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ストーリーを教えてもらうスレ part72
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0001ゲーム好き名無しさん
2018/11/18(日) 22:49:45.54ID:N2ihaJ/60
【注意事項】
スレの容量が500KBを超えると書き込めなくなります。
480KBを超えたら次スレが立つまで書き込みを控えてください。

自分でやるのが面倒、手に入らない、時間がない、お金がない、などの理由で
ストーリーを知りたいゲームのストーリーを教えてもらうスレです。
発売して半年以内の新作について語る際は名前欄に
タイトルと新作ネタバレ用の共有トリップの #新作ネタ をつけて下さい。
新作のネタバレを読みたくない人は ◆l1l6Ur354A をNGワード指定推奨。

またリクの際は、正確なタイトルとハード名を付記して下さい。
まずはまとめWiki↓で既に書かれていないか、既にリクエストされていないか調べてからリクしましょう。

ストーリーを教えてもらうスレ暫定Wiki
http://www8.atwiki.jp/storyteller/
携帯電話の場合でもこちらのURLから行けば表示は崩れますが見れます
http://www8.atwiki.jp/storyteller/pages/2.html

・すでにwikiに載っているストーリーでも、より詳しく知りたい場合はリクエストを受け付けています。

・スレに書き込まれたストーリーのまとめWikiへの収録作業や
まとめWiki中の未解決リストの更新作業は、スレ内の有志によって行われています。
手の空いた方がいらっしゃったらご協力をお願いします。
編集方法の説明はこちら。:http://www8.atwiki.jp/storyteller/pages/18.html

・作業を行ってくれた方は、「>>○○まで収録作業したよ」
「>>○○までのリクを未解決リストに反映したよ」などと
スレに書き込んでくれると、次に作業をする者にとって
どこから作業すればいいのかわかりやすくなるため助かります。

前スレ
ストーリーを教えてもらうスレ part71
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1487826695/
0002ゲーム好き名無しさん
2018/11/18(日) 22:50:49.79ID:N2ihaJ/60
ストーリーを読む・リクエストする方へのお願い。

・リクエストの際は、正確なタイトルとハード名を付記して下さい。
・まとめWikiで既に書かれていないか、既にリクエストされていないか調べてからリクしましょう。
・リク主は依頼したストーリーが書かれたら、書き手に感謝の意を伝えましょう。
・過度のクレクレはスルーや批判の対象になります。気をつけましょう。
・手の空いた方はwiki編集などでスレに貢献しましょう。

ストーリーを書いてくれる方へのお願い。

・外部サイトからの無断転載は禁止です。もし外部サイトの管理人の方から許可を得て転載する場合でも、
 許可を得たという事を証明し、さらにそのサイトからの転載であると言うことを明記してください。
・要望に出ているゲームのストーリーはどんどん書いて下さい。 
 要望に出ていないゲームでも書きたいと思ったら遠慮せずに書いて頂けると読み手が喜びます。
・すでにwikiに載っているストーリーの補足も書いて頂いて結構です。
・この板は一般板なので18禁のゲームのストーリーの要望、紹介はご遠慮下さい。
・名前欄に作品名を入れてもらえると、まとめやすくありがたいです。
・時間を置いて数回に分けて投稿する際には、最後に「続く」と御書き下さい。
 そうする事でストーリーの投稿の混交を防げます。
・発売して半年以内の新作について語る際は名前欄に
 タイトルと新作ネタバレ用の共有トリップの #新作ネタ をつけて下さい。
・これを書こう、と思われた際は「○○○○を書きたい」と意志表明し、予約していただけると、
 投稿の重複が防げて大変ありがたいです。
 また、書くのはよそう、と思われた時には面倒でも予約の取り消しを御願いします。
・勝手ながら、予約から1ヶ月以上経ったものは予約無効とさせて頂きます。
 同じく、最終投稿から3ヶ月経ったものも権利失効とさせて頂きます。
 都合により取り消しが出来ない場合の長期間にわたる放置を防ぐ為です。
0003ゲーム好き名無しさん
2018/11/18(日) 22:51:25.66ID:N2ihaJ/60
関連スレ
(漫画サロン板)
ストーリーを教えてもらうスレ まとめ Wiki*
http://wikiwiki.jp/comic-story/

(ライトノベル板)
ライトノベル@2ch掲示板 ストーリーを教えてもらうスレ まとめWiki
http://www44.atwiki.jp/lightnovelstory

(エロゲネタ板)18才以上の方のみ!
エロゲのストーリーを教えてもらうスレまとめwiki Ver.2.0
http://wiki.livedoor.jp/esosmw658/

(女向けゲーム大人板) 18才以上の方のみ!
BL@【やるのが】ストーリーを教えてもらうスレ 3【面倒】
http://kilauea.bbspink.com/test/read.cgi/gagame/1285119403/l50
乙女@【一つ】ストーリーを教えてもらうスレ【よろしく】
http://kilauea.bbspink.com/test/read.cgi/gagame/1157949089/l50

