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ストーリーを教えてもらうスレ part71 [無断転載禁止]©2ch.net
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0001ゲーム好き名無しさん垢版2017/02/23(木) 14:11:35.41ID:Injnpt8t0
【注意事項】
スレの容量が500KBを超えると書き込めなくなります。
480KBを超えたら次スレが立つまで書き込みを控えてください。

自分でやるのが面倒、手に入らない、時間がない、お金がない、などの理由で
ストーリーを知りたいゲームのストーリーを教えてもらうスレです。
発売して半年以内の新作について語る際は名前欄に
タイトルと新作ネタバレ用の共有トリップの #新作ネタ をつけて下さい。
新作のネタバレを読みたくない人は ◆l1l6Ur354A をNGワード指定推奨。

またリクの際は、正確なタイトルとハード名を付記して下さい。
まずはまとめWiki↓で既に書かれていないか、既にリクエストされていないか調べてからリクしましょう。

ストーリーを教えてもらうスレ暫定Wiki
http://www8.atwiki.jp/storyteller/
携帯電話の場合でもこちらのURLから行けば表示は崩れますが見れます
http://www8.atwiki.jp/storyteller/pages/2.html

・すでにwikiに載っているストーリーでも、より詳しく知りたい場合はリクエストを受け付けています。

・スレに書き込まれたストーリーのまとめWikiへの収録作業や
まとめWiki中の未解決リストの更新作業は、スレ内の有志によって行われています。
手の空いた方がいらっしゃったらご協力をお願いします。
編集方法の説明はこちら。:http://www8.atwiki.jp/storyteller/pages/18.html

・作業を行ってくれた方は、「>>○○まで収録作業したよ」
「>>○○までのリクを未解決リストに反映したよ」などと
スレに書き込んでくれると、次に作業をする者にとって
どこから作業すればいいのかわかりやすくなるため助かります。

前スレ

ストーリーを教えてもらうスレ part70
http://echo.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1467994120/
0002ゲーム好き名無しさん垢版2017/02/23(木) 14:13:29.39ID:Injnpt8t0
ストーリーを読む・リクエストする方へのお願い。

・リクエストの際は、正確なタイトルとハード名を付記して下さい。
・まとめWikiで既に書かれていないか、既にリクエストされていないか調べてからリクしましょう。
・リク主は依頼したストーリーが書かれたら、書き手に感謝の意を伝えましょう。
・過度のクレクレはスルーや批判の対象になります。気をつけましょう。
・手の空いた方はwiki編集などでスレに貢献しましょう。

ストーリーを書いてくれる方へのお願い。

・外部サイトからの無断転載は禁止です。もし外部サイトの管理人の方から許可を得て転載する場合でも、
 許可を得たという事を証明し、さらにそのサイトからの転載であると言うことを明記してください。
・要望に出ているゲームのストーリーはどんどん書いて下さい。 
 要望に出ていないゲームでも書きたいと思ったら遠慮せずに書いて頂けると読み手が喜びます。
・すでにwikiに載っているストーリーの補足も書いて頂いて結構です。
・この板は一般板なので18禁のゲームのストーリーの要望、紹介はご遠慮下さい。
・名前欄に作品名を入れてもらえると、まとめやすくありがたいです。
・時間を置いて数回に分けて投稿する際には、最後に「続く」と御書き下さい。
 そうする事でストーリーの投稿の混交を防げます。
・発売して半年以内の新作について語る際は名前欄に
 タイトルと新作ネタバレ用の共有トリップの #新作ネタ をつけて下さい。
・これを書こう、と思われた際は「○○○○を書きたい」と意志表明し、予約していただけると、
 投稿の重複が防げて大変ありがたいです。
 また、書くのはよそう、と思われた時には面倒でも予約の取り消しを御願いします。
・勝手ながら、予約から1ヶ月以上経ったものは予約無効とさせて頂きます。
 同じく、最終投稿から3ヶ月経ったものも権利失効とさせて頂きます。
 都合により取り消しが出来ない場合の長期間にわたる放置を防ぐ為です。
0003ゲーム好き名無しさん垢版2017/02/23(木) 14:17:22.50ID:Injnpt8t0
関連スレ
(漫画サロン板)
ストーリーを教えてもらうスレ まとめ Wiki*
http://wikiwiki.jp/comic-story/

(ライトノベル板)
ライトノベル@2ch掲示板 ストーリーを教えてもらうスレ まとめWiki
http://www44.atwiki.jp/lightnovelstory

(エロゲネタ板)18才以上の方のみ!
エロゲのストーリーを教えてもらうスレまとめwiki Ver.2.0
http://wiki.livedoor.jp/esosmw658/

(女向けゲーム大人板) 18才以上の方のみ!
BL@【やるのが】ストーリーを教えてもらうスレ 3【面倒】
http://kilauea.bbspink.com/test/read.cgi/gagame/1285119403/l50
乙女@【一つ】ストーリーを教えてもらうスレ【よろしく】
http://kilauea.bbspink.com/test/read.cgi/gagame/1157949089/l50

[以下本スレdat落ち]
(ギャルゲー板)
ギャルゲーのストーリーを教えてもらうスレ まとめWiki
http://ponkotsu.r.ribbon.to/
(アニメサロン板)
ストーリーを教えてもらうスレ まとめ
http://cabin.jp/koizumi/story/
(女向ゲーム一般板)
ストーリーを教えてもらうスレin女向ゲ一般板
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/ggirl/1253686667/l50
0004ゲーム好き名無しさん垢版2017/02/23(木) 14:22:30.19ID:Injnpt8t0
ストーリーを教えてもらうスレ暫定Wiki - 未解決一覧
http://www8.atwiki.jp/storyteller/pages/14.html

(これまで、ここには未解決リストの内容すべてを転載することになっていましたが、
未解決リストの容量が大きくなってきたためかなりの連続投稿を要してしまいます。
2chの書き込みシステムに「忍法帖」が導入された関係もあり、連続投稿が難しいため
代わりに、上記のようにWikiの未解決リストページへのリンクを貼ることで
代用させていただきます。)


前スレの容量が一杯になって書き込めなくなるまでは、なるべく前スレを優先して使用してください。

テンプレ以上
0009ゲーム好き名無しさん垢版2017/03/10(金) 18:00:36.92ID:xc+wiveh0
未解決リストにFCのスーパーマリオブラザーズがあるけど
あれってマリオのwikiにあるような数行の話で終わるけどやった方がいいの?
それ以上の事は書くことないだろうし
0011かまいたちの夜輪廻彩声 ◆l1l6Ur354A 垢版2017/03/17(金) 00:15:07.91ID:gghpHUGb0
すみません、容量一杯になってしまったので最後の1レスをこちらに投下。
今日はここまでです。
次スレ誘導できずに申し訳ない。
0012かまいたちの夜輪廻彩声 ◆l1l6Ur354A 垢版2017/03/17(金) 00:15:35.65ID:gghpHUGb0
「いいじゃん、悪魔でも。
恋するってことはさ、世界にたった一人の人を、
誰にも渡さないで奪い取るってことだもん」

啓子はぽつりとそう呟いたが、恋心が引き寄せた「悪魔」がもたらしたのは、
想像以上の惨劇だった。

「悪魔」の力を借りた真理は、もし透が死んだときは確実な再会を果たしたいと願い、
透の魂を捕まえ連れてくるための策を講じた。
「シュプール」の地下室には、魂を捕える網の役目を果たすものとして、
魔法陣じみた模様が描かれた。
しかし、真理の深い執念によって張り巡らされたその網は、
透と魂の波長が近い死者を手当たり次第に捕え始めたのだ。

それを聞かされた「透」は、「シュプール」とは全く関係のない場所で
事故に遭った自分が、なぜここにやってきたかを理解した。

小林曰く、今の「透」は人型の器、いわば肉人形の頭の部分に
魂が押し込められている状態なのだという。
だから、魂を閉じ込めている器の頭部を破壊してしまえば、
囚われた魂は解放され、本来の成仏への道に戻ることができる。
だが、それは人違いで囚われた哀れな死者の魂に、
再び死の苦痛を味わわせなければならないということでもあった。
「シュプール」の人々は、邪悪な力に頼る真理を黙認したことを後悔し、
なんとか彼女を止めようとした。
しかし、網に掛かった魂が本物の透かどうかを幾度も試し、
そのたびに失望し心を擦り減らしていた真理は、
もはや説得に耳を貸せる状態ではなくなっていたのだ。
だから彼らは、悩んだ末に真理を欺き、「透」に力を貸した。

「俺たちには、多分もう時間がない。
今回のチャンスを、逃すわけにはいかないんだ」

俊夫のその言葉に違和感を覚えた「透」は、質問してみた。
「未練を断てるまで、無制限の時間が与えられているわけではないのですか?」と。


その頃、仮眠を取るからと部屋に戻った真理は、シャワーを浴びていた。
湯気の中に浮かぶ裸体……しかし、その白い肌には、足から胸の下にかけ、
明らかに人の手形と分かる不気味な赤黒い痣が、いくつも浮かび上がっていた……。
0014ゲーム好き名無しさん垢版2017/03/19(日) 20:16:50.88ID:hJC/zKCD0
ウィザードリィ8のお話しをお願いします。出てるのがPCだけだと思いますが、6,7と読み進んできて8だけが見当たりません、マニアックなゲームではありますが宜しくお願いします
0015ゲーム好き名無しさん垢版2017/03/19(日) 22:45:51.79ID:cVat9m5/0
かまいたちの夜輪廻彩声(辺獄の真理編)がまだ途中だよ
もう少し待ってやってくれ
0017ゲーム好き名無しさん垢版2017/03/20(月) 19:00:49.26ID:9fE53sLJ0
この後主人公が生き返って色々するはずだからまだ続くね>かまいたちの夜輪廻彩声
0019ゲーム好き名無しさん垢版2017/03/21(火) 17:58:46.81ID:GdJy66B80
これ書き手がこのまま帰ってこないようなら勝手に引き継いじゃっていいのかな?
0022かまいたちの夜輪廻彩声 ◆l1l6Ur354A 垢版2017/03/21(火) 23:02:40.11ID:GdJy66B80
どうにもならなそうだし勝手に引き継ぎます
かまいたちの夜輪廻彩声:辺獄の真理編>>12から続き


談話室でも「透」が俊夫の体に浮かぶ無数の手形を見ていた。未練を絶てず成仏し損ねた地獄の亡者達が呼んでいるのだと香山は言う。
自分達が成仏する最後のチャンスだからと、皆から透を演じ切ることを懇願される「透」。しかし「透」の関心は別のところにあった。
真理との出会いに偶然を越えた、宿命じみたものを感じていたのだ。

彼女が行った邪法は透への執着が引き起こしたものだが、決して透を殺すものではなかった。だからこそ僕たちは出会った。
僕もここの真理も現世に恋人を残して悲しませた者同士で、また同じように恋人の幸せを願っている。
僕がここにいるのは透の想いを代わりに遂げるのに適任だと、運命に選ばれたからではないだろうか?

そこまで思い至った「透」はおもむろに立ち上がると口を開く……この世界に来て初めて自分の意思で。
「彼女を、騙すのは、もう止めます」
「透」は同情心で透の振りをするのをやめ、"本当の透になって"真理を救うことを誓った。
「透」にとって自分と境遇を同じくする真理を救うことは、恋人に先立つ者としての贖罪であり、彼自身にとっての救いでもあったからだ。
談話室の皆は彼の話を完全には理解していないようだったが、彼は気に留めず二階を見上げた。真理にさえこの思いが通じればそれでよかった。

真理は階上で隠れて「透」の決意を聞いていた。
彼女は最初から彼が本物でないことに気づきながらも、自分のわがままに付き合わせたシュプールの皆に報いるために、わざと騙されて未練を絶てた振りをしようと思っていた。
だが、彼がもたらしたものは妥協の満足どころではなかった。記憶を取り戻してなお自分を憐れみ恋人役を貫こうとしてくれる「透」の献身は、今や彼女の内に未知の感情を呼び起こしていた。
それは真の恋心。生前はついぞ透と共有することができなかったものを彼女は今やっと理解できたのであった。
0023かまいたちの夜輪廻彩声 ◆l1l6Ur354A 垢版2017/03/21(火) 23:07:14.92ID:GdJy66B80
真理は「透」の決意に応えるため、何も聞かなかった振りをして一度部屋に戻ろうとするが、折しも階下からざわめきが聞こえてくる。仮の肉体が時間切れを迎え塵になりかけていたのだ。
我を忘れて「透」に縋りつく真理。この世界での最期を悟った「透」は死力を振り絞り透として真理への想いを語り続けた。
やがて、完全な塵の山と化した「透」の残骸を前に、真理は涙ながらに透との一日に満足したことを宣言する。
その途端世界は光の粒となって分解し、シュプールの面々は真理一人を残して次々に成仏していった。
真理は自分に恋心を教えてくれた「透」、過去にこの世界を訪れた何人もの『透』、そして自分の本来の恋人であるはずだった透にそれぞれ感謝と謝罪の言葉を一人ごちながら、地獄へ引き摺り込まれていった。

一方「透」、すなわち国立透は恋人西川真理の呼び掛けで意識を取り戻していた。愛の奇跡が彼を死の淵から蘇らせたのだ。
数ヶ月後、回復した「透」はシュプールの真理の言葉と想いを伝えるため執念深く透を捜し求め、彼の実家にたどり着いた。
そこで「透」は透の両親である初老の夫婦から「真理のところへ行ってきます。  ━━透」とだけ書かれた手紙を見せられる。
「彼女と一緒にいられるなら、透も幸せだろうね」
老夫婦は呟くが、「透」は二人があの世でも再会できなかったことも彼女が今地獄にいることも知っている。無力感に包まれた彼は全てを忘れることにして、蝉しぐれを背に一人帰りのバスに乗るのだった。
エンドマーク(終)が出て一旦画面暗転


場面は変わってペンションの一室らしき場所。『私』は見知らぬ男に起こされ、彼に導かれるまま誰もいない食堂に向かう。
「ドリンクバーから僕に飲ませたいと思った飲み物を持ってきて」
彼は促すが、『私』はドリンクバーを無視し脇のデカンタから牛乳を注いで戻る。そればかりか、
「透は少し頼りないんだから、ちょっとは骨太になってもらわないと」
初対面の"透"に自然と軽口を叩いていた。
テーブルの向かいで微笑む透の頬に一筋の涙が光る。
「おかえり、真理……」
スタッフロールが流れ完エンド

エンディング名は「辺獄の真理」
0024ゲーム好き名無しさん垢版2017/03/21(火) 23:11:24.34ID:GdJy66B80
かまいたちの夜輪廻彩声:辺獄の真理編
以上で正真正銘終了です

ちなみに他のシナリオはファンブックに載ってた小説(A Novel)以外リメイク前のかまいたちの夜と一緒です
0026かまいたちの夜輪廻彩声 ◆l1l6Ur354A 垢版2017/03/21(火) 23:54:19.97ID:ikEkEV+X0
「透」は、シャツを捲り上げた俊夫の上半身にいくつも浮かんだ、
手形のような赤い痣を見て絶句した。
彼によれば、ここにいる全員が似たような状態なのだという。
恐らくは、未練を捨て切れずに冷たい三途の川の底へ沈んでしまった……
いわば地獄へ落ちた亡者たちが、いつまでもこの世とあの世の「境界」に
留まり続ける真理たちを引き摺り込もうとしているのだ。

透と波長の似た魂は、そう頻繁に捕まるものではない。
今回の機会を逃せば、全員揃って成仏の道から外れ、
川底に引き摺り込まれてしまうだろう。
特に根が小心者の香山などは、真理への憐れみより
現状からの解放を求める思いの方が強いようだ。
他の面々にしても、「流石に道連れはごめんや、力を貸してくれ」と
拝み倒す香山を、止めようとはしない。
なんにせよ、真理の未練を断たなければ誰一人救われないことは確かだからだ。
0027かまいたちの夜輪廻彩声 ◆l1l6Ur354A 垢版2017/03/22(水) 00:15:42.71ID:k512cdAA0
「透」は真理が居る2階を見上げた。
彼女の身体にも、タイムリミットを告げる手形が
浮かび上がっているはずだ。
「彼女にとっても、僕との時間が成仏するための
最後のチャンスなんですね」
その「透」の言葉に、可奈子と亜希は首を横に振った。
「……どうかしら」
「『悪魔』と契約したのよ。未練を絶てても、
彼女は成仏できないかもしれないわ」

全ての真実を知った「透」から、
記憶がないことをいいことに利用された憤りは消えていた。
ただ、報われないと思った。
真理のわがままに付き合わされ、
地獄に落ちる寸前まで追い込まれた彼らも、
死に別れた恋人との一日の再会のために
「悪魔」に魂を売り、成仏の道から外れた真理も。

「今日が終われば、この世界は終わるということですか?」

その「透」の問いを、小林は肯定した。
この「シュプール」が役目を終えれば、
どんな結果になろうとも「透」の魂は解放される。
「透」に未練がないのならばそのまま成仏できるだろうし、
もし未練があるのならそれを断つのに相応しい
新たな場所が用意されるだろうという俊夫の言葉に、
「透」は「たった今、未練ができました」と答え、そして続けた。
0028かまいたちの夜輪廻彩声 ◆l1l6Ur354A 垢版2017/03/22(水) 00:35:45.16ID:k512cdAA0
「決めました。……彼女を騙すのは、もうやめます」
驚愕する他の面々の前で、「透」は言い切った。
「透君のふりをするんじゃなくて……僕が、本当の透君になるんです。
真理は、僕が救います」

事故を起こす前……夜は冷え込むから早く帰るようにという
「真理」の忠刻を、「透」は聞かなかった。
そうして彼女を残してきてしまったことが、「透」の一番の未練だ。
「透」には、真理の気持ちが、未練が理解できた。

「シュプール」で起きた全てを知った「透」は、
「真理」に会い謝りたいという想いはあれど、
彼女をここへ呼び寄せようとは思わない。
「悪魔」に魂を売った真理だって、
あくまで望みはいつか透が死んだときに再会することで、
彼の命を奪い無理矢理再会を果たそうとは望まなかったのだ。

「皆さんにとっては、僕がここに来たことは偶然でしょう。
……でも、僕にとっては違う」

必然だ、と思った。
同じ未練を持った自分と真理が、この場所で出会った。
きっとそれは、大切な人を置き去りにした
自分と真理に与えられた機会であり、試練なのだ

「僕は、僕の『真理』を哀しませました。
その埋め合わせにはならないけれど、
代わりにもう一人の哀しむ真理を救う機会を与えられた。
……彼女への同情心からだけじゃない。
僕自身の贖罪のためにも、彼女を救います。」

「透」は、強い決意を言葉に乗せた。
その想いを他の人々がどこまで理解してくれたかは分からなかったが、
「透」は分かってもらえなくてもいいと思った。
これは、自分と真理の問題なのだから。
0029かまいたちの夜輪廻彩声 ◆l1l6Ur354A 垢版2017/03/22(水) 00:49:47.17ID:k512cdAA0
2階から談話室を覗く人影に、誰も気付かなかった。
その小さな人影は、身支度を整え終わった真理だった。
1階に降りようとして「透」たちの会話に気付いた真理は、
ずっと隠れて会話を聞いていたのだ。

本当は、気付いていた。
彼が本物の透ではないことも、
これが最後のチャンスになるかもしれないことも。
他の面々が、こっそり力を貸して誤魔化そうと計画していたことも。
けれど、真理は気付かないふりをしていた。
自分のわがままに付き合わせてしまった申し訳なさが、
真理にタイムリミットを受け入れさせたのだ。
だから、どんな『透』がきても、今日一日を素直に楽しみ、
未練を断てたことにしようと決めていた。

そうしてやってきた「透」は、
わがままを捨て切れない自分にはもったいないくらいの、
本当に優しい好青年だった。
「透」との時間は、真理に「素直に恋をする楽しさ」を
教えてくれた。
けれどそこには、記憶喪失の彼を利用しているという、罪悪感もあった。
なのに……
「透」は、本当の記憶が戻っても手を差し伸べようとしてくれている。
それどころか、騙すのではなく本当の透になるとまで。
0030かまいたちの夜輪廻彩声 ◆l1l6Ur354A 垢版2017/03/22(水) 01:01:35.02ID:k512cdAA0
真理は、涙を零していた。
本当の恋はこういう思いを言うのだと思った。
そして、本物の透とこの想いを共有できなかった愚かしさにも、
涙が止まらなかった。

階下では、話を終えた「透」が
「皆さん普段通りに戻ってください」と促している。
それを見た真理は、一度部屋に戻って化粧を直そうと思った。
このまま顔を出せば、泣いていたことがすぐに分かってしまうだろうから。
そうして真理が踵を返したとき、階下から悲鳴にも似たざわめきが巻き起こった。
0035かまいたちの夜輪廻彩声 ◆l1l6Ur354A 垢版2017/03/23(木) 00:17:53.42ID:UirXhNEO0
「透」は、突如起こった身体の異変に混乱していた。
全身が痺れ、言うことを聞かない。
慌てて階下へ降りた真理が、床に崩れ落ちた「透」の傍らに駆け寄ってきた。
頭が割れるように痛む。遠くから、何か電子音のような音が聞こえる。
「透」は自分の身体が、「悪魔」が用意した仮初の肉体が、
崩れかけているのだと気付いた。
「まさか、もうタイムリミットだというのか…!?」
小林が、蒼褪めた顔で呟く。
確かに、それが一番納得のいく答えだ。だが、余りにも理不尽ではないか。
「透」は、真理から救いの手を奪い去ろうとする運命に憤りを感じながら、
それでも最後の力を振り絞って、真理に語り掛けた。

「真理……君に……会えて、良かった……」

「透」の身体が、塵になって崩れ落ちる。
その残骸を抱えて泣き続ける真理を、誰もが見守るしかなかった。
0036かまいたちの夜輪廻彩声 ◆l1l6Ur354A 垢版2017/03/23(木) 00:19:10.41ID:UirXhNEO0
しばらくの間、その場に座り込んでいた真理は、
やがてゆっくりと立ち上がった。
みんなのために、「透」のために、
どうしても言わなければいけないことがある。

「みんな……今までありがとう
……私は、透との恋に、満足したわ。
……未練を……絶てた」

堪え切れない涙を零しながらも、真理は己の未練を断ち切ったことを、
はっきりと宣言する。
そしてその瞬間、ぐらりと世界が揺らいだ。
全員が未練を絶ったことで、「シュプール」を模したこの世界は
その役目を終えたのだ。
「シュプール」の建物が、光の粒となって徐々に崩れていく。
消え去った天井のその向こうに、温かな光に満ちた空が見えた。

「シュプール」で命を落とした人々の魂が、光の粒となって空へ昇っていく。
だが、真理の足元には無数の黒い影が、あの手形の主である亡者たちの腕が、
絡み付いていた。

「先に行ってるよ、すぐおいで」

今日子と寄り添い、他の人々が天へ昇っていくのを見届けた小林は、
真理を奈落に引き摺り込もうとするその腕に気付きながらも、そう告げた。

「うん……すぐ、行くね」

小林と今日子の魂も、光の粒となって昇っていく。
その様子を、真理はじっと見つめていた。
0037かまいたちの夜輪廻彩声 ◆l1l6Ur354A 垢版2017/03/23(木) 00:20:35.19ID:UirXhNEO0
真理の魂は、あの空の向こうの安らかな場所には辿り着けない。
暗く冷たい三途の川底の世界へ、沈むだけだ。
「シュプール」の床だったはずの足元は、
いつの間にか漆黒の沼と化していた。
自分を引き摺り込もうとする腕が増えていくのを感じながら、
真理は遠い空を見上げ、謝罪と感謝の言葉を口にした。

自分のわがままのせいで理不尽な苦痛を強いられた『透』たちに。
最後まで自分を救おうとしてくれた「透」に。
そして、こんな自分を好きになってくれた透に。

あなたみたいな素敵な人を好きになって、
全然相応しい女じゃなくて、こめんなさい。
地獄行きの私に輪廻転生が許されていればの話だけど……
生まれ変わったら、今度は私があなたを探しに行く。
他の人には見向きもしないで、必ず見つけ出すから。
それを生きている内に伝えられなくて、ごめんね……。

その懺悔の言葉が終わると同時に、冷たく暗い漆黒の沼が、
真理を呑み込んだ。
0041かまいたちの夜輪廻彩声 ◆l1l6Ur354A 垢版2017/03/24(金) 03:31:03.19ID:HOUeud+p0
「透! 透! 返事をして!」
その声に導かれるように、
彼は……「透」は、目を覚ました。
「元気になったら、透が好きだって言ってた
髪の毛伸ばしてあげるから、だから生きて」
「透」の恋人である「真理」が、髪の短い「真理」が、
顔をくしゃくしゃにして「透」を見つめていた。


あとで聞いた話では、事故に遭って瀕死の状態で病院に運ばれた
「透」が意識を取り戻すまで、一時間程度の出来事だったという。
その一時間の間迷い込んでいた、不思議な世界での半日を、
「透」は鮮明に覚えていた。
0042かまいたちの夜輪廻彩声 ◆l1l6Ur354A 垢版2017/03/24(金) 03:31:47.47ID:HOUeud+p0
数か月、夏。
医師が8割方助からないと見なすほどの重傷だった「透」は、
奇跡的な回復を遂げていた。
事故の際にアスファルトに擦って削れた背中には大きな傷跡が残り、
消すには皮膚移植が必要な状態だったが、傷が消えれば「シュプール」での記憶が薄れてしまうような気がして、
「透」は「真理」からの皮膚移植の勧めを曖昧にかわしていた。

退院した「透」は、「シュプール」の真理の想いと後悔を透に届けたいと思い、
「シュプール」について調べた。
かなり昔にボイラーの爆発事故を起こし、宿泊客一人を除いて全員が死亡した悲劇の宿。
当時の記事から関係者を辿った「透」は、
ようやく「シュプール」の事故を生き残った透の実家の連絡先を突き止め、
訪問の許可を得ることに成功した。

セミの鳴き声が響く長閑な町に、透の実家はあった。
初老となった透の両親に迎えられた「透」は、そこで思わぬ言葉を聞く。
0043かまいたちの夜輪廻彩声 ◆l1l6Ur354A 垢版2017/03/24(金) 03:33:12.51ID:HOUeud+p0
「失踪……ですか……」

真理の一周忌が終わった直後に、透は一通の手紙を残して姿を消したのだという。
彼の手紙を読ませてもらった「透」は、
たった一言だけ記された置手紙の、その文面で全てを察した。

「真理のところへ行ってきます」

透の両親は、大好きな彼女と一緒にいられるなら、透も幸せだろうねと呟く。
透の行方を察し、既に心の整理を付けているその様子を見て、
「透」は何も言えなかった。

真理があれほど再会を渇望した透は、とうの昔に真理の後を追っていた。
ところが、どんな運命の悪戯か、
真理たちが「境界」に留まれるタイムリミットが迫っても
透は真理の元へ辿り着けず……。

残酷な事実を知った「透」には、もはや祈ることしかできない。
真理が、透との残酷な擦れ違いに気付くことがないように。
そして、自分と過ごした短い時間が、少しでも救いになることを。


帰りのバス停で、「透」は夏の空に浮かぶ入道雲をぼんやりと眺めていた。

真理……君が透への偽りない恋心を忘れない限り、透は君の心の中にいる。
そのことが、君の救いになると信じたい。
そこが吹雪に閉ざされたペンションでも、例え奈落の底だとしても、
愛し合う二人が一緒なら、二人きりの楽園になるのだから……。

遠くから、帰りのバスがやってくる。
「シュプール」での不思議な体験の記憶が、
アスファルトの上で揺らぐ蜃気楼のように薄れていくのを感じながら、
「透」は掌の上で寄り添う二枚の百円玉を、握り締めた。
0044かまいたちの夜輪廻彩声 ◆l1l6Ur354A 垢版2017/03/24(金) 03:37:08.24ID:HOUeud+p0
[ここで一旦、「終」の表示]

朝、真理は「シュプール」の客室でぼんやりと目覚めた。
起こしに来た透の声で起き上がった真理は、
自分が記憶を失っていることに気付く。
透に連れられ1階に降りた真理は、他に誰もいない食堂で、
透からドリンクバーの飲み物を取ってくるように頼まれる。

用意されたジュースやコーヒー、紅茶を前に悩む真理だが、
ふと試すような目で自分を見ている透に苛立ちを感じ、
用意された飲み物を無視して隅にあった牛乳をグラスに注ぎ、彼に突き付けた。

「ジュースでも持ってきてもらえると思った?
透は頼りないんだから、牛乳でも飲んでもう少し骨太になってくれないと」

自分でも驚くほど自然に出てきたつっけんどんな言葉に首を傾げる真理だが、
その様子を見た透は、瞳に光るものを浮かべながら微笑んだ。

「おかえり……真理」

[辺獄の真理編:完]
0045かまいたちの夜輪廻彩声 ◆l1l6Ur354A 垢版2017/03/24(金) 03:55:19.81ID:HOUeud+p0
お待たせしました、辺獄の真理編以上で完結です。

ちなみに補足兼小ネタとしては
・一応、文章中では
 透→「シュプール」に滞在していた透(=『2』以降の「矢島透」)
 「透」→国立透
 『透』→透と間違えられたその他の皆さん
 と言う風に書き分けています
 (2か所ほど間違えている部分があったので纏めの際に修正したいと思いますが)
・「辺獄の真理」という題名、実は盛大なネタバレ
 (辺獄=天国にも地獄にも行けない人が死後に留まる場所)。
・首を刺した俊夫の血が綺麗に消えたのに、地下室に血だまりがあったり
 序盤で小林が「テーブルクロスに染みができちゃうよ」とぼやくのは、
 魂だけの存在である他の面々と違って『透』たちには
 仮の肉体があるから。
・「透」が聞いた電子音は恐らく病院の医療機器の音。
・俊夫がポケットから取り出した折り畳みナイフは
 本編ミステリー編のビターエンドでちょこっと登場したアレ。

こんな感じです。
あと、「なく頃に」シリーズをプレイしている人は
「未知の手段X」や透の実感近辺の風景などににやりとできるかも。

それでは、お付き合いいただきありがとうございました。
0046かまいたちの夜輪廻彩声 ◆l1l6Ur354A 垢版2017/03/24(金) 04:34:33.46ID:HOUeud+p0
ちょっと説明不足かなという部分があったので追記。
透について「=『2』以降の「矢島透」」と書きましたが、
正確に言うと『1』の透は『2』の透をベースにしたゲームキャラという設定だ(ということになった)から別人ですね、
ややこしい書き方してすいませんでした。

それと結末の解釈についてですが、個人的にはラスト付近の「透」のモノローグと
エンディング表示の「完(=グッドエンド)」から、

・真理の一年後に死んだ透も真理同様に「悪魔」と契約しており、
 一足先にタイムリミット間近を迎えた真理が諦めたことで
 透の張った網に真理の魂が引っかかるようになり再会できた
 (二人揃って地獄行きだけど、
 「奈落の底でも、愛し合う二人が一緒なら二人きりの楽園」)。
・真理はやはり本物の透と再会できてはおらず、
 ラストは地獄に落ちた真理の幸せな夢
 (真理は一人ぼっちだけど、「心の中に透はいる」)

このどちらかなのかなと思います。
明言はされていないので、
「ラストの真理は本物の真理じゃなくて『真理』
(偶然本物の真理と合致する言動を取る魂が透の網に引っかかっただけ)」
というとことん救いのない解釈もありっちゃありですが。

長々と失礼しましたが、これで今度こそ終了です。
ありがとうございました。
0047ゲーム好き名無しさん垢版2017/03/24(金) 07:17:44.55ID:ERCv28Bm0
連日連夜ありがとうございました。お疲れ様でした、ゆっくり休んでください
0048ゲーム好き名無しさん垢版2017/03/24(金) 13:58:18.70ID:mOdpSd3j0
乙乙

sandboxの表をもう一覧に正式に反映させてもいいかな?
ちょっと変えるつもりだけど
0049AKIBA'S TRIP2垢版2017/03/26(日) 20:09:28.91ID:gIftAUaj0
■AKIBA'S TRIP2
2013年発売のアクションアドベンチャー。PS3とPSVitaで発売。PS4やPCも後に発売。
新しい設定で前作と直接的な繋がりはない。アニメとも直接的な繋がりはない。
途中に選択肢があり、その選択によりヒロインルートが決まる。


夏休み、舞台は秋葉原。主人公のナナシ(変更可能)は高校生男子で生粋のオタク。
限定フィギュアが貰えると聞き、ナナシはアルバイトに応募。面接会場へと行く。
ナナシが気が付けばどこぞの地下室で、寝台に四肢を拘束されていた。
側にはガスマスクの男達と、そのリーダーと思われる男の天羽禅夜(あもう ぜんや)が立っていた。
禅夜が説明するにはフィギュアの話は嘘で、ナナシは捕まえられ魔骸物(マガイモノ)と呼ばれる怪物に作り変えられた。

魔骸物とは人工吸血鬼のような物。
優れた身体能力を持ち、他人の生命エネルギーを奪う事ができる。奪われた方はその前後の記憶を失う。
代わりに太陽の光を浴び過ぎると大ヤケドを負い、ただの人間に戻る。
かつては欲望にまみれた人間が変化する妖怪のような存在だが、禅夜は人工的に作り出せる。
禅夜はそうやって作り出した魔骸物を作って操り、生命エネルギーを集めていた。

ナナシに命令を聞くように言う禅夜だが、断るナナシ。(最後まで選択肢でフィギュアを求め続けると助けがこず、処分。)
そのまま処分されそうになった所、白いワンピースの少女が飛び込んできて、助けてくれる。
禅夜達と格闘するナナシと少女。途中、禅夜が少女に一撃を加えようとするのをナナシは背中で庇った。
少女が禅夜を撃退し二人は逃げだす。

逃げ切り、夜の秋森神社にたどり着いた二人。しかしナナシは禅夜の一撃で瀕死の重傷を負っており、倒れる。
このままでは死んでしまうナナシ。これしかないと少女は唇を切り、口移しで血を飲ませた。すると回復するナナシ。
少女の名前は刻風雫(ときかぜ しずく)。魔骸物を退治しに秋葉原にやってきたと自己紹介する。

とりあえず朝まで待ってから、ナナシは自分が所属する秋葉原自警団のモグラへと向かった。
途中の駅前で魔骸物の男性二人に襲われる、ナナシと雫は禅夜のいる組織によって賞金がかけられていた。
雫に言われるまま殴り倒し服を脱がせた、すると魔骸物を倒せる。自身の力量に驚くナナシ。

地下にあるゲームバー「モグラ」。ここには主人公と同じオタク達が集まり秋葉原の自警団をやっていた。
三日も行方不明だったナナシは雫の事を含め事情を説明、メンバーも雫に自己紹介した。
バー「モグラ」のマスターで、ナナシにミッション等を伝える初老の男性、杉山喜八(すぎやま きはち)。
ナナシの二歳年上の幼なじみのスポーツ少女、鷺坂登子(さぎさか とおこ)。周りからトーコと呼ばれている。
いつもメイド服を着てバーで働いているフィンランド人の少女カティ・ライコネン。(攻略ヒロインではない)。
ナナシの妹でナナシをにぃにと呼び、コスプレ裁縫が趣味でナナシの武具を強化してくれる、引きこもりのナナ。
双子の兄の浪人生でオタクの立花戒斗(たちばな かいと)。双子の弟で大学生の立花悠斗(たちばな ゆうと)。

ナナシは心配され叱られて、そしてこれからについて皆で考える。
秋葉原でオタクが魔骸物に改造され、他のオタクを襲う事件。実際、原因不明の昏睡事件が多発していた。
警察に言っても魔骸物に襲われた人は記憶を失うため、誰も覚えていない。しかも魔骸物の見た目は一般人と変わらない。
何より当事者のナナシが解剖でもされるかもしれない。また後で調べたがナナシが捕らえられた場所はもぬけの空だった。
ただナナシは他の魔骸者と違い、人を襲ったりはしないと雫が答える。
とりあえず魔骸物の被害を減らし、禅夜のいた組織の情報を集める事にした。
今までネットカフェを寝泊まりしていた雫を、バーの空いている部屋に止める事になる。
格闘技を知らないナナシ。マスターから格闘技場を教えてもらい、そこに行って戦い方を教わる。
0050AKIBA'S TRIP2垢版2017/03/26(日) 20:12:08.71ID:gIftAUaj0
魔骸物を見つけては雫と共に倒すナナシ。
途中、スーツ姿のエージェントの男女に囲まれて襲われる。雫と共に撃退。
魔骸物ではないので服を脱がされても、そのまま逃げていくだけのいエージェント達。
全て倒すと拍手をしながら、胸元の開いたスーツを着た女性、霞会志遠(かすがい しおん)が姿を見せた。
彼女は若くして大師本製薬会社という大手の美人社長。研究家でもあり秋葉原の騒動を聞きつけ、自ら見に来た。
そして秋葉原中で格闘している怪しげな男女、ナナシと雫を知り、エージェント達をけしかけたのである。
志遠の問いにうっかり口を滑らせ魔骸物の情報を口にするナナシ、それ以上は黙る。
すると志遠は無理に聞き出そうとせず、また後でと言って去って行った。

モグラに戻ると志遠がいた。そしてナナシの写真を撮りスマホを見せる。
志遠が開発したアプリで、特殊な電磁波を察知し魔骸物を見つける事ができるカメラだと言う。
今までは雫の勘で見つけていたが、これでメンバーも探す事ができる。
話し合ったうえで、協力者として志遠を迎える事となった。志遠は立ち去る。

Rinというアイドルがゲリラライブをやるとネットで告知される。Rinは秋葉原の路上ライブから始まったアイドル。
Rinの大ファンであるトーコが一緒に見に行こうと誘う。しかし雫はなぜか拒否する。
街角に行くとすでにたくさんのファンがRinの周りに集まっていた。
まだ歌は始まっていないので、試しに魔骸物を見つけるアプリを客に試してみようとトーコに言われ使う。
すると結構な人数の魔骸物がいた。トーコはさっそく攻撃を開始。
Rinが歌う中、路上で魔骸物達の集団を倒す。騒ぎとなり、Rinの歌はすぐに終わってしまった。
立ち去る時に、Rinはナナシに視線を送った。

トーコと別れ、ナナシは買い物途中のカティと合流する。
帰る途中にコスプレであろうでかい剣を背負った渋めの男性が立っており、気になって話しかける。
男はこの街の他にはない活気が気になっていた。自分でいられる街、世界も注目ですとカティ。
男性はこの街に好印象を持っていた。そのまま立ち去り、ナナシ達もモグラに戻る。

その後も魔骸物退治を続けるナナシ達。しかしニュースでは魔骸物によると思われる被害が増える一方。
モグラで皆に伝える方法はないかと考えた時に、Rinに頼んでみようかとトーコが言う。
するとそれを雫が拒否し、立ち去る。ナナシは追いかける。
裏通りで雫を見つけたナナシ。そこに禅夜が登場。
他者を見下すような発言を繰り返す禅夜に、ナナシと雫は立ち向かうが返り討ちに会う。
止めを刺されようとした時に、禅夜を後ろから誰かがギターで攻撃した。
攻撃したのはRinであった。Rinのファンであった禅夜は驚いて逃げ出した。
そのまま立ち去ろうとしたRinに話しかける雫、しかしRinは冷たく雫に帰るように言い立ち去る。
関係をナナシは尋ねるが、Rinは答えなかった。

禅夜に敗北したナナシ。モグラに戻り次に戦う時はどうすればいいのかと皆で考える。
雫の案では、ナナシはまだ力を完全に出し切れていないので、その特訓をする。
トーコの案はとにかく体を鍛える。志遠の案はナナシの体を調べてみる。
どれを選んでも案を出した人と闘技場で戦い、その後ユニゾンストリップというコンビ技を覚える。
0051AKIBA'S TRIP2垢版2017/03/26(日) 20:13:54.38ID:gIftAUaj0
モグラのメンバーで秋葉原をバラバラに巡回する事になる。
志遠も混ざろうとするが、会社専務の坂口興馬(さかぐち こうま)が迎えに来て、別れる事になる。
別れる際に、Rinが大師本製薬のマスコットキャラクターとして働いていることを志遠から聞ける。
秋葉原を回り、魔骸者達と何度か戦う。最後に電気街口広場の敵を倒うが、それはナナシ達をおびき出すための囮だった。
禅夜が現れ、雫とナナシが戦闘になる。追いつめるが反撃の一撃でナナシは殴り倒され、雫も倒される。
勝利を確信した禅夜だが、ナナシは立ち上がる。驚く禅夜にナナシは夜咬(ヤガミ)の眷属だと雫は答えた。
夜咬との言葉に「あの方と同じ」と驚く禅夜は、ダメージもありそのまま逃げ去って行った。

モグラに戻り撃退を報告。しばらくは被害が減るだろうと安心するメンバー。
雫がナナシに二人きりで話したいと言い、秋森神社へと行く。
二人きりになると雫は話し始める。
雫は夜咬の一族。人間ではない妖怪のような存在であり、太陽の光に隠れ山奥で暮らしていた。
人間が成る魔骸物と夜咬は性質が似ており、魔骸物が事件を起こせば夜咬が疑われた。
そのため、疑いを晴らす為に夜咬は魔骸物が暴れればそれを退治しに行った。それは一族の掟のようなもの。
ナナシは魔骸物ではなく、雫に口移しで血を飲まされる事によって夜咬の眷属にされた。
もう夜咬と化したナナシは人間には戻れない、太陽に裸体をさらせば灰になり、年を取る事もない。
だがそれ以外にナナシを生かす手段もあの時は無かった。
他にもRinの事や敵にいるだろう夜咬の事、それらもいつか話すと雫は告げた。

モグラに戻り、ナナシが完全に人間でなくなった事をナナシと雫がメンバーに伝える。
ナナがにぃにが人でなしになったと悲しむが、その後メールでにぃにはにぃにと伝えるナナ。
他のメンバーもナナシの様子が変わらないので、特に気にはしない。
するとトーコがナナシを秋葉原公園へと連れていく。

二人きりになったナナシとトーコ。トーコは幼馴染である事には変わらないとナナシを元気付けた。
そうして歩いているトーコにRinがぶつかってくる。どうやらRinは逃げ回っているようだ。
大師本製薬のエージェントの集団が現れる。ナナシとトーコもRinの仲間だと決めつけて攻撃してくる。
訳が分からないトーコだが、巻き込まれる形で戦闘、大量のエージェント達を三人で撃退した。
とりあえず助かった三人。冷たい態度をとるRinだが、小声でお礼を言うツンデレをする。
そしてRinはこれ以上は魔骸物に関わるなと言い、そして志遠を信用するなと告げて立ち去った。

モグラに戻ったナナシとトーコはメンバーに事情を話す。
そこに志遠が現れたので、カティが組織と関係があるかと直球で聞く。志遠はそんな人に見えないとカティが言う。
すると志遠が言うには会社の一部が裏で関係を持っていたらしく、さらにその集団は志遠を失脚させようとしていた。
魔骸物の調査もその集団を調べるためでもあり、会社の使途不明金からの資金援助もしていたようだと答える。
会社を辞める事には未練がないが、調査をしておくと志遠は立ち去った。

その後、もうすぐコスプレフェスタという事で、カティが雫とトーコをコスプレに誘う。
コスチューム内容はアニメの秋葉魔法少女ストリプリズム。それの主人公である少女三人。
見た事ないからと断る雫とトーコだが、ナナがアニメ全巻を持ってくる。
そして長時間に及ぶ全話ぶっとおし視聴をナナシ、ナナ、カティ、トーコ、雫で行う。
ずっとアニメを見ていたのでふらふらになるトーコ。ストーリーに感動し涙を流す雫。
三人のコスプレ衣装の作成にかかるナナとカティ。その間、主人公は喜八にお使いを頼まれる。
0052AKIBA'S TRIP2垢版2017/03/26(日) 20:15:13.03ID:gIftAUaj0
途中で絡まれた魔骸者達を倒し、お使いを終えてモグラに戻る。喜八とナナ以外はコスプレ会場に向かったようだ。
ナナシが向かうと、路上のコスプレ会場ではたくさんのコスプレ衣装をした人々がいた。
その中に雫、トーコ、カティが三人の魔法少女のわりと露出度の高いコスプレをしていた。
黒歴史確定と恥ずかしがるトーコ、堂々とするカティ、役になりきる雫。
その会場で魔骸者の集団を発見し、秋葉の平和を乱すものは許さないと雫が立ち向かう。
ナナシと三人の魔法少女で魔骸者を撃退。それがパフォーマンスだと周囲に思われ、コスプレ大賞に選ばれる。

とりあえずバーに集まったモグラメンバー。いまだに敵組織に関する進展は見られない。
いつも通り巡回に行く。ナナシが戒斗と一緒に見回りすると、大師本製薬のエージェントに囲まれる。
Rinの居場所を吐けと攻撃してくるエージェント達を返り討ちにし、とりあえずモグラに戻る。
ナナシがモグラに戻るとメールで呼び出し、一人で秋森神社に行くとそこにRinがいた。
Rinは大師本製薬が組織と繋がりがある事、組織はナナシを明確なターゲットにしている事を伝える。
そして雫と手を切り、自分と手を組むように言った。
戻ってこの事をメンバーに伝える。手を切りたいならそれでいいと言う雫を、皆で止めた。

雫と共に見回りに行くナナシ。魔骸者を発見し倒すと、またもそれは囮で禅夜が姿を見せる。
戦闘前に、何か薬を服用する禅夜。するとハイパー禅夜にパワーアップする。
二人で攻撃するもダメージがない、追い込まれるナナシと雫。そこにまたもRinが現れ雫をかばう。
驚くも今度はRinを攻撃する禅夜。ふっ飛ばされて気絶するRin。
その後、薬の副作用だと苦しむ禅夜は、ナナシ達に指定された場所での決闘を申し込む。
もし断れば秋葉原の町の人間を無差別に襲うと宣言し、禅夜は撤退した。

気絶したRinを背負い、モグラへと戻ったナナシと雫。そこで雫はRinについて話し始める。
本当の名前は刻風霖(ときかぜ りん)。雫の妹だと言う。
ずいぶん前に行方不明になった、二人の兄のような存在である里の長を探しに、霖は里を出た。
霖が意識を取り戻す。以前のような冷たさは一切なく、むしろ姉の雫にデレデレだった。
元々、霖は姉の事が大好きであったが、危険な目に会わさない為に冷たくしていた。
里を出る時も原稿用紙50枚にわたる罵詈雑言の手紙をおいていった。そのせいで雫は霖にトラウマを感じている。
またナナシに対しては辛辣だった。眷属は一生に一度しかつくれない大切な物、それをこんな男にと嫉妬の目を向ける霖。
ナナシ以外には丁寧で、またナナの事はかわいがり、ナナは人見知りなので逃げ出す。

呼び出し通り、闘技場に着いたナナシと雫。そこで待ち受けていた禅夜。
禅夜は選民思想が強く、思い通りに動く魔骸者達を使い、優れたオタクと搾取されるオタクの上下関係を創ろうとしていた。
オタクに優劣なんてあるかと戦闘。ナナシ達は禅夜とドレス姿の三人の魔骸者を倒す。
太陽に裸を晒し、私は間違っていたのかと苦しむ禅夜。
ただの人間に戻ったあなたと、またこの街で会いましょう。そう告げる雫、禅夜をついに倒した。

ナナシと雫だけになった闘技場。そこに以前ナナシが街で出会った大剣を背負った渋い男性が現れた。
その男こそかつて夜咬の里の長であり雫の兄のような男性、輝月宗牙(かぐつき そうが)。魔骸者事件の黒幕であった。
宗牙の目的は滅びゆく夜咬一族の存続。そのためにこの街と魔骸者達を利用していた。
雫に里に戻るように告げて、立ち去る宗牙。ナナシと雫はモグラに戻る。
雫は宗牙について語る。100年以上前に霖が生まれてから夜咬の一族は子供が生まれなくなった。
里の皆は諦めていたが、宗牙だけは存続するために一人で何かをやろうとしていた。
(ちなみにEDで聞けるが、夜咬は土地神に近い一族で、人間の信仰心が無いと子供が生まれないらしい。)
ここからルート分岐。雫、トーコ、霖、志遠の中で一番好感度が高いキャラクターのルートに行く。

続く
0053対戦ホットギミック3 デジタルサーフィン垢版2017/03/28(火) 22:28:49.59ID:17XyxJ010
ゲーセンで当時色んな意味で話題だった脱衣麻雀ゲー
『対戦ホットギミック3 デジタルサーフィン』の、
一人用アドベンチャーモードのジャンファイターズ、行きます。
15年以上前の作品な上にネットで調べても詳細なシナリオが見つからないので
おぼろげな記憶を元に1レス完結しますがご容赦を。

主人公は、前作の二人対戦モードの二人の主人公のうちの片方、
ジャンアメリカの息子のジャンボーイ。

彼は父を探すために日本へ来ると
まずは、前作のもう一人の主人公である父のライバル、ジャンジャパンと勝負する。
勝利した後に父について聞くとジャンジャパンはこう答えた。
「俺はジャンアメリカが今どこにいるのかは分からない。
あいつについて言える事は…あいつは強かった!言えるのはそれだけだ!」

その後、何人もの相手を倒していったジャンボーイは、とうとう父と再会する。
だが、父は何者かに操られており、「お前を麻雀で殺す!」と叫び、
殺意をもってジャンボーイに挑んでくる。
父に勝つと、洗脳が解けたようで
「これからは、お前がジャンアメリカだ!」
と、ジャンアメリカの名を息子に譲ると息絶えた。
そして、父を洗脳していた宇宙人、
ジャングレイとの最終決戦にも勝利したジャンボーイは、
父の名と思いを受け継ぎ戦い続けるのであった。

以上です。父を探すという熱い内容でありながら
登場人物のほとんどがタイツ姿だったり何かのパロディだったりと
チープなギャグっぽさがあるこのストーリーモードが
エロエロな脱衣麻雀のモードの一つにあったというミスマッチ感が、
ゲーセンでヒットした理由の一つではないのでしょうか。
0055対戦ホットギミック フォーエバー垢版2017/03/28(火) 22:32:41.05ID:17XyxJ010
ホットギミック3のついでにもう一つ、
『対戦ホットギミック フォーエバー』のストーリーモード、
『麻雀探偵物語』行きます。前レス同様に、15年以上の作品な上
詳細を紹介したサイトが見つからないので、
かなり適当な内容ですがご容赦を。

主人公の工藤優作は、麻雀で事件を解決する麻雀探偵だ。
そんな彼にやってきた依頼とは…?

(女性と飼い猫編)
探偵事務所に女性が訪れ、飼い猫の捜索を依頼してきた。
一旦は断る工藤だったが、可愛そうに思い引き受ける事にした。
そんなある日、情報屋から、猫を集めている謎の研究所の情報を聞き
飼い猫もそこにいると思われるので早速行く事にした。、
門番の双子を倒し、中にいたマッドサイエンティストも倒したが、
飼い猫は既に巨大化薬を飲んでおり、巨大化して町で大暴れし始めた。
マッドサイエンティストは、
「あの薬は麻雀で負けると効果が切れるようになっておる。
だが、あんな巨大な相手と、誰が麻雀を打てるのだ?」
と言うので、工藤も巨大化薬を飲み巨大化して、
飼い猫と麻雀で勝負して勝ち、飼い猫を元のサイズに戻した。
その後、工藤は巨大化したまま一人ぼっちで暮らすことになった。
そう、工藤もまた、誰かに麻雀で負けない限り元に戻れないのだ…


(サブと悪の組織編)
いきなり探偵事務所にサブというチンピラが襲撃してきた。
こちらの命を狙っているようだが、麻雀で打ち負かすと
兄貴と慕ってきて勝手に助手になった。
そんなサブと二人でヤバそうな事件に二人で立ち向かうのだが、
その途中でサブは工藤をかばって凶弾に倒れてしまった。
「兄貴、愛してるッス…」
その言葉を最後に動かなくなったサブの敵を取るべく
工藤は悪の組織のボスを倒し、その後サブの体を抱きしめながら
「サブ、俺もお前を実の弟のように愛してたんだ!」
と叫ぶ。するとサブはいきなり起き上がり
「兄貴の写真入りペンダントが銃弾を防いでくれたッス!
兄貴、愛してるッス!」
とじゃれついてくる。やれやれサブはホモ野郎か、
とげんなりしつつ事務所に帰る工藤だった。
0056対戦ホットギミック フォーエバー垢版2017/03/28(火) 22:33:24.32ID:17XyxJ010
(宇宙帝国編)
上記の2つの事件を追うシナリオからそれる行動を選んだ工藤は、
ゲーセンでホットギミックをプレイし勝利した。
するとゲームの筐体から
「あなたのような麻雀の強い人を探していました!
我々と共に宇宙へ来て帝国のために戦ってください!
もし勝てたら、姫と結婚できます!」
と声が聞こえ、可愛い小動物と共に写真に写った綺麗な姫の絵が出てきた。
この姫と結婚できるならと、工藤はその誘いに乗り宇宙へ飛んだ。

帝国のために、どう見てもシャア専用ザクのパロであるキャー専用ザコや
デスラー総統のパロなデスネン総統を倒した工藤は、姫と結婚する権利を得た。
だが、実は姫と言うのは写真に写っていた可愛い小動物の方であり、
綺麗な姫だと思っていたのは人間型のロボットだったのだ。
こうして宇宙帝国の初代皇帝になった工藤は玉座に座り
「アイシテルワ、アナタ!」と言いながら
嬉しそうに周囲を跳ね回る小動物に慕われながら、
人生って何だろうなあ、と考え込むのであった。


以上です。シナリオ分岐があったりと、前作より力が入ってます。
0059ゲーム好き名無しさん垢版2017/03/29(水) 18:56:29.25ID:28u648Ts0
AKIBA'S TRIP2の人は続きは書かないのかな。
ひとつ投下したいんだけどちょっと長くなりそうなもんで、他の人のに割り込むのは忍びない
0060ゲーム好き名無しさん垢版2017/03/29(水) 20:35:05.04ID:aB9PsFCR0
AKIBA'S TRIP2を投下した者ですが
続きはまだまだ時間がかかりそうなので、投下するのであればそちらからお先にお願いします
0061ゲーム好き名無しさん垢版2017/03/29(水) 21:28:14.84ID:28u648Ts0
お返事ありがとうございます。ではお言葉に甘えて

少し前に2が出たDishonored、行きます
始めに、このゲームはステージクリア制ではありますが、各ステージが非常に自由度が高く、
場合によっては紹介したストーリー以外の展開になること、
またサブイベント等はストーリーの根幹に関わるもの以外は省略させていただいていることをお断りしておきます
0062Dishonored(無印):プロローグ垢版2017/03/29(水) 21:33:16.21ID:28u648Ts0
舞台となるのは鯨油(※)を利用した動力機関で一大機械文明を築き上げたダンウォールという都市。
女王の護衛官である主人公のコルヴォ・アッターノが帰還するところから物語は始まる。
コルヴォは都市を悩ませる疫病の解決策を求めて海外に派遣されていたのだ。

「こんな時でなければそばにいてほしかった。でもあなたが一番信頼できるから……」

そんな女王の言葉に送り出されたコルヴォだったが、交渉に赴いた周辺諸島はみな協力を渋り、芳しい収穫を得ることはできなかった。
 衛兵隊のジェフ・カーノー大佐の案内で王宮にたどり着いたコルヴォは、彼を慕うエミリー王女の出迎えを受ける。
彼女と遊んでやる傍ら、国内最大勢力を誇る宗教組織『大衆の大修道院』をまとめるキャンベル上級監督官や、天才科学者としての顔も持つ
王室医師ソコロフと挨拶をかわしたコルヴォは、直属の上官である王室間諜のハイラム・バローズが女王と話し込んでいる場面と遭遇する。
疫病感染者の治療にも尽力すべきと主張する女王と、感染者は即隔離、排除することで疫病を封じ込めようとするバローズ。
加熱する議論はコルヴォの登場に一時中断する。

救援が得られなかったことを知り、顔を曇らせるジェサミン女王。しかしコルヴォの帰還にはエミリーと一緒に喜んでくれた。
ところが次の瞬間、三人は防護服に身を包んだ謎の一団の襲撃を受ける。
立哨しているはずの衛兵は現れず孤立無援の中、それでも善戦したコルヴォだったが、
瞬間移動や念動力といった超能力を駆使する相手には力及ばず、目の前でジェサミンは凶刃に捉われ、エミリーも拉致されてしまう。
ようやく衛兵を伴って現れたバローズは、衛兵を遠ざけ、暗殺者の侵入を手引きした共謀者だとしてコルヴォを糾弾、
釈明の余地も与えぬまま収監を命じたのだった。

※現実の鯨油とは異なり、非常に揮発性の高い可燃性の光る液体。鯨自体も現実のそれとは大きく異なる姿をしています
0063Dishonored :第一章 失われた名誉垢版2017/03/29(水) 21:39:09.63ID:28u648Ts0
コールドリッジ刑務所に収監されて半年、公開処刑を翌日に控えたコルヴォは激しい取り調べを受けていた。
同席していたキャンベルとバローズは、何事にも犠牲が必要だと語り、女王殺害の罪を認めれば楽に死なせてやるとうそぶく。
ようやく解放され、独房に戻ったコルヴォのもとに差し入れが届けられる。
盆に乗せられたパンの下には独房のカギと、友人を名乗る人物からの手紙が隠されていた。

手紙に記された手筈に従い、警備の目を潜り抜けて刑務所内を進むコルヴォ。
散々世話になった取調室から爆薬を拝借、門を吹き飛ばして脱出し、そのまま飛び込んだ川伝いに下水道に潜り込む。
下水道内は地上の弾圧を逃れて隠れ住んでいた人々があちこちに罠を仕掛け、
疫病の犠牲者を餌に殖え続けるネズミ(※)の群れであふれ返る危険きわまる場所。
おまけにコルヴォの脱走は既に知れ渡っており、衛兵隊が網を張っている有様。
謎の協力者の導きで隠された武器を調達し、地下道を抜けてたどり着いた海岸で待っていたのはサミュエルという船乗り。
彼もまたコルヴォの無実を知る味方であるという。

※疫病のそもそもの発生源。単独だと無害ですが群れると狂暴化し、武装した兵士すら食い殺します


ふたりが向かったのはハブロック提督なる海軍将校が所有する『ハウンドピッツ・パブ』。
女王が逝去、王女も行方不明の現在、ダンウォールはバローズが執政伯爵を名乗り、実権をほしいままにしていた。
ハブロックは貴族のトレバー・ペンドルトン伯爵らと共謀し、バローズ政権を倒し、エミリーを担ぎ上げることで王政を取り戻そうとしていると語り、コルヴォに協力を仰ぐ。
持ち前の戦闘能力を生かし、邪魔者を実力で排除するのがコルヴォに求められた役目だ。
さらにペンドルトンはピエロという男を紹介する。ソコロフと並ぶほどの科学者にして発明家であり、武器や装備の面からコルヴォを援助するという。
ピエロはコルヴォに髑髏を模したようなマスクを授ける。光学装置や集音機能を備えた代物で、今後はこのマスクで正体を隠して暗躍することになる。

王権支持派の面々との顔合わせも済ませ、パブの最上階にあてがわれた自室で横になったコルヴォは、夢の中でアウトサイダーと名乗る青年と出会う。
ダンウォールが築かれる遥か昔、この地で広く信奉されていた存在で、魔法として知られる高次元の力を司る“何か”だ。

「これからお前は時代の中心となるだろう」

そう語るアウトサイダーは、コルヴォの左手にルーン文字を刻みつけ、異能の力を授けた。
離れた場所に瞬時に跳躍し、暴風のごとき衝撃波を巻き起こし、他の生物に憑依して意のままに操ることさえ可能にする驚異の力だ。

目を覚ましたコルヴォは、夢の中で授かったのと同じルーンが左手に刻まれていることに気付く。さらに夢で見たような魔法の力が備わっていることも。

なぜアウトサイダーがコルヴォに白羽の矢を立てたかは定かではない。
アウトサイダーは善でも悪でもない。人間が授けた力をどのように使おうと彼らは何ら干渉することはなく、
また強すぎる力に振り回され、身を持ち崩した者も過去に数多い。
今後この力をどのように用いることになるのかはコルヴォ次第である。
0064Dishonored:第二章 キャンベル上級監督官(1)垢版2017/03/29(水) 21:45:49.74ID:28u648Ts0
手始めに、ハブロック達はバローズの側近であるキャンベル上級監督官の排除を画策する。
国内最大を誇る宗教勢力『民衆の大修道院』のトップに君臨するキャンベルは汚職と腐敗にまみれた悪党だが、バローズと共謀してコルヴォを陥れた張本人でもある。
出立の直前、コルヴォはハブロックに仕えるカリスタ・カーノーという女性に呼び止められる。
カリスタの叔父のジェフ・カーノー大佐は不正を嫌う高潔な人物だが、ゆえにキャンベルに睨まれ、命を狙われているらしい。
是非にでも彼を守ってほしいと頼まれたコルヴォはサミュエルのボートに乗って出発した。

疫病に見舞われたダンウォールは徹底した隔離政策が執られ、あちこちにバリケードが設置されている。
要所には衛兵隊のほかに、通りかかった生物を瞬時に焼き尽くす『光の壁』が設置され、修道院まではそうたやすくはたどり着けない。
大通りから外れた路地に入れば、そこは遺体の山が片づける者もないまま放置され、生存者たちが疫病予防薬であるエリクサーを奪い合う無法地帯。
そこでコルヴォは悪党たちに絡まれているグラニー・ラグスという老女を助ける。
盲目で言動も怪しいが、アウトサイダーによれば彼女もコルヴォと同じ超常の力を使う魔女であり、かつては時の権力者たちが彼女を巡って相争ったほどの実力者だという。
グラニーはコルヴォに取引を持ちかける。
最近彼女と事あるごとに争っているボトルストリート・ギャングは、正規品を薄めた粗悪なエリクサーの販売で富を得ている。
そのエリクサーの精製装置をだめにしてギャング団に一泡吹かせることができれば、コルヴォの魔力を強化してくれるというのだ。

大通りに面した医師の邸宅に忍び込み、標本から疫病に汚染されたネズミの内臓を調達したコルヴォは、そこで興味深いレポートを発見する。
疫病を媒介するネズミは別の大陸からやってきた種だが、疫病それ自体は辿ってみるとダンウォールの貧民街の内部から発生しているというのだ。
これが意味するものははたして……

続いてボトル通りに戻ってきたコルヴォは、今度はギャングたちの根城であるウイスキーの蒸留所に侵入し、ネズミの内臓片手にエリクサー精製装置を目指す。
が、正規品の配給が不足している現状にあっては、たとえギャングの粗悪品であってもこの薬を頼りにしている人間は多い。
彼らが何も知らずに汚染源と化したエリクサーを口にすれば、街にはさらに感染者が溢れかえることになるだろう……
0065Dishonored:第二章 キャンベル上級監督官(2)垢版2017/03/29(水) 21:49:01.28ID:28u648Ts0
蒸留所を後にし、修道院に向かうと、前庭でさらし者になっている男を発見する。
テーグ・マーティン。キャンベルの部下でありながら王政支持者であったことがばれ、拘束されているのだ。
ハブロックは彼を味方に引き入れようと考えているようだ。
驚いたことにマーティンは突然現れて見張りを倒した仮面の男の正体見抜いており、協力を申し出る。
マーティンいわく、キャンベルは黒の手帳とも呼ばれる日記を肌身離さず持ち歩いており、
彼の不正の証拠やエミリーの居場所も掴めるはずだ。
さらに今夜、キャンベルはカーノーと会う手筈になっており、そこで彼を毒殺するつもりのようだ。

アウトサイダーの魔法を異端視し、その使い手を弾圧することを掲げた修道院の監督官たちは、コルヴォの能力を封じる設備を備えている。
警備の目を盗み、オフィスに忍び込むと、折よくキャンベルがカーノーを出迎えたところだった。
先回りすると、応接室のテーブルには酒瓶とグラスがふたつ。
片方は毒入りで、おそらくそちらのグラスにカーノーが手をつけるよう仕向け、葬るつもりなのだろう。
グラスを取り換え、逆にキャンベルを毒殺してもいいだろうが、そうすれば今度はカーノーに疑いの目が向くことになりかねない。
一計を案じたコルヴォは、グラスをふたつとも壊してしまうことにした。

ほどなくカーノーと世間話に興じながら入ってきたキャンベルだったが、グラスが何者かに割られてしまっていることを知ると不手際を詫び、
今度はとっておきのコレクションを披露すると言い出した。
そうしてやって来た地下の隠し部屋はひと目で高級と分かる調度品や絵画が所狭しと並べられ、
さらには娼婦を連れ込んだ形跡まである。
およそ戒律と秩序を旨とする聖職者にあるまじき放蕩ぶりだが、カーノーは表向きは気付かないふりの大人の対応。
絵画に見とれるカーノーの背後で、キャンベルが刃を抜き放つ。が、ふたりを密かに尾行していたコルヴォの腕がキャンベルの喉に絡むほうが速かった。
さらに異常に気付いたカーノーが振り向くより早くこちらも気絶させ、首尾よく黒の手帳も手にしたコルヴォ。
このままキャンベルにとどめを刺してもいいのだが、道中立ち聞きした監督官たちの話を思い出す。
重大な異端者や破戒者に対しては特別な烙印が施され、また烙印を刻まれた者は元の身分にかかわらず破門され、
社会的なあらゆる権利や保護から切り離される羽目になるというものだ。

キャンベルを審問室に運び込み、問題の烙印を探し出したコルヴォは、真っ赤に熱したそれを容赦なくキャンベルの顔面に押し付けた。
すさまじい絶叫を上げて飛び起きたのも一瞬、直後に激痛のためか再び失神したキャンベルをそのままに、今度はカーノーを担いでオフィスを後にする。
権勢と富をほしいままにしていたのが一転、目を覚ました時にはもはや人としてすら扱われなくなったと知ったキャンベルの胸中はいかばかりか。
カーノーを道端のゴミ箱に隠し、闇夜に紛れて逃走したコルヴォにはもはや関係のないことだった。
0066Dishonored: 第三章 悦楽の館(1)垢版2017/03/29(水) 21:55:31.12ID:28u648Ts0
キャンベルの破門を告げる市内放送が響き渡る中、コルヴォは次なるターゲットについて聞かされる。
カスティス・ペンドルトン伯爵とモーガン・ペンドルトン伯爵。
王政支持派のトレバー・ペンドルトンの兄たちだが、彼ら自身はバローズの盟友だ。
有力貴族である彼らの発言力は強く、バローズ執政伯爵は彼らの助力によって議会内で高い支持率を保っていた。
彼らを排除し、弟のトレバーがペンドルトン家の票田を握れば、バローズ政権の地盤を揺らがせるのみならず、王政支持派の権力も強まる。
また、キャンベルの黒の手帳から、エミリーの監禁にペンドルトン兄弟が噛んでいることも判明していた。
ペンドルトン兄弟はここ数か月、ゴールデンキャットという娼館に入り浸っているという。エミリーの手がかりがそこにある可能性は高い。
とはいえ、気になるのはトレバーの心だ。曲がりなりにも実の兄たちを手にかけるのだ。
彼の部屋からは傲慢でわがままな兄たちに幼いころからいじめ抜かれた苦い思いを綴ったメモが見つかるが……

大通りは前回に増して厳重な警備態勢が敷かれていた。
路地に入ったコルヴォは、そこでボトルストリート・ギャングのならず者に声をかけられる。
彼の案内で引き合わされたスラック・ジョーはギャング団のボス。彼はコルヴォの正体までは知らないが、
キャンベルを倒したその能力は評価しており、頼みを聞いてくれれば手を貸してもいいと申し出てきた。
なぜギャングがコルヴォに助力を求めるかといえば、なんでも偽エリクサーの精製装置が汚染されてしまったせいで
顧客のみならずギャング団内にも多数の感染者が発生し、人手不足に陥ってしまったらしいのだ。
もっとも、その犯人は他でもないコルヴォなのだが、幸か不幸かそこまでは知られていないようだ。

ギャング団はさる画商のアパートを狙っており、そこにある金庫の暗証番号を欲しがっている。
折しも件の画商はゴールデン・キャットに滞在しているので、彼から番号を聞き出すことができれば、
ギャング団の力でペンドルトン兄弟を排除してくれるという。
件の画商は特殊な趣味の持ち主だというが……
0067ゲーム好き名無しさん垢版2017/03/30(木) 06:07:46.71ID:Mn5wOKkN0
Dishonordの書き込みをしている者です
恥ずかしながら規制を食らってしまった(埋め立てですかー、てやつ)
今は携帯から書き込んでますが、続きを投下するのは少し先になりそうです……
0068Dishonored: 第三章 悦楽の館(2)垢版2017/03/30(木) 19:28:25.76ID:Mn5wOKkN0
大通りを抜けた先にある高級娼館ゴールデンキャットでは、ペンドルトン兄弟のみならず、
彼らの護衛なのか大勢の衛兵がたむろしていた。
ほとんどが娼婦の色香とアルコールで骨抜きとはいえ、その視界をすり抜けていくのは
容易なことではなかったが、ついにある一室で例の美術商を発見する。
美術商は目隠しを打たれ、電気椅子に縛りつけられていたが、悪者に拘束されているわけではない様子。

「おお、待ちわびたぞ!……ずいぶん足音が重いな。まさか太ったか?」

部屋のドアを閉めると、何を勘違いしたかご機嫌な声が飛んできたが、コルヴォは無言で電気椅子のスイッチを入れた。
特殊な趣味の美術商は始めは大悦び、次はしつこく電気ショックを食らわせる間抜けな娼婦?を叱責し、
それでもさらに電撃を受けたところでようやく異常に気付いたらしい。
震えながら心臓の持病があることを告げて命乞いする美術商から金庫の番号を聞き出したコルヴォは、
仕上げに鯨油缶が空になるまで電流を流し込むと風のごとく立ち去った。

ペンドルトン兄弟はこれで一件落着、だがまだエミリーが残っている。
娼婦たちが話していた『ペンドルトン兄弟が連れてきた女の子』について調べるべく、コルヴォは女主人の部屋に乗り込む。
長年に渡って娼館を切り盛りし、酸いも甘いもかみ分けたマダム・プルーデンス。
しかし喉に突き付けられた刃には流石に敵わず、エミリーの居場所を白状する。
娼婦たちの寝室の一角で膝を抱えていたエミリーは、髑髏の仮面に慄いたのも一瞬、
その下から大好きなコルヴォの顔が現れるとすぐに笑顔を浮かべ、飛びついてきた。
最愛の王女をしっかりと抱きしめて応えるコルヴォ。
ゴールデンキャットの裏口から脱出したふたりは路地を抜けてサミュエルのボートを目指すのだった。

なお、この後スラックジョーに拉致されたペンドルトン兄弟は、舌を抜かれた身元不明の奴隷として、
彼ら自身が所有する鉱山に送り込まれたことを、コルヴォはのちに聞かされることになる。

コルヴォに導かれてパブにやってきたエミリーを、新たにマーティンを加えた王政支持派の面々は丁重に出迎えた。
これで未来の女王は手に入れた。次はバローズに反撃する番だ。

ちなみに後日、コルヴォのもとにトレバーからの手紙が届けられる。
いくら政敵で関係も険悪だったとはいえ実の兄、手にかけるのはかなり忸怩たる思いだったが、コルヴォは異なる道を示してくれた。
どんな有様であったとしても、彼らは確かに生きている。
ペンドルトンからの手紙には感謝の言葉とお金が同封されていた。
0069Dishonored: 第四章 王室医師垢版2017/03/30(木) 21:19:25.83ID:Mn5wOKkN0
宗教、議会と順調にバローズ政権を切り崩していく王政支持派。
次は彼に潤沢な資金を提供している謎の愛人を始末し、さらにバローズを締め上げることになる。
この愛人の正体を知っていると思われるのは王室医師のアントン・ソコロフ。
街で稼働している様々な鯨油駆動機械の設計や疫病予防用のエリクサーの開発を手掛けた天才科学者というだけでなく、
高名な画家としての顔も持つ彼は、過去にバローズの愛人の肖像画を手掛けたこともあるという。
彼を捕え、愛人について尋問するという作戦のため、サミュエルのボートは超巨大可動橋カルドウィン橋を目指すことになる。

高層住宅が並ぶ地区にソコロフのアパートはある。やはり大勢の衛兵が闊歩する中、魔法と身体能力をフル活用して突き進む道中には拘束された市民の姿もちらほら。
感染者なのか、はたまたソコロフの研究の被験者なのか……
アパート……といっても一棟まるまるソコロフの研究所になっているらしく、中は資料や実験道具でいっぱい。
さらにいずれもソコロフの手になる保安装置や防犯装置でもいっぱい。
それらをかいくぐり、ついにたどり着いたソコロフの長話を麻酔弾で遮る。

パブに戻ってきたコルヴォは、ソコロフの身柄を仲間たちに任せ、自分は少し休息を取ることにした。
部屋に戻ったコルヴォを出迎えたのはエミリーが描いた絵。
母を失い、監禁されたショックで一時は塞ぎこんでいたものの、少しずつ明るさを取り戻しているようだ。
カリスタらが教育係を務めているものの、時折授業をさぼるおてんばぶりを発揮しているらしい。

気を取り直してソコロフの尋問を始めることにする。
檻の中から始めは挑発的な態度を取っていたソコロフ。
が、さすがにネズミの群れを放たれると恥も外聞もなく逃げ惑った。
が、肝心のバローズの愛人についてはよく知らないということだった。
その愛人、名をボイル夫人というのだが、実は彼女にはふたりの姉妹がおり、おまけにソコロフが肖像画を描いた時、彼女は終始背中を向けていたため、三姉妹のうちの誰だったかまでは分からないのだ。

