安心して乗車できるように協力をお願いしている」と話す。阪急電鉄広報部の担当
者は「男性の乗車は以前からあったが、声を荒らげてアピールするなどエスカレート
している」と困惑する。

女性専用車両は、痴漢防止を目的に主に大都市圏の路線で導入されている。国土交通
省によると、鉄道各社の自主的な取り組みによって定着したが、法令に基づく規制で
はなく、男性が乗っても罰則はない。