[以下本スレdat落ち]
(ギャルゲー板)
ギャルゲーのストーリーを教えてもらうスレ まとめWiki
http://ponkotsu.r.ribbon.to/
(アニメサロン板)
ストーリーを教えてもらうスレ まとめ
http://cabin.jp/koizumi/story/
(女向ゲーム一般板)
ストーリーを教えてもらうスレin女向ゲ一般板
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/ggirl/1253686667/l50
0004ゲーム好き名無しさん
2018/11/18(日) 22:51:58.85ID:N2ihaJ/60
ストーリーを教えてもらうスレ暫定Wiki - 未解決一覧
http://www8.atwiki.jp/storyteller/pages/14.html

(これまで、ここには未解決リストの内容すべてを転載することになっていましたが、
未解決リストの容量が大きくなってきたためかなりの連続投稿を要してしまいます。
2chの書き込みシステムに「忍法帖」が導入された関係もあり、連続投稿が難しいため
代わりに、上記のようにWikiの未解決リストページへのリンクを貼ることで
代用させていただきます。)


前スレの容量が一杯になって書き込めなくなるまでは、なるべく前スレを優先して使用してください。

テンプレ以上
0008ゲーム好き名無しさん
2018/11/19(月) 22:02:04.29ID:I9mVqomL0
即死回避って何レス?
0010ゲーム好き名無しさん
2018/11/20(火) 06:50:17.68ID:8IWieywg0
マジかよ保守
0012ゲーム好き名無しさん
2018/11/20(火) 13:20:22.90ID:8IWieywg0
保守
話変わるけどファイアーエムブレム 覚醒予約するわ
今14章あたりまで書けてはいるけどゲーム自体やり直ししてるからまとめて投下するのに1ヶ月くらいかかりそう
0022ゲーム好き名無しさん
2018/11/30(金) 09:24:28.99ID:Ov9fG9ni0
茶々丸 fgo パクラー 飲酒運転 未成年喫煙 いじめ 変質者 少年院 幸福の科学 トレス
茶々丸 書類送検 悪徳商法 MDMA 脱糞 強盗罪 外圧 ウジ虫 コーラン燃やし
茶々丸 嫌い 中卒 勘違い絵師 執行猶予 出会厨 凶悪犯 テロ予告 クズ
茶々丸 未成年飲酒 阿片 実行犯 アレフ フェミニスト イアソンbot 臓器売買 狐十子
茶々丸 パク 強要罪 クレジットカード不正利用 塩川 アンネの日記 在日 不正 恐喝
茶々丸 下手 通貨偽造罪 犯罪者 ヤクザ 殺害予告 真犯人 保健室登校 傷害
茶々丸 犯罪予告 薬物 猿顔 万引き 罪状 起訴 革マル 鮫トレ
茶々丸 割れ厨 捏造 無能 パワハラ 知的障害 シンナー ナイフ所持 詐欺
茶々丸 絵柄パク 快楽殺人 置石 暴力団 朝鮮 創価学会 カンニング 土下座
茶々丸 脱税パクラー 不法侵入 違法 誘拐 通り魔 ひき逃げ オウム エアプ

https://twitter.com/green_leaf404
https://www65.atwiki.jp/anti_cckingo
https://www65.atwiki.jp/ccmr_zekkyo/
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)
0023ゲーム好き名無しさん
2018/12/01(土) 20:01:59.85ID:vBK3q7/s0
前スレにFCのドラゴンボール3悟空伝を書き込みました。
0024ゲーム好き名無しさん
2018/12/06(木) 23:50:15.46ID:pDB1v5TF0
PCゲームの「オレは少女漫画家R」をお願いします
Giza10から発売された全年齢ギャルゲーです
0025ファイアーエムブレム 覚醒
2018/12/14(金) 20:11:03.77ID:QJ/jd5oA0
前スレが埋まったので続きをこちらに


15章
ヴァルム港に着くと一人の女性が追われていた。助けに入るルフレたち。女性はサイリと名乗り、ヴァルム帝国に立ち向かう解放軍の一員であるという。
皇帝ヴァルハルトに反抗する勢力をまとめあげようとしているが、兄が皇帝に組するなどなかなかうまくいかない中、イーリス軍が帝国軍を破った一報を聞きつけ協力を仰ぎに来たらしい。
サイリの話を受け入れ、彼女に手を貸すことになった。

ヴァルム大陸には古くから神龍信仰が盛んで、神龍の声を聞くという巫女がいる。しかし、帝国により巫女はミラの大樹と言われる場所に幽閉されている。
彼女がいれば解放軍もまとまるはず、とのサイリの言葉に一行はミラの大樹へと向かうのだった。