コルヴォの次の標的はこのボイル夫人になりそうだった。
0070Dishonored:第五章 ボイル夫人最後のパーティー垢版2017/03/30(木) 22:26:25.34ID:Mn5wOKkN0
資産家であるボイル夫人は折に触れては派手なパーティーを開催する。
享楽的な彼女たちの男遊びの場であると同時に、貧民たちに雇用を創出する場という側面ももつこのパーティーに潜入し、
三姉妹うちの誰がバローズの支援者なのか突き止めて消すことがコルヴォの次の任務だ。

夜。ボイル邸から打ち上がる花火が見える川岸にコルヴォは上陸する。
アウトサイダーが垣間見た未来では、問題のボイル夫人は今夜コルヴォの手にかかって死ぬか、
どこかで惨めに薄汚れ、老いさらばえて孤独に生涯を終えるかのどちらからしいのだが……

「どちらにせよ、今夜が彼女の最後のパーティーとなるのは確かだ」

マスクを装着したコルヴォのおどろおどろしい姿も、仮面舞踏会では出席者と見なされるらしく、衛兵にも二つ返事で通してもらうことができた。
出席者名簿に堂々と『コルヴォ・アッターノ』と本名を記し、パーティー会場へと乗り込むコルヴォ。
市民が疫病と衛兵に怯え、明日すらままならない暮らしに耐える一方で、貴族たちは豪奢に飾られた料理に舌鼓を打ち、存分にお愉しみにふける。

出席者たちはそれぞれ色違いの仮面で顔を隠したボイル三姉妹たちの正体を推理するゲームに興じており、コルヴォもそれに付き合う形で調査を開始する。
聞き込みをしていると、ひとりの貴族が声をかけてきた。
どこか不格好な仮面を被ったブリスビー伯爵はコルヴォの目的を知っていると言い出す。
ところが、標的のボイルに横恋慕する彼は、彼女を殺さないでほしいと懇願する。
代わりに自分にボイルの身柄を引き渡してくれれば、もう二度と表社会に出ることはないだろうからどのみち目的は果たせるはずだと空恐ろしいことを口にする。

調査の末、ようやく標的のボイル夫人を洗い出したコルヴォは、彼女にアプローチを仕掛ける。
最初からコルヴォの物腰を気に入っていたらしいボイル夫人はあっさりと誘いに乗ってきた。
意気揚々とパーティーを抜け出したボイル夫人。ふたりっきりの寝室で、しかし彼女を待っていたのは麻酔弾の熱い接吻。
地下の水路で待っていたブリスビー伯爵は、コルヴォがボイル夫人を担いで現れると大喜びだった。
意識を失ったままのボイル夫人に愛の言葉をささやきながらボートで去っていく伯爵を見送ったコルヴォは踵を返した。
ボイル夫人の不在に気付いた連中が騒ぎ始める前に引き上げる必要がある。
0071Dishonored:第六章 塔への帰還垢版2017/03/30(木) 23:21:57.24ID:Mn5wOKkN0
ついにハイラム・バローズ執政伯爵に手を下す時が来た。
かつての王宮・ダンウォールタワーは、いまやバローズの手で高度に武装された要塞と化している。
そこにコルヴォは戻ってきた。誇り高い王室護衛官ではなく、恐ろしい暗殺者として。

これまで味方を次々失い、バローズ自身もかなり警戒しているらしい。
自身はどこかの部屋に隠れ、モニター越しに衛兵たちに檄を飛ばしている姿が見られる。
そのモニターの前に立ち、おもむろにマスクを取るコルヴォ。
巷を騒がせる謎の暗殺者の正体が、かつて己が陥れたはずの部下だと知り、バローズは驚愕を露わにする。
大挙して押し寄せる衛兵たちからどうにか逃げおおせたコルヴォだったが、もとより厳重な警備はさらに強化されてしまった。
助けとなるものを求めてタワー内を探索すると、厳重に隠された録音用パンチカードが見つかる。
ダウドという名の人物に送られる予定だったらしいパンチカードを手に、コルヴォが向かったのは放送室。
そして、再生機にパンチカードを差し込むと、バローズの声がダンウォール中に響き渡った。

貧困問題を解決するべく、貧民の一掃という手段を思いついたバローズは、疫病に感染したネズミを密かに貧民街に解き放った。
ところが疫病は想像をはるかに超える勢いで拡大し、ついには有力者や貴族にまで被害が及び始める。
やがて疫病の出所を突き止めるべく女王が調査に乗り出し、真実が明るみに出れば自身は破滅だ。
やむを得ず暗殺者を差し向けて女王を排除、自ら執政伯爵の座に躍り出たバローズ。
手にした地位と権力で疫病と戦おうとした彼だったが、隔離をはじめとするあらゆる政策は失敗続き、
いまだに病魔はダンウォールを蝕みつづけている。

「決して失政ではなかった。うまくいってさえいれば……」

そんな言葉が響き渡る中、バローズは衛兵隊に取り押さえられた。
その様子を見届けたコルヴォは、こっそりとタワーを後にしたのだった。

ついに執政伯爵を倒した王政支持派の面々は祝杯を上げる。
とりわけ最大の功労者であるコルヴォには惜しみない賛辞と酒杯が贈られた。
コルヴォの次の任務は、戴冠式に臨むエミリーを王室護衛官としてエスコートすること。
それまではゆっくり休んでおこうと部屋に戻ってきたコルヴォだったが、どうも様子がおかしい。
長く過酷な戦いの疲れ?いや違う。
突然体の自由が利かなくなり、倒れたコルヴォ。
半死半生となった彼のもとに現れたのはハブロックにペンドルトン、マーティン。
王政支持派のリーダーたちはサミュエルに、コルヴォの死体を片づけるよう命じた。

ひとり残ったサミュエルは、コルヴォの毒殺を命じられたと告白する。
それでも機転を利かせ、気付かれぬように毒の量を減らしてくれていた。
その後密かに運び出されたコルヴォは、意識を失ったままいかだに乗せられてどこへともなく流れていった。
0072ゲーム好き名無しさん垢版2017/03/30(木) 23:30:20.83ID:Mn5wOKkN0
規制が怖いので今夜はここまで。もうしばらく続きます
ちなみにキャンベルとカーノーの飲み物を混ぜてふたりとも毒殺したり、
自ら美術商のアパートに乗り込んでお宝を横取りしたりなんてことも普通にできます
0073Dishonored:第七章 浸水地区垢版2017/03/31(金) 19:10:40.40ID:Qb95SCUa0
コルヴォを乗せたいかだは、やがて浸水地区と呼ばれる地域に入り込んだ。
かつてダンウォールでも有数の漁港だったが、ずさんな防潮堤管理が原因で大規模な水害を招いて以来、打ち捨てられているのだ。

目を覚ました時、コルヴォは装備を奪われて独房に放り込まれていた。
どうにか脱出し、ハブロックの手で自身に賞金が掛けられていたと知ったコルヴォは、パブに戻る道を探し始める。

彼を捕えたのは“捕鯨員”。鯨の解体に用いられる防護服に身を包んだ腕利きの暗殺者集団だ。
そんな彼らをまとめ上げるのはダウド。バローズの命令で女王を殺した張本人。
浸水地区を根城にする捕鯨員たちをかいくぐり、武器を取り戻したコルヴォは、崩壊した市街地でついにダウドと対峙する。
コルヴォとは同郷であり、共に暗殺を生業とする闇の存在であり、さらに双方の背後にはアウトサイダーの影がちらつく。

ふたりの剣が閃き、魔法が炸裂する。
鏡像のごとき一進一退の攻防はしかし、コルヴォが一枚上手だった。

浸水地区を抜けた先で、コルヴォは山と積まれた死体を発見する。
溢れ出る血が川となって流れ落ちる山は、時折やって来るトロッコが投げ落していく死体によってさらに高く積み上がる。
その片隅でコルヴォが出会った親子。
疫病に罹患した息子のほうは治療と称して家族のもとから引き離され、この地に“隔離”されてしまったのだ。
父親のほうはまだ無事だが、危険を冒して息子を捜しに来たのだろう。
息も絶え絶えに自らの不肖を詫びる息子を強く抱きしめる父親。
たとえ不治の病に冒されていても、むしろだからこそ最後の時を愛する者のそばで過ごしたい。
バローズの失政は、彼がこうした人々の気持ちに気付けなかったからかもしれない。
その結果、盲目的な隔離の甲斐もなく感染者は増え続けている。
隠れる市民を武力で炙り出す衛兵たちを尻目に、コルヴォは下水道に潜り込んだ。
0074Dishonored: 第八章 王政支持派垢版2017/03/31(金) 19:44:04.88ID:Qb95SCUa0
住民を容赦なく蹂躙する衛兵隊をかいくぐり、難民がたむろする下水道を抜け、
ついにたどり着いたハウンドピッツ・パブは、すでに兵士たちによって制圧されていた。
バローズの悪政を終わらせるべく立ち上がった王政支持派。
完全な正義感と愛国心で歩んできたはずの彼らの内心は、コルヴォの力で計画が進むにつれて次第に変化し始めていた。
やがて権力に目がくらんだ彼らは、最後の仕上げとして関わった全員の口を封じた上で
コルヴォをすべての悪事の張本人に仕立て上げ、自らはエミリーを保護した英雄として躍り出ることにしたのだ。
新たな摂政伯爵として君臨するために。

パブの従業員を含むほぼ全員が殺されてしまっていたが、隣接するピエロの工房では、ピエロとソコロフがいまだに立て籠もっていた。
天才発明家同士、かつては半ば宿敵のように嫌い合っていたふたりだったが、いつの間にかすっかり意気投合、
工房の壁を揺らす砲撃音に怯えながらも熱心に議論を戦わせていた。
そんなふたりが互いの知恵を補完し合って考案したのは、防衛用の電撃兵器を大幅にパワーアップした代物。
コルヴォの協力でついに完成を見た装置は、大量の鯨油を与えられて起動準備を整えた。
あとはスイッチひとつで地区内の衛兵だけを残らず焼き尽くすことも、出力を調整して気絶させるにとどめることも自由自在。
衛兵隊を無力化したコルヴォは、いち早く危険を察知して沖合に逃れていたサミュエルを呼び出し、
王政支持派が王女を連れて行ったというキングスパロー要塞に向かった。
0075Dishonored:最終章 最後に待つ光(低カオス時)垢版2017/03/31(金) 20:26:34.26ID:Qb95SCUa0
※このゲームにはカオス度というパラメータが存在します。
カオス度はコルヴォが手を下したり事故などで死者が増えることによって上昇し、
ステージの様子や登場人物の態度が変化します

キングスパロー要塞は、バローズの治世時代に灯台に隣接する形で記念碑的に築かれた一大要塞だ。
かつての王政支持派たちはここでコルヴォ捕縛の報を待ちわびていることだろう。

「王女様を助け出し、すべてを終わらせたら祝杯を上げよう」

親友として共に戦い抜いてきたサミュエルの激励を背に上陸したコルヴォ。
少なくない人数の警備が敷かれていたが、影のごとく突き進むコルヴォに気付く者はない。
難なくたどり着いた灯台の最上階では、ハブロック提督がひとりグラスを傾けていた。
その足元には動かなくなったマーティンとペンドルトン伯爵の姿。

かつて志を同じくしたはずの三人は目の前にちらつく権力に取り憑かれ、ついには殺し合いまで起こしてしまった。
最後の生き残りとなって初めて目が覚めたハブロックはすっかり意気消沈し、コルヴォにエミリーを託す。
大喜びで飛びついてきたエミリーを、コルヴォは強く抱きしめるのだった。
0076Dishonored:エピローグ(低カオス時)垢版2017/03/31(金) 20:58:41.23ID:Qb95SCUa0
紆余曲折を経て、エミリーはついに女王となった。
混迷を極めた時代にようやく現れた正当な統治者を、多くの人間がもろ手を上げて歓迎した。
どんな時も正しいものを見極めようとし、たとえ剣を振り下ろせるときでもそうしなかった暗殺者、コルヴォ。
彼の導きによってエミリーの治世は栄華を極め、後の世に黄金時代と呼ばれるまでになる。
(※明確な説明はないが、ソコロフとピエロの共同研究によって疫病の治療法が発見されたような描写がある)
そして時が過ぎ、コルヴォが世を去ったとき、エミリーは母の墓所のそばに彼を葬ることになる。
エミリーにとって、コルヴォは単なる護衛官以上の存在だったのだ。

「お別れだ、コルヴォ」

コルヴォのもとに現れ、未来を予言したアウトサイダーは、最後にそう言い残して姿を消した。
0077Dishonored:最終章 最後に待つ光(高カオス時)垢版2017/03/31(金) 21:29:56.85ID:Qb95SCUa0
「いろいろ嫌なものも見てきたが、お前さんが生きて戻ってきたことが最悪かもしれん」

キングスパロー要塞への上陸直前、サミュエルがそんな言葉をこぼした。
これまで王政復権のためと協力してきたが、行く先々で死体の山を
築き上げるコルヴォのやり方にすっかり嫌気がさしていたサミュエル。
誰が勝っても希望はないとでも思ったのか、空に向けて発砲し、衛兵を呼び寄せてしまう。
そのまま去っていくボートを尻目に剣を抜くコルヴォ。だがやって来た敵は案外少ない。
それもそのはず、要塞内では後の地位と権力をめぐってペンドルトンとマーティンが
衛兵隊を巻き込んで真っ二つに割れ、戦闘状態に陥っていたのだ。

立ちふさがる敵をあるいは斬り捨て、あるいは撃ち抜き、またあるいは召喚したネズミの餌食にし。
死屍累々の地獄のごとき光景の中、さらなる死をまき散らしてコルヴォが駆ける。
眼前に迫る髑髏の仮面に、マーティンは殺されるくらいならと自ら喉を撃ち抜いた。
ペンドルトンは既に深手を負っており、コルヴォに毒づきながら力尽きた。
そしてたどり着いた灯台の屋上では、ハブロックがエミリーともみ合っていた。
すっかり正気を失ったハブロックは、エミリーがすべての災厄の元凶だと思い込み、彼女を亡き者にしようとしていたのだ。
コルヴォに気付き、制止の声を上げるハブロック。
下手に動けば、抱きかかえたエミリーもろとも身を投げるつもりだ……!
0078Dishonored:エピローグ(高カオス時)垢版2017/03/31(金) 22:02:54.82ID:Qb95SCUa0
*エミリー救出
アウトサイダーの魔法とコルヴォの執念は、狂ったハブロックが敵うような物ではなかった。
瞬きする間も与えずに迫ったコルヴォの剣に貫かれ、ハブロックは真っ逆さまに落ちていった。

みんな死んじゃった……全てが終わり、エミリーはコルヴォの腕の中で表情を曇らせる。
が、次の瞬間、その顔には笑みが輝いていた。

「でもいいわ。どうせみんな死刑にしたから!だって私は女王様だもの」

その後、コルヴォのもとに現れたアウトサイダーが未来を予言する。
混迷の時代、疫病に蝕まれた街に生まれた女王、エミリー。彼女の治世は決して平坦なものではない。
コルヴォの導きのもと、おびただしい血が流れたとしても、
幼すぎる女王が生き延びるには仕方のないことだったのかもしれない。
やがて時が過ぎ、コルヴォが世を去った時、エミリーは母の墓所のそばに彼を葬るだろう。
歴史がどう評しようと、エミリーにとって彼は単なる護衛官以上の存在だったのだから。


*エミリー死亡
コルヴォはエミリーを救うことができなかった。
ハブロックとともに小さくなっていく姿に向かって手を伸ばし続けることしかできなかった。

コルヴォのもとにアウトサイダーが現れ、語りかける。
正当な統治者を失い、疫病に侵され続けるダンウォールは、いまや自らを食いつぶすのを待つばかりとなった。
もっとも、全ては最初から手遅れだったのだ。コルヴォがしたのは最後のひと押しに過ぎない。

全てを失ったコルヴォはひとりダンウォールを去る。何を求めて?何から逃げて?
誰ひとり知る者はない。

「実に楽しかったよ、コルヴォ」

そう、アウトサイダーは笑うのだった。
0079Dishonored垢版2017/03/31(金) 22:17:07.53ID:Qb95SCUa0
以上でおしまいです。長い間お貸しいただきありがとうございました
ちなみにやたら出てくるアウトサイダーですが、ストーリーにはびっくりするほど絡んできません
ひたすらナレーションに徹する便利キャラです
0082ゲーム好き名無しさん垢版2017/04/04(火) 07:18:02.30ID:KZtezxOV0
モンハン4の記事を見たけどあれで未完扱いなのか?
あれ以上の続きを書けって言われても困ると思うが
0084PHANTASMAGORIA垢版2017/04/06(木) 14:10:09.64ID:bVFAho6Q0
未解決にあるSSのファンタズム(PHANTASMAGORIA)いきます
といってもこのゲームは現在形で起きることはあまりないので設定のことで9割方が解説できますw


とある島の不気味な洋館に、小説家のエイドリアンと写真家のドナルドの夫妻が引っ越してきた。
かつてその館の主だったのは100年前に死んだゾルタン・カルノヴァッシュという高名な魔術師(奇術師)だった。
ゾルタンは妻四人と娘を相次いで行方不明あるいは亡くしており、ある日の朝五人目の妻マリーとともに死体で発見されたという。
その10年後に別の一家が引っ越してきたが、改築しようとしたところで相次ぐ謎の事故によりそれを断念。
その一家が何代も引き継いだ後に現在に至った。
(エイドリアンらが入手した経緯は見落としてるのかもしれないけど不明。)

エイドリアンは館とその過去を調べていたが、そこに封印されていた『悪魔』を知らぬうちに解き放ってしまう。
悪魔に取り憑かれ、徐々に狂気に支配されていくドナルド。
それに不審を抱いたエイドリアンに対し、町の老人マルコムはついにゾルタンの死の真相を話す。

「わしはカルノ夫妻の養子じゃ。わしがまだほんの10歳の頃は、あの男も仲間から尊敬され妻に愛されお客に喜ばれておった。
だが一冊の本がやつの全てを変えた。カルノはあの本で悪魔を解き放った。それがやつの肉体と魂に乗り移り悪魔と化していった。
やつは人間離れした力を発揮し名声は高まり巨万の富を得た。だがやつは呪われていた。大事にしていた妻と娘に対して人が変わった
ように乱暴な振る舞いをし、ついにはその手にかけてしまった。それからは妻を娶っては次々に殺した。じゃが、やがて運命の日は訪れた。
マリーは愛人の小道具係ガストンと一計を案じた。二人は嫉妬に狂ったカルノを共謀して殺そうとした。マリーは脱出劇の仕掛けに細工をしたため、
カルノは二週間生死をさまよった。ところがある夜やつは目覚めた。そして復讐を誓ったのじゃ。わしは秘密の通路か
ら復讐の一部始終を見た。マリーは息絶えた。ガストンは死に際に最期の力を振り絞ってカルノに立ち向かった。恐ろしいことに、
その時わしは見た。悪魔と呼ばれる実体のない影が倒れたカルノの体から抜けるのを。わしがしばらく呆然としていたあと秘密の通路
を戻っていくと、そこに瀕死のカルノがいた。悪魔の書の入った箱を抱えてな。教会(館の中にある秘密の部屋)まであと一歩の所で
その場に崩れた。なんと胸で十字を切っていた。最後に神に赦しを請うたのだ。わしは本の入った箱を拾った。それを持って教会に入った。
おぞましい悪魔をなんとかそこに封じ込めたつもりだ。わしは教会を出るとカルノの亡骸を秘密の小部屋に運んだ。今もそこにある。
カルノの墓にあるのは顔を潰されたガストンの死体じゃ。本に従って悪魔を魔界へ送り返すがよい。答えはあの本に書いてある。
どうにか悪魔に近付くことができれば道は開けるじゃろう」

ドナルドの狂気は達し、殺されそうになったエイドリアンはやむなくドナルドを殺してしまう。
その直後、ドナルドの亡骸から醜い悪魔がその実体を現した。
悪魔から逃げるエイドリアンが秘密の小部屋に追い詰められると、そこには小さな祭壇と魔除けを持ったカルノの遺体があった。
エイドリアンはその祭壇で本の内容に従い、襲い来る悪魔を間一髪で封印することに成功。

その後は虚な目で館の外に出るエイドリアンが映って終了。スタッフロール。
ちなみに同じシエラパイオニアから『ファンタズム2 -切り裂かれた記憶(パズル)-』が出ていますが繋がりは一切ありません。
0085ゲーム好き名無しさん垢版2017/04/06(木) 14:11:27.26ID:bVFAho6Q0
以上でSSのファンタズム(PHANTASMAGORIA)は終了です

どなたかXboxの『紅の海』をお願いします
0086機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122垢版2017/04/07(金) 11:01:17.50ID:ufXEyzr70
まとめwikiにお世話になっててこの板は初見なのだけど恩返し兼ねて。
ACT4以降を簡潔に

ACT4で地球に降下する。
大気圏突入前に襲撃されるので迎撃後に地球降下。
ACT5〜7では地球のオールズモビル殲滅に携わる。一通り済んだので宇宙に戻るように言われる。
ACT8では宇宙用のシャトルの打ち上げ準備中に敵機襲来。
これを迎撃してMSを収納し打ち上げ準備に入るが、最後に謎の敵機(デナンゾン)が現れ一暴れする。
残党軍のはずのオールズモビルの背後に謎の組織(クロスボーンバンガード)の気配。
ACT9で宇宙に戻り本来の任務にあたる。冒頭で最新型のF91受領。まだ色々と調整中で、性能は充分には発揮できないらしい。
ここからクロスボーンのMSが敵に出て来るようになるがストーリーには特に絡まなかったような。
ACT9〜12では任務をこなすだけ。
ACT13が最終ミッションで、オールズモビル殲滅作戦。
最後に少しだけ鉄仮面の呟きシーンが出て来て「クロスボーン軍の実践テスト兼ねてオールズモビルの支援をしていた。テスト結果を見る事ができて満足」みたいな事を言う
試験運用中だったF91はまたどこかで調整を受けるらしい。運ばれる船を見送る主人公。

話の大筋を書いたようなものだが、これといった登場人物も少なく会話も乏しいので十分かな。

登場人物と間に挟まれるエピソードを紹介
・恋人の同僚パイロット
ACT1か2で登場。主人公の恋人らしい。さほどいちゃつく描写はない。
ACT5冒頭で「あれ、彼女の姿が見えないな。誰か知りませんか?まあいいや出撃だ!」という会話が入る。
ACT6か7で彼女が撃墜されるのを見たという話を聞く。既に死亡してました。

・本来のF90パイロット予定だった凄腕中尉
ACT2か3で登場。なし崩しにF90を取ってしまった主人公が気に食わないが、幾度かのミッションを過ごすうちに認めてくれるようになる。
ACT8クリア後に襲来したデナンゾンに単身立ち向かい撃墜される。命を賭して稼いでくれた時間でシャトルは発進し主人公は難を逃れる。

・シャルル少佐?大佐?
オールズモビル軍のシャルル艦隊を率いているが敵のトップというわけではなく
何度も自分の作戦を妨害してくれたガンダムに執着するがあまりライバルというわけでもない。
単なる敵側の名有りキャラといった印象。宇宙で何度か交戦する。
最終のACT13では「シャルル・ゲルググ」という特別機で出撃して来るが別にボスでもない。
0088ラジアントヒストリア垢版2017/04/11(火) 15:59:10.43ID:xNWF1nx00
完全版(パーフェクトクロノロジー)発売決定記念
中途半端に終ってたっぽいので
途中までの設定はwiki見てね


戦争を終わらせる為、砂漠化して滅びる世界を救うため正伝と異伝という2つの歴史を行き来し、
時に過去に戻っては歴史に干渉して書き換えることを繰り返しながら旅を続ける主人公・ストック

そしてついに世界の滅びの原因がかつての「帝国」の行いによりマナのバランスが崩れ、失われ続けているせいであり
エルーカ王女(完全版で一人だけ別物にキャラデザ変更されてる娘)の血筋が代々儀式によってそれを食い止めていたことを知る
しかしその儀式は生贄を要求するものだった

王家に産まれた兄弟の内一方を殺害し、残った片方の魂のかけらを与えて仮初の命を与える
そしてさまざまな経験を積ませて魂を鍛えた後にニエ(殺された方)を術者(残された方)が取り込むことで強い魂を得て儀式を行う
これがずっと続けられてきた儀式の正体であり、
エルーカ王女の父親(暴君・評価は最悪に近い)はニエに逃げられたため儀式を執り行うことができず、世界は砂漠化の一途をたどることになっていたのだ

そして情報部の上司・ハイスこそがかつて逃げたニエであり、主人公・ストックもまたかつてエルンスト王子と呼ばれたエルーカ王女の兄にしてニエであることが明かされる
自分を、そして甥を生贄にしなければ存続できない世界など滅びればいい、というハイス

だがストックはハイスによって作られた運命で引き合わされた仲間たちに出会ったことで未来に希望を見出し自らニエの運命を受け入れる道を選ぶ
かつて何も出来ず見殺しにしてしまった兄をまた失いたくないとニエ無しでも儀式をしてみせる!というエルーカを静かに止めるストック
そして儀式は完遂され、世界に一時の猶予が与えられた


ストックの親友ロッシュが妻と共にかつて罠にはめられ壊滅した部隊の墓参りに行くと、後ろから声がかけられる
「うわっ、やっぱり死んだことにされてる!ひどいですよ隊長!」
そこには死んだはずの部隊員が一人残らず揃っていた
なんでも旅人が助けてくれたらしく「早く帰らないとおっちょこちょいの隊長に死んだことにされるぞ」と言われて慌てて帰ってきた隊員達
なぜかその旅人の顔も思い出せないことを不思議がる隊員
「こんなことが出来るのは・・・」「あいつしかいない!早く帰ってこいよ、待ってるぜ副隊長」
0089ラジアントヒストリア垢版2017/04/11(火) 16:01:25.32ID:xNWF1nx00
時は少し遡り、儀式執行の直前
ハイスは必死にストックに思い直すように説得する
しかしストックの決意が変わることは無かった
ニエとなった後ハイスに誘拐され、記憶を書き換えられて「エルンスト」ではなく「ストック」として生きた日々
それが無かったら自分もハイスと同じようになっていたかもしれない
自分とハイスの違いはほんの些細なものだった
過去に絶望を見たか、未来に希望を見たかの違いでしか無いと

そしてついにストックが消えようという瞬間、ハイスが儀式に割り込む
「ワシがニエとなる」というハイスに「お前の魂は悟りを得ていないから無理だ」と突っぱねる儀式進行役の双子
しかし「他の誰でもない、ただ一人ワシと同じ境遇のエルンスト坊やのためだけに」という行為が結果的に「他者のために犠牲になる覚悟=ニエとしての悟り」に目覚めさせる
そしてハイスのおかげでストックは生き残りつつ儀式は完遂された

元の場所に戻ろうとするストックに「キミの名を刻ませて欲しい」と語りかける双子


「俺の名はストック、仲間のもとに帰りたいだけのただの男さ」
0090ラジアントヒストリア垢版2017/04/11(火) 16:16:54.27ID:xNWF1nx00
ラジアントヒストリアは一言で言うと
世界のためには主人公を殺すしかないヒロイン(王女)となんとしてでも主人公を生き残らせたいラスボス&幼女の話です

膨大な量のバッドエンドがありますが、中にはこの幼女に寝ている間に拉致監禁されてしまうヤンデレエンドまであります
攻めすぎだろ

他にも仲間の微妙な強さのチビデブちゃんの知り合い(スパイ)を捕まえたらその恨みでPT壊滅&殺されかけたり
黒髪ポニテの仲間に好きって言われて受け入れたらバッドエンドになったり
豊富なバッドエンドを取り揃えておりますよ!

しかし他のキャラはそのままなのに完全版でエルーカ王女のキャラデザだけアホみたいに変わったな・・・
009284垢版2017/04/19(水) 11:16:24.40ID:nzU2a7Nr0
ファンタズム(PHANTASMAGORIA)にちょっと追記
ファンタズム2をプレイしてたら小ネタとして『人気作家エイドリアンを〜』ってのが出てきた
後付け設定みたいなものだけどどうやらエイドリアンはその後も小説家を続けているらしい
0093ゲーム好き名無しさん垢版2017/04/28(金) 04:46:44.45ID:3yom+K920
PS Vitaの「LOVELY QUEST -Unlimited-」
PS3 の「けいおん! 放課後ライブ!! HD Ver」(PSPのけいおん! 放課後ライブ!!でも可)
をお願いします
0094ゲーム好き名無しさん垢版2017/04/28(金) 09:46:44.65ID:B7N9CKXs0
>>93
「けいおん!放課後ライブ‼」はストーリーって言えるのは無いぞ。
条件揃うと原作の1シーン再現が有る位で各イベントの繋がりもほとんど無い。
0096ゲーム好き名無しさん垢版2017/04/29(土) 07:32:12.32ID:GrbSzK8m0
アトラス作品は大抵がそもそもネタバレ禁止令でてるけど
ネタバレ上等のこのスレでは今更のような話だし、
そもそもネタバレ感想とかの文章を規制するものではない
0097ゲーム好き名無しさん垢版2017/04/30(日) 20:53:54.41ID:dSB2H6S80
3DSの「ファイアーエムブレム Echoes もうひとりの英雄王」
PS Vitaの「UPPERS」
PS4の「蒼き革命のヴァルキュリア」
をお願いします。
0099ゲーム好き名無しさん垢版2017/04/30(日) 21:20:17.65ID:wuF2cEFB0
プレイしてる人は割りといるだろうが、流石に出たばっかのゲームのを書きたいって人がいるかってーと微妙かね
出たばっかだから書くなというつもりもないけど
0100ゲーム好き名無しさん垢版2017/05/01(月) 20:35:00.85ID:9ff96N1U0
住み分けのための新作トリップ「◆l1l6Ur354A」では?
このスレはネタバレ書きたい人読みたい人の集まりだし
0102幻想少女大戦垢版2017/05/06(土) 15:15:47.11ID:pt/+JbDZ0
東方二次創作の幻想少女大戦シリーズを書きます。
ただし作中のシナリオチャートのあらすじ丸写しです。
「紅」 原作 東方紅魔郷
「楽園の素敵な巫女」
幻想郷に、人を害する紅い霧が立ちこめてから数日。
危機感を募らせた人里の教師、上白沢慧音は東にある神社を訪れた。
異変解決の専門家、博麗の巫女を尋ねて・・・
「門出」
幻想郷に、人を害する紅い霧が立ちこめてから数日。
普通の魔法使い霧雨魔理沙は、異変調査に乗り出した。
新たな門出を果たした魔理沙の前に、山の妖怪が姿を見せる。
紅い霧の正体は?そして山の妖怪の話す「もう一人の巫女」とは?
「人里への来訪者」
紅い霧の調査に乗り出した霊夢と慧音。
慧音の意見により、二人は幻想郷の歴史を紡ぐ少女、稗田阿求を訪ねる。
そこでは冥界の庭師妖夢との出会いが待っていた。
そして、招かれざる来訪者が・・・
「魔法使いたちと嘘」
魔理沙とにとりは異変解決の手がかりを求めて、魔法の森の人形遣いアリス・マーガトロイドを訪ねる。
しかし、そこで待っていたのはアリスの容赦ない攻撃であった。
不幸な二人は、いたずら妖精によって生まれた誤解を解くことができるのか!?
0103幻想少女大戦垢版2017/05/06(土) 15:44:32.59ID:pt/+JbDZ0
「白銀の従者」
霊夢たちと魔理沙たち、それぞれに異変を追う二人の道程が人間の里で交わる。
情報交換をする一行の前に現れたのは、紅美鈴と十六夜咲夜。
霧の異変の関係者を自称する彼女たちを捕らえることはできるのか。
「霧中の戦い」
咲夜を追撃戦で逃した翌日、紅霧の濃度は急速に濃くなっていた。
阿求が体調を崩したと聞いた霊夢は、慧音と共に人間の里に急行する。
阿求を博麗神社に避難させることに決めた霊夢たちであったが、その道程は危険に満ちたものであった。
「魔砲!マスタースパーク」
咲夜を追撃戦で逃した晩、魔理沙は夢で謎の声を聞く。
その真偽について思いを馳せる暇もなく、新たな敵が魔理沙を襲う。
香霖堂で出くわしたその相手は、かつて戦った妖怪エリー。
秘密兵器「床弾幕」によって絶体絶命と思われたその時、霖之助から整備が完了したミニ八卦炉が渡される・・・!
「疾風!旋風!射命丸」
新たに妖夢とルーミアを仲間に加えた霊夢たちは、紅い霧の元凶を探して湖に向かう。どこか暢気な一行の前に現れた霊夢の旧敵エリーの狙いとは?
そして、そんな霊夢たちを写真機で狙う天狗が一人・・・
「大妖精SOS」
魔理沙が夢の助言を受け湖に向かったころ。
紅い霧によって自然が乱され、一部の妖精たちは強い影響を受け始めていた。
森でかくれんぼをしている大妖精に忍び寄る黒い影。
追い詰められた大妖精の危機を救うのは誰だ!
0104ゲーム好き名無しさん垢版2017/05/06(土) 16:03:01.11ID:pt/+JbDZ0
「湖上の交錯(前・後)」
湖を目指し歩を進めた霊夢たちと魔理沙たち。
その前にたちはだかったのは、湖上の氷精チルノであった。
魔理沙を誘拐犯と勘違いし襲い掛かるチルノ、その闘争心を押さえられるのは一人しかいない!

「もう一人の巫女」こと東風谷早苗は、霊夢の力不足を指摘し弾幕戦で圧倒する。
さらに早苗を追う天狗犬走椛も現れ、事態は混迷の度を増し始める。
霧の異変と平行して起こる妖怪の山の動き、その正体はなんなのか?
「紅色の境」
遂に姿を見せた深紅の館、紅魔舘。意気揚々と攻勢をかける一行の前に二人の門番妖怪が立ちふさがる!
「大図書館の罠」
紅魔舘に攻め入った霊夢たちは、巨大な図書館に迷い込んでいた。
慌てず図書館を物色する神経の太い一行を待ち受けていたのは、魔法使いパチュリーの仕掛けた罠だった。
弾幕を放つ宝石から逃れるすべはあるのか。
0105幻想少女大戦垢版2017/05/06(土) 16:20:11.44ID:pt/+JbDZ0
「人と妖と」
快進撃を続ける霊夢たちの前に立つ次の刺客は、咲夜であった。
人でありながら人を超越した能力を持つ咲夜の自負と驕りを突き崩すことはできるのか?
そして、紅魔舘に潜むもう一人の大妖怪が姿を現す・・・
「永遠に紅い幼き月」
レミリア・スカーレット。
紅魔舘の主にして、紅霧異変の首魁との戦いが始まろうとしていた。
月は深紅をたたえて怪しく輝き、戦いの行方を見守る。
果たして霊夢と魔理沙は幻想郷を覆う霧を払うことができるのか。
「夏の別荘」
霧の異変から一週間、幻想郷は平和を取り戻していた。
紅魔舘で臨時パーティーが催される同日、いたずら妖精たちが紅魔舘に忍び込む。
ろくでもない妖精たちの、ろくでもないいたずらから、新たな事件が始まろうとしていた。
0106幻想少女大戦垢版2017/05/06(土) 16:44:10.99ID:pt/+JbDZ0
「鳴り響く、風神の鐘」
博麗神社は、この日も人妖入り乱れて騒がしかった。
差し入れの和菓子を食べては、トランプゲームに興じる・・・。
そんな日常に唐突な来訪者、東風谷早苗が現れる。
そして早苗の口から、衝撃的な言葉が告げられた。
「シスター・オブ・スカーレット」
紅魔舘大図書館。
調べ物をするにはもってこいのこの場所を、魔理沙と妖夢が訪れていた。
紅茶を淹れに図書館を出た魔理沙は、地下室に閉じ込められていた少女を助ける。
不思議な少女は、魔理沙に無邪気に笑いかけ、一緒に遊ぼうと誘う。
彼女の名前は・・・
「狂える闇の底へ」
フランを探すという目的の下、合流した霊夢たちと魔理沙たち。
彼女が閉じ込められている地下室の前にはパチュリーがいた。
フランの再封印をするというパチュリーと、それに納得のいかない一行。
かみ合わない両者は、取っ手の無い扉の前で対峙する。
「Scarlets」
開いた扉の中にいたのは狂気と破壊の権化。
全てを壊し尽くそうとするフランに、魔理沙たちの声は届かない。
一行はフランを鎮めることができるのか!?
そして、実妹を幽閉するレミリアの真意とは・・・!
0107ゲーム好き名無しさん垢版2017/05/06(土) 17:02:23.74ID:pt/+JbDZ0
「月と太陽と従者」
紅霧異変からしばらく後、十六夜咲夜は憂鬱な日々を過ごしていた。
二人の大妖怪との出会いを想起する咲夜。
彼女が思い悩む原因とは一体・・・?
「揺れる月時計」
紅魔舘の新たな日常は、爆音で彩られていた。
問答無用の来訪者が咲夜の心を揺さぶる。
自分の居場所を決めかねる咲夜にパチュリーが投げかけた言葉とは・・・
「掌の上のナイフ」
紅魔舘の新たな日常は、やはり爆音に彩られていた。
暇をもてあましたフランドールの遊びに館は震え、率直な言葉は咲夜の心を抉った。
咲夜を激励する美鈴の言葉は届くのか!?
「完全で瀟洒なメイド」
美鈴のアドバイスを受け、散歩に出た咲夜。
気分転換するはずだった彼女を待ち受けていたのは、
飄々とした死神との出会いと、それに続く怨霊との戦いだった。
死神から怨霊の来歴を聞き、咲夜の胸に去来するものとは・・・
0108幻想少女大戦垢版2017/05/06(土) 17:44:56.02ID:pt/+JbDZ0
「妖」 原作 東方風神録 東方萃夢想 東方妖々夢
「再訪」
紅霧異変から数ヵ月後、幻想郷は秋の盛りを迎えていた。
人妖が集まって騒がしい博麗神社に、この日は思いもよらない人物が訪れる。
その人物・・・守矢神社の風祝、東風谷早苗は霊夢たちを妖怪の山へと誘う。再戦の季節がやってきたのだ。
「神の棲む山」
早苗に呼び出された霊夢たちは、妖怪の山へと向かう。
人跡もまばらな霊山に足を踏み入れた一行の前に秋を司る姉妹神、秋姉妹が現れる。
神様との弾幕勝負の行方は?そして早苗の狙いとは・・・?
「その人間に手を出すな」
慧音が協力を求めようとした相手は迷いの竹林に隠れ住む人間、藤原妹紅であった。
しかし、慧音の思いとは裏腹に、妹紅は協力を拒否する。
帰路に就く霊夢たちだが、そこに折り悪く見張りの鴉天狗たちが姿を現す。
一行は、好奇の目から妹紅の幽居を守ることができるのか。
そして眠れる火の鳥は眼を覚ますのか!?
「紅の館に手を出すことは」
共に妖怪の山へ向かう仲間を求めて、魔理沙とアリスは紅魔舘へ向かった。
幽香が去り、新たな日常を過ごす紅魔舘で二人は死神、小野塚小町に出会う。
果たして二人は紅魔舘の協力を得ることができるのか?
0110幻想少女大戦垢版2017/05/06(土) 18:24:30.24ID:pt/+JbDZ0
「突入!秋の霊山」
屈辱の敗走から二日・・・。
霊夢と慧音、魔理沙とアリス、そして彼らに誘われた仲間たちは、再び博麗神社に集った。
全力の策を以て臨むのは、強大な力を持つ妖怪の山。
反撃の狼煙代わりに、山の防衛戦を突破せよ!
「厄神様の災難」
霊夢たちが二手に分かれて進みはじめたころ、チルノと光の三妖精も山を訪れていた。
妖精すら迷う妖怪の樹海を進み、彼女たちが足を踏み入れたのは厄神の住む沼地だった。
人妖と神様の思いが、今壮絶にすれ違う!
「友情の対岸」
二手に分かれた魔理沙たちは意気揚々と山を進む。
しかし、その先に待っていたのは友人、河城にとりだった。
二人の友情を隔てる川を飛び越えることができるのか!?
0111幻想少女大戦垢版2017/05/06(土) 18:36:49.47ID:pt/+JbDZ0
「見える道行き」
チルノ、光の三妖精と合流した霊夢たちは三妖精の能力で九天の滝を通り抜けようと考える。
しかし天狗の嗅覚は霊夢たちの気配を捉えていた!
窮地に陥る霊夢魔理沙たちは間に合うのか・・・!
「信仰は、はかなき人間のもとに」
霊夢たちと戦うことが守矢神社にとっての刺激になると考えた文は一行に神社への道を教え、
それに呼応した山の妖怪は霊夢たちから手を引く。
阻む者なき山を進み、霊夢と魔理沙は仲間たちと共に守矢神社に辿り着いた。
そこで霊夢たちを一人待ち受けていたのは、風祝東風谷早苗であった。
0112幻想少女大戦垢版2017/05/06(土) 18:47:22.11ID:pt/+JbDZ0
「あ々天地よ人よ 神湖の地に」
因縁の相手早苗を退けた霊夢たちは、遂に守矢神社の神と対面する。
八坂神奈子、洩矢諏訪子、二柱神の語る信仰の姿に対して、
霊夢たちは幻想郷の信仰の在り方を示すことができるのか!?
「弾幕戦イッキコール」
妖怪の山での壮絶な戦いから数日。
博麗神社では山の神々や妖怪を集めた宴会が行われていた。
その盛大な宴に呼び寄せられるように、一匹の忘れられた妖怪が幻想郷に姿を現そうとしていた・・・
0113幻想少女大戦垢版2017/05/06(土) 19:01:25.36ID:pt/+JbDZ0
「少女たちの冬」
初冬、幻想郷には既に雪が降り始めていた。
人々の足が鈍くなるはずの季節だが、この日の香霖堂には幾人かの少女が買い物客として訪れていた。
千客万来、しかし招かざる客も混ざっていたようで・・・
「雪踏みのビジター」
初冬、幻想郷には既に雪が降り始めていた。
アリス邸を訪れた幽香は、同じく顔を見せた魔理沙に挑発を仕掛ける。
魅魔の事を語られ激昂した魔理沙には、アリスやにとりの制止の声も届かない。
一触即発と思われたとき、不可思議な少女が訪れる。
雪の上に誰にも知られずに足跡だけを残して・・・
「春雪」
その年、幻想郷に春は訪れなかった。
皐月を過ぎても雪に閉ざされた幻想郷の惨状に、博麗霊夢と霧雨魔理沙、そしてその仲間たちが再び出撃する・・・
0114幻想少女大戦垢版2017/05/06(土) 19:15:59.74ID:pt/+JbDZ0
「昨日の敵と今日の敵」
霊夢の勘に頼って進む一行は、風に乗って舞う桜の花を見つける。
春の欠片に喜ぶ間もなく、一行の前にかつての仲間妖夢が姿を見せる。
「四季交々」
霊夢の勘に従い、桜の花が舞う方向で進む一行。
果たしてその先に異変解決への答えはあるのか・・・?
そして霊夢たちの前に現れたのは、春を探す春告精と一人で演奏する幽霊楽団だった。
「幻想の風穴」
妖夢を追って進む魔理沙たちだったが、早々に妖夢を見失ってしまう。
それでも捜索を続ける魔理沙たちの前に、巨大な洞窟が姿を現す。
異変解決の手がかりを探すため、そして好奇心のため、一行は洞窟の奥に足を進める。
しかし、そこは足を踏み入れることを禁じられた禁忌の地、地底への入り口だったのだ。
0115ゲーム好き名無しさん垢版2017/05/06(土) 19:18:37.16ID:EIH2QJuX0
幻想少女大戦支援
10年ぐらい前に冗談が元でシリーズ開始して
今年にようやく完結編が発売するんだよね
0116幻想少女大戦垢版2017/05/06(土) 19:28:51.60ID:pt/+JbDZ0
「エンカウンター」
廃寺に住む妖怪、寅丸星とナズーリン。
彼女たちもまた異変の影響で苦しむ妖怪たちであった。
食料を求める彼女たちは猫たちの隠れ里に辿り着くが、橙と藍が立ちはだかる。
さらに霊夢たち一行も現れ、事態は混乱する。
誰が敵で誰が味方か・・・!?
「クローズド・ランナウェイ」
地底の妖怪に捕らえられた魔理沙は牢獄に幽閉される。
そんな魔理沙に再び夢の声が異変を解決するための糸口を示した。
こいしの助けを得て脱出した魔理沙は、再度地底を訪れたアリスたちと合流することに成功した。
しかし、喜ぶのもつかの間、地底の妖怪の追っ手はすぐそこまで迫っていた。
そして魔理沙の危機に意外な人物が姿を現す・・・!
0117幻想少女大戦垢版2017/05/06(土) 20:05:34.12ID:pt/+JbDZ0
「雲の上の桜花結界(前・後)」
遥か天高き雲の上。それぞれの道を辿った霊夢たちと魔理沙たちはここで再び出会う。
情報を交換した一行は、霊夢の勘と魔理沙の見た夢に従い、冥界を目指した。
顕界と冥界を隔てる幽明結界に辿り着く一行だったが、そこで出会った騒霊たちは騒がしく道を阻んだ。
雲の上に今、音が満ちる。

冥界に踏み込もうとした一行を呼び止めたのは、八雲紫の式神藍、そして藍の式神橙であった。
二人は地底に踏み込んだ魔理沙たちを探し、捕らえようとしていたのである。
聞く耳を持たない藍に対して、一行はその信念を示すことができるのか?
「白玉楼階段の死線」
春を集める妖夢とその主人の目的は、妖怪桜、西行妖の復活であった。
幻想郷全体を巻き込みかねない危機に対して、決意を新たにした一行は冥界に踏み込む。
立ちはだかった妖夢は西行妖の危険さを知らなかったが、その剣にまよいはなかった。
互いに死力を尽くす戦いの末、立っているのはどちらなのか・・・
0118幻想少女大戦垢版2017/05/06(土) 20:17:43.94ID:pt/+JbDZ0
「完全なる墨染の桜」
白玉楼の庭園に足を踏み入れた一行を迎えたのは白玉楼の主にして亡霊姫、西行寺幽々子であった。
妖夢の説得も聞き入れない幽々子の願いに呼応するように、西行妖が開花を始める。
霊夢たちは西行妖の復活を阻止し、幻想郷に春を取り戻すことができるのか・・・!?
「散りゆく花に捧ぐ」
西行妖の復活は阻止された。
異変は解決され幻想郷に春が訪れるだろう。
散りゆく桜を眺め、互いを労う一行の前に現れた八雲紫は、彼女たちに弾幕戦を挑む。
弾幕に拠る光と音の対話。
紫が話したのは西行妖の下で眠る富士見の娘と、その娘に出会ったとある妖怪の物語であった・・・
0119幻想少女大戦垢版2017/05/06(土) 20:24:15.21ID:pt/+JbDZ0
「永」 原作 東方永夜抄 東方儚月抄(小説または漫画) 東方地霊殿
0120幻想少女大戦垢版2017/05/06(土) 20:47:14.78ID:pt/+JbDZ0
「浮上」
春雪異変から数ヵ月の時が流れ、幻想郷は残暑のただ中にあった。
紫に稽古をつけられる霊夢、ミニ八卦炉を霖之助に預ける魔理沙。
その備えに応えるように、幻想郷に新たな事件が舞い込む。
地底から掘り出され、そのまま不時着していた船、聖輦船が再び空を飛ぶと言うのだ・・・!
「逃亡者」
無事浮上した聖輦船で、夜の空を進む一行。
快適な船旅の末に行きあったのは、いつものいたずら妖精と仲間たち。
そして、霊夢たちに出会うなり逃げ去る謎の妖怪兎であった。
彼女の正体は、そして彼女が出会うもう一匹の逃亡者とは・・・
「夜闇に誘う歌声」
その日、真実の月が幻想郷から失われた。
最大級の異変に対して、八雲紫は夜を止めることで対抗し、
霊夢たちは月を奪った何者かを探すため、夜闇の中に船出した。
危機感を強める船の甲板に、怪しい歌声が聞こえてくる。
「夜空を舞う地上の星」
その日、夜が明けることはなかった。
月は中天に釘付けとなり、その月も普段の満月とは異なっている。
かつてない異変の気配を察して集まった魔理沙たちは、新たな仲間と共に調査に乗り出す。
そして、蛍が舞い飛ぶ川辺で彼女たちが出会った者とは・・・
0121幻想少女大戦垢版2017/05/06(土) 21:04:15.09ID:pt/+JbDZ0
「UNDEFINED」
新たな仲間を加えて、異変調査を進める霊夢たち。
人間の里の近くを通りかかった彼女たちの前に姿を現したのは、どこか様子のおかしい妖精や幽霊たちであった。
不可思議な敵に戸惑う霊夢たち。
しかし、村紗と一輪にはその相手に心当たりがあった。
遂に姿を見せた、正体不明の正体とは・・・!
「地上の兎、月の兎」
心強い仲間を加えて、異変調査を進める一行。
特に行方の知れなかった魅魔が合流したことは、魔理沙の心を浮き立たせていた。
一方、異変の気配を感じさまよっていたリリーホワイトは、不審な兎に出会う。
そこに現れた地上の兎の長、因幡てゐは同じ兎でありながら、二人を追い詰める。
それを救ったのは、流しの幽霊楽団、そして遅れて通りがかった魔理沙たちであった。
魅魔に活躍を見せようと息巻く魔理沙を、魅魔は別の思いで見つめていた。
0122幻想少女大戦垢版2017/05/06(土) 21:28:04.91ID:pt/+JbDZ0
「博麗の結界」
人間の里を越え、迷いの竹林に分け入る霊夢たち。
黒幕の住居に近づきつつある一行に対して、月を隠した主犯永琳たちは新たな手を打つ。
鈴仙の波長を操る能力を使っての不意打ちで、霊夢たちを一網打尽にしようというのである。
予想外の攻撃に一行は危機に陥り、霊夢の退魔道具も破損してしまう。
かつてなかった事態に対して、霊夢は紫に新しい装備を渡すよう求める。
そして、針が風を切る音と共に仲間たちが見たのは、大結界を弾幕戦の力によって守る、博麗の巫女の姿だった。
「霧雨の火炉」
全てを捨てて自分について来いという魅魔の言葉は、魔理沙の心を動揺させた。
しかし、答えを出す隙も与えず、てゐの配下の兎たちが一行に迫る。
迷いのために力を引き出すことのできない魔理沙は、不意を突かれて地上に落ちてしまう。
気を失った魔理沙は、かつての自分の幻影を見る。
そこで魔理沙は気付いた、魔法の原点が今も自分の中に息づいていること。
そして、その思い出こそが自分自身の在り方なのだということに。
決意を新たにした魔理沙はミニ八卦炉を携えて再び空を駆け上がる。
かつて見た流星のように、全ての思いでを引きずって尾に変えて。
0123幻想少女大戦垢版2017/05/06(土) 21:46:31.30ID:pt/+JbDZ0
「対決!霊夢VS魔理沙(魔理沙VS霊夢)」
霊夢たちと魔理沙たちが出会う。
状況報告もそこそこに、両者は代表者を立てて弾幕戦に興じる。
それこそが、新しい力、新しい仲間を相手に紹介する一番良い方法だとでも言うように・・・
「刻む人の歴史」
合流を果たした霊夢と魔理沙たちは一丸となって異変調査に向かう。
そんな彼女たちは遂に、時の止まったような風情で佇む屋敷に辿り着いた。
妖怪の賢者達ですら存在を知らなかった屋敷の前で霊夢たちを待っていたのは、
幾多の戦いを共にした仲間、上白沢慧音だった。
慧音はこの異変の黒幕は妹紅の宿敵で、妹紅が屋敷の中で戦っていると話す。
自分自身で決着をつけることに拘る妹紅の意思を尊重し、慧音は霊夢たちの行く手を阻んだ。
霊夢たちと慧音の信念のぶつかり合いの決着は。
そして、命ある者と同じ時間を生きられないと頑なになる妹紅に、声は届くのか・・・
0124幻想少女大戦垢版2017/05/06(土) 22:02:47.01ID:pt/+JbDZ0
「姫を隠す永の檻」
永遠亭に聖輦船を乗り付ける霊夢たち。
彼女たちが見たのは、変化を嫌うように形を歪める建物と八意永琳の作り出した異空間であった。
月を隠した目的は月との往来を断つためだと語り、地上の民を見下す永琳。
地上の妖怪たちはその矜持を掛けて、永琳と対峙する。
月の民の驕りと妄執を、地上の民は打ち砕くことができるのか。
「幻想を試す五つの難題」
永琳を破り、霊夢たちは空間の奥へと進んだ。
そんな彼女たちを待ち受けていたのは光り輝く真実の月と、永琳が隠そうとした姫、蓬莱山輝夜であった。
地上の生き物に親しみを見せる輝夜であったが、その瞳には月の民の傲慢が潜んでいた。
霊夢たちの持つ幻想の力は、かつて地上の民が敗れた五つの難題を破り、月を取り戻すことができるのか・・・!?
0125幻想少女大戦垢版2017/05/06(土) 22:20:39.19ID:pt/+JbDZ0
「そして、誰もいなくなった」
永夜異変が解決してから最初の満月の晩。
永遠亭では月の都の物品に関する博覧会、月都万象展が催されていた。
お祭り気分で楽しむ幻想郷の住人の中には、レミリアとフランドールの姿もあった。
初めての外出にはしゃぐフランドールであったが、レミリアの顔は暗かった。
外に連れ出すことはしたものの、その決意にはまだ迷いや伝えていない想いがあったのである。
そのすれ違いが誤解を起こし、フランドールは激昂してしまう。
想いは過去へとさかのぼり、地下室の情景が夜空の下に蘇る。
再び閉じこもろうとするフランドールの心を、連れ出すことが出来るのは誰なのか・・・!
「見上げた先の空」
幻想郷は平和な実りの秋を迎えていた。
のんびりと過ごしていた霊夢たちのところに、フランドールを連れたレミリアが訪れ、月への旅行を持ちかける。
吸血鬼姉妹の行動力に牽引された暇な人妖たちは、それぞれに月にむかうためのヒントを探す。
そんな彼女たちの前に不意に現れたのは、地底よりの招かれざる来訪者であった。
地底の妖怪たちの狙いとはなんなのか、そして月へ行くための方法は見つかるのか。
0126幻想少女大戦垢版2017/05/06(土) 22:36:44.60ID:pt/+JbDZ0
「星の海への船出」
紫の許諾と永琳の助力の元、月旅行の準備は着々と整えられた。
そして、月に帰るものと地上に残るものの名残を惜しみつつ、改修された聖輦船が飛び立つ日がやってきた。
打ち上げが秒読みを迎えようという時、それに待ったをかけたのは、村紗たちが地底にいたころの友人ぬえであった。
地上の人妖が聖輦船を利用していると考えたぬえは、打ち上げを失敗させようと使い魔をけしかける。
果たして聖輦船は無事に星の海へと飛び立てるのか。
「幻想少女・オン・ザ・ムーン」
月までの長い船旅を楽しむ一行。
退屈を感じ始めたころに辿り着いたのは、月の外れ、生物の棲まぬ海のほとりであった。
そこで霊夢たちは、月の兎たちによる手厚い歓迎を受けることになる。
言動はとぼけているが、月の兵器を携え隊列を組む兎たちとの弾幕勝負は、霊夢たちの運動不足を解消することができるのか。
0128幻想少女大戦垢版2017/05/06(土) 22:54:11.83ID:pt/+JbDZ0
「綿月のスペルカード」
霊夢たちの前に立ち塞がったのは、月の使者のリーダー綿月依姫。
彼女には永琳なき月を守るという強い決意があった。
敵意はないことを伝えようとする一行であったが、兎が永琳からの手紙を紛失し、更に永琳の名前を聞いた依姫は一行への敵意を強める。
八百万の神を自在に降ろす依姫の力に、霊夢たちは対抗することができるのか。
「無重力の巫女」
辛くも月を脱出した霊夢たちであったが、依姫がそれを見逃すはずはなかった。
暗く深い宇宙を進む聖輦船に、兎の大部隊が迫る。
先陣を切る依姫に、光を放つ月の兵器。その過酷な追撃は一行に地上の光景を遠く見せた。
もし捕まってしまえば、幻想郷に帰れるのはいつになるかわからない。
かつてない種類の危機に際して、霊夢は自らの力を解放して戦う。
しかし、それは幻想郷の秩序を脅かしかねない、危うい意味を持つ力であった。
0129幻想少女大戦垢版2017/05/06(土) 23:14:22.23ID:pt/+JbDZ0
「地霊たちの起床」
波乱に満ちた月旅行も終わり、幻想郷には平和な冬が訪れていた。
折しも博麗神社の裏手には間欠泉が湧き、温泉として利用できるようになっていた。
戦いの疲れを癒すように、自然の恵みを楽しむ人妖たち。
しかし、その憩いのひとときは絹を裂くような悲鳴で終わりを迎える。
間欠泉の中から湧き出す怨霊が、新たな異変の始まりを告げていたのである。
「闇に沈む怨嗟の糸」
間欠泉から吹き出す怨霊の謎を解明するため、地上の人妖は地底へと向かった。
異変の重大さなどを考え、皆で調査を行うという紫の決断であったが、それは地底の妖怪との取り決めに反するものであった。
一行と遭遇し、協定を破ったことを避難する黒谷ヤマメとキスメ。
霊夢たちの持つ地底の妖怪への思い込みも根強く、戦いとなるのは必然であった。
本当に地上と地底の住人はわかり合うことができないのか。
久方ぶりの邂逅が互いの心に何をもたらすものとは・・・!
0130幻想少女大戦垢版2017/05/06(土) 23:34:13.59ID:pt/+JbDZ0
「地上への架け橋」
ヤマメたちを倒し、霊夢たちは地底の奥へと向かう。
彼女たちとの戦いは、地上と地底の関係の新しい可用性を感じさせていた。
そんな一行の前に現れたのは鮮やかな赤色の橋とその番人水橋パルスィ、そして地底の鬼星熊勇儀であった。
地上の人妖を追い返そうとするパルスィとは対照的に、勇儀は戦いを楽しもうと明るく笑って見せる。
地底に自ら留まる勇儀との戦いは、地上と地底の関係の違う側面を描き出す。
かつて鬼が見限った地上の現在の姿は、勇儀の目にどう写るのか。
「すれ違いの地霊殿」
勇儀に教わった道を辿り、地霊殿に到着する一行。
突然の来訪者に驚くさとりであったが、驚いてるのはさとりだけではなかった。
怨霊を操っているお燐にとっても、霊夢たちが地霊殿を訪れるのは予想外だったのである。
何も知らずお燐を信じるさとりと一行が衝突する中、
お燐は自分の身を危うくしてでも霊夢たちを灼熱地獄に向かわせようと考える。
地霊殿の住人たちのすれ違う想いの行方は・・・
0131ゲーム好き名無しさん垢版2017/05/06(土) 23:56:03.79ID:pt/+JbDZ0
「地獄の人工太陽」
お燐から異変の真相を聞いた霊夢たちは、空を止めるために灼熱地獄跡に進む。
一方、灼熱地獄跡をかつての姿以上に蘇らせた空は地上への侵略に向かおうとしていた。
それを阻止するため、一行は究極の力と対峙する。
霊夢たちは空を倒すことができるのか、そして空が地上征服を企む理由とは・・・。
一方で、この戦いを物陰から監視する小さな影があった。
「歪められた明日」
○○(本作オリキャラ)の攻撃により暴走した空は、地上へと飛び出してしまう。
制御を失ったヤタガラスの力は瞬く間に地上を焼き、更に膨れあがろうとしていた。
それはもはや、人に温もりを与えるものではなく、暴力的に全てを燃やし尽くそうとしていた。
抵抗する空の意識を呑み込み、お燐たちの必死の呼びかけすら巻き込み崩壊に向かう太陽の火。
ここに集った人妖たちは、全ての垣根を捨て去ってそれに立ち向かう。
地上を救うため、そして何よりも空を救うため・・・。
はたして人妖たちの想いは届くのか?
誰も望まない、本来あるべきでない戦いの行方の先にあるものは・・・
0132幻想少女大戦垢版2017/05/07(日) 00:10:33.80ID:NdhJUeb+0
これで「永」までの話は終わりです
102~107「紅」
108~118「妖」
119~131「永」
完結編「夢」は今日の同人イベントで出るそうです
それと「紅」の部分は他の人が書いたのがまとめに有るので
もう少し詳しく知りたい人はそっちを読んで見てください
0136ゲーム好き名無しさん垢版2017/05/08(月) 00:16:09.49ID:AVZak6J30
Ever17の超ざっくりしたまとめ

2017年5月1日、海中に建設された海洋テーマパーク<LeMU>にて重大事故が発生。
施設内には5人の男女と1人の管理AIのが取り残された。

圧壊まで約5日。
即座の危険はないが脱出の目処も立たない状況で、6人は時にぶつかり合いながらも、生存と脱出のために協力し、徐々に連帯感を深めていく。

主人公は2人おり、1人は倉成武。そしてもう1人は記憶喪失の少年。どちらを選ぶかによって、取り残された面子が多少異なる。

・武編
記憶喪失の少年、年齢不詳で人を寄せ付けない黒髪少女・小町つぐみ、アルバイトの田中優、謎の電波系ジョークを好み、見えない誰かと話している節がある
不思議少女・八神ココ、そしてLeMUの管理端末のAIである茜ヶ崎空がメンバー。

・少年編
倉成武、小町つぐみ、田中優、茜ヶ崎空までは共通。八神ココの代わりに、優の後輩で天才ハッカーの松永沙羅が登場。

・速攻ネタバラシ
実は2017年なのは武編のみ。少年編は、時間を超越した高次存在ブリックヴィンケル(BW)を騙すために、2034年に行われた再現劇である。

LeMUの最下層にはある製薬会社の極秘研究施設があり、圧壊の影響によりそこから毒性の強いウィルスが漏れ出し、皆が感染した。
同じ製薬会社に捕らえられ、半ば不死になるウィルスの唯一の適合者として実験体扱いされていた過去を持つつぐみは、一縷の望みを賭けて体内で生成した抗体を
仲間たちに投与。これが成功し仲間たちは命を取り留めるも、数年のタイムラグを経てつぐみ同様に老化が止まることになった。
そしてついに脱出となったその時、武とココのみが取り残される事態となってしまい、脱出できた仲間たちはコールドスリープに入った2人を必ず助けに来ることを誓う。

武との間に子供が出来ていたつぐみは双子を出産するも、製薬会社にさらわれてしまう。
実は重い心臓病を抱えていた優は、つぐみの抗体によって完治。ココからBWの存在を聞いていた彼女は、BWを利用した武・ココ救出計画を主導する。
少年は自分の名前のみを思い出したがその他の記憶は戻らず荒れていた(リメイクでは全快した)が、優に協力して武役として救出計画に参加する。
空は、本来はLeMUの端末として運命を共にするはずだったが、武の尽力でバックアップされ人格データが残る。計画に協力する。
0140「だらよ」&「だらよ3」 1/5垢版2017/05/13(土) 00:28:43.86ID:qZWGd2MZ0
合資会社自転車創業製作のPC用サウンドノベル、
「そう、あたしたちはこんなにも理不尽な世界に生きているのだらよ」およびその続編である
「そう、あたしたちはこんなにも理不尽な世界に生きているのだらよ3 ※この世界で2の発売予定はありません。」
のストーリーを投下します。

■■用語
●ANOS(アノス)
自転車創業作品の代名詞ともいえる結晶体。
作品ごとに微妙に機能や形状が違うが、時間や記憶について干渉できる。

●爆弾
この世界における災害的な存在。
・別世界から送り込まれ、自動で結界を生成する
・結界内は時間と空間の法則が異なり、謎解き的なギミックが追加される
・結界の出入りには定員があり、2人以下になると脱出不能になる
・接触できるのは先天性魔法使いのみで、しかも精神にダメージを受ける

■■登場人物
・麻刈ノゾミ(まがり -)
主人公。『爆弾解体“の準備”』担当。自殺志願者。
死への恐怖心が無いため、意識を乱す爆弾結界内で理性的な謎解きができる。

・蒔雉カコ(まきじ -)
ヒロイン。『爆弾解体』担当。先天性魔法使い。
「〜〜だらよ」という舌っ足らずな方言など、精神年齢が幼く残念な26歳。
爆弾解体の時にはメガネと上着を外し、キリッとした口調のクール美女にスイッチする。

・高槻アキラ(たかつき -)
カコの上司。カコやノゾミをスカウトした、典型的な苦労性の中間管理職。

・御子徒セツナ(みこと -)
カコの同僚。資料室の座敷童的存在。微力だが先天性魔法使い。
機密文書の記憶・検索能力を持つ、図書委員みたいな役割の無感情系少女。

・鴛時ミライ(おしじ -)
サブヒロイン。結界に閉じ込められていた少女。無自覚な先天性魔法使い。
ノゾミと似た思想を持っており、爆弾探しの最中にノゾミに好意を抱く。

・斥逆ナガル(せきさか -)
主人公の前任者。ゲーム開始時点で既に故人。
爆弾結界に造詣が深く、資料室や結界内に文書(ヒント)を遺している。
0141「だらよ」&「だらよ3」 2/5垢版2017/05/13(土) 00:30:28.63ID:qZWGd2MZ0
■■そう、あたしたちはこんなにも理不尽な世界に生きているのだらよ
●プロローグ
主人公ノゾミは家族(父母妹)全員を事故で亡くし、感情が抜け落ちてしまっていた。
名所で自殺しようと思いバスに乗ったが、運悪くバスジャックに遭遇し、さらにバス内に爆弾が出現する。
死にたいが他人を巻き込みたくないノゾミは偶然乗り合わせたカコと協力して爆弾解体を成功させる。

●爆弾解体
バスの一件から、ノゾミは爆弾解体機関の責任者であるアキラにスカウトされる。
爆弾解体を経て、カコのアホっぽい行動に呆れながらも徐々に感化されていく主人公。
途中でサブヒロインのミライを救出して修羅場っぽい雰囲気にもなる。

●カトリーヌ文書
ギミックを解く過程で、爆弾解体後の結界から蚊取り豚のような物体を発見する。
カトリーヌ(セツナ命名)の中には謎の人物からのメッセージが入っており、世界の摂理を語ってくる。
これ以降、爆弾を解体するたびにナガル文書とは異なるカトリーヌ文書を発見していく。

●エピローグ
ノゾミとカコはついに全ての爆弾を発見・解体し、その過程で両想いになる。
晴れやかな気持ちで拠点に戻ってきたノゾミ達・・・しかし拠点に爆弾が発生していた。
健闘空しく、カコは爆弾解体に失敗する。
規模の小さい爆弾だったが、至近距離にいたカコは体がバラバラになるほどの爆風を受けて即死し、
後ろに控えていたノゾミはカコの体が壁となって一命を取り留めた。
絶望した主人公と共にスタッフロール。

『そう、あたしたちはこんなにも理不尽な世界に生きているのだらよ』
/了。
0142「だらよ」&「だらよ3」 3/5垢版2017/05/13(土) 00:33:25.00ID:qZWGd2MZ0
■■そう、あたしたちはこんなにも理不尽な世界に生きているのだらよ3 ※この世界で2の発売予定はありません。

●プロローグ
最近不思議な場所でカコと爆弾を探す夢を見るようになったノゾミは、アキラから新たな任務を説明される。
諸悪の根源と考えられていた別世界にも爆弾の危機があり、世界の境界を守るために別世界の爆弾を解体する。
新たな爆弾解体担当のミライは別人レベルでキャラ崩壊しており、とにかくノゾミに頻繁に求愛してくる。

●種明かし
別世界の爆弾を解体していくと、またもカトリーヌ文書を見つけていく。
『前作の爆弾騒動は世界がANOSによって何度も捻じ曲げられた反動からきたもの』
(※過去作「あの、素晴らしい__をもう一度」や「ロストカラーズ」のこと)
『救済措置を用意した。近似した条件下で代替品を用意することで“世界を騙す”ことができる』
ミライを犠牲にカコを蘇生させる・・・そんな救済措置に不快感を覚えつつも、心が揺らぐ主人公。

●カコとミライ
現実で爆弾を解体するたびに、プロローグと同じ夢の中でカコと爆弾探しを進めていく。
その一方で、現実のミライはどんどんカコに酷似した振る舞いをしていく。
ノゾミも意識が混濁し始め、カコとミライが同一の存在に見えてくる。

●最後の選択
最後の爆弾のある世界には、爆弾ではなく喋るカトリーヌ・・・斥逆ナガルの魂が待っていた。
彼は世界の自己修正力をマヒさせるため、世界に『2の無い世界』という細工を仕掛けていた。
(『本棚に第一巻と第三巻しかなければ、第二巻が見つかるまで第三巻は検閲されない』ような理屈らしい)
そして今、現実ではノゾミとミライが、夢ではノゾミとカコが同じ場所で同じ謎を解いてシンクロしている。

ミライを代替品としてカコの蘇生にとりかかるカトリーヌを、悩んだ末に叩き割るノゾミ。
失ったカコを取り戻したい気持ちはあるが、その犠牲を第三者のミライに押し付けることは出来ない。
カコと同一視していたことをミライへ謝罪し、ミライを連れて結界を後にするノゾミ。
彼は爆弾などの世界の裏側に関することには今後関わらないことを決意した。

『そう、あたしたちはこんなにも理不尽な世界に生きているのだらよ3
 ※この世界で2の発売予定はありません。』
/了。
0143「だらよ」&「だらよ3」 4/5垢版2017/05/13(土) 00:35:08.75ID:qZWGd2MZ0
▼▲▼▲ANOSアップデート▼▲▼▲
カトリーヌが叩き割られ、膨大なリソースが途中放棄されたことによりANOSが変化したようだ。
“あなた(プレイヤー)”のPCの「だらよ3」のゲームフォルダの片隅にANOSのアップデートパッチが生成されている。
これにより“あなた(プレイヤー)”は「だらよ3」から「だらよ」へアイテムを移動できるようになった。
そして“あなた(プレイヤー)”はふたたび「だらよ」を起動した…

■■そう、あたしたちはこんなにも理不尽な世界に生きているのだらよ
●エピローグ(最後の爆弾を発見するまでは同じ)
ノゾミとカコはついに全ての爆弾を発見・解体し、その過程で両想いになる。
晴れやかな気持ちで拠点に戻ってきたノゾミ達・・・しかし拠点に爆弾が発生していた。
健闘空しく、カコは爆弾解体に失敗する。
しかしノゾミはカコを庇い、“なぜか”持っていたマジックアイテムによって爆風を無力化する。
今度こそ爆弾が完全に消えさったが、なぜかセツナの姿がどこにも見当たらない。
ノゾミ達は消えたセツナを探すため、手掛かりを求めて世界を安定させる旅を始めることにした。

『そう、あたしたちはこんなにも理不尽な世界に生きているのだらよ』
/終。
0144「だらよ」&「だらよ3」 5/5垢版2017/05/13(土) 00:36:56.51ID:qZWGd2MZ0
■■要約
■「だらよ」(ANOS更新前)
主人公とヒロインは世界の破滅を防ぐために魔法で出来た爆弾を解体するが、
最終的にヒロインが爆弾によって理不尽な死を迎えて終了。
⇒「だらよ3」へ続く

■「だらよ3」
主人公の功績を讃え、「だらよ」で死んだヒロインを生き返らせるために
前任者が『サブヒロインを犠牲にすることでヒロインを生き返らせる世界』を作る。
主人公は「死んだ人間のために生きた人間を犠牲に出来ない」と断る。

▼▲▼▲ANOSアップデート▼▲▼▲
「だらよ3」をクリアしたことで、“あなた(プレイヤー)”は「だらよ」へ介入する。

■「だらよ」(ANOS更新後)
主人公とヒロインは世界の破滅を防ぐために魔法で出来た爆弾を解体する。
爆弾解体と同時に消えてしまった謎の多い仲間を探すため、二人で旅を始める。
⇒「だらよ2」へ続く(※この世界で2の発売予定はありません。)

■■つまり「だらよ」のANOS更新前後でパラレルワールドが発生し、
(A)「だらよ3」後に主人公とサブヒロインが添い遂げる世界。
(B)「だらよ」後に主人公とヒロインが添い遂げる世界。(=「だらよ2」)
の2パターンへと分岐した・・・という解釈・・・のはずです。
(※難解にボカされた表現なので憶測を含みます)

以上です。
0147ゲーム好き名無しさん垢版2017/05/14(日) 16:57:46.86ID:RF+UrQV10
>>146
色々凝ってて面白いゲームですよ
謎解きのところはボカして書きましたがギミックも斬新なものだらけです。
まだまだ正統派の選択肢総当りゲームが多かった時代に、
選択肢以外の方法でゲームを進行させることにこだわったゲームです。
0148ゲーム好き名無しさん垢版2017/05/14(日) 17:49:58.87ID:7a7+fvY40
だらよより古いANOS系の「あの、素晴らしい  をもう一度」「ロストカラーズ」「空の浮動産」はiOSで配信してたりするので、
気が向けば割と手軽にやれる
0149ゲーム好き名無しさん垢版2017/05/22(月) 01:36:28.21ID:rlzNSuVH0
PS Vitaの「ホチキス」
PSPの「1/2 summer+」
PS2の「Pure×Cure Re:covery」をお願い致しますm(_ _)m
0150ナナシ ノ ゲエム 目垢版2017/05/25(木) 21:41:06.92ID:0QVhPd9h0
■ナナシ ノ ゲエム 目
未解決一覧にあったので、2009年発売のDSのホラーゲーム。ナナシノゲエムの続編。
現実の3D視点と、ゲーム内のゲームであるファミコンのドラクエのような2D操作を交互に進める。
前作の主人公とは別の主人公。大学は同じだが、すでに前作主人公は大学を離れているようだ。
主人公の男性。恋人の女性のレン。男友達のユウト。この三人の名前は変更可能。


