>遺体の首には複数の切り傷があった

53歳長男の死体放置か 同居の76歳母親を逮捕 広島市
05月24日 21時03分

広島市のアパートで53歳の長男の遺体を放置したとして同居していた76歳の母親が死体遺棄の疑いで警察に逮捕されました。
長男の首には複数の切り傷があったということで、警察は死亡した詳しいいきさつを調べています。

逮捕されたのは広島市安佐南区の無職、宇治部俊子容疑者(76)です。
警察によりますと宇治部容疑者は、今月中旬ごろから24日まで、自宅のアパートの1室に長男で無職の賢志さん(53)の遺体を放置したとして死体遺棄の疑いが持たれています。
24日朝、宇治部容疑者から「息子の死体から異臭がしてどうしていいかわからない」と通報があり、警察と消防が駆けつけたところ、賢志さんが自分の部屋の布団の上で仰向けの状態で倒れて亡くなっているのが見つかったということです。
警察によりますと、賢志さんは今月中旬ごろには死亡していたとみられ、遺体の首には複数の切り傷があったということです。
警察によりますと宇治部容疑者は賢志さんと2人暮らしで、調べに対し、「どうしていいかわからなかった」と供述しているということです。

https://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20210524/4000012410.html