16章
ミラの大樹に着いたが、ヴァルム兵が封鎖していた。この中に巫女がいるというサイリにクロムは正面突破を提案するのだった。
ヴァルム兵を蹴散らし大樹の神殿へと登る。やっとの事でたどり着いた先にいたのは神龍の巫女でありマクムートのチキだった。
チキは一目でクロムたちが聖王の血を引いていることを見破り、【炎の台座】について語り出す。
【炎の台座】はかつて【炎の紋章】と呼ばれていた。台座に【白炎】【黒炎】【緋炎】【蒼炎】【碧炎】の5つの【宝玉】がはめ込まれてはじめて【覚醒の儀】を行えるようになる。
初代聖王はこれにより神龍ナーガの力を授かり邪竜ギムレーを倒すことができた。
今台座にはめ込まれているのは【白炎】のみ。チキが【蒼炎】を持ち、サイリの郷里に【碧炎】、フェリアの西の王に【緋炎】、そして最後の【黒炎】は行方知れずということだった。
チキはクロムに邪竜ギムレーの復活が近いこと、【覚醒の儀】を行なってギムレーから世界を守って欲しいことを告げる。
【蒼炎】を手に入れ、ルフレがチキに礼を言うとチキはルフレから自分と同じ力を感じる、と返す。どういうことか問い詰めようにも「疲れた」と話を切り上げられてしまうのだった。


それではまた明日
0026ファイアーエムブレム 覚醒
2018/12/15(土) 11:04:21.31ID:b+CAOFGw0
17章
チキのおかげで解放軍がまとまりつつあるとサイリは言う。しかし、解放軍がまとまる前に叩こうと、ヴァルハルトは全軍を率いてこちらにやってきていた。
ヴァルハルトやサイリの兄レンハが率いる軍が到着する前に、主力の一部がいるシュヴァイン要塞へとクロムたちは向かう。
無事、シュヴァイン要塞を制圧したクロムたちだが、要塞を取り囲んだのはヴァルハルトに屈した元解放軍だった。
さらに悪いことに、ヴァルハルトとレンハの軍の牽制に向かった軍は壊滅し、生き残った兵は敵方に寝返ってしまった。
完全敗北か…というムードに包まれたが、ルフレが妙案を出す。シュヴァイン要塞を今すぐ捨て、兵を二つに割りヴァルハルト側を抑えつつ主力でレンハ軍を叩くというのだ。
ヴァルハルトと戦いながら逃げる役目をバジーリオが請け負うという。
が、それをルキナは「未来ではバジーリオはヴァルハルトと戦い死んだ」と言い止める。それを聞いてフラヴィアもバジーリオを守るために一緒に行くことになった。

戦場で矢継ぎ早に指示を出すバジーリオだが、ヴァルハルト1人になぎ倒される。
圧倒的な力の前に倒れそうになるバジーリオだが、フラヴィアの援護でなんとか一太刀、ヴァルハルトに浴びせる。
しかし劣勢に変わりなく、バジーリオは隠し持っていた【緋炎】をフラヴィアに託し、フラヴィアを逃がすために1人ヴァルハルトに立ち向かうのだった。

18章
敵の援軍を断ち切るため、ルフレは活火山での決戦を提案する。
レンハ軍はそれを追って活火山に進軍。レンハを討つクロムとサイリだが、なぜレンハほどの剣聖がヴァルハルトについたのかが理解できない。
するとヴァルハルト配下の軍師エクセライが姿をあらわし、レンハは従属しないと妹サイリを殺すと脅されて従わされていたと言い消える。
レンハの真意を聞かされないまま討ってしまったサイリは自己嫌悪に陥るが、仲間たちに励まされ、兄に助けられた命を無駄にしない、と再びヴァルハルトに立ち向かうことを決意する。

そんな中、バジーリオが戦死したと一報が入る。フラヴィアも全身傷だらけで帰ってきた。
【緋炎】を手に入れたが、バジーリオを失ったこともまた大きかった。
ヴァルハルトの軍は帝都へ引き上げたらしく、一同は次の戦いが運命を分ける決戦だと気を引き締めるのだった。
0027ファイアーエムブレム 覚醒
2018/12/15(土) 11:09:00.28ID:b+CAOFGw0
19章
ヴァルム城を取り囲むルフレたちだが、ヴァルム兵は全く中から出てこない。
城の中から出なければ戦局を伺っていた周辺の有力者たちがこちらに絶対つくとエクセライは見越して、籠城作戦を決め込もうとしていた。
しかし、ヴァルハルトはそれを一蹴。解放軍を完膚なきまでに叩き潰そうと、城から出て戦いを挑む。
しかしクロムたちの攻撃にヴァルハルトは敗走。
城内に侵攻しようとした時、クロムたちの背後に何者かの大軍が押し寄せていた。

そのころ、ヴァルハルト敗走の報を受けたエクセライはヴァルハルトと共に城外脱出を画策していた。
しかし、城の周囲は既に大陸南部の有力者の兵が取り囲んでいた。先ほどの、クロムたちに押し寄せた大軍だった。
レンハの死亡により力の均衡が崩れ、エクセライの脅迫などの真実が明らかになったために挙兵してきたのだ。
自分のしたことは無駄じゃなかった、とサイリは安堵し、仲間に促されヴァルム城に入城したのだった。