主人公と、恋人のレン、そしてユウトは同じ大学のゼミに通う大学生。
配信されてから一週間以内にクリアしないと死ぬ、呪いのゲームの話をした。ユウトはそれをプレイしていた。

●8月26日
ユウトが音信不通になる。三日後、同じアパートで家が隣である主人公が見に行く。
鍵が開いていたので勝手に入り、探し回るとゲームの音。
押入れの中に携帯ゲーム機のTSと、膝を抱えたユウトがいた。
ゆっくりと這い出て来たユウト。立ち上がると顔と口が黒い穴のお化け(ルグレ)になる。
ルグレ化したユウトが主人公に迫るが、そのまま倒れ動かなくなり、死亡した。
そしてユウトのTSから主人公のTSに、ナナシノゲエムが配信された。このままでは主人公も死んでしまう。
主人公のTSでナナシノゲエムを進めても、麦畑の中の小屋の前から、移動することができない。

ゼミに行き、レンと霊魂の研究家である川越教授に事態を説明する。
詳しく調べるため、呪いのゲームで最初に死んだと言われる尾高の家を調べに行く。
前作での最初の犠牲者である尾高。家が裕福で、両親が一人暮らしの尾高のマンションの部屋をそのままにしていた。
調べている最中にユウトからメールが届く。それは数日前の物で、ゲームを進めるための暗号を解こうとしていた。
家の奥に尾高がプレイしていたであろうTSがあり、いまだに電源が入っていた。
主人公のTSにゲームが配信され、ナナシノゲエムを進める事ができる。

主人公、レン、ユウトの名前のキャラがゲーム内にいて、共に魔物を倒したり冒険していた。
町の宿屋で泊まる三人。ユウトの様子がおかしいとレンが言う。
主人公が様子を見に行くと、狂った様子のユウトに殺される。見に来たレンも一緒に殺される。
しかし主人公は生きており立ち上がる、ユウトを追いかけると、がれきの壁につぶされて死んでいた。
町の奥に行く事ができ、そこにオダカのキャラがいて暗号を聞かれる。
ユウトのメール内容から頭文字をとって「ころして」と入力する。

すると尾高の部屋のTSから手が生えてきて、白いワンピースで黒い長髪で顔の見えない少女が現れる。
白い少女は突然、主人公の左目に何かを植えこんだ。苦しむ主人公。
0151ナナシ ノ ゲエム 目垢版2017/05/25(木) 21:44:43.06ID:0QVhPd9h0
●8月27日
大学のゼミでレンと川越に報告する主人公。
この大学にいた川越の知り合いである大山教授が、呪いのゲームについて調べていたと川越が言う。
しかし大山は一年前から行方不明になっていた。
大山の家を調べに行くか、大山が落とした手帳が駅にあるのでそれを取りに行くのか選択。
選ばなかったほうはレンが見に行く。

大山の家への道も、駅も主人公が行くと人気がなく、迷路のようになっている。
さらにユウトを含めたルグレが徘徊しており、触れると即死。
ルグレが近くにいると、主人公の左目(DSの片側の画面)がぶれる。
さらに左目にだけ、白い手形が壁に見える。タッチするとTSにゲームが配信される。
大山の家への道なら森の中で、ルグレは白い花を嫌がると情報が聞け、少女が花を植えこむとルグレが消える。
駅なら牢屋で、門番を避けて進むと、先に進むための扉が開く。
白い手形は白いワンピースの少女が、主人公を助けるために行っているようだ。
白い少女にそっくりだが、赤いワンピースの少女が途中で登場する。
ゲーム内で「ハヤクシネ」と言う赤い少女は、主人公の邪魔をする。

なんとか突破し、家では大山のノート、駅では大山の手帳を入手する。

●8月28日
ゼミに戻り話をする主人公とレンと川越。大山は呪いのゲームを調べていた。その情報からゲームやルグレについてわかる。
一年前、呪いのゲームの物と思われる不審死があった。
そしてまた、不審死が続発している。陸で水死する、血塗れになる、心停止するなど原因不明の死だった。
何者かが呪いのゲームを世間に配信しているようだ。
大山は研究の為なら、自分の身すら顧みない男だった。
もしや大山が、自分の研究の為に、世間の人々に呪いのゲームを配信しているのではないかとレンと川越が疑いを持つ。
とにかく当時、大山が調査していた足取りを調べる。
不審死が起きたカラオケボックス ウタヤ。大山が当時、止まっていたホテル クエント。
今回もどちらかを選択し、もう片方はレンが向かう。

今回も主人公が向かうと人気がなく、ルグレが徘徊している。
白い少女のゲームをクリアして先に進めるようにしたり、赤い少女の妨害を避ける。
奥まで行くと、大山のTSが手に入る。
大山のTSでゲームをすると、森の奥に一軒の家と、大山のキャラクターがいた。
実はその大山は現実の肉体を失った、本物の大山だった。
主人公のキャラで話しかけると、天の助けだと言い、早く一緒に逃げようという。
画面上部からノイズのようなものが、ゲームを侵食していく。主人公と大山は森を走って逃げる。
逃げ切ると、大山のデータが主人公に送信された。
0152ナナシ ノ ゲエム 目垢版2017/05/25(木) 21:47:07.18ID:0QVhPd9h0
●8月29日
ゼミに戻った主人公、レンと川越に大山がTSのマイク越しに話をする。
一年前である前作「ナナシノゲエム」で起きた出来事を、大山は三人に説明する。
ゲームの中の存在と化した大山。そして今回の呪いのゲームの配信の犯人ではなかった。
むしろその調査をしたがために、何者かにゲームのデータ事、消されそうになったという。
カラオケで死んだ女子高生たち、それは呪いのゲームによるもので、そのあたりから呪いのゲームは広まった。
彼女たちが通っていた学校にゲームを広めた何かがあると大山は推測。
主人公が学校に向かう。またレンがゲームの開発者に会いに行くという。

夜の私立南都陽光学園。教室の扉は閉まっており、ルグレが徘徊している。
ここでもTSを起動し、ゲーム内の学校をクリアしていかないと、先に進めない。
調べまわった結果、主人公の左目で過去の情報が見えた。
そして過去の学校において、昔から仲の良かった三人組、アカネとケンタとナオキがいた事。
アカネとケンタは高校から付き合い、ナオキが落ち込んだ。ナオキはアカネの事が好きだった。
そして一週間後、アカネが学校で二人の様子を見に行くと、血まみれのケンタ、そしてそのそばにナオキがいた。
ナオキがアカネに近づいた時、アカネの視点が暗転した。


その頃、レンは電車に乗ってゲーム制作者である生田に会いに行っていた。
もう自分には時間が残っていないが、主人公だけは助けるとレンは考えていた。
実はレンにも、呪いのゲームが主人公よりも早く配信されていた。
ふとレンが周りを見ると、電車内に人がいなくなっていた。そして電車内がおかしくなっていく。
大きくなったユウトのルグレに追われ、列車を逃げていく。しかし最後には捕まってしまう。

●8月30日
行方不明になったレン。ゼミで心配するが、今の異常事態をなんとかしなければ助けられないだろうと川越は言う。
学校での情報から、アカネ、ケンタ、そして二人を殺しただろうナオキの三人が呪いのゲームに関係していると思われる。
ケンタとナオキは、主人公が見た当日に死亡している。しかしアカネも死んでいるはずだが、その情報がつかめない。
とにかく調査の為、主人公はケンタかナオキのどちらかの墓に向かう事になった。

ケンタとナオキ、どちらかを選んだかでステージが変わるが、どちらも墓地である。
ルグレをよけて先に進み、最奥のお墓の前にいるケンタかナオキ、どちらかのルグレと会う。
ゲーム内でどちらかの視点での過去の話を聞ける。
ナオキとアカネは姉弟のように遊び、麦畑の中の小屋を秘密基地として遊んでいた。
そこにケンタが訪れ、一緒に遊ぶようになった。
中学生になった三人が不良に囲まれる。ナオキが一撃で倒された。
アカネを連れて行こうとする不良にケンタが立ち向かう、何度なぐられても立つケンタに不良達も去って行った。
それ以来アカネはケンタに惚れる。高校生になってアカネがケンタに告白し、付き合うようになった。
前からアカネが好きだったナオキは落ち込み、死にたいとも思うようになった。
クリアしないと死ぬ呪いのゲームの噂を学校で聞き、それをケンタに話す。
友達のナオキに立ち直ってほしいケンタは、そのゲームを手に入れナオキのTSにも配信する。
一週間後、学校でケンタは呪いによって血塗れになって死亡。その瞬間をそばて見て、呆然とするナオキ。
その直後にアカネが現れ、ナオキが殺したと思い込み、悲鳴を上げて逃げ、階段で足を滑らせ倒れる。
そしてナオキもまた呪いによって死亡した。

ナオキとケンタは言う。呪いのゲームを世の中に配信しているのは、絶望したアカネ。
そしてアカネは死んでおらず、病院に運ばれ、いまだに生きているのだと言った。
0153ナナシ ノ ゲエム 目垢版2017/05/25(木) 21:49:47.68ID:0QVhPd9h0
●8月31日
呪いのゲームの配信者はアカネであると結論づける川越。
しかし日本中の病院を調べるが、その日アカネが入院した病院など、存在しなかった。
海外の病院かと悩む川越だが、大山がすでに廃院になった病院かもしれないと言った。
その病院の名前は慈急総合病院。前作にも登場した場所であった。

夜の病院に侵入した主人公。ここでは赤い少女が何度も現れ、攻撃してくる。そして白い少女が現れ、助けてくれる。
赤い少女、白い少女の二人はどちらも同じアカネであると聞ける。
世の中に絶望し呪いのゲームを拡散しているのが赤い少女であり、そんな自分を止めようとしているのが白い少女であった。
何体ものルグレを避け、赤く染まる病院を通り抜ける。
赤い少女の「クルナ」という拒絶を振り切り、最後の部屋に着く。
そこの寝台に寝かされていたのはアカネ。その横のベッドにはレンも眠っていた。また電源の入ったTSもおかれていた。

●9月1日
アカネの精神世界へと入った主人公と大山。
怪物と化し、空中を浮く赤い少女から、逃げ回り、時には息をひそめてやり過ごす。
途中の案山子のある場所で、ナオキとケンタに会う。
そして麦畑の奥にあった小屋へ行き、扉を開いた。

ゲーム内で赤い少女を説得する、ナオキとケンタ。あの日、何があったかを説明した。
だが赤い少女はさらに混乱し、ゲームの世界内をノイズが覆う。
ノイズによって押しつぶされそうになった主人公と大山だったが、レンとユウトによって助けられる。

周囲に何もない、ひたすら地面だけがある世界に飛ばされた主人公。赤い少女が現れ、追い回される。
説得も効かなかったアカネ。走りながらTSの大山に手はないのかと聞く主人公、柏手なら打てるがと打つ手なしと大山。
ただ走って、ワープしてくるアカネを避ける事しかできない主人公。
そこにレンから連絡を受けていた生田からのメールが届き、エンディングのプログラムを送信すると書いてあった。

そしてゲーム内。ノイズで覆われた場所。大山がノイズの中を強引に横断し、道を作り出した。
その道を通り主人公は、赤い少女の元へとたどり着いた。
私が間違っていたの?と泣く赤い少女に、誰も間違っていなかったんだと説得するナオキとケンタ。
そして白い少女が赤い少女に融合し、本来のアカネの姿に戻る。
三人は手をつなぎ、麦畑の中、空へと飛んで成仏していった。



ここでエンディング分岐。
TS内の呪いのゲームで、集めてはならないと聞いていた「カオナシ」の腕や足というアイテムを全て集めたかどうか。
0154ナナシ ノ ゲエム 目垢版2017/05/25(木) 21:54:50.82ID:0QVhPd9h0
●ゲーム内で各エリアのカオナシ(腕や足などの体の一部)を集めずにクリア
呪いのゲームから解放された主人公。自分には何も起こらなかったと嘆く川越。
そんな教授を見て、闇はすぐそばにあると主人公は思った。

主人公の自室には、今も目を覚まさないレンが横たわっている。
主人公のTSにメールが送られた。
「アタ シノ カラ ダド コナ ノ?」

THE END…?

●各エリアのカオナシを全部集めてクリア
未だに眠っているレン。そこに主人公のTSにメールが届く。
「レン ヲ タ スケ タケ レバ アタ シ ニ アイ ニキ テネ ト ビラ ハ アケ テ オ イ タヨ」
これはゲエムの罠であり、聞いてはならないと大山が言う。
ゲエムはアカネという依り代を失った今、配信する事ができなくなり、存在できない。
もしいう事を聞けば、呪いのゲームは終わらず、犠牲者は出続けるだろうと。

それでもレンを助けに行くのか?「はい」「いいえ」

・上の選択肢で「いいえ」と答える。
呪いのゲームが広がる事は無くなった。
TS内の大山が新しい発見の度に報告するが、いまだにレンを助ける有力な物はない。
今もレンは眠り続けている。

THE END…
0156ナナシ ノ ゲエム 目垢版2017/05/25(木) 23:17:59.95ID:0QVhPd9h0
・上の選択肢で「はい」と答える。
レンを助けるため、メールの話を聞くことにした主人公。
それなら君との共同生活はここまでだと、大山は主人公のTSから去った。

9月3日。主人公の自室。何者かからの声が聞こえる。
「キテクレタノ ネウレシイ」 扉を開けて、自分の家の中、声の主を探す主人公。
「アタシは ウマレタトキカラ フカンゼンダッタ」家の壁が壊れていて、隣のユウトの家に通じていた。
「アタシハ ヒトリデハ イキテイケナイノ」「アタシハ ナマエガナイノ」
「イキテイテハ イケナイノ?」「ウマレテコナケレバ ヨカッタノ?」
ユウトが閉じこもっていた押入れ、その天井に穴が開いており天井に行ける。
天井の奥には、狂った模様の床の穴があった。
降りるとノイズやモザイク、ゲームの模様が壁や床に一面に張り付けられた部屋。
部屋を出ると、通路もゲームの画像が動き回っている。
その通路の奥に、ノイズで出来上がった人型の存在がいた。追いかけると、奥にワープする。
「デモ」「アタシは しニタクナい」「イヤイヤイヤ!」「しヌノハイヤ!」
「ダカラ レンを モラウの」「でも… レンは シアワセダッタ」「シアワセナヒトニハ ハイレナイ」
追いかけて、通路からノイズだらけの部屋に出ると、レンが壁に貼り付けになっていた。
レンに近寄る主人公。するとノイズの人型が、ゆっくりと主人公に近寄ってくる。
「ダカら」「アナタが しヌトコロを レンにミセテ アゲルの」
「ソウスレバ ワタシト オナジニナレルカラ」
「ダカら」
「シンデね」

「ウフフ、アハハ、マタアソビニイケルね!!」

眠っているレンがルグレ化。
『ハイシンガ カンリョウシマシタ 主人公 → ALL』
THE END
0157ゲーム好き名無しさん垢版2017/05/25(木) 23:19:37.69ID:0QVhPd9h0
終わり
途中で飛んで、すみません
0163ゲーム好き名無しさん垢版2017/05/30(火) 21:24:21.57ID:M3lPIZey0
エロゲはありなんだろうか?

最終痴漢電車3のヒロイン独占エンドを教えて欲しい
コミック版買ったんだけど全部痴漢電車送りしかなかった
0169ゲーム好き名無しさん垢版2017/06/30(金) 18:48:31.59ID:+Hqrb+LZ0
PS Vitaの「ラブライブ!School idol paradise vol.2 BiBi」をお願いします
>>58の「ラブライブ! School idol paradise vol.1 Printemps」が反映されてないので追加をお願いします
0172ゲーム好き名無しさん垢版2017/07/10(月) 21:57:35.09ID:4Dhjnzw50
イース8投稿したいです
vita版発売から1年ほど経ってますが、PS4版が発売されたばかりなのでトリップ付けます
一応PS4版の追加要素は付けないつもりです
0174イースVIII ◆l1l6Ur354A 垢版2017/07/11(火) 06:06:16.19ID:t/7pJC1g0
イースVIII -Lacrimosa of DANA-

主な登場人物

プレイアブルキャラ
・アドル…シリーズお馴染み赤毛の冒険者。今作では21歳。
・ラクシャ…ツンデレ貴族。今作の現地妻担当
・サハド…ガサツで下品だけど人情には厚い漁師
・ヒュンメル…裏社会で運び屋を稼業とする怪しい男
・リコッタ…野生児なロリっ娘。色々とヤバい格好をしている。
・ダーナ…2人目の主人公。予知能力を持つ。

その他のキャラ
・ドギ…イース1・2の頃から共に旅をしているアドルの相棒。
     パーティキャラではない。ついでに今回壁は壊さない。
・バルバロス…豪華客船ロンバルディアの船長。バイト稼ぎをするアドルの雇い主
・オルガ…ダーナの友達1。
・サライ…ダーナの友達2。

主な用語説明

ロムン帝国…ローマ帝国がモデル。
アルタゴ公国…カルタゴがモデル。
グリーク地方…ギリシャがモデル。
ゲーテ海…地中海がモデル。
セイレン島…現地の船乗りに恐れられている、謎に包まれた無人島。行って帰ってきたものはいないという。
古代種…セイレン島に住まう、凶暴な爬虫類の姿をした異形の獣。いわば現実世界での恐竜。
漂流村…漂流者達がセイレン島から脱出するために整備した入り江の拠点。定期的に古代種に襲われる。

※アドル編とダーナ編で全く異なるストーリーが展開されるので、
ダーナ編は【ダーナ編】と付けてまとめていきます。
0175イースVIII ◆l1l6Ur354A 垢版2017/07/11(火) 06:07:39.06ID:t/7pJC1g0
プロローグ「ゲーテ海の夜」

時系列としては5と6の間。
物語は、サンドリアとエレシア大陸をグリーク地方経由で結ぶ豪華客船、ロンバルディア号の船上から始まる。
サンドリアでの冒険を終えたアドルは、どうにかしてアフロカ大陸に渡ろうと考えていた。
この頃、アフロカ大陸のアルタゴ公国とエレシア大陸のロムン帝国が紛争中のため、アフロカには要人や軍関係者しか立ち入ることができなかったためである。
(なお、本作から2年後にアルタゴへの上陸を果たし、7の舞台となる。)

とりあえずまずは路銀が必要だということで、ドギと共に臨時の水夫として働くことになったのである。
休憩中、船員カシューにそんな話をすると「そんな無茶を考えるなんて」と呆れられる。

船長のバルバロスがアドルを呼んでいるとカシューから伝えられ、船長室にお邪魔するアドル。
バルバロス船長は、冒険家であるアドルに「セイレン島を知っているか?」と問う。
セイレン島は、グリーク地方に伝わる「永遠に呪われた島」であり、
島に近づく船はことごとく沈められてしまうため、生きて戻ってきた者はいないのだという。
興味津々なアドルに、船長は「近づくことはできないが通過する際には伝えよう」と言ってくれた。

船長からの依頼である晩餐会の警備を一通りこなしたところで船長から連絡。セイレン島の近くまで来たとのこと。
そのとき船体が大きく揺れ、甲板の方から乗客の悲鳴が上がる。アドルが駆け付けてみると正体不明の触手が船体に絡みついていた。
ドギから受け取ったイシオスソード(5で手に入れた最強武器)で撃退するも、触手がいくつも現われ船体が傾き、乗客が次々に投げ出されていく。
アドルも踏ん張りむなしく力尽き、海の中へ。
0176イースVIII ◆l1l6Ur354A 垢版2017/07/11(火) 06:08:33.21ID:t/7pJC1g0
第一部「セイレン島」

アドルはどこかの海岸に流れ着き、そこで目を覚ました。
近くに漂着していた錆びた剣を手にとって、魔物を退けながら行けるところまで行ってみる。
途中、岩陰で着替え中の女性とラッキースケベな出会い。ロンバルディア号の乗客の一人でラクシャと名乗った。
ラクシャはラッキースケベやら船沈没の責任など諸々でアドルに激しく反発するも、一緒に行動することに。

そのうち、魔物がいない入り江を見つけ、他に誰かいるかもと周辺を捜す二人。人影が洞窟に入ってくのを見つけて後を追う。
ボスを倒して洞窟を抜けると、その人物はバルバロス船長であった。
バルバロス船長は、船沈没の真相(触手襲撃)をラクシャに話すとともに、沈没時の潮の流れ等を分析し、ここがアドルに話した「セイレン島」だろうと話す。
無人島だと分かり悲嘆に暮れるラクシャ。バルバロス船長は一刻も早い状況把握と乗客全員が生還できるよう全力を尽くすことを約束した。

まずはバルバロス船長の依頼で、アドルは島を巡りながら漂流した乗客達の捜索と島の地図作成をすることに。
船長はこの入り江を整備し、島を脱出するための拠点にするという。
そこでなぜか保護されるべき乗客であるはずのラクシャが、船長の反対を振り切ってアドルに同行すると言いだす。
「アドルの"冒険家"という肩書きが気にくわない、自分の大嫌いな人に似てるから信用に値するか見定める!」とのこと。

島の探索に出てしばらくすると、大柄な中年男性に遭遇。彼は謎の異形の獣に襲われていた。
ラクシャがその獣の姿を見て大きく動揺する。「この獣は、まるで・・・」
アドル達は異形の獣をどうにかノックダウンさせたが、皮膚がとても硬く一切の武器が通用しない。結局、完全に倒すことはできずに逃走を許す。
助けられた男性は豪快に二人の肩を抱き、ガハハと大笑い。ゲーテ海の漁師サハドと名乗る。フケをまき散らすサハドにラクシャどん引き。
サハドをPTに入れたアドル一行が入り江に帰ると、船長のほかにドギが現われた。アドル達のいない間に合流したらしい。
その日の晩、異形の獣についての報告を聞いた船長は、入り江を身を守るための場所として本格的に発展させることを決め、ドギは拠点設備を担当することになった。
0177イースVIII ◆l1l6Ur354A 垢版2017/07/11(火) 06:10:12.34ID:t/7pJC1g0
第二部「漂流者達の狂宴」

その夜、アドルは妙な夢を見る。それは、どこか見知らぬ村の少女が何かの使者達に引き取られる夢であった。
ぼんやりしながら目覚めるアドルにラクシャはあきれ顔。引き続き漂流者の捜索に乗り出す。

アドル一行が島を探索する途中、運び屋と名乗る男・ヒュンメルに出会う。
最初は「俺に関わるな」と立ち去るが、次に出会ったときは目的の方角が同じだからと半ば強引にPTインしてくる。
ラクシャは怪訝な顔をするが、アドルとサハドは快く受け入れる。
また道中、誰かが築き上げた見晴し台を発見し、登ってみると末尾に「T」の署名が書かれたメモを発見する。
どうやらロンバルディア号沈没より先に誰かが島に漂着し、生活している人がいるらしい。

【ダーナ編@】
島が広大なため、漂流者の捜索中に何度か野営をするが、そのたびにアドルは少女の夢を見る。
使者達に引き取られたダーナという少女は、「はじまりの大樹」という存在の巫女候補に選ばれたらしい。
ダーナを含めた候補者達一同は「大樹の寺院」と呼ばれる場所に集められる。
寺院のお偉いさんによれば、大樹の巫女は、理力という魔法みたいな力を駆使してエタニア王国という国を導く、女王と同等の存在だという。
しかし、何かのの予知を感じ取ったダーナはその場をこっそり抜け出していた。導かれるままにはじまりの大樹にたどり着き、そこで先代の巫女と出会う。
ダーナには、理力により生まれつきの予知能力が備わっていた。先代の巫女からは「今見えたものは誰にも話してはいけない」と諭される。

その後ダーナは、同じ巫女候補者であるオルガやサライと仲良くなり、共に巫女になるための修行を積み重ねる。
お転婆で人並外れた行動をするダーナとそれを咎めるお目付役的存在のオルガ、そして二人を優しく見守る冷静沈着なサライ。
3人のチームワークは素晴らしく、ときにはダーナの予知能力を使って巨大な山火事を救ったりと多くの功績を挙げていった。

夢から目覚めたアドルは仲間に「最近妙な夢を見る」と話すが、寝ぼけているだけだと軽くスルーされるのであった。
【ダーナ編@ここまで】
0178イースVIII ◆l1l6Ur354A 垢版2017/07/11(火) 06:13:12.41ID:t/7pJC1g0
島の各地を巡り次々に漂流者を救出していくアドル一行。入り江も漂流村として立派に発展していく。
捜索活動は順調かに思えたが、バルバロス船長が何者かに襲われたという報せを受ける。
漂流村に戻ってみると、ベッドに横たわる船長と犯行予告のメモが残されていた。
漂流者の一人、ロムン帝国憲兵エアランはそのメモを見て、「それは『名無しの切り裂き魔』の仕業だ!」と憤慨する。
帝都を騒がせている凶悪犯「名無しの切り裂き魔」がロンバルディア号に乗り込むという情報を聞きつけたエアランは、
後を追ってロンバルディアに乗り込み、犯人を捜索していたとのこと。

イヤミな帝国貴族カーラン郷が続けて襲われ、疑心暗鬼に陥る村の人々。
同行していたヒュンメルもいつの間にか姿を消していた。
さらにはその村も獣の集団に襲われ、迎撃で手一杯。そこにはサハドを襲った異形の獣も含まれていた。
そこにヒュンメルが現われて異形の獣を撃退するが、ますます怯える村の面々。
ところが、ラクシャは異形の獣の正体に心当たりがあるという。
最初は話すことを躊躇っていたが、船長に促されて意を決し、異形の獣は大昔に絶滅したはずの「古代種」だと説明する。
中には信じない者もいたが、古い地層から大きな骨が出土されることがあり、帝国でも研究が始まったばかりだという。
船長達に感謝され、意外そうな顔をするラクシャ。
その日の晩、ラクシャは自分が古代種に詳しい理由をアドルに語った。

ラクシャの父は貴族でありながら古代種の研究者で、ラクシャはかつて父を尊敬していた。
自分も古代種について勉強していたが、父が研究に傾倒しすぎて家が崩壊。貴族の地位と領地の返上命令が下りる事態に陥った。
そんなことがあり、自分が持つ知識を疎ましく思うようになり家を出奔したのである。
しかしここでは自分の知識が役に立つと分かり、自分の居場所を見つけた気がするという。
何かとアドルに反発していたのは、容姿・性格が父に似ていたせいだったことも分かる。デレるラクシャ。

翌朝、カーラン郷が「もう沢山だ!貴様らが何もしないならワシ一人で島を脱出するのである!」と
作りかけのボートを勝手に持ち出してしまう。挙句、例の触手に襲われてボートごと海の藻屑に。
触手の正体は、巨大な海洋生物型の古代種であった。
ますます悪い雰囲気に包まれる事態を打開すべく、捜査に乗り出すアドル一行。
一般人には上陸できないはずのアルタゴへの渡航歴があることなどから、犯人は漂流者の一人、開業医キルゴールだと判明。

エアランと共にキルゴールを追い詰めると、ヒャッハーな本性を表し村から逃走する。
エアランや船長と共にキルゴールを追って海岸へ出ると、小さな少女が倒れているのを発見。
助けに入ろうとした船長だがキルゴールの罠だった。少女の前に張られたワイヤートラップで大腿部を斬られてしまう船長。
エアランにその場を任せてキルゴールを追い、袋小路に追い詰めたところでボス戦。
キルゴールは逃げようとするが、突如現われた古代種にあっけなく食われる。そのまま立ち去る古代種。
エアラン達の所に戻るが、船長の傷は致命傷だった。後をアドルに託して、船長は息を引き取るのだった。
0179イースVIII ◆l1l6Ur354A 垢版2017/07/11(火) 06:27:09.20ID:t/7pJC1g0
プロローグのところ、イシオスソード→イシオスブレードですね
訂正します
0180イースVIII ◆l1l6Ur354A 垢版2017/07/11(火) 06:28:13.62ID:t/7pJC1g0
第三部「ジャンダルムを超えて」

【ダーナ編A】
再びアドルはダーナの夢を見る。ダーナは修行の末、正式に大樹の巫女に選ばれた。
オルガとサライは彼女を祝福するも、オルガはダーナの後先考えずに行動する性格を心配していた。

大樹の巫女としての初仕事、植樹祭に臨むダーナ。(ここから初めてダーナが操作可能になる)
寺院近くの大峡谷を敵を蹴散らしながら進み、その最奥で「ヒモロギの苗木」を植える。
そこではエタニア王国の未来が見えるらしい。ダーナの予知能力を使うと果たしてどうか。
ダーナが見たのは、遠くまで広がる草木と青空。
やがて夜の海上に景色が変わり、突如水底へ引きずり込まれる。息苦しさで我に返るダーナ。
今の光景はなんだろうか?疑問に思いながらも植樹祭は無事成功した。
エタニア史上「最も幸福な時代」の始まりだと皆が祝福した。

夢から目覚めるアドル。今までは彼女の出来事が紙芝居のように流れていただけであったが、
今度は自分自身がダーナになったような現実感があった。これは本当に夢なのだろうか。
【ダーナ編Aここまで】

名無しの切り裂き魔事件により船長が命を落としてから一週間が経っていた。
村の漂流者達は悲劇から徐々に立ち直りつつあった。
アドル達は亡き船長の遺志を継いで、残る漂流者の捜索と島探索の続行を決意。
島の東西南はあらかた調べ尽くしたので、残る北部に行くことを決めた。

しかし北部に行くには、天高くそびえる山を乗り越えなくてはならない。
さらに、山の手前には巨大な峡谷が行く手を遮っており、これもどうにかする必要があった。

エアランにちなんで憲兵を意味する「ジャンダルム」と名付けた山に、ひとまず向かう一行。
すると、巨大な木の幹が峡谷に橋を架けるように伸びており、あっけなく峡谷を渡れてしまった。
前に来たときにはこんなもの無かったはずだとみな首を捻る。
さらにラクシャが言うには、この巨大樹も古代のもので、今では存在するはずのないものだという。

ジャンダルムに差し掛かると、サハドを襲ったのとは別種類の古代種に遭遇。
今の武器ではやはり倒すことができなかった。
古代種に注意しつつ行けるところまで行こうと決意し、入り口の手前で夜を明かす。

【ダーナ編B】
巫女に選ばれなかったオルガとサライは、故郷に帰るか否かの決断に迫られていた。
サライは故郷に帰ることをダーナに告げた。
そして、竜種といわれる獣に効果のある金属、ヒイロカネを纏った半月刀をダーナにプレゼントする。
付近の古い地層からヒイロカネが沢山とれたので、自分の代わりとして傍に置いて欲しいと。
【ダーナ編Bここまで】
0181イースVIII ◆l1l6Ur354A 垢版2017/07/11(火) 06:30:53.04ID:t/7pJC1g0
古代種に苦しめられながらジャンダルム中腹にたどり着くと、木々でカモフラージュされた丸太小屋を発見。
中を捜索すると、机に置かれた日誌の「T」の署名から、見晴し台と同一人物が築いた拠点だと判明。
しかしハンモックは2台あった。どうやら住んでいるのは「T」一人だけではない?

さらに進むと、サハドを襲った古代種による3度目の襲撃。
そのとき「いざ、助太刀仕る!」と古風な言葉を話す少女が現われ、クナイのような武器を投擲。
古代種は悲鳴の雄叫びを上げて立ち去っていった。

一行を助けた少女リコッタは、物心付いた頃からこの島に住んでおり、
現在は彼女に言葉を教えた義父の探検家タナトスと一緒に、丸太小屋で暮らしていた。
しかし少し前からタナトスは行方不明となっており、彼の行方を捜しているのだという。
護身用の投擲武器が気になったアドル達。鏃の先端が金色に輝いている。
見たことの無い金属だが、リコッタはこれで古代種を倒せると告げ、一同驚く。
しかし作り方はタナトスしか知らない。ひとまずリコッタを連れて漂流村へ引き返す。

漂流者の一人である鍛冶職人カトリーンは、これが伝説の金属ヒイロカネだと推測。
どこかに採掘場所があるはず。そこでアドルはダーナの夢(ダーナ編B)を思い出し、近くに古い地層があるのではと考える。
リコッタには心当たりがあった。そして読み通り、ヒイロカネの採掘場所を探りあてた。
夢とここまで一致するなんて偶然とは思えない。この島には常識を超えた何かが眠っていると疑い始めるラクシャ。
手に入れたヒイロカネで皆の武器をグレードアップし、古代種の討伐に成功。村の面々は大いに盛り上がる。

ジャンダルムの頂上にたどり着くと、巨大な翼竜型の古代種がアドル達を待ち構えていた。
どうにか倒して、頂上から北部を見下ろしてみると、そこには古代種がうようよ。
まさに、太古の世界そのものであった。
0184イースVIII ◆l1l6Ur354A 垢版2017/07/12(水) 00:12:46.80ID:LFLbtsaR0
続き行きます

主な登場人物A

・タナトス…漂流してから1年以上セイレン島で暮らしている探検家「T」。リコッタの義父。
       常にユーモア心を忘れない初老の男性。
・キャプテン・リード…100年前にゲーテ海を大暴れしたと言われる伝説の海賊。

主な用語説明A

・竜種…エタニア時代における古代種の呼称。
・エタニア王国…太古の世界に栄えていたエタニア人達が収める王国。「女王」と「大樹の巫女」を国の要としている。
・王都アイギアス…エタニア王国の王都。アドルの時代では遺跡になっている。
・エタニア人…太古の時代に地上を収めていた者達の総称。
         ヒトとは異なり竜種から進化した存在で、みな怪力かつ背が高い。人間サイズのダーナだけが特別。
・理力…エタニア人が駆使できる魔法の力。
     エネルギー源は地脈から供給され、エタニア人が築いた巨大な水晶柱によって制御している。
・バハの塔…王都の東にあるエタニア時代の学術機関。現代では地盤が緩み斜塔になっている。
・始生代の大穴…王都の北側、島の北端に位置する巨大な大穴。海水が滝のように流れ落ちている。
・王家の谷…王都の西に位置しエタニア王家の墓地がある。大樹の巫女も立ち入れない聖域。
・モノリス…理力を使ったエタニア時代のコンピュータ。
・オケアノス…ロンバルディア号やカーラン郷のボートを沈めた古代種で触手の正体。巨大イカ。
・エレフセリア号…セイレン島周辺の海域をさまよう幽霊船。実はキャプテン・リードの海賊船。
0185イースVIII ◆l1l6Ur354A 垢版2017/07/12(水) 00:13:34.95ID:LFLbtsaR0
第四部「失われた世界」

ジャンダルムの頂上から北部の様子をしばらく観察する一行。
中心部には人が造ったものとおぼしき遺跡があり、北の端には、海水が滝のように流れ落ちている巨大な穴がある。
そして南側には、森にも見える巨大な大樹がそびえ立っていた。
島の北部がこんなことになっているとは、と驚愕するサハド。アドルは眼下に見える大樹に見覚えがあった。
ここで、第2部以来戦線を離脱していたヒュンメルが再び強引にPTイン。快く受け入れるアドルやリコッタ、それに呆れるラクシャ。
なんとか山を下りてきた一行。目の前には大樹と遺跡が広がる。古代種が闊歩する原野へ挑む前に野営をすることにした。
やはり、この辺りの光景は夢と似ている。アドルは改めて夢の内容を皆に説明するのだった。

【ダーナ編C】
オルガが寺院の祭司長としてダーナに仕える身となってから、しばらくの後。
エタニア王国の女王交代の報せを受けて謁見に向かうダーナとオルガ。
そこで待っていたのは故郷に戻ったはずのサライであった。実はサライが次期女王だったのだ。

夢から目覚めたアドルは、目の前に広がる大樹と遺跡「大樹の寺院」の前で一人考え込んでいた。
夢の中では壮麗だった寺院が、現実世界ではボロボロの姿で存在している。一体どういう事か、謎は尽きない。
【ダーナ編Cここまで】

リコッタが古代種にさらわれるなどのトラブルを経て、無事巨大な都市の廃墟までたどり着いたアドル一行。
しかし先に道がなく、廃墟に降りることができない。
ふと、近くにある水晶柱が光り始める。アドルが水晶柱に手を触れると、周辺が輝きだし、アドルの意識がダーナの世界に飛ぶ。

【ダーナ編D】
ダーナのほうも、アドルの存在に気がつき始めた。ダーナの予知の中で、アドルとして冒険しているような感覚を覚えるのだった。
そしてアドルの目を通してみた廃墟は、ダーナの世界におけるエタニア王都アイギアスであった。ボロボロになった王都の姿を見て困惑するダーナ。
ダーナはオルガに事の次第を相談する。オルガはダーナの予知能力を熟知しているだけに、これは見過ごせない事態だと言い行動を共にする。

ダーナは、予知の光景を頼りに、アドルが道中足止めを食らっている水晶柱のある場所まで移動する。
アドルの見た廃墟の光景と王都の姿が重なり、やはり見えたのは未来であることを確信する。
そして、傍に「ヒモロギの苗木」を植え「アドルさん達を導いてくれますように」と苗木に祈るのだった。
【ダーナ編Dここまで】

水晶柱の傍で倒れていたアドルが目を覚ますと、
手を触れる前には存在しなかった巨大な樹が突如現われ、廃墟まで幹を伸ばしていた。その光景に驚愕する一同。
ラクシャは、大峡谷の巨木も同じ現象によるものだと推測。自分たちは、夢の中のダーナの行動に助けられている。
理屈は分からないがまあとにかく先に進めて良かったと廃墟に降り立つ一行。
0186イースVIII ◆l1l6Ur354A 垢版2017/07/12(水) 00:15:34.46ID:LFLbtsaR0
廃墟を散策する中で、リコッタの義父タナトスを発見。
彼は翼竜型の古代種にさらわれ、ジャンダルムから北部まで飛ばされたのだという。
隙を見て脱出し、せっかくなので遺跡を探検していたのだ。

そこにヒュンメルが突然タナトスに近づき、「あんたに届け物がある。確認してくれ」と大切に持っていたケースを差し出す。
彼がパーティに勝手に入ったり抜けたりしていた裏には、タナトスに荷物を届けるという明確な目的があったのだ。
怪訝に思い中身を見ると…出てきたのはタナトス好物のピクルスと何かの紙。
かつて、タナトスが冗談のつもりでボトルに入れて流した手紙が、実はヒュンメルに届いていたのだった。
さらに、紙は船の設計図であった。仕事に生真面目なヒュンメルは、島脱出のカギを最初から持っていたことが判明。
誇らしげに仕事を語るヒュンメルと、それにげんなりするラクシャ。
触手野郎の件は残っているがひとまず脱出への手立てが一歩進んだ。

その後の会話の中で出てきた「寺院」という言葉に興味を示すタナトス。
ダメもとで夢のことについて説明すると、「なんということじゃ…アレは間違いではなかったということか」と意外な反応。
その言葉の真意について聞いてみると、「それはお前さんがその目で確認するのが一番いい」と、寺院の方角へ案内する。
道中の橋は崩れていたが、傍にあった水晶柱を発見し、もしかしてと手を触れてみる。再び意識はダーナに飛ぶ。

【ダーナ編E】
ダーナは、アドル達が旅をしているのがエタニア王国が滅んだ遙か未来だと確信する。
それを知ったオルガは「どんなに栄華を誇る国でも、いつかは滅びの時が来るというのか…」と落胆する。
問題は、"それ"がいつ起きるか。オルガはサライ女王に相談するべきかダーナに聞くが、まだ情報が足りていないので保留に。
ダーナはアドルの時代に崩落していた橋まで移動し、再びヒモロギの苗木を植える。
【ダーナ編Eここまで】

成長したヒモロギによって復元された橋を渡り、寺院を探索。
理力で動く守護像を撃退し、はじまりの大樹の根元までたどり着く。
そこには、木の枝に包まれて深い眠りにつく女性の姿が。それは、何度も夢の中で見たダーナその人であった。
思わずアドルが呼びかけると、目覚めるダーナ。枝が独りでに引っ込んで落ちてきたダーナを抱き留めると、
「アドルさん…どうしてだろ…私、何も思い出せない」と言ってそのまま意識を失ってしまう。言葉を失うアドル。
タナトスは、翼竜型の古代種に捕まった際、上空からダーナの姿を発見していた。本人は何かの見間違いかと思っていたが、そうではなかったのだ。

そこに、漂流村が古代種に襲撃されているという報せ。ひとまず一行はダーナを連れて漂流村へ戻るのだった。
0187イースVIII ◆l1l6Ur354A 垢版2017/07/12(水) 00:18:03.84ID:LFLbtsaR0
第五部「大樹の巫女」

眠るダーナを漂流村の面子に任せて、漂流村を襲う古代種の迎撃にあたるアドル達。
今までと異なり強大な古代種ばかりが襲ってくるので疲弊していく仲間達。
そのとき半月刀のブーメランが古代種達を斬り刻む。ダーナが目覚め、アドルの元に駆け付けたのだった。
古代種撃退後、「一応、初めましてだよね?私はダーナ。アドルさん、よろしくね」と握手を交わす2人。

その日の晩、ダーナは、エタニア王国は古代種が栄えていた時代の王国であるとドギ達に説明する。
その時代にまだヒトはいないという、今までの学説が全て覆されてしまうと驚くラクシャ。
古代種が栄えた時期は、あまりに古すぎてはっきりと判明していないのだ。

ダーナは、自分の出自やアドルと意識を共有していたところまでは覚えているが、
何故この時代に生きているのかまでは思い出せないという。
そこでダーナの記憶を取り戻すため、アドルと行動を共にすることにした。

船の設計図は手に入ったが、簡単には脱出できない。
なぜならロンバルディアを沈めた触手野郎を倒す方法を考えなくてはならないからだ。
ダーナはその触手野郎に心当たりがあるという。
エタニア時代でも触手野郎=オケアノスは脅威であり、盛んに研究されていたのだ。

オケアノス討伐の手がかりを掴むべく、一行は王都の東に位置するバハの塔に赴く。
塔の前が例によって進めなくなっており、水晶柱を使って過去のダーナの力を借りることに。
意識転送時に、今度はダーナの理力も使って、アドル以外の仲間達にもエタニア時代の景色を見せるのだった。

【ダーナ編F】
なぜアドルの時代に自分がいるのか理解できないダーナ。
エタニア滅亡の原因を探るため、自身もアドルを追ってバハの塔へ向かい、ヒモロギの苗木を植える。
【ダーナ編Fここまで】

翌日、バハの塔に突入する一行。
エタニアの理力を封じ込めた理法具の力を借りながら最上階までたどり着くと、そこにはモノリスの部屋があった。
まだ壊れていないモノリスを使ってオケアノスの情報を検索する。
オケアノスは普段周辺海域を回遊しているが、定期的に縄張りに戻って休息をとるらしい。そこが討伐のチャンスなのだという。
住処を見つければ活路がある事は分かったが、具体的な討伐方法については示されていなかった。

ついでにダーナは、はじまりの大樹について改めてアドル達に説明する。
はじまりの大樹は、その恩恵によって命ある者に「進化」を促す存在。
代々の巫女は大樹に祈りを捧げ、その恩恵を最大限享受する。
エタニア人は、はじまりの大樹によって竜種=古代種から進化した存在なのだという。
0188イースVIII ◆l1l6Ur354A 垢版2017/07/12(水) 00:20:43.47ID:LFLbtsaR0
漂流村に帰ると、辺りに濃霧が立ちこめていた。
村の漂流者達はなぜか海の方を見て大騒ぎしている。
望遠鏡を覗き込むと、青白い光を纏った幽霊船が異常なスピードで海上を漂っていた。
そして島の反対側にある岬の裏に隠れてしまった。

その日の晩、タナトスは「幽霊船を捜して脱出用に使ってみないか?」と提案する。
脱出に仕えるかどうかはさておき、一部を除いて興味津々なアドル達は、幽霊船が消えた岬に向かうことにした。
岬の洞窟を探索すると、例の幽霊船を発見。ボロボロで脱出には使えそうにない。
船名はエレフセリア号。近くに置かれていた日誌を見てサハドが戦慄する。
「キャプテン・リードだと!?グリーク人なら誰でも知ってる悪名高き海賊だぜ!?」
100年前に女子供構わず虐殺したという残忍さで恐れられている海賊の船と聞いてチビリそうな勢いのサハドだったが、
独りでに甲板からタラップが展開される。
乗り込んでみると、船は勝手に出航の鐘を鳴らし、青白い光を出しながら沖合に出てしまった。

リードの日誌を辿っていくうち、彼の伝説はグリーク海軍が作り上げた隠蔽工作であることが判明。
リードは奴隷開放のために、軍の脅しでセイレン島を探索させられた末、伝染病で命を落としていた。
甲板上のボスを倒すと、リードの亡霊が姿を現す。
未練に捕らわれていた魂を開放してくれたことに感謝し、生前作成していた脱出のための海図をサハド達に託す。
そこにはオケアノスの回遊経路も書かれていた。

漂流村に戻った一行は、海図をもとにタナトスやドギと協議した末、
王都北側にある「始生代の大穴」付近にオケアノスの住処があると睨んだ。
かつてはエタニア王宮の基底部から大穴付近の海底に潜ることができたが、現代では王宮は建物ごと消失。
再び過去のダーナの力を頼ることに。

【ダーナ編G】
オルガとの協議中、ふと空が翳ったような気配を感じるダーナ。
エタニア王宮消失の話は、オルガにも受け止めきれるものではなかった。
無用な混乱を避けるため、ダーナとオルガ以外の部外者にはまだ誰にも話していない。
最近ダーナ達の様子が違うことに気づき、気遣う者もいた。
今は話せないが、必要なときになったら遠慮無く頼らせてもらうと説得。
ダーナ達は人知れずエタニア王宮に向かい、ヒモロギの苗木を植えるのだった。
【ダーナ編Gここまで】

「な、なんじゃこりゃああああ!」サハドの叫びがこだまする。
崩れ落ちていた橋の先、目の前に巨大な王宮が現われた。
ヒモロギの樹は、外の何かから王宮を守るように包み込んでいた。これで地下から大穴の水底に潜れる。
道中で水中で息のできる理法具も手に入れ、オケアノスの住処にたどり着く。
そこには、もはや破片になったロンバルディア号の亡骸が辺りを漂っていた。
ロンバルディア号の仇打ちと船長の弔い合戦が始まろうとしていた。

作戦会議の後、いよいよ村の漂流者総出でオケアノス討伐作戦を開始する。
ドギやタナトス率いる漂流者組は、陸上からオケアノスを攻撃。
住処に逃げてきたオケアノスをアドル達が迎え撃った。
激闘の末、ついに倒れるオケアノス。島脱出最大の障害を打ち破ったのだった。歓喜に舞うアドルや漂流者達。

しかし、そのときダーナが何かの予知を感じ取り一人苦しんでいることに、誰も気づいていなかった。
0191イースVIII ◆l1l6Ur354A 垢版2017/07/12(水) 18:20:21.88ID:LFLbtsaR0
続き行きます

その日の晩、村ではオケアノス討伐を祝しての大宴会が繰り広げられていた。
宴が落ち着いた頃、「ダーナはこれからどうするつもりなんだろうな。ここを脱出しても、彼女は…」とドギがぽつりと呟く。
「それは俺も気がかりだった、島に心残りがあるんじゃねぇのか?」とエアラン。
タナトスの助言で、一人ぽつんと立っているダーナにそれとなく聞いてみるアドルだったが、

「アドルさん達は島を脱出することに集中して欲しいな。一緒に島を出たとしても、どうすればいいか…。」
「自分はどうしてこの時代に生きているのか、エタニア王国がどうなってしまったのか、
それが分からない限り、ここを去るわけにはいかないよ。」と答えるのだった。
結局はっきりしたことは聞けず有耶無耶になり、そのままアドルは眠りについた。

【ダーナ編H】
ダーナが大樹に祈りを捧げていると、また空が翳ることに気づくダーナ。
その瞬間、ある強烈な予知が脳裏を駆け巡った。

「…星?星がここに落ちてくるの?あの大穴は星が落ちた痕跡…!?」
ダーナは叫ぶ。「誰か、誰かいませんか!オルガ祭司長を!王宮に…サライ女王に会いに行きます!」

オルガを引き連れ、流星落下によるエタニア王国の滅亡を、正式な予言としてサライに報告。
サライは王都の中心にある水晶柱を使って、王国上空に巨大な障壁を築くことを提案。
そんなことをすれば、地脈が枯渇してしばらく理力が使用できなくなると警告するとオルガは警告するが、
何も行動せずにその時を受け入れるわけにはいかないと、王国中の理術士(魔道士)に障壁の準備をするよう手配をかける。
かつて修行僧時代に起こった山火事を救ったときのように、3人のチームワークが再び試されるときが来た。

準備する間もなく、"その時"は訪れた。ダーナが流星の到来を告げ、サライは予定通り障壁の展開を開始した。
流星は障壁により破壊されたが、実は流星は一つではなかった。愕然とするダーナ。
怒濤のごとく降り注ぐ流星雨により障壁にヒビが入り始める。障壁を展開している理術士達を援護するため、ダーナとオルガは王宮を飛び出す。
しかし突如濃霧が立ちこめて周りが見えなくなってしまい、ダーナはオルガとはぐれてしまう。
そこに現われた謎の竜種。倒すと景色が戻り、オルガと再会する。

しかしその瞬間、ついに流星が障壁を突破し、王宮傍に落ちてしまった。
その瞬間ヒモロギが急成長し王宮は守られたが、周囲の建造物は破壊された。
何かの過去がダーナの脳裏にフラッシュバックし、「また…また助けられないの!?」とダーナは激しく取り乱す。
さらに、不意に腕が焼けるような痛みを感じて呻くダーナ。オルガが腕を覗くと、謎の赤い文様が現われていた。

「始まったようだな。大いなる選択と淘汰の時代が」
いつの間にか、黒いローブを纏った人物が傍に立っていた。
「禁忌の地、王家の谷を目指すがいい。そこには巫女にも知らされていない大樹の真実が眠っている」とだけ言い残してローブの人物は消えた。
【ダーナ編Hここまで】
0192イースVIII ◆l1l6Ur354A 垢版2017/07/12(水) 18:22:33.85ID:LFLbtsaR0
オケアノス討伐の宴から一夜が明けた。アドルだけでなく、仲間達も今のダーナの夢を見ていた。
エタニア時代での急展開に誰もが困惑する中、ダーナが漂流村から姿を消してしまった。
「エタニアは流星雨が原因で滅びたのか?」いや、その後も生き延びていたようだからまだ記憶には続きがあると考えるドギ達。
先ほど見た夢をヒントにして、ダーナは王家の谷に向かったと推測する。しかし何故一人で行ってしまったのか。
「国が滅び、仲間もいないこの世界に一人取り残されて、ダーナは一体どんな気持ちでいたのか…」
自分たちのことばかりで浮かれてしまい、ダーナのことは気にかけることができなかったと後悔するラクシャだが、
ダーナが村を抜けた理由は、彼女の複雑な事情もあるだろうが、もっと単純なことだと思うぞとタナトスの助言。
仲間達は急いでダーナの後を追いかける。

ダーナに追いついた一行であったが、ダーナはアドルとの合流を拒む。
実はオケアノスを倒した瞬間、ダーナは皆と別れの時が必ず来ることを予知してしまっていた。
漂流村で過ごすうちにもっと一緒にいたいと思うようになったダーナは、
自分のことは構わずここで別れた方が…と思い村を抜けたのだった。
「別れの時なんて、ここにいる全員にやってくる。だからこそその時は笑ってお別れしたいだろ」と諭すサハド。
「それだけ皆を想ってくれていること、本当に嬉しい」とリコッタ。
「ここではもはや大樹の巫女ではない。皆と対等の存在だからもっと頼って欲しい」とラクシャ。

説得の末、ダーナはアドルと再び合流することを決意。
「笑ってその時を迎えるため、私は自分の言葉でお別れを告げたい。だから、記憶を取り戻すのを手伝って欲しい」と皆にお願いするのであった。
まずはそばに置かれていた水晶柱に手をかざす。ローブの人物がダーナを呼び出した王家の谷が、この先にある。
鬼が出るか蛇が出るか、果たして。

【ダーナ編I】
流星雨は止まったが、流星の墜落が大地を刺激し、各地で火山の噴火などの天変地異が巻き起こっていた。
また、落下の衝撃で巻き上げられた粉塵により太陽が見えなくなってしまい、温暖だったエタニアの気候も寒気に見舞われ始めていた。
王都はあちこちの建造物が破壊され、さながら被災地の様相を呈していた。
豊作だと予言されていた作物もとれなくなり、エタニアの民が徐々に王都から逃げ出していく。

そんな中ダーナは、ローブの人物の言うとおり、王家の谷に向かうことを決意。
未来の自分自身にも頼まれたことだから、と。
しかし王家の人間しか立ち入ることを許さない禁忌の地。入り口では衛士が門番をしていた。
ダーナは彼らを理力で眠らせてから、水晶柱の傍にヒモロギの苗木を植えるが、巡回中の衛士に見つかってしまう。
一筋縄ではいかない王家の谷への侵入。ここは一旦退くことに。
【ダーナ編Iここまで】

王家の谷突入前の野営で、ダーナは自身が後先考えずに行動する性格になった経緯を仲間達に語る。
生まれつき予知能力を持ったダーナは、見たくない予知までガンガン入ってきてしまうので塞ぎがちになっていた。
それを見かねたダーナの母は、普通に生活できるよう理力を抑える指輪の理法具をダーナの指に嵌めた。
それからしばらくは普通に生活していたが、ある日自宅の納屋が火事になり、母が巻き込まれて亡くなった。
自分がこの指輪を嵌めていなければ、火事を事前に予知して母を救えたかもしれないと後悔したダーナは、
それ以来、たとえ理不尽でも目の前の救える者は全て救おうという決心をしたのだった。
※【ダーナ編H】でのフラッシュバックは、この時の出来事である
0193イースVIII ◆l1l6Ur354A 垢版2017/07/12(水) 18:27:48.40ID:LFLbtsaR0
王家の谷の最深部で、はじまりの大樹にまつわる壁画を発見したアドル一行。
しかしその壁画は、はじまりの大樹が地上を滅ぼしているような構図であった。
どういうことか悩むダーナの前に、夢に出てきた黒いローブの人物が現われる。「待っていたぞ、ダーナ」
大昔の人物ではなかったのか、と困惑するラクシャをよそ目に、ローブの人物は壁画について語る。

「まだ記憶は戻っていないようだな。ならば、その壁画を見て驚いたであろう。
大樹信仰は、一部のエタニア人どもが築き上げた絵空事にすぎないからだ」
「大樹がもたらす大いなる進化とは、"種"を成長させることではない。
外的環境に適応した者を"選択"し、不適応者は"淘汰"するという原理なのだ。」

つまり壁画にあるように、大樹は一定周期で天変地異を引き起こし、
それに適応した者には加護を与え、生き残れなかった者は淘汰する。
この地上を維持していくために、選択と淘汰による生命の選別を行うことが、大樹本来の役割であった。

この大樹による淘汰は涙の日(ラクリモサ)と呼んでいる。
エタニア王国も流星雨というラクリモサにより淘汰されたのであり、滅びは回避できない運命にあったのだ。

「我らを"拒否"したお前がどう行動するか、見届けさせてもらおう」
そうダーナに告げ、ローブの人物は消えた。
拒否とは一体どういう事か、ダーナは思い出すことができなかった。
0194イースVIII ◆l1l6Ur354A 垢版2017/07/12(水) 18:29:51.30ID:LFLbtsaR0
第六章「絶海のラクリモサ」

再び漂流村が古代種達に襲われる。
王家の谷から戻り、いつものごとく迎撃に当たるアドル達ではあったが、いつもと様子が違う。
ダーナも知らない古代種が現われたのだ。すなわち、エタニア紀以前の生物。胸騒ぎを覚えるラクシャとダーナ。
いつにもまちて殺気立っている古代種達は留まることを知らない。昼夜問わず襲いかかってくる。
篭城戦に持ち込まれた漂流村。食料や物資も尽きてきた。このままでは、島脱出の前にいつまで村が持つか…

隙を見て、情報収集のためにジャンダルムの頂上まで理力ワープ。
すると、はじまりの大樹周辺が霧の繭に包まれていた。霧の中から、エタニア紀以前の生物が次々に飛び出してくる。
詳しい状況を確かめるべく、大樹に移動。ところが、橋を延々と歩いても大樹が霧に隠れて見えてこない。
そのうち、アドルは霧の中で仲間達とはぐれてしまった。
霧の中で謎の古代種に遭遇。その姿は、【ダーナ編H】で過去ダーナが戦った謎の竜種に類似していた。
倒すと仲間達と合流。結局大樹にたどり着くことはできず、いつの間にか元の場所に帰ってきてしまった。

ふと、アドルは腕に激しい痛みを感じて呻く。思わず腕をまくってみると、ダーナと同じ赤い文様が現われた。
すると、霧の繭が急に広がり始めた。困惑するアドル達だが、「はじまりの大樹による世界の進化が再び始まった」と、聞き慣れない声が聞こえてきた。
その声はローブの人物のものではない。ローブの人物を含め、4人の人ならざる者達が歩いてきた。

声の主は、海洋生物のような姿をしておりヒドゥラと名乗る。
そのほかは、雄牛のような姿をしたミノスと、虫の姿をしたネストール、そしてローブの人物ウーラ。
彼らは「進化の護り人」と名乗り、大樹のもとで世界の進化を見届ける存在であった。
それゆえ、彼らはアドル達に危害を加えるつもりはなく、ただ見守るだけなのだと諭す。

ラクシャは「大樹による世界の進化」とはどういうことか、護り人に真意を問う。
「あなた方人間も、ラクリモサによって淘汰される対象に選択されたのです。」
「リコッタ達、死んじゃうのか!?」「ええ、誠に残念なことですが…」

ラクリモサはその時代によって異なる厄災を引き起こす。
エタニアは流星雨。この時代に対しては「古代世界への回帰」が今回のラクリモサ。
霧の繭が膨張すると共に、ラクリモサの影響がこの地方全域に拡大するという。
「同情を禁じ得ませんが、私達は何もしてあげられません」とヒドゥラは言う。

護り人達には、アドルやダーナと同じ赤い文様が刻まれていた。
自身の正体を思い出したダーナは動揺。ダーナはエタニア時代の「進化の護り人」だったのだ。

ラクリモサによって滅び行く"種"の中で、最も輝く魂を持つ者が「進化の護り人」に選ばれる。
彼らは自分と同じ"種"が滅びる様を見届け、それから未来永劫世界を見守っていく。
ヒドゥラ達は、それぞれラクリモサによって滅んだ"種"の生き残りだというのだ。

すると、アドルに赤い文様が現われたということは…
「アドル、あなたもこの時代を代表する進化の護り人に選ばれたのです。」

「そんなことは許されない!」と憤慨するアドル達。
好きなだけ抗うと良い。また来るから、それまでに覚悟を固めろ、と言い残して護り人達は去っていった。
0195イースVIII ◆l1l6Ur354A 垢版2017/07/12(水) 18:31:35.65ID:LFLbtsaR0
>>194
誤 いつにもまちて殺気立っている古代種達
正 いつにも増して殺気立っている古代種達
訂正します

ストックが尽きたのでしばらくお待ち下さい。続きます
0196イースVIII ◆l1l6Ur354A 垢版2017/07/12(水) 21:12:38.32ID:LFLbtsaR0
主な登場人物B
ヒドゥラ…最初の時代の護り人。かつては原初の海を支配していた。セレンの園建設者
ミノス…大氷河期時代を代表する護り人。氷に覆われた大地を支配者する一族の王であった
ネストール…昆虫が世界を支配した時代の女王。感情を持ち合わせておらず、あっさりとラクリモサを受け入れた。
ウーラ…黒いローブを纏った人物。正体はサライで実は擬態の能力を持つ天上人。
リトル・パロ…バルバロス船長が伝令役として言葉を仕込んだ、セイレン島のオウム。
         船長亡き後も、村からの伝令をアドル達に伝える役目を担っていたが…
大地神マイア…はじまりの大樹を創った神。最初に大樹の真実をヒドゥラに教えて以来、永い眠りにつく。

主な用語説明B
ラクリモサ…はじまりの大樹による天変地異とそれによる種の淘汰。エタニアはラクリモサで滅亡した。
進化の護り人…大樹の進化を見届ける存在。それぞれラクリモサによって滅んだ種の生き残りで不老不死。
セレンの園…神の摂理であるラクリモサに対抗すべく、かつてヒドゥラが作った施設。滅んだ種の膨大な量の想念を利用する。
見届けの丘(オクトゥス)…はじまりの大樹の内包世界。ラクリモサで滅んだ種の想念が捕らわれている。
0197イースVIII ◆l1l6Ur354A 垢版2017/07/12(水) 21:14:27.85ID:LFLbtsaR0
護り人が去った後、ダーナは何故彼らと行動を共にしていないのか疑問に感じていた。
すると、傍にあった水晶柱が輝き出す。ダーナはそれに手をかざす…

【ダーナ編ラスト】
流星雨の終結から幾ばくかの時が過ぎ…
エタニアの寒冷化は一層強みを増し、今や季節外れの雪が降り始めていた。
この寒冷化により、生き残った人々も次々に病に倒れていく。
流星雨以来、王宮の門は何故か閉ざされたままで、サライ女王も行方不明であった。
昏迷を極める王都。滅びの道を辿るエタニア王国。もはや、国の誇りも尊厳も失われていた。

そんな中から、大樹の巫女を糾弾する一派が現われた。ダーナこそ、あの凶星を呼び寄せた魔女なのだと。
かつてダーナと親しかった者達も、次々に糾弾派へと掌を返していった。
彼らの目をかいくぐり、必死に王都を駆け回るダーナとオルガ。
皮肉なことに、王家の谷は警護が手薄になった。今なら難なく入れるだろう。

オルガは文献や伝承を読み漁り、ラクリモサに抗う最後の手段と言われる「セレンの園」の在処について調査していた。
そのセレンの園の在処がようやく判明、予想していたとおり、王家の谷にあった。
王家のサライならこの事を知っていたはず。なぜ隠していたのか。そしてどこに行ってしまったのか。
アドルの時代にはそんなものは見つからなかったが、恐らくアドルの時代に至る前に崩落したのだろう。

自分たちにはまだできる事があると、セレンの園に向かおうとするが、王都の出口で糾弾派に見つかってしまう。
そこには、かつてダーナの護衛として働くことを夢見ていた若き衛士、ラステルの姿があった。
ダーナに惚れていたラステルは「いつか立派な衛士になって、この手で巫女様を守って見せます!」と約束を交わしていたのだが…
ラステルが目標としていた衛士長の父を流星で失い、
「教えて下さい巫女様…。何故こんな事に!どうしてエタニアを守ってくれなかったんだ!」と怒りの矛先を向ける。

「ラステル、あなたの問いにはまだ答えることはできません。でも、何よりも知りたい。巫女として、彼らの友人として。」
「彼らがどうして命を落とさなければならなかったのか。そして、どうすればエタニアを…皆を救えるのかを。」ダーナの言葉にハッとするラステル。
「この命尽きようとも、真実を知らなくてはいけないのです。さあ、ここを通して下さい!」
巫山戯るな、とダーナに石を投げつける糾弾派達。顔面に迫った一つを…ラステルの槍がはじき返した。
「あのとき、父と言葉を交わすことはできなかった。でも父は、自分の役割を全うして死んでいったに違いない。」
「ならば…父と同じように己の使命を全うしてみせる!自分が守ると決めた者を最期まで守ってみせる!」

「あの時の約束、今ここで果たさせて下さい」と言い遺し、ラステルはダーナを逃すのであった。
0198イースVIII ◆l1l6Ur354A 垢版2017/07/12(水) 21:16:43.83ID:LFLbtsaR0
セレンの園への道中、大樹の寺院にて侍女の報告を受けるダーナ。
流星雨の直前に、はじまりの大樹が黄金に輝き、地中の理力も異常に高まっていたのだという。
やはり、壁画の内容は真実だった。ダーナは、糾弾派の言い分もあながち流言ではないなと皮肉った。
もはや寺院の存在意義も失われたも同然。今後どうするか、指示を請う寺院の修道女達。
人々に苛まれても、今まで通り苦しむ人々の傍に寄り添おうと諭すダーナ。信仰は失われても、大義までは失うまいと。
やはりダーナを巫女に推挙したのは間違いではなかったと、寺院の修道女達も覚悟を固めた。

王家の谷の壁画前にあるセレンの園にたどり着いたダーナ。
周囲の溝から水のようなものが流れ落ち、中心の小さな樹に集まってきている。
その木の前には石碑が置かれてあった。
「『セレンの園』は各々の時代を生きし種の想念が辿り着く場所…想念を糧としてかの樹は育つ。」
「"想念の樹"が育ちし時、あらゆる摂理や理法に干渉し、忌まわしき涙の日の克服が可能となるだろう」

しかし、流れる想念の水は弱々しい。ダーナの背後に、進化の護り人達が現われる。
セレンの園はヒドゥラが造った場所であり、弱々しく流れている想念がエタニア人のものであると説明。
ラクリモサほどの摂理に干渉するには膨大な想念が必要で、
過去生きてきた種の想念を積み重ねても、樹が十分育つには全然足りていなかった。

崩れ落ちるダーナ。「この園が、最後の頼みの綱だった…!」
護り人達は、その気になったらいつでも訪ねてこいと言って去って行く。
しかしダーナは自分にムチを打つ。「まだ…まだだよ…!」
「あの人も、同じ…。この園が、いつか必要になるときが来る。」そう言って、ヒモロギを植えるのだった。
0199イースVIII ◆l1l6Ur354A 垢版2017/07/12(水) 21:17:58.36ID:LFLbtsaR0
それから、さらに年月が流れた。
かつて青空の下で栄えていたエタニア王国は、今や深い雪の中。今もなお、雪は深々と降り注ぐ。
一人、雪に埋もれた大樹の前で祈りを捧げるダーナの前に、ローブの人物、ウーラが現われる。
ウーラは問う。「いつまでそうしている気だ?」

「相次ぐ天変地異により、すでにエタニア人全ての命が失われた。親友のオルガとやらもこの世を去ったのだろう。」
このうえ何のために、と問うウーラにダーナは答える。「私には、まだ助けられる人たちが残っているから…。」
「遠い未来でラクリモサに対峙しているアドルさん達と、護り人という呪縛に捕らわれ続けているサライちゃん、あなたたちを助けたい。」
ダーナは、ウーラの正体がサライ女王だと言うことに気がついていた。ローブを取ると、サライの顔が現れた。

「私達護り人を呪縛から解放するなんて、意味のない話だ。それに、それが何を意味するのか分かっているのか?」
「護り人のみんなが私を見る目。それが、自分自身を見守るような目をしているから…」ハッとするウーラ。

そしてダーナは、自らのこめかみに指を当て、自分自身を射貫く。
倒れるダーナに驚くウーラ。「何故、そこまでできる…!」
他の護り人達が現れ、すでに自殺なんて出来ない身体なのに、と言うが、そうではなかった。
ダーナの周りに木々が生え、身体を取り囲み始めた。木々の中で眠るダーナ。

ダーナはラクリモサによって絶望に捕らわれる前に、自分自身を封印した。そして、次のラクリモサの時に目覚め、再び立ち向かうつもりなのだ。
なかなか根性のある女じゃねーか!と感心するミノス。
ダーナが次の種と交信する力を持っていたことと合わせて、自分たちが知り得る以上の事が起こっているのでは、と考える。
ラクリモサの前に抗えるとは到底思えない。遙かな叛逆の道を選択したダーナをこれからも見届けようと、護り人達は消えた。

そして遙かな時を超えて、ダーナはアドルと邂逅するのであった。
【ダーナ編ラスト ここまで】
0200イースVIII ◆l1l6Ur354A 垢版2017/07/12(水) 21:22:37.30ID:LFLbtsaR0
ついに全てを思い出したダーナ。ダーナはアドルに会うために、大樹の前で眠りについていたのだった。
それに、ローブの人物はダーナの親友だったサライであることも判明。
アドル達もラクリモサに抗うために、おそらくヒモロギで復元されたであろうセレンの園に向かうのであった。

【サブクエスト「友人の遺言」】
※本編ではないですが、真エンドを見るためには必須のシナリオなので書いていきます。

ラクリモサを前にして、ダーナは漂流村で一人オルガのことを思い出していた。
話を聞くと、ダーナは当時エタニアを救うのに必死で、オルガの死に目には立ち会えなかったのだという。
「青い鳥の伝承を知っているか?そうだな、いざという時はかの者に託すとするか…」それがオルガとの最期の会話だった。
その会話が気がかりになっていたのだという。オルガは死ぬ前に何かを遺したのでは、と。
今ではもう無駄かもしれないが、とダーナは言うが、アドルは一緒に探すことを決意。

手がかりを元に王都を捜索した末、鳥の石像の首にペンダントがかかっていた。「そんな…オルガちゃんのだ…」
その時、ペンダントから想定外の声が聞こえてきた。「ダーナ、聞こえるか?」

「これを見つけたと言うことは、私はもう力尽きたようだな…。」
「お前は、自分たちと出会ったことや大樹の巫女になったことを後悔しているか?悔やんではいまい。私も同じだ。」
「よく覚えていておけ。お前が自分たちを大切に思ってくれているように、私もお前のことを想っているということを。」
「せめてこの品をお前に贈ろう。私の残る理力を全て込めておいた。負けるなよダーナ。また、どこかで会おう…」

「やっと…やっと受け取ったよ、オルガちゃん…!」
オルガからのメッセージを受け取ったダーナは、あの流星雨以来、はじめて涙するのであった。
【サブクエスト「友人の遺言」ここまで】
0201イースVIII ◆l1l6Ur354A 垢版2017/07/12(水) 21:26:36.13ID:LFLbtsaR0
再び連投規制入ったので今日はここまで。
恐らく次がラストになります。
0203イースVIII ◆l1l6Ur354A 垢版2017/07/13(木) 23:55:12.40ID:w4317uHF0
>>194
第六章→第六部

>>200
友人の遺言→親友の遺言

他にも細かいところで色々と誤字脱字があってすみません。どうかご容赦下さい。
ではラスト行きます
0204イースVIII ◆l1l6Ur354A 垢版2017/07/13(木) 23:55:36.54ID:w4317uHF0
復元されたセレンの園に辿り着いたアドル一行。
しかしセレンの園の中心にある想念の樹は、エタニア時代に比べて大きくなっているものの、まだ十分には育っていなかった。
途方に暮れるアドル達の前に、護り人達が現れる。ラクシャは、そもそもなぜセレンの園を造ったのか、とヒドゥラに聞く。
ヒドゥラは、ちょうど今のアドル達のように、かつてラクリモサを止める方法を必死で捜していたのだという。
研究者だったヒドゥラは、セレンの園を築く事には成功したがそれまでだった。結局、為す術もなく彼の種は滅んでしまった。

「それならば、私達の気持ちも分かるはずです!」
あくまでも諦めようとしないアドル達に、無駄だろうと考えつつも助言を出すヒドゥラ。
セレンの園に流れ込むのは、あくまでもラクリモサ以前に生きた者達の想念である。
しかしラクリモサによって淘汰された者達の想念は、未だはじまりの大樹に捕らわれ続けているのだという。
それを開放すれば、流れ込む想念の量が増大して樹は一気に育つのではないか。

ひとまず大樹のもとへ来て下さい、と言って去るヒドゥラ。
後を追って大樹にやって来ると、転移門のようなものが目の前に現わる。
中に入って転移すると、そこには大樹の内包世界、見届けの丘(オクトゥス)が広がっていた。
見届けの丘で、護り人が生きた各時代を再現した領域を突き進む。

最初にヒドゥラの領域で想念を解放すると、ヒドゥラは語る。
最初に大樹の真実を教えたのは、ヒドゥラ達の種を原初の海から地上に遣わせた、大地神マイアという神であったと。
大地神マイアはそれきり姿を消し、再び地上に現れたことはないのだという。

ミノスの領域で彼の種の想念を解放すると、ミノスは同胞の想念を解放してくれたことをアドルとダーナに感謝する。
「ダーナ、お前がアドルに入れ込む理由が分かった気がするぜ。諦めの悪さに関しては二人ともそっくりじゃねぇか!」ダーナは苦笑する。
最後に、「もしラクリモサを止めるのに失敗したときは、一緒にここで酒でも酌み交わしながら最後を見届けようぜ」とアドルに投げかけるのだった。

ネストールの領域では、ネストールが自ら進んで護り人になったことを告白。
ラクリモサがこの世界に必要だと本能で理解したとき、彼女が束ねていた100万以上の眷属全てが自分たちから生け贄になったという。
「ラクリモサが停止すれば、世界は歪み、地上は危機を迎える。この期に及んで何故ラクリモサに抵抗するのか?」
「とことん足掻くのが人間ってことよ!」とサハド。
「人間が妾たちと決定的に異なる種であることは理解した。行くがいい…お前たちの選択が正しいかどうか、直に明らかになるだろう」と言ってネストールは去った。

最後の領域、ウーラの領域で想念を解放すると、ウーラが現れる。
あくまでもウーラのことを"サライちゃん"と呼ぶダーナに、「もうやめてくれ…」という。自分には、その名で呼んでもらう資格がないのだと。
ウーラは、遙か天空から地上に降り立った、擬態の能力を持つ"種"の代表であった。
エタニアの時代が来ると、護り人となったウーラは次の護り人を見いだすために再び地上に降り立ち、王家に近づいた。
その時、病床に伏していた幼い本物のサライと出会う。事切れた本人に擬態し、成り代わったのだ。

