新スレ乙代わりのプチ報告
ミニキャンぺに参加した時のこと

ハンドアウトで渡された、NPC姫様が兎に角鬱陶しかった
常にお忍びでPCのいる所に出てくる、そのくせ至るところで足を引っ張る
例えば隠密判定が必要な時に大きな声でPCに雑談を振ってくる、交渉では相手を怒らせる、報酬を勝手に
「我らは人助けができれば金銭などは不用じゃ、と言って姫様が報酬を突っぱねました」と言われた時には殺意が湧いた
戦闘では我先に危険地帯に踏み込むが戦闘不能になってはいけない仕様なので防御リソースをそちらに割くしかない
GMも変なところで理性が残っていて
「NPCが大活躍しちゃうといけないので」と言って姫様の攻撃は実にへちょい。でも勝手にピンチになるし急に増援が姫様の側に出る
ちょっとでも姫様にダメージが入ると「おぬし使えんなあ」などの悪態が飛ぶ
姫様がやらかして俺らが尻拭いするのがシナリオの既定路線というのは分かったんだが、感情が追いつかなかった
GMに文句を言うも「それは君らに対する姫様の好感度が低いからだよ、すぐ諦めるなよ」と言われたので、それまでの付き合いもあって続ける事を選んでしまった
続くシナリオでは付いてくる事自体はあきらめて、姫様の気に入りそうな事をするも
「姫様はコレコレこんな理由があるからあまり好感度は上がらないね」といちいち言われ徒労に終わる
ロールプレイでご機嫌を取ろうにも「足手まとい扱いするでない!」と言われ好感度ダウンとかもあった
段々プレイしていて苦痛を感じた第3話、姫様は冒頭で魔族に攫われてしまう
もう開き直ったPLは「もうさ、姫様と離れられたから別に救出する必要なくね」と言い出した
俺ともう一人は「流石にハンドアウトには従おうぜ」とそいつらを宥めた
そしたらGMが爆発して机バン「真面目にやれ!」
それでみんな、GMに対してそれはおかしくねと詰め寄り、GMはさらに切れて「ならもういい!」とキャンペ凍結を宣言
後年、当時のGMとまた卓を囲むようになって当時の事を謝られたんだが
GMは小説投稿サイトに、この姫様に振り回される冒険者の話をリプレイ小説みたいにして投稿していて、そのネタが続かなくなるとして切れたんだったそうな
そこからデビューしてプロの物書きを夢見てたそうなんだが、肝心の文はひどい出来で間を空けて読んだら目が覚めたそうな