20章
ヴァルム城内。
ヴァルハルト、エクセライが逃亡か戦闘か言い争う。エクセライのレンハへの仕打ちやペレジアのインバースと通じ【炎の台座】を手に入れようとしていることなどをヴァルハルトは知っていた。
全て知った上でヴァルハルトは全てをなぎ倒し人の王、覇王になろうとしていたのだ。
城を囲まれ攻められても多くの兵が投降せず戦う。
クロムはかつて争いをなくすため命をかけた姉のように、全ての争いに力で勝利してきたヴァルハルトにも人を導く信念を感じた。
戦いの末ヴァルハルトは散る。クロムに何かを託したかのように、ルキナは感じた…。
戦いは終わりソンシンから奪われた【碧炎】を手渡すサイリ。
こうしてヴァルム帝国での戦いは終わり、クロムたちはイーリスへの帰路につくのであった。

クロムはフレデリクに【黒炎】の在り処を調べさせる。するとペレジアから【黒炎】を返還したいとの報せが入る。
ファウダーは信用ならない、というクロムだが、姉の志を継ぐ者が話し合いに応じないわけにいかない。
戦闘の準備もしつつペレジアに向かうのであった。

本日はここまでです
0029ファイアーエムブレム 覚醒
2018/12/16(日) 08:20:09.54ID:gCb+eeTV0
21章
ペレジア城についた一行。ルキナが、エメリナ処刑の行われた大岩が邪竜ギムレーに似ていると言いだす。
ギムレーを復活させてはならない、という決意を新たに場内を進む。部屋のいたるところに伏兵が潜んでいるらしい。
一同に緊張が走るが、ファウダーとインバースがゆっくりと姿をあらわす。彼らは邪竜ギムレーをかつて倒した【炎の台座】を排除しようと台座と宝玉を要求してきた。
クロムが拒否すると実力行使とばかりにペレジア兵たちが襲ってきた。
それらを片付けあと少しで脱出、というところでファウダーが現れ、クロムに一撃を与える。
【炎の台座】を要求するファウダーに断るクロムだが、ファウダーがルフレを操り【炎の台座】と宝玉を奪いとってしまう。
父親ファウダーに操られたことで自己嫌悪に陥るルフレだが、仲間に励まされファウダーの後を追うことになった。
しかし、ルキナはこのことで「未来でクロムを殺した裏切り者はルフレだ」と確信し、ルフレを殺そうと刃を向ける。
ルキナの思いを知り抵抗をしないルフレだが、クロムがそれを止めに入る。クロムは運命よりもルフレと歩んできた絆を信じるという。
その言葉でルキナもまた、クロムとルフレを信じることにしたのだった。

22章
城から出ると人々の波に圧倒されるクロム。彼らはギムレー教徒らしく、みな口々に「竜の祭壇へ…ギムレー様に祈りを…」と言う。
絶望の未来が変わっていない状況に、クロムたちはファウダーがいるという竜の祭壇へ急ぐ。そこに立ちふさがるインバース。
エメリナの死、ギャンレルやヴァルハルトとの戦、全てがファウダーの書いた筋書き通りで、お陰でギムレー教徒が命を捧げることが増えた、とあざ笑う。
竜の祭壇は生贄から命の力を溜めておくものであり、ギムレー教徒の間では生贄を捧げることでギムレーが蘇ると信じられていた。その命の力もギムレーの復活に足るほど貯められている。
実はヴァルハルトはペレジアのギムレー復活に向けた動きに気付いていた。ヴァルハルトはギムレーが復活したら討ち亡ぼすつもりでいたが、クロムによって討ち取られたためそれは叶わなかった。
そして戦争により消耗した両国。
ペレジアが先の戦争で兵を出さなかったのはイーリスとヴァルムの兵力を削ぐためだったのだ。
戦いは始まり、インバースに深手を負わせたがトドメを刺すまでに至らず、逃してしまった。復活の儀式の時間稼ぎだったのだ。
焦るルキナにクロムは、必ずファウダーを止めると言い落ち着かせる。
0030ファイアーエムブレム 覚醒
2018/12/16(日) 08:27:27.64ID:gCb+eeTV0
23章
竜の祭壇。
いよいよ最後の戦いに挑もうという時、ルフレはクロムに声をかける。
もしもファウダーの支配に負けてしまったらその時はクロムの手で殺してくれ、と。
クロムは拒否するがクロムだからこそ頼んでいるとルフレはいう。その真剣さに、クロムは「わかった、ただ絶対負けるなよ」とルフレにいうのだった。
ファウダーは竜の祭壇でクロムたちが着くのを待っていた。
竜の祭壇と【炎の台座】でギムレーを器から復活させる。その器とはルフレであった。
ルフレの中にギムレーの血と魂が眠っている。その事実にルフレは激しく動揺する。
それと同時にルフレの中には仲間たちとの歩みが蘇ってきた。ルフレはファウダーに言い放つ。
仲間たちとの絆で必ず勝つと。