突然ウーラは苦しそうに跪く。「これは…まさか…!」「これが…罪滅ぼしになるとは思えないが…」
しばらくすると立ち上がり、話し口調が変わった。「お久しぶりです、ダーナさん。」
ウーラはサライの人格に入れ替わったのであった。サライの人格はウーラにより復元されたものではあるが、それでも幼い頃から一緒に育ったサライには違いない。
ウーラは、ラクリモサを見届ける己の使命と、ダーナを騙していたことへの罪悪感との間で葛藤していたのだった。
その葛藤が原因で、意図せず人格の入れ替わりが起こったのだ。
思わずサライの胸に飛び込むダーナ。ダーナに辛い思いをさせてしまったことを謝るサライ。それとオルガのことも…

積もる話はあるだろうが、時間はあまり残されていない。十分に育った想念の樹の元へ、アドル達は向かうのであった。
0205イースVIII ◆l1l6Ur354A 垢版2017/07/13(木) 23:56:12.82ID:w4317uHF0
想念の樹に戻ってきたアドル達。これから受け取る「想念の力」は、世界の摂理や理法とは対極に位置するもの。
ダーナは、自身が持つ理力とは相反する想念の力を、自分ではなくアドルに受け取って欲しいと頼む。
アドルの持つ剣を想念の樹に掲げると、樹は光り出し、見えない力の奔流が押し寄せてきた。
やがて剣の元に光が集まると、剣は全く異なる姿に形を変える。「想剣ミストルティン」の誕生である。
これがラクリモサを止める力、そして過去の種全ての「生きたい」と願う意志そのものであった。

再び、見届けの丘に戻ってきたアドル達。目指すはその中心に位置する「選択の間」。
中にあるのは、進化の摂理そのものであるとサライは言う。進化の摂理とはすなわち世界の摂理にも等しい。
ネストールが言ったとおり、この摂理に干渉してしまえば何が起こるか分からない。
それでも行かなくてはならない。生き残るために。ドギ達が篭城している漂流村ももう限界だ。
「選択の間」の閉ざされた門を、ミストルティンの一撃が切り拓いた。

【ダーナ好感度MAXイベント】
※本編には関係ないですが、真エンドを見るには必須のイベントなので書いていきます。

漂流村の見晴し台に登るアドルとダーナ。束の間だが、気の休まるひとときを過ごす二人。
「ラクリモサを止めたらどうなるか分からないけど、やっとここまで来たんだね。」
「この時をずーっと待ち続けていたから、流石に感慨深いかな…」
ダーナは、改めてアドルに出会えたことを感謝する。でもだからこそ、アドルには謝りたいことがあるのだと言う。

「私達って、ちょっと不思議な縁があったよね。お互いの意識を共有していたり、こうして一緒に旅をすることになったり。」
「そんな中で、私は心のどこかで確信するようになっていった。今の地上で"最も輝く魂"を持つ者は、この人なんじゃないかって。」
つまり、アドルを進化の護り人に選んだのはダーナ自身ではないかと言う。ラクリモサを巡る危機にアドルを巻き込んでしまったと、謝るダーナ。
アドルは、「謝る必要なんてない。むしろ君に選ばれて光栄だ」と答える。
「アドルさん…そうだね。」「うん、今回はあの時とは違う。その想剣があれば…きっと。」

何かが吹っ切れたようにダーナは話す。「やっぱり想念の力は、アドルさんに受け取ってもらって良かったな。」
実際のところ、想念の力はダーナが手にしたかった様子。しかし、アドルとは最後まで一緒に戦いたいので想念の力を託した。
それを聞いたアドルは、「ダーナにはいつも驚かされるな」と言った。
それは、かつてダーナの大胆な行動を見たオルガやエタニアの人々が口にしていた言葉。
ついにアドルさんにも言われてしまった、とダーナは苦笑。しかし、今考えてもその選択が一番良かったと語る。

そしてダーナは、皆を助けたいという想いの原点である、母の形見である指輪をアドルに託すのだった。
その剣と一緒に持っていてくれたら嬉しいと。

こうして二人は、最後まで諦めずに戦うことを誓い合うのだった。
【ダーナ好感度MAXイベント ここまで】
0206イースVIII ◆l1l6Ur354A 垢版2017/07/13(木) 23:56:46.67ID:w4317uHF0
「デオス・デ・エンドログラム」を倒したアドル達。それと同時に、島中を暴れ回っていた古代種達が次々と消失していく。
選択の間からは外の様子が確認できない。ラクリモサを止めることができたのか分からないうちに、突然空間全体が激しく揺れ始めた。
何が起こっているのか分からないアドル達に、ウーラが駆け付けてくる。
「ラクリモサを止めることはできました。ですが…世界が、この島を中心に消失し始めています!」呆然とするアドル達。

「摂理に干渉したのはやはり間違いだったのでしょうか…」
「まだ諦めない!」「で、でも…もう…」もはやアドル達には為す術がない。万事休す。

「まだだよ、アドルさん!」その時、ダーナは叫んだ。身体がやんわりと光る。
「私達がやったことを…間違いになんて…させない!」

セイレン島が、ゲーテ海が、世界が白く染まっていく。
0207イースVIII ◆l1l6Ur354A 垢版2017/07/13(木) 23:58:56.63ID:w4317uHF0
>>206
すいません、一部分抜けてました。
>>206は無視して下さい

「選択の間」へ突入しようとしたとき、ダーナはある予知を感じ取った。「今のは…」
アドルは何が視えたのかダーナに聞くが、全部終わったら話すと誤魔化されてしまった。
選択の間の最奥で、アドル達は進化の理「デオス・デ・エンドログラム」と対峙する。
ラクリモサを巡る最後の戦いが始まった。

「デオス・デ・エンドログラム」を倒したアドル達。それと同時に、島中を暴れ回っていた古代種達が次々と消失していく。
選択の間からは外の様子が確認できない。ラクリモサを止めることができたのか分からないうちに、突然空間全体が激しく揺れ始めた。
何が起こっているのか分からないアドル達に、ウーラが駆け付けてくる。
「ラクリモサを止めることはできました。ですが…世界が、この島を中心に消失し始めています!」呆然とするアドル達。

「摂理に干渉したのはやはり間違いだったのでしょうか…」
「まだ諦めない!」「で、でも…もう…」もはやアドル達には為す術がない。万事休す。

「まだだよ、アドルさん!」その時、ダーナは叫んだ。身体がやんわりと光る。
「私達がやったことを…間違いになんて…させない!」

セイレン島が、ゲーテ海が、世界が白く染まっていく。
0208イースVIII ◆l1l6Ur354A 垢版2017/07/13(木) 23:59:44.13ID:w4317uHF0
エピローグ「蒼き怒濤の果て」

※ここまでのアドルの行動によって、3つのエンディングに別れます。
※バッド、ノーマルは真エンド√からぶつ切りという形で分岐するので、真エンドを中心にまとめます。

気がつくと、アドルは漂流村のハンモックの中にいた。
そこにラクシャがやって来る。起き上がるアドル。
「いつまで寝ているのです?ドギ達はもう積み荷を運び込む作業を始めていますよ。」

積み荷?何のことだ?
「寝ぼけているのですか?一週間後に脱出するのですから、それに必要な水と食料のことです」

ラクリモサはどうなったのか。ダーナは…
「ダーナ…どなたです?漂流者の中にそのような名の方はいませんが…」

着替えるからとラクシャを追い出すが、そのとき想剣ミストルティンが元の剣に戻っていたことに気づく。
居ても立ってもいられなくなり、急いで着替えてから村の広場に出てみた。

漂流者達の表情は明るく、活気に満ちていた。しかし、ダーナやラクリモサのことは、誰も覚えていなかった。
覚えていないというより、最初からそのような人などいなかったというような振る舞いである。
ダーナと一緒に島を探索し、ラクリモサに抗ったラクシャ達4人も同じだった。
「6人で一緒に島を駆け回ったよなぁ…ん?5人だったっけか。」

そういえば、はじまりの大樹はどうなったのだろうか。
アドルは一人で島の北部へ行くことにした。

そこには、何もなかった。寺院も、はじまりの大樹も…。
最初からここには何もありはしなかったかのように、ただ草木が鬱蒼と生い茂っていた。


※バッドエンドはここで打ち切り。アドル以外全員ダーナの存在を思い出さないまま、最後のシーンへ飛ばされる。


しばらくそこで立ち止まっていると、ラクシャ達4人の仲間がやってきた。
アドルは一体皆でどうしたのかと聞く。全員何かに呼ばれたような気がして、ここまで来たのだという。
なんとなく、ここに来なくてはいけない気がした。何もない風景にも違和感を覚える仲間達。
目の前には、小さな木が立っている。そこに近づくアドル達。何もないのに懐かしさを覚えるのは、なぜだろう。

そこにやってきたのは、村の伝令役であったオウム、リトル=パロ。
亡きバルバロス船長に言葉を仕込まれ、島の探索中に、漂流村が襲われたことを連絡したりしていた。だが、いつもと様子が違う。
「あどる・くりすてぃん。ヨクゾ、ココマデキマシタ。」
「タノモノモ、ワガショウチニ、ヨクゾオウジテクレマシタ。」
パロは光に包まれる。そして、水晶のような球体を抱え持った女性の姿へと変貌を遂げた。驚く一同。
0209イースVIII ◆l1l6Ur354A 垢版2017/07/14(金) 00:00:23.92ID:yelBDDki0
「失われし世界の記憶を、今一度あなたたちの元に…」
女性はそう言って手をかざすと、仲間達にある記憶が流れ込んできた。そうして仲間達はついに思い出した。
「なぜ、今まで忘れていたのでしょう…かけがえのない友人の存在を。ダーナさんと共に過ごした日々を。」

存在しない記憶だが、復元したのだという女性。
彼女こそ、はじまりの大樹と進化の秩序を創造した大地神マイアであった。

「夢を見ていました…。進化によって移ろう、果てしなく続く絵物語のような夢を…」
「それはとても心地の良い夢…。ですが先刻、私はその夢から目覚め、それによって世界が滅びたのです。」
この地のあらゆる出来事は、マイアがまどろみの中で見る夢そのものであるという。地上のあらゆる種の営みや、ラクリモサですらも。
進化の根源たる力が停止したことでマイアは目覚めた。そして、世界は確かに一度滅びた。

だが、ダーナは世界がマイアの夢であることに気づいていた。おそらく「選択の間」突入前にダーナが見た予知がそれである。
デオス・デ・エンドログラムが倒れた瞬間、ダーナは無意識的に自分自身を身代わりに差し出した。
その行為の代償として、ダーナは自身の「存在」を失い、新たな「進化の概念」に昇華してしまった。
マイアはそのおかげで、崩壊しかけた世界の再構成ができたのだという。

つまり、アドル達によって世界は終末をむかえたが、
ダーナがマイアを目覚めさせて世界を再構成することにより、結果的にラクリモサを阻止したのであった。
しかし、その代償は衝撃的なものであった。新たな世界ではダーナは概念でしかなく、過去にも存在していないのだ。
「そんなのありかよ…」サハドが落胆する。


※ノーマルエンドはここで打ち切り。最後のシーンに飛ばされる。以降が真エンド√
0210イースVIII ◆l1l6Ur354A 垢版2017/07/14(金) 00:02:54.33ID:yelBDDki0
重苦しい空気に包まれる中、アドルは静かに怒る。「忘れたなんて言わせないぞ」
それは、かつてダーナと交わした約束。「笑ってその時を迎えるため、自分自身の言葉で別れを伝える」ことを。

「ふふ…それでもあなたはダーナを探すつもりですね?ならば、私も少しだけ力を貸しましょう。」
世界を再構成したのは、アドルとダーナ、あなたたちが見たいからだった、マイアはそう言って目の前の空間を切り裂き、
「はじまりの深淵」への門を開いた。ダーナに会いたければ、ここを突破しろと。
はじまりの深淵の最奥で、原初生物の姿をした「はじまりの命」(真ラスボス)と対決するアドル達。
全ては、もう一度ダーナに会うために。あの約束を果たすために。

「はじまりの命」を倒すと、元の森に戻ってきていた。ダーナに会えるのではなかったのか?
マイアは微笑んで応える。「ダーナは概念であるが故、存在はありません。しかし、いつでもどこにでも"いる"のです。」
そう言うマイアの横に、あの懐かしくも見慣れた蒼髪の女性の姿が現れた。
「紹介しましょう…新たに我が眷属に加わった"進化の女神"、ダーナです」

真っ先にダーナの胸に飛び込むリコッタ。「ダーナ姉、なんで隠れんぼしてた?」
「あはは、ごめんね…。はじまりの命に触れないと、もう皆に認識してもらえないみたいで。」
今までの感謝の言葉をダーナにかける仲間達。

そしてアドルとダーナは…
「…ごめんね。あの時は無我夢中で、気づいたらこんな姿になっていて。きっと心配かけたよね…」

マイアは語る。
生まれたての大地は変化のない退屈な世界だった。それ故に、選択と淘汰により進化を促すための樹を創った。
それがはじまりの大樹。しかし移ろいあらば、自ずと歪みや淀みを生じるのは必定だった。
アドルとダーナの不思議な縁も、そうした歪みの一つであったのだと。

ラクリモサはなくなったわけではない。マイアが夢を見続ける限り、その日は再び訪れる。
しかし、今後ラクリモサの管理は進化の女神に委ねられることになった。
「ラクリモサに苦しみ続けてきたダーナがその役目を担うというのは、いささか酷じゃねーのか?」
「実はちょっぴり自信がないかな。だから、今度は彼らに助けてもらおうと思って。」
そう言ってダーナが呼んだのは進化の護り人達。彼らは今回の一件で、護り人の任を解かれた。
これからはダーナの下でラクリモサの管理を補佐していくとサライは言った。
「地上が早々に乱れないよう、気を付けておく事じゃ。」「ワハハ!ワシらがいつでもお前たちを見張っているということだ!」
0213イースVIII ◆l1l6Ur354A 垢版2017/07/14(金) 00:07:52.61ID:yelBDDki0
マイアが再び眠りにつこうとしている。
ダーナとの別れの時である。あのときの約束を果たすときが来た。

「アドルさんはここへ来てから私のことを知ったと思うけど…。私はずっと昔から、アドルさんのことを知ってたよ。」
「地上にたった一人残されて、絶望に捕らわれそうになる中で…アドルさんやみんなの生きる姿に、私はどれほど励まされたんだろう…」

「ずっと私を励ましてくれて、ありがとう。」
「仲間として私に接してくれて、ありがとう。」
「それとね…最後に私を見つけてくれて、ありがとう…」
肩を抱き合う二人。

「名残惜しいけど、これで本当にお別れだね。ありがとう…さようなら…!」

それから一週間後。
「ロンバルディア二世」号はついに出港準備を整えた。
村の人々が船に乗り込み、残るはアドルと仲間達だけになった。

色々なことがありすぎて、脱出するのが嬉しいはずなのに村を去るのが本当に名残惜しい。
脱出後は皆それぞれの道を歩むことになるだろうが、いつかまたどこかで会おう。
そう言って握手を交わし、アドル達は船に乗り込むのだった。


後にアドルが書き残した冒険日誌には、こんな一文が綴られている。

――我々は神の道具ではない。
生きている、意思のある存在なのだ。

それでも人智の超えた運命を
否定出来ない瞬間は訪れる。
そんな時、君はどう振舞うだろうか?

極限に身を置いて尚、
意思と誇りを抱き続ける姿は美しい。

私はそのような存在になりたいと願ったし、
数十年を経た今となっても、
”彼女”に畏敬の念を禁じ得ないのである。

〜アドル・クリスティン著「ゲーテ海案内記」序文より〜

THE END
-To be continued in Adol's next adventure diary-
0219イースVIII ◆l1l6Ur354A 垢版2017/07/15(土) 08:36:42.61ID:xxH3HoI10
はじめに書いたとおり、PS4版の追加要素は含まれていません。
PS4版ではダーナ編のシナリオが大幅に肉付けされておりますが、
そこは誰かにお願いすることにします。
0220ゲーム好き名無しさん垢版2017/07/26(水) 13:21:53.45ID:eYDhogVc0
乙&保守

なんとなくデバイスレインの続きを勝手に下書き中だけど
イマイチ纏まらん&今時はニコにプレイ動画もあるし需要ないだろうなぁw
0222ゲーム好き名無しさん垢版2017/07/26(水) 17:22:58.51ID:EQg9yRp60
PS4の「東亰ザナドゥ ex+」と「この世の果てで恋を歌う少女YU-NO」をお願いします
0223ゲーム好き名無しさん垢版2017/07/26(水) 17:27:24.70ID:EQg9yRp60
あと、バーチャルコンソールやゲームアーカイブスやプロジェクトEGGに配信されているゲームも
このスレに関係あるかな?
0226ゲーム好き名無しさん垢版2017/07/26(水) 21:44:06.43ID:EQg9yRp60
>>225
じゃあ、ニンテンドークラシックミニでもOK?
0227ゲーム好き名無しさん垢版2017/07/26(水) 21:55:54.67ID:fJtTACTh0
詳しくは知らんがそこらは、
「機種・ファミコン」とかになるんじゃないのか?
0228ゲーム好き名無しさん垢版2017/07/26(水) 22:28:55.58ID:EQg9yRp60
>>227
ニンテンドークラシックミニとは、昔懐かしいゲームを収録して手のひらサイズになったゲーム機だ。
とくにニンテンドークラシックミニ スーパーファミコンにはスターフォックス2も収録されているぞ。
https://www.nintendo.co.jp/clv/index.html
https://topics.nintendo.co.jp/c/article/74fe7608-5638-11e7-8cda-063b7ac45a6d.html?_ga=2.260288072.438367327.1500872791-1116505017.1495951904
0229ゲーム好き名無しさん垢版2017/07/27(木) 00:45:10.99ID:ib6eSHdp0
つーかクラシックミニ本体のストーリーでも書くつもりなのか?w
収録ゲームのストーリーなら、それぞれ元の機種での対応になると思うけど
スターフォックス2も便宜上SFC扱いでいいと思うし
0230ゲーム好き名無しさん垢版2017/07/27(木) 06:22:54.40ID:4xI9R7AH0
「移植」ではなく「収録」って時点で中身は変わらないって事くらい察せるようになろう
0231ゲーム好き名無しさん垢版2017/07/28(金) 19:46:11.52ID:uFzHu7Gi0
PS Vitaの「STEINS;GATE 0」


PS4の「CHAOS;CHILD」


PS Vitaの「ファントムブレイカー バトルグラウンド」をお願いします
0232ポポロ月の掟  ◆TCG4D4Uks6 垢版2017/08/12(土) 17:50:14.62ID:sqYGqCAz0
ポポロクロイス月の掟の冒険
特に要望ないですがもう10年も更新ないみたいなので既出部分の続きから書きます。
あまり書き込みしたこと無いので何か変なことあったらすみません。

一応改めて登場人物紹介

ピノン…主人公。ポポロクロイス王国の王子でピエトロとナルシアの息子。
パプー…ピノンの親友。フェレットのような小動物に見えるが、正体は月の精霊。前作の戦いで力を失ってしまい、今回はほとんどただの小動物。
ルナ…ヒロイン。海の妖精族で前作では黄金の鍵を使って人間に変身してピノンと一緒に闇の精霊と戦った。
マルコ…レオナの息子。前作で一緒に戦った仲間。
エレナ…ピエトロの妹。船に乗ってあちこち旅に出ている。
モンバ…クロコネシアという島生まれのワニのような獣人の少年。エレナの船の乗組員で下っ端。
ガミガミ魔王…かつてのピエトロの仲間。メカ作りが得意でたびたび自分の城とロボの手下を手作りしている。ナルシアにぞっこんで息子であるピノンに甘い。

セレーネ…海の妖精王。ルナの母親。陸の事ばかり話すルナを咎める事で喧嘩になる。石化の魔法を使うことができる。
ゼフィス…初代妖精王。かつて竜と人を迫害したために罰を受けて神々によって封印され、それ以来妖精族は月の掟に縛られることになる。
ピエトロ…ポポロクロイス王国の国王でピノンの父親。龍族と人間族のハーフ。旧シリーズの主人公。
ナルシア…ピエトロの妻でピノンの母親。森の妖精族。旧シリーズのヒロイン。
レオナ…かつてのピエトロの仲間。動物と会話することができる。マルコと共にフローネルの森に住む。


タキネン村の奥のフローネルの森を抜けてレオナの家にたどり着いたピノン。
ドアを開けるとマルコがレオナにお仕置きのお尻ペンペンを受けているところだった。
かなり気まずいがとりあえず要件を伝えると留守の間マルコのお守りを頼む、と出かけて行った。
2人になった所でピノンは外に遊びに行こうと提案する。
マルコは海岸の近くに秘密の道を見つけたから探検しようという。
冒険の気配に胸を躍らせながら2人で遊びに出かける。

草むらに隠された道を進むと、行き止まりに謎の神殿のようなものがあった。
入り口らしきものはあるのだが、扉には取っ手らしいものがなく、固く閉ざされていて押しても引いても呪文を唱えても開く気配がない。
ガッカリしながら元の道に戻ると、綺麗な笛の音が聞こえてきた。海岸からのようだ。
音の方へ向かうと、そこにはルナの姿があった。巻き貝で出来た笛を吹いている。
久しぶりの再会に喜ぶが、黄金の鍵がないため以前のように一緒に冒険に出ることは出来ない。
残念がる3人の元に、ピノンの家庭教師のサボーが現れた。
サボーは「月の宝」と呼ばれるものがあればルナはまた歩くことができるだろう、と3人に教える。
ありかは知らないが、フローネルの森に居る森の魔女ならきっと知っているだろう、との事だった。
ピノンとマルコはルナとまた遊ぶために森の魔女の所へ向かうことにした。
(続く)
0233ポポロ月の掟  ◆TCG4D4Uks6 垢版2017/08/12(土) 17:52:15.07ID:sqYGqCAz0
森に住んでいるマルコでさえ知らない森の奥にある魔女の家。ドアを叩くとモンスターが飛び出した。
撃退すると、ドアの奥から森の魔女のギルダが現れた。
ともかくギルダに月の宝について尋ねてみたのだが、ギルダはそんなものは知らないという。
物知りなサボーが間違うとは思えないので、何か思い当たるものはないか聞いてみると、もしかしたら月の石から出来ている黄金の鍵の事ではないか、とのことだった。
しかし、黄金の鍵は前回の戦いで砕け散ってしまった。
振り出しに戻るかと思いきや、ギルダ曰く黄金の鍵は失われてしまっても王家の宝物庫で再生するとのことだ。
ギルダにお礼を言い、王家の宝物庫むかった。

仕掛けを説いたりモンスターを撃退しながら王家の宝物庫にたどり着く2人と1匹。
祭壇には確かに黄金の鍵が光を浴びて浮かんでいる。
黄金の鍵を手に海岸に戻り、ルナに渡す。
失われたと思っていた鍵がまた手に入ったことで驚くルナだったが、鍵を受け取りまた人間の姿に変身すると2本の脚で飛び跳ねて喜ぶのだった。

それを影から眺める二人組が居た。
片方は月の宝を取ってくるように行ったのに、別のものを見つけてきたのはなぜかと不思議がっている。
もう片方が月の宝ではなく月のしずくだ、と訂正する。
どうやら思惑は外れてしまったようだ。

ひとしきり笑いあったあと、黄金の鍵事を教えてくれたサボーとギルダにお礼が言いたいと言うルナ。
まずはギルダの所に行くことにした。

タキネン村にたどり着いた頃には日暮れ時。森に入ろうとすると、レオナに呼び止められた。
帰りが遅かった事を怒っているようだ。
慌てて理由を説明すると、また一緒に遊べるようになったことを喜んでくれた。
和やかな雰囲気の中、突然レオナの背後でまばゆい光が弾け、3人と1匹は気絶してしまった。

目覚めるとすっかり夜になり、目の前には石になってしまったレオナの姿。
泣いてレオナにすがりつくマルコ。

悲しむマルコに海の妖精王ならなんとかしてくれるかもしれないとルナが言う。
海の妖精王は石化の秘術を知っているので、解き方も知っているだろう。

よく見るとレオナだけでなく、ピノン以外の村人もすべて石化し、村を出た所には帰らないピノン達を探しに出たギルダが石化して転がっていた。
それを見たピノンは、森の魔女ですらこうなら、もしかしたら城の人たちも…と思い至る。
ピエトロとナルシアが心配になったピノンは城へ急いだ。

夜なのに街も城も灯りはない。
会議室に入ると、石になった人たち。大臣や将軍、そして国王と王妃。
泣き叫び、呼びかけるが、返事はどこからもなかった。

改めて決意を固めるルナ。
妖精王に会い、必ず元に戻してもらうと約束する。
一人で泳いでいくつもりのルナだったが、ピノンとマルコもついていきたいという。
しかし陸の冒険の事で喧嘩したので2人を会わせたくないし、何より行く方法がない。
しどろもどろになっていると、部屋の外から物音がした。
どんどんこちらに近づいているようだ。
(続く)
0234ポポロ月の掟  ◆TCG4D4Uks6 垢版2017/08/12(土) 18:01:02.16ID:sqYGqCAz0
ジッと待っていると、ドアが開いてワニのような姿の少年が入ってきた。
偵察に来たようで、石だらけの会議室を眺めてため息をついた。
ピノン達が生身であることに気づいていないようだ。手に持った棒でピノンを叩く。
あの…と声をかけると驚いて絶叫しながら逃げてしまった。
無事な人間が居る事が分かったので後を追うことにした。

城の外では海賊のような風貌の男が女性に話しかけている。城の中も城下町も人間は残らず石化しているらしい。
ボスボスボス!と叫びながら飛び出してくるワニの少年。
無事な人が居た、と興奮気味に報告しているところにピノン達も続いて城を出た。
ボスと呼ばれた女性はピエトロの妹でピノンの叔母にあたるエレナだった。
彼女たちの一行はポポロクロイスから離れていたために石化を免れたようだ。
経緯を話し、これから海の妖精王のところへ向かう事を告げるが、やはり脚がないことを突っ込まれてしまう。
ところがエレナは船を持っており、つい先程も船旅から帰った所だったので乗せて行ってくれると申し出てくれた。
明朝に船を出すため、ワニの少年…船の乗組員のモンバに連れられて宿屋で一夜を過ごすことにした。

朝になり海岸に行くと、大蛸のようなモンスターが現れた。
3人で武器をとりなんとか撃退する。どうやらボアデリスというモンスターで、普段は陸に上がらず沖にいるモンスターだった。海にも異変が起きているらしい。
エレナの船、ダカート号で待っていた甲板長のグーリーに挨拶を済ませ、はじめて見る大きな船にはしゃぎながら乗り込むピノン。海の妖精王の元への旅が始まった。

子ども言えども船に乗った以上は乗組員。モンバから押し付けられた雑用をこなしたり、船にまとわりついたモンスターを撃退したりと忙しくする3人と1匹。
甲板でぼんやり海を眺めるルナに心配したピノンが声をかける。
海の妖精王は私のお母さんなの、と告白するルナ。
ピノンはルナがお姫様だったことに驚き、お母さんが相手ならきっとお願いを聞いてくれると喜ぶ。
ところがルナはお母さんに会いたくないと言う。
ルナが陸の話をするようになってから変わってしまった。城を飛び出す前に娘でも何でもないと言われた事を思い出し、まだ顔をあわせるのが怖い。
かける言葉も見つからない様子のピノン。
そこにモンバがかけよって来た。厨房の手伝いをしているマルコを手伝ってほしいとのことだ。
厨房で待っていたマルコにルナの話をした。
海の妖精王はルナのおかあさんであること、喧嘩をしたから会いたくないということ、無理に会わせるのは可哀想じゃないかということ。
それを聞いたマルコは自分の考えを語る。
うちの母ちゃんはしょっちゅう叱るし、お仕置きもする。でも母ちゃんはオレの母ちゃんで、オレは母ちゃんの子だから、どんなに喧嘩しても母ちゃんはオレの事が好きだから、オレも母ちゃんが好きだ。
ルナの所もきっとそうだ。会えばすぐに仲直りできるはず。
納得したピノンはマルコと共にもう一度説得に向かおうとするが、マルコは料理長に掴まってしまったため、ピノン一人で行くことにした。

ルナに話しかけた所で、見張りが前方に謎の船が停まっているのを見つけて騒ぎが起きる。
モンスターにやられたのかもしれないので救助に向かった。
すぐ側に船をとめて様子を見ようとすると船をぐるりと囲む壁がせり上がり、逃げられなくなってしまった。
前方にスクリーンが現れ、どこかで見たことのあるシルエットが映し出され、どこかで聞いたことのあるテンションで話し始めた。
風雲黒潮魔王と名乗る男はどうやら海賊と勘違いしてお宝を奪おうとしているようだ。
このままではらちがあかないので、3人と1匹にエレナとモンバもくわえて船を探索することにした。
船は海賊をおびき寄せる撒き餌で下に巨大な潜水艦がつながっておりその中に敵の本拠地があるようだ。
船の中にあるエレベーターで潜水艦に下り、○丁目の夕日ライクなロボットの街や倉庫や工場を抜けて最奥にたどり着くとそこは見上げるほどの巨大なロボットが鎮座する格納庫だった。
顔を隠した謎のヒゲ男が現れ、俺様の風雲黒潮ロボで返り討ちにしてくれる!などと言いながらロボの頭部に乗り込む。
目が光り、頭がぐるりと一回転すると頭だけが飛び出して手足が生えて襲いかかって来た。
これを撃退すると頭部から飛び出したヒゲ男はコンピューター端末に駆け寄り、自爆装置は漢のロマーーーーン!と叫びながら自爆装置を作動させた。
ピノン一行は格納庫の奥にあった4畳半の部屋のダストシュートから一気に甲板に飛び出して船に戻り、なんとか巻き込まれる事なく逃れることが出来た。
(続く)
0235ポポロ月の掟  ◆TCG4D4Uks6 垢版2017/08/12(土) 18:05:14.13ID:sqYGqCAz0
騒ぎが収束した所で、ピノンはルナと話の続きを始める。
マルコと話した事を伝え、ボクもそう思うと言うピノン。
ルナはお母さんとの思い出を語る。
いつもおとぎ話をしてくれたお母さん。ある日闇の妖精王の話をしてくれた。
誰かのことを恨んだり、憎く思うと闇の妖精王に取り憑かれて、さらわれて食べられる。
その話を聞いた幼いルナは眠れなくなってしまう。
綺麗な貝殻をくれる約束を守ってくれなかったお母さんを嫌いと思った。だからきっと闇の妖精王に食べられてしまう。
泣いて謝るルナに、セレーネは言う。
怒ったり、憎らしく思うことは誰にでもあること。でも大切なのは、それ以上に好きになったり信じたり、そういう想いをたくさん持つこと。
セレーネはルナにまだお母さんが嫌い?と聞く。もうずっと顔も見たくない?と。
ルナはそんな事ない、お母さんが大好き、と答える。
お母さんもルナが大好き。あなたの素敵な所は人を信じる心、それがあれば闇の妖精王に食べられたりしない。
あなたとの約束をわすれるものですか。そう言ってセレーネは約束の貝殻を取り出した。海岸でルナが吹いていた笛だった。
この貝殻は、誰かを信じる心の証。人を信じることが出来ない時は、この貝を見て私の言葉を思い出すのですよ。
あなたは人を好きになるのが得意で、そして人を信じる心を持ったわたしの可愛いルナテュレース、大切な我が娘。
思い出話を聞いて、ピノンはセレーネがルナに辛くあたるのは理由がある、信じようとルナを励ます。
ルナもそれに同意し、共にセレーネに会いに行くことにした。

とうとう船は妖精王の城…マリーナ城の上にたどり着く。
ピノンとマルコはエレナに水の中で呼吸ができる魔法の飴をもらってルナに連れられて海の底の城へ向かった。
緊張するルナだが、ピノンの励ましを受けてセレーネの待つ謁見の間の扉を開ける。
恐る恐るセレーネに話しかけるルナ。セレーネは穏やかにルナの帰りを喜び、ピノンとマルコを歓迎する。
安心して挨拶を済ませ、石化の事について話すことにした。
セレーネは一転、厳しい表情をする。
石化は魔法のせいではなく、ルナは黄金の鍵を使って月の掟を破り、ピノンとマルコはその手伝いをしたため、罰として黄金の鍵の呪いが発動したとのことだ。
自分のわがままのせいでと気を落とすルナと、ボクがルナを陸に上げたかったせいだとかばうピノン。
しかしなぜ掟を破った当人ではなく周りの人が石化したのか。セレーネ曰く、償いをするための罰だからだそうだ。
ポポロクロイスにある月のしずくがあれば石化を解くことができる。償いのために月のしずくを取ってくるよう3人に言い渡す。
ところがピノンは月のしずくの在りかを知らない。セレーネに聞いてみると語気を荒げ、ポポロクロイスの王子なのに、と叱責する。
ルナがピノンを叱らないで、と諌めると取り繕うように優しい口調に戻り、きっと黄金の鍵があった場所のそばにあるはず、と助言を与える。
さらにセレーネは月の掟をかける儀式をした海の神殿の対になる森の神殿がポポロクロイスのどこかにあるはずだが、知らないかと尋ねる。
ピノンが知らないと答えると、セレーネは王子なのになにも知らないのですね、と嫌味たっぷりに返した。
先程の叱責するときと言い、何か様子がおかしいと思いながらも、ルナはピノン達と共に月のしずくを探しに行くことにした。
船に戻り、エレナに月のしずくの事を何か知らないか相談してみた。
エレナも月のしずくについては知らないようだが、宝物庫に満月の祭壇という場所があると聞いたことがあるそうだ。
満月にしか開かない祭壇だが、今から戻れば間に合うだろう。一行は急いでポポロクロイスに戻ることにした。

丁度満月の夜にたどり着いた一行。
以前鍵があった宝物庫に扉を見つけ、奥へ進むと別の祭壇…満月の祭壇があった。
そこには輝きを放つ宝石が捧げられている。それが月のしずくだろう。
月のしずくを手に船に戻ろうと城下町を出ると、向こう側からサボーが歩いてきた。
ポポロクロイスから離れていたために呪いから免れたという。
月のしずくがあれば石化は元に戻るだろう、それを見せてくれ、と月のしずくを指す。
月のしずくを手に取ったサボーは様子が一変。パーニャと名乗る森の妖精の姿に変身した。
パーニャは別の姿に変身する能力があった。サボーに化けて月のしずくを奪うつもりらしい。
戦って奪い返そうとするが、鳥の姿に変身して逃げてしまった。
(続く)
0236ゲーム好き名無しさん垢版2017/08/12(土) 18:10:08.44ID:sqYGqCAz0
後を追って海岸にたどり着く。
月のしずくを持っていると月の掟が無効になるらしく、波の上を跳ねて遊ぶパーニャと、彼の仲間らしい巨大なカニの形の乗り物に乗ったガウデと呼ばれる海の妖精族が待っていた。
襲い掛かってくるガウデを撃退していると、そこにセレーネが現れた。
セレーネをゼフィス様と呼ぶパーニャとガウデ。
月のしずくをセレーネに渡し、ピノン達には目もくれずに海の向こうへ去っていってしまった。
もしかしてパーニャさんはセレーネに月のしずくを渡すのを手伝ってくれたのかな、などとのんきな事を言うピノンに呆れたパーニャはベラベラと計画を話し始める。
最初に月の宝を取ってくるように行ったのはサボーに化けたパーニャだったこと、月のしずくを使ってゼフィスが封じられた化石島に持っていってゼフィスを復活させるということ、月の掟を消してしまうこと。
パーニャを問い詰めようとしたところに、爆発音が響く。
ガウデによってエレナ達の船が沈められてしまったようだ。
一行をあざ笑いながらパーニャとガウデは去った。

セレーネが闇の妖精王を復活させるなどということが信じられないルナ。
感情的になり、一人でもう一度城に戻ってお母さんの話を聞くという。
エレナはそんなルナを諌めて、たしかにセレーネが嘘をつくわけがない。エレナ自身もきっと石化を解いてくれると信じている。
でも闇の妖精王の名前が出た以上、放っておく訳にはいかない。海の妖精王の娘としての責任があるのだから、早まったことをしてはいけない。
無理やり海に出ようとするルナの前にピノンが立ちはだかる。気持ちは分かるけど、エレナの言うことは正しい。ボクもポポロクロイスを継ぐものとして王国の人々を守るのが役目だから、と諭す。
ピノンの決意に押されて、皆で化石島に行って真実を確かめる事にした。
しかし船はつい先程大破した。乗組員は無事だったが、脚はなくなってしまった。
立ち往生かと思われたが、そこに先程絡んできた風雲黒潮魔王が現れた。相変わらずピノン一行を悪党と勘違いして突っかかってくる。

かまってる暇は無いとあしらうが、ポポロクロイスの現状とピノンの正体を知ると理解してくれたようだ。
仮の鎧とマスクを脱ぎ捨た。その実態はかつてピエトロ達と旅をして世界を救った仲間の一人であるガミガミ魔王であった。
ひとっ走りして思いを寄せるナルシアの様子を見に行くと協力する気になったらしく、船をかしてくれるとのことだ。
ガミガミが声を上げると機械仕掛けの明らかにオーバーテクノロジーな潜水艦、怒涛海王丸が浮上した。

海王丸に乗り込み、航路を決める段になったが、化石島の場所はエレナでさえも知らない。
誰か知らないかと尋ねてみると、名乗り出たのはモンバ。モンバ自身は場所を知らないが、故郷のクロコネシアにデルボイ様という仙人がおり、彼なら知っているだろうとのことだ。
さらにどの船よりも速く、どんな海域でも超えることができるという島に伝わる伝説の船レムナスを借りることが出来れば旅が楽になるだろう。
一行はまずクロコネシアに向かうことにする。
(続く)
0237ポポロ月の掟  ◆TCG4D4Uks6 垢版2017/08/12(土) 18:12:57.11ID:sqYGqCAz0
すみません、名前とsage入れ忘れてました

甲板で笛を吹くルナ。ピノンとモンバが上手だね、と褒める。
ルナの吹く曲を知っているとの事でピノンとルナが歌ってみてとせがむ。
なんとも言えないへ…個性的な歌声に思わず虚無感を覚える2人。
そうこうしているうちにクロコネシアに到着。


村長に挨拶をすませ、ジャングルを抜けて山の頂上に住む仙人、デルボイ様の所へ行くことにした。

デルボイ様は神の信託を受けて未来を見通す事ができる。一行が来ることを遠い昔から知っていたようだ。
モンバを海に出したのも、一行を導き、ゼフィスの復活を阻止させるためだったと言う。

デルボイ様曰く、かつて怒り狂ったゼフィスによって大災厄がもたらされた。
古の時代、世界には妖精族しか居なかったが、あとから竜族や人間族が生まれ、徐々に繁栄していった。
それを快く思わなかったゼフィス…初代妖精王は竜族と人間族を妬み、疎ましく思うようになった。
その心の隙間にカオスの闇の意思が住み着き、闇に飲まれて闇の妖精王となってしまった。
そうして闇の力を得たゼフィスは闇の軍勢を率いて他種族を排除し始めた。
それに怒った神々は光の意思であるデュオンの力をつかってゼフィスを打ち破って化石島に封印した。
ところが、ゼフィスの肉体は封じ込められたものの、魂だけは封印を逃れてこの世に生き延びてしまった。
ゼフィスの魂…影が心の弱みに付け入ったり、闇の力を与えることで妖精族を操り、肉体の復活を企てている。

ゼフィスの復活には化石島の新月の祭壇に月のしずくを捧げる必要がある。
名前の通り新月にしか開かないため、それまでに化石島にたどり着いて月のしずくを奪い返せば阻止できる。
人々の石化もゼフィスと関わりがあるため、復活を阻止できれば解く方法が自ずと分かるだろう。

モンバがデルボイに村の真ん中に飾られている伝説の船、レムナスを貸してほしいとお願いする。
ところがあれはニセモノの飾りでしかなく、浮くかどうかも怪しいということだった。
ただのおとぎ話だったのかと落胆するモンバだったが、試練を受ければ手に入れることができる。
自身の船に絶対の自信を持つガミガミはそんなものいらないと反発するが、化石島のある魔の海峡はレムナスでないと突破することが出来ないらしい。

常に霧が立ち込め、海を覆い尽くすほどの海藻が船足を遅らせ、どこかから突然岩礁が現れ、深淵の闇が行く手を阻む。
モンバの父親もかつて魔の海峡に挑み、ついに帰ってこなかった。
そんな魔の海峡を超えることができるのはレムナスだけであり、レムナスがないと化石島に行くことは出来ない。
相変わらず反発するガミガミだったが、ピノンが乗りたいと言うと協力すると態度を一転させた。

ひとまず村に戻り、試練に備えて休む一行。
ピノンが夜に目を覚ますと、ルナがいない。海岸に行ったようだ。
(続く)
0239ポポロ月の掟  ◆TCG4D4Uks6 垢版2017/08/12(土) 22:01:42.30ID:sqYGqCAz0
連投規制かかってました 支援ありがとうございます。

波の音を聞きながらルナは語る。
昔は海岸には砂浜も波の泡もなかった。月の掟が定められ、妖精族が海と森に分けられてしまった時、多くの親子や兄弟や恋人が離れ離れになってしまった。
離れ離れになった相手に会いたい一心で掟を破り、海岸線を超え、そして海の妖精は泡に、森の妖精は砂になってしまった。
そんな悲しみが降り積もり、海岸には砂浜と白波の泡が出来た。
この潮騒の音は親子や兄弟や恋人を呼ぶ妖精たちの呼び声だ、とセレーネに聞かされた。
月の掟なんてなければいいのに、とルナは言ったが、セレーネは月の掟を無くすことは、もっと大きな悲しみと不幸を生むことであり、許されないことだと言う。

それがゼフィス復活を指す事だと理解したルナは、やはりセレーネがゼフィスの封印を解く事を信じられない。
ピノンは自分たちの知らない事情があるはずだと慰めるピノンだったが、ルナはそれならなぜ説明してくれないのかと反論する。
ルナはもっと早くゼフィスや掟のことを知っていれば、掟を破って陸に上がりたがるようなことはしなかったのに、陸に上がったりしちゃいけなかった、罰が当たったんだと後悔する。
そんな事はないと慰めるピノンの元に、デルボイ様が現れた。
自暴自棄になってはいけないと諌めるデルボイ様だが、ルナはセレーネが別人になってしまったようで、何もわからなくなってしまった。
デルボイ様はその通りだとルナに言う。今のセレーネはゼフィスの影に取り憑かれ、操られている状態なのだ。
なぜそんな事にと取り乱すルナだったが、ゼフィスの封印を解けるのは妖精王だけであり、ルナが悪い訳ではない。すべてゼフィスの影がしたことで、誰も悪くないのだと説明するデルボイ様。
ルナは陸に上がりたいと困らせたせいで、と自分を責めるルナにデルボイ様は言う。
黄金の鍵になぜ変身能力があるのか、なぜ満月の祭壇を開く扉の鍵なのか。それは月の掟が無くても良い世界を作るため。
ゼフィスの闇を封じる必要のない世界を作るための架け橋となるものなのだ。
ルナはいつかそんな未来への扉を開くために黄金の鍵を手にしている。
セレーネは妖精王として娘に掟を破らせる事は行かなかったが、母としてルナが陸に上がって友達を作った事を喜んでいたはず。
その気持ちを理解できる時がいずれ来るだろう。
デルボイ様の話を聞き、自分の気持ちばかりでセレーネの気持ちを考えて居なかったことに気づくルナ。
改めてピノンとともに化石島へ向かう事を決意する。
セレーネを元に戻し、もっとたくさん話をしたい。
ピノンとデルボイ様はそれを後押しするのだった。
(続く)
0240ポポロ月の掟  ◆TCG4D4Uks6 垢版2017/08/12(土) 22:24:39.03ID:sqYGqCAz0
翌朝、エレナに起こされたピノンはこれからもっと危険な旅になるが、覚悟は良いかと尋ねる。皆が居るから大丈夫、とのんきに答えるピノン。
そこに徐々に仲間たちが集まり、デルボイ様のところへ行って試練について話を聞かねば…と出発しようとする一行のそばに、いつの間にか現れていたデルボイ様。
島の奥の火山のふもとにある試練の洞窟で試練を受け、船長の資格を得なければならない。
レムナスの船長になれるのはクロコネシア人だけなので、モンバは必ず試練を受けよとのことだ。
試練が終わった後再び会う約束を交わして一行は今度こそ出発する。

洞窟に行く途中、これまで何度か出会いその度に行き先やレムナスについて尋ねて来た森の妖精に再度であった。
レムナスの在りかはわかったかと聞かれ、律儀にも正直に答えるピノン。
妖精はならばそれを壊しに行くと邪悪な笑みを浮かべて飛び去った。
慌てて追いかける一行。試練の洞窟の手前で追いつき、巨大なドラゴンに乗った妖精、パティルーサを撃退する。
戦闘のはずみで海水に落ちたパティルーサは悲鳴を上げながら泡になって消えてしまった。
月の掟の恐ろしさを目の当たりにした一行。ルナは険しい表情で先に進むよう促す。

洞窟の仕掛けを解き、一行は最奥のレムナスの元へとたどり着く。
もともとデルボイ様のお使いで海に出たモンバだったが実は嬉しかった。いつか立派な船乗りになってレムナスに乗るのが夢だったからだ。
村に飾られていたボロ船を指してあんなもの動くわけがないと嘲笑われた。しかし伝説の船は本当にあったのだ。
レムナスに駆け寄る一行の前に歴代船長の亡霊が道を塞ぐ。
亡霊たちはなぜレムナスを望むのか問う。
ピノンはポポロクロイスの皆を助けたいと答える。
マルコはゼフィスを懲らしめると答える。
そしてモンバは魔の海峡を超えたいと答えた。

ならば試練を受けよ、と襲い掛かってくる歴代船長たち。
息も切れ切れになりながら2人の亡霊を撃退するが、まだ足りないとかつて船長であったモンバの先祖の亡霊が襲いかかる。
戦いの中でモンバは雄叫びというクロコネシアに伝わる命と引換えの覚悟で放つ技に目覚める。
未完成のため命を失うことはないが、覚悟あってこそ放つことができる技である。
モンバ、そして仲間たちにも同じ覚悟を見出した亡霊たちは皆を認め、試練を乗り越えたとみなして船長の資格を与えた。
歴代船長とご先祖に感謝して別れを告げ、約束通りデルボイ様に報告へ行く一行。

デルボイは一行に予言を与える。
新月の島 闇の光降り注ぎしとき 満月の雫 妖精王にて捧げられん 闇の扉開かれ 更なる闇を呼びたもう
曰く、千年に一度の新月の夜…つまり次の新月の夜に化石島が月の掟から解放される。長い間ゼフィスはそれを狙っていたのだ。

デルボイ様は化石島沖のうたかたの神殿と、それと対になるいさごの神殿。いさごの神殿はポポロクロイスのどこかにあるが、知らないかと尋ねる。
セレーネにも聞かれた事だが、今になってピノンとマルコが一緒に行った秘密の道の奥にあったのがそれではないかと思い出す。
それらは月の掟に関わりのある大事な場所で、行けば意味が分かるということだ。
ともかくレムナスに乗って化石島へ行くことにする。
ところがガミガミ魔王はやはりレムナスに乗ることを拒み、自分の船に乗って行くと聞かない。
商人のダイクと機関士見習いのアイナ以外の元ダカート号の乗組員をガミガミの船に託して見送った後ガミガミ魔王以外の仲間達にダイクとアイナをくわえた一行はレムナスに乗り込み、化石島へ向かった。

レムナスはダカートよりも小さな船だが、より高度な機械と動力源となる大きな精霊石を備えていた。
だがアイナが言うにはイマイチ本当の実力を出し切れていないようだ。
精霊石にお願いすればもっと力を出せるかも、というピノンを面白がってアイナも一緒にお願いすることにした。
(続く)
0241ポポロ月の掟  ◆TCG4D4Uks6 垢版2017/08/12(土) 22:29:50.58ID:sqYGqCAz0
そのうち、ついに魔の海峡の霧に突入すると、どこかから謎の歌声が聞こえてきてピノンとマルコ、商人のダイクもぼんやりして座り込んでしまう。
ハーピエルという魔物の歌声で男が聞くと呪いを受けて催眠状態にかかってしまい、元に戻すにはハーピエルを倒すしか無い。
男達の介抱をアイナにまかせ、エレナとルナ、そして音…独特の音感を持っているために呪いが効かなかったモンバはハーピエルの巣を探索することにした。
ハーピエルは強力な幻術を使う。
巣の中はポポロクロイス城やクロコネシア、そしてマリーナ城に変化していた。
幻のマリーナ城に入る手前、モンバはこれは幻で、ここにセレーネはいないんだとルナを諭す。
ハーピエルはきっと心の隙をついてくるから、惑わされてはいけない。覚悟を決めて奥へと進む。
幻のマリーナ城の奥にたどり着くと、そこにはセレーネの姿があった。
思わず駆け寄るルナだったが、ここは幻の世界。セレーネ…セレーネに化けたハーピエルの攻撃を避けると、正体を現して襲い掛かってきた。
ハーピエルを撃退すると幻が消え去り、座礁した船と海藻の塊で出来た島の本当の姿が露わになり、呪いも消え去ったようだった。
レムナスに戻る道すがら、海藻に絡まって立ち往生しているガミガミの船に遭遇する。
甚大な被害を受け、修理しないと航行不能の状態のようだ。修理をダカート乗組員とロボットたちに任せ、ガミガミ魔王も合流する。
途中でゼフィスの手下のサンデアの襲撃を退け、レムナスに乗り込んで再度化石島へと向かった。

一層霧が深くなるせいで方向がつかみにくいが、モンバ曰くレムナスが勝手に動くのだという。
ところが、モンバの不安に呼応して船の速度が遅くなっているようだ。
船長であるモンバがしっかり自信を持つことができれば、レムナスも本当の力を出すことができるはず。
しかしモンバの不安とは反対に船の速度が上がっていく。
次第に舵が効かなくなっていき、霧が晴れ始めた。そこには海の真ん中にもかかわらず断崖絶壁の滝があった。
魔の海峡の正体を前に怖気づくモンバだったが、皆の励ましを受けて覚悟を決める。
モンバの心のなかでかつて魔の海峡で死んだ父が語りかけた。
お前なら必ず魔の海峡を超えられる。
モンバが咆哮するとレムナスの精霊石が輝き出した。
飛沫を上げながら全速力で断崖へと飛び込み、飛翔するレムナス。

目覚めると船は化石島にたどり着いていた。
無事に魔の海峡を超えたことを喜びながら、黒い光…オーロラが降り注ぐ化石島を行き、満月の祭壇へと急いだ。
道すがら、妖精文字で書かれた予言めいた石版を見つける。
そこにはこう書かれていた。

大いなるデュオンのちからもて
ゼフィスを海と森に分け、2つの神殿に封印す
千年に一度化石等に闇の光降り注ぎ、月の掟が消ゆる時
選ばれし妖精王 竜と人間に守られし月のしずく新月の祭壇に捧げ
うたかた いさごの扉をひらき
古の言葉もて 妖精を月の掟より解き放たん
だが心せよ 闇の心は闇のものを呼び起こす
闇の心持つ妖精王は神殿の扉とともにゼフィスを闇より解き放たん
解き放たれし2つの身体 月の掟を逃れず
過ちを犯したものは神殿で自らの過ちを償わん

神殿で儀式を行えば掟を消すことができる。しかし闇の心を持つ妖精王、つまりゼフィスに憑かれたセレーネが儀式を行えばゼフィスが復活してしまう。
最後の言葉に嫌な予感を覚えるエレナだが、ともかく儀式をとめなくては。
(続く)
0242ポポロ月の掟  ◆TCG4D4Uks6 垢版2017/08/12(土) 22:33:16.22ID:sqYGqCAz0
祭壇へ向かうが、そこにパーニャが立ちはだかる。
ピノンやルナの姿に変身して足止めをを受けている間に、祭壇での儀式は進んでいた。
一行がたどり着いた頃にはすでに儀式は最終段階に到達していた。
祭壇に立つ妖精王は、セレーネの姿をしてはいるものの、明らかに別人であった。
わらわの復活を見るが良い、そう言って笑うセレーネ…ゼフィスの背後で祭壇の月のしずくが砕け散り、うたかたの神殿からゼフィスの海の半身が浮かび上がった。
カニのアーマーに乗ったガウデに月のしずくのかけらを託して後を任せ、ゼフィスはうたかたの神殿を目指して立ち去った。
ガウデを撃退すると、衝撃でアーマーから転げ落ちしずくを取り落としてしまった。
戦闘の間にオーロラが消えて月の掟が戻っていたので、ガウデは砂になってしまう。

月のしずくが砕け、半身が目覚めたことで不安を漏らすマルコ。
かあちゃん、というつぶやきを聞いて、死に瀕したガウデは思い出す。
幼少の頃、ガウデの母親は溺れた人間の子どもを救うためにガウデの目の前で陸に上がって砂になってしまった。
人間と月の掟を許さないと言うガウデに死に際の母は、思いやる心や信じる心を忘れてはいけない、人間も妖精も同じなのだと言った。
ガウデは砕けた月のしずくのかけらを取るようにマルコに言う。
お前なら役立てられるだろう、と。そしてマルコを送り出し、これで良いんだよな、かあちゃん…と呟いて砂になってしまう。

一行は海の底にあるうたかたの神殿へと急いだが、こちらも間に合わなかったようだ。
儀式はすでに完了し、月の掟は解かれてしまった。
用済みになったセレーネを放棄して海の半身へと乗り換えたゼフィスの攻撃をかいくぐってレムナスに戻った一行はデルボイ様に知恵を借りるため、意識を失ったセレーネを連れて一度クロコネシアに戻ることにした。

エレナ・ガミガミ・モンバが村の集会所で話をしている間にセレーネの意識が戻る。
乗っ取られていた間の記憶が殆ど無いセレーネに改めて挨拶をするピノンとマルコ。
月の掟を解かれてしまったことを伝え、石化の解き方を訪ねた。
今ポポロクロイスにかかっている魔法はゼフィスの力がセレーネの魔法の技を利用し、セレーネにも解けないほど強い力で呪いをかけたため、ゼフィスを倒すほか方法がないとのことだ。
しかしゼフィスのちからは強大で、神ですらデュオンの力を借りなくてはゼフィスに勝つことは出来ない。
だがそのために神はゼフィスを半分に分けたのだ。いずれポポロクロイスで目覚める森の半身と合体して完全な姿になる前ならきっと倒すことができるだろう。
合体させないためには、セレーネがいさごの神殿に行く必要があるということだ。
それをエレナに伝えるため、ルナをセレーネの元に残してピノンとマルコは集会所に向かった。

一方、エレナ達はデルボイ様や村の人達と会合をしていた。
月の掟が解かれた今、闇の軍勢が海の精霊と森の精霊を取り込んでどんどん勢力を伸ばすだろう。
クロコネシア人は神よりゼフィスの復活を阻止する役割を与えられていたが、こうなってはどうしようもない。
神に選ばれた予言の勇者として、レムナスの勇者としてゼフィスを阻止して欲しい。
完全体になる前ならきっと倒すことができるだろう。
クロコネシアの人々に託されたエレナ達はゼフィスを打ち倒す決意を固め、クロコネシアの加護を受け取ったモンバと共に戦う事を約束した。
(続く)
0243ポポロ月の掟  ◆TCG4D4Uks6 垢版2017/08/12(土) 22:37:47.01ID:sqYGqCAz0
久しぶりにセレーネと2人の時間を過ごすルナ。
ルナの歩く姿を見たいというセレーネの前をルナが桟橋の上を歩いて見せる。
思わず涙ぐむセレーネ。ルナに辛い思いをさせたと後悔する。
自分の心に隙があったから、ゼフィスを引き寄せてしまったのかもしれない。
しかしルナはそれを否定する。お母さんはいつも優しかった。怒ることもあったけど、私が悪い子だったから。
ルナの後悔を聞いてセレーネは言う。ルナはとても強く、優しくなった。陸でピノンやマルコや友達と出会ったからだろう。それは海の中だけでは決して得られなかったものだ。
でも海もお母さんがいるから好きというルナに、お母さんのことは大嫌いじゃなかったの?と聞く。(補足:プロローグで喧嘩した時のことです)
改めてそのことを謝って、ルナは貝殻の笛をセレーネに返す。
貝殻が意味するものを忘れて、悪い子になっていた。すべてが終わり、城に戻ってまたいい子になったと思ったらもう一度渡してほしい、と。
ルナの成長を感じたセレーネはルナを抱きしめるのだった。

エレナ達が戻った後、村人たちの盛大な見送りを受けてクロコネシアを出航し、ポポロクロイスへと戻ってきた一行。
秘密の道を通っていさごの神殿へとたどり着くと、セレーネはどうやって阻止するのかを語り始める。
解かれた月の掟は対になる神殿でもう一度儀式を行うことができる。
つまりいさごの神殿でセレーネが儀式を行えば掟が戻り、掟に縛られた半身たちは合体できなくなる。
そうすれば勝つ望みが生まれるだろう。
儀式に臨もうとするセレーネだが、ルナは気づく。
このまま儀式を行えばセレーネは儀式を終えた瞬間砂になってしまう。
石版の文章、『過ちを犯したものは神殿で自らの過ちを償わん』というのはつまりそういうことだったのだ。
そんなのダメだとルナはセレーネの行く手を阻む。しかし儀式は妖精王にしか行えず、黄金の鍵は使用者が勝手に譲渡することが出来ない。
押し問答する2人だったが、マルコが月のしずくのかけらを持っていることを思い出す。
これがあれば儀式を終えても安全に海に戻ることができる。
ルナは必ず無事に戻ることを約束して、セレーネを儀式の祭壇へと送り出す。

儀式を始めようとしたところ、海の半身に呼応した森の半身が目覚めてしまった。海の半身がもう近くに来ているということだろう。
儀式が終わるまでに合体を防ぐため、海の半身を迎撃するチームとセレーネを守るために森の半身を抑えるチームに別れることにした。
巨大な半身たちを相手に必死に抗戦して撃退したかと思われたが、隙をついて合体してしまう。
完全体となったゼフィス。追いついてきた海王丸が砲撃を加えるも、びくともせず、逆に撃破されてしまった。
翅を広げるゼフィスの元に森の妖精や海の妖精が集まってきた。ゼフィスに反抗しているようだ。
お前たちを解放してやろうというのに、と言うゼフィスにそれは解放では無く支配だ、とルナが反論する。
神々に支配されたお前たちの人生を変わり支配するだけ。運命に縛られるお前たちには自由など最初からないのだ。
ゼフィスの恐怖や憎しみに満ちた支配など欲しくはない。皆を助けたい、もとに戻したいと言うピノンとマルコ。
あざ笑いながら、お前たちが月のしずくではなく黄金の鍵を持ってきたから石化の魔法をかけたのだ、と思惑をぶちまけるゼフィス。
そうすればセレーネに助けを求めに行くと踏んで、あとはセレーネに乗り移って指示を出せば思い通りに動いてくれるだろうという計画だった。
姑息なゼフィスの計画に憤るピノン。
勝てないかもしれないけれど、それでも皆を助けたいとゼフィスに剣を向け、仲間たちもそれに続いた。
しかし神ですら敵わない相手にはやはり勝つことが出来ない。奮戦するも窮地に立たされてしまう。
ルナがお母さん、助けて、と祈るといさごの神殿から光の柱が立ち上った。
慌てふためくゼフィス。掟が元に戻り、ゼフィスの身体から青い炎が立ち上る。
苦し紛れに海へと逃れるが、海の精霊にして森の精霊でもあるゼフィスは海にも陸にも居場所がない。海に落ちると黒い泡になってしまった。
(続く)
0244ポポロ月の掟  ◆TCG4D4Uks6 垢版2017/08/12(土) 22:42:46.68ID:sqYGqCAz0
ついにゼフィスを打ち倒したかに見えたが、海から巨大なバケモノの姿になったゼフィスが再び現れた。暴走して見境なしに攻撃を加える。
戸惑う仲間たちだったが、そこにたくさんの光が集まってくる。
マルコの前には砂になったはずのガウデとその母の姿。光の正体は月の掟によって散った妖精たちの魂のようだ。
彼らが集まって海の上のゼフィスの元へ道を開いてくれた。ピノン達は妖精たちの思いを胸に、最後の闘いへと挑む。

力を合わせてゼフィスを打ち破ると、今度こそ海の底へと沈んで泡となって消えてしまった。
役目を終えた妖精の魂達が空へと還って行くのを見送る仲間たち。
そこへ儀式を終えたセレーネが現れた。ホッとしたのもつかの間、最後の力を振り絞ったゼフィスの影が襲いかかる。
セレーネはルナをかばって影を身に宿す。完全に乗っ取られる前にセレーネは石化の呪いを解く呪文を唱える。
そしてピノンたちにルナをよろしくと伝え、ルナに別れを告げると手にした月のしずくのかけらを砕いてしまった。
身に宿したゼフィスごと月の掟で消滅するつもりだ。
砂になっていくセレーネにルナが駆け寄る。
まだ間に合うから海に戻ろうというルナだったが、セレーネはゼフィスに付け入られた償いをしなくてはならないと拒否する。
妖精王の努めとして、全て自分が背負うべきことだと。
セレーネはルナを月の掟から守り、陸から遠ざけることがルナのためだと思っていた。
しかし陸に上がって強くなったルナを見て過ちに気づいた。

セレーネは消える間際に言い残す。
波打ち際で耳を澄ますと、私の気持ちは潮騒に乗ってあなたに届く。
いつだって会えるのだから、悲しまないで。
あなたなら、いつかきっと……
砂の上にはルナが返したあの貝殻の笛が残されていた。

それから数日後。(エピローグ)
旅立とうとするレムナスと乗組員、そしてガミガミ魔王。
海岸で冒険に旅立つというガミガミ魔王を見送ると、モンバに頼まれてエレナを探しに城下町に向かった。
道中の平原でパーニャに絡まれたのを軽くあしらい、城下町の教会に居るエレナに声をかけた。
エレナはこれからダカートの乗組員やモンバとともにレムナスに乗り、伝説のバファンの剣を探す旅に出るという。
ピノンは船出を見送るためにエレナと共に海岸に戻ることにした。
見送りはピノンとパプー、そしてマルコだけ。ルナの姿はあれ以来見ていない。
名残り惜しみながらレムナスで旅立つモンバや乗組員たちに別れを告げる。
※ここでエンドロール

海岸で寂しそうに海を見つめるピノン、マルコ、パプー。
そこにルナの笛の音が聞こえてくる。
ピノン達は岩場に座って笛を吹くルナに声をかける。

ルナはセレーネの言葉を思い出していた。
あなたなら、いつかきっと…
きっと、自分に何ができるのだろうか。
かつてセレーネは波の音は大切な人を呼ぶ悲しい声だと教えてくれたが、ルナはそう思わなかった。潮騒に耳を傾けると心が安らぐのだから。
行こう、と手を差し出すピノンに応え、ルナはピノン達と共に駆け出す。

こうして月の掟をめぐる冒険は終った。
ピノンたちにはまだまだ冒険が待っているが、それはまた別のお話。
0247Undertale 0/4  ◆l1l6Ur354A 垢版2017/08/17(木) 20:07:32.95ID:68cWWoxu0
トリップテスト
0248Undertale 1/3  ◆l1l6Ur354A 垢版2017/08/17(木) 20:10:52.98ID:68cWWoxu0
PC(Steam)版2015年発売およびPSVITA・PS4版2017年8月発売のインディーズゲーム、
Undertale(アンダーテイル)のサブシナリオを全て抜いた、ざっくりとしたストーリーを投下します。
オカルト板の後味スレにも似た内容を投下しています。
なお以下の文章は私がプレイした、2016年に配布された漢字混在のSteam非公式日本語訳パッチに準拠しているので
PSVITA・PS4にて発表された漢字不使用の公式日本語訳版(原作者監修)とズレているかもしれません。

■■参考:日本語版公式PV
https://www.youtube.com/watch?v=ep678gvMAnw

■■概要
人間の住む地上世界からモンスターの住む地下世界へ落ちてしまった主人公(性別不詳)が、
地上世界へ戻るための出口を目指して冒険するストーリー。
なお「モンスター」とは、過去に人間との戦争で敗北し地下に封印された優しい種族の総称。
よってモンスターは名前とは裏腹にフレンドリーな人物ばかりです。
ゲーム的には「MOTHER的なRPG」+「東方Project的な弾幕STG」の混合型です。

■■分岐について
主人公の行動次第で通常ルート・平和ルート・虐殺ルートの3ENDに分岐する。
強制では無いが、難易度的に自然と「通常ルート⇒平和ルート⇒虐殺ルート」の順番で遊ぶことになる。
0249Undertale 2/3  ◆l1l6Ur354A 垢版2017/08/17(木) 20:11:53.44ID:68cWWoxu0
■■ストーリー
■冒頭
とある山の頂上、そこに開いた大穴から足を滑らせ、子供が落下していく。
⇒「Q.落ちた子供の名前は?」
“あなた”は自分の名前を入力し、ゲームを開始する。

■通常ルート
主人公は「セーブ/ロード/リセット」を自在に操れるというメタ的な特殊能力を持っている。
主人公は敵を説得して仲良くなったり、暴力で殺したり、セーブ&ロードでやり直しながら冒険する。
実はこの能力は主人公が黒幕から無自覚に奪ってしまったもので、黒幕はこれを奪還するために暗躍する。
ラストで強力な魂(力の源)を手に入れた黒幕は特殊能力を取り戻し、
おぞましく醜い化け物の姿になって主人公に復讐する。
主人公はなんとか耐えしのぎ、黒幕内部の魂達を説得して形勢逆転する。
ここで黒幕にトドメを刺さずに見逃してやると、捨て台詞と共に
「キミがもっと優しくなれるのなら○○を助けてやれ」と、平和ルート分岐へのヒントを教えてくれる。

■平和ルート
黒幕の助言どおり全ての敵と友達になり、悩める人々を救っていった主人公。
主人公の周りに友達が勢ぞろいして大団円・・・という寸前でこれまで隠れていた黒幕が姿を現す。
今度は「強力な魂+友達全員の魂」を取り込み、天の使いのような姿になって世界を掌握しようとする。
主人公は囚われた友達の魂を味方につけて黒幕を全力で説得し、黒幕の心の壁を取り去っていく。
黒幕の本当の望みは「何度でも『リセット』し、亡き家族と再び過ごす」というものだった。
黒幕は他人と魂が触れ合ったことで喪失していた感情を取り戻し、吸収した人たちを解放して成仏する。
全てが上手くいき、文句の付けようもないハッピーエンドになった。
後日談を兼ねるスタッフロールが流れ、そこでゲームが一旦終了する。
0250Undertale 3/3  ◆l1l6Ur354A 垢版2017/08/17(木) 20:15:43.66ID:68cWWoxu0
■虐殺ルート
ゲームを再起動すると、再び黒幕が現れる。
「キミのおかげで世界中の皆が幸せになったんだよ。
 でもキミも気付いているよね?キミが『リセット』を選ぶだけでこの世界は消し飛んでしまうんだ。
 キミがこの世界を愛してくれるなら…このままゲームを終了して、二度とプレイしないで欲しい」

黒幕の願いを無視して世界を『リセット』して、再びゲームを始める主人公。
今度は出会う人物全てに暴力をふるい、皆殺しにしていく。
『たとえバッドエンドだと分かっていても、ゲーム内の全てのイベントを見ないと気がすまない』
もはや主人公にとって『できること』は『やらなければいけないこと』にすり替わっていた。

実は作中には主人公と黒幕以外にもう一人、主人公達の『リセット』を感知できる友人がいる。
そんな友人も肉親を主人公に殺され激昂し、世界を『リセット』するよう求めてくる。
それでもプレイを続ける主人公の前に友人がラスボスとなって立ちはだかる。
理不尽な回避不能弾幕で主人公を何度も殺し、心を折って『リセット』を促す友人。
しかし主人公は執念で友人を倒し、登場人物全員を殺害することに成功する。

全てが息絶えた世界で、主人公そっくりだが邪悪な表情をした“あなた”が現れる。
(実はゲーム冒頭で“あなた”の名前を入力するよう求められるが、
ゲーム中では一度も主人公は“あなた”の名前で呼ばれた描写が無い。
メッセージウィンドウに表示され、主人公を誘導するモノローグこそが“あなた”だった)
このゲームの全てをやりこみつくし、ついに主人公すらも殺害して
狂った笑い声を上げる“あなた”が映ってEND。

■虐殺ルートクリア後
“あなた”が全てを破壊したので、ゲームを起動してもメニューすら映らない。
主人公は“あなた”に魂を売り渡すことでもう一度『リセット』を試みるが…

■虐殺ルートクリア後の後
一度虐殺ルートをクリアすると、『リセット』して平和ルートを再クリアしたとしても
「幸せなエンディングの後、殺人鬼(“あなた”)に変貌した主人公が住人を皆殺しにしました」
という後味の悪い後日談が必ず追加されるようになる。
これはゲーム中に何をやっても元に戻すことは出来ない。
0254ゲーム好き名無しさん垢版2017/08/18(金) 20:40:03.38ID:/BYw2bvn0
真エンドの後に虐殺ルートが解放されるみたいな書き方に見えるけどそういうわけではないと言っておく
0255ゲーム好き名無しさん垢版2017/08/18(金) 20:56:35.88ID:nP/MZxua0
乙でした!某所で「全モンスターと友達になれる優しいRPG」とあったので
普通にホンワカ風味だと思ったのに、そんなハードな内容だったとはw
0256オレルアンの噂垢版2017/08/18(金) 23:00:09.80ID:nP/MZxua0
ガラケーのアプリのアドベンチャーゲーム『オレルアンの噂』行きます。
例によってかなり端折って紹介するので数レスで完結しますがご容赦を。

『オープニング』
昔、オレルアンの町でこんな噂がたった。
旅行中の女性がとあるブティックに入り
試着室に入ってからしばらく待っても出てこないので
女性の友達が店員に行方を聞いたが
「そんな人は来ませんでしたよ?」と言われ、
そのまま女性は行方不明になってしまったというもの。
その後、その女性は人身売買組織によって売られたといった説もある。

そんな話と似たような事が、海外旅行中の姉妹にも降りかかろうとしていた…

『登場人物』
(姉)
二人の主人公のうちの一人。
しっかり者で知的な美しさを持っている。

(妹)
もう一人の主人公。
姉に頼りっきりな可愛い子。

(老人)
女性を捕まえ、生けるマネキンにして性のお供としてレンタルするという
許しがたい悪行を行う、このゲームのボス的存在。
シナリオ中で捕まえた妹に、昔に子供達が死んでしまったのが
その仕事をするきっかけだったと言ってはいるが、
どこまで信じたらいいか分かったものではないし、同情はできない。

(目つきの鋭い男)
老人の直属の部下で、組織のナンバー2的な人物。
だが、特殊な能力を持つわけでも、老人とは別の思惑を持つわけでもないので
正直陰が薄く、一応は登場人物欄に書いておくが本編紹介では彼の描写は省略する。

(ガスマスク達)
老人の部下なのかマネキンレンタルの客なのかいまいち曖昧だが、
とりあえず姉妹を捕まえてマネキンにしようとする敵と考えて間違いない男達。
戦闘訓練を受けてるわけでも肉体改造されてるわけでもないごく普通の男性だが
ごく普通の女性な姉妹達にとっては十分強敵と言える。
0257オレルアンの噂垢版2017/08/18(金) 23:00:50.18ID:nP/MZxua0
『本編:姉編』
海外旅行の途中、とある女性型マネキンが展示されている店に行ってみた姉妹は、
いきなり動き出したマネキン達に捕まってしまった。
このままでは自分達もマネキンにされ男達に好き勝手されると知った姉は
妹を助けに行くのだが、再会した妹は
「お姉ちゃん、私達もマネキンになろうよ。
そうすればずっと若いままで居られるんだよ」
と言ってくる。リーダーの老人に言葉巧みに洗脳されてると気づいた姉は
「あなたは男達に好き勝手されてもいいというの!」
と叱りつける。それを聞いて妹は我に返り、脱出を決意する。
足を傷つけられ歩けない妹を支えながら脱出しようとして
ガスマスク達に見つかってしまった姉妹が地下室に逃げ込むと、
地下室に放置されていた、廃棄されたマネキン達がガスマスクたちに襲い掛かった。
その隙に外へ出た姉妹だったが、老人が追いかけてきている事に気づき
近くの小屋へ逃げ込んだ。小屋の床板が傷んでいる事に気づいた姉は
老人を床板へ誘い込み、床を踏み抜いて落下させる事に成功する。
だが妹が奈落へ落ちるはずだった老人の腕を掴んで助ける。
なぜ老人を助けるのかと聞いた姉に、妹は
「マネキン達を元の人間に戻させるためには老人が必要だから」
と答えた。

その後無事に脱出し警察に保護された姉妹は新聞などで称えられたが、
姉はそんな事よりも、姉妹二人で無事に生き延びた事を喜んだのだった。


『本編:妹編』
姉編と同じ流れで、老人に捕まったあと姉に助けられた妹は、
地下室には逃げずに店内地上部分で逃げ回り老人と取っ組み合った結果、
空の注射器が老人の膝に刺さり、それを押し込める絶好のチャンスを得た。
『中身が空の注射をされると空気が血管に入り血液の流れが止まって死ぬ』
という話を思い出した妹は、やめてくれと言う老人の哀願を無視し押し込む。
幸か不幸か、老人は気絶しただけで済んだ。
老人が倒れ安堵している所に、店の外から事情を知らない女性客が来たので
彼女らに警察を呼ぶよう頼んだ姉妹は、無事に脱出できた。

そして姉編同様にマスコミに称えられながらも、
それ以上に姉妹共々無事だった事を喜ぶのであった。


以上です。ゲーム部分はストーリーの要所で二択を迫られ
失敗すると捕まってマネキン化、という簡単なもので、
プレイ時間も短いものです。とはいえ、
ガラケー時代の月額数百円で登録できるゲームサイトの作品の一つ、
と考えれば十分な出来の作品と言えると思います。
お付き合い頂きありがとうございました。
0259ゲーム好き名無しさん垢版2017/08/30(水) 23:28:51.52ID:FZkH06vZ0
未解決にキングダムハーツコーデッドがあるが、DS版のRe.コーデッドとかHD版に収録されてる映像作品版でもいいんだろうか
0260ゲーム好き名無しさん垢版2017/08/31(木) 00:19:00.79ID:G2iPiWAL0
「キミキス」(PS2)
「乙女理論とその周辺 -Bon Voyage-」(PS Vita)
「クロガネ回姫譚 一期一会」(PS Vita)をお願いします
0263ゲーム好き名無しさん垢版2017/09/02(土) 08:57:55.11ID:TliwNZlU0
キングダムハーツ キー(PC)お願いします
スマホ版のキングダムハーツ アンチェインドキーでも可
0264ゲーム好き名無しさん垢版2017/09/04(月) 22:22:08.60ID:8PdRLXwR0
ゴメン、>>263だけど、調べてみたらキーとアンチェインドキーは終盤の展開違うみたいだ

というわけで撤回して依頼やり直し。キングダムハーツ キー(PC)、アンチェインドキー(スマホアプリ)との差異含めてお願いします
0265アクトレイザー2 沈黙への聖戦垢版2017/09/11(月) 18:59:12.40ID:MlP+1t7c0
●オープニングデモ
かつて、神は悪魔との戦いに勝利し、
地上は再び、人間の土地となった。
しかし、長い時の流れは人々に、
悪の心を募らせていった。
やがて、悪徳は強大な力となり、
サタンを再び蘇らせたのである。
サタンはまず、神の住む天空城を目指した。
天空で繰り広げられる神とサタンの戦いが、
これから起こる全ての悪夢の始まりだった…

●天空城
イベント天使「天空城での戦いにより、サタンの体は砕け散り、地上の6つの地域に落下していきました。」
イベント天使「そして、サタンは人間達の心に取りつき、力を蓄え始めたのです。」
イベント天使「これより私達はサタンの復活を食い止め、永遠に葬り去るために戦わなくてはなりません。」
イベント天使「天空城を移動させ、上のパネルに地名が出たら決定ボタンを押してください。」
イベント天使「その地域について私がご説明いたします。では、生きとし生ける者の平和のために、力を合わせましょう!」

●ディリジェンス
イベント天使「ここ、ディリジェンスは働き者の人々が集まった村でした。」
イベント天使「それが、近頃酒に溺れた生活を送るようになり、働く気力はおろか、生きる気力さえも、失いつつあるのです。」
イベント天使「彼らの堕落した生活の原因は、どうやら、近くの森にあるようです。」
イベント天使「インダステンの森に行ってみませんか。」

●インダステンの森
バトル天使「村人の話では、ここ、インダステンの森に不気味な雲が出没して雨を降らしているとか。」
バトル天使「神様。とにかく地上に降りて、確かめてみてはいかがでしょうか?下界へ戦いに赴きますか? 神様。どうか、お気をつけて…」
0267アクトレイザー2 沈黙への聖戦垢版2017/09/11(月) 20:43:11.22ID:MlP+1t7c0
■アクトレイザー2 沈黙への聖戦
1993年にスーファミで発売されたアクトレイザーの続編。
飛行能力とボタンの溜めで魔法が使えるようになったなど、
前作より一変していますが、移動速度が遅くなりました。
一部平仮名とカタカナだった部分を、漢字に変えています。
0268ゲーム好き名無しさん垢版2017/09/12(火) 22:16:29.37ID:u8Sm2GGL0
>>266
とりあえず個人的にはダメ。
タイトル不明を有りにすると、実在しない作品の内容をそれっぽく書く奴が出たりするんだよ。
0270ゲーム好き名無しさん垢版2017/09/13(水) 22:13:49.80ID:Ar1ROprC0
「ラブライブ!School idol paradise vol.3 lily white」(PS Vita)
「D.C.V Plus 〜ダ・カーポVプラス〜」(PSP)をお願いします
0271CRYSTAL PRISON(クリスタル プリズン)垢版2017/09/17(日) 20:17:23.87ID:cNY5zW9U0
コマンド入力式のレトロアドベンチャーゲーム、
CRYSTAL PRISON(クリスタル プリズン)行きます。
昔に色んな機種のパソコンで発売されたゲームで
今回私がプレイしたのは
レトロゲーム配信サイトのプロジェクトエッグでプレイできる
PC88版です。
いつも通り、かなり端折った上に正確性に欠けますがご容赦を。

主人公が自宅のベッドで目を覚ますと、記憶喪失になっていた。
覚えているのは、「おい、アレがどこにあるか知ってるんだろう、言え!」
と、地面に倒れた状態で男に詰め寄られていた記憶だけ。

そしてベッドの周囲には、医者と看護婦、刑事、
妹や執事や召使や友人など、多くの人がいた。
執事や召使がいたり、家が大きな館な事から、主人公は資産家らしい。
刑事は「早速ですが、あなたが襲われた時の事を教えてもらえますか?」
と言ってくるが、医者が「まあまあ、まずは休ませて上げてください」
と言い、主人公に睡眠薬を注射し、主人公を眠らせた。
そして主人公が再び目を覚ますと、周囲には誰も居なかった。
どうやらさっきの人たちは館の各所に散ったようだ。
主人公は記憶を取り戻すべく、館の中を探索する事にした。

探索していくうち、主人公は館の中や他の人たちの様子がおかしいのに気づく。
家族の写真が貼られていたと思われるアルバムの写真が全て剥がされていたり、
自分の家の鎖に繋がれている、自分のペットと思われる犬が
非常に獰猛で主人公を食い殺そうとしてきたり、
刑事の様子を覗き込むと、何かを盗聴していて
事件の捜査をしているとは思えなかったり、
家の玄関から外に出ようとすると頭の悪そうな大男が立ちふさがって
「おい、おまえ、すいしょうをよこせ。さもないところすぞ」
と言ってきたりする。

唯一、看護婦だけは主人公の味方なようで、
「あの刑事さんおかしいわ、あなたの持ち物についてばかり聞いてきて、
一向に暴行事件の調査をしようとしないの」
といった事を話してくれたのだが、
前述の大男に追いかけられているのを目撃したのを最後に、
看護婦はいなくなってしまった。
その後医者は「これからは代わりにこの人があなたを看護するよ」
と別の看護婦を紹介してきたが、
医者は以前の看護婦が居なくなった事を心配するそぶりを見せなかった。
やはり、以前の看護婦以外は全員、信用してはいけないようだ。
0272CRYSTAL PRISON(クリスタル プリズン)垢版2017/09/17(日) 20:18:14.27ID:cNY5zW9U0
桟橋を調べてみると、海に浮かぶ死体を発見した。
かばんを持っているようなので、それを水面からすくい上げてみる。
中にあった手紙には、クリスタルという物の謎を解くために
BABYという人物に会う必要がある事と、
クリスタルを狙って、人殺しも平気でする秘密結社が動いている事が書かれていた。
手紙の最後は「教授と教え子さんの二人とお会いできる日を楽しみにしてます」
と締めくくられていた。死体の年齢からして、死体の方が教授だろう。
では、教え子とは誰なのだろうか?もしかして自分なのか?

