痴漢冤罪に推定無罪の原則が機能しない原因は、男性差別に鈍感なこの世情
にあるような気がしてならない。
被害者は殆どが女性である事、加害者は殆どが男性である事、ここに男性軽視
の意識が加わり、痴漢冤罪を安易に生む土壌が出来上がっているように思う。
女性専用車両に中立的な人に、防犯を目的とした外国人禁止を例に説明したら
不当性に納得してもらえたという話もあるが、まさにその人にとって、男性を差別
する事は差別と映っていなかったのだろう。