いつかの夢の光景が広がる。
クロムとファウダーが戦っている。激しい剣と魔法の応酬。応戦するルフレ。ついにファウダーを倒すが、倒れがけのファウダーが放った魔法からルフレはクロムを庇う。
倒れるルフレに駆け寄るクロムだったが、そのクロムの腹を魔法が貫く。
クロムを貫いた魔法を放ったのはルフレ自身だった。震える手を見つめるルフレ。「お前のせいじゃない…」と言い倒れるクロム。
広間には邪悪な笑い声が響き渡るのだった。

絶望の未来を変えられなかった、ルキナは呆然と目の前の光景を見つめるしかできなかった。
「大丈夫だルキナ」
よく知った声がルキナに声をかける。それはヴァルハルトに倒されたと思われたバジーリオだった。
バジーリオはルキナの「戦ったら死ぬ運命」という忠告を聞き、戦うより逃げることを選択して助かることができたという。
たかだかバジーリオ1人がいたところで何になる、というファウダー。しかしルフレは自分が操られることも見越していた。
いや、昔見た夢が予知夢だということに夢の中の【炎の台座】を思い出して気づいたのだ。
そのためファウダーを警戒し、【宝玉】の偽物を作らせてそれを持ってペレジアとの会談に臨んだ。
そして【炎の台座】の力で完全に支配されたと演技をし、弱めの魔法をクロムに打ち込んだのだ。
全てを読まれていたファウダーは崩れ落ちる。怒り狂ったファウダーをルフレの放った魔法が飲み込んだ。
こうしてギムレー復活を防いだのだった。と、一同が喜んだ背後に1人の影が忍び寄る。
もう1人のルフレだった。
もう1人のルフレの正体はクロムを殺し、絶望の未来を作った未来のギムレーだった。
ギムレーはナーガの儀で過去に遡ってきたルキナたちを追ってきていた。
ギムレーが現代に現れた瞬間、ルフレはその衝撃に耐えられず記憶を失い、同時に経験し得ない未来の出来事を夢としてみるようになったのだ。
時を遡ってきた未来のギムレーは竜としての力を一部失っていた。失った力を取り戻すために竜の祭壇の力を奪うギムレー。
力を取り込んだギムレーは邪竜として復活してしまう。
巨大な力を持つギムレーを前に「未来は、変えられないの…!?」とルキナは呆然と呟くのであった。

本日はここまで。続きはまた明日
0031ファイアーエムブレム 覚醒
2018/12/17(月) 15:18:46.82ID:rhJHftuD0
24章
復活したギムレーを前に一行はたじろぐ。正面から戦いを挑んでも敵わない…【炎の台座】さえあれば…とクロムが呟く。
「ありますよ」とルフレが言う。ギムレーが復活する前にファウダーから奪い取っていたのだ。
ナーガの覚醒の儀は虹の降る山の祭壇で行われる。一行はギムレーに追いつかれる前に虹の降る山へ急ぐ。
やっとのところでたどり着いたがギムレーの差し向けた屍兵たちが襲ってきた。
ナーガの祭壇の近くまでギムレーの支配が及んでいることから、ギムレーの力の強さを改めて実感するクロムたちだったが、なんとか退ける。
祭壇で、神龍ナーガの覚醒の儀を執り行うクロム。儀式には危険が伴い、命を落とすこともあるそうだ。
見事儀式を成功させ、ファルシオンにナーガの力を宿らせたクロムだが、ナーガは「ギムレーと自分は神ではない、自分たちは同じ存在で自分にギムレーを滅ぼす力はない。ギムレーが滅ぶとしたらそれは自身の力、自殺によってのみ」と言う。
ファルシオンに宿った力はギムレーが再び蘇るまで千年の猶予を与えるものであり、滅ぼすことはできない。
クロムたちはナーガの話を心に留めつつ、ギムレーを止めるため始まりの山へと向かうのであった。
0032ファイアーエムブレム 覚醒
2018/12/17(月) 22:11:43.57ID:rhJHftuD0
25章
始まりの山にやってきたルフレたち。やはりギムレーはここにいる、とファルシオンに宿ったナーガが言う。
ナーガの力をもってしても倒せないが、クロムは子孫たちに問題を押し付けたくないと言う。
ルフレは思いつめた顔で言う。「自分とギムレーは同じ存在だから自分がギムレーを倒せばいい」と。
しかし、そうするとルフレもまた死んでしまうかもしれないとナーガが警告する。
仲間たちと育んだ絆やルフレの心がギムレーの心に勝てばもしかしたら生き残れるかもしれない、とも言うが可能性はごくわずからしい。
クロムはルフレに自分を犠牲にしないでほしいと言うが(はい/いいえ選択肢あり)、ギムレーに気づかれてしまい屍兵がこちらへ向かってきた。
屍兵たちを倒し切るとギムレーの声が響き渡る。
山のように大きな邪竜のどこを攻撃すれば…と攻めあぐねていると、ナーガが首の後ろならば自分の力で転移できるし攻撃が通ると言う。
いよいよ最後の戦いだとクロムは皆を鼓舞するのであった。