中庭をシャベルで掘ってみると、犬の死体を見つけた。
この犬が、主人公の本当のペットなのだろう。
そして死体の下に、綺麗な水晶があった。これが手紙にあったクリスタルだ。
主人公はクリスタルを拾い、さらに探索を続ける。

館を探索しつくした果てに、地下室にたどり着いた主人公は
大きな樽の中に、行方不明になっていた以前の看護婦が
ロープで縛られているのを見つけ助け出した。
そしてすぐ近くにモーターボートがあるのを発見し、二人で海に出た。

モーターボートで夕日に向かって走っていると
備え付けの無線機から声が聞こえてきた。
「そのモーターボートには爆弾が取り付けてあり、
爆弾はこちらの手でいつでも爆発できる!
爆破されたくなければ、館へ引き返してクリスタルを渡すんだ!
そうすれば命は助けてやる!」
そんな取引を持ちかけられたが、主人公はそれを無視して突き進む。
そう、奴らが欲しがっているクリスタルが手元にある以上、
爆破させたらクリスタルは砕けるか海の底に沈み、
二度と手にも入らなくなるから奴らは爆破できないのだ。

走り続けて街が見えてきた頃に、無線から
「今回はお前の勝ちだ。だが、覚えてろ、我々は必ず…」
と声が聞こえてきたので、無線機を引きちぎって黙らせた。
陸地へ上陸すると、看護婦が
「あなた、指輪は持ってきてくれた?」
と聞いてくるので、館で見つけた指輪を看護婦もとい妻に渡す主人公。
喜んで受け取り指にはめた妻は、今回の事件について教えてくれた。

あの館にいた主人公と妻以外の全ての人間は
あの手紙に書かれていた秘密結社のメンバーであり、
最初は主人公を襲って直接クリスタルを奪おうとしたが手に入らず、
主人公が襲われた後遺症で記憶喪失になったと気づいたメンバーたちは
医者や刑事や家族や知人のフリをして主人公を泳がせ、
クリスタルを手に入れようとしていた。
妻もその計画への参加を強制させられ、看護婦役をしていたのだ。
0273CRYSTAL PRISON(クリスタル プリズン)垢版2017/09/17(日) 20:18:31.04ID:cNY5zW9U0
話を聞いた主人公は、桟橋で死んでいた教授の教え子は自分の事であり、
教授の意思を継ぐべくBABYという人物に会いに行くと妻に言った。
妻は「危ないわ、次のゲームはもっと難しいかもしれないのよ!」
とメタな事を言って引きとめようとするが、
「ゲームのファンのためにも引けない、許してくれ」と、
同じくメタな事を言って決意を伝える主人公。
そして2人は抱き合いキスをするのであった…

END

以上です。続編がありそうな終わり方でしたが、
残念ながら続編は作られてないようです。
恥ずかしながら、私は難易度の高さから序盤でやる気をなくして
攻略サイトそのままのプレイでさっさとクリアしてしまったので、
紹介できなかったイベントもたくさんあるようです。
このゲームはプロジェクトエッグ有料会員にさえなれば
ゲームのダウンロードは無料なので、
興味が沸いたならばプレイしてみてはいかがでしょうか?
お付き合いいただきありがとうございました。
0275ゲーム好き名無しさん垢版2017/09/17(日) 23:04:39.57ID:UNfslNYY0
今更だけど、機装ルーガと魔晶伝紀ラ・ヴァルーがレトロゲーム配信サイトのプロジェクトエッグでプレイできるらしいのですが…
0276ゲーム好き名無しさん垢版2017/09/17(日) 23:23:44.40ID:gF3/O0Me0
>>273
乙!

>>275
頼んだぜ!
……EGGは買い切りだったらほしいなあと思うゲームが数本あるんだが、ソフト代以外にも月額会員費払わないとプレイできなくなるのがな
0277ゲーム好き名無しさん垢版2017/09/18(月) 00:27:46.26ID:oiRNBdLk0
数年前に未解決一覧リストに掲載されているゲームがバーチャルコンソールとゲームアーカイブスに配信されているそうですが…
0279ゲーム好き名無しさん垢版2017/09/18(月) 08:53:19.87ID:xCpIHxR10
+++++++++++++++++++++++


悪の自民党に絶対投票してはだめ. 

売国安倍は憲法改正で国民主権と基本的人権
を奪うつもりだ。 ← 民主主義の崩壊

http://www.data-max.co.jp/280113_ymh_02/

↑ マスコミは 9条しか報道しないが 自民案
の真の怖さは21条など言論の自由を奪うこと

自民案が通ると 政府批判しただけで逮捕されるぞ!

http://blog.goo.ne.jp/kimito39/e/ec37220f64a8e1d6ed732dd0ab95cbf0

↑超危険な緊急事態条項で人権無視の内閣独裁に!

https://www.youtube.com/watch?v=h9x2n5CKhn8

上のビデオで 自民党は 国民に基本的人権
は必要ないと怖いことを平気で言う。

http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/31687

↑ 都民ファーストも安倍と同じく 憲法改正で 人権
無視の大日本帝国憲法に戻すつもりだから
絶対に投票してはだめだ。 民主主義が崩壊する

http://www.mdsweb.jp/doc/1488/1488_03f.html

↑”9条自衛隊明記”は 9条無効化だった!

http://blog.goo.ne.jp/ngc2497/e/8899f65988fe0f35496934dc972e2489

↑ ネトウヨ= 安倍サポーター工作員はネットで国民を騙す。

https://dot.asahi.com/aera/2016071100108.html?page=3
http://blog.goo.ne.jp/kimito39/e/c0dd73d58121b6446cf4165c96ebb674

↑ 安倍自民を操るカルト右翼「日本会議」は国民主権否定。
国民投票や選挙では自民党、維新、小池新党に絶対に入れるな。


+++++++++++++++++++++
0282ゲーム好き名無しさん垢版2017/10/11(水) 22:21:24.95ID:GmRibCW70
part71 >>281までwikiに反映

●wiki
・追加
「AKIBA'S TRIP2」「対戦ホットギミック3 デジタルサーフィン」「Dishonored」「PHANTASMAGORIA」
「幻想少女大戦」「そう、あたしたちはこんなにも理不尽な世界に生きているのだらよ1&3」
「ナナシ ノ ゲエム 目」「イースVIII」「Undertale」
「オレルアンの噂」「CRYSTAL PRISON(クリスタル プリズン)」

・追記
「かまいたちの夜輪廻彩声」「機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記」
「ラジアントヒストリア」「Ever17」「ポポロクロイス月の掟の冒険」

●未解決一覧
・追加
PS4
「蒼き革命のヴァルキュリア」「東亰ザナドゥ ex+」「この世の果てで恋を歌う少女YU-NO」「CHAOS;CHILD」
PS3
「仮面ライダー バトライド・ウォー」
PS2
「Pure×Cure Re:covery」「キミキス」「鳥篭の向こうがわ」
PS Vita
「ラブライブ! School idol paradise vol.1 Printemps」「ラブライブ!School idol paradise vol.2 BiBi」
「ラブライブ!School idol paradise vol.3 lily white」「LOVELY QUEST -Unlimited-」「UPPERS」「ホチキス」
「STEINS;GATE 0」「ファントムブレイカー バトルグラウンド」「乙女理論とその周辺 -Bon Voyage-」「クロガネ回姫譚 一期一会」
PSP
「1/2 summer+」「D.C.V Plus 〜ダ・カーポVプラス〜」
3DS
「ファイアーエムブレム Echoes もうひとりの英雄王」
Xbox
「紅の海」
PC
「ウィザードリィ8」「キングダムハーツ キー」
スマホアプリ
「アンチェインドキー」

・消去
「ポポロクロイス 〜月の掟の冒険〜」(PS2)「機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122」(SFC)
「ナナシ ノ ゲエム 目」(DS)「ファンタズム(原題はPHANTASMAGORIA)」(SS)
「そう、あたしたちはこんなにも理不尽な世界に生きているのだらよ」(PC)「幻想少女大戦 殀」「幻想少女大戦 永」(同人)

●執筆予告がある物
ゾウディアック2【9月】
0289AKIBA'S TRIP垢版2017/10/24(火) 22:36:03.11ID:Rw5pzek30
●AKIBA'S TRIPの途中から
瑠衣共存ルートが無かったので書く
もしかしたら、一年前に書いてた人が続きを書くかもしれないので適当に

場所は秋葉原。主人公は18歳の予備校生。
友人に電話で助け求められ、助けに行くがカゲヤシの中でも過激派の優に主人公も襲われ、その後カゲヤシにされた。
カゲヤシとは人と同じ見た目で、人の血を吸い、力が強く年齢を取らず、太陽の光を浴びると消える、吸血鬼みたいなもの。
今までカゲヤシは社会の陰にひっそりとしていたが、たくさんの若者を吸血し、意思を奪って引きこもり化させる。
そうする事で人間社会を衰退させ、カゲヤシを中心とする「引きこもり化計画」を行っていた。
秋葉原はその最初の標的とされ、次々と吸血され引きこもりを増やされて行っている。
NIRO(ナイロ)と呼ばれる彼らと戦う組織に味方し、人に紛れ込むカゲヤシと戦うことになった主人公。
元々はいっていた秋葉原自警団の協力の元、人に紛れ込むカゲヤシを見つけて服を脱がせて太陽の光を浴びせ倒していく。
途中で人間に協力的なカゲヤシ達と、その中の少女の文月瑠衣と会う。
実は主人公をカゲヤシにしたのは瑠衣だった、死にかけの主人公を助けるためには仕方がなかったと聞ける。
瑠衣はカゲヤシのトップである妖主の娘だが、人間とカゲヤシの共存を目指す穏健派だった。
主人公はカゲヤシ達を倒したり、瑠衣とデートしたり、あとついでに人の迷惑をかける人も全裸にして倒していった。


そして後半。秋葉原の駅にNIROに呼ばれてきた主人公。
カゲヤシのトップである妖主がこの駅に来るのだと、NIROで主人公とよく話す聡子に教わる。
そこに瑠衣とその仲間も訪れ、一触即発状態。だがNIROトップの瀬島がそんな連中は無視しろと言った。
瑠衣の仲間に、瑠衣の事をよろしく頼むと主人公は言われる。
たくさんのNIROエージェント達が駅を囲む、そして妖主の女性が登場した。
妖主とカゲヤシを食らって生きてきた男の瀬島は古く、長く敵対していた。互いに精鋭を連れて集まっている。
ここで大沙汰にする気は互いにないと言い、瀬島は今さらこんなバカげた計画を始めたのかを聞くが、妖主ははぐらかす。
次期妖主は誰だと瀬島が最後に聞く、妖主には四人の子供がおり、側にいる双子の娘だと答えた。
だが乱入したカゲヤシで妖主の息子の優が、どうせ殺すからと瑠衣が次期妖主だとばらした。
馬鹿息子がと呆れる妖主。ずっと探していた時期妖主を見つけ、笑う瀬島。
主人公に瑠衣を捕まえろと命令する瀬島。
妖主は瑠衣を守ったり、相談相手になったり色々してくれた事に礼を言う。なんでそんな事を知っていると驚く瑠衣。
優が瑠衣を監視し、さらに盗聴までしていた。瑠衣はショックを受ける。
瀬島が裏切りを許す代わりに瑠衣を捕らえろと、妖主が今までの対立を忘れに瑠衣と共にカゲヤシとして来いと言う。
次期妖主として瑠衣はNIROにばれてしまった、少数の穏健派では守れない、生き残るためには妖主の元に行くしかない。
どうすればいいのと迷う瑠衣。主人公の選択肢でルートが決まる。
「俺が君を守る」「一緒にこの街で生きていこう」
主人公を抱きしめる瑠衣。
0290AKIBA'S TRIP垢版2017/10/24(火) 22:38:42.72ID:Rw5pzek30
瀬島と妖主がともに、主人公を殺し瑠衣を捕まえろと全員に命令、そのまま互いに争い乱闘となった。
逃げる主人公と瑠衣だが、精鋭カゲヤシと、NIROのほぼカゲヤシ化したエージェント達に次々と襲われる。
追いつめられるも。瑠衣の仲間達と秋葉原自警団が加勢に来た。
秋葉原自警団トップのヤタベが逃げ込む場所を主人公に言い、逃げ切った。


振り切り、倉庫に逃げ込んだ主人公と瑠衣。そして秋葉原自警団とカゲヤシ穏健派の二人が集まった。
情報を交換する一同。今はカゲヤシもNIROも冷戦状態で、瑠衣を探しまわっている。
警察はNIROが抑えているようだが、ネットは暴動が起きたと大騒ぎ、互いに明日までには決着をつけるだろう。
カゲヤシの目的は人間嫌いの妖主が共存を目指す瑠衣を連れ戻す為に、秋葉原で人間を襲っていた。
NIROの目的は、理由は不明だが妖主と次期妖主。人類を守るためだとか理由ではない、他人を巻き込むのもいとわない。
推測だが、両方とも瑠衣が目的。いつまでもここに隠れられるわけではない。
それにカゲヤシとNIRO両方の総戦力がそろった状況、いずれ戦いとなり、秋葉原はかなりの被害を受けるだろう。
実際に被害が出る。この街が好きで住んでいた瑠衣は、自分がいるせいでこの街に被害が出ている事にショックを受けた。
自分を責める瑠衣に、休むように言った。その後、主人公にアイディアで皆に相談する事になった。

夜、倉庫で眠る皆に別れを告げ礼を言い、倉庫を出ようとする瑠衣。起きて呼び止める主人公。
母親である妖主に会い、止めてもらうという瑠衣。主人公は抱きしめ、戸惑うが抱きしめ返す瑠衣。寝たふりする周囲。
この街が好きだったけど、好きにならなければよかったのかなと問う瑠衣に、ここと全員起きて、それは違うと説得する。
好きになるのは仕方がない、そしてこの秋葉原はそのワガママを許す。でもこれからどうすればと瑠衣が言うと彼らが来た。

もう終電も終わったのに、広い倉庫を埋め尽くす、ネットで呼ばれた変な格好のオタク達。
ヤタベが全員に説明する。まるで信用できない話だが、ネットで今までの起きた事件と合致する。
カゲヤシや二大勢力が現実にいる、そうかもしれない、そうであってほしいと受け入れていく集団。
瑠衣が泣き声で話す。化け物の自分を受け入れてくれたこの街が好きだった、でも自分のせいで被害を与えてしまった。
この事態が終わったときはその時は「みんなで遊びに行こう」と割り込む主人公。
いいねとその話に乗る皆、変な話に論点がずれていく。
私は化け物でと言う瑠衣に対し、実は俺は魔王の息子でとか、闇に属する存在でと妄想トークに盛り上がる。
可愛い女の子と一緒にいられるなんてと不純な声や、人外とかOK、文化祭みたいと簡単に受け入れる人々。
こんな簡単でいいのと悩む瑠衣に、頷く主人公。この街は全て許し受け入れるとメイドは言った。
そして最後にこの街を守ろうと、一致団結した。

秋葉原中で戦闘が行われ、そこに主人公が乱入し、戦いが広がる前に収めていく。
そしてネットで情報が出回り、ついに妖主の居場所がわかる。
主人公は瑠衣と共にその場所に向かう、だが主人公は優に足止めされる。
優を倒した後、追いかける主人公。瑠衣が妖主を説得しているが、ここでNIROを倒さないとと平行線だった。
NIROによって爆発で窓が割れる、NIROが攻め込んでくるようだ。
瑠衣が父親について聞くと怒り出し、時間も無くこれ以上は話しても無駄と戦闘になる。
自分に勝ったら妖主になって、共存でも目指せばいい。だがNIROがいる限りそれはできないと告げた。
倒すと苦しむも屋内であるため、妖主は消える事は無かった。カゲヤシを撤退する事を要求する瑠衣。
妖主は言う、どうあがいてもカゲヤシは化け物であり人に恐れられ共存などできはしない
それを瑠衣に教えるためだけの計画が、今回の引きこもり化計画の本当の狙いだった。
0291AKIBA'S TRIP垢版2017/10/24(火) 22:42:03.02ID:Rw5pzek30
そこに瀬島が乱入する、そして妖主を襲いその血を吸った。
それにより強靭な力を瀬島は得る。妖主を助けようとした瑠衣をふっ飛ばした。
主人公と一騎打ちで戦う、しかしいくら攻撃しても瀬島はダメージを受けず、主人公は倒される。
瀬島の部下の聡子が追いつき、自身が化け物になるためにNIROを利用していたのかと聞く。
だがそれはもともと違い、NIROはカゲヤシを利用できないか、科学的に研究する組織だった。
事実を知り怒り、戦いを挑むも一撃で倒される聡子。その間に主人公に瑠衣は自分の血を飲ました。
強化した主人公は瀬島を倒した。苦しみながら割れた窓からの日光で瀬島は消滅した。
消えかけの妖主は言う。かつて自分も瑠衣と同じく人間に憧れた。カゲヤシの関係から逃げて、人として暮らした。
その時に好きになった普通の人との間の子が瑠衣。だがその男に正体がばれた、化け物と言われて逃げていった。
同じようになってほしくなくて今回の計画を立てたが、逆効果だった。
瑠衣を大切にしてあげてと言い、妖主は自ら日光に身を晒し、消滅した。

以前と同じ秋葉原に戻った日常。
新たな妖主となった瑠衣が、共存のために頑張っている。
妖主の双子の娘であるアイドルのダブプリは行方不明。
カゲヤシに血を吸われた人々の治療も、かなり進んでいると聡子が言う。
主人公は瑠衣とデートに行く、血の味のしないキスをしようと瑠衣が言った



●「人探し」のサブミッションを終えていて、選択肢でお父さんは見守っているを選ぶ
ある人に瑠衣の写真を撮ってきてほしいと頼まれる依頼。達成するとその人は瑠衣の父親、妖主の三番目の夫の人間だった。
近くまで来ていた事を知り驚く瑠衣と妖主。しかしもう帰るべき場所はないと妖主は言う。
秋葉原にもいろんな人がいた、だから一人の人間に否定されたからといって全部を否定するのは間違っていると説得する。
それに、母さんが好きになった父さんを信じたいと瑠衣が言うと、もう一度、人間を信じてみるわと妖主は答えた。

以前と同じ秋葉原に戻った日常。
ダブプリもアイドルを再開。カゲヤシの一部も人間との共存の為に秋葉原に残った。
あれだけあったカゲヤシの噂も立ち消えた。結局は人は新しい話題を探し続けている。
カゲヤシに血を吸われた人々の治療も、かなり進んでいると聡子が言う。
妖主はしばらく遠くに行くと言って姿を消した、主としてのけじめがあるのだろう。
主人公は瑠衣とデートに行く、血の味のしないキスをしようと瑠衣が言った

終わり
0292ゲーム好き名無しさん垢版2017/10/24(火) 22:55:01.99ID:Rw5pzek30
未解決一覧にファンタシースターコレクションがあるけど、あれはただのセットだったはず
0296ゲーム好き名無しさん垢版2017/11/02(木) 20:45:17.35ID:q41CRiVq0
「ノラと皇女と野良猫ハート」(PS Vita)
「Gift -Prism-」(PS2)
「WHITE ALBUM 綴られる冬の思い出-」(PS3)をお願いいたします

WHITE ALBUM-綴られる冬の思い出-はリメイク版の移植作品です
0298ゲーム好き名無しさん垢版2017/11/17(金) 14:36:26.56ID:giSk0KYa0
同人ゲーム「スグリ」が未解決欄にあったので簡潔に
スグリ 横スクロール型STG(PC)2005年

1万年前に地球そのものを破壊しつくした「戦争」の傷跡は人類の生存を脅かすほどであった。
そこで生き残った人類は地球を浄化し再生させるための、たったひとりの「ヒト」を作った。
たったひとりで、終わりの見えない世界を救う旅に赴く「ヒト」。その「ヒト」は「スグリ」と呼ばれていた――――


OPの重々しいストーリーから打って変わって1万年後、しっかりと再生した地球の湖の近くで銀髪赤目の女の子が空を飛んでいた
彼女こそ世界を再生させ星を守り続けている救世主、スグリ
今日も今日とてパトロールに勤しんでいると見た事のない変な機械がやってきて急に攻撃される
何か不穏な気配を感じたスグリは、マイホーム(地球)に訪れた久しぶりのトラブルに本腰を入れて解決しようと決意する。
0299ゲーム好き名無しさん垢版2017/11/17(金) 15:01:17.33ID:giSk0KYa0
登場人物はそのままステージ毎のボスなのでストーリーは希薄、
設定等は余談やアフターストーリーやファンディスクからのものがほとんど。なので簡潔にいきますね

1面:湖に近い森で「サキ」と名乗る厚着の女の子と出会う。翻訳機らしきものを使って交渉してみるとどうやら宇宙からやってきた移民の斥候らしく、植民地に適した環境なのか調べにきたもよう
  障害になりそうな存在もついでに消しておくように命令されているらしく、「さっくり死んでください」と攻撃してくるので撃退
2面:湖で「イル」というボーイッシュな女の子に狙撃される。「恨みはないけど仕事なんで」と交渉が通じないのでボコって黙らす
3面:荒野にて「ナナコ」という小生意気なチビに出会う。これまた交渉の余地なし。どうやら命令を絶対遵守するよう頭の中をいじられているとのこと。同情するが容赦するには値しないのでぶっとばす
4面:ガンガン雷の轟く乱気流の中で「カエ」という情緒不安定……もとい、テンションの高い女と出会う。こいつ今まで以上に話通じねぇ……
  ターゲットを始末しろと命じられて久しぶりに外に出してもらえたらしく、「暴れるのが楽しい」とのたまうので思う存分「かわいがって」やることにする
5面:雲を突き抜け成層圏を目指す。なんか敵も戦艦らしきものを引っ張り出してきていよいよ本気っぽい
  成層圏に到達するとそれらしき宇宙船を発見。カチコミかましてやろうとしたらミサイルの雨あられ、おまけに「キョウコ」と名乗る女性に止められる
  コロニーには数千人の人がいるらしく、生存圏確保の為にもこちらも引く訳にはいかないと言われる。ついでに「面倒」とも。それは私の台詞だ
6面:キョウコさん、今までで一番弱かったかも知れない……。
  気を取り直して宇宙船内部にダイナミックお邪魔しまーす。適当に暴れてやったら敵首魁のお出まし。貴様が元凶か、手間を取らせやがって
  しかも「何でも言うことを聞いて何でもこなせる部下が欲しいから」と女の子に改造手術をするとか変態め
  何千年も旅をして住める場所を探していたとか、既に人が居てムカついたとか、自分のものにしたいから皆殺しにするとか言ってたけど身勝手極まる
  何よりお前のような変態に私のホーム(地球)を荒らされてたまるか。そこへ直れ、そのロボ スクラップにしてくれる
0300ゲーム好き名無しさん垢版2017/11/17(金) 15:16:03.31ID:giSk0KYa0
7面:船の中枢部にてシリンダーに収められた女の子を発見。船の「守り神」とのこと
  「シフ」とかいう変態が無理やり起こしたようで、船の中で起きたある程度の事情は把握してるらしく逆に変態を諌めてくれる。いいぞもっと言ってやれ

  ……信じられない。逆ギレした変態がさらりと「命令を聞かなかったら居住区を爆破する」とか言い出しやがった!こいつ最低だ!
  仕方がないので「ヒメ」と名乗る守り神の女の子は私と戦うことになる。君も苦労しているんだね……
  これ以上船の中で暴れるわけにもいかないのでと外に連れ出される。外はちょうど満月、下は雲海で気持ちが良い夜だ
  嬉しい事にヒメに私の星(ホーム)の事を褒められる。うん、頑張って治したんだ。私の自慢なのだ

  戦ってみるとびっくり、私とほとんど遜色ない戦闘力だった。この娘、たぶん……
  まあ、何はともあれ勝者は私。言う事を聞いてもらおうと思ったら向こうからも申し出てくれた。二人で宇宙船の居住区を切り離して変態にお仕置きを
  と思ったらあの野郎自分から居住区パージして動力炉ごと墜落しやがった!しかも真下は私たちの街じゃないか!!
  久しぶりに本気を出して「私」を「集める」。全開のビームで粉砕して墜落を阻止!
  お前と違って、私の力は、お父さんがくれたこの力は「守るため」にあるんだ!
ED:ゆっくり宇宙船を下ろして事件解決。これから新しい住人のために色々と奔走しなければならない日々が始まる

  ああ、そうだ。肝心な事をヒメたちに言うのを忘れていた。
  「地球」へようこそ。おかえりなさい。
0301ゲーム好き名無しさん垢版2017/11/17(金) 15:41:50.19ID:giSk0KYa0
ここから公式サイトにこっそり載せられたアフターストーリーなどを含めた色々な設定を
【スグリ】
主人公。ジャージとスカートという飾り気のない格好をした女の子。名前の由来は鳥のスグリと「選り優り」からのダブルミーニング
改造人間となるにふさわしい特殊体質だったらしく、地球を治すという夢を抱いていた父親に協力して自分から被験体となる。銀髪赤目はその時に変化した後天的なもの
その性能は「無数のナノマシンの集合体」であり、世界中に自分の欠片を散布させテラフォーミングに費やすという離れ業を可能としている
1万年かけて星を修復させた救世主であり、ゆるやかに減少し続ける人類の種族的寿命が尽きた後もその存在が消えることはないと理解している
今作や次回作以降、同世代の改造人間たちの友人が増え、ちょっとだけ賑やかな生活になる
【シフ】
今作の元凶。優秀な科学者で宇宙船の環境などを次々と改善させたりと一応生存者達への貢献は高い
ただし幼い時から天才として遇されたせいで性格が捻じ曲がりきっている。
事件後、自分がいなくとも人々が互いに尊重しあって共存していける姿を見て存在意義を失ったと思い自殺
人から認められることで生きている自覚を得られた人だったが、求め方を間違え、最期まで見るべきものや手に入れているものを見ていなかった人
一応かなり感謝されていたらしく、改造した少女たちやスグリに墓を作ってもらえた
【サキ】【イル】【ナナコ】【カエ】
シフの改造人間シリーズの被験者。それぞれ死に掛けだったり病気だったりと訳ありの子たちなのでシフには命を救ってもらったことにもなる
事件後、人間たちの街と共存してそれなりに幸せな暮らしをする
名前の由来はそれぞれ先(斥候役だから)、射る(狙撃者だから)、七個(七つのビット使い)、変え(体を炎に変換させて暴れるから)
【キョウコ】
シフが改造した最初のひとり。シフとは腐れ縁。手術は失敗したらしく全身に倦怠感と慢性的な痛みが残っているので、「面倒」が口癖になる
シフに対する感情は結構複雑で、彼の墓を誰よりも先に、与えられた力ではなく自分の手で掘ろうとした
【ヒメ】
移民船の守護を担う改造人間。製造されたタイミングはスグリとそうは変わらない、つまりだいたい1万年前の改造技術によるもの
シフの改造、つまりシフシリーズはシフが彼女を模倣しようとした産物
事件後、スグリとはすっかり仲良くなり今度は人々と星の守り手となる
【宇宙船】
元地球人の乗った移民船。生存に適した環境を目指して旅立ち、内ゲバやらを繰り返しながら漂流
最終的に「生存環境の戻った」地球を探知してそちらへUターンした
人数的に実は結構限界ギリギリ(たった数千人しか居ない時点で人類の遺伝子プールがもうヤバイ
0303スグリ垢版2017/11/17(金) 21:04:48.22ID:giSk0KYa0
ごめん、ふたつ訂正
改造人間シリーズの正式名称は「シフ・ブランズ」
スグリの正体は「ナノマシンに近い何か」「実体を持った幽霊に近い存在」で、正確にはナノマシンよりもっと凄い性能
ナノ〜マクロレベルを自在に行き来できる小さいスグリ達の集合体

希望があれば続編のソラ-sora-も出すけど?
0304ゲーム好き名無しさん垢版2017/11/23(木) 10:34:05.81ID:6EIYPuOV0
>>303
ここはいつからゲームを小説風に書くためのスレになったんだ?
ゲームやるのがめんどくさいから、あらすじとオチだけ書けってのがこのスレの当初の目的だろ?
なんでお前の長ったらしい小説を読まんといかんのか?それならラノベでも読むわ。
お前が書いてるのは脚本であってストーリーではない。
これから1作品1レスにまとめろ。
ドラゴンボール単行本の最初ページのあらすじみたいにな。
0306ゲーム好き名無しさん垢版2017/11/23(木) 10:47:57.04ID:2cOKXhn/O
>>304
1レスにしろとか、はじめて見る主張やなwww
他のまとめでも長文なぞいくらでもあるやろ?何をカリカリしとるん?顔真っ赤だぞ、肩の力抜けよ

つーか、嫌なら自分で買ってやってからまとめろや
0307ゲーム好き名無しさん垢版2017/11/23(木) 11:13:29.27ID:6EIYPuOV0
>>306

お前さ、友達に「ドラゴンボールのストーリー教えて」って言われたら、世界設定、キャラ紹介、対ブルマから対ウーブまでの全バトル解説するんか?

「願いが叶う玉を探し求めて冒険と戦闘を繰り返す、西遊記を下地にした話である。戦闘の規模は宇宙までエスカレートしますが主人公の修行と仲間の力により全てに勝利する。」

こんなもんだろ。それで質問がくればその都度答える。ストーリーってそんなもんだろ
0308ゲーム好き名無しさん垢版2017/11/23(木) 11:16:18.40ID:6EIYPuOV0
>>306
だいたいその糞みたいな自己満足長文が当初の目的果たしてたらこんな過疎ったりせんだろ?
小説家志望が身内で駄文見せあってるだけじゃねーか
0309ゲーム好き名無しさん垢版2017/11/23(木) 11:30:31.99ID:2cOKXhn/O
ドラゴンボールなのにその程度の書き込みだと逆に紹介にすらなってねぇが?てか君、例え下手だね

君の言い分だと例えばイースシリーズが全部「主人公が未知の土地を冒険して古代人の文明の痕跡を辿りつつ現地嫁を作る話」で収まるんだが、こんなん誰が興味持つ?
0311ゲーム好き名無しさん垢版2017/11/23(木) 11:48:58.29ID:6EIYPuOV0
>>309
イースはやったことないが、本当にそのストーリーで包括できてるならそれでもいい。
「なお、作品ごとの違いは嫁だけである」と書いておけば完璧だ
0312ゲーム好き名無しさん垢版2017/11/23(木) 12:44:31.48ID:6EIYPuOV0
>>299
「簡潔にいきますね」からの、余裕の数千字の投下ね
「興味あるゲームすらプレイするのもおっくう」という、やる気のない層がターゲットなんだろ?このスレ
読むと思うか?それ
あと書き手の主観めちゃ入ってないか?何してんの?
0315ゲーム好き名無しさん垢版2017/11/23(木) 13:45:10.21ID:EqDWv9tM0
ストーリーを簡潔に知りたければ、普通に公式サイトのあらすじでも読めばいいだけよ
最低限の言葉で抑えるべき要素はすべて揃っているからな

わざわざここでケチを付ける意味などあるまい?暇なんか?
0317ゲーム好き名無しさん垢版2017/11/23(木) 13:56:05.62ID:6EIYPuOV0
>>315
>ストーリーを簡潔に知りたければ、普通に公式サイトのあらすじでも読めばいいだけよ

え?ここってなんのためのスレ?
0318ゲーム好き名無しさん垢版2017/11/23(木) 14:01:48.88ID:EqDWv9tM0
>>317
ストーリーを説明するスレだけど?
だがあんたが求めているのはいわば作品の「概要」
概要だけでは補完できないところもあるから、
ここではダイジェストのほうが好まれる

概要だけなら公式サイトで、結末も知りたきゃウィキペディアを読めばいいよ
0319ゲーム好き名無しさん垢版2017/11/23(木) 14:19:18.00ID:6EIYPuOV0
>>318
ストーリーを「説明」しちゃうの?
エヴァでいえば、使徒が何者か、とかゼーレの企みとか全部解説することだぞ、説明って。
誰がそんな能力あるの?
0320ゲーム好き名無しさん垢版2017/11/23(木) 14:25:30.58ID:6EIYPuOV0
>>318
そのやり方がほんとに好まれてるなら、なんで303に一週間誰もレスしないのかな
書き手が見せあって誉め合うだけのマンネリ作業になってるからそうなるんじゃないのか?
0321ゲーム好き名無しさん垢版2017/11/23(木) 14:26:38.07ID:2cOKXhn/O
まあNG安定でいいでしょ
コイツの言う通りにしてたらそれこそ尻切れトンボの概要ばっかで、一番の盛り上がりとか肝心のネタバレとかも見れないしそんなん読んでても楽しくない
0322ゲーム好き名無しさん垢版2017/11/23(木) 14:30:19.64ID:EqDWv9tM0
>>319
なぜわざわざ極端な例を持ち出してくるのかわからんのだけど、
そこまでして何が言いたいのか全く伝わらないな
大体、ドラゴンボールとかエヴァとかゲームじゃないもん持ってきてどうすんの

わかる範囲でなら補完のために説明する奴もいるし、分からなければ放置でええやん
肩肘張ってやるもんじゃない
0325ゲーム好き名無しさん垢版2017/11/23(木) 14:38:43.85ID:6EIYPuOV0
これからテンプレにこう書いとけ

「このスレはゲームのストーリーを、書き手の主観や思い込みを交えてオープニングからエンディングまで全てのイベントをダラダラ書いていくことを目的としたものです。批判があればNGにしますのであしからず」
0326ゲーム好き名無しさん垢版2017/11/23(木) 17:08:55.47ID:qZxOn/Va0
たまーにクッソ長くてクッソ読み辛い説明あるけどたまーにだから許してね
0327ゲーム好き名無しさん垢版2017/11/23(木) 17:17:05.87ID:4UrVYcdJ0
妙にレス数増えてると思ったら、キチガイ自治厨が難癖付けて回ってただけか
0328ゲーム好き名無しさん垢版2017/11/23(木) 19:55:12.35ID:q/WG/dvC0
「この本の話教えて。」と聞いて、
漫画や小説で裏表紙に書いてあるあらすじと、最後の2、3ページだけ見せられて、
理解、納得するのは難しいよな。

元々自分でプレイしない、できないから聞く。なんだから、
結局途中経過も気になって「もっと詳しく 」となるのが多数だ。
0334待霊(さむれい)垢版2017/12/13(水) 12:06:33.38ID:C+LNMdj20
ガラケーの短編RPG『侍霊(さむれい)』行きます。
ストーリーは単純なので1レスで完結します。

戦国の時代、真田幸村は、徳川家康に自分を含めた真田一族を皆殺しにされ
無念を抱えたまま霊としてさまよっていた。
そこに僧侶の服を着たガイコツが現れ、取引を持ちかけてくる。
「真田一族の無念を晴らしたいのなら、私が新たな命と力をやろう。
その代わり、徳川家康を倒して敵を討った後に、私の言う事を聞いてもらうぞ」
この取り引きに応じた幸村は新たな命と力を手に入れ、単身で徳川家康の元に攻め入った。

そして幸村は、道を阻む徳川家康の部下を退け、
魔の者に操られた、幸村の部下の三好青海入道をやむなく殺して楽にしてやり、
魔の力を得た徳川家康を見事倒すことに成功した。
それを見届けた僧侶の服のガイコツは、幸村に以前の約束の内容を言った。
「これからお前は死んだ者達の魂を私の軍団に引き入れよ。
そして、神仏と戦うための兵士とするのだ!」
それに対する幸村の返事は・・・

(エンディング分岐について)
ゲーム中、幸村は魔の力を使って戦闘を有利にできるが、
魔の力を使えば使うほど、幸村の心は魔に染まっていく。
累積された魔の力の使用量に応じて5段階にエンディングは変わる。
(ただ、筆者はエンディング1・2・4しか見てないのでそれだけ紹介)

(エンディング4)
幸村は「おおせのままに」と言い、その命に従った。
幸村はこれから、多くの死者を魔の兵士にしていくのだ・・・
(エンディング2)
幸村は人としての良心が残っていたが、
「仕方ない、約束だからな」と言うと、その命に従った。
ただし、死者の中でも悪人だけを選んで魔の軍団に入れたという。
(エンディング1)
人としての心と知性が完全に残っていた幸村は、
話を承諾する前に、徳川家康が死の間際に言った事について問いただした。
「家康は、真田一族を殺したのは徳川ではなく魔の軍勢だと言っていたぞ!」
「だとしたらどうする?」
「お前の頼みを聞くわけにはいかん!」
「そうか、なら再び死ね!」
こうして与えられた命と力を取り上げられ、再び死んだ幸村。
だが、それを哀れに思った神仏は幸村の魂を天界へ引き上げた。
その後、幸村は真田一族と共に天界で平穏に暮らしたという。

以上です。このゲームはエンディングにこだわらなければ
全力を出して簡単にクリアできるが、グッドエンドを見たいならば
アイテムを節約し、戦闘を避け無駄なダメージを受けないようにするという
シビアなバランスを乗り越える必要がある、手ごたえのある内容です。
そのかわり、プレイ時間は短いのでやり直すのはそれほど苦ではありません。
お付き合いいただきありがとうございました。
0337アサシンクリード リベレーション垢版2017/12/19(火) 12:03:54.53ID:ovyzy/KX0
いつも通りデズモンドがアニムスで先祖の記憶を体験するって設定は同じ。
キャラクター紹介などは公式サイト見ればいいと思うよ。

【シリーズに共通する用語説明】
アニムス…遺伝子の記憶を体験するための装置
エデンの果実…”かつて来たりし者”が作った物体で別名リンゴ。使用者の意志で他人を操る力を持つ
”かつて来たりし者”…太古に文明を築きそして滅んだ者たち。人類を作り出した
アサシン教団…民のの自由のために影から戦う者たちの集団。つまり主人公たちがいる組織
テンプル騎士団…個人の自由を奪って支配し秩序を保とうとする組織。現代のアブスターゴ社。
0338アサシンクリード リベレーション垢版2017/12/19(火) 12:05:04.55ID:ovyzy/KX0
・現代(デズモンド)の話
ブラザーフッドでジュノーに体を乗っ取られルーシーを刺殺した続きの話。
デズモンド自身の精神が先祖と融合して崩壊し廃人になりそうだったのでアニムスへつながれる。
アニムスの中で被検体16号(デズは17号)と出会い、助けられながら先祖の記憶をたどり自我と先祖の離別をすることに。


・過去の話―16世紀
エツィオ51歳でブラザーフッド後の話。
ローマからマシャフ(1の舞台)の地下に隠された書物庫を求めて来た。

書物庫に入るには300年ほど前ニコロポーロがコンスタンティノープルに運んだ5つの鍵が必要で
1つは敵の手にあるが残り4つはどこにあるのか?
コンスタンティノープルのアサシン教団に協力しながら鍵を見つけることにする。
0339ゲーム好き名無しさん垢版2017/12/19(火) 12:06:28.41ID:ovyzy/KX0
ニコロポーロの交易所跡を探ると鍵と地図を見つける。
そのカギには1作目の1年前のアルタイルの記憶を観る。(鍵は鍵だけどどう見てもDVDとかの記憶媒体)
地図は残りの鍵のありかを示しているようで、女性学者ソフィアの協力のもと解読を進る。

(本来はシナリオを進めると順に記憶を観ることになるが、まとめてここで記載しておきます)
・2つ目の鍵には1作目直後のアルタイルの記憶。アッバスがリンゴを使って力を得ようとするが力が暴走。アルタイルがリンゴを奪い返し分裂した教団を導く立場になり、リンゴを保管するようになった。
・3つ目の鍵はアルタイルが63歳当時、長期間にわたるモンゴルへの遠征中にアッバス率いる腐敗した教団に妻と息子を殺されマシャフから逃げる記憶。
・4つ目の鍵はアルタイルが82歳当時。マシャフへ戻り教団を腐敗させたアッバスを葬り教団を再び結束させる。
・5つ目の鍵はアルタイルがニコロポーロへ鍵を託す記憶。
・最後の鍵にはアルタイルが息子と分かれリンゴを隠し即身仏となる記憶。
0340アサシンクリード リベレーション垢版2017/12/19(火) 12:07:15.96ID:ovyzy/KX0
スルタン孫のスレイマンの護衛をして知り合いになり、テンプル騎士団とつながっているイェニチェリ(オスマン帝国精鋭部隊)の調査をすると、
イエニチェリのタリクは敵に武器を横流ししていた。
タリクを暗殺すると、彼は二重スパイでテンプル騎士団を一網打尽にしようとしており、カッパドキアでの敵の配置図も入手済みだった。
この地のテンプル騎士団を率いていると思われるのはビザンツ最後の王の甥マヌエル・パレオロゴス
カッパドキアへ渡り暗殺。奪われていた鍵を手は入れるが、
しかしテンプル騎士団の首領はアフメト皇子(スレイマンのおじ)だった。
アフメトはエデンの果実を手に入れることを目的としており、最後の鍵をソフィアに聞き出すため誘拐する。
なんとか救い出し危機を乗り越えアフメトを追い詰めるとスレイマンの父セリム一世にアフメトは殺される。

ソフィアと共にマシャフへ。
4つの鍵で開いた扉の先には骸骨になり椅子に座るアルタイル、その手には最後の鍵を持っていた。
アルタイルの記憶をもとにリンゴを見つけるがそのまま触らずにいるとデズモンドが今聞いているのを感じる。
エツィオ自身の人生はデズモンドへのメッセンジャーであると自覚する。
そして”かつて来たりし者”の伝達者としてメッセージを送る…。
0341アサシンクリード リベレーション垢版2017/12/19(火) 12:08:31.13ID:ovyzy/KX0
・現代
エツィオの全ての記憶を見終えたとき、16号と会っていた場所が崩壊し16号共々データ消去される。
そして”かつて来たりし者”の言葉を聞く。
世界を守るための宝を地下に隠し、すべての宝物庫の知識はとアメリカのある一点に集まるようにしていたこと、
ミネルバ、ジュノー、今語りかけている男性の3人の役目は集めた知識から世界を救う方法を複数見つけ出し試したが失敗し世界は崩壊した。
再び来る災厄から世界を守るため再びその宝物庫へと向かえと言われる…。

Assassin's Creed IIIへ続く。
0342アサシンクリード リベレーション垢版2017/12/19(火) 12:11:35.46ID:ovyzy/KX0
おまけ
DLC「失われた記憶」
※クレイが主人公の一人称視点アクションです。

被検体16号ことクレイ・カズマレクはウィリアムに出会いアサシンとなる。
クレイはアブスターゴに潜入していたルーシーを救出すべくわざと捕まり被検体となる。
だがルーシーは既にアブスターゴに寝返っており、自信が脱出することすらかなわなくなる。
そんなとき”先に来たりし者”に「デズモンドを助けよ」と告げられ、アニムスのプログラム内に自我を残し自殺。
0345ディシディアデュオデシムファイナルファンタジー垢版2017/12/31(日) 15:19:02.47ID:yr5plDG80
二柱の神コスモスとカオスの闘いが続く世界。
コスモスの戦士カインはこの闘いが決着がつく度にリセットされループしてる事、
その際闘いで倒れた戦士は記憶を失い復活するが、あまりにもダメージ受けていた場合復活出来ず消滅する事を知る。
今回の闘いではコスモスはループ打破の為に自分の力を分け与えていたが、
カオス側の新戦力イミテーションの物量により敗北は確定的だった。
カインは仲間達を自分の手で倒しリセットを速めようとするが、
仲間の一人ライトニングはWOLからその事を聞くが、
イミテーションの数が減らなければリセットしても意味がない。
と残っていた仲間ラグナ、ユウナ、ヴァンと共にイミテーションの発生源に向かった。
途中でカイン、ティファと合流し激戦の末に発生源を破壊するも力尽き倒れる6人。
同じ頃単身でコスモスを守っていたWOLも限界を迎え敗れる、
コスモス側の敗北が決定しリセットが始りWOLの目の前で消滅する6人。
闘いの記憶を消され復活するコスモス側の戦士達、そして13回目の闘い(ディシディアファイナルファンタジー)が始まる。
0346ディシディアデュオデシムファイナルファンタジー垢版2017/12/31(日) 15:44:51.90ID:yr5plDG80
闘いの始まり
異世界の物質がヒトの様な形になり自我を持った、研究者シドとその妻はその子ども(カオス)を引き取り育てていた。
しかしカオスは力に目を付けた軍に拉致される。
シド夫婦は施設に乗り込みカオスと軍に造られた世話役アンドロイド(コスモス)連れ出すが、
妻が撃たれ「母」を撃たれたカオスの力が暴走、シド、カオス、コスモスは異世界へ飛ばされる 。
その時肉体を失い精神だけの存在となったシドは復讐心に取り付かれ、
カオスとコスモスの記憶を消し闘わせる事でカオスの力を増大させ元の世界(FF1)を滅ぼそうとする。
そして監視役としてガーランドを召喚、永い闘いがはじまった。
それからしばらく後、シドの良心といえる部分が分離、それをコスモスの戦士プリッシュが拾いコスモスの所に連れていった。
その青年が後のWOLである。
0347ゲーム好き名無しさん垢版2017/12/31(日) 15:52:28.17ID:yr5plDG80
以上、今度PS4で出るDFFNTがDFFと繋がってるそうなので
簡単にですがDFFの前日譚であるDDFFを書きました。
0349ゲーム好き名無しさん垢版2018/01/02(火) 16:31:06.57ID:nEnUVg7F0
コスモス=シドの妻のイミテーション(クローン的なもの)
というかシドって元の世界を破壊するとか考えてたっけ?
自分も記憶が曖昧だけど神竜と契約して云々とかだったような
0350ゲーム好き名無しさん垢版2018/01/02(火) 16:58:07.91ID:fTCrolHv0
最終的に元の世界に戻って軍に復讐する気なのは確か。
神竜との契約はリセット時に記憶(レベル)を貰う換わりに、
精神だけで手出し出来なかったシドの代役。
レベル欲しがってるのは対オメガの為らしいので多分FF5の神竜。
0351ゲーム好き名無しさん垢版2018/01/03(水) 11:07:20.91ID:Ip2+kwAK0
未解決のシャイニング・フォース黒き竜の復活を投下します
MD版はプレイしていませんが本筋は変わらないはずです
0352ゲーム好き名無しさん垢版2018/01/03(水) 11:08:43.28ID:Ip2+kwAK0
人物紹介
【マックス】…………主人公。光の軍勢『シャイニングフォース』の頭。
【カイン】……………ルーンファウストに仕えるドクロ仮面の騎士。
【ダークソル】………ルーンファウストの軍師。皇帝ラムラドゥを操りガーディアナに侵攻した。


およそ1000年ほど昔……
清き心を光と呼び 悪しき心を闇と呼んだ頃……
闇の化身ダークドラゴンが現れ 町を襲い 山を焼き 海を汚した
すべての命が奪われようとした……
神々との壮絶な戦いの末 ダークドラゴンは遂に捕えられた
そして神々の手により 地の底に封印された
『我ハ必ズ甦ラン……1000年ノ後ニ……』
そして時は流れ 伝説は忘れ去られようとしていた
人々は永遠に続くと思われた平和な時代を生きていた
しかしその平和と安定を乱し……東の大国ルーンファウストが突如 進軍を開始した
人々は恐れおののき この力に対抗する救いの手を待ち望んだ

『お聞きなさい あれから1000年が経ちました。なんとしても 悪しき力は復活させてはなりません
我々はそれを阻止するため 封印を守る力をひそかに残してきたのです……それがあなたたちなのです』
「あー、いらっしゃい。おじいちゃんならお出かけよ。でももうすぐ帰ってくると思うけど……え?このご本?
これはね、ルーン大陸に伝わる昔々のお話なの。そうだ!もしよかったらおじいちゃんが帰ってくるまでご本を読んで聞かせて!」
(ここまでOP。このように、物語は少女の読んでいる本ということになっています)

ルーン大陸の西にあるガーディアナ王国の海岸に、ある日ひとりの若者が打ち上げられた。
深い傷を負っていた彼は修行僧侶ロウの手で一命を取り留める。
だが彼の記憶は失われ、覚えていたのは自分の名前だけだった……

騎士隊長バリオスに見込まれた若者が日夜修行に汗を流している頃、東の果てにあるルーンファウスト国では邪悪な陰謀が進行していた。
その黒い渦の中心にいたのは軍師・ダークソル。彼は賢王ラムラドゥをそそのかし、ガーディアナへの侵攻を決意させた……
(この部分は説明書より抜粋。以下から本編)
0353シャイニング・フォース 黒き竜の復活垢版2018/01/03(水) 11:10:11.49ID:Ip2+kwAK0
【第一章 ルーンファウスト軍の侵略】
ある日マックスは、急使の報せを受けた国王から相談を受けました。
「この城の東に古の門がある。そこになにか邪悪な気配が渦巻いているらしいのだ。軍師ノーバがその気配を察知してくれた。
古の門は神々の遺産が封じられている神聖な場所だ。このまま見過ごしにはできぬ。古の門の探索をそなたに頼む」
「古の門……それは神々の時代よりこのルーン大陸にあるという。そしてその閉ざされた扉の奥には神々の遺産が眠るという……
その遺産を守ることが我がガーディアナに託された究極の指命なのです」
マックスはこれを引き受け、仲間を連れ軍師ノーバを伴い古の門へと向かいました。

古の門に着くと、そこには門を開けようと必死になるルーンファウストの軍隊がおりやってきたマックスらを排除にかかりました。
「い、今頃は……我がルーンファウストのカイン様がガーディアナに攻め込んだ頃……すでにおまえたちの国は……」
マックス達が足止めする敵を退けてガーディアナに戻ると、壊滅的な被害を受けた城で敵将カインとバリオスが対峙していました。
「古の門は決して開いてはならぬ門。鍵などどこにも存在しない」
「どうやらそれは本当のようだ。だが満足したよ……『ひかりのつるぎ』、珍しいものが手に入った。我が『あんこくのつるぎ』と
対をなす地上最強の業物。もうひとつ、ガーディアナ王の首も土産に頂いていくとするか」
王を庇ったバリオスは討死しましたが、マックスを見た敵将カインはなぜか怯んでしまいます。
「……マックス?その名どこかで……うっ……なんだこの頭の痛みは……もはやここに用はない!」
カインは消えルーンファウスト軍は退けましたが、すでに王は危篤でした。
「聞くのだ若者たちよ。神々の遺産……それがなにかはわしにもわからぬ……だが心悪しき者の手に渡ればこのルーン大陸は……滅ぶ!
遺産が眠る古の城には神の封印がなされている。しかしその封印を破る術がどこかに隠されているという……ルーンファウストよりも
先にそれを見つけだしそして始末してくれ。もはやそなただけが頼り……」
マックスは息絶えた王にルーンファウストと戦うことを約束し、ウォード大臣の話を聞きました。
「マックス……おまえに謝らねばならんことがある。カインの奪った『ひかりのつるぎ』はおまえのものなのだ……
一年前おまえが海に流れ着いたときその近くにおまえの荷物があった。その中から不思議な剣を見つけたのだ。
この世のものとは思えぬ代物だった。わしはこれぞ神々の武器と思い宝物庫に隠しておいたのだ。すまぬ!」
マックスは大臣に後を託すと、ルーンファウスト軍が向かったという燐国アルタローンへと旅立ちました。

アルタローンに着いたマックスは国王に謁見しましたが、そこにはすでにカインらルーンファウスト軍がいたのです。
「この国王は頭がいいぞ。勝ち目はないと知って我々に協力したのだ。こいつは捕えておけ!」
牢に入れられてしまったマックスは抜け穴から城の外に脱出すると、仲間と合流し町のルーンファウスト軍を撃退しました。
そして神々の遺産の謎とルーンファウスト軍を追い、次はリンドリンド地方へと向かったのです。
【第一章・完】
0354シャイニング・フォース 黒き竜の復活垢版2018/01/03(水) 11:11:02.64ID:Ip2+kwAK0
【第二章 精霊が導くもの】
リンドリンド地方に着いたマックス達は、魔法王国マナリナへと向かいその長オトラントに会いました。
オトラントが言うには、地下にある『かがやきのたま』と『記憶の泉』に神々の遺産についての手がかりがあるというのです。
「あなたは……マックス。よくぞここまで……いいですかマックス。はるか古代のこと、このルーンを支配していた者達……
それが最後に残したもの……それが神々の遺産……それはとても恐ろしいものです。それ故、封印されたのです。その封印を破ろうと
する者がいればなんとしてもそれを阻止する。それがあなたの使命です。今はまだ、ここまでしか話せません。二人が揃わなくては話
すことはできないのです。彼とともに神々の国メタファーに来るのです。その時こそあなたたち二人の使命、その全てを伝えましょう」
『かがやきのたま』を手にして精霊に話を聞いたことを知ると、オトラントはその資格ある者としてマックス達を認めました。
「そなたたちの軍に名を贈ろう……光の力を司る軍勢、シャイニング・フォース!」
オトラントはさらに、マックス達に東の大陸にある神々の子孫の国プロンプトを目指すよう言い渡しました。

港町に行ったマックス達は船を調達しようとしましたが、ルーンファウストの魔女ミシャエラの襲撃によって船は沈んでしまいました。
そこで北の山地を越えるためシェードの教会へと赴きましたが、教会はすでにルーンファウスト軍によって奪われていたのです。
「久しぶりだなマックスよ。君は覚えていないだろうが私は君をよく知っているのだよ。私の名前はダークソル。ルーンファウストの
軍師だ。神父は神々の遺産についてガーディアナ王家よりも詳しい。それで会いに来たが喋ってくれなくてな。殺したよ」
シャイニング・フォースはけしかけられたグールらを倒し、山を越えて森の国バストークを目指しました。
【第二章・完】

(第三章はほぼ通過点にすぎないので省きます。でもこの章が一番キツかった……)

【第四章 バルバザークの大要塞】
森と山の国バストークを越えて平原の国パオへと着いたシャイニング・フォースに、竜人の老兵が接触してきました。
「君がマックスか……まずは私の話を聞いてくれ。ルーンファウストはそもそも平和を愛する小さな国だった。それがあの男……
ダークソルが来てからラムラドゥ様もおかしくなられた。もうひとつだけ話をさせてくれ。黒き竜の言い伝えを知っているな?
神々の遺産と並び黒き竜はこの大陸に残されたもっとも古い言い伝えだ。黒き竜は地下深くに眠るという伝説の竜なのだ。
全てを喰らうためにこの世に生まれてきたという……多くは話せないがその黒き竜がもうすぐ目を覚ますかもしれん……
黒き竜を目覚めさせてはならぬ。一度目覚めれば人の力ではどうすることもできんのだ。申し遅れたが……私の名前はエリオット」
ルーンファウストにその名貴き良将エリオットは、武人の誇りを賭けてシャイニング・フォースの前に立ち塞がりました。

エリオット将軍を倒してパオを進むシャイニング・フォースを阻んだのは、敵将バルバザークが指揮するウランバートルの大要塞でした。
シャイニング・フォースがその大要塞に突入し港にバルバザークを追い詰めると、降伏したバルバザークは言いました。
「命だけは助けてくれ!ダークソルの秘密を知っている。それをおまえたちに……」
「バルバザークよ。おまえの身体を造りかえ地位を与えたこの私を裏切ったのだな……」
突如現れたダークソルに襲われたバルバザークは、死ぬ間際にさらに言い残しました。
「おまえもあのカインも……そしてこのダークソルも……遠い……」
ダークソルは去りましたが、シャイニング・フォースはその秘密を知ることのできぬまま東の大陸へ船出しました。
【第四章・完】
0355シャイニング・フォース 黒き竜の復活垢版2018/01/03(水) 11:11:41.37ID:Ip2+kwAK0
【第五章 海底神殿の謎】
東の大陸への船出の途中で怪物に襲われたシャイニング・フォースは、その戦いで壊れた船を修復するためワーラルの国に立ち寄りました。
そして『光の道』という伝説のあるその国で休んでいるうちに、マックスはつい渦潮に飲まれて孤島へと流されてしまいました。
その孤島で偶然発見した『光の道』に入ると、そこはワーラルの地下にあるという巨大な海底神殿に繋がっていたのです
しかもそこではルーンファウスト軍が扉を開こうとしており、マックスは間一髪で合流した仲間と共にそれを阻止しました。
「マックス、待っていましたよ。もう一度伝えたいことがあってあなたをここまで導いたのです。ルーンファウスト軍はあなたが記憶を
取り戻す前に私を消し去ろうとしました……今、扉を開けます。すぐにメタファーに行くのです。そしてもう一人の目覚めを待つのです」
声の主はかつての泉の精霊でした。しかしそこまで言ったところで、最後の力を振り絞った敵によって扉は埋められてしまいました。
「仕方ありません。ルーンファウストの野望……それは封印を解き神々の遺産を蘇らせること。彼らはそれを果たすために二つのものを
求めています。一つはメタファーへ行くための『封印の鍵』。もう一つはドラゴニアの国にある『秘伝の書』と呼ばれるものです。
あなたはこの二つのものを……封印を守るためにこの世に送られたのです。プロンプトへ行きなさい」
シャイニング・フォースは、ふたたび東の大陸へと旅立っていきました。
【第五章・完】

【第六章 竜の国の戦い】
海上でまたも怪物に襲われて船を破壊されながらも、シャイニング・フォースはドラゴニアの西にあるルドル村へと辿り着きました。
そこで調べたことによると、かつて秘伝の書は神竜のいた東のドラゴニアに預けられたというのです。
しかし、向かった先のドラゴニアではあのカインが待ち構えていました。
「久しぶりだなマックス。お前達の活躍は聞いているぞ。よくぞそこまで腕を上げた。力と力……正面から戦ってやる!」
シャイニング・フォースが熾烈な決戦を制すると、カインは苦しみやがてその仮面が割れ素顔を晒け出しました。
「……こ、ここはどこだ?俺は今まで何を……思い出したぞ!ダークソルに仮面をつけられずっと操られていたのか……
マックス……弟であるおまえとまで戦うとは俺はなんということを……」
その時、ドラゴニアの神殿からも二人の英雄が目覚めたという声が響きました。
「すべてはダークソルの仕業だ。呪いの仮面をつけられ俺はヤツに操られていた。すまない……だがその話は後だ。秘伝の書があいつ
の手に渡れば俺たちがこの世界に送られた意味がなくなってしまう……さあ、扉の前に立つのだ」
しかしマックスとカインが神殿の奥に来たところで、そこに突然ダークソルが現れ秘伝の書を奪っていってしまったのです。
「カインよ。封じられていた記憶を取り戻したのだな。今までの働きご苦労。この秘伝の書さえあればおまえたちに用はない。
ルーンファウスト近くの東の古の門も間もなく開く……さすればあれが目を覚ます。おまえたちは地獄に落ちろ!」
カインはすかさずマックスを庇うと、爆発とともにダークソルを道連れにするかのように消えてしまいました。
そしてルドル村に戻ったシャイニング・フォースは、そこで神々の遺産と黒き竜が同一のものという驚愕の事実を知るのです。

ルドル村から南のプロンプトへと向かったシャイニング・フォースの前に立ちはだかったのは、あの魔女ミシャエラでした。
「さあ我が城に来るのです!あなたの欲しいものも用意してあげました……ガーディアナの宝『ひかりのつるぎ』です!」
シャイニング・フォースはミシャエラの城へと突入してこれを倒し、ついにひかりのつるぎを取り戻しました。
「教えてあげる。ダークソルには気をつけなさい。ルーンファウストがこうなったのもすべてはあの男が仕組んだこと……黒き竜が
目覚めすべてを闇に飲み込めば……地獄でもういちど会えるわね」
【第六章・完】
0356シャイニング・フォース 黒き竜の復活垢版2018/01/03(水) 11:13:04.90ID:Ip2+kwAK0
【第七章 失われた王国】
シャイニング・フォースはついに古代の神々の子孫が暮らすという伝説の国プロンプトへと辿り着きました。
そこでプロンプト王から伝説について聞くことができたのです。
「神々は自分たちが生み出した生物(エルフ、ケンタウロス等亜人)を恐れ、対抗して黒き竜を生み出しました。しかしその力を知り
さらに恐れたのです。黒き竜はすぐに封印されました。しかし、滅んだわけではないのです。いつの日かふたたび目覚める……
その時に備え古代人は、二人の戦士を選び永い眠りに就かせたのです。それがあなたとカイン様です」
城の奥に運び込まれていた重傷のカインにも後押しされ、シャイニング・フォースはダークソルがいるという古の塔へと向かいました。

並み居る敵を倒して塔の頂上に辿りつくと、そこにある装置でダークソルは儀式のようなものを行っていました。
「来たかマックス!古の塔はすでに動き始めた。この大地のはるか高くには人工の星が浮かびそこから常に目に見えぬ力が送られている。
このルーン大陸に起こるすべての魔法の源の力。それが今、古の城奥深くに眠る黒き竜へと送られているのだ。黒き竜の目覚めは近い」
突如そこに現れた瀕死のカインが装置を破壊しましたが、ダークソルはカインに止めを刺して去って行ってしまいました。
「マックス、俺はもう……だめだ。このスーツの力を使ってここまで瞬間転移してきたが……これだけは話しておかねばならない」
自分達兄弟が、いずれ目覚める黒き竜を封印するために古代から永い眠りによって送られた戦士であること。
それをカインが話すと、ついにマックスの記憶は戻ったのです。
「おまえにこの剣を託す。その剣とおまえの剣を合わせれば……ダークドラゴンを倒すための……メタファーに行け。全ての謎が解ける」
シャイニング・フォースはプロンプトへと戻り、『かがやきのたま』を使ってメタファーへの光の道を開きました。
「あなたとカイン様は深い眠りにつき、遥かなる時を越えこのメタファーで目覚めた。ところがそこに現れたのがあのダークソルだった……
カイン様のおかげでマックス様だけは逃げ延びることができました。しかし……永い眠りの間に失われた記憶を取り戻す処置は間に合わず、
あなたは海に投げ出され……カイン様はダークソルに捕まり悪の心を植えつけられたのです」
シャイニング・フォースは、そのほとんどがダークソルに操られていた古代の機械兵達を倒しました。
そこで『ひかりのつるぎ』と『やみのつるぎ』を用いて黒き竜に唯一対抗できる剣『カオスブレイカー』を手に入れたのです。
そしてプロンプトに戻ったシャイニング・フォースはさらに南下して最後の守りを突破し、ついにルーンファウストへと足を踏み入れました。
【第七章・完】
0357シャイニング・フォース 黒き竜の復活垢版2018/01/03(水) 11:40:39.68ID:Ip2+kwAK0
【第八章 古の城、浮上】
マックスはルーンファウストに着くと、すでに古の城を守る新城に移っていたダークソルと対峙しました。
「過去から来た人間は三人いた。この私がその一人だ。もっとも私が未来へ生き延びようとしたのは別の理由があってのことだがね。
私はおまえに同情する。黒き竜を封印したところでおまえに何が与えられる?戦いが終わってしまえばこの世界におまえの居場所はない。
誰もおまえを必要としない。それよりは私と共にこの世界の王とならないか?黒き竜を目覚めさせても私は世界の破滅など望まない。
私だけは黒き竜を完全に操ることができる。黒き竜の力を持ってこの世界を支配する。それが私の望みだ。おまえも私の仲間となれ。
この世界の全ては私とおまえのものだ。我々の苦しみも知らずこの世界でぬくぬくと生きる者に絶望と苦しみを与えるのだ」
するとどこからか声が響き、マックスを操ろうとしていたダークソルに一撃を与えました。
「心を奪われるのは俺だけでたくさんだ。マックスよ!惑わされるな!」
カインの最後の一撃を受けたダークソルを追ったシャイニング・フォースは、操られていた皇帝ラムラドゥを倒して新城を制圧しました。
そして岬に立ったマックスがカオスブレイカーを使うと、古の城が海からその姿を現すとともに東の古の門から光の道が開けたのです。
そこでシャイニング・フォースはダークドラゴンを復活させんとするダークソルをついに倒したのですが……
「この私がどうして時を越え未来に行こうとしたか……それを今こそ教えてやる。神々……古代人は自分たちが作った種族を滅ぼすた
め黒き竜を生み出した。そして同時にダークドラゴンを操るため一人の男を選んだ。その男の身体を造りかえダークドラゴンの頭脳とした。
それがこの私だ!ダークソル……黒き魂……この忌わしい名前はその時に与えられたものだ。私はそれまでの記憶を全て消去され……
ただダークドラゴンの頭脳として利用されることになっていた。ふざけた話だ……だから私は考えた。そう望まれていたように黒き竜
を我がものとし全ての者たちに復讐してやる!」
ダークソルを生贄としてついに復活したダークドラゴンを、シャイニング・フォースは激闘の末になんとか倒しました。
しかしこれを完全に滅ぼすにはカオスブレイカーによる封印が必要で、マックスはそのために古の城とともに海へと沈んでしまったのです。
【第八章・完】

(ここからED。冒頭の少女が本を読んでいる場面へ)
『……こうして神々の遺産、恐るべき黒き竜は無事に封印されたのだ。
世界を破滅から救ったシャイニング・フォースの英雄たちはそれぞれの暮らしに戻っていった。
やがて時が流れ……シャイニング・フォースと呼ばれた強く正しい心を持つ者たちの物語は人々の間でひとつの伝説となった。
しかしその後のマックスの消息を知る者はいない。封印された黒き竜そして古の城とともに海に消えたと伝えられている』
「……お話、最後まで読んでくれてどうもありがとう。おじいちゃんまだ帰ってこないねえ……あれ?今日はもう帰るの?
そうなんだ……それじゃあさようなら。また遊びに来てくれたら嬉しいな」

(スタッフロールの後、場面が変わって農村の一角で)
「これは……旅のお方かね?どこに行きなさるね?どうじゃろ?この村は男手が足りなくて困っとるんじゃ。手伝ってもらえないかね?」
「……いいかもしれないな。ここでしばらくお世話になるか」
「そりゃよかった!で、あんたの名前はなんというんだ?」
「僕ですか?僕の名前は……」

Fin
0358ゲーム好き名無しさん垢版2018/01/03(水) 11:54:24.79ID:KARxbro30
乙。やっぱり連休中じゃないと長文複数書くのは難しい人多いんだろうな。
0359ゲーム好き名無しさん垢版2018/01/03(水) 11:57:24.98ID:Ip2+kwAK0
以上でシャイニング・フォース 黒き竜の復活は終了です
マックスはリメイクで喋るようになってるんですがシナリオが変わらないので書くほどのことはありません
0360ゲーム好き名無しさん垢版2018/01/03(水) 23:22:17.43ID:h2KNCZp00
>>359
乙でした

もう遅いので明日にしようと思いますが、「クイズDNAの反乱」を投下したいと思います。
0361クイズDNAの反乱垢版2018/01/04(木) 20:22:55.40ID:l2Jz9MoP0
>>360です。
昨日予告した通り「クイズDNAの反乱(1992・フェイス)」投下します。

【プロローグ】
あまりにも進歩が早すぎたために世界中で実験が禁止された、遺伝子操作工学。
時に西暦2092年、研究の地を失った科学者たちは地球から18光年離れた「惑星イーバ」にて、神への冒涜を密かに再開していた。
この物語は地球への帰路に就いていた恒星間運搬船が、誤ってその強力な重力場に捕まってしまうところから始まる。
あなた(=主人公)は間一髪探査用ポッドで脱出出来たものの、その時のショックが元でポッドのコンピュータはクイズマシーンと化してしまい、
問題に正解しないと攻撃プログラムが作動しなくなっていた。

地上への激突を逃れポッドが降り立つこの星をあなたはまだ、何も知らない・・・。
0362クイズDNAの反乱垢版2018/01/04(木) 20:28:12.36ID:l2Jz9MoP0
【原生雨林「序章」】
イーバに不時着した主人公。
当てもなく彷徨っていると目の前に突如異形の生き物が現れ、こちらに襲い掛かってきた。
(戦闘は当然クイズで行います。出題されるクイズに6カウント以内に正解することで、残りカウント分のダメージを与えることができます。
また時々ランダムで「乱射(いわゆる会心の一撃)」という通常の4倍の威力の攻撃が発動することがあります。
不正解または時間切れで1ダメージ、HPがなくなるとゲームオーバー)
次々現れるそれらを撃退しながら進んでいくと、前方に建物が見えてきた。
人がいるかもしれない、と主人公は早速そこに向かい、そしてロックされたドアを力づくで破ると、建物から白衣姿の男性が現れた。
彼は主人公に礼を言い、「もう一ヶ月もここに監禁されていたんだ」と語った。
彼らは地球を離れ、この地ですでに七年間も遺伝子操作の研究を続けてきたという。
しかし研究者たちの中で内紛が起こり、一部の暴走した者たちが対立する研究者らを監禁し、
次々と凶暴な生物を作り出してしまったのだという。(ここに来る途中で戦ったのも多分それ)
おそらくこの先にも彼の仲間が監禁されているはずである。男性は「これが役に立てばいいのだが」と、主人公に「エナジーカプセル」をくれた。
(カプセルには6つの属性があり、それぞれ戦闘中のカウントの1-6にストックされます。例えば2なら冷気、3なら電撃・・・のように。
そしてセットされているカウントのときに問題に正解する事で自動的に消費され、通常より強力な攻撃が発動します。また相手の弱点を突く事で更に大ダメージを与えることが出来ます)
更に先へと進む主人公。行く先々で監禁された研究者たちを解放し、彼らからも話を聞くことが出来た。
そこで分かったのは「始めは皆仲良くやっていたが、二年ほど前からリーダーだった『村岡博士』と一部の研究者が他の研究者らと対立するようになったという事」
「村岡博士が『何か』を発見したという事」だった。
そしてこの先の砂漠にある通信ブースから地球に救援を求め、そこからこの星で何が起きているのかを伝えて欲しいと語った。
そして地球に戻り自らの犯した罪の裁きを受けるつもりだとも語った。
0363クイズDNAの反乱垢版2018/01/04(木) 20:29:28.90ID:l2Jz9MoP0
【灼熱の黄砂】
主人公は砂漠へと足を運ぶ。
そして研究施設の一つに足を踏み入れた彼の前に突如怪しげな老科学者が現れた。
「貴様だなぁ?村岡博士の研究を地球に密告するというヤツはぁ!通信ブースには近づかせん!」
どうやら彼は村岡博士の助手らしい。助手は自身のクローン(といってもかなり人間離れした姿)をけしかけ、主人公に戦いを挑んできた。
どうにかクローンを撃破した主人公だったが助手曰く、彼の部下が既にブースに到着しているという。主人公は先を急ぐことにした。

そしてようやくブースに到着した主人公だが、部下によって通信機が分解されていた。
彼を取り押さえた主人公は通信機を元通りにさせ、地球と通信するよう求めた。
だが通信を始めようとした途端、あたりが真っ暗になってしまう。部下曰く、ブースへの電力供給が止まってしまったらしい。
この先の湿地帯に発電ブースがあると聞いた主人公は、早速そこへ向かうことにした。

その途中、別の施設でも研究者から話を聞く主人公。
研究者たちの乗ってきた宇宙船はこの星の南極付近に不時着し、その際の衝撃でエンジンをやられ、もう地球に戻ることが出来なくなってしまったらしい。
そして星にはびこった凶暴な生物たちと戦うための武器であるエナジーカプセル、それがいつか尽きたときが彼らの最期だという。
(おそらくカプセルは地球から持ち込んだ物だと思われますが、実は研究者たちから貰う他に敵生物を倒しても手に入ります)
残りわずかだというカプセルの一つを託され、主人公は先を目指した。

更に別の施設には、村岡博士の娘「幸恵」がいた。
彼女が言うには父─村岡博士は以前とは人が変わってしまい、ある日「幸恵や私をこんな星まで追いやった地球に復讐してくる」と言って姿を消してしまったという。
父は何か恐ろしい事を考えている、どうか父を止めてほしい─主人公は幸恵にそう頼まれた。
0364クイズDNAの反乱垢版2018/01/04(木) 20:31:41.29ID:l2Jz9MoP0
【湿地帯(悲しい予感)】
点在する施設の研究者たちから話を聞く主人公。
彼らによると村岡博士は北のツンドラ地帯で何かとてつもないものを見つけたという。
そしてその際「やっとこれで地球に戻ることが出来る」と気味の悪い笑い声を上げていたらしい。
また、博士がやろうとしている実験にはかなりの高い電圧が必要らしく、それがあの通信ブースの停電の原因だという。
発電ブースを止めるためには物理的に破壊するしかないらしいが、それはすなわち地球との交信も不可能になることを意味していた。

ついに発電ブースに到着した主人公。
しかしそこでは村岡博士の助手が更に強力なクローンを用意して待ち受けていた。
クローンの撃破に成功するものの、助手曰くもうじき「絶対生物の博士」が完成するという。
そして「今度会ったときが貴様の最期だ」と捨て台詞を残して助手は去って行った。

ブースを破壊し、電力を断つことに成功する主人公。すると真っ暗な室内に何者かの気配が。
「誰だお前は・・なぜ私の邪魔をするっ!!」そこにいたのは村岡博士だった。
そして次の瞬間、博士の両腕がはち切れんばかりに激しく膨張し、スーツの袖を引き裂いた。
「絶対生物の博士」とは、自らを改造した村岡博士自身だったのだ。(ただし、主人公の邪魔が入ったので完全ではない可能性もあります)
博士が自分を生かして帰すつもりは無いと悟った主人公は、彼に戦いを挑む。
0365クイズDNAの反乱垢版2018/01/04(木) 20:33:15.68ID:l2Jz9MoP0
主人公がいくら攻撃を打ち込んでも、倒れるどころか引く気配すら見せない博士。
更ににらみ合いが続く中、主人公が引き金を引いた次の瞬間


「みんなやめてぇーっ!」


両者の間に割り込んだのは博士の娘、幸恵だった。
父の盾となって攻撃を受け、その場に倒れ伏す幸恵。

「!ゆ、・・・幸恵?」
幸恵の元に駆け寄り、彼女を抱え起こす博士。

「お、とう、さん・・・」
「しゃ、しゃべるんじゃない!し、しっかりしろっ!幸恵っ!ゆきえー!!」

幸恵の傷は明らかに致命傷だったが、しかしそれでも彼女は笑顔を崩すことなく言った。
「・・こんな星でも・・お父さんと一緒だったから私・・・。お願い・・昔の・・お父さんに・・・」

「う・・うん!うん!!もう、しゃべるんじゃ・・」

「お母さんに・・逢いに・・いってくる・・ね・・」
笑顔を浮かべながらそう言い残し、幸恵は息を引き取った。
0366クイズDNAの反乱垢版2018/01/04(木) 20:33:32.39ID:l2Jz9MoP0
「幸恵?返事を、返事をしなさいっ!・・・・・・何ということだ・・・ぐふっ・・
こんなことになったのは、君にも少なからず責任がある。ないとは言わさんぞ・・・」

涙を流しながら、無念に満ちた表情で、博士は訴える。
「・・・頼みを聞いてはくれまいか・・・ぐほっ。この子の・・幸恵の、なきがらを地球へ・・・
この子の母親と同じ大地に・・ぐふっ
眠らせてほしい・・・ぐふぐふっ
私もじき死ぬ・・ぶほっ・・・せめてこの子は・・・・・
この先にあるツンドラ地帯には・・太古に滅んだこの星の文明が、氷に埋もれている・・・・
その文明の船を、私は地球に向かうために整備しておいた・・君になら扱えるだろう・・・」
(博士の言っていた「復讐」とはおそらくこの星で作った生物たちを地球で解き放つことだったと思われます)
「・・北へ向かえ・・ぐふっ・・娘を・・頼む・・」
博士の最期を看取ると、主人公はその場を後にした。
0367クイズDNAの反乱垢版2018/01/04(木) 20:35:38.47ID:l2Jz9MoP0
【決戦・埋もれた文明】
村岡博士の遺言に従い、ツンドラ地帯へと向かった主人公。
最早ここまで来ると人の気配は無く、代わりに至る所に異形の生物たちがいた。
襲ってくるそれらを撃退しつつ、ついに主人公は博士の言っていた宇宙船を発見した。

しかし、そこには博士の助手がまたしても待ち受けていた。
博士の研究を受け継いだという彼は主人公の地球行きを阻止しようと、ついに自らを凶暴なクリーチャーへと改造してしまっていたのだ。

持てる知力とカプセルを駆使し、ついにクリーチャーと化した助手を倒した主人公。しかし
「ワシを倒したとて、地球は必ず・・・・・・逃げるがいい・・・
この星にいる、多くのクローン達を残して・・・ヒッヒッ・・・・グビョッ!」
不穏な言葉を残し、博士の助手だった何かは果てた。
0368クイズDNAの反乱垢版2018/01/04(木) 20:38:23.43ID:l2Jz9MoP0
太古に滅んだこの惑星イーバの文明がその昔誇っていたであろうその船は、
その文明の子孫達の待つ太陽系第三惑星「地球」へと帰郷の途に就いた──
【完】

※なお、他の研究者たちがどうなったのか、主人公と共に地球へ帰ったのか否か等については語られていません
  一つ確かなのは、主人公を乗せた宇宙船が無事地球に着いたであろう事です
0371ゲーム好き名無しさん垢版2018/01/12(金) 02:07:24.44ID:dVwozpj70
あ、ニューダンガンロンパV3のプロローグ書けたから投下しに来たんだけど別の人が予約入れてるのね……1年近く書き手来てなかったから油断してたわ。
えっと、この場合一ヶ月待って予約した人が来なかったら投下、予約した人が来たらその人の投下が終了するのを待ってから投下でおk?
0377ゲーム好き名無しさん垢版2018/01/23(火) 06:01:36.39ID:rlhSrxMx0
ゲームサロンもおもしろけど自分で小遣い稼ぐ方法
グーグルで検索⇒『羽山のサユレイザ』

I019L
0378ゲーム好き名無しさん垢版2018/01/26(金) 21:20:39.93ID:r1qgyBwg0
どなたか、Switchで発売されているLOST SPHEARというゲームのストーリーを教えてください。
エンディングが2種あるらしいのですが、両方書いてくれると嬉しいです!
0379ゲーム好き名無しさん垢版2018/02/11(日) 15:32:32.62ID:Wu6ATqb50
3DSの「ポケットモンスター サン・ムーン」「ポケットモンスター X・Y」「ポケットモンスター ウルトラサン・ムーン」
PS Vitaの「オメガラビリンスZ(ω Labyrinth Z)」
PS4の「龍が如く6 命の詩。」「龍が如く 極」「龍が如く 極2」
をお願いします。
0380ゲーム好き名無しさん垢版2018/02/15(木) 18:44:48.74ID:PVq5p63O0
やりすぎ防犯パトロール、特定人物を尾行監視 2009年3月19日19時7分配信 ツカサネット新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090319-00000026-tsuka-soci

この記事で問題になった通称やりすぎ防パトは、創価学会と警察署が引き起こしていたようです

掻い摘んで説明すると

・創価学会は、町内会や老人会、PTA、商店会等の住民組織に関し、学会員が役員になるよう積極的に働きかける運動を
 90年代末から開始し、結果、多くの住民組織で役員が学会員という状況が生まれた

・防犯パトロールの担い手は地域の住民と住民組織で、防犯活動に関する会議や協議会には、住民組織の代表に役員が出席する為
 防犯活動や防パトに、創価学会が間接的に影響力を行使可能となった

・防パトは住民が行う為、住民が不審者や要注意人物にでっち上げられるトラブルが起きていたが
 創価学会はその緩さに目をつけ、住民組織を握っている状況を利用し、嫌がらせ対象者を不審者や要注意人物にでっち上げ
 防パトに尾行や監視、付き纏いをさせるようになった

・防パトは地元警察署との緊密な連携により行われる為、創価学会は警察署幹部を懐柔して取り込んでしまい
 不審者にでっち上げた住民への嫌がらせに署幹部を経由して警察署を加担させるようになった

・主に当該警察署勤務と考えられる創価学会員警察官を動かし、恐らく非番の日に、職権自体ないにもかかわらず
 私服警官を偽装させて管轄内を歩いて回らせ、防犯協力をお願いしますと住民に協力を求めて回り
 防犯とは名ばかりの、単なる嫌がらせを住民らに行わせた(防犯協力と称し依頼して回っていた警察官らの正体は恐らく所轄勤務の学会員警察官)
 ※これに加えて防犯要員が同様のお願いをして回る

・こうして防犯パトロールを悪用し、住民を欺いて嫌がらせをさせつつ、創価学会自体も会員らを動員し、組織的な嫌がらせを連動して行った

つまり警察署に勤務する学会員警察官、警察署幹部、創価学会が通称やりすぎ防犯パトロールの黒幕

詳細は下記スレをご覧下さい
やりすぎ防犯パトロールは創価学会と警察署の仕業だった
https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/bouhan/1516500769/
0381ゲーム好き名無しさん垢版2018/02/15(木) 22:22:33.73ID:yCX8T+0x0
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    \;;;;;ヽ;;::;;,;;,,,.;;::;,;ノー、
  r―‐~こここここここ)' 々i
  ! メ   ̄`. ´  ̄`    .ノ
  .'-、アホー知恵遅れ「 , ' 
  .   | :。::   メ :。:: ! i
    ノ #    メ   ヽ、
   , '   ヽ :::;;;;;;:::: , '   ヽ
(( .{ _.ト、   Y;;;;;Y  # ,イ .} ))
   '、 .>ト.   ':;*;;. '  イノ ノ
   ' .,,_ ___ ノ-^-`、 ___.... - '
        ,l゙:.:.'i       ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!
    __. ,-'''"::;::;;:‘----,,,,、
   ,i´ :.:o。;゚;ё;゚;.:.:.:.:.:。゚。.:.`'. ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!!
   ゙''¬---――''''''゙゙゙''―-┘
http://hissi.org/read.php/gsaloon/20180215/UFZxNXA2M08w.html
0382GanGanExtend垢版2018/02/15(木) 23:33:27.64ID:Ovw/I61K0
PCのフリーゲームの、
コンボでスコアがガンガンとインフレしていくシューティングゲーム、
GanGanExtend、行きます。
最初から読めるシナリオ設定とエンディング以外はシナリオ皆無なので1レスで。

近未来、とある科学者が画期的なエネルギー生成システム『ゼロドライブ』を発明した。
だが、その発明を疎ましく思った、石油等の既存エネルギーに関係する団体が
一般市民を煽動して科学者を不当に糾弾し、
科学者とその息子は、失意のまま行方をくらませた。
それから十数年後、主人公である科学者の息子はゼロドライブを搭載した戦闘機に乗り
たった一人で世界に復讐するべく、全世界へ攻撃をしかけた。そして…

(ノーマルエンド)
かくして、全世界の発電施設は破壊しつくされた。
電気を失った人々は、夜になると暗闇と、獣のうなり声に怯えて生活するようになった。
世界は、原初の姿に戻ったのだ…

(トゥルーエンド)
全世界の最後の発電施設を破壊した主人公が、その付近に着陸して発電施設を調べると
父の残したメッセージを見つけた。
それから数時間後、全世界の発電施設が壊されたというのに、いきなり電気が復旧した。
不思議に思った人々が最後に壊された発電施設へ行くと、
発電施設に戦闘機内のゼロドライブが繋げられ、発電していた。
父のメッセージがどのようなものだったかは分からない。
だが、主人公の行動から推測する事ができるだろう…

以上です。完全無料ながらコンボを繋げてスコアをインフレしていく快感は、
現在でも楽しめると思います。
0386ゲーム好き名無しさん垢版2018/02/16(金) 18:11:52.56ID:nr9r0TU+0
PS2の「SIMPLE2000シリーズUltimate Vol.10 ラブ★ソングス♪〜アイドルがクラスメ〜ト〜」
PS Vitaの「グリザイア ファントムトリガー 01&02」
PS4の「恋姫†演武」
をお願いします
0390ゲーム好き名無しさん垢版2018/02/18(日) 10:20:28.11ID:p3SZbKUR0
認められなかったどころか人間扱いされなかったら「みんな死んじゃえ」となるのもむべなるかな
0391ゲーム好き名無しさん垢版2018/03/07(水) 19:49:11.02ID:3BYVZAmw0
まとめ暫定wikiの連絡掲示板のリクエストを反映していただけないでしょうか?
0392ゲーム好き名無しさん垢版2018/03/11(日) 14:30:47.12ID:qprARX2D0
現在@wikiは「403 Forbidden」という文字が表示されて見れない
0394ゲーム好き名無しさん垢版2018/03/11(日) 22:44:31.73ID:qprARX2D0
>>393
全部試しても同じこと
0398ゲーム好き名無しさん垢版2018/03/25(日) 09:33:29.14ID:X0FdRN3A0
閃の軌跡1・2を投下します

とはいえ閃1・2のストーリーまとめは閃の軌跡3のサイトに載ってるので
詳細はそっちを見てもらうとして、細かいところはすっ飛ばします。
0399閃の軌跡1垢版2018/03/25(日) 09:34:44.48ID:X0FdRN3A0
<背景>
巨大軍事国家・エレボニア帝国ってところが舞台。
帝国には貴族と平民で成り立つ古い封建制度が残っているが、50年前の導力革命を契機に近代化の波が押し寄せている。
そんな中、帝国で初めて平民出身の宰相・ギリアス=オズボーンが登場。
国民からの支持を集め、皇帝からも絶大な信頼を置かれている一方、えげつないやり方で周辺諸国を併合しながら領土拡大路線を突き進む。
また近代化推進に伴い、古きを尊ぶ貴族勢力への牽制も欠かさない。
その結果、貴族vs平民・帝国vs周辺諸国というように、国内外共に軋轢を生み出している状況。

物語の4年前、エレボニア帝国の皇子オリヴァルトは、
流血も厭わないオズボーン宰相の強引な政策に不穏なものを感じ、隣国リベールに身分を隠して潜入した。
リベールでの旅を通じて、同国を混乱に陥れた秘密結社とオズボーン宰相が秘密裏に結託していることを確信。
リベールの事件が終結した後、オリヴァルトはオズボーン宰相との対決姿勢を鮮明にした。この辺が空の軌跡のお話。

帝国に帰還したオリヴァルトは、早速帝国に新たな風を吹かせるべく、
それまで名ばかり理事長を勤めていたトールズ士官学院という軍事学校を利用することに。
士官学院は元々身分でクラス分けされていたが、学院長などと協力して身分に関係ない特化クラス「Z組」を新設。
その出来たてのZ組に入学早々編入された、地方貴族の養子リィン=シュバルツァーが閃の軌跡の主人公。
0400閃の軌跡1垢版2018/03/25(日) 09:35:21.40ID:X0FdRN3A0
Z組の面子は出身も身分もバラバラで、士官学院入学当初は事あるごとに諍いが絶えない状況。
Z組独特のカリキュラムにより、一月に一度帝国各地に実習へ行くが、そこで帝国が抱える深刻な対立関係を目の当たりにする。
そんな中で、貴族の養子という特殊な立場であるリィンを中心に、クラス内のわだかまりは徐々に無くなる。
実習先では、オズボーン宰相に恨みを持つ面々で組織されたテロリスト組織が出没するようになるが、各地でその企みを阻止。
色々あったが、最後はテロリスト組織のリーダーが乗った逃亡用の飛行艇が自爆。
リーダーは仮面をしていたのでその正体は最後まで分からなかった。

時を同じくして、士官学院にある旧校舎の地下は変な力で不思議なダンジョンみたいなことになっていて、
実践訓練代わりに探索とかしていたら、謎の声の導きで様々な試練とやらに付き合わされる。
試練を乗り越えたリィンはなにやら「起動者」という存在に選ばれたらしい。
「起動者ヨ、心セヨ。コレナルハ"巨イナルチカラ"ノ欠片。世界ヲ呑ミ込ム"焔"ニシテ"顎"ナリ」
最奥には騎士のような姿をした巨大な人形が眠っていた。
人形を解析すると中に空洞があり、人が入れるかもしれないと推測。

テロリストの問題が一段落したかと思ったら、今度は帝国の隣に位置するクロスベル自治州で不穏な動き。
帝国と勢力を二分する隣のライバル大国・カルバード共和国に挟まれ、
政治的・軍事的に両国のサンドバッグと化しているクロスベルに、帝国政府はすっかり舐めプの姿勢。

しかしクロスベルに現われた1体のロボットにより国境の軍事要塞が文字通り消滅。
クロスベル侵攻に向かった一個大隊も全て壊滅。ロボットの振るう超常的な力の前に帝国は大混乱。
このロボットには、リベールを混乱に陥れた秘密結社の"幻焔計画"と、クロスベルの「至宝」が関わっている。
この辺りは碧の軌跡の話。

オズボーン宰相はクロスベル自治州との全面戦争を行うべく国家演説を行うが、
実は生きていたテロリスト組織のリーダーによって演説中に狙撃される。心臓のど真ん中を穿たれて宰相死亡。
その狙撃を合図に、帝国の名門貴族・カイエン公が率いる貴族勢力によるクーデターが勃発。
秘密裏に開発していた巨大人型兵器・機甲兵の前に、戦車しか持たない正規軍は刃が立たず、帝都は占領される。

このとき、テロリスト組織リーダーの正体が主人公リィンの良き先輩であり友人のクロウであることが判明。飛行艇の自爆は偽装だった。
さらに秘密結社の幹部ヴィータ=クロチルダが現われ、クロスベルと共に進めていた幻焔計画の第二楽章開始を宣言する。
つまりは目的の異なる3者が結託して帝国のクーデターを引き起こしたのである。
・貴族勢力…古き封建制度を取り戻したい。閃2で分かるがカイエン公の私的な恨みも一因
・テロリスト組織…宰相死んだヤッター!残りのケジメもつけてやんよ!
・秘密結社…リベールの"輝く輪"に続き、クロスベルと帝国の地に眠る女神の至宝を手に入れる

帝都占領後、帝都近郊にある士官学院にも機甲兵部隊が迫る。
学院を守るためリィン達Z組は迎撃に向かうが、人の手で機甲兵には太刀打ちできない。
やられそうになったその時、旧校舎の最奥にいた騎士人形が目覚め、リィンたちの元に飛んでくる。
「起動者」として選ばれていたリィンはその騎士人形「灰の機神ヴァリマール」に搭乗し、機甲兵を撃退。
やったかと思ったら今度はクロウが似たような騎士人形「蒼の機神オルディーネ」に乗ってやって来る。
彼も「起動者」に選ばれていた…しかもリィン達に出会うよりかなり前に。練度の差は歴然で、リィンはクロウに敗北。
リィン以外のZ組メンバーが生身のままでオルディーネを食い止めようとし、リィンは止めようとするが、
ヴァリマールはコア部分を損傷したため、ヴァリマール自身の判断で強制的に戦線離脱。
オルディーネと対峙する仲間達の姿が遠ざかる中、リィンの「やめろ!やめてくれえええ!」という叫びでエンディング。
0401閃の軌跡2垢版2018/03/25(日) 21:12:32.08ID:X0FdRN3A0
閃1ラストから一ヶ月後、リィンは士官学院から遠く離れた帝国北端の連峰地帯で目を覚ます。
体力を消耗しきっていたため、ヴァリマールの残存エネルギーを全てリィンの回復に費やして丸1ヶ月もかかってしまった。
心身共にボロボロの状態だったが、そこはリィンの故郷の地で、戦乱から逃れてきたリィンの妹エリゼや帝国皇女アルフィンと再会。
彼女らに励まされて気力を取り戻すが、そこに侵入してきた貴族連合と秘密結社幹部の魔女クロチルダによって、アルフィンとついでにエリゼも拉致られる。
Z組メンバーや拉致られた二人を取り戻すためにリィンは行動を起こす。
機神の力とか借りながら帝国各地を巡って、なんやかんやでZ組メンバーと再会できた。

Z組が全員揃ったところで今度はリィンが貴族連合に拉致られ、貴族連合トップのカイエン公から仲間になれと迫られる。
また同じ拠点にいたクロウからテロリストになった経緯を聞いたり、他の敵の面子からそれぞれが抱える背景を聞かされる。
背景はあれど貴族連合もこれまでいろいろやらかしているし、本心では貴族連合に付くつもりはないが、
妹エリゼが人質として捕らわれている以上、貴族連合に付いた方がいいか迷うリィン。
しかしそこで再会した軟禁状態の皇女に説得されて迷いを吹っ切り、敵の拠点から脱出を図る。ついでに皇女も救出。
脱走中にクロウ達が立ち塞がるが、機神同士の戦いでは一歩及ばないものの、生身では色々吹っ切れたリィンが勝利する。
「今度は機神の腕を磨いてこい、機神用の武器もちゃんとしたヤツ用意しとけ」ってクロウに激励をもらいながら退散。
0402閃の軌跡2垢版2018/03/25(日) 21:13:06.91ID:X0FdRN3A0
その後は内戦の貴族連合と正規軍のどちらにも属さない第3勢力として活動。
目的は帝国の対立関係を乗り越え、帝国の現状をより良き方向に導くこと。
オリヴァルト皇子とアルフィン皇女のお墨付きも頂き、皇室専用の飛行艇カレイジャスが学院の手に託された。
カレイジャスの足を借りて、帝国各地に散らばっている学院生徒を集め、勢力は次第に拡大。
クロウから言われた伝言である機神用の最強武器を作ったり色々やって、
最終的には占領されていた士官学院を解放し、Z組以外の学院生全員も身分の差を乗り越えることができた。

貴族連合は次第に正規軍に押され、一部が暴走して領地内の住人虐殺とかやらかしてリィン達に捕らえられたりして勢力低下。
リィン達カレイジャスの勢力は、帝都近郊に軟禁されていた政府要人やエリゼの救出に成功するが、
追い詰められたカイエン公は、アルフィン皇女と双子の皇太子セドリックを、
帝都皇宮の地下深くに封印されていた「緋の機神テスタ=ロッサ」の元へ連れて行った。
テスタ=ロッサは何かの呪いにかかっており、封印を解くことは禁忌とされていたが、
クロチルダの助力と皇太子に流れる皇族の血を利用してテスタ=ロッサへのコンタクトを開始。

カイエン公達を止めるために、禍々しい姿の「煌魔城」に変貌した皇宮へカレイジャスを突入させる。
煌魔城の頂上ではクロウやクロチルダと決闘。クロウは機神での戦いに敗北しクロチルダと共に負けを認め、リィン達と和解する。
クロチルダは幻焔計画の他に何か個人的な思惑があり、これ以上事を進めるつもりはないとのことだったが
蚊帳の外に置かれたカイエン公がぶち切れてテスタ=ロッサを完全に目覚めさせた。
クロチルダの協力を経てクロウと共闘し、テスタ=ロッサ内部に取り込まれた皇太子を救出することに成功するが、
直前に食らった一撃がクロウの心臓を機神ごと貫いた。
クロウはZ組の仲間達に、学院に戻る約束を守れなかったことを詫びながらリィンの腕の中で息を引き取ってしまう。

全員が失意に沈む中、野望を潰されたカイエン公だけ独り激高するが、
直後に貴族連合の参謀役、カイエン公の右腕だった名門貴族の長子ルーファスによって捕らえられる。
驚愕の表情をしたカイエン公の前で、彼はオズボーン宰相直属の部下「鉄血の子供達」の筆頭だと打ち明けた。
さらにその直後、クロウの狙撃で死んだはずのオズボーンが何食わぬ姿で現われた。
実は、ルーファスはカイエン公に気づかれない形でできるだけ貴族連合の勢力を削ぐよう、予め宰相から命令されていた。
オズボーンは結託していた秘密結社から「黒の工房」を取り込んだと話す。
続いてクロチルダに「秘密結社の幻焔計画を乗っ取る」と宣言し、致命的な一撃を与えて離脱させる。
衝撃の事実に固まったままのカイエン公を逮捕し、その後の内戦の早期収拾とクロスベルの併合をルーファスに指示するオズボーンの姿を見て、
クロウの宰相への恨みを知っていたリィンは激高。
「どうしてアンタが生きている!クロウのやったことは全て無駄だったのかよ!」と食ってかかる。

しかしそれにオズボーンはこう答えた。
「久しぶりだな、我が息子よ。お前には英雄としてしばらく役に立ってもらうぞ」
地方貴族の養子であったリィンは、拾われる前の過去は思い出せないでいたが、実は生みの親がオズボーンだった。

ここで本編のエンディングが流れるが、外伝と後日譚がある。
0403ゲーム好き名無しさん垢版2018/03/25(日) 21:24:47.07ID:+1wHDVE90
乙〜。
ファルコム作品ってメインだけだと短いけど、
レベルや装備的にサブイベ無視しにくいから実プレイはすぐ長くなるんで
話繋がってる過去作とか手を出す勇気がなかなか出ない。
0404閃の軌跡2垢版2018/03/25(日) 21:36:52.42ID:X0FdRN3A0
<外伝>
内戦はカイエン公の逮捕で完全に決着。リィンはオズボーンによって、内戦を終結させた英雄として祭り上げられるが、
リィンは己の忌まわしき出自を知ったことと、クロウを取り戻せなかったことで半分やさぐれてしまった。
この頃、帝国軍を震撼させた空間を操るクロスベルのロボットは既に存在せず、クロスベルはあっけなく帝国に併合される。(碧の軌跡ED)
内戦終結から二ヶ月後、帝国併合に焦ってクロスベルへ侵攻してくるカルバード共和国軍を迎え撃つ最前線にリィンは送られていた。

外伝はクロスベル視点で描かれ、併合されてもなおレジスタンスとして抗おうとする零・碧の主人公ロイドとリィンの攻防が描かれる。
ロイドとリィンの決着は付かなかったが、リィンはロイドの諦めない姿を見て羨ましいと思った。

<後日譚>
クロスベルから士官学院へ帰還したリィンとZ組達が卒業に至るまでのエピソード。
士官学院の在学期間は二年だが、1年最初の半年が閃1、後の半年が閃2となる。
クロウが死に際に残した「ただ、ひたすらに前へ」という言葉をきっかけに、
Z組のメンバーはリィンを除いて在学期間を1年に短縮。
卒業するメンバーは各地で帝国の動きを探り、リィンは引き続き学院に残って内部から帝国を観察することにした。
旧校舎に現われたおまけダンジョンを全員で攻略し、卒業式修了後、それぞれの地に旅立つ面々をリィンが見送り、閃2の幕は閉じる。

<おまけ>
2週目限定で、帝国の裏の歴史が断片的に刻まれた「黒の史書」という書物を集める隠し要素がある。
そこには閃1・2で残された謎を解くヒントが載っている。
・宰相は何故心臓を撃たれても生きていた?
・幻焔計画とは何か。黒の工房とは何か。結社が狙っていたはずの至宝は一体どこにある?
・そもそも機神ってなんぞや?なぜ士官学院の旧校舎に眠っていた?
などなど。これらのうちのいくつかは閃3で明らかになる。

黒の司書を集めて、士官学院の歴史学を教える教官トマスに話すと、
彼は秘密結社に対抗する勢力・七曜協会の聖杯騎士団No2であることが判明する。(空the3rdの主人公ケビンと同じ組織)
そして本性を明かした彼はリィンにこう話す。
「宰相の狙いや結社の動向…そんな中、おそらく君という存在は何らかの重大な役目を担う可能性が高い。
あなたは気づいているでしょうが、今回の事件はまだ何も終わってはいない」と。そうして秘密の協力関係が築かれることとなる。

以上です。
結構端折りましたが、閃3の公式サイトにとっても分かりやすいダイジェストがありますので
分からない事があればそちらを見て下さい。
0405ゲーム好き名無しさん垢版2018/03/26(月) 08:16:17.20ID:llUMv3+Q0
>>399
すみません訂正です
オリヴァルトがリベールに潜入したのは2年前です
閃3基準で時系列ごっちゃになってました
0406ゲーム好き名無しさん垢版2018/03/29(木) 04:11:12.72ID:euKNjnshO
超かなりものすごく今さらながら謎だから書いとく
他に適当なスレが見当たらないから問題あったらすまん
もし既出の話ならさらにすまん

まとめにあるブレスオブファイア2はところどころ間違えてる部分があるけど、
タペタの種族である匍匐族の匍匐が葡萄になってるのはなぜなのか
本人は単に頭弱いとしても誰も直さずまとめに載せて今までもそのままなのがわからん
誰も気づかなかったわけないよね?
0407ゲーム好き名無しさん垢版2018/03/29(木) 06:21:14.25ID:iWySHur+0
まとめにのせる時はスレからコピペだし、いちいち誤字探して修正したりしない
まあ後は単純に誰も気づかなかったんじゃないかね、カタカナ表記のが間違ってたらすぐ気付いても
画数多めの漢字だと形が似てりゃ気にしないで脳内補完して読み飛ばす事が多いのも人間の視覚だ

個人的にはやったことないゲームだから気付きようもなかったけど
0409ゲーム好き名無しさん垢版2018/03/29(木) 06:40:33.77ID:5Wy5tjDF0
そうは言うが推敲も投稿前の読み直しするけど、
まとめに載った後にようやく誤字脱字に気付いて悶えるなんてザラだぞ。
0410ゲーム好き名無しさん垢版2018/03/29(木) 06:59:27.72ID:euKNjnshO
>>409
まあ読む側はともかく、まず本人がねw
タイプミスや変換ミスならともかく、読み直して気付くものではないし
0411ゲーム好き名無しさん垢版2018/04/04(水) 14:15:51.14ID:DCyLH3Oh0
タイトル:ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ
機種:PS4、PS3、PSVita、Switch

よろしくお願いします。
0412ゲーム好き名無しさん垢版2018/04/06(金) 13:35:59.19ID:DUuKbypc0
未解決にあるソウル&ソードをまとめます
とはいえこのゲームは本筋らしい本筋なんてものがないので続編『トラバース』にも続いて登場する要素のみをまとめました
0413ソウル&ソード垢版2018/04/06(金) 13:36:59.22ID:DUuKbypc0
その島は昔からある。
その島は、数々の冒険者を迎え入れた。
冒険者は、その島に夢と希望を持ち運んだ。
しかし、彼らの多くはその島で果てるか夢と希望を置き去りにして逃げ帰っていった。
それでも、幾人かはその島で満足のいく冒険に出会い夢と希望のかわりにあふれんばかりの勇気と持ちきれないほどの思い出を胸に旅立っていった。
彼らは、この島での冒険を人々に伝えた。
その偉大な冒険談に心奪われ、子供たちは希望と夢をいだいた。
そして、いつの日か自分たちもその島での冒険を夢見るようになった。
その島の名は、ヴァルカノン。
今日もまた、多くの冒険者がやってくる。


ヴァルカノン島に上陸した冒険者リックは、まずホルフトの街で酒場に入り浸る不良の頭バルモアをその父親に更正を依頼されて成敗。
また、学校で悪霊に取り憑かれていた冒険者ルンナを救けた。
こうして二人を伴ったリックは、ヴァルカノン島の冒険へと乗り出したのである。
(ここまでOPと必須イベント)
0414ソウル&ソード垢版2018/04/06(金) 13:38:10.91ID:DUuKbypc0
【チャランとポラン】
マードックの街にあるヤンチャの家を訪ねた一行は、チャランとポランという双子の娘をピナスの町のビビアンおばさんのところに
連れて行ってほしいという依頼を受けた。
しかし当のビビアンおばさんの家にいってみても、ヤンチャさんなどという人は知らないと言われるばかり。
これはおかしいと考えた一行はヤンチャさんの家に戻ってみたが、そこには驚愕の張り紙が。
『だましてごめんなさい。あなたたちだったら、安心してチャランとポランを預けられます。私は青春を取り戻しに旅に出ます』
怒る一行だったが、チャランとポランを放り出すこともできず一緒に冒険することとなった。
(チャランとポランが仲間になる)

【魔法大戦・大魔女の館】
フェルムの街にある“魔法の腕に自信があるもの”という趣旨の看板を見てこれに挑んだ一行は、見事に依頼主ルキマンを退けた。
するとルキマンは一行の腕を見込んで更なる依頼を持ちかけてきた。
「実はわしにはパンプキンという女房がいての。とんでもないヒステリー女なのじゃ。ある日大ゲンカしてあいつはわしのことを追い
出したんじゃけど、わしもそろそろ家に帰りたい。何とか奴と話を付けて欲しいんじゃが……」
一行は大魔女の館に行きパンプキンと会ったが、話は少々食い違っていた。
「なーにをいっとる!勝手に家を飛び出していったくせに……帰りたければ自分で帰ってくればいいものを。
相変わらず性根の腐ったやつじゃ……でも、愛しとる。とにかく、帰ってきたいんだったらあいつに直接くるように伝えておくれ」
一行はルキマンを伴って再び館へと向かったものの、パンプキンは一人で来なかったルキマンに呆れていた。
「あんた冒険者だったね?よければこいつを連れてってくれんかね?このグータラ亭主を少し鍛えてやってほしいんじゃ」
「あ、それ、おもしろそう。わしも賛成」
一行は頼もしい魔術師ルキマンと一緒に冒険することとなった。
(ルキマンが仲間になる)
0415ソウル&ソード垢版2018/04/06(金) 13:40:10.32ID:DUuKbypc0
【呪いの人形】
『アンティークドール』を手に入れたリック達がイストラの宿屋で休むと、なぜかリック一人が見覚えのない屋敷の一室で目覚めた。
リックは恐ろしい幻覚に悩まされながら仲間を探したが、仲間たちは皆が怪物に姿を変えて襲ってくる。
その一方で、この館ではかつてキャサリンという娘の行いを恐れた父がその娘を殺そうとして妻に殺されたことなどがわかっていく。
やがてオルゴールを手に入れて地下の隠し部屋に辿り着くと、倒れた仲間達とともにいたキャサリンの亡霊が真実を語った。
「あかちゃんがうまれたときに、パパはそのオルゴールをくれたの。それからだったわ、パパもママも私を相手にしてくれなくなったのは。
私はオルゴールなんかいらないから、あかちゃんを殺してあげたの。そしたら、パパもママも昔どおり私に優しくしてくれると思ったの。
でも、パパもママも優しくならなかったわ。私は、あかちゃんをお人形に閉じ込めただけなのに。パパは、私を屋根裏部屋に閉じ込めた。
とっても寂しかった。だから、一緒に遊ぼ。みんな、お友達よ」
襲い掛かってきたキャサリンを倒すと、怒るキャサリンは一行を追い出した。
そうして一行はなんとか無事に現世に帰ってきたが、キャサリンの幽霊は今なおイストラのあの屋敷にいるらしい。
(続編『トラバース』での関連イベントに続く)

【精霊王国】
『精霊像』を手に入れたリック達がホルストの宿屋で休むと、なぜか全員が見慣れぬ異世界の地で目覚めた。
右も左もわからなかったがとりあえず北にあった城に行くと、中の人々は『王様に話を聞け』の一点張り。
その王様に話を聞いてもまずは魔導士に話を聞けというばかりで、どうやら何らかの形式にこだわっているようだった。
「おお、勇者様、お待ちしておりましたぞ!ここは、精霊の国。普段あなた方人間は来ることができぬ世界でございます。
実は、この精霊の国は大魔王に襲われているのです。そこでこの精霊の国に伝わる伝説の本によりますと、
『大魔王現れるとき人間の世界より勇者が現れる』と書いてあるのです。この後は王様に聞いてください」
その後も報酬を約束されたとはいえあちこちにたらい回しにされる一行がようやく大魔王を倒すと、精霊たちは本来の姿を現した。
「精霊像が私たちの世界とあなたたちの世界をつなぐただ一つのアイテムなの。あれを手に入れることができた人間は私たちの国で
私たちなりのおもてなしをするのが、古くからの決まりなのよ」
リック達は壮大な『RPGごっこ』を終え、現世に戻ることができた。
(これも続編『トラバース』で関連イベントあり。ちなみに当初このイベントそのものをゲーム化しようとしたのが本作であるらしく、
そのためにゲーム全体がテーマパークのような造りになっている)
0416ソウル&ソード垢版2018/04/06(金) 13:41:49.91ID:DUuKbypc0
【エンディング】
ヴァルカノン島を充分に冒険したリックとルンナは、ついに島を出る決意をした。
この島での冒険に関わった人々に見送られ、バルモア達とも別れて船に乗り込むリックとルンナ。
ちなみにチャランとポランはルキマンとパンプキンの夫妻が預かると言い、皆がそれを快諾した。
そして二人を乗せた船を見送るバルモアだったが、込み上げてくるものを抑えることができなかった。
「うおおおおーーーーー!やっぱりおれはガマンできねえっ!おれもこんな島にいるのはごめんだ。
おれは、今度は自分だけのために冒険に出るんだっ!!今行くぞ、リックーーーー!!」
海に飛び込み船に追いついたバルモア。
その三人のもとに、唐突にヤンチャが現れた。
「そう、怖い顔しないでよ。これは、私たちのおきてなんだから。天使はね、子供の間は人間に預けて一緒に暮らしてもらうの。
だから、チャランとポランをあなたたちに預けたのよ。あなたたちに預けて正解だったわ。すごくいい経験をしたものね。
きっとあの二人は大天使になれるわ。もうしばらくは、ルキマンさんに預けておくけどね。あなたたち、本当にありがとう」
(ここでスタッフロール)

やがて船は港に着いた。
「それじゃあ、ここでお別れだ。これからは、おれ一人で旅をする」
しばらく今後を考えるというルンナを置き、リックとバルモアは別の方角の道を歩き出した。
「……ねえ、リック。私、リックについていっていい?」
「……本当は、ぼくのほうから言うべきだったんだよな。ルンナ、一緒に行こうよ!」
「ねえ、リック。ずーっと、一緒にいてもいい?」
「ずーっと、ずーっと、ずーっと、ずーーーーーーっと、一緒にいようよ!」

ここに、一つの冒険が終わった。
けれど、人生という冒険は終わったわけではない。
冒険で得た希望と勇気を胸に、少年は新しい目的をめざす。
そして、少年はいつの日か大人になる。
……そしてまた、冒険を夢見る少年もつきることはない。

……時は永遠にながれゆく……

(Fin)
0417ゲーム好き名無しさん垢版2018/04/06(金) 13:45:03.50ID:DUuKbypc0
以上です
これ以外のイベントはただの人助けや財宝探しの類のみです
それでも確実にトラバースより面白いんですが
0419ゲーム好き名無しさん垢版2018/04/11(水) 18:10:07.34ID:e2+IXFaR0
Fate/Grand Order』の『悪性隔絶魔境 新宿』
機種:ios
一応ウイキ読んだけど話が理解できない。あとあまりにも長すぎ難解て読むのを諦めた。
0420ゲーム好き名無しさん垢版2018/04/11(水) 21:24:27.44ID:lNrypprV0
PSPの「オレは少女漫画家」
ドリームキャストの「想い出にかわる君〜Memories Off〜」
PS3の「STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん」をお願いします
0421いまどき勇者垢版2018/04/25(水) 23:28:37.62ID:uhQhRqUM0
スマホゲーのクッキークリッカー的インフレRPG
『いまどき勇者』いきます。
いつも通り端折ったり不正確な部分もありますがご容赦を。

『登場人物』
(勇者)
このゲームの主人公。服装はドラクエ3の勇者に似ていて、
顔はギャルゲーの主人公のように前髪で目元が見えない。
魔王が復活したので仕方なく魔王を退治しに行き、
王様にLINEでからかわれて怒ったり
謝られて仲直りしながら魔物を倒していく。
武器はいまどきの勇者らしくアサルトライフル。
(仲間たち)
金を払ってパーティーに加わり、自動的に攻撃してくれる者達。
最初は拳銃兵やショットガン兵といった普通の人間だが、
そのうちロケットランチャーや戦車といった兵器、
そしてアンドロイドや攻撃用人工衛星といった
とんでもないモノまでもが仲間になる。
(王様)
「魔王が復活したから倒しに行って」
と気軽に勇者に頼み、
冒険の途中にLINEでメッセージを送ってきたりする
のほほんとした感じの王様。
(魔王)
はるか昔に伝説の勇者に倒され、最近復活した魔王。
特に悪い事をしている描写は無い。
王様に頼まれた勇者が挑んでくるので仕方なく迎え撃つ。
現代に復活してからスマホのゲームにハマったようで、
パズルゲームの大連鎖を組んで喜んだりしている。

(ぬらりひょん)
日本妖怪の親玉。
魔王とLINEで友達になり、
勇者に魔物軍団をほぼ全滅させられた魔王を迎え入れたために
追ってきた勇者に妖怪軍団を全滅させられた、かわいそうな妖怪。

『本編』
昔々、伝説の勇者によって倒された魔王が、この現代に復活した。
そこで王様は勇者に、魔王を倒すように依頼した。
勇者は渋々承諾し、アサルトライフルで魔物を次々と狩っていく。

最初は数十程度のHPを持つモンスターに
弾丸一発で数ポイントのダメージを与えていき倒す。
その次に出てくる敵のHPは前の敵より一割程HPが高い。
たった一割だが、それが数十、数百、数千回も繰り返されると
複利の力によって敵のHPはどんどん増加していく。
それに追いつくべく、勇者も仲間を雇ったり、
金の力でレベルアップしてアサルトライフルの攻撃力を高めていく。
0422いまどき勇者垢版2018/04/25(水) 23:29:23.06ID:uhQhRqUM0
敵のHPや勇者の攻撃力はK(キロ)・M(メガ)・G(ギガ)・
T(テラ)・P(ペタ)・E(エクサ)・Z(ゼタ)・Y(ヨタ)
とまで行ってもまだ序の口で、
その後はAA・BB・CCといった架空の単位になってまで増加していく。

勇者は魔王の手下と日本妖怪達をほぼ全滅させ、
魔王の元へ攻め入る前に王様とLINEで会話していると、
そこに王様のフレンドになっていた魔王が加わってきた。
「私が迎え撃ちますので、よろしくお願いします」
となぜか丁寧に挨拶をしてきた所で、勇者は王様に問いただした。

「なあ、前々から王様は魔王と組んでるようで怪しかったが、
俺はもう分かってるんだ。王様、あんた税金を使い込んだだろ。
だから、それを誤魔化すために魔王と組んで混乱させてたんだな?」
「そ、それは…」
「なあ王様、今からでも遅くない、魔王と組むのを止めて戻ってこいよ。
俺の勇者としての名声を使って何とかするからさ」
「勇者…本当に?」
「ウソだバカ、魔王もろともぶっ殺してやるからな」

こうして魔王の本拠地に攻め入った勇者は魔王を倒すと、
最後に王様が搭乗する巨大兵器を相手にする。
巨大兵器のHPは、なんと6.03QQ。
つまり、6.03に25回も1000をかけた、途方も無いHPを持つ。
だが、主人公のアサルトライフルも、
弾丸一発につき数百OO(オーオー)の攻撃力を持つ。
多数の弾丸を浴びせれば、決して倒せない敵ではない。
勇者は仲間と共に攻撃し、とうとう巨大兵器を倒した。

巨大兵器から放り出された王様は
「良くぞ私を倒した。だが、いずれまた私のような…」
とかほざくので、勇者は
「うるせぇバカ、死ね」
と返事して仲間と共に王様を射殺した。

こうして、重税を課し汚職を繰り返した悪い王様と、
結局どんな悪い事をしたのかよく分からない魔王を倒し、
勇者は世界に平和を取り戻したのであった。

最後に、ゲーム作者の
「最後までクリアしていただき、ありがとうございました。
さて、ゲームが完成した事だし、ポケモン探しに出かけますか」
という、いまどきなメッセージと共に、ゲームは幕を閉じる。

以上です。クッキークリッカー系特有の数が増加していく喜びと、
敵を倒し物語を進めていくRPGが合わさったお得なゲームとなっております。
0424ダウンタウン熱血物語SP垢版2018/04/28(土) 20:53:24.86ID:uy9uLp5n0
FCで発売されたダウンタウン熱血物語の3DSリメイクです。

ある日くにおは謎の二人組に喧嘩を挑まれるが、喧嘩は通報を受けたパトカーが近付いて来たので打ち切られた。
駆けつけたひろし達によると二人組は、最近冷峰学園に転校して来たダブルドラゴン兄弟らしい。
※ここから作中の三日間でのストーリーの進みでラストバトルが変わります
0425ダウンタウン熱血物語SP垢版2018/04/28(土) 21:00:22.85ID:uy9uLp5n0
※冷峰四天王を倒さずに四日目になる
周辺の高校全てを征服した冷峰が攻め込んで来るもくにおは一人でダブルドラゴン兄弟や四天王を含む全員を倒す。
その様子を遠くで見ていた男は、「やっぱお前はすげえや」と感心しながらも打倒くにおを諦めなかった。
0426ダウンタウン熱血物語SP垢版2018/04/28(土) 21:22:11.85ID:uy9uLp5n0
※上条・山本戦
影村の番格を自称する二人に喧嘩を挑まれる、最大三回戦うが全勝がトゥルーエンド条件の一つ

※平戦
謎の覆面集団に絡まれその正体を調べようとした所、冷峰の源と出会い覆面は四天王•平の配下と知る。
平は花園と千里台を争わせ漁夫の利を得ようとしており、くにおが絡まれたのもくにおの動きを鈍らせる為だった。
源は平と昔からの友だったが、現在の勝つ為なら手段を選ばなくなった平を止めたい。と考えていた。
覆面達を倒し漁夫の利になる事は防いだが平は花園の番格りきを直接襲う事に切り替える。
りきの彼女マミを人質に取ろうとする平を倒し、千里台の園川達に平の策略を伝え、
花園と千里台の争いは終結した。
0427ダウンタウン熱血物語SP垢版2018/04/28(土) 21:39:10.23ID:uy9uLp5n0
※木下戦
パー券を売ってる白鷹の沢口と揉め番格の西村と会う事になる。
西村は白鷹が四天王・木下の配下である現状に不満を持っており、共闘を持ちかける。
選択等で木下戦がくにお一人、西村達と共闘、西村達が裏切り三つ巴。となる。
トゥルーエンドには昔の木下の話を聞いた後に共闘を了承するのが条件。それぞれのパターンで修得技が変わる。

※パー券って何?って人への説明
パーティーチケットの略。ただしそのパーティーは実際には行われる事は無い。
要はただの紙くずを売り付けてるだけ。
「カツアゲ(恐喝)じゃないですよ〜」という言い訳だが結局は無理矢理買わせてる時点で恐喝だし詐欺がプラスされている。
0428ダウンタウン熱血物語SP垢版2018/04/28(土) 21:54:44.13ID:uy9uLp5n0
※望月戦
平・木下を倒したくにおに興味を持ち喧嘩を挑んでくる。
勝利したくにおだがそこへ丁度やって来る望月の友人、早坂や配下の皆さん。
「望月の仇だー」どかかって来て大乱闘になってしまった。

※小林戦
四天王な三人を倒したくにおを呼び出す小林。
百人で熱血を襲う手筈を整えてるが、自分と戦えば実行しない。と言う。
途中で待ち受ける小林親衛隊を倒し小林と戦う。
奥にはマミが捕まっていた。平が捕まえて来た様で、源が誘拐はシャレならんぞ。と大慌てしていた。
平は、自分よりヤバそうな奴らが狙ってた様だったから保護しただけだ。と言った。
0429ゲーム好き名無しさん垢版2018/04/28(土) 22:16:01.94ID:uy9uLp5n0
※豪田・五代戦
くにおの実力を知る為に挑んで来る豪田。
くにおが勝利するが、丁度やって来た五代は豪田が死んだと勘違いし、襲い掛かって来た。
豪田が目を覚ました事で誤解は解けた。
その後、マミがダブルドラゴン兄弟に誘拐された事を知る。

※決戦

冷峰に乗り込み、待ち受ける四天王や元生徒会長・鬼塚達を倒していき最後に竜一・竜ニダブルドラゴン兄弟を倒しマミを救いだす。
冷峰の全国制覇は失敗に終わり、これからはくにおやマミの共通の友人・長谷部が冷峰の不良達に睨みをきかせる事になった。
スケバン長谷部の復活か。と笑うくにお達、それを物陰で見ている男、「長谷部がスケバンか、悪くない…長谷部がスケバンか、悪くない。」
大事な事なので二回つぶやいた様です。
0430ダウンタウン熱血物語SP垢版2018/04/28(土) 22:36:06.09ID:uy9uLp5n0
※山田戦
条件、街でダブルドラゴン兄弟が転校直後に負けた噂や山田が冷峰の新生徒会長になった話等を聞いている。

竜一・竜ニに「全国制覇の黒幕は山田だな。」と問い詰めるくにお。それを認めた為、山田の居る屋上に向かう。
山田は自分がくにおより上であると証明する為に悪のパワーを手に入れ、
不良達を洗脳(どっちかと言うと催眠術)し、全国制覇を成し遂げその戦力でくにおを倒すつもりだった。
だが結局竜一・竜ニや四天王はくにおを無視して全国制覇をする事が出来なかった。
悪のパワーでサイキックの様な現象を操る山田と戦い、倒すくにお。
山田は最初から出直しだ。と、冷峰を去るらしい。
山田が最後に尋ねる「中学の時のタイマン、決着付くまでやってたら今どうしてたかな。」
「さあな、お前と二人で『全国制覇だ。』なんてやってたかもな。」
その後、冷峰の生徒で山田の存在を憶えている者は誰も居ない。
0431ダウンタウン熱血物語SP垢版2018/04/28(土) 22:57:26.67ID:uy9uLp5n0
※悪のパワー(トゥルーエンド条件)
冷峰のOB篠田と出会い冷峰の話を聞く、少ししたらOGのリナが勤めてる店を教えられ行ってみた、そこでミカという女子と知り合う。
ある時ミカが大怪我をして倒れていた。山田が以前つるんでいたマコトという男にやられたそうだ。
突如現れ襲い掛かってくるマコト、異様なオーラを纏いくにおの攻撃は一切通用しない。
偶然から弱点を見切りマコトを倒す、マコトの姉ミノリから、マコトが纏っていたオーラが悪のパワーである事。
山田はマコトとつるみ悪のパワーを修得、実験としてマコトを廃人化させた事。
その後マコトは自我は取り戻したが山田への復讐心で無差別に暴れる狂人と化していた事を聞く。
0432ダウンタウン熱血物語SP垢版2018/04/28(土) 23:15:10.52ID:uy9uLp5n0
※トゥルーエンド条件を満たしてると各ボス戦で援軍が来る。

山田を倒し、協力してくれた皆と合流し帰ろうとする。
そこへ突如奇襲する山田、「ナゼ、オマエダケミトメラレル。オレトオマエナニガチガウ。」
自身に洗脳を掛け肉体のリミッターを外し襲い掛かる山田。
だが、くにおにも正義のパワーというべきものが現れ山田を倒す。
正気に戻った山田は語った。
中学時代くにおの親友だった山田、本人達は同格のつもりだったが周囲はくにおを上に見ていた。
卒業の日山田はくにおにタイマンを挑んだ、しかしくにおは意味が解らず
中途半端なままタイマンは打ち切られ山田には強烈な劣等感が刻まれた。進学後、力を求めた山田はマコトと出会う。
0433ダウンタウン熱血物語SP垢版2018/04/28(土) 23:30:41.27ID:uy9uLp5n0
「あの頃はお前の事も忘れていた。」
強大な悪であるマコトに魅せられ付いて行った日々、
だが自身が悪のパワーを手に入れた時、マコトは山田の中で取るに足らない存在となった。
目標を失ったが同時にくにおを超えるという目的を思い出した山田。
その頃くにおは、友人の為にヤクザの事務所に殴り込み。ドッジボール世界大会優勝。サッカー全国大会優勝。
等、既に不良としてもスポーツマンとしても全国に名が知れた存在となっていた。
そして山田はくにおに勝利する為その為だけに冷峰を支配し全国制覇に乗り出したのだった。

山田が去り少しした冷峰学園。長谷部が新生徒会長の藤堂に抗議する。
「こんな運動会、本当に開催する気か。」

END
0436ゲーム好き名無しさん垢版2018/05/04(金) 21:21:49.31ID:lpxgaPxT0
PS Vitaの「魔女こいにっき Dragon×Caravan」
PS2の「ぷりサガ!〜プリンセスをさがせ!〜」
PS4の「人気声優のつくりかた」をお願いします
0437チャイルズクエスト垢版2018/05/07(月) 22:44:04.53ID:ZtYtip3k0
ファミコンの異色RPG『ラサール石井のチャイルズクエスト』行きます。
既にwikiにこのゲームの内容がありましたが、
そこでストーリー紹介のために使われていたサイトが
消えていたので、書いてみたいと思います。
いつもの様に、端折ったり不正確な部分がありますがご容赦下さい。

『登場人物』
(主人公)
石井光三オフィスに所属する新人マネージャー。
デフォルトネームは『しじみ』。
一向に売れる気配の無い三人組アイドルグループ『チャイルズ』を
スターにするべく、チャイルズの三人を連れて旅に出る。
マ法(マネージャーが少しでも楽する法)を使う事によって、
HPの回復やアイドルの状態管理の他、
行った事のある町へのワープと言う本当の魔法のような事まで出来る。
防具は『安い背広』のみで、もっと良い背広に着替える事は一切出来ない。
(一応、旅の途中で『鋼の背広』『炎の背広』『バナナの背広』といった
強そうな装備を発見できるが、『重すぎて装備出来ない』
『熱すぎて装備できない』『恥ずかしすぎて装備できない』といった理由で、
拾うこともできずその場に置きっぱなしにする羽目になる)

(きりこ・りん・ゆうこ)
チャイルズの三人。主人公と共に旅に出かけるのだが、
戦闘時には一切加勢してくれず、そもそも戦闘用ステータスすら無い。
敵のセクハラ攻撃や旅の途中での不意の尿意によって
不満度が100%に到達したり
宿泊や食事の際に安すぎる物を選んでしまうと
怒って石井光三オフィスビルの中の一室に篭ってしまい、
探し当てるまで旅に復帰できないという
普通に戦闘に負けたよりも面倒な状態になってしまう。
正直言ってお荷物な一方で、
主人公と違ってマイク・ドレス・くつ・メイクという4種類の装備を
実際に装備する事ができ、その性能はコンサートに影響する。

(石井光三)
石井光三オフィス社長。
主人公にチャイルズをスターにするための旅に行かせた。
ずっとオフィス内にいるので旅の途中で会ったりせず
ゲームの最初に話をしてからはゲームに関与しないと思われてたが、
ゲーム終盤で意外な形で関わってくる事になる。
ちなみに、このゲームは容量が厳しいファミコンなせいか
ゲーム中のフォントは基本的にひらがなやカタカナのみなのだが、
例外的に『石』『井』『光』『三』の4文字だけは漢字が使われている。
流石は社長。
0438チャイルズクエスト垢版2018/05/07(月) 22:44:32.65ID:ZtYtip3k0
(ラサール石井)
チャイルズのプロデューサー。
石井光三オフィスにいて、
HP・MPの回復やコンティニュー用パスワードの表示、
チャイルズの曲やコントの用意などをしてくれるが、
逆に言えばそれ以外はエンディングで出番は無く、
ゲームタイトルに名前が出ているにも関わらず、あんまりな扱い。

『本編』
新人マネージャーである主人公は、ある日社長の石井光三に呼び出された。
「チャイルズがいつまでたっても売れん!
だから君がチャイルズを売り込みスターにするんや!
詳しいことはラサール石井君から聞いてくれたまえ」
次にラサール石井が話を始める。
「あなたにはチャイルズの三人をスターにしてもらいます。
スターと言っても曖昧なので、基準を設けましょう。
東京にある一番大きなコンサートホール『ときおホール』、
そこでのコンサートを成功させて下さい」
こうして、主人公とチャイルズの三人は旅立った。

舞台は平和な日本なので
主人公を殺そうとしてくるモンスターや悪人とかは存在しないが、
代わりにストレスを発散しようと主人公たちに悪口を言う『口撃』をしてくる
人間や生物や、生き物ですらない謎の物体を相手することになる。
主人公はそれに対抗するべく、相手を『よいしょ』しておだてることで、
相手の気分を良くして、戦いをやめてチャイルズのファンになってもらう。

ときおホールでコンサートを成功させるためには
『スターのマイク』『スターのドレス』『スターのくつ』
『スターのメイク』これら4つが必要と分かり
それらを得るべく旅を続け、もっと行動を範囲を広げたいと思い
とある民家に住むおばあさんに、たらいぶねを4つ貰えないかと聞くと
こんな取引を持ちかけられた。
「私の家には先祖代々伝わる浴衣があるのですが、
私が子供の頃、うっかりおねしょをしてしまい
誤魔化してそのままにしてしまいました。
あれから数十年、おねしょはすっかり染みになってしまいました。
これではご先祖様に顔向けができません。
ですが、『虹の石鹸』ならば、どんな染みでも取れると聞きます。
虹の石鹸を持ってきてくれれば、たらいぶねをお譲りしましょう」

虹の石鹸を作るためには7色のオイルが必要らしい。
という事で、『移動範囲を広げるために、
いろんな色のオで始まる3文字のアイテムを集める』という、
某国民的RPG第三弾のようなイベントをこなし、
虹の石鹸を完成させておばあさんに渡してたらいぶねを譲り受け、
さらに旅を続けた主人公とチャイルズ達は4つの装備を手に入れ、
とうとう、ときおホールでのコンサートを成功させた。
0439チャイルズクエスト垢版2018/05/07(月) 22:48:09.02ID:ZtYtip3k0
「私たち、とうとうスターになっちゃったのね、夢みたい」
そう感動する三人を連れて石井光三の元へ戻ると
「よくやってくれた!さあ、これからもチャイルズを売り込んでくれ!」
と、歓迎されつつも特にご褒美も無く今までどおりに頑張る様に言われ、
それにチャイルズの三人は反発した。
「ちょっとまって、私たちはスターよ!もっとお給料上げてもらわないと!」
「月に8000円って、学生の小遣いじゃない!せめて1万円よ!」
「何いうとるんや、お前たちを売り込むのにいくらかかったと思うとる!」
「こうなったら勝負よ石井光三!」
「ちょこざいな、返り討ちにしてくれるわ!」
こうして、チャイルズのせいで社長との勝負をさせられる主人公。

石井光三が戦闘態勢に入ると、
ラクダシャツに腹巻にステテコパンツという変なおじさんファッションに
魔王や吸血鬼のような漆黒のマントというとんでもない姿になっていた。
主人公はとりあえずいつも通りによいしょするが、まったく通じない。
そもそも、よいしょは
ご機嫌を取ってチャイルズのファンになってもらうためのもの。
チャイルズの上司である石井光三に効くはずもないのだ。
だが、主人公には勝つための別の方法が残されていた。
相手の口撃を耐え抜いて、相手に言いたい事を全部言わせて
スッキリさせるという方法だ。これなら石井光三相手にも有効なはずだ。
しかし、石井光三の口撃はあまりに強烈すぎた。
主人公は耐え切れずに倒れてしまう。
「どや、まいったか!諦めて営業にでも行くんや!」

このままやられっぱなしでなるものかと
石井光三に勝つ手段を探す事にした主人公が占い師に占ってもらうと
海に何かが浮かんでいると言われたので早速行ってみた。
すると、写真が入った瓶が海に浮いていたので中身を見てみると
そこに写っていたのは、チャイルズの三人の赤ちゃんだった頃の姿。
チャイルズの三人は芸能界入りしてから出会ったはず、
なのになぜ赤ちゃんの頃に三人が集まっている写真があるのだろうか?
とりあえずその写真を持って片っ端から聞き込みをしてみると、
とある民家のおばさんから衝撃の事実を聞くことになる。

「それは私が昔海に流した写真!…話を聞いてください。
私は以前、石井光三と付き合っていて、彼の子供を三人産みました。
しかしある日、石井光三は不意に居なくなってしまいました。
多分、他の女の元へ去ったのでしょう。
それから私は女手一つで子供達を育ててましたが、
過労で倒れてしまい、三人の子供は別々の家庭に引き取られたのです」
「ええっ、それってつまり、私達三人は姉妹って事!?
そして父親は石井光三なの!?いやーんそんなの!」
「それにしても憎きは石井光三。もし彼と戦うのなら、
彼の悪行を書き連ねたこれをみせてやりなさい!」
0440チャイルズクエスト垢版2018/05/07(月) 22:48:46.69ID:ZtYtip3k0
そう言って渡された『過去の過ち』というアイテムを
石井光三との再戦時に見せると
「す、すまんかったと思うとる!」と動揺した。
それでも口撃を止めない石井光三だったが攻撃力は半減。
そして主人公は防御と回復を駆使し、とうとう口撃を耐え切った。
「いやー、たまには癇癪おこすもんやな、全部吐き出してすっきりしたで。
気分良くなった所で、ギャラアップといこか。3000円アップでどや?」
こうして、給料が8000円から11000円にアップしたチャイルズ。
それでも安い気がするが、社長に勝ったという自信と満足感は
何物にも代え難いものだ。
ちなみに、戦闘後に家族としての関係については何も触れられなかった。
今後も石井光三とチャイルズの三人は、
父と娘ではなく、社長とアイドルという関係を続けるのだろう。

そして『その後、チャイルズは数十年連続で紅白歌合戦に出場し、
死後はチャイルズを祀った神社が世界各地に建てられた』
というあまりに壮大なその後と
「まあ、本当にそんな事になるなら苦労はないんですけどね」
というラサール石井の冷静なツッコミで、このゲームは幕を閉じる。

ちなみに現実でのチャイルズはその後、ブレイクする事もなく解散。
その後の三人は、りんはラジオ局のDJとして働き、
ゆうこは結婚をして主婦になり、
そしてきりこは、今でも磯野貴理子として芸能活動を続けている。

以上です。ファミコン時代の現代を舞台としたRPGという
特殊なゲームとして、記憶に残っている人も多いのではないでしょうか。
ご覧頂き、ありがとうございました。
0441ゲーム好き名無しさん垢版2018/05/08(火) 05:53:43.44ID:uFwGfrG40
乙、外国だと英語わからないから双方ノーダメージ。とかやってたやつだよな。
0442チャイルズクエスト垢版2018/05/10(木) 23:07:34.49ID:2m6r3Z3F0
そんなネタもまた、言葉で攻撃するチャイルズクエストならではですね。
0445ゲーム好き名無しさん垢版2018/06/02(土) 22:07:42.22ID:Bwxnu8x80
次スレ立てましょうか?
0448The Sexy Brutale(セクシー・ブルテイル) 1/7垢版2018/06/06(水) 22:28:56.38ID:vjtTFExn0
2017年に発売されたPC(Steam)、PS4、ニンテンドースイッチ対応の
ミステリーパズルADV、『The Sexy Brutale(セクシー・ブルテイル)』投下します。
曲の転調が事件に連動するよう計算されたBGMが特徴的な洋ゲーです。
公式PV:https://www.youtube.com/watch?v=rtsFtDjRU-8

■■あらすじ
とある豪邸のパーティーで、ゲスト全員が同時多発的に殺害される事件が起こる。
主人公はループする1日を繰り返しながら、一つ一つの事件を解決し真相を究明する。

■■用語
■豪邸セクシー・ブルテイル
英国の大富豪“侯爵”が所有する豪華絢爛な館。
大庭園や時計台・鐘楼など豪奢な装飾が侯爵の財力を誇示し、
館内のダンスホール、劇場、水族館、カジノ、バーなどの娯楽施設と
それを運営する完璧な使用人達がゲストを満足させる。

■仮面
本作の舞台は仮面舞踏会、登場人物全員が個性あふれる仮面をつけている。
これは作中では事件の象徴ともなっており、事件を解決することによって
救助されたゲスト達はその時点で自ら仮面を外し、素顔を晒す。
外された仮面は主人公に力を与え、ゲスト達の才能を再現できる。
0449The Sexy Brutale(セクシー・ブルテイル) 2/7垢版2018/06/06(水) 22:30:01.12ID:vjtTFExn0
■■登場人物
■老齢の宣教師
主人公。ゲストの一人で侯爵の親友。
セクシー・ブルテイルの元オーナーで、今は聖職についている。
パーティーの出席者全員から尊敬される人格者。

■血まみれの女
全身の皮膚が焼け爛れて筋肉が露出した、謎の女。
主人公に様々な助言を与え、ゲストを救うよう導く。

■ゲスト
侯爵と親しい著名人たち。
盲目の彫刻家や凄腕の開錠師、死者が見える霊能力者など
才能・性格ともに一癖も二癖もある人物ばかり。

■使用人
セクシー・ブルテイルを運営する完璧なスタッフたち。
しかし今夜はなぜかゲストを殺害することに執着している。
全員がトランプ柄の描かれた没個性な白仮面をつけている。

■侯爵
セクシー・ブルテイルのオーナー。
恐れを知らぬギャンブラーであり、芸術家であり、投資家。
今夜はなぜか参加者に姿を見せることがない。

■黄金の仮面の男
屋敷の各所で見かける、黒幕らしき謎の人物。
0450The Sexy Brutale(セクシー・ブルテイル) 3/7垢版2018/06/06(水) 22:30:45.52ID:vjtTFExn0
■■ストーリー
■第1の事件

『行動開始よ、ご老体』

主人公(宣教師)は血まみれの女に起こされ、豪邸の一室で目を覚ます。
そこで彼はゲストの一人である時計職人が使用人に射殺される現場に遭遇する。
血まみれの女から「この世界は同じ1日をループしており、毎回惨劇が起こる」
「惨劇に介入して全員を救って欲しい」と依頼された主人公は、
ループする時間の中で使用人の凶器に細工し、時計職人を救助する。
時計職人の仮面から「時計と接触することでループを操作する」という能力を得て、
屋敷各地の時計を介してループの開始地点を乗り継いでいくことで新たな事件現場へと向かう。

■様々な事件
ループした時間軸の中で主人公は様々な事件に遭遇する。
とあるゲストは計算高い使用人の口車に乗って殺害され、
とあるゲストは館に住み着いた大蜘蛛に食い殺され、
とあるゲストは展示品に紛れたヴードゥーの悪魔に魅入られて自殺し、
とあるゲストは屋敷に仕掛けられた防犯トラップで死んでしまった。

主人公は一つ一つの事件を阻止し、救助した彼らの仮面から新たな能力を得ていく。
(なお時間がループしているので、既に救助したゲストも次の事件中はまた死亡する)
0451The Sexy Brutale(セクシー・ブルテイル) 4/7垢版2018/06/06(水) 22:32:41.63ID:vjtTFExn0
■黒幕との遭遇
屋敷を探索する最中、何度も黄金の仮面の男の後姿を目撃する。
ついに黄金の仮面の男が潜む時空の歪んだ地下牢にたどり着いた主人公は、
世界がループしている原因は黄金の仮面の男の企みであることを知る。
それは水槽に囚われた痩せこけた『王』を苦しめ続けるための拷問であった。

黄金の仮面の男は一日がループするたびに屋敷で惨劇を起こす。
『王』はゲストの凄惨な死を目にするたびに血の涙を流し、
ゲスト全員の死によって水槽いっぱいになった血の涙の力によって
さらにもう一度世界をループさせる・・・
黄金の仮面の男はこの拷問を既に数万回も繰り返しているという。
主人公は黄金の仮面の男の攻撃から逃げながら、引き続き惨劇をとめる方法を探る。

■侯爵夫人
さらに探索するうちに、庭園の片隅に建てられた、質素な装いの別宅を見つける。
そこではお腹が大きくなった侯爵夫人が休息を取っており、
もうすぐ生まれる新しい命と新生活に期待を寄せていた。
侯爵夫人は主人公へ「侯爵は主人公のことを誰よりも尊敬している」
「彼はいつか主人公のような人間になりたいと思っている」と告白する。
0452The Sexy Brutale(セクシー・ブルテイル) 5/7垢版2018/06/06(水) 22:33:32.45ID:vjtTFExn0
■最後の事件
主人公は黄金の仮面の男の痕跡を元に、最後の事件現場である時計塔にたどり着く。
時計塔には侯爵がおり、塔内にタイマー式の爆弾を仕掛けている最中だった。