次で最後です。また明日か明後日
0033ファイアーエムブレム 覚醒
2018/12/18(火) 22:04:32.45ID:b7gdpo110
終章
ナーガの術で海上を悠然と飛ぶギムレーの首元付近に転移してきたルフレたち。
そこでは未来のギムレーが待ち構えていた。強大な力でルフレたちを圧倒する。仲間たちは心が折れかかっていた。
諦めないというルフレにギムレーは「自分と同化すれば仲間は助ける」という。
(はい/いいえ、いずれの選択肢も同じ結果)ギムレーは否応なしにルフレを飲み込んだ。
目覚めたルフレ。周りは闇に閉ざされている。神の意志の内部で自分と同化したのだとギムレーはいう。
それでもルフレは抗おうとするがギムレーの力の前に倒れる。
何も感じず、何も聞こえず、何もない闇の中で、もう諦めてしまおうか…とルフレが思ったその時だった。
「諦めるな!俺との約束はどうなる?!」
クロムの声だ。
クロムだけではない。これまで一緒に戦い絆を結んだ仲間たちの声がルフレの耳に届く。
その声の持つ希望に苛立つギムレー。ルフレは人としての自身の心の力でギムレーの血の支配に勝つ。
再び邪竜の首に戻ってきたルフレ。傷ついた仲間たちをナーガの力が癒す。
そして最後の戦いが幕を開けた。
ナーガは言う。クロムが倒せばギムレーは千年の眠りにつく、ルフレが倒せば消滅する、と。
際限なく沸く屍兵たちやギムレーの激しい攻撃を耐え、ついにギムレーを倒す時が来た。
「俺に任せろ!」とクロム。(クロムに任せるか?はい/いいえ)

→はいの場合
神剣ファルシオンでギムレーにとどめを刺す。断末魔と共に眠りにつくギムレー。
これでいい。自分たちの意志を継いだものが何度でも奴を倒す。
こうして平和を取り戻したクロムたち。
それでもルフレは「ギムレーを自分が倒していればよかったのでは?」と思い悩んでいた。
そんなルフレにクロムは声をかける。「ルフレに生きていて欲しい、これからもそばにいて欲しい」と。
終わり

→いいえの場合
ルフレは戸惑うギムレーに魔法を叩き込む。
大好きな人たちに、皆に感謝しながらルフレはギムレーと共に消滅した。
ルフレの犠牲で戦いは終わり、過去から未来へと続く絶望の運命もこれで終わる。
ルフレの消滅に泣き出すリズ。しかしクロムは、人の思いが強ければ生き残れるというナーガの言葉を信じていた。仲間たちもまた、ルフレとの再会を信じようとする。
「何年かかろうとルフレを探し出す、そしてすべての国を復興させる」とクロムは誓う。
終わり


以上でファイアーエムブレム 覚醒は終了です。
0034ゲーム好き名無しさん
2018/12/18(火) 22:11:32.10ID:b7gdpo110
ついでにファイアーエムブレム ifも予約します
まだゲーム始めてないけど2.3ヶ月以内には書き上げられると思います
それではまた会う日まで
0038ゲーム好き名無しさん
2018/12/20(木) 01:23:46.63ID:/vauk4EA0
Wikiの管理人さんって十年以上このスレにも書き込みしてないし
Wikiの編集もしてないっぽいからもう戻ってくることないと思う

ので、Wikiの編集をしてくれている人たちの誰かこのアットウィキの制度を使って管理人権限を引き継いでもらえないかな

よくある質問/@wikiアカウント譲渡について - アットウィキ(@WIKI)ご利用ガイド - アットウィキ
https://www1.atwiki.jp/guide/pages/1433.html

この申請手続きを始めると、管理人から一定期間返事が無かった場合でもアカウント譲渡は成立するらしい
ということは、いつか誰かが勝手に譲渡申請して管理人権限取得して
めちゃめちゃに荒らしまわった挙句自分以外編集できない設定にして放置なんてこともできちゃうんだよね
それはもったいない