侯爵は妻の妊娠を機に性格が丸くなり、平穏な生活を求めるようになった。
今の彼にとって大豪邸「セクシー・ブルテイル」は金食い虫でしかなかったのだ。
そこで侯爵は屋敷全体を賭けた保険金詐欺を思いつく。
『パーティーを開き、ゲスト全員が屋敷の外へ出て行く時間帯に屋敷を焼失させる。
著名な友人達と有能な使用人が侯爵のアリバイの証人となり、莫大な保険金が支払われる。
その保険金で侯爵は妻と慎ましく穏やかな第二の人生を送ることができる』・・・はずだった。
タイマーを誤り、予定よりも早く、まだゲスト全員がいる状態で火災を発生させてしまう侯爵。
屋敷中の爆弾へ誘爆する惨劇を見た侯爵は、燃え盛る炎で苦しみながら時計塔から身を投げた。

血まみれの女と黄金の仮面の男と共に事件の一部始終を静観した主人公は、
侯爵が爆弾を仕掛ける前に爆弾に細工をし、計画を阻止する。
救助後の侯爵は細工に気付くと同時に、己のタイマー設定ミスにも気がつく。
起こるかもしれなかった惨劇を想像し、自分の愚かさを思い知った侯爵は主人公に懺悔する。

そこで血まみれの女が仮面を外し・・・公爵夫人の顔で叫ぶ。
「そう!彼はそんなつもりじゃなかった!
 誰も傷つけるつもりなんて無かったのよ!」

それに呼応して黄金の仮面の男が叫ぶ。
「だが実行した!そして皆死んだ!
 “我々”に許される資格など無い!」

「もう“自分”を許してあげて」という血まみれの女の言葉に応えるように、
先ほどまで主人公に懺悔していた侯爵は仮面を外し、その素顔を露わにする。
次に黄金の仮面の男は仮面を外し、自分の正体が侯爵であると打ち明ける。
そして主人公が仮面を外すと・・・その素顔は年老いた侯爵であった。
さらに使用人たち全員も仮面を外し・・・その全てが侯爵の顔をしていた。
0453The Sexy Brutale(セクシー・ブルテイル) 6/7垢版2018/06/06(水) 22:34:22.26ID:vjtTFExn0
■本当の事件
これまで主人公が見てきたものは主人公自身も含めて全て、侯爵の妄想の産物だった。
本当はこの日、大豪邸「セクシーブルテイル」では一つの事件しか起こらなかった。
本当はこの日、ゲストは使用人に殺害されなかった。
本当はこの日、ゲストは大蜘蛛に食い殺されなかった。
本当はこの日、ゲストは悪魔の呪いでは死ななかった。
本当はこの日、ゲストは屋敷のトラップでは死ななかった。
彼らは全員、「侯爵が起した火災によって死亡した」のだった。

親しい友人達も、愛する妻も、もうすぐ生まれる新しい命も、
全て自分の軽はずみな賭けによって失われてしまった。
時計塔から身を投げたため皮肉にも瀕死で一命を取り留めた侯爵は
治療を受け、投獄され、刑期を終えた後も墓地に通い、
40年間にわたり終わらない妄想に囚われ続けた。

「『王』」「黄金の仮面の男」とは罪の意識と罰の意識が独立した人格であり、
罪と罰を繰り返した末に「犠牲者は自傷を望んでいない」と悟った許しの人格が「血まみれの女」だった。

主人公が老宣教師の役を演じていたのは、侯爵が老宣教師と出会って以来の癖となっていた
「もし(恩師にして親友であり、人生の目標である)老宣教師が自分の立場だったらどう解決するか?」
という空想が血まみれの女の人格と結びつき、救済の人格を生み出したから。
(侯爵は保険金詐欺の後ろめたさから、老宣教師をパーティーに呼んでいなかった)
0454The Sexy Brutale(セクシー・ブルテイル) 7/7垢版2018/06/06(水) 22:37:01.33ID:vjtTFExn0
■最後の選択
血まみれの女と黄金の仮面の男は主人公に選択を促す。

血女「償いが十分でないという気持ちも分かる。けど自分の人生を生きて!皆を解放してあげて!」
金男「時間を戻せ、パーティーを開け。皆ここにいるぞ!思い出を諦めなくてもいいんだ!」

主人公はループを操作する時計を手にし・・・血まみれの女の助言どおり、解放を選んだ。
『王』の仮面の力を得た主人公は分身し、これまで救ってきた屋敷の全ての事件を同時に解決する。
一つの周回内で全ての惨劇が回避されたことにより、ループの原動力である負の感情が溜まらなくなる。
そして視界がホワイトアウトし・・・

『私はいつだってあなたの中にいるわ。
 たまになら帰ってきてもいいけど、長居はしないでね。
 ここからは残された人生で新しい思い出を紡ぐの。
 ・・・行動開始よ、ご老体』

墓地で俯いている年老いた侯爵が、妄想から開放されて顔を上げるシーンが映る。

END

■■要約
ある富豪が妻の妊娠を機に豪遊生活から脱却するため、館に火を放つ。
しかし妻も友人も巻き込んだ大火災となり、富豪以外全員が死亡してしまう。
罪と罰の意識で分裂した人格によって、悲劇が繰り返される妄想に囚われるが、
最後は立ち止まるのではなく、妄想から開放されて前へ進んでいく。

■■アナザーEND
隠しENDとして「悪魔と取引して惨劇を回避し、舞踏会を開く」というものがあります。
しかし不自然に主人公を賞賛するゲスト達や、唯一無言で踊る侯爵夫人、
どれだけ時間が経っても終わらない舞踏会・・・と空虚感あふれる演出になっています。
終わりが訪れないため最後には結局、自分の手でその世界を終わらせることに・・・。

以上で投下完了です。
0456ゲーム好き名無しさん垢版2018/06/08(金) 23:12:43.18ID:InAkvp8n0
乙でした!
BGMと連動とか聞くと、実際にやってみたくなりますね。
0457ゲーム好き名無しさん垢版2018/06/10(日) 16:38:01.98ID:CKKR6UIC0
>>455
おっしゃるとおり設定画は生々しい画風ですが、ゲーム中には出てきません。
2頭身のキャラクターがコミカルな挙動で死亡するのでグロさは控えめですね。
>>456
操作に関係なく時間とBGMが進行し、事件に合わせて転調をしてくれるところが
プレイ中の雰囲気を出してくれて面白いゲームです。
0458ゲーム好き名無しさん垢版2018/06/11(月) 00:19:53.58ID:wjb5u3ci0
乙です。
気にはなってたけど
まさかそんな陰鬱なストーリーだったなんて…
HPに載ってた前日譚の主人公は普通に元オーナーだったのにな
0459クイズ迷探偵ネオ&ジオ クイズ大捜査線パート2垢版2018/06/19(火) 09:39:00.28ID:tdAvAYmV0
昔のネオジオのアーケードのクイズゲーム
『クイズ迷探偵ネオ&ジオ クイズ大捜査線パート2』行きます。
いつも通り適当で曖昧な上に、
ネットで調べると各シナリオに4つのエンディングがあるようですが
自分が実際にたどり着いたエンディングしか紹介できませんので
ご了承ください。

『二人の迷探偵』
(ネオ:マクドナルド)
主人公の一人。もう一人の主人公ジオと共に、
クイズで全てが解決する町『クイズシティー』で探偵業を営んでいる。
熱血な直情型。
家賃を何ヶ月も滞納する程、生活には困ってるようだ。

(ジオ:ケンタッキー)
もう一人の主人公。ネオと好対照な知的な優男だが
ゲームシステム上ではネオとの能力的な違いは一切無い。


『シナリオ1:時を越えた愛』
ネオとジオは年老いた博士に
「私が作ったタイムマシンで過去に戻り、
麗子との駆け落ちを成功させてくれ」
というとんでもない依頼を受け、タイムマシンで50年前へ。

過去へ戻ると、早速憲兵に見つかり、怪しまれてしまう。
「なんだお前たちは、変な機械をこんな所に置いておくなんて!」
「困ったなあ、クイズで勘弁してくださいよ」
「クイズか。まあいいだろう」
「クイズで解決できるとは、過去でもやはりクイズシティーなんだな」

そんなわけでクイズをクリアして憲兵をやり過ごしたネオとジオは
麗子の元へ向かう途中に立ちはだかる者たちをクイズで乗り越え、
とうとう麗子の元へたどり着き、連れ出す事に成功する。
だが、過去の博士の元へ向かう途中、加納という男が道を阻んでくる。
加納は、親が決めた麗子の婚約者で、麗子は加納を嫌っているようだ。
加納をクイズで撃退したがこのまま博士の元へ行くのは難しいと考え、
やり過ごすために一旦タイムマシンで1年後へ行く予定だったが、
間違って100年後へ行ってしまった。

100年後、つまり現代から50年後、町は立派な近未来都市となっていた。
そして早速、現地の警察に見つかり駐車違反で取り締まられそうになる。
「まったく、道の真ん中にこんな機械を置くなんて駐車違反よ!」
「困ったなあ、クイズで勘弁してくださいよ」
「クイズね、まあいいでしょう」
「クイズで解決できるとは、未来でもやはりクイズシティーなんだな」
0460クイズ迷探偵ネオ&ジオ クイズ大捜査線パート2垢版2018/06/19(火) 09:39:45.71ID:tdAvAYmV0
クイズを終えると、婦警さんは
「まあいいわ、これで見逃してあげる。今日は加納様の誕生日だものね」
と言って去っていった。
「ありがとうございまーす。…え、加納、だって?」

そのまま未来の町をさまよっていると、二人の老人が悪人に襲われているので
クイズで撃退すると、老人たちに一緒について来るように言われ、ついていく。
たどり着いた先は、50年後のネオとジオの探偵事務所のあるビルだ。
それも、周囲の近未来的ビルと違い、現代のままのレンガ造りでボロボロではないか。
中に入ると、二人の老人は未来のネオとジオ自身だと言う。
「君たちが100年前の過去に行った際に使ったタイムマシンを見て、
加納はタイムマシンという物を知り、作り上げて世界征服のために使ったのだ。
頼む、もう一度100年前に行き、加納を止めてくれ。
これがタイムマシンを修理するための部品だ。持って行ってくれ」

外に出ると加納の部下に襲われて捕まってしまったが。
クイズに答えて脱出し動力付きの未来のスケボーに乗って脱出し
タイムマシンを修理し再び100年前へ。

とうとう過去の博士の元にたどり着き、麗子と引き合わせた二人は
タイムマシンに乗ろうとするが、離れている間に加納に持ち去られてしまった。
加納の本拠地に向かい、加納をクイズで退ける事に成功したが、
なんと加納は戦艦に乗って出撃し、博士と麗子が乗る客船を沈めようとする。

「まずいぞ、あのままだと博士と麗子さんと他の客船の乗員が死ぬだけじゃない、
博士が死んだらタイムマシンも無かった事になり消滅し、俺たちは戻れなくなる!」
「そうだ、未来から持ってきたスケボーに爆弾を乗せて戦艦にぶつけようよ!」
「そのためには時間内にクイズに正解してロックオンしないとな、やるしかない!」

ロックオンに成功すると、爆弾を乗せたスケボーは戦艦に衝突し、戦艦は見事撃沈。
博士と麗子さんは無事に、客船に乗って新天地へと向かうのだった。
それを見届けたネオとジオは、タイムマシンで現代に戻った。

(エンディング1)
現代に戻ると博士と、年老いた麗子さんがお礼を言ってきた。
あの後、大変な事もあったかもしれないが、幸せにすごしているようだ。

(エンディング2)
現代に戻ると、博士は困ったような顔をしていた。
そしてなぜか白衣の上にエプロンをつけて、フライパンを持っている。
「あなた、ごはんはまだなの!」と年老いた麗子さんの怒鳴り声が聞こえる。
「実は私は麗子に頭があがらないんだ…なあ、君たちに再び依頼をしたい。
タイムマシンで過去に行き、私たちの駆け落ちを失敗させてきてくれ!」
「「ええ〜!」」
0461クイズ迷探偵ネオ&ジオ クイズ大捜査線パート2垢版2018/06/19(火) 09:40:07.62ID:tdAvAYmV0
『シナリオ2:宇宙からの依頼人』
金髪の美女からの依頼は、なんと宇宙人退治。
彼女も遠い宇宙からきた宇宙人で、人に取り付く宇宙人を追ってきたとのこと。

半信半疑だったが、彼女の持つレーダーを頼りに怪しい相手にクイズ勝負に勝つと
相手の口から変な虫が出てきて、消滅した。

本腰を入れて次々と宇宙人を倒していき、本拠地を発見し進んでいくと、
途中でネオが宇宙人に憑依されるというアクシデントが発生し、
依頼人とジオの二人でネオをクイズで負かして開放した。

そして最後に宇宙人の親玉と対決するのだが、その際に依頼人を捕らえられてしまう。
「地球人ども、クイズで勝負だ。ただしお手つきは3回まで。
4回目のミスをする前に8問正解してみろ!」
見事親玉を倒し、地球の平和を取り戻したネオとジオ。そして…

(エンディング1)
戦いに疲れて倒れたネオとジオが目を覚ますと、宇宙船の中だった。依頼人は
「宇宙を助けてくれた英雄たちに私の星へ来て欲しいのです。」
という。慌てて降ろしてくれと言う二人だったが、既に宇宙を航海している最中。
二人が悲鳴を上げる中、宇宙船は宇宙を突き進んでいくのだった。

(エンディング2)
ネオとジオは骨折とかしてボロボロになりつつも、依頼人を見送った。
「二人とも、本当にありがとう」
そう言い残し、依頼人は宇宙船に乗り、空へと飛んでいった。
その光景を、少しの寂しさを感じつつ眺める二人だったが、
ふとネオはある事に気づき、ジオに聞いた。
「なあジオ、依頼料もらったか?」
「え、ネオが受け取ったんじゃないの?」
「…」
「…」
「「おーい、依頼料ー!」」
そんな二人の叫びも、遥か彼方へ飛び去った宇宙船に届くはずもなかった。


以上です。登場人物の大多数が有名人のそっくりさんな事、
格闘ゲームで有名なネオジオでは珍しいクイズゲームな事もあり、
それなりに注目を集めたゲームです。
お付き合いいただき、ありがとうございました。
0463ゲーム好き名無しさん垢版2018/06/22(金) 19:59:19.78ID:h69HIrVG0
PSPの「うみねこのなく頃にPortable 2」
PS4の「リプキス」
PS Vitaの「神頼みしすぎて俺の未来がヤバい。」
Xbox360の「俺の嫁〜あなただけの花嫁〜」
をお願いします
0465ファイナルファイトタフ 1/2垢版2018/06/29(金) 15:00:35.47ID:HRkMyMTU0
マッドギア壊滅後、メトロシティは一見平和に見えた。
マッドギア規模の組織が無くなったのは事実だが、悪党どもを統率する存在が無くなり次第に街が乱れ始めていたのも事実だった。
その中でも最近になり急速に力をつけてきたマッドギアの元下部組織スカルクロスの存在は、再び市民を不安と恐怖に陥れようとしていた。
そんな折、メトロシティの市長を続けていたハガーのもとに長年の修行から帰ったガイからの連絡があった。

「久しぶりだなガイ。どうだった修行の方は?」
「ええ、学ぶところは大いにありました」
「特殊犯罪課のルシアです!市長、警察が襲われています!謎の集団が警察と留置場を襲い犯罪者を逃がしているそうです!」
「ムムム、すぐにむかうぞ!」
「承知!」
「まちなよ市長さん。この俺にヤツらのところまで案内させる気はないかい?」
謎の男ディーンを加え、ハガー・ルシア・ガイの四名は留置場へと急行した。

(ステージ1の留置場で悪徳警官デイブを倒しクリア)

この事件にはスカルクロスが関与していた事が明らかになった。
今回は囚われていた幹部の救出が目的だったのだ。
そしてデイブを倒した後、ディーンはゆっくりと語り始めた。
「俺の名はディーン。これでも少しは名を売ったファイターだった。だが俺を仲間に引き入れようとした奴らの誘いを蹴った時、
スカルクロスの連中は俺の家族の命までも……この借りは返す……俺はそのためだけに今日まで生きてきたんだ。
だから頼む!俺も最期まで戦わせてくれ!」

(ステージ4が船か廃車場に分岐。船に進むと以下が挿入される)

船の中から、大量の武器と書類が発見された。
その書類にはスカルクロスが武器の密造密輸に関わっていたこと、
そしてその資金援助を行い指示していたのが武器商人のシムズ社である事が書かれていた。

(ステージ6の本社ビルで首領ブラックを倒しクリア)

「ふう、一件落着だな」
「でも街は傷だらけになってしまったわね」
「ああ、後は全て市長どのにお任せするしかあるまい」
「うむ、わかっとるわい」
「ところで……ディーンはこれから……」
「俺の戦いは終わった……大きな借りができてしまったな」
「ディーン……達者でな!」
「……ああ……」
「行ってしまったか……」
「大丈夫ですよ。過去は終わり、これからは未来を生きるんですから……」


以上です
廃車場√の方を通るとディーンは『俺の戦いはまだ終わってない気がする。これは俺一人の問題だ。一人で行かせてくれ』と言って同じように去っていきます
0467ゲーム好き名無しさん垢版2018/06/29(金) 20:35:05.40ID:/KMEy5sN0
乙。
1/2って書いてるのに1レスで終わったからそういうタイトルなのか?と一瞬思った。
0469ゲーム好き名無しさん垢版2018/07/10(火) 11:36:09.33ID:CogfMLxy0
とても簡単な在宅ワーク儲かる方法
念のためにのせておきます
検索してみよう『立木のボボトイテテレ』

M7D
0470ゲーム好き名無しさん垢版2018/07/11(水) 20:51:59.57ID:fBlNFv4R0
PS Vitaの「果つることなき未来ヨリ」
PS4の「見鏡澄香の制服活動」
PSPの「黄昏のシンセミア PORTABLE」
PS2の「すくぅ〜る・らぶっ! 〜恋と希望のメトロノーム〜」
をお願いします
0472Papers,Please(ペーパーズ、プリーズ)垢版2018/07/18(水) 22:57:01.32ID:sGyflw280
数々の賞を取ったり2018年に実写映画が作られたりした
架空の国の入国管理官として働く大ヒットインディーズゲーム
『Papers,Please(ペーパーズ、プリーズ)』行きます。
私がプレイしたのはsteamで購入したPC版です。
いつも通り端折ったりいい加減な部分もありますがご容赦を。
ちなみにペーパーズプリーズの意味は、入国希望者に最初に言う
「書類を渡してください」という意味です。

『登場人物』
(主人公)
家族を自分の賃金のみで養う苦労人。
国境検問所に勤める入国管理間として働くようになった。
ゲーム中名前を入力する事も、名前で呼ばれる事もない。
冷徹なまでに厳格な仕事をするか、時には人情を見せるか、
国に尽くすか、国を裏切るか、全てはプレイヤー次第。

(母・妻・娘・叔父・姪)
主人公の家族たち。主人公は大事に思っているとは思うが
正直言ってゲームシステム上で何かの役に立つことはほぼ無い上に
彼らのために食費等がかかるのでお荷物でしかない。
そのため、とあるゲーム紹介記事の中で
「適度に家族を殺して維持費を減らそう」と書かれる始末。
とはいえ、自分以外の家族が全滅すると
「仕事は養う家族がいる者に優先的に与えられるので君はクビだ」
という事でバッドエンドになるので、ある意味欠かせない。

(ジョルジ)
憎めない奇妙なおじさん。始めて入国してきた際には
「アルストツカは最高の国だ、だからパスポート必要ないだろ?」
とか言うので問答無用で追い返したのだが、
その後なんと作りのパスポートで入国しようとしてきたり
ようやく必要書類を揃えてきたかと思ったら
薬物を密輸しようとしていたので捕まえると
数日後にまた何事も無かったかのように入国しようとしたりとする。

『本編』
西暦1982年のある日。共産主義国家アルストツカに住んでいた主人公は、
こんな手紙を受け取った。
「おめでとう、君は勤労抽選に当選した。
速やかに、グレスティンにある国境検問所に向かうように。
君たち一家にはグレスティン8等級の住居が割り当てられる。
アルストツカに栄光あれ!」
勝手に仕事を決められるという共産主義ならではのシステムにより、
いきなり入国管理官という難しそうな仕事をすることになった主人公は
一家で引っ越した。
0473Papers,Please(ペーパーズ、プリーズ)垢版2018/07/18(水) 22:57:48.74ID:sGyflw280
入国管理官という仕事は特殊な知識や技術は必要ないらしく
いきなり初日から入国希望者を審査する事になる。
ちなみに給料は共産主義には珍しく歩合制。
一人を正確に入国許可もしくは拒否する度に5クレジットの給料が入る。
そんな入国管理官の仕事は、1日目だけは
『今日の所はアルストツカ人だけを入国させるように。
入国しようとする人がアルストツカのパスポートを渡してきたなら
緑の入国許可スタンプを渡して返し、
それ以外の国のパスポートなら赤い入国拒否スタンプを押して返すように』
という子供のお手伝いレベルだった。
だが2日目になると
『今日から外国人でも入国できるようになった。
今日からはパスポートに問題が無いか確認すること』
という内容になり、調べる事が一気に増す。
・性別や顔写真が目の前に居る本人と食い違ってないか
・パスポートに書かれた発行都市が、本当にその国にある発行都市なのか
・パスポートの有効期限は切れていないか
これら全てに問題無ければ入国許可、少しでも問題あれば入国拒否する。
そして4日目になると
『今日からアルストツカ人はIDカードが、
外国人は入国許可証が必要になるので、全て確認すること』
となる。こうなると、以前までの項目に加え、
・パスポートとIDカード又は入国許可証の両方に書いてある
同一の項目(名前・ID番号・誕生日)が同一かどうか
・外国人に直接尋ねた滞在目的・滞在期間と
入国許可証に書かれているそれらと矛盾してないか
まで調べる必要が出てくる。
それ以降も日を追う毎に
『外国から働きに来た労働者は労働許可証が必要となる。』
『テロや密輸を防ぐため、書類の体重の項目より
体重が増えている者はX線検査せよ、
それと今日から外交官は専用の書類が必要なので調査せよ』
『書類に押されるハンコの偽者が出回ったので
偽者のハンコを見破るために手帳にある正式なハンコと見比べよ』
『今日から外国人は身分証明補足書も必要となる』
『日報に指名手配犯の写真が掲載されるので、
入国希望者の中に指名手配犯がいないか注意せよ』
『麻酔銃を支給するので、テロリストが襲撃してきたら撃て』
『理由を言われず入国拒否される事へのクレームが多いので、
今日から書類の不審点を発見したら本人に直接尋ねること。
また、入国拒否する際には入国拒否理由のスタンプも押すように』
『亡命希望者は専用の書類を持っているのでそれも調査せよ』
『伝染病を防ぐため、今日から入国には
ワクチン摂取証明書が必須となる。
3年以内にポリオワクチンが摂取されているか確認せよ』
『今日から外国人は入国証明証と身分証明補足書の代わりに
入境許可証という新しい書類が必要になった』
と、条件がどんどん増えていくのだ。
0474Papers,Please(ペーパーズ、プリーズ)垢版2018/07/18(水) 22:58:23.68ID:sGyflw280
しかもこれだけ仕事が難しくなっても、
給料は以前と同じ『正確に一人処理する毎に5クレジット』
で変わらない。このままでは家賃・食費・暖房費が払えず
自分や家族が空腹や寒気による病気で倒れてしまう。
そのためにも、主人公は給料以外でお金を稼ぐ必要があった。

例えば、入国希望者の「頼む、お金あげるから許可して!」
とか、入国してきた会社の社長の
「もしエンジニアが入国してきたらこの名刺を渡して下さい。
これを見て電話をかけてきた人の数に応じて報酬を支払います」
というお願いを聞いたり。

それ以外にも、仕事仲間の警備員からこんな話を持ちかけられる。
「なあ、実は俺たち警備員はお前が犯罪者を2人捕まえる度に
5クレジットのボーナスが入るんだ。
だから、ただの書類の不備とかじゃない
偽造書類を渡してきたり密輸をしようとする犯罪者を見つけたら
面倒くさがって入国拒否で帰したりせず捕まえてくれよ。
そうしたらボーナスの半分を渡すからさ」
実際には「すまない、妻がインフルエンザで金が必要なんだ」
とか言って約束より少ない金額しか渡してくれないが
本来渡す必要の無い金を少しでもくれるだけでもありがたい。

そして、問題は金銭面だけではない。
主人公が勤める国境検問所は
アルストツカが数年前に戦争でコレチアという国から奪った領土に
建てられたもので、コレチアにとって因縁がある場所なのだ。
そのため、たった1ヶ月の間に何度もテロリストに狙われる。
主人公はそれに対応するために前述の麻酔銃で応戦したり
時には爆弾を解体する事もあった。

テロリストの脅威がアルストツカ全体に広まり
アルストツカ国民にも疑いの目を向けた政府は
『アルストツカ人が入国しようとしてきたら
許可・拒否に関わらずパスポートを没収するように。
一切の例外は無い』
と命令してきた。主人公は日々の生活のため仕方なく従い
何人ものパスポートを没収し、
その日の仕事を終えて自宅に帰ると
自分自身と家族のパスポートを没収されてしまった。
そう、パスポートの没収に一切の例外は無いのだ

そして翌日、テロリストを調査する秘密捜査官が来た。
「近いうち、入国管理官をテロリスト調査する事になった。
君は私が調査しよう。何、恐れる事は無い」
数日後の調査を知った主人公の行動は…
0475Papers,Please(ペーパーズ、プリーズ)垢版2018/07/18(水) 22:58:41.76ID:sGyflw280
(亡命エンド)
それを聞いた主人公は不安になった。
テロリストの手助けをしてしまったかも知れないし、、
まったくの無実でも、疑わしいだけで捕まるかも知れない。
しかし国を出ようにも、パスポートは没収されている。

そう悩みながら仕事をしていると、
ジョルジという見知ったおじさんがこんな事を言ってきた。
「アルストツカ、最近おかしいな。
なあ、オブリスタンという国に来ないか?
寒いけどいい国だよ。ほら、これ見ろよ」
と言って見せてきたのは、なんと書類偽造業者のチラシ。
なんでも、誰の物でもいいから
本物のオブリスタンのパスポートを持ってくれば
依頼者のパスポートとして書き換え
その他の書類も準備してくれるとの事だ。
そしてジョルジは、なんと自分のパスポートを渡してきた。
「このオブリスタンのパスポート、お前にやるよ。
俺は大丈夫だ、今までどおりなんとでもなる。
家族も一緒に亡命するならもっと必要だろうけど、
お前ならなんとかできるだろう。じゃあな」
そう言ってジョルジは去っていった。

さて、オブリスタンのパスポートをもっと手に入れるには
どうしたらいいのだろうか。
…入国してくるオブリスタン人から没収すればいいのだ。
もちろん、そんな事が仕事上認められるはずはないが
勝手にパスポートを没収しても、その罰則はごく軽い。

こうして家族全員分のパスポートと
書類偽造業者へ支払う代金を得た主人公は家族と共に
朝早くに町を抜け出し、国境付近にある業者の元へ向かう。
そして偽造してもらった書類は、酷い出来だがもう後には引けない。
主人公たちは国境へ向かい、オブリスタンの入国審査を受けた。
入国審査官は全員の書類に入国許可のスタンプを押すと
「オブリスタンへようこそ!」
と言って通してくれた。亡命に成功したのだ。

ところで、偽造されたオブリスタンのパスポートを使って
オブリスタンに入国したわけであって、
つまりは書類を信じるのならば自国に戻ってきた事になる。
しかし彼は、まるで外国人が訪れた時のような声をかけてきた。
つまり、偽造されたものと知った上で通してくれたのだろうか?
ともかく、安堵した主人公はこう叫んだ。
「オブリスタン万歳!」
0476Papers,Please(ペーパーズ、プリーズ)垢版2018/07/18(水) 22:59:26.20ID:sGyflw280
(革命エンド)
それを聞いた主人公は強烈な危機感を覚えた。
何しろ主人公は、本当に反政府組織に協力していたのだ。
反政府組織『エジック』は、腐敗したエルストツカを倒し
新しい国を作るために戦っている。
そのエジックから手紙を受け取った主人公は、
ある時は暗号を解読して出てきた名前の人物を無条件で入国させ、
ある時はエジック構成員を暗殺しようとする殺し屋を
パスポートに毒の粉末をつけて毒殺し、
ある時はコレチアとの会合を妨害するべく
会合に来た外交官のパスポートを没収し
外交官に成りすまそうと整形手術を受けた人に渡したりと、
革命のために協力していたのだ。

亡命エンドと同様にジョルジから偽造業者の話を聞いて
オブリスタン人のパスポートを没収していたのだが、
テロリスト調査の前日に
エジック工作員がこんな手紙を渡してきた。
『今日、国境の壁は破壊される。君は安全だ。発砲は控えよ』
これを読んだ主人公はとりあえず仕事をしていると、
いきなりテロリストが突っ込んできて警備員を全滅させ
その中の一人が爆弾を仕掛け、壁を爆破した。
それを見た入国希望者たちは壁の穴に殺到した…
こうなったらもうテロリスト調査どころではないだろう。
主人公は助かったのだ。後日エジックからこんな手紙を受け取る。

『素晴らしい日だ!国境が爆破されて以来
アルストツカの勢力は衰え、エジックはさらに勢いを増した。
さて、君たち一家には今よりも良い待遇を用意してある。
我々には入国管理官ではなく革命のためのエージェントが必要だ。
さあ、我々と共に革命を成功させようではないか!
新アルストツカに栄光あれ!』
0477Papers,Please(ペーパーズ、プリーズ)垢版2018/07/18(水) 22:59:55.51ID:sGyflw280
(忠実エンド)
それを聞いた主人公は、おとなしく調査を受けることにした。
反政府組織なんかに協力していないから
調べてもらえば無実が証明されると信じたのだ。
革命エンド同様にエジックが壁を爆破しようとするのを
主人公は麻酔銃で狙撃して防いだ。
そしてテロリスト調査当日。
調査の様子は描写されないが、
多分色んな話を聞かれて答えたりしたのだろう。
そして調査の最後に、秘密捜査官は言った。
「君の過去20年も含めて色々調べてみた結果
いくつかおかしい所もあったが、問題ないという結論に至った。
君は国家のために尽くしてくれたし、細かい罪は見逃そう。
そうそう、コレチアとの話し合いも上手くまとまったようで、
近いうちにアルストツカは元に戻るようだ。
そうしたら、また入国管理官として働いてくれたまえ。
アルストツカに栄光あれ!」

以上です。レトロなグラフィックに
入国管理官という特別な仕事を題材としたこのゲームは
オンリーワン的な魅力があります。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
0478ゲーム好き名無しさん垢版2018/07/19(木) 06:37:03.45ID:dmhF31FI0
乙。ド素人呼んでどんどんやる事増やすって、
この人事決めた奴絶対他国のスパイとかだろ。
0481ラジアントヒストリアパーフェクトクロノロジー垢版2018/08/09(木) 09:19:01.35ID:1J24i4Oj0
ラジアントヒストリアパーフェクトクロノロジー(3DS版)
wiki掲載済のDS版からの追加分について書きます。
説明の都合上DS版にも言及します。

・3DS版の追加分について
最序盤の選択で正伝(情報部所属ルート)、異伝(正規軍ルート)に分岐する。
主人公ストックが、キーアイテム「白示録」の力により、この並行世界である正伝-異伝間および時間を移動しながら、随所の選択肢に仕込まれた世界の滅亡(完全な砂漠化)を回避しつつエンディングへと進める話。
3DS版では正伝、異伝に加えて「亜伝」が追加され、亜伝の進行によってDS版真エンドの直前から分岐して完全版ENDに向かうシナリオへ進む。

・亜伝について
亜伝はミッションを引き受けると正伝異伝とも異なる可能性世界の一場面に飛ばされる。各場面をクリアすると入手できる「アーティファクト」を集めるのが目的。
可能性世界は正伝異伝とはまた別のパラレルワールド。例えば正伝異伝で通して悪役だった敵の重臣が善玉になっており、共闘する場面が描かれる。
亜伝のミッション(後述)毎に違う可能性世界に飛ぶので、ミッション毎にシチュエーションの繋がりはない(はず)。

亜伝は複数のミッション形式(RPGでよくある、ギルド等で仕事を選んで引き受けるような形式)で、完全版エンドへ進むためのフラグのほか、正伝異伝が少しだけ変化する(基本的に悪玉キャラの改心・救済)。
例:正伝では、敵の重臣は権力に固執し、最終的にラスボスのハイスに利用されてあっさり死ぬ
→亜伝の例で書いた、この重臣が善玉で味方側になっている亜伝をクリアする
→正伝が変化し、重臣は最後に国家への忠誠心を取り戻し、王女エルーカを守るべくハイスに立ち向かって死ぬ展開に

・亜伝ストーリー
正伝の途中、ストックは歴史学者ネメシアと出会う。ネメシアはストックが古代の魔導具(白示録)を持っていることを感づいて頼みごとをしようとする。ストックは最初は白を切るも、最終的にネメシアの頼みに応じることになる。
ネメシアの頼みとは、様々な可能性世界に行ける力をもつ船・デュナミス号をつかい、可能性世界に散らばるアーティファクトを集めること。それな大陸の砂漠化を止めることに繋がると言う。
0482ラジアントヒストリアパーフェクトクロノロジー垢版2018/08/09(木) 09:25:17.95ID:1J24i4Oj0
ストックは正伝異伝に並行して亜伝でアーティファクトを集める。
亜伝の進行により、ストックは下記の事実を知る。
砂漠化の原因は、滅びた帝国の魔導実験で産まれた時の怪物による際限なきマナの吸収であること、
魔導実験とは、帝国の魔導学者が皇女と恋仲になったことに皇帝が激怒し、魔導学者に施した非道な人体実験であったこと、
時の怪物は辛くも超常空間「時の牢獄」に封印されたものの、マナの吸収は防げないこと、
ニエを犠牲とする操魔の儀式とは、一時的に時の怪物によるマナの吸収を抑えるものであること、
時の怪物を完全に倒すには白示録、黒示録、赤示録の3つの魔導書が必要であること、
アーティファクトは壊れた赤示録のパーツであり、赤示録の復元のために集めていたこと。

ストックは、真エンド直前のハイスがストックの代わりにニエとなろうとしていた時間に移動し、黒示録の使い手として時の怪物との戦いに協力するよう頼む。
ハイスはこれを引き受ける。(ハイスは「ニエの犠牲を繰り返してただ延命するだけの大陸」とニエの運命に絶望して世界滅亡を望んだので、砂漠化の根本原因を取り除くのは望むところ)
次に、仲間やネメシアとともにアーティファクトを使って赤示録を復元する。
こうして3つの魔導書が揃い、いよいよ時の怪物との戦いに臨む。
ここで、さらにネメシアが過去から未来に飛ばされた皇女本人であり、世界を救うというよりも恋人の魔導学者を解放してあげたいことが真の目的だったことが知らされる。

戦いの末、ストック達は時の怪物を撃破する。時の牢獄の空間は崩れだし、ネメシアがストック達を元の世界に帰す。
このとき、ネメシアは恋人の遺体とともに時の牢獄に残ることを選ぶ。

時の怪物を倒したことで大陸の砂漠化は止まり、ニエを犠牲にすることもなくなった。
ストックはグランオルグ女王エルーカやアリステル首相ラウルに協力しつつも、何れの国で役に就くでもなく共に戦ったレイニーと共に暮らす。ハイスは気ままな時の旅人となる。仲間たちもそれぞれの役目、それぞれの人生を過ごす。
最後に、仲間達が揃い、既に砂漠化した地域の緑化実験が行われめ大地の復興が始まったことが描かれる。

ここで条件を満たしている(赤示録の完全な修復)とエンディング追加。
何もない時の牢獄の最果てで恋人の遺体とともに永遠を過ごそうとするネメシアの元にストックが現れる。
ストックは赤示録修復時に入手したアイテムを使い、二人を時の牢獄から助け出す。
また、魔導学者が蘇生したらしい描写もある。

「ハイスの犠牲でストックが助かり、一見大団円だけど砂漠化は先延ばしただけで何れまたニエが必要」な真ENDに対し、
「砂漠化の原因が解消され、ハイスも世界もみんな救われて良かったね」が完全版END。

また、クリア後2週目以降だと完全版エンディング後にエクストラダンジョンに飛び、隠しボスの白示録、黒示録、赤示録との戦闘、およびこれらが合体したエピログスとの戦闘がある。
隠しボスとストックの会話を要約すると以下。
隠しボス「ここまでよくやった。『歴史の担い手』になるか?」
ストック「なる」
隠しボス「なら戦え」
0486ゲーム好き名無しさん垢版2018/08/20(月) 11:50:32.27ID:BfvUnSZ10
ここでシナリオかいてくれてる人ってめちゃくちゃ長文で書くよね。大したもんだ。
0487ゲーム好き名無しさん垢版2018/08/20(月) 12:00:28.62ID:qUYRCU7g0
みんな基本的に好きなゲームだからこそ書いていますからね。
どうしても伝えたい見所がたくさんあって長くなってしまう。
なるべくサブシナリオを省いたり平易に要約するよう努めてますが、それでも結構なボリュームになりますね。
0489ゲーム好き名無しさん垢版2018/08/23(木) 22:18:57.75ID:ELf91Ges0
PCゲームの「結城友奈は勇者であるA」をお願いします
結城友奈は勇者である-勇者の章-Blu-rayに付属している作品です
0492ゲーム好き名無しさん垢版2018/08/26(日) 20:20:34.78ID:T5ARtY0/0
>>491

未解決一覧にはあるのはTVA版1期のBluray/DVDに付属している別作品です
リクエストしたのは2期Blu-rayに付属している方の作品です
内容も違います
0494ゲーム好き名無しさん垢版2018/09/06(木) 17:17:57.75ID:C1li2X100
PS4、3DS「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」
よろしくお願いします。
0496ゲーム好き名無しさん垢版2018/09/07(金) 17:49:15.01ID:dO/CeSoU0
未解決の中で書ける奴は一杯あるし書きたいんだけどゲームやってる時間が短いわ
いずれは書いて投稿する
0498ドラクエ11垢版2018/09/07(金) 21:22:32.18ID:Ra/QoXpL0
世界の中心の空に浮かぶ「命の大樹」の恵みにより繁栄する世界があった。その名は「ロトゼタシア」。

とある城の一室、各国の王たちが集まり、何やら会議をしていた。
その国の王に生まれた子供に「勇者」である事を示すアザがあったのだ。

その日、城は魔物たちに襲われ、勇者は母親に抱かれながら逃げ続けていた。
母親は自ら囮となり、一緒に連れていた少女に赤ん坊を預け、飛び出していった。
少女は赤ん坊と共に逃げるが、魔物に見つかり、川へ転落してしまい、離れ離れになってしまった。
川の下流、一人の老人が流れてきた赤ん坊を抱きあげた……。

16年後。
イシの村と呼ばれる山間の小さな村で勇者はすくすくと育ち、今日は彼と幼馴染の少女エマの成人の儀式が行われる事となっていた。
神の岩と呼ばれる巨大な岩に開いた洞窟を登り、山頂へ行くという儀式に挑む二人。
ところが、それまで姿を見せた事のない魔物たちが現れるようになっていた。
悪戯で入り込んだ村の少年マノロが魔物に襲われているのを発見した二人はマノロを救い、ようやく頂上へ辿り着いた。
雄大な景色に見とれる二人だったが、突然ヘルコンドルに襲われ、エマが転落しそうになる。
もうダメかと思ったその時、勇者の手の甲にあるアザが輝き、一条の落雷がヘルコンドルを討ち、事なきを得た。

村へと戻り、体験を皆に話すと、勇者の義母ペルラから、今は亡き祖父テオの遺言が伝えられる。
自分が勇者である事、旅に出ねばならない事……勇者はそれを受け入れ、北にあるデルカダールの都で王に謁見するため旅立つのだった。

デルカダールへ辿り着いた勇者は王に謁見するが、王は勇者を「悪魔の子」と呼び、地下牢へ幽閉してしまう。
牢獄の中で盗賊の青年カミュと知り合い、自分が勇者だと名乗ると、カミュは共に脱出する事を提案。二人は牢獄を脱出する。

デルカダールを脱出する際に崖から飛び降りた二人は、デルカダール近くの教会で目を覚ました。
カミュによれば、とある預言者から勇者と共に旅をする事で彼の望みが叶うと言われたらしく、二人で旅立つ事になる。
その前に、カミュがデルカダールから盗み出し、貧民街に隠した国宝レッドオーブを取りに行きたいと言い、共にデルカダールへ戻る。
ところが、カミュが隠した場所からレッドオーブはなくなっていた。カミュはこれは以前、一緒に仕事をしたデクの仕業ではないかと推測する。
城下町へ出て大きな屋敷を手に入れたデクと話をすると、レッドオーブを発見したと言って献上し、その報奨金で商人として成功する傍ら、カミュを脱出させるために兵士たちに賄賂を贈っていたのだという。
カミュは裏切りを疑った事を謝罪。デクからレッドオーブはデルカダール神殿に奉納されたという情報を聞き、一度イシの村へ戻ってから神殿へ行く事になる。
0499ドラクエ11垢版2018/09/07(金) 21:23:37.94ID:Ra/QoXpL0
正門が封じられていた事から貧民街を抜け、ナプガーナ密林を経由してイシの村へ戻った二人。
しかし、そこにあったのはまだ勇者たちが幼い頃、何年も昔の村の光景だった。
そこでテオと再会した勇者。テオは一目で勇者の正体を見抜き、勇者は事の顛末を話して聞かせる。
テオはデルカダール王には何かがあった事を察知し、同時に「人を恨んではいけない」と諭し、重要な物をイシの大滝の三角岩に隠したから探せと言う。
テオとの話が終わると、村は全ての建物が焼かれた悲惨な光景へと姿を変えた。デルカダールの兵たちによって焼かれたのである。

勇者はテオの言葉通り、イシの大滝でまほうの玉とテオ、そして本当の母からの手紙を発見する。
二人は予定通りデルカダール神殿に立ち寄り、レッドオーブを回収。神殿から出るとデルカダールの将軍グレイグに発見され、まほうの玉を使って旅立ちのほこらへ逃げ込む。
ほこらの中の旅の扉を通り、グレイグを撒いた二人は、デルカダール領の南、ホムスビ山地へ辿り着く。

温泉で有名なホムラの里へ辿り着いた二人は、酒場で人を探している少女と出くわす。少女の名はセーニャ。姉を探しているという。
主人公が勇者である事を知ると、自分たちは勇者を導くために遣わされたと言い、彼女の姉ベロニカ探しを手伝う事になる。
村の中を探していると、父親がいなくなったという少女ルコと出会い、どうやらベロニカと一緒に攫われたらしい事が分かる。
一行はルコの父ルパスとベロニカを助けるため、荒野の地下迷宮でデンダ一味を倒し、無事、ルパスとベロニカを助け出す事に成功する。
しかし、ベロニカはデンダに魔力と共に年齢を奪われてしまい、子供の姿になってしまっていたのだった。

ベロニカ、セーニャを加えた一行は命の大樹を目指す事になり、そのための鍵となる「虹色の枝」を手に入れるため、サマディー王国へ辿り着く。
この国では現在、ウマレースというイベントが開かれており、サマディー王子ファーリスも出場するという。
一行は偶然ファーリスと出会うが、ファーリスは背格好の似ている勇者に身代わりでレースに出て欲しいと言い出す(王子は顔を隠す鎧を着るので気付かれない)。
市民たちからは立派な王子として慕われているファーリスだったが、その実情は父親や人々の期待に応えるためにウソを塗り重ねていたのだった。
虹色の枝を渡す事を条件にファーリスの身代わりとなった勇者だったが、レース後ファーリスと一緒にいるところを旅芸人の男シルビアに見られてしまう。

レースがひと段落したのも束の間、サマディーの北にある砂漠でデスコピオンという魔物が暴れ出したという知らせが入り、ファーリスはデスコピオン退治の任を命じられる。
再び虹色の枝を条件に一向にデスコピオン退治を手伝わせるファーリス。シルビアも同行し、なんとかデスコピオンを倒す事に成功する。
ファーリスは自らの功績を示すため、デスコピオンをサマディーへ持ち帰るが、デスコピオンが目を覚まし、ファーリスは醜態を晒してしまう。
しかし、シルビアの叱咤により立ち上がったファーリスは敢然と立ち向かい、シルビアの助けを借りてデスコピオンは今度こそ倒されたのだった。
サマディー王はファーリスに重責をかけていた事を反省。ファーリスも期待に応えられるよう、努力する事を誓う。
ファーリスは約束通り虹色の枝を渡そうとするが、財政難に困ったサマディー王が旅の商人に売り渡してしまっていたのだった。ファーリスは土下座で謝罪した。
0500ドラクエ11垢版2018/09/07(金) 21:24:29.14ID:Ra/QoXpL0
シルビアを加え、商人を追ってダーハルーネの町に辿り着いた一行。
シルビアの所有する船で商人を追おうとするが、海の男コンテストとやらでドックは閉鎖中。
コンテスト終了まで時間を潰すことになった一行だったが、ベロニカが杖を盗まれてしまう。
ベロニカの杖を盗んだラッドを捕まえると、どうやら彼の友達で町長の息子ヤヒムが声を出せなくなってしまい、その治療のために盗んだのだという。
セーニャは声を取り戻すためには「さえずりの蜜」を作る必要があるという。一行は蜜の材料となる清らかな水を求めて霊水の洞くつへと向かった。

無事、さえずりの蜜を作った一行が町へ戻ると、勇者たちを追ってきたデルカダールの将軍ホメロスによって町は封鎖されていた。
しかもカミュを人質に取られてしまう。一行はカミュを助け、シルビアの船で町を後にするのだった。

船でバンデルフォン地方へ辿り着いた一行は、そこからユグノア地方を経由して巨大な建物の中に作られたグロッタの町へ辿り着く。
この町の名物「仮面武闘会」の景品として虹色の枝が出されている事を知った一行は武闘会に参加する事となる。
勇者、カミュ、シルビアが選手となり、くじで決められたパートナーと共に出場。一方、強引にパートナーを決めてしまった謎の老人ロウと彼のパートナーマルティナと出会う。
運良く前年度の優勝者ハンフリーとパートナーとなった勇者は、ロウ・マルティナペアを破って優勝するが、ハンフリーが倒れてしまい、表彰式は後日となってしまう。

ハンフリーを彼の家である教会兼孤児院へ預けた一行だったが、武闘会に参加した闘士たちが行方不明になるという事件が発生。
ハンフリーにも危険が迫っていると考えた一行は教会へ向かうが、そこには地下遺跡への通路が開いていた。
遺跡の奥には巨大な魔物アラクラトロが鎮座していた。ヤツによれば、実はハンフリーは教会を維持するため武闘会へ出場しているが、優勝するほどの実力はなかった。
そこで魔物が闘士たちから絞り出したエキスを使ったドーピングを行う事で優勝していたという。アラクラトロの取引に応じ、ヤツの手先となっていたのだ。
ところが、そのエキスは人間が飲むと身体がボロボロになるシロモノだった。アラクラトロは勇者たちによって倒され、ハンフリーもロウの説教を受けて改心した。

表彰式当日、ハンフリーは勇者と一対一の勝負を申し込み、大勢の観客の前で自分の弱さを暴露するのだった。
ところが、虹色の枝はロウとマルティナによって盗まれており、二人からの置手紙によりユグノア城跡へ向かう事となる。

ユグノア城跡へ辿り着いた一行に、ロウ達は話を聞かせる。
実はロウはかつてユグノア王国の先代王であった。つまり、勇者の祖父だった。そして、マルティナはデルカダール王の一人娘で、勇者と共に逃げていた少女だった。
あの日の魔物の襲撃の後、からくも逃げ延びた二人は共に旅をするようになり、世界に起きている異変を調査するようになったらしい。
その旅の中で、ユグノアを滅ぼした黒幕はウルノーガという魔王である事を突き止め、ヤツを倒すために旅をしているという。
ウルノーガを倒す力を得るため命の大樹へ行くという二人を仲間に加え、ようやく虹色の枝を入手する。
グレイグが追いすがって来るが、16年ぶりに再会したマルティナが勇者を庇う姿を見て、斬る事が出来ず、勇者たちは一瞬の隙を突いて逃走する。

虹色の枝から、命の大樹に行くためには世界各地に散らばる6つのオーブが必要だという情報を得た一行。
すでにレッドオーブと武闘会の準優勝の景品だったイエローオーブは手元にある。他のオーブを探すため、再び新たな旅へ向かう。
0501ドラクエ11垢版2018/09/07(金) 21:25:32.87ID:Ra/QoXpL0
外海への水門を開くため、一行は水門を管理するソルティコの町を訪れ、水門を開く。
水門のある川から外海に出て、一行は白の入り江と呼ばれる場所に辿り着く。
そこで人魚のロミアと出会い、彼女から海底王国ムウレアの存在を聞き、そこへ行くためのアイテムを譲る条件として彼女の頼み事を聞くことになる。
実は彼女は人間の男と愛し合い、一緒になる約束をしていた。ところが男はなかなか戻ってこないという。
彼女の頼みを引き受け、一行は彼女の想い人キナイがいるというナギムナー村を目指す。

ナギムナー村に辿り着くが、そこでは現在、巨大な魔物クラーゴンのせいで漁に出れないという。
キナイをはじめ男たちはクラーゴン退治に出向いていると言い、また人魚は人間の魂を奪うというロミアの話とは真逆の事を聞かされる。
一行もクラーゴン退治に参加し、これを撃破。キナイと出会うが、彼はロミアの恋人であったキナイ・ユキの孫であった。
キナイ・ユキには婚約者がいたが、ロミアと恋をした事で軟禁されてしまい、彼女の元へ戻れなかったという。
元婚約者は別の男と結婚するも、事故で夫と父を亡くし、自身も赤ん坊と共に身投げしたが、赤ん坊はキナイ・ユキが助け、自分の娘として育てたらしい。
村に伝わる人魚の話はその子供、キナイの母親が嘘を織り交ぜてつくった話であった。
ロミアの元に戻った勇者は彼女に真実を伝えるかを迷う……

>真実を伝える
キナイ・ユキがすでに死んでいた事を知ったロミアは、人間となってキナイ・ユキの墓まで行き、マーメイドハープを残して泡となる。

>嘘をつく
勇者はキナイ・ユキはすぐに迎えに来れないため、約束のベールを持ってきたと嘘をつく。ロミアはそれを疑うことなく、お礼としてマーメイドハープを渡す。

ロミアから貰ったマーメイドハープで海底王国ムウレアへ辿り着いた一行は、女王セレンからグリーンオーブを受け取る。

今度はマーメイドハープの力でメダチャット地方に着いた一行。
南にあるプチャラオ村では、村の奥にあるプワチャット遺跡で発見された美女の壁画が話題となり、観光地化していた。
ところが、壁画を見に行った人々が姿を消すという事件が発生。シルビアが出会った迷子の少女メルの両親も忽然と姿を消したらしい。一行は壁画を調べに遺跡へ向かう。
壁画にはそれまで描かれていなかったいなくなった人々と同じ姿の絵が書き足されていた。
近くに残されていた石碑を調べると、壁画は意思を持っており、欲深な人々を取り込んでいるという話が刻まれていた。
また、欲の深くない人々の前には少女の姿となって現れるとも……。

メルを怪しんだ一行はメルが老人を壁画に取り込む現場を押さえるが、そのまま壁画世界の中へと誘い込まれてしまう。
壁画世界の奥で正体を現わしたメルことメルトアを倒し、人々を解放。メルトアが持っていたまほうのカギも入手する。
まほうの鍵を使い、バンデルフォン王国跡でパープルオーブを、メダチャット地方の北に広がる怪鳥の幽谷でシルバーオーブを入手する。
0502ドラクエ11垢版2018/09/07(金) 21:26:44.67ID:Ra/QoXpL0
最後のブルーオーブを探し、クレイモラン王国へ向かう一行。
ところが町は分厚い氷で閉ざされており、何とか中に入ると唯一氷漬けから逃れた女王シャールと出会う。
シャールによれば、これはミルレアンの森に住むという魔女の呪いらしく、魔女の手下である魔獣ムンババ退治を依頼される。
ミルレアンの森で吹雪で孤立した勇者は、グレイグと戦っていたムンババを倒す。
グレイグともども魔女リーズレットによって氷漬けにされかけるが、魔女がグレイグの持っていたペンダントを奪おうとし、ベロニカにメラを食らって撤退する。
グレイグは魔女がペンダントを奪おうとした事で、とある疑惑を抱き、勇者たちの前から去っていった。

魔女についてよく調べる事にした一行は、クレイモラン近辺にある古代図書館で魔女に関する書物を読む。
そこには、ムンババは魔女の力を封印するための聖獣であるという驚愕の事実が記されていた。
一行はクレイモランへ戻り、シャールに化けていたリーズレットを倒す。
封印されていた魔道書から解放されたシャールは勇者たちにブルーオーブを渡すと同時に、封じられている間、相談に乗ってくれたリーズレットを悪人とは思えないと言って側近に取り立てるのだった。


何だかんだでようやく6つのオーブを入手した一行は、命の大樹へ行くためベロニカとセーニャの故郷、聖地ラムダへ向かう。
長老たちから歓迎を受け、命の大樹へ続く始祖の森への扉を開いてもらう。
始祖の森を踏破し、命の大樹へは翌日向かうことにした一行は一度キャンプを張る。
キャンプ中、話し込んでいたベロニカとセーニャ。ベロニカはおっとりしてて頼りないセーニャを心配しており「自分に何か起こっても一人で生きていくと誓ってほしい」と言うが、セーニャは約束する事が出来なかった…。

翌日、森の最奥にあった天空の祭壇に6つのオーブを捧げると、命の大樹へと虹の橋がかかった。
命の大樹の奥で勇者ローシュが使っていたとされる勇者の剣を発見するが、そこにホメロスが襲撃してきた。
ホメロスは闇のオーブで攻撃をはじき、勇者たちを圧倒する。
そこにデルカダール王を伴ったグレイグが現れ、ホメロスこそが王を誑かし、魔物と手を組んでいた黒幕であり、リーズレットを解放したのもホメロスだと告発する。
ところが、ホメロスは真の黒幕であるデルカダール王の配下に過ぎず、デルカダール王はグレイグを気絶させる。
デルカダール王の体から魔王ウルノーガが抜け出し、全てはウルノーガの差し金であった事が発覚する。
ウルノーガは勇者の剣を奪って魔王の剣へと変貌させ、さらに主人公から勇者の力を奪い取ってしまう。
勇者の力を手にしたウルノーガにより命の大樹は崩壊させられ、仲間たちは散り散りになってしまうのだった……。
0503ドラクエ11垢版2018/09/07(金) 21:28:06.96ID:Ra/QoXpL0
主人公が目を覚ましたのは海底王国ムウレアだった。しかも魚の姿になっている。
セレンに話を聞くと、命の大樹崩壊から数か月が経過しており、その間にウルノーガは6人の軍王に世界中を荒らし回らせているという。
覇海軍王ジャコラの襲撃を受け、主人公は地上へと逃がされた。

デルカダール地方へと戻った主人公は人々の言う「最後の砦」を目指す。
それはデルカダールによって焼き払われた故郷イシの村に逃げ込んだ人々が築き上げた要塞であった。
主人公はペルラやエマと再会し、彼女らは村が焼かれた際にデルカダールへ連行されたが、グレイグの取り成しで幽閉されるだけで済んでいたという。
砦を護っていたグレイグ、正気を取り戻したデルカダール王と再会した主人公は、砦に侵攻する魔物たちをグレイグと協力して退け、一大反抗作戦に出る事となる。
その作戦とは、砦を勇士たちが護っている間に主人公とグレイグが魔物たちの巣となったデルカダール城へ潜入し、親玉を倒すというものだった。
デルカダール城にいたホメロスを逃がしたものの、なんとか作戦は成功し、屍騎軍王ゾルデを撃破した二人はデルカダール王の要請で世界を救うため再び旅立つ事となるのであった。

聖地ラムダの反対側にあるドゥルダ郷へ辿り着いた二人は、そこでロウが修行をしているという話を聞く。
ロウは命の大樹崩壊の際に亡くなった師匠ニマ大師に教えを乞うべく、即身仏となって冥府に行ってしまっていた。
主人公たちもドゥルダの秘術で冥府へ向かい、そこで力を付けたロウと主人公は一騎打ちをする事になってしまう。
一騎打ちの末、二人で協力して放つ奥義を会得した二人。ロウも無事蘇生し、三人で次なる地へ旅立つ。

命の大樹が落下した事で大きく地形が変化しており、一行はナプガーナ密林を経由してメダチャット地方を訪れる。
途中、シルビアの発案で人々を元気づけるためのパレードと合流。一行はそのままプチャラオ村へ向かう事に。
村では魔物フールフールに襲われ、人々の大事な物を奪われてしまうという事件が起きていた。
住人の一人バハトラはわざと「自分の大切なものは妻の形見のペンダント」と答えたのだが、それを聞いた息子のチェロンはショックを受けて家出してしまったという。
チェロンを助け、フールフールを倒した一行は村人たちに感謝されるのだった。

和解したバハトラとチェロンの姿に感化されたシルビアは、ソルティコの町にいる父親と和解する事を決意し、一行は一路ソルティコの町へ。
シルビアの父とはあのジエーゴだった。シルビアの本名は「ゴリアテ」と言い、騎士になるための修行をさせられていた。
ところが、シルビアは人々を笑顔にするサーカスに感動し、自分の騎士道は人々を笑顔にする事だと思い立ち旅芸人になったのだった。
怒り狂うジエーゴに「今は勇者と共に世界中の人々の笑顔を取り戻すことが自分の騎士道だ」とぶつけた事で二人は和解するのだった。

シルビアの船を使い、他の場所を巡ろうとするが、覇海軍王ジャコラに襲われ、海に落ちた主人公は気付いた時にはバンデルフォン地方の船着場に流れ着いていた。
主人公はカミュが言っていた預言者と出会い、釣りに誘われる。預言者は「まだ釣れないか」と言いつつ、「勇気を胸に、いかづちを手に」という預言を託して消えてしまう。
0504ドラクエ11垢版2018/09/07(金) 21:29:12.29ID:Ra/QoXpL0
主人公を発見したシルビアたちと合流し、一行が近くにあるネルセンの宿屋で一泊すると、不思議な剣士の夢を見る。
ロウには夢に出てきた剣士の姿に心当たりがあるらしく、一行はユグノア城跡へと向かう。
ユグノア城跡の秘密の地下通路を進んでいた一行は、夢に出てきた剣士を見つける。その剣士こそ主人公の父親にしてユグノア王アーウィンだった。
襲ってきたアーウィンを退けるが、彼はいまだユグノア城が滅んだ時の悪夢に囚われていた。
主人公は突然、過去のユグノア城へと迷い込み、城が滅んだ日の光景を垣間見る事となった(冒頭のイベントの真相)。

その日、アーウィンと王妃エレノアの間に生まれた赤ん坊に勇者を示すアザがあった事から、世界を統治する四大国の王達による会議が開かれていた。
前クレイモラン王は「勇者の誕生はわざわいの前触れ、処分すべきではないか」と言うが、アーウィンは息子は絶対に護ると豪語する。
クレイモラン王の言動はアーウィンを試すためのものであり、その解答を聞いた王たちは共に勇者を護ることを誓い合った。
ところが、その直後に城は魔物たちの襲撃を受け、アーウィンはエレノアと赤ん坊、赤ん坊を見に来ていたマルティナを連れて地下通路へと逃げ込み、三人を逃がすが、デルカダール王に憑依したウルノーガに殺されてしまったのだった。

現代へと戻った主人公はアーウィンに悪夢を見せ、その夢を食らっていた元凶バクーモスを撃破する。
アーウィンはエレノアの霊に誘われて成仏し、両親の言葉を受けた主人公は失っていた勇者の力を取り戻すのだった。

マルティナがグロッタの町にいるという噂を聞いた一行は、グロッタの町で魔物たちが開いたカジノに誘い込まれてしまう。
カジノの奥で呪われたマルティナを退け、彼女を操っていた妖魔軍王ブギーを撃破する。マルティナはこの経験が元で魔物化する能力を獲得するのだった。

ソルティコの水門を通って外海へ出ようとした一行だったが、船の中に侵入者がいるのに気付く。
なんとその侵入者は記憶を失ったカミュだった。カミュの記憶を取り戻すためにも一緒にいるべきだと話し合い、再びカミュを仲間に加える。
クレイモランを目指していた一行の前に再び覇海軍王ジャコラが現れ、ようやく決着をつける。

クレイモランに辿り着いた一行だったが、なんと今度は人々が金の彫像になる「黄金病」が発生という事件が起きていた。
疑われて幽閉されたリーズレットから黄金病はただの流行り病ではなく、何かの呪いだと聞いた一行は、魔物たちが黄金化した人々をバイキングのアジトへは運びこんでいる事を知り、アジトへ向かう。
アジト内でバイキングたちが変貌した黄金兵を倒すと、カミュは一人アジトを抜けて去っていった。
カミュを追って風穴の隠れ家に辿りついた一行は、勇者の力でカミュの過去を垣間見る。

カミュには妹がいた。幼くして両親を失った二人は、バイキングたちにこき使われながら育てられていた。
しかし、その生活に嫌気が差した二人は逃げ出し、この風穴の隠れ家で暮らしていた。
ある日、カミュが誕生日プレゼントとして送ったネックレスの力で、妹マヤは触れたものを黄金に変える力を手にした。
欲に目がくらみ、周りのものを次々と黄金に変えてしまったマヤだったが、その代償から自らも呪われてしまい、黄金の彫像と化してしまった。
カミュはマヤが黄金像になったのは自分のせいだと責め、旅に出て盗賊となった。その過程で預言者と会い、オーブを集めて勇者に協力すれば贖罪も叶うと言われ、半信半疑ながら主人公に協力していたのだった。

記憶を取り戻したカミュは、町に蔓延る黄金病はマヤの仕業だと考え、北に出現した黄金城へと向かう。
黄金城の奥でマヤと再会するが、マヤはウルノーガに誑かされており、カミュの説得に耳を貸さず、鉄鬼軍王キラゴルドと化して襲ってきた。
キラゴルドを倒すが、黄金化の力が暴走してしまう。カミュは自分が黄金になるのも構わずマヤを助けようとし、その兄の姿を見たことでマヤは改心し、元の姿に戻る事が出来た。
黄金病は収束するが、強大な力を取り込んだ事により昏睡状態に陥ったマヤをクレイモランの教会へ預け、一行はカミュと共に旅立つ。
0505ドラクエ11垢版2018/09/07(金) 21:32:37.17ID:Ra/QoXpL0
マヤを戻した事で聖地ラムダへの道を塞いでいた黄金の流氷も消え、一行は再び聖地ラムダへと向かう。
途中、魔王の復活により封印から解放された魔竜ネドラに襲われるが、そこにセーニャが現れ、合流。そのままネドラを撃破する。
セーニャは人助けをしながらベロニカを探してラムダへ向かっていたという。ここまでベロニカには会っていないので、ラムダにいるはずである。
一行はラムダへ辿り着き、ベロニカとセーニャが幼い頃、よく一緒に遊んでいた静寂の森を訪れる。
森の中で眠るベロニカを発見するが、突然彼女の記憶が流れ込んできた。

命の大樹が崩壊したあの時、ベロニカは皆を護ろうとしていた。
主人公たちを護るため、世界各地へ飛ばしたベロニカは力を使い果たしてしまい、自分を護るための力は残っていなかった……。
ベロニカは大樹の崩壊時に起きた爆発の中へ消え、その命を散らしていたのだった……。
0506ドラクエ11垢版2018/09/07(金) 21:37:46.24ID:Ra/QoXpL0
気付くとベロニカの姿は消え、後にはベロニカが使っていた杖だけが残されていた。
ラムダの人々と共にベロニカを弔い、悲しみに暮れる勇者たち。
セーニャはあの日の前夜、ベロニカと語らった時の事を思い出していた。なぜ、自分はあの時、ベロニカの言葉に「約束できない」などと言ってしまったのだろう…。
その事を後悔し続けていたというセーニャは、ひとしきり涙を流した後、ベロニカの杖を手にし、自らの長い髪を切り落とし、ベロニカの後を継ぐことを決意する。
セーニャは賢者として覚醒し、一行は命の大樹のあった場所に築かれたウルノーガの居城へ向かう。

ウルノーガの天空魔城へ乗り込むには神の乗り物を手にするしかないという。
勇者たちは聖地ラムダのあるゼーランダ山の山頂、勇者の峰と呼ばれる場所でベロニカの形見となった天空のフルートを奏でる。
ところが、フルートは突然伸びて釣り竿となり、雲海の中から巨大な金色のクジラを釣り上げてしまう。
この空飛ぶクジラこそが神の乗り物「ケトス」であった。
ケトスに乗り込み天空魔城を目指すも、城に張られた闇の結界に阻まれ、侵入することが出来ない。
0507ドラクエ11垢版2018/09/07(金) 21:40:10.21ID:Ra/QoXpL0
そのまま空を彷徨っていると、空に浮かぶ不思議な建物のある島を発見する。
そこは「神の民」と呼ばれる人々が住む場所だった。しかし、命の大樹崩壊後、ウルノーガの襲撃を受けて神の民の里も落下し、残るはこの太陽の神殿ただひとつだった。
一行は唯一生き残っていた神の民の少年から、勇者ローシュが勇者の剣を作ったという話を聞き、新たな勇者の剣を作る事になる。
勇者の剣の原料であるオリハルコンを求め、一行は空に浮かぶ岩塊の中にあるオリハルコンの採掘場へと向かう。
そこはオリハルコンを巡って争いが起きた事から「天空の古戦場」と呼ばれ、オリハルコンが採掘されなくなった今では魔物が徘徊する場所となっていた。
奥の奥でわずかに残っていたオリハルコンを発見した一行は、オリハルコンを鍛えるための特別なハンマーを探してサマディーへと向かう。

サマディーでは新たな問題が起きていた。
サマディーの遥か上空には「勇者の星」と呼ばれる文様が描かれた星が浮かんでいたのだが、これがサマディー北の砂漠に向かって落下を始めていたのだ。
すでに現場へ向かったというファーリスを追い、砂漠の遺跡へやって来た一行。
ファーリスは暢気に大の字になりながら勇者の星を見上げていた。星の文様にはよく見ると文字らしきものが書かれているのにファーリスは気付き、解読した学者によると「ニズゼルファ」なる謎の単語が記されていたという。
どうする事も出来ず、勇者の星を見上げていた一行だったが、突然謎の黒い剣士が空中に現れ、勇者の星を両断してしまった。
何とか勇者の星の脅威は去り、一行はサマディー王に事情を話して国宝であるガイアのハンマーを譲り受けた。
0508ドラクエ11垢版2018/09/07(金) 21:42:41.17ID:Ra/QoXpL0
最後に特別な鍛冶場を探してホムラの里へやって来た一行だったが、ここでも騒ぎが起きていた。
村の巫女ヤヤクによって生け贄に選ばれた女性の子供たちが、母親を連れて逃げ隠れたというのだ。
一行は子供たちを見つけて事情を聞き、里の北にあるヒノノギ火山でかつてヤヤクが弟のハリマの命と引き換えに倒したという人食い火竜が生きている事を突き止める。
ヤヤクを問い詰めるも、村に火竜が来襲。ヤヤクはなぜか火竜を庇い、そのまま食われてしまった。勇者たちによって火竜は撃退されるも、火山に逃げ込んだだけで、このままではまた襲来してしまう。
ヤヤクの不審な行動に疑問を持った一行は、ヤヤクの部屋で彼女の日記を発見する。
日記によれば、ヤヤクとハリマはたしかに火竜を倒していたらしい。しかし、倒した火竜は呪いの瘴気を発生させ、それを受けたハリマが新たな火竜と化してしまったという。
ヤヤクは弟を元に戻すため「やたの鏡」を探しながら弟を庇っていたのだった。だが、その鏡もヤヤクと共に火竜に食われてしまった。
一行はヒノノギ火山の最奥へと向かい、火竜を倒してその腹の中からやたの鏡を吐き出させると、鏡の力でハリマは元の姿に戻るものの、そのまま死んでしまうのだった。

後味は悪いものの、事件を解決した一行はヤヤクの侍女から火山の禁足地への鍵を貰い、伝説の鍛冶場へと辿り着く。
一行は協力して槌を振るい、皆の想いがひとつとなった新たな勇者の剣が誕生した。
0509ドラクエ11垢版2018/09/07(金) 21:44:52.26ID:Ra/QoXpL0
勇者の剣により、ついに闇の結界を破壊した勇者たちは、天空魔城へと足を踏み入れた。
入って早々に襲ってきた邪竜軍王ガリンガを倒した一行は、暗黒の城の奥でついにホメロスと再会するが、ホメロスはあろうことかベロニカの幻影を見せて来る。
しかし、強い決意を持った一行にはそのような幻影は通用せず、魔軍司令を名乗るホメロスとの最後の戦いの幕が切って落とされた。
ホメロスはグレイグとは幼馴染だった。共に将軍となり「双頭の鷲」とまで呼ばれていたが、ホメロスはグレイグの持つ強さに嫉妬を抱き、ウルノーガの配下へと身を堕としたのであった。
ホメロスはグレイグに「お前のようになりたかったんだ」と語るが、一方でグレイグは「お前こそが俺の光だった」と言われ、複雑な感情を浮かべながら討たれるのであった。

六軍王を倒し、ついに魔王ウルノーガと対峙した一行。
魔王の剣を振るうウルノーガを打ち破るも、ウルノーガは魔王の剣の力を解き放ち、骸骨のような魔物と化すと同時に、邪竜ウルナーガと呼ばれる骨の竜のような魔物を生み出す。
ウルノーガとウルナーガによる熾烈な攻撃を受ける勇者たちだったが、勇気を持ち、挫けることなく戦い抜き、ついに魔王を討ち取るのだった。

魔王は討たれ、命の大樹が復活し、ついに世界に平和が訪れた。
勇者たちはケトスで世界各地を回りながら人々の喜ぶ姿に笑顔を見せるのだった。
ふと、ケトスの上から地上を見下ろしていると、グロッタの町の南に何やら光るものを発見した……。


   ドラゴンクエストXI THE END
         :
0510ドラクエ11垢版2018/09/07(金) 21:47:46.51ID:Ra/QoXpL0
最終章 〜過ぎ去りし時を求めて〜
(クリア後のデータで再開)

数か月後、久々に勇者の元へ集った仲間たちは平和になった世界を見て回ろうと言い、世界行脚を始める。
そして、あの時、グロッタの町の南に見えた光が気になった一行はその場所へ向かう。
そこには謎の遺跡が存在し、そのガレキの中に神秘的な雰囲気を持つ歯車が落ちていた。

歯車について調べるうち、一行は忘れられた地と呼ばれる場所に辿り着く。
そこには巨大な塔が立っているだけで、他には何もない場所。……いや、主人公の目にはその塔を見上げる白い小さな生き物(ヨッチ族)の姿が見えていた。
その塔の扉に歯車を使用すると、扉は開き、塔の最上層でヨッチ族を人間大にしたような存在「時の番人」と出会う。

時の番人によれば、ここは世界の記憶を記録し続ける「時のオーブ」を安置するための場所だという。
そして、時のオーブを砕けば過ぎ去りし時を取り戻す……つまり、過去へ戻ることが出来るとも。
一行はオーブを砕いてベロニカを生き返らせる事を考えるが、時のオーブを砕けるのは勇者の剣のみで、時を越えられるのはその使い手……勇者のみだという。
仲間たちは勇者を止めようとするが、揺るがぬ彼の決意に押され、彼に全てを託す事を決める。
勇者が時のオーブを砕くと、眩い光に包まれた……。
0511ドラクエ11垢版2018/09/07(金) 21:50:02.21ID:Ra/QoXpL0
静寂の森で目を覚ました勇者は、なぜかその手に魔王の剣を握っていた。
そして、聖地ラムダの中でベロニカと再会し、その姿に泣きそうになりながらも、集まってきた仲間たちと共に命の大樹へ向かう事になる。
命の大樹の勇者の剣が安置されている場所に着いた勇者は、ホメロスの襲撃を察知。
さらに魔王の剣の力でホメロスの闇の結界を無効化し、倒す事に成功、勇者の剣を手に入れる。
駆けつけてきたグレイグとデルカダール王(ウルノーガ)は、ホメロスが魔物に通じていた事を知り、かつての処遇を勇者に詫びるのだった。

デルカダール王のはからいでデルカダールで祝杯を挙げていた主人公だったが、寝室に忍び込んできたウルノーガの気配を察知してその正体を暴く。
集まってきた仲間たちと共に魔王となる前の魔道士ウルノーガを倒した事で、ウルノーガの魔王化を阻止し、世界には平和が訪れた……かに見えた。
0512ドラクエ11垢版2018/09/07(金) 21:52:03.17ID:Ra/QoXpL0
サマディー上空の勇者の星が再び落下し、上空で砕けて黒い太陽と化してしまった。それと同時に魔物たちがより狂暴化してしまう。
勇者たちの元にウルノーガの姿をした預言者が現れ、あの黒い太陽こそ遥か古の時代、先代勇者ローシュたちが戦った邪神ニズゼルファであり、ニズゼルファを倒すための手段は神の民が知っていると言う。
一行はベロニカに天空のフルートを吹いてもらい、ケトスを呼び出して神の民の里へと向かう。
神の民の長老イゴルタプから「三本の大樹の苗木を頼れ」と言われ、秘められた力を目覚めさせてもらった一行は、その苗木を探す旅に出る。
三本の苗木を巡る中で勇者ローシュ一行の記憶を垣間見た一行の前に預言者が現れ、真相を告げる。

勇者ローシュ、賢者セニカ、戦士ネルセン、魔道士ウラノス。四人は長い旅の末、ついにニズゼルファを追い詰めた。
しかし、ローシュがニズゼルファにトドメを刺す直前、突然ウラノスが裏切り、ローシュを殺してニズゼルファから邪悪な力を奪って姿を消したという。
彼はロトゼタシア随一の魔法使いであったが、己の力を高めることに執心し、ニズゼルファの甘言に操られてしまったのだった。
そして、邪神の力を奪った彼は名前を変え、魔物たちを率いるようになった……そう、ウルノーガの正体は魔道士ウラノスだったのである。
預言者の正体はウラノスに残されていた僅かな善の心が切り離された存在であり、陰ながら勇者一行を支援していたのだった。
0513ドラクエ11垢版2018/09/07(金) 21:54:20.02ID:Ra/QoXpL0
残されたニズゼルファの肉体はローシュの恋人だったセニカによって勇者の星として天空へ追放され、封印されていた。
しかし、ニズゼルファは自らの精神を切り離し、いつか復活するために行動を続けていたのである。そう、あの時、勇者の星を破壊したのは邪神を復活させまいとしたウルノーガだったのだ。
残されたセニカは時のオーブを砕いて過去へ戻ろうとしたが、砕くのに失敗して力尽き、記憶を失って時の番人となり永劫の時を生き続けてきたのであった。

ローシュたちの記憶では、ケトスに角が生え、その力でニズゼルファの結界を破る必要があるらしい事が判明する。
その鍵を握るセニカに会うため、イゴルタプから神秘の歯車を貰った一行は、再び忘れらた地を訪れる。
塔の最上層でセニカと会い、彼女の力を借りようとするも、全てを忘れているセニカ。ベロニカが天空のフルートを見せると、何かを思い出したらしく、ベロニカ、セーニャと共に合奏を始める。

「ときは 来たれり。」
「ときは 来たれり。」
「いまこそ 目覚めるとき。」
「いまこそ 目覚めるとき。」
「大空は おまえのもの。」
「舞い上がれ 空たかく!」
0514ドラクエ11垢版2018/09/07(金) 21:56:25.08ID:Ra/QoXpL0
ベロニカとセーニャの演奏に合わせ、勇者が剣を掲げると光が集まる。その光がケトスをうつと、ケトスは鎧を纏った姿となり真の覚醒を迎えた。
ケトスは言葉をしゃべり、この鎧についた角でニズゼルファの結界を破壊できるようになったという。
一行はニズゼルファを倒せる力をつけるため、最後の修行を行う。


※この後、各地でサブイベントが発生するようになり、より強力になったボス達と戦える。
 以前の周回で不幸に見舞われた人々は全員無事で、ヤヤクやハリマらも生存する。
 また、ロミアはどちらの選択肢を選んでいても生存しており、マヤも勇者の力で元に戻る。
0515ドラクエ11垢版2018/09/07(金) 21:58:06.96ID:Ra/QoXpL0
修行を終えた勇者たちは黒い太陽へと突入。ケトスの角で結界を破壊する。
一行はケトスの力で作られた魔法陣を足場に、ニズゼルファに最後の戦いを挑む。
勇者の剣の力でニズゼルファを包む闇の衣を剥がすが、それでも圧倒的な力を持っており、邪神の子というヨッチ族に似た魔物を召喚し、ダークミナデインを唱え、仲間たちの時を奪って動けなくする……。
これまで戦ってきたどんな相手よりも強い邪神に苦戦する勇者たちだったが、ついには邪神を打ち破り、邪神ニズゼルファは滅びるのであった。

世界に真の平和を取り戻した勇者たちは、忘れられた塔へ向かった。
勇者の力でセニカを元に戻し、勇者の剣を渡す。セニカは勇者の剣で時のオーブを砕き、ローシュの元へ戻っていった。
彼女たちが邪神を倒せることを祈りながら、勇者たちは日常へ戻っていくのだった。

とある森の中、セニカはローシュの後ろ姿を見つけ、彼の胸へ飛び込み抱擁を交わした。
二人の手の甲には勇者のアザが輝いていた……。
0516ドラクエ11垢版2018/09/07(金) 22:00:29.44ID:Ra/QoXpL0
……数か月後。
主人公の元を訪れたベロニカ、セーニャと共に彼は命の大樹へと向かう。
セニカたちに想いを馳せる三人の前で命の大樹から黄金の竜が現れる。
聖竜と呼ばれるその竜こそ、このロトゼタシアの創造主であり、太古の時代、ニズゼルファと戦っていた存在であった。
だが、ニズゼルファに破れて命を落とし、旧世界は闇に包まれてしまった。
残された民たちの祈りにより、ヨッチ族が生まれ、聖竜はその姿を命の大樹へと変えた。
そして、いつかニズゼルファを倒せる者たちが生まれる事を祈り、ロトゼタシアを創造したのだった。

聖竜は言う。ニズゼルファを倒した主人公は「ロトの勇者」として永遠に語り継がれるだろう、と。
再び闇から何者かが現れ、あるいは自身が闇に染まってしまうかもしれない。その時は再び剣を手にし、戦ってほしいと。
主人公たちはそれに頷き、未来を護っていくことを誓うのだった。
0517ドラクエ11垢版2018/09/07(金) 22:02:02.00ID:Ra/QoXpL0
──長き年月が流れた。
黒髪の女性は、手にした本を閉じ、二階で眠る我が子の元へ向かう。

「おきなさい おきなさい
 わたしの かわいい ぼうや

 今日は お前が はじめて お城へ行く日だったでしょう



  ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて fin
0521ゲーム好き名無しさん垢版2018/09/09(日) 14:23:15.92ID:bhCPp8lq0
スゲー久しぶりに来たけど、まだあったんだねこのスレ
wiki見たら、前にまとめ書いたのpart13とか19だったわ。71まで来てるとは

無神経に数タイトル並べてお願いしますとだけ言い放つやつが嫌いで離れたんだけど相変わらずでワロタ

また10年後ぐらいに来ます
0525ゲーム好き名無しさん垢版2018/09/11(火) 21:04:50.07ID:0UkxrsZ80
カプコンの「えどたん」のストーリーを、第3章からエンディングまで教えてください。
0527ゲーム好き名無しさん垢版2018/09/27(木) 00:37:34.24ID:9Y1be4DL0
PS3の「ドリームクラブGogo.」
PS4の「慟哭 そして…」
PS Vitaの「end sleep」をお願いします
慟哭 そして…は今年発売されたデジタルリマスター版です
未解決一覧に補足追記お願いします
0528零〜濡鴉ノ巫女〜 1/6垢版2018/09/28(金) 04:24:39.00ID:TEzMTiLq0
零〜濡鴉ノ巫女〜が未解決にあるから書こうとしたが、自分もいまいちわからずキチンと書けなかった
時系列無視で適当に書くので、たぶん間違っているので指摘してください



 場所は過去に特異な儀式があり、今では自殺の名所と化している霊山で、自殺者が向かう場所、神隠しの日上山(ひかみやま)。
 一時は観光地として盛り立てようとしたものの、旅館が土砂崩れに巻き込まれたくさんの人が死に、生き残った旅館の主人も自殺。また昔からこの山に入り込んで行方不明になった者も続出しており、警察もお手上げ状態の場所でもある。
 いくつかの神社の他、壊れた旅館や工事中に死者が何人も出て建設を止めたトンネル。山頂に向かうケーブルカーなどがある。

 日上山は水を信仰している。自ら生まれて水に帰る、全ては水でつながっている。死んだ人間の魂は水に溶けて流れる。
 日上山は夜泉(よみ)と呼ばれる死後の世界と繋がっており、もしも夜泉が溢れれば、現世は生と死が混ざった世界になってしまう。魂は苦しみ、死んだ人間は亡者となってさまよう事となる。
 そうならない為に、日上山の者達は巫女達を柱としてささげて来た。

 日上山はかつて死ぬために来る、生と死を分かつ場所だった。
 修行した巫女は看取りと呼ばれる能力を持つ。看取りとは死にゆく者の感情を見る事ができ、その苦しみや悲しみ、そして心に秘めた秘密を覗ける。
 巫女は死ぬ者達に触れる事で看取る事が出来る、さらに強い能力を持った巫女は、見ただけでも人を看取る事が出来る。
 巫女のそれは、それは死と生の境界である「黒キ澤」を守る為でもあった。
 水に溶けた人々の魂の感情を見続けるために、体を水で濡らしている事が多く。その見た目の為に、日上山の巫女は濡鴉ノ巫女と呼ばれていた。

 巫女は箱詰めにして泉に沈められる。
 柩籠(ひつぎはこ)と呼ばれる箱に入れられた巫女は死ぬ事もなく、箱の中で永久に生き続け、死に続ける。
 夜泉が溢れるのを防ぐのは大柱と呼ばれる一人の巫女、それを支える中柱の巫女達、さらに神社の者達でそれを見守る。
 看取りの力が強いほど、柱としての力も強い。
 今では最後の大柱の巫女となった黒澤逢世。彼女は麻生邦彦という惚れた相手がいたが、その気持ちを心に秘めて大柱となって泉に沈められる。
 泉に沈められた巫女は死ぬ事もなく、水に溶けた人々の感情を受け入れ続け、その痛みと共に夜泉を封印する。

 姉に懇意を抱き、その許嫁の男を殺し、結果的に姉を自殺に追い込んだ男がいた。老人となった今もその気持ちに蓋をして生きていたが、ある日その気持ちを巫女に覗かれて激怒し、日上山の巫女達を皆殺しにし、その目をつぶして回った。神社にいる男達も殺した。
 結果、支えとなる巫女を失い、その殺戮の感情をもろに受けた逢世は耐えきれず、夜泉は溢れだしてしまう。
 まだ残っていた5人の巫女がその身を犠牲にした事で山から夜泉が溢れる事は防がれたが、夜の日上山は亡者の溢れる地となり、死を想う者を誘い込み、一度入れば生きて出られない場所となった。
 昼の日上山に入っても平気だが、神社などにたどり着くことはできない。
 夜の日上山に入り込んだ者は、亡者にとりつかれ自殺する。小さな箱に詰められ四肢が砕け、その痛みで封印を強化させられる。あるいは霊に対する能力が高い者は、夜泉を防ぐための儀式の生贄として箱詰めにされ永久に生きる。
 また男には幽婚(ゆうこん)のために巫女に会わされる者もいる。
 幽婚とは、箱に入れられた巫女の心を慰めより長く柱とするために、共に入れられる男性の事。巫女に好意を抱いた時から幽婚が行われている。ただし巫女側が拒絶すれば、男性は死にその死体は箱に詰めて捨てられ、魂はさ迷う事となる。
 逢世はなんとか山から夜泉が溢れないようにはしていたが、その心も限界が来ていた。そのため神社の幽霊たちは新しい柱か、それともその心を慰める者を欲していた。
0529零〜濡鴉ノ巫女〜 2/6垢版2018/09/28(金) 04:28:56.34ID:TEzMTiLq0
 この作品の主人公は、不来方夕莉(こずかた ゆうり)、放生蓮(ほうじょう れん)、雛咲深羽(ひなさき みう)の3人。

 不来方夕莉は家族が死に一人となり、さらに昔から幽霊が見えて、それを他人に分かってもらえず孤立し、精神病院に通っていた。
 笑顔もなく事もない、ただ夕日を見ると泣きたくなる事があると考えていた夕莉。
 しかし耐えきれず崖から飛び降り自殺しようとした所を、黒澤密花(くろさわひそか。「零〜刺青の聲〜」の主人公の黒澤怜と似ているが関連は不明)に止められ助けられた過去がある。
 密花は日上山近くの骨董屋カフェ「くろさわ」を営む女性。霊に対する力があり、影見という能力を持っている。影見とは対象となった人物の物を寄香(よすが)に物探しや行方不明者探しをする事が出来る能力。密花はそれらを仕事にしていた。
 知り合いの放生蓮から、ある弔写真(とむらいしゃしん)の写真集を探してほしいと依頼される。それが幽霊が出没する日上山の旅館にあると分かった密花は、夕莉を連れて旅館に向かう。
 夕莉に力のコントロールが出来るようになってほしい密花は、怨霊を封印する事が出来るカメラ射影機を渡す。だがまだ太陽があるうちに行ったはずの旅館で、思ったよりもたくさんの怨霊が現れる。
 目的の写真集を手に入れ骨董屋カフェに戻った密花は、夕莉に日上山に近づかないように言うと、行方不明者探しに日上山へと向かった。

 密花はかつて探してた人物を、目の前で飛び降り自殺されたトラウマがある。(その自殺した幽霊と思われる女子が、密花の部屋の前で謝罪しているシーンがある。)
 日上山で黒い影の女(逢世)に負けて、密花は箱に詰められる。
 


 主人公の一人である男性作家の放生蓮。彼は花嫁が映った弔写真を手に入れ、それが気になり調査していた。
 弔写真とは死にゆくものが、その前に写真を撮って残した物。特に日上山付近でその風習が見られた。
 知り合いの密花に写真と、また行方不明となった友人の榊一哉の探索を依頼していた。
 蓮は昔から悪夢にうなされていた。それは祭りの夜に、儀式的な祭壇の上で、白髪の少女の背中を刃物で刺し、箱の中に落とすというもの。それが現実にあったのかどうか、それすらもわからない。その夢のせいで女性が苦手で、目を合わせて喋る事が出来ない。

 密花から写真集を届けられた蓮。その写真の中に夢の中の儀式と同じ風景の写真があった。また彼が気にしていた花嫁の弔写真も収められていた。
 その写真集は、外国人で日本の風習を研究していた渡会啓示(わたらい けいじ)が集めていた物。
 啓示は日上山に家を建ててここに住み研究していた。途中で花嫁の写真を手に入れ虜となり、彼女に会いたいと願うようになった。その後、家ごと行方不明となり、彼の家はマヨイガと化している。
 ちなみに啓示と、蓮の花嫁の写真を見て虜となっていた一哉は、花嫁である逢世に会いに生き、拒絶され幽婚が失敗して死に、亡者となってさまよっている。

 蓮には鏡宮累(かがみや るい)という少年の助手がいる。いつの間にか助手となっていて、ものぐさな蓮の代わりに下働きをしている。
 見た目は男子の服装だが、メモなどを見ると女性っぽいところが見受けられる(先生は女性とは目を合わせられないが、自分とは合わせられる等)が、性別は最後まで不明。また仕草や見た目が逢世にどことなく似ているが、その関係もまた不明。
 蓮は累とともに、持っていた射影機で幽霊を封じながら、夜の日上山を何度も調査する事になる。夜の日上山は本来は入ると出る事が出来ない場所だが、射影機があれば怨霊達を撃退して出る事が可能。骨董屋にも訪れる。 
0530零〜濡鴉ノ巫女〜 3/6垢版2018/09/28(金) 04:32:53.08ID:TEzMTiLq0
 骨董屋で夕莉は一人、留守番している所に氷見野冬陽(ひみの ふゆひ)が訪ねる。
 彼女は一週間以上前に行方不明になった、学生時代からの友人である百々瀬春河(ももせ はるか)という人探しを密花に頼んでいた。
 冬陽と春河は5人組の女子で、かつて日上山で入水自殺したが2人だけ生き残った。それ以来、親友となっていた。
 だがまだ死を考えている春河は、そうではない冬陽を置いて一人で日上山に向かった。
 夕莉は密花が留守な事を伝えると、冬陽は春河は日上山にいると感じ取り、一人で夜の日上山へと向かった。

 夜の日上山は危険だと、骨董屋の依頼書にあった冬陽と春河が二人で撮った写真を寄香に、夕莉は追いかける。
 山の途中で密花の射影機が落ちており、それを拾い怨霊達を撃退して進む夕莉。
 だが冬陽を見つけるも、彼女は怨霊に取り付かれ自ら首を切って死に、怨霊となって襲い掛かる。
 また、次の探索時に春河を箱の中から見つけ助け出す事になるが、骨董屋にいた春河を冬陽の幽霊が連れて行き、春河もまた死ぬ事となる。



 雛咲深羽は「初代ゲーム零」の主人公である雛咲深紅(ひなさき みく)の娘。
 深紅は霊に対する力がかなり強く、「初代ゲーム零」において自分の理解者だった兄と別れる事となる。
 だが三作目である「零〜刺青ノ聲〜」において兄の霊と接触。その時に深羽を身籠った。
 これは夜泉子と呼ばれ、幽霊と触れる事でその子供をなすと言う話をどこかで読める。
 しかし夜泉子を孕んだ女性は寿命をかなり削る事になる。
 深羽を産んで三年後、もはや残り寿命がほとんど無いと感じた深紅は、深羽を抱きしめた後に家を出て、一人で日上山を登った。
 そして柱として箱の中に入り、兄の幽霊を呼び出し幽婚したのである。
 結婚すること自体が目的ではなく、死ぬ前にもう一度兄に会いたくて。
 密花にも探し人の依頼が来ていたが、深紅が拒否していたため見つけられなかった。

 それから十数年後の深羽は、霊に対する力がかなり強く、同時に他人の感情を強く感じる看取りの能力を持っていた。
 他人に対して当たりが強く無関心な性格になり、自棄な感情のまま芸能プロダクションに入り、きわどい服装も着ていた。
 孤立する人間関係に同じ能力を持っていた母に対する思いが強くなり、日上山へと探しに行った。
 しかし射影機を持っていない為、怨霊に対する対策が無く、捕らえられ箱に入れられる。
 助けた夕莉に記憶を看取りされ、勝手に見ないでと深羽はキツめに当たった。

 その後、夕莉が骨董屋で幽霊に連れて行かれるが、助けられた深羽は恩義を感じており、夕莉の射影機を持って追いかける。
 追いついた時に、夕莉がかつて自殺しようとした記憶を看取り、置いて行かないでと懇願する。そして二人で山を下りる。

 骨董屋に戻った夕莉と深羽。射影機と深紅の写真があれば、母を探せると深羽は思う。
 寝ている夕莉を置いて日上山へ。幽霊を撃退しながら、幽婚場へとたどり着く。
 そして深紅が入った箱を開ける。目を覚ました深紅は、かつて別れた時の10年前と同じ姿だった。
 許してと言う深紅に、許さない!と言う深羽。一緒に帰るのと箱から引きずり出した。
 幽霊たちを撃退しながら、深羽は深紅と共に骨董屋へと戻る。そして二人で一緒のベッドで眠った。
0531零〜濡鴉ノ巫女〜垢版2018/09/28(金) 04:41:42.79ID:TEzMTiLq0
 累もまた幽霊に連れて行かれ、蓮が助けに行く。
 夢で見た日上山の渡会邸へと行く。幽霊を撃退しながら進み、そして箱に詰められた累を見つける。
 累を助け出そうとした瞬間、ずっと待っていたと幽婚場へと取り込まれる蓮。
 そこで結婚相手として待っていたのは、花嫁姿の蓮。だが近づくと黒い女(逢世)へと変貌する。
 「私と終わってくれますか?」気が付けば渡会邸へと戻っていた。
 蓮と共に、一哉の幽霊を撃退しつつ、骨董屋へと戻った。
 先生は誰かを選ばなければならない。累はそう告げた。


 夕莉もその後、密花を助けに日上山へと行く。
 トラウマから、自ら柱になる事を受け入れた密花。しかしかつて密花が自殺しようとした夕莉を助けた時の言葉を返す。
 許さない、一緒に生きてと。
 そして幽霊を撃退し、連れて骨董屋に戻った。だが夕莉はいつか行ってしまうと密花は言う。


 骨董屋。夕莉、密花、蓮、累、深羽、深紅が集まる。そして蓮以外が何故か眠ってしまう。
 蓮が窓の外を見れば、空が真っ赤になっていた。禍津陽と呼ばれる災厄の前兆である。
 目覚めない女性と累。蓮は一人で部屋を回り、訪れるたくさんの幽霊を封じていく。
 監視カメラでおかしな場所がある度に、その部屋に行って幽霊を封じ込める。
 気づけば蓮は幽婚場へと招かれる、そんな夢を見た。

 ずっと死を見ていた夕莉。彼女は一人起き、自分がするべきことを感じる。
 白い霧が溢れる骨董屋。皆が寝ている中、夕莉は山へと向かう。逢世が夕莉を呼んでいた。
0532零〜濡鴉ノ巫女〜垢版2018/09/28(金) 04:45:44.96ID:TEzMTiLq0
 麻生邦彦という男が過去にいた。後に射影機を作り出した科学者である。
 彼は子供の頃、白菊と言う白髪の女の子と遊んでいた。
 白菊は長生きできない身であり、すでに柱として箱に詰められる予定だった。
 だが邦彦少年に会い彼と遊び、孤独だった白菊は彼とずっと一緒にいたいと思うようになった。
 箱に詰められる前に、蓮が見ていた夢の通り儀式で邦彦に刃物で自分の髪を切らせた。
 それを寄香に会いに来てと頼み、箱の中へと落ちる。
 形代神社と言う子供の霊を慰める場所で、他の子どもの霊と遊びながら待っていた。
 邦彦が大人になってから、神社に行ったが、廃れてしまっていた。
 邦彦はまた小さかった頃なので、夢か現実かわからなかったようだ。
 白菊や子供たちの霊とは途中で何度か戦う事になる。

 大人になった麻生邦彦は弔写真を依頼され、生きては戻れない日上山へと足を踏み入れた。
 そこで黒澤逢世と出会い、そこで過ごす。そして花嫁姿の逢世の弔写真を撮った。
 互いに恋愛感情を抱いた。そしてその事を逢世は看取りしてしまった。
 ちなみに蓮は麻生の家の分家の子孫。蓮にそっくり。


 それらの記憶が頭によぎった蓮は、累が寝言で書斎にあると言う。
 書斎に行くと白菊の髪の束、そして累は蓮とこのままずっと一緒にいたかったというメモが見つかる。
 選ばれなくてもいい、去る時まで一緒に入れられればとメモに書かれていた。
0533零〜濡鴉ノ巫女〜垢版2018/09/28(金) 04:51:11.13ID:TEzMTiLq0
 白菊の髪を寄香に山へと向かう。麻生邦彦の影を追いかけていく蓮。
 たどり着いた先は幽婚場。一哉と啓示の幽霊を撃退して奥に行く。
 幽婚場を取り仕切る老婆が言うには、会えるのは一人だけだと言う。
 会うのは黒澤逢世か白菊か。どちらに会うか、そして受け入れるか拒絶するかで分岐。

 白菊と会うと、やっと来てくれたと蓮の手を引っ張り箱の前に連れて行く。
 そして箱には水に浸る白菊がいた。驚きたじろぐ蓮。
 一緒に入ろうと誘う白菊、そして白菊は蓮に襲い掛かる。
 倒して看取ると、ずっと待っていた、また会えたことを嬉しく思った、私を忘れて、最後には綺麗な思いを抱いたままいたいと告げて消える。
 逆に負けて引きずり込まれると、蓮は少年の姿になる。
 白菊と抱きしめあう少年。あの時、祭りの前日に一緒に隠れた日の事を口にし、ずっとこのままいたいと言う白菊。
 だが白菊は少年を手で押しのける、「私は柱としてずっと生き続ける、お前は死ね、ゆっくりゆっくり死ね!」。
 蓮は気が付くと、昼の廃神社の外にいた。

 逢世と会う。そこには美しい花嫁がいた、しかし次の瞬間に醜く黒い水死体の姿になる。
 「私と一緒に終わってくれますか?」。ここで触れるか、写真を撮るかで分岐。
 近寄ってくる逢世を射影機で撮る蓮。別れを告げるために来たのですねと逢世。
 あなたの私への気持ちがつらかったと言い、私が闇に戻る前に最後に私を写真で撮ってと言う。
 射影機で撮った逢世は美しい姿になっていた。

 逢世に触れる場合。蓮の姿が麻生になり、もう一度会いたかったと抱きしめる麻生。
 あなたと終わるためにここに来た、好きだと麻生は言う。
 美しい花嫁の姿に戻る逢世。共に生きたかったと告げ、好きだと告げたかったと言い、逢世は消える。
 後には泣き続ける邦彦。そして一人残された蓮の姿があった。

 どれを選んでも骨董屋に戻った蓮。目を覚ました累にもう少し安めと言う。
 立ちあがろうとする蓮を、止めようとする累。蓮はどこにもいかないよと笑った。
 累は安心したように眠った。
0534零〜濡鴉ノ巫女〜垢版2018/09/28(金) 04:56:11.13ID:TEzMTiLq0
 目を覚ました深羽、同じベッドに寝ていた深紅がいなくなっていた。
 代わりにベッドの上には、かつて深紅が持っていた射影機が置いてあった。
 一人、日上山へと向かった母を追い、骨董屋を出る深羽。
 山を登り、深紅の足取りを追う。深羽が理解者として深紅を追うように、深紅も兄を求めていた。
 そして湖に入って行く深紅。ここで写真を撮るかどうかでエンディング分岐。

 浅い湖の中を二人歩く深羽と深紅。
 兄を取り戻したかったという深紅、私には大切な人がいないという深羽。
 深羽は今まで母親にどう思っていたのかと告げる、でももういいと言った。
 たくさんの霊たちと夕日を見上げる二人。
 「行かないで!」と深紅にすり寄る深羽、どこにも行かないわと笑顔で答える深紅。
 肩を寄せ合うが、深紅は消えて行った。もうすでに深紅は限界であり、深羽はそれを分かっていた。
 一人残された深羽は泣き続けていた。

 湖に入る前に、写真を撮っていた場合は、射影機の力のおかげか消滅はしない。
 深羽が気づくとベッドの上、横には深紅が眠っていた。
 安心したように抱き寄せ眠る深羽。深紅もまた抱き寄せ返した。
0535零〜濡鴉ノ巫女〜垢版2018/09/28(金) 05:06:37.71ID:TEzMTiLq0
 夕莉は最後の場所、黒キ澤へとたどり着く。一緒に終わりましょうと逢世が待ち受ける。
 そして黒い逢世と戦う。水中形態と水上形態がある。
 水中では逢世が看取ってきたたくさんの巫女が水中に浮いており、襲い掛かってくる。
 水上では逢世が追いかけてくる。水中と水上、どちらで看取りきるかでエンディング分岐。
 
 水中で逢世を看取ると、夕莉の苦しみを逢世が受け入れる。
 そして夕莉は、密花を振り切り、崖から飛び降りる。それを抱きとめる逢世。
 そして二人は暗い湖の底へと沈んでいった。残された密花は一人泣いていた。
0536零〜濡鴉ノ巫女〜垢版2018/09/28(金) 05:09:27.15ID:TEzMTiLq0
 水上で看取った場合、苦しみを受け入れ続けていた逢世を夕莉が看取る。
 夕莉は逢世を抱きしめながら、逢世の記憶を見て泣きじゃくった。
 花嫁姿に戻った逢世。かつて邦彦と会った時の事を思い出す。
 死んでほしくなかった、共に生きてほしかった。だから生きて日上山を去らせた。
 夕莉に最後の感情を託し、あなたにあえてよかったと言い、涙を流し逢世は一人箱に戻る。
 溢れていた夜泉が穴へと戻っていく。
 気づけば昼の湖に、一人立っていた夕莉。
 迎えに来た密花。涙を一滴流した後、夕莉は密花に振り返り笑顔を向けた。
 
終わり


蓮と麻生邦彦の関係がわからない。一応は親戚のようだが
生まれ変わり、魂が似ているだけ、それとも真紅の蝶みたいに取り付いていた?
累も逢世に似ている。そもそも性別不明だし。関係がわからない
0537ゲーム好き名無しさん垢版2018/09/28(金) 05:11:14.77ID:TEzMTiLq0
変な行数ですまん
何度も書き込みNGを受けて、どんどん短くなってしまった
0540ゲーム好き名無しさん垢版2018/09/29(土) 01:28:31.94ID:ML1DOSkl0
>>539
すみません、誤字と指摘通り花嫁姿は累です
他にも誤字が色々とあるので、wikiに貼られたら直します
0542ゲーム好き名無しさん垢版2018/10/18(木) 22:25:40.38ID:+7GZ74Ia0
まとめwikiにこのスレのラジアントヒストリアからドラクエ11迄収録された様なので、
移された方お疲れ様です。

ただ、どうやらこのスレの>>289アキバズトリップから>>454セクシーブルテイル迄の
全てのゲームが抜けた状態になってしまっているので誰か収録してください。
0543ゲーム好き名無しさん垢版2018/10/19(金) 02:18:57.47ID:6iHdFvo50
>>542
対応しました

一応追加報告
「AKIBA'S TRIP」の続き「スグリ」「アサシンクリード リベレーション」「ディシディア デュオデシム ファイナルファンタジー」
「シャイニング・フォース 黒き竜の復活」「クイズDNAの反乱」「GanGan Extend」「英雄伝説 閃の軌跡」「同II」
「ソウル&ソード」「いまどき勇者」「ダウンタウン熱血物語SP」「ラサール石井のチャイルズクエスト」
「The Sexy Brutale」「零〜濡鴉ノ巫女〜」

未解決一覧も機種不明以外一通り対応したと思うが、抜けがあったらすまん
0547ゼノブレイド垢版2018/10/26(金) 14:39:16.36ID:yPm79KFD0
ゼノブレイドの話の流れだけまとめました
少し前にクリアしただけなので、うろ覚えの部分もあるので補足できる方、補足お願いします。

はるか昔、巨神と機神という二柱の神がいた。二神は海上で日夜戦い続け、互いの全てを出し尽くし骸となった。
それから何年、何千年とたった。
巨神の骸、巨神界に住むホムス(人間のような種族)は、機神の骸から攻めてくる機神兵達と戦い続けていたが、機神に打ち勝ったという神剣『モナド』を振るう英雄・ダンバンによりこれを退ける。
しかし、モナドの力を制御しきれずダンバンは負傷し利き腕である右腕を動かすことができなくなり、一緒に戦ったムムカも消息不明となる。

それから一年後、人は斬れないというモナドを研究していた主人公・シュルクの住むコロニー9に機神兵が攻めてくる。
親友のライン、幼馴染でダンバンの妹のフィオルンとともに機神兵を退けようと戦うが、普通の武器では機神兵には太刀打ちできない。
ダンバンもモナドを左手で振るい応戦するが、制御しきれず落としてしまう。モナドを拾い上げるシュルクの脳裏に突如、「未来視(ビジョン)」が流れ、敵の動きを読み、一掃する。
ダンバンは未来視を見たことがないと言い、シュルクにモナドを託す。
しかし、モナドが効かない黒のフェイス付きの機神兵が現れ、戦いの最中フィオルンが死亡し機神兵に捕食される。
フィオルンの敵討ちのため、黒のフェイスを追いシュルクとラインはモナドを手に取り旅立つ。

旅の途中でモンスターに襲われている男の子・ジュジュを助ける。ジュジュに案内されたどり着いたのは、コロニー6から逃げてきたというものが集まるキャンプだった。
突然機神兵に襲われ命からがら逃げてきた、防衛隊のみんなや自分の婚約者・ガドを置いて逃げた…とジュジュの姉・カルナが語る。
義憤に駆られたジュジュはコロニー6を解放するため飛び出していく。あとを追う3人。
シュルクの未来視で、ジュジュに危険が迫っていることを知り急ぐが、あと一歩のところで褐色のフェイス・ゾードにジュジュは連れ去られてしまう。
0548ゼノブレイド垢版2018/10/26(金) 14:40:51.79ID:yPm79KFD0
褐色のフェイスを追い、中央採掘場に向かう途中、コロニー6防衛隊長・オダマと合流する。オダマが仲間の敵討ちをしようとし死ぬ未来視を見るシュルクだが、仲間に伝えるか迷う。
採掘場最深部でゾードと戦い退ける。ジュジュ、ついでにオダマも間一髪助ける。ラインに「一人で抱え込むな、未来視を見たら教えろ」と言われて反省するシュルクだった。
採掘場から出ると機神兵で埋め尽くされていた。黒のフェイスもいる。激しい戦いに息が上がる3人だったが、ダンバンや一年前の戦いで活躍したディクソンが加勢。
黒のフェイスはダンバンと面識があるようだ。戦いの最中テレシアと呼ばれる巨神界上層にしか生息しない生物が割り込み、黒のフェイスは逃亡。
ディクソンの勧めで巨神界上層を目指すことになる。コロニー6の復興を約束し、ジュジュ、オダマと別れる。

ノポン族(毛玉のような種族)の暮らす巨神界中層・マグナ原生林では倒れていたメリアを介抱、保護する。訳ありの様子の彼女を連れ、ノポン族の里・サイハテ村に向かう。ノポン族曰く、大恐竜の討伐が彼女の使命らしい。
サイハテ村の今年の勇者(という名のパシリ)・リキを伴い、メリアの大恐竜討伐を手伝うシュルク達。
大恐竜とはテレシアのことで、実はメリアは下界に逃げたテレシアを追って、巨神界上層からやってきたのだった。モナドの力もあり、テレシアの討伐は成功し、巨神界上層への案内をメリアが買って出てくれた。

上層はエルト海と呼ばれる海で埋め尽くされ、島々をハイエンター族(頭から羽が生えている種族)の技術で渡っていく。ホムスにはない技術力に驚くシュルク達。
ハイエンターの都・皇都アカモートに着くとメリアにひざまづくハイエンター達。実はメリアは皇女であった。
テレシア討伐の功により皇帝ソレアン、腹違いの兄である皇子カリアンに皇太子に推されるメリアだったが、ホムスとの混血であることを理由に、義母である光妃ユミア、宰相・ロウランが試練を課す。
途中、ユミアが差し向けた暗殺者が襲ってくるもシュルク達の加勢により撃退、名実ともに皇太子の資格を得る。
0549ゼノブレイド垢版2018/10/26(金) 14:42:50.26ID:yPm79KFD0
「とても高いところでモナドが、斬れないはずの黒のフェイスを叩き斬っている」未来視を見たシュルクは、ソレアンに聞くが、それは監獄島ではないかと皇族に仕え同じく未来視を操る予言官・アルヴィースに言われる。
監獄島に向かう一行だが、「ソレアンが監獄島の頂上で黒のフェイスにより殺される」という未来視があり急ぎ向かうが、ソレアンは黒のフェイスにより深い傷を負わされる。
メリアの腕の中で「お前はハイエンターの希望だ」と言い残し息をひきとる。
監獄島に封印された巨人・ザンザにより、モナドの枷が外れ、黒のフェイスを斬れるようになる。ザンザはそれを見届け死亡。
怒りに駆られたシュルクは黒のフェイスにとどめを刺そうとするが、間に入ってきた白のフェイスに邪魔をされる。
白のフェイスの中に入っていたのはホムス、それも死んだはずのフィオルンだった。外れたモナドの枷とは「人は斬れない」というもの。人が乗ったフェイス付き機神兵が斬れないのはそのためであった。
フィオルンに必死に呼びかけるも無視されるシュルク。
フィオルンを助けるため、そして真意を聞くために機神界に乗り込む決意をするのだった。

ソレアン亡き後、皇太子としてアカモートに残ろうとするメリアだったが、カリアンに背中を押されシュルク達と旅立つ。
途中ヴァラク雪原で十四年前のモナド捜索隊に思いをはせる。
かつてシュルクは両親とともにモナド捜索に参加しており、ここ、ヴァラク雪原でモナドを発見した。しかし、モナド発見時の記憶はシュルクにはなく、シュルクを保護したディクソンによれば、捜索隊の隊員はシュルクを残して全員死亡していたとのことだった。
雪原に立ちふさがる黒のフェイス。実は一年前の大戦で消息不明になったムムカが乗っていた。ムムカはダンバンへの劣等感とモナドへの執着心を見せる。が、戦いの末逃走する。

さらに進み、機神界との戦いの最前線・大剣の渓谷へ。またもまたも立ちふさがるムムカ。ムムカの放った攻撃により瓦礫が突き刺さり落下、爆発する。
ガラハド要塞へ侵入する一行。白のフェイスにやっとの事でたどり着くが攻撃される。新たに現れた黄金のフェイスによって操られているらしいが、意識までは操れてない様子。
フィオルンがシュルク達を助けるため超常的な力を発揮、白のフェイスは大破、ガラハド要塞は崩壊しシュルク達は海上へ落ちていくのだった。
0550ゼノブレイド垢版2018/10/26(金) 14:45:26.12ID:yPm79KFD0
シュルクは浜辺で目が覚めた。どうやらみんなとはぐれたらしい。近くに落ちていた白いフェイスの残骸からフィオルンを救助する。意識が戻ったフィオルンだが、驚きの事実を語る。
コロニー9では本当に殺されたが、機神界に回収されて機械仕掛けの体にされた。その過程でメイナスと名乗る意識をうつされた。
白いフェイスに乗っていた時の記憶はあるが、実際に表に出ていた人格はメイナスだった。しかしメイナスへの怒りはなく、むしろその目的に協力したい、と言うのだ。
仲間との合流に、そして最愛の兄との再会に沸き立つ一同。
シュルク達が落ちたのは落ちた腕と呼ばれる機神界の地域だった。そこには機神界の種族・マシーナ(機械仕掛けの人間)が住んでいた。
マシーナの里の長・ミゴールは、シュルクにモナドの使い手として頼みがあると話す。「息子エギルを止めて欲しい」と言うのだ。
エギルは黄金のフェイスに乗っていたマシーナで機神界盟主であり、巨神界への侵攻を指揮している。ある出来事から、巨神界の全てを壊すことを目標に暴走し始めたのだ。
そしてメイナスはそれを止めようとしたエギルの妹・ヴァネアにより、フィオルンの体に意識を移された機神の魂だった。
ミゴールの頼みを快諾したシュルク達は機神界の帝都アグニラータへと向かう。

帝都には石化したテレシアがそこかしこにいる。まるでテレシアにより攻め込まれたかのようであった。
神殿前に緑のフェイスが立ちふさがるが、乗っているのは記憶を消されたカルナの恋人・ガドであった。メイナスの力によりガドは自分の記憶を取り戻す。
が、エギルによって機神が復活。復活の余波からカルナを庇い、ラインにカルナを託してガドは死亡する。
機神が復活し、落ちた腕ではエギルを止めるべくミゴールがジャンクスと呼ばれる飛行船を動かし、機神界中枢のエギルを止めてくれとシュルクに頼む。機神界中枢に乗り込むシュルク達。
エギルが乗り込んだ黄金のフェイスと対峙する。黄金のフェイス・ヤルダバオトは機神の核を担っており、機神の体すら操れるようになっていた。次々に補充される機神兵をなぎ倒し辛くも勝利するシュルク達。
0551ゼノブレイド垢版2018/10/26(金) 14:49:13.79ID:yPm79KFD0
昔、マシーナ達は巨神界の生物と手を取り合って生活していた。エギルもまた巨神界の巨人族・アガレスと親友であった。
が、ある時アガレスがザンザと呼ばれる巨神の魂に乗っ取られ、機神界にテレシアを差し向けてきた。
沢山の同胞を殺され、親友も奪われたエギルはザンザを憎み、機神兵達を巨神界へ差し向け続けた。ミゴールやヴァネアといった周りのものが止めるのも聞かずに。
激しい憎悪を向けるエギルだったが、シュルクの説得に心を動かし、昔の友好的なエギルに戻る。
しかし、その直後、ディクソンによってシュルクは意識を失い、シュルクからザンザが分離し、モナドを奪われてしまう。
実はザンザは、監獄島に封印された巨人・アガレス(モナドの枷を取った巨人)に変わる依代を探してモナドの中で眠っており、たまたま封印されたモナドの近くに現れたモナド探索隊の一員シュルクに宿って潜伏していた。
モナドの中にいたザンザによりモナド探索隊の全員は命を吸われており、シュルクもまたその時に命を落としているが、ザンザが宿ることで生きている状態を保っていた。
ディクソンは一連の出来事を知るザンザの使徒であった。
ザンザは利己的な神であり、巨神界の生物のエネルギーを吸い取ることで自分のエネルギーに変換する。
その生物の命を刈り取る役目がテレシアに課せられていたが、実はテレシアはハイエンターの進化前の姿であり、エーテルを浴びることで純血のハイエンターはテレシア化するというのだった。

巨神界の生物全てを滅し自身のエネルギーにするため、巨神を復活させようとするザンザ。それを止めようとフィオルンの中から出てくるメイナス。
メイナスとザンザはかつて地球の科学者であった。相転移により人を神に近づける研究をしていた。新しい世界を作るという実験に好奇心を抑えられなくなったザンザが、メイナスの制止を振り切って実行。
今の世界が作り出されたという、世界の創造主でもあった。
ザンザを止めようと全力で戦うが、シュルク達を守るためにザンザの一撃を受け、「神のない世界を」と言い残しメイナスは消える。
メイナスのモナドはザンザに奪われ、ザンザのモナドと合体し、未来を完全に見ることができるようになる。
0552ゼノブレイド垢版2018/10/26(金) 14:51:11.77ID:yPm79KFD0
ザンザ操る巨神とエギル操る機神が戦うが、巨神に一太刀浴びさせエギルは力尽きる。その間フィオルン達はシュルクを担いで脱出するが、テレシア化したハイエンター達が襲いかかる。
カリアンが駆けつけるも、ザンザの使徒だったロウランの手によりテレシア化してしまう。しかし、かろうじて理性を保っていたカリアンはロウランとディクソンに突っ込みフィオルン達を逃す。

なんとかコロニー6に逃げてきたフィオルン達。テレシア化を免れた混血のハイエンターやノポン、マシーナ達も避難してきていた。
しかし今までザンザによって生かされてきたシュルクは意識を取り戻さないままだった。傍らにはヴァネアが作ったモナドレプリカが置いてある。
メリアはフィオルンの機械の体の限界が近いことを悟り戦うことを止めるが、フィオルンはシュルクのために最後まで戦うという。シュルクに密かに惹かれていたメリアだったが、フィオルンの決意の固さに敵わないことを悟った。
そこへ攻めてくるテレシアの群れ。コロニー6総出で応戦するも、徐々に押されていく。

一方その頃、自分の存在やしてきたことが無駄であったこと、未来は既にザンザによって決まっていたことを嘆き失意の中にいたシュルクは、
夢の中でアルヴィースにザンザが世界を破壊し作り直すことや未来視は不完全なものであると語り、シュルクはどうしたいかと問われる。
アルヴィースの言葉に奮起したシュルクは目覚め、ザンザに立ち向かうことを決意。
防戦一方のコロニー6を助けに向かい、モナドレプリカからモナドと未来視を発動。驚異的な動きで仲間達を助けていく。そこへ現れたディクソン。
アルヴィースがザンザの使徒であることを知るが、シュルクは動じることなく応える。その様にディクソンは武者震いを覚え、ここまで来いと言い残し去る。

巨神の魂であるザンザまでは巨神胎内を通る必要があった。エギルが開けた巨神の傷から巨神胎内に侵入するシュルク達。巨神の心臓ではテレシア化したカリアンと融合したロウランと、監獄島ではディクソンとそれぞれ戦う。
シュルクに対し親、師のように振舞っていたディクソンの中に、ザンザに対する忠誠心だけでなくシュルクへの師弟愛のようなものが生まれてたことに気づき、その複雑な思いを吐露しながら死んでいった。
0553ゼノブレイド垢版2018/10/26(金) 14:53:20.42ID:yPm79KFD0
ザンザがいる記憶空間に。シュルクはそれまでのモナドレプリカではなく第3のモナドを発現し、ザンザを倒す。モナドを発現したシュルクに驚くザンザ。
モナドは生き物すべて一人一人が持つ力であり、シュルク達が自分の未来を選び取る意思を具現化し、第3のモナドとして発現したのだ。

滅びゆくザンザを前に、アルヴィースが語り出す。
ザンザやメイナスは孤独で、それを紛らわせるために自分と同じ姿の生命を生み出した。しかしザンザは、世界が次の段階に進むときのザンザ個人の消滅を恐れ、ザンザが永遠に生きられるよう破壊と再生を繰り返す世界を望んだ。
自分は元の世界では相転移装置そのものだった、とアルヴィースは語る。
アルヴィースはシュルクに聞く。どうしたい?と。
「僕は決めない。未来は一人一人が決めていくものだから。だから僕らが望むのは…神無き世界だ!」
それまでの世界は崩壊し………

活気ある街が映る。ホムス、ノポン、ハイエンター、マシーナ…多くの種族がともに笑顔で暮らしている。
穏やかに海を見つめるシュルク、そしてホムスに戻ったフィオルン。
いつかこの広い世界の人たちと会ってみたい。そんな未来を目指して歩いていくのだった。

終わり
0554ゲーム好き名無しさん垢版2018/10/26(金) 17:37:59.14ID:HtkA1v/V0
>>543さん

ありがとうございます
できれば、まとめwikiの補助掲示板のリクエストの反映もお願いします
0562ドラゴンボール3 悟空伝垢版2018/12/01(土) 19:05:05.60ID:vBK3q7/s0
山奥に住む少年悟空、彼の夢は天下一武闘会に出場し優勝する事。しかし天下一武闘会はピッコロ大魔王によって廃止されてしまった。
ある時ブルマと出会い祖父の形見が7つ揃えると願いの叶うドラゴンボールの一つと知り集める旅に出る。
立ち寄った村で村民を脅していたウーロンを懲らしめ、山賊に襲われた亀を助け亀仙人と出会う。
砂漠でヤムチャと闘い、その先のフライパン山に着くと、
牛魔王から山の火を消すために亀仙人の持つ芭蕉扇を借りて来るよう頼まれる。
亀仙人は、芭蕉扇を棄ててしまったので自分が消す。と付いて来て、かめはめ波で火を消し飛ばした。
そして悟空は牛魔王の娘チチと意味も知らず結婚の約束をした。
0563ドラゴンボール3 悟空伝垢版2018/12/01(土) 19:25:59.79ID:vBK3q7/s0
都でウサギ団が人々を人参に変え暴れていた。
人参を人質にされるがウーロンが隙を付いて人参を奪い形勢逆転、命乞いしてきたので人々を元に戻させてから警察に突きだした。
ピラフ城で罠にかかり閉じ込められるが満月を見た悟空が大猿に変身、脱出する。
力不足を感じた悟空は修行をするため亀仙人の元に向かった。
同じく亀仙人に弟子入り希望のクリリンに出会い一緒に修行、最後に近くの町で行われる大会に出場。決勝戦でジャッキー・チュンと闘う。
ドラゴンボール探しを再開しマッスルタワーにたどり着く、レッドリボン軍が人々を捕らえていると聞き助けに向かう。
最上階でブルー将軍を倒し解放した人々の中にカリン塔の麓に住む子供ウパが居た、送り届けると塔に登る許可を貰った。
頂上には飲むと力をえる超聖水が有ると知り登る。
頂上に居たカリン様は飲みたければ自分から奪えと言う。遂に成功するがそれはただの水で今迄のが修行になっていただけと言われる。
0564ドラゴンボール3 悟空伝垢版2018/12/01(土) 19:44:44.24ID:vBK3q7/s0
レッドリボン軍本部に乗り込む。番をしていたタオパイパイを倒し、奥でブラック参謀も倒す。レッド総帥は巻き込まれて死んでいた。
レーダーに映るボールの数が合わず情報を集める、亀仙人から占いババの事を聞き向かう。
占いババは占う条件として3vs3の闘いを提示、クリリンとヤムチャに来てもらう。
最後の相手は死んであの世に居た祖父だった。再会を喜ぶ悟空。
そして占って貰った結果どうりボールを隠してたピラフ一味を発見し倒す。
都で行われる大会の優勝トロフィーにボールが付いていると知り出場、決勝戦で天津飯と闘う。
しかしトロフィーが盗まれ犯人を探す途中ヤジロベーと会う。犯人タンバリンを倒すがピッコロ大魔王が現れボールを全て奪われる。
ヤジロベーにカリン塔に連れていって貰う。カリン様は耐えられれば力が増幅される超神水を出した、なんとか耐えきりパワーアップ、ピッコロ大魔王を倒しに向かう。
0565ドラゴンボール3 悟空伝垢版2018/12/01(土) 19:57:16.52ID:vBK3q7/s0
ピッコロ大魔王の配下を倒しボールを取り戻しながら進み、遂にピッコロ大魔王を倒す。
ボールが7つ揃い神龍が出現、天下一武闘会を復活させて貰う。
行われるのは三年後なので修行する事に、カリン様から神様の所に行く方法を聞き向かう。
神様は、ピッコロ大魔王は昔自分が捨てた悪の部分である事と、死ぬ直前に生まれ変わりを作り出し悟空に復讐するつもりだと語る。
三年後、成長した悟空は会場に向かう途中フライパン山に立ち寄り同じく成長したチチと再会。
約束を思い出しそのまま結婚、そして天下一武闘会に出場。決勝戦でマジュニアと名乗るピッコロに勝利。遂に夢だった天下一武闘会優勝をはたした。
終わり
0567ゲーム好き名無しさん垢版2018/12/02(日) 14:11:15.36ID:tO+nJqcg0
最初からピッコロが若い状態で復活済、天下一武闘会が廃止、ドラゴンボールが揃った回数(原作だとここまでに3回は揃った)
辺りが大きい変更かな、
ほかにも細々と変更されてるが。
0568ファイアーエムブレム 覚醒垢版2018/12/12(水) 19:19:48.48ID:tBJeD51b0
ファイアーエムブレム 覚醒投下します
まだクリアできてないので少しずつですが
ところどころ日本語おかしいかもしれないけどそこは愛嬌で

ファイアーエムブレム覚醒

断章
夢とも現実とも分からない。
クロムとファウダーが戦っている。激しい剣と魔法の応酬。応戦する主人公・ルフレ(デフォ名)。ついにファウダーを倒すが、倒れがけのファウダーが放った魔法からルフレはクロムを庇う。
倒れるルフレに駆け寄るクロムだったが、そのクロムの腹を魔法が貫く。
クロムを貫いた魔法を放ったのはルフレ自身だった。震える手を見つめるルフレ。「お前のせいじゃない…」と言い倒れるクロム。
広間には邪悪な笑い声が響き渡るのだった。

序章
知らない男女の声に起こされ目を覚ましたルフレ。一人は夢の中で一緒に戦った男・クロム。そしてその妹・リズ、従者のフレデリクだった。3人はここ、イーリス聖王国の自警団らしい。
クロムに礼を言うルフレだったが、クロムはルフレのことを知らない。素性を問われるが、ルフレは記憶喪失になっていた。不審がるフレデリク。賊の疑いをかけられ町に連行されるルフレだった。
しかし、町には賊の放った炎が上がっていた。自警団の3人はルフレをおいて走り出す。ルフレは一瞬躊躇したが、すぐに3人を追うのだった。
町では賊の頭・ゲリバが中心となり強奪の限りを尽くしていた。駆けつける3人とルフレ。ルフレは彼らをサポートしつつ賊を打ち取るのであった。
町のために戦ったルフレへの嫌疑は概ね晴れ、クロムの信頼を勝ち取ったルフレは軍師として自警団へ誘われる。快諾するルフレ。フレデリクはまだ疑っているようだ。
賊は西方の隣国ペレジアから流れてきたらしい。よくイーリスに流れてきては悪事を働いているようだった。町人が宿泊を勧めてきたがこれを固辞し、4人は王都を目指すのだった。
0569ファイアーエムブレム 覚醒垢版2018/12/12(水) 19:23:05.52ID:tBJeD51b0
1章
王都を目指していた4人だったが、途中で夜になってしまう。毒づくリズだったが野営をすることに。
妙な気配を感じ目を覚ますクロム。クロムとリズが周辺を見にいくことになるが、虫の音ひとつ聞こえないことを不審がる。突如地震が二人を襲う。
地割れが起き、マグマが吹き出し、火の玉が空を舞う。逃げるクロムとリズだったが、空に魔法陣が描かれ屍兵たちが召喚された。見たこともない魔物のような兵に、囲まれるクロムたち。
応戦するクロムだったが、リズが屍兵の凶刃にかかろうという瞬間、仮面の騎士がリズをすんでのところで救う。
「お前は一体、何者だ…?」戦いの最中、クロムは仮面の騎士に問うのだった。
クロムたちを探していたルフレとフレデリクと合流すると、いつのまにか仮面の騎士は姿を消していた。どうやら他の屍兵たちを倒しに行ったらしい。
戦うクロムたちに自警団員・ソワレが加勢に現れる。気が流行るソワレの傍らに現れる貴族・ヴィオール。
気取ったヴィオールの求婚に本気で気持ち悪がるソワレだが、本当は一人でいるのが怖かったというヴィオールの本音を聞き一緒に戦うことに。
屍兵たちを倒しきったルフレたち。仮面の騎士の方もあらかた倒しきったらしい。
マルス、といにしえの英雄王と同名を名乗った仮面の騎士は、世界に災いが訪れようとしている、と不穏なことを言い残し立ち去る。
リズが引き止めようとするが、王都が心配だとフレデリクに諭され、一行は王都への道を急ぐのだった。
0570ファイアーエムブレム 覚醒垢版2018/12/12(水) 19:25:28.41ID:tBJeD51b0
2章
町外れの北の街道に自警団の拠点はあった。
リズに案内されて中に入ると、マリアベル、ヴェイク、スミアといった自警団の面々がリズを迎い入れる。
ルフレも自己紹介すると、ちょうど会議が終わったクロムが入ってきた。屍兵殲滅の助力を打診しに、北方のフェリア連合王国に向かうというのだ。
自警団からも数名連れていくという。リズとヴェイク、スミアが名乗りを上げた。のちに出発の報を聞きつけたソール、ミリエルもついてくる事に。
出発してすぐに屍兵に出くわす一行。街道近くにも屍兵が出現している事に対し、危機感を覚えるクロムだった。

街道を進むと、怪我をしたペガサスに出くわす。クロムが近づこうとするが、興奮していて近づくことができない。するとペガサスナイトのスミアがペガサスを落ち着かせる。
怪我の手当てをしてから追いかけるというスミアを残し、一行は先を進む事にした。

3章
雪吹雪く中、イーリスとフェリアの国境にあたる長城に着いた一行。二国間は敵対関係にはないが、フェリアは他国への警戒を強めているようだ。
イーリスの特使として慎重に行動しようとするが、フェリア国境兵たちは臨戦態勢に入る。
国境沿いではイーリスを騙る賊が度々出没し、怪しいものは現場判断で戦闘を開始しろとお達しが出ているらしい。クロムたちが本物の特使であると話すも聞き入れてもらえない。
戦いで全てを決するフェリア式流儀で、クロムたちが本物かどうかを見極めるという国境兵長ライミ。問答無用で戦いを仕掛けるフェリア国境兵がクロムへ槍の雨を降らせる。
槍が突き刺さるすんでのところでペガサスに乗ったスミアに助け出された。
クロムを追いかけてきた存在感のないカラムも加わり、フェリア国境兵を黙らせるルフレたち。
ライミはクロムの来訪を王都に伝え、案内することを確約した。
0571ファイアーエムブレム 覚醒垢版2018/12/12(水) 19:31:00.47ID:tBJeD51b0
4章
ライミの案内でフェリア城に着いた一行。国王は訓練場に行っていて留守らしい。
筋骨隆々な大男を想像するルフレだったが、出てきたのは肉付きの良いさっぱりとした性格の東の王フラヴィアだった。
国境兵の非礼を詫びるフラヴィア。国境近くの賊はペレジアが二国を対立させようとしてるのではと述べる。
フラヴィアは現在実権がないため屍兵討伐に兵を出せないという。フェリアでは、数年に一度開催される闘技大会で東西の王の選んだ戦士が争い、勝利した方が東西両方の王になるというしきたりがあった。
近々その闘技大会が開かれるらしく、その大会でクロムが勝てばイーリスと同盟を組むという。
イーリスで待つ国民のためにも同盟を早めに結びたいクロムは参加を承諾した。
闘技大会が開催される。西軍の大将はなんと、仮面の騎士マルスであった。
マルスと対峙するクロムはマルスの抜いた剣を見て驚いた。自分の持つ封剣ファルシオンと瓜二つだったからだ。
激しい打ち合いの中「その剣、誰にならった…?!」とクロムがマルスに問う。マルスはクロムの剣を受けながら「父上に」と短く答え間合いを取った。
「お前の父とは何者だ」
「すまない、これ以上は言えない」
「ならばもう聞くまい。悪いが勝たせてもらうぞ」
息巻くクロムにマルスは小さく「若い頃は随分血気盛んなんだな」と呟いた。

戦いを制したクロムに駆け寄るフラヴィア。同盟は無事結べそうだ。
今夜は宴だと盛り上がるフラヴィアを横目に西の王バジーリオがクロムに声をかけた。マルスの正体を問うがバジーリオもわからないという。
スッキリしない一同だったが同盟締結の報告にイーリスへ戻ることに。バジーリオから将来の後継に考えているというロンクーを戦力として借り受けることになった。

イーリス王都に戻りエメリナと謁見していると、自警団にも参加しているマリアベルがペレジアに連れ去られたとの一報が入る。ペレジア王ギャンレルは、マリアベルが不法侵入をしてきたと主張し賠償を要求してきたのだ。
またあいつらか、と怒るクロムを制するエメリナは、ギャンレルとの会談を望む。クロムは会談への護衛を申し出、自警団は護衛へと向かうのであった。

5章
国境の峠ではペレジア王ギャンレルと従者インバースが待っていた。
マリアベルは拘束されていたが無事らしい。不法侵入とペレジア兵を負傷させた罪とインバースが言うが、マリアベルはそれを否定。
それどころかペレジア側がマリアベルの治める領内に侵入し村を焼き払ったと言う。
エメリナは話し合いを求めるが、ギャンレルはイーリスの至宝【炎の台座】を渡せと要求し、それを飲まないとマリアベルを処刑すると言い出す。
【炎の台座】は望みがなんでも叶えられるものであり、ギャンレルはそれを手に入れてイーリスを滅ぼすと言う。
先代イーリス王、エメリナたちの父親はペレジアを邪教の国と見なし、聖戦と称して戦争を仕掛けていた。そのためギャンレルはイーリスを深く憎んでいる。
拒否するエメリナとマリアベル。力づくで奪い取ろうと襲いかかるペレジア兵をクロムが叩き斬ると、それを皮切りに戦争が始まってしまった。
自分のせいで、と落ち込むマリアベルだったが、マリアベルをイーリスの魔導師リヒトが助け出す。戦場で本隊に合流できずに叩き潰されろ、とインバースは不敵に笑うのだった。

無事敵を殲滅し、合流したマリアベルとリヒト。リズがマリアベルに駆け寄り無事を喜んだ。
ペレジアとの戦争は始まってしまった。ギャンレルが速攻を仕掛けてくることを考え、急いで王都に戻るのであった。
0572ファイアーエムブレム 覚醒垢版2018/12/12(水) 19:32:03.51ID:tBJeD51b0
6章
イーリス城に戻ってきたルフレたち。明日はフェリアに援軍を求めに行くが、クロムは浮かない顔をしていた。
声をかけてきたルフレにクロムはいう。
イーリスがペレジアにした蛮行やそれによって受けたイーリス国内の惨状を。
戦いの最中急逝した父親に変わって王となった年端もいかないエメリナに他国自国問わず怒りが向けられたことを。
エメリナが国民に向き合い、少しずつ信頼を取り戻していったことを。
クロムはエメリナの理想を守りたいとルフレに訴えた。
「その通りだよ」と突如出現したマルスに驚く二人。マルスはエメリナに暗殺の危機が迫ると言う。にわかには信じがたい話に訝しむ二人。
信じてもらうために、とマルスは突然剣を抜き、背後から襲いかかってきた賊を切る。賊の剣の切っ先がマルスの仮面に届き、素顔が晒される。なんとマルスは女であった。
侵入者を迎撃するため、エメリナを守るために三人は走り出した。
侵入者の中に見知った顔がいた。ファウダー…夢でクロムとともに戦ったあの魔術師だ。ファウダーはルフレを見つけると「こんなところにいたとは…」と驚いた。
ファウダーがエメリナの首を、と命令すると、盗賊ガイアが「そんな話は聞いてない、厄介な仕事だ」と毒づく。
戦いの火蓋が切ろうとしている時、マルスのファルシオンが突然輝き出したのだった。

戦いの最中、クロムから事情を聞いた盗賊ガイアと祖先の恩を返しにきたダグエル(半獣)のベルベットが仲間になった。
マルスは戦いが終わり黙って姿を消そうとする。クロムが呼び止め、マルスはエメリナが死んだ場合の終末を迎えた未来を語り出す。
クロムはそれを信じ力を貸すと約束し、マルスは立ち去った。
先の賊はペレジアからの暗殺者だろうと、フェリアに避難することを勧めるクロムだが、王が国外に早々に避難すると民が不安になるとエメリナは拒否した。
そこで、他国にはまだ知られてない東の離宮に避難することになる。

一方その頃
敗れたファウダーの前に「破滅と絶望の竜ギムレー」と名乗る者が現れ、ファウダーに力を与えるのだった…


今日のところはここまで。また明日あたりに
0574ファイアーエムブレム 覚醒垢版2018/12/13(木) 18:04:35.59ID:A9Ur/qTB0
7章
裏街道を進む一行。一人落ち着かない様子の神官を見て怪しむルフレたちの前に、突然ペレジア兵が襲いかかった。どうやら神官の裏切りにあったようだ。
応戦するルフレたちだったが、王都に残してきたはずの天馬騎士団員ティアモが飛来する。
曰く、王都にペレジア兵が攻めてきた、王都の天馬騎士団はティアモ以外は討ち死にし、命からがら逃げてきた、と。
追っ手が迫る中「戻る」とエメリナは決断する。自分が戻っている間にフェリアに援軍を要請してほしいとクロムに頼むエメリナ。
【炎の台座】をクロムに託し、エメリナとフィレインはペレジア兵が跋扈する王都に向かうのであった。

急ぎフェリアに着いた一行だったが、クロムはエメリナのことを思い気が気でない。上の空なクロムを鉄拳を食らわせるスミア。
そうこうしてるうちにフラヴィアがやってきた。援軍の準備ができたらしい。フラヴィアとバジーリオも付いてきてくれることになったが、「イーリス王都陥落」の報が入る。
エメリナはペレジアに連れ去られ、公開処刑にされるらしい。明らかな罠だとフラヴィアたちは止めるが、激昂しペレジアに向かうと言い出すクロム。
ルフレはその思いに応えようとエメリナ救出の策を講じるのだった。

8章
ペレジアとの国境の砂漠に侵攻したルフレたち。国境兵が少ないことからも罠だということが伺えたが、それでも進むしかなかった。
前方で争う音が聞こえると報告が入った。少女ノノとそれを追うグレゴ、さらに邪竜ギムレーを崇めるギムレー教徒たちが争っている。
どうやらグレゴは邪教徒に雇われた傭兵だったが、マクムート(竜に変身できる)であるノノが迫害されるのを見て、いてもたってもいられず邪教徒をのしてしまったらしい。
金で雇えば仲間になるというグレゴを即決で仲間にするクロム。フレデリクの進言でノノも仲間になった。
0575ファイアーエムブレム 覚醒垢版2018/12/13(木) 18:07:30.45ID:A9Ur/qTB0
9章
闇の中でファウダーはギムレーに言う。
エメリナは処刑される運命だと。ギムレーの言った通りに事が進んでいる、と…
ルフレは飛び起きた。どうやら夢だったらしい。エメリナの処刑が行われるのは今日だ。
呼びに来たリズとともに処刑が行われるペレジア城へ向かった。
ペレジア城内の一番目立つ石上の先端、処刑台にエメリナはいた。処刑人が斧を振り下ろす直前、ルフレの号令でフラヴィアが斧を投げ、処刑人を倒す。
それを皮切りにペレジア兵との戦闘が始まる。
エメリナを助けようと単身乗り込んできた僧侶リベラと、ペレジア兵だったが国の恨みを自分の恨みとするギャンレルが気に入らないため寝返った呪術師サーリャが戦列に加わる。
ペレジア側のドラゴンナイトを倒し終え、ルフレが合図を出すとエメリナとともに捕まったフィレインが天馬騎士団を率いてやってきた。密偵により助けられたらしい。
フィレインがエメリナを助け出そうとペガサスを操る。
完全に出し抜かれた形のギャンレルとインバースだったが、突然周囲に弓を持った屍兵たちが召喚された。ギャンレルは偶然だと笑ったが偶然にしてはできすぎている。
ペガサスの弱点、弓矢で貫かれたフィレインたち天馬騎士団は次々に撃ち落とされ、命を落としていく。
エメリナを助け出すまで戦い続けるというクロムだが、動いたらエメリナを処刑するというギャンレル。【炎の台座】を渡せば全員生きて帰すと言うが屍兵が周囲にいる中、ギャンレルの言葉は信用ならない。
武器を置けというギャンレルの言葉に従おうとしたがエメリナがそれを止める。エメリナはペレジア国民に語りかける。
戦争はなにも生まない、憎しみに支配されてはならない、たったひとかけらの思いやりが世界を平和に導く、と。
姉の様子に不穏な気配を察知したクロムは走り出した。
「私は無力で愚かでした。クロム、リズ、みんな愛しています」
そう呟きながらエメリナは自ら身を投じるのであった。

せめてエメリナの亡骸だけでも、とクロムは駆け寄ろうとするがバジーリオに今は逃げるべきだと叱咤され、一行は逃走する。
影ながら見守っていたマルスもまた、変えたはずの未来がまた滅びの未来へ変わってしまったことに愕然とするのであった。
0576ファイアーエムブレム 覚醒垢版2018/12/13(木) 18:18:49.47ID:A9Ur/qTB0
10章
押し黙ったままのクロムを半ば引きずり中央砂漠まで逃げてきたクロムたち。その前にペレジア兵が立ちふさがった。
ペレジア兵たちも先ほどのエメリナの最期の演説を聞いて感じるところがあったようで、戦いの最中武器を置いて逃げようとする者もいた。
敵将ムスタファーもまた、イーリスと戦うことに疑問を抱きつつも、ここで自分が逃げれば故郷に残した妻子が罰せられるのではないかと考え戦う覚悟を決めていた。
ムスタファーは生き残った兵の助命をと言い、戦場に散った。
戦いが終わるとバジーリオの部下、踊り子オリヴィエが馬車を引いて現れた。バジーリオが逃走の手助けを頼んでいたらしい。
一行が乗り込むと馬車はフェリアへと走り出したのだった。

フェリアに戻ってきたルフレたちだったが、失意の中にいた。
自分の無力さを責めるクロムを見てルフレは「自分の手を取ってほしい。エメリナ様とは違うあなたのやり方で全ての人に希望を見せてください」という。
クロムを信じていると口々に言う仲間たちに姉の敵討ちとイーリスの守護のために戦うことを誓う。
フェリアも全面的にバックアップするといい、オリヴィエが仲間になった。
0577ファイアーエムブレム 覚醒垢版2018/12/13(木) 18:20:03.38ID:A9Ur/qTB0
11章
フェリアとペレジアの国境にある荒野。
ギャンレルとインバース率いるペレジア軍はここまで攻め込んできていた。
悠々と構えるギャンレルの元に一部の兵が撤退を始めているとの報が入る。
エメリナの最後の言葉を聞いた兵たちが戦いを放棄して逃げ始めているらしい。ペレジア軍は混乱していた。
その隙をつき、ルフレたちはペレジア軍に戦いを仕掛けた。
ギャンレルは戦いを選んだクロムを自分と同類だと言うが、クロムは姉の思いを引き継いでギャンレルを止めるために戦うと言う。
戦いの末、ギャンレルは討ち取られ「結局オレは一人だった」と言い残し死んでいった。
戦争は終わり、クロムは結婚(相手は支援レベルによって変化)。復興を果たした2年後に物語は進んでいく…。

聖王代理となったクロムの元にフェリアからの使者ライミが訪れる。
西の海を越えたヴァルム帝国が侵攻してくるという情報があり、フェリアで緊急の会議を開きたいということだった。
すぐに向かうというクロムについていくという王妃。
二人の間には子供ルキナが生まれており、クロムはルキナについてて欲しいというが、王妃は乳母に預けてクロムに付き添うと言う。ルキナの左目にはクロムから引き継いだ聖痕が浮かんでいる。
王妃の懇願もあり王妃の動向を認めるクロム。
急ぎフェリアに向かうと、フラヴィアが待っていた。詳しい話はヴィオールと従者セルジュから聞くことに。
実はヴィオールはヴァルム大陸のロザンヌを治める公爵だった。ヴァルム帝国は大陸の一小国であったが、急に周辺国を軍事力で侵略し拡大。その波を受けてヴィオールは領民とともにイーリスまで逃げてきていた。
セルジュはひとり、ヴァルム帝国内に残り動向を伺っていたが、帝国がついにロザンヌを占領したため保護を求めて海を渡ってきたそうだ。
そして数日内にはフェリアやイーリスのある大陸にヴァルムの軍艦がつくらしい。一行はフェリア港へと向かうことになった。
0578ファイアーエムブレム 覚醒垢版2018/12/13(木) 18:22:10.97ID:A9Ur/qTB0
12章
ヴァルム帝国の船から敵兵が降りてくる。どうやら主力は騎馬兵のようだ。
フェリア国民に資材と【炎の台座】を要求し、それを拒否すると殺される。
虐殺の限りを尽くすヴァルム兵に立ち向かうクロムたち。なんとか勝利するが、フェリア兵も多くの被害が出てしまった。
敵主力が騎兵で陸上で迎え撃つには不利だと考えたルフレは、海戦を提案する。しかし、イーリスもフェリアも海戦が展開できるような船を所持していない。
そこで商船を多数保持するペレジアに助力を求めることに。悩むクロムだが、ギャンレルが死んで新王が即位したというペレジアに早速使者を送ることにした。
使者が戻り、ペレジアとの会談が開かれることになった。会談場所はペレジアが指定する屍島。何か裏がありそうだというフレデリクの進言もあり、クロムたちは慎重に会談場所に向かうのだった。

続きはまた明日あたりに
0580ファイアーエムブレム 覚醒垢版2018/12/14(金) 20:06:17.61ID:QJ/jd5oA0
13章
屍島につくとインバースが出迎えにきた。次いでペレジアの新王となったファウダーが姿を現す。ファウダーは過去、エメリナを暗殺しにきた者だ。
警戒するクロムとルフレだが、ファウダーは二人とは初対面の様子。戸惑う二人だが会談は始まった。
ペレジアからは出兵はしないが軍船と輸送船、行軍資金の提供を提案され、クロムはこれを了承した。
すぐに立ち去ろうとするルフレたちをファウダーは引き止める。ギムレー教の最高司祭を紹介したいらしい。
フードを目深にかぶった者が現れ、ルフレは値踏みするような視線を感じた。「奥底に眠る血は残っているようだ」とその人物は呟く。
フレデリクが王の前で顔を表さない無礼を指摘するとフードを取る最高司祭。
なんとその顔はルフレと瓜二つだった。名前もまたルフレという。
動揺するルフレたちに「帰り道は気をつけなさい」とインバースは不敵に笑うのだった。

野営をすることになったルフレたちだったが、ルフレはなかなか寝付けない。夜風にあたりに一人外に出ると、誰かの呼ぶ声が聞こえた。
辺りを見回しても誰もいない。すると突然頭痛とともにファウダーが眼前に現れた。
ファウダーはルフレと親子であるようなことを匂わせ、ギムレーを奉ずる自分の元に来いと言う。
間一髪のところでクロムが助けに入るとファウダーは消えた。
屍兵が野営地を包囲していると報告が入る。戦争大好きなペレジアの呪術師ヘンリーも戦列に加わり屍兵を迎え撃つ。
統率のとれた動きの屍兵たちにファウダーの関与を疑わずにはいられなかった。
あらかた屍兵を倒しきったクロムが息をつく。しかしその後ろに新たな屍兵が召喚された。間に合わない、とルフレが思った瞬間
「危ない!お父様!」とマルスが駆け寄りすんでのところで攻撃を受け流した。
お父様呼ばわりに狼狽するクロムにマルスは左目を見せる。左目にはクロムと、そして赤子のルキナにある聖痕と、涙が浮かんでいた。
驚くクロムだがこの世に二つと無いファルシオンを見て全てを察し、涙するマルス…ルキナを抱きしめるのだった。
落ち着いたルキナは、自分は邪竜ギムレーが復活した十数年後の滅びの未来からきたルキナだと言う。その未来ではクロムを始め今の仲間たちは全滅し、人間は滅びつつあった。
その人間たちを憂いた神龍ナーガの儀式によってルキナは未来の仲間たちと過去に戻り、未来を変えようとしたという。
束の間の再開を喜ぶ親子。
ルキナを仲間に加え、改めてヴァルム帝国に向かうルフレたちだった。

14章
ペレジアの軍船でヴァルム大陸へ向かう途中、クロムはルキナになぜエメリナ暗殺を防いだ後いなくなったのかと聞いた。
ルキナは必要以上の過去への干渉を避けたかったらしい。絶望の未来ではエメリナは死にクロムもまた仲間の一人に裏切られて死亡している。
そうなることを避けたかったルキナは正体を明かすことを覚悟しクロムを助けに来たという。
その告白を聞いた瞬間ルフレの頭に激痛が起こるも、すぐにおさまった。
ヴァルム帝国の戦力はこちらの倍はある。船は同数でもそれに乗る兵がこちらよりも多いのだ。苦しい戦いになることが予想される。
奇策を思いついたルフレとクロムは改めてお互いへの感謝を示し、絆を強くするのであった。
ヴァルムの船から船へ渡り、ついに敵将を討ち取った。クロムの合図でイーリスの軍船は残ったヴァルムの船に向かって突き進む。ヴァルムもそれに応えるようにこちらに向かってくる。
あわや激突、というところでクロムたちは海へと飛び込み、船同士は激突した。
激突した船には油を大量に載せていた。その溢れ出た油に火をつけるとたちまち海上は文字通り火の海に曝された。
ヴァルム船団に打ち勝った勢いのまま、一行は港を抑えるためヴァルム帝国へと進むのであった。
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