その予防に自分が形だけの管理者権限取得したっていいんだけど
せっかくだからWiki編集を熱心にしてくれてる人に管理人になってもらいたい
0040ゲーム好き名無しさん
2018/12/30(日) 21:11:53.71ID:+DHIqrZG0
私もあくまでストーリーを投下する側の人間なので詳しくはないのですが、
色んな人が好き勝手文章を投下したり、その文章を気ままにWikiに移していたから工程や責任が分散して気軽に作業できていたところを、
これまで手分けして追記役をされていたお方に管理権限まで押し付けるのって酷かな?と思ったりします。
どなたか管理権限だけ取ってあとは最新スレリンク以外はほぼ放置(くわえて>>38にある悪用目的の申請への対応)・・・みたいな手分けの仕方がみんな気軽なのではないでしょうか?
0041ゲーム好き名無しさん
2019/01/04(金) 01:50:20.16ID:mJ1hNVyX0
プレイステーションの「ディープシーアドベンチャー 〜海底宮パンタラッサの謎〜」をお願いします。
メーカーはタカラで、品番はSLPS-02206〜7(ディスク2枚組)です。
0043ゲーム好き名無しさん
2019/01/10(木) 12:31:17.19ID:H+XDg//W0
「Φなる・あぷろーち」(PS2)
「俺の妹がこんなに可愛いわけがない ポータブルが続くわけがない」(PSP)
「涼宮ハルヒの直列」(ニンテンドーDS)
「見鏡澄香の制服活動」(PS4)
「Amenity’s Life」(PS Vita)
「ROBOTICS;NOTES」(ロボティクス・ノーツ)(PS3)
「のーふぇいと! only the power of will〜」(xbox360)をお願いします
0045ゲーム好き名無しさん
2019/01/19(土) 05:57:24.18ID:tXajNQ8J0
「東方輝針城 〜 Double Dealing Character.」
「東方紺珠伝 〜 Legacy of Lunatic Kingdom.」
「東方天空璋 〜 Hidden Star in Four Seasons.」
をお願いします。全てPC用同人ゲームです。
0050ゲーム好き名無しさん
2019/02/03(日) 21:09:03.16ID:jKGredv20
保守
0051ゲーム好き名無しさん
2019/02/03(日) 21:32:09.04ID:GXqzcT540
俺が今書いてるやつを投下できるまでにこのスレは存続しているんだろうか
0053ゲーム好き名無しさん
2019/02/09(土) 18:50:47.04ID:Ock00Fr70
近いうちに「お天気魔女チャーミークルル」というツクールDante98のゲームのストーリーを投下したいと思います。
(ちなみに作者はAbstainCompany氏。先日投下したCartoonKittenPlanetと同じ作者の作品です)
0055お天気魔女チャーミークルル
2019/02/10(日) 17:42:38.00ID:yA/bXRbp0
>>53です。
予定通り、「お天気魔女チャーミークルル」行きます。

作者:abstaincompany(2001年)
プラットフォーム:RPGツクールDante98

【主な登場人物】
(魔法使いサイド)
・チャーミークルル(♀)…主人公。12歳。二つ名は「お天気魔女」。
・ダンディ(♂)…チャーミーの使い魔のカラス。
・高松義彦(♂)…魔法使い達を支援する団体のメンバーの一人。
・高松義助(♂)…義彦の父。科学者。
・ノーマ・ライゼーション(♂)…リヒトブルグの村の長老。
・稲妻ライコ(♀)…魔法剣士。一人称は「ボク」。
・ヘレナ姫(♀)…ガストール王国の王女。動物と心を通わす力を持つ心優しい女性。
・クロード・シェンクル(♂)…ライコの夫。召喚魔法の使い手。

(王国サイド)
・ガイル国王(♂)…ガストール王国の国王。魔法使いに対する差別的政策をとり続けている。
・サトル王子(♂)…ヘレナ姫の兄。父親譲りの差別主義者。
・リリス王女(♀)…ガストールの王妃。ヒスババア。

【用語】
・魔法使い…魔法人とも呼ばれる。その名の通り、魔法を使える人々。差別の対象となっている。
・科学人…魔法人以外の人々。
0056お天気魔女チャーミークルル
2019/02/10(日) 17:44:09.09ID:yA/bXRbp0
魔女のチャーミーは師匠でもあった母と死別後、使い魔のダンディと人里離れた森の奥の生家でひっそりと暮らしていた。
そんなある日、チャーミーは森を出て町に行くことを決意する。
彼女の亡き母は生前から「森の外には悲しいことしかない」とそれを固く禁じていたのだ。
だがチャーミーはあくまでも自分の目で外の世界を確かめてみたいという。「きっと嬉しいこともあるはず」と。
ダンディは彼女の意思を尊重し、自分もついて行くとそれを了承した。

森を抜けて遙か東、チャーミー達は「リアンの町」へと到着した。
すると悪ガキ共が下卑た笑みを浮かべながら一人の少女を取り囲んでいた。
ダンディが止めるのも聞かず「これは見逃しちゃおけないわ!」とチャーミーがそこに割って入り、悪ガキ共を懲らしめてしまう。
そこに騒ぎを聞きつけて駆けつけた警官。チャーミーが事情を話そうとすると、警官は彼女が魔法使いである事に気付くなり血相を変えた。
そして応援を呼び、悪ガキ共ではなくチャーミーを捕らえようとした。
訳が分からないまま逃げ出すチャーミー。すると一人の青年が目の前に現れ、足元のマンホールを指して「この中へ」と促した。

そしてマンホールの下の下水道。
礼を言うチャーミーに青年は自らを「高松義彦」と名乗った。
そして義彦は警官達があの時悪ガキ共ではなくチャーミーを捕らえようとした訳、そして自分がチャーミーを助けた訳について語り始めた。

曰く、この国では魔法使いに対する非常に根深い差別・偏見があるのだと。
そしてそれらを基に罪なき魔法使い達が不当に捕らえられ、裁かれ、処罰されているのだと。
そして義彦達はそれらから魔法使い達を守り、差別や偏見を取り払うために活動する組織に所属しているのだと。

そう、そのような事実があるからこそ、チャーミーの母は彼女に森の外に出るのを禁じていたのだ。
ダンディは「今ならこの事を忘れて森に帰ることもできる」とチャーミーに問うが、
彼女は「そんなひどい話をそのままにして自分だけのんびり暮らすなんてできない」と、自分も義彦達の力になりたいと語った。
義彦はそんなチャーミーに礼を言うと、自分たちが活動拠点を置く「リヒトブルグの村」に来てほしいと告げる。
(ここで義彦がパーティーに加わる)

人目を避けるべく下水道を通って村に向かう一行。
その道すがら集団暴行を受けて殺害されたと見られる魔法使いの遺体を発見し、チャーミーは否が応でもこの国の現実を知らされることとなった。
0057お天気魔女チャーミークルル
2019/02/10(日) 17:44:47.50ID:yA/bXRbp0
そして下水道を抜けてリアンの町の北、リヒトブルグの村へと到着。一行はまず始めに村を治める「ノーマ長老」に会いに行くことにした。
長老に気さくに話しかける義彦。それに倣い普段どおりに長老に挨拶をするチャーミー。
そんな彼女の姿を見て長老は何故か一瞬驚いたような、何かを知っているかのような表情を浮かべた。

彼はチャーミーの協力したいという意思をありがたく思う一方、彼女があまりにも若すぎることが心配だという。
そして彼女を見据えながら「本当に覚悟が出来ておるなら、わしの目を真っ直ぐ見て、決意を口にしてみるがよい!」と告げた。
そしてチャーミーもそれに応えて言った。
「やるよ!!わたし、もう後には引けない気がするから…!わたしの心に吹きすさぶ嵐は…もう止められない!」
長老はチャーミーの強い決意に甚く感心し、彼女を仲間、そして村の一員として歓迎することとした。
そしてチャーミーは彼らを陰で支える組織「宝石屋グループ」の会員として登録され、その支援を受けられる事となった。
するとそこにメンバーの一人「ライコ」が血相を変えてやって来た。
この国、ガストール王国の王女「ヘレナ姫」がツーラ山脈にいるらしい、というのだ。
ツーラ山脈はドラゴンがいるという噂のある場所。ヘレナ姫を捜索に向かうというライコと義彦に、チャーミーも同行することにした。

リヒトブルグの遙か南、ツーラ山脈。
一行が山頂へと到着すると、一面の花畑の中にヘレナ姫とドラゴンの姿があった…が姫の姿はとても襲われているようには見えなかった。
実は動物と心を通わせる能力があるヘレナ姫は、ドラゴン(ワルターという名前らしい)と友達になっていたのだという。
ワルターはヘレナ姫になだめられて警戒を解き、一行も一安心してこの場は一件落着した。

そして村の人々を安心させるためヘレナ姫は一行と下山して長老に報告をするが、その場でダンディが疑問をぶつけた。
「どうして一国の王女がお城を離れて下々の村に出入りしているんですか?」と。
長老に代わり義彦が答えて言った。

この国、ガストール王国では魔法使いに対する差別的政策がとられている。
だがヘレナ姫はそれに対して一貫して反対の立場をとっていた。
そして御用学者であった義彦の父・義助も彼女に同調し、国王を度々諫めていた。
だが国王は一向に耳を貸さないばかりか、それが元で義助らはその立場を危うくしてしまった。
身の危険を感じた義助は家族、そしてヘレナ姫と共にリヒトブルグに落ち延び、現在に至るのだという。
一方国王はヘレナの兄で差別に賛成の立場のサトル王子を後継者とし、ヘレナのことは最早居ないものと考えているようである、と。
0058お天気魔女チャーミークルル
2019/02/10(日) 17:45:15.83ID:yA/bXRbp0
するとそこにライコの夫「クロード」がやって来た。
彼曰く、とある少女が魔法使いを擁護する発言をしたという理由で「ハーシャル・プリズン」に監禁されたらしい。
パーティーにクロードを加え、一行は早速ハーシャル・プリズンへと向かった。

そして遂に少女の囚われている独房を見つけた一行。
鍵がかかった扉をライコの魔法剣で力づくで開けると、無事中の少女を救出した。
その子、サミーはなんとリアンの町でチャーミーが助けた子だった。
話は後にして脱出しようとすると、すでに一行は看守達に包囲されていた。
その中にはあの時チャーミーを捕まえようとした警官の姿もあった。
「お前を逃がしたせいでこんな所に左遷されたんだ」と勝手な事を言う彼らを返り討ちにし、チャーミー達は脱出した。

リヒトブルグに戻りサミーを無事家まで送ったチャーミー一行。
(なお、サミーが捕らえられた理由とは「悪ガキ共に襲われている自分を『魔法使い(=チャーミー)が助けた』」と証言したためだという)
その後クロードとライコはチャーミーを自宅に招き、互いに自己紹介をすることにした。

島国「ベルガン」より剣の修行のためこの国を訪れていたライコはたまたまクロードと出会い、その後もよく顔を合わせるようになりやがて意気投合。
クロードの反差別の考えに共感した彼女はリヒトブルグに定住を決め、彼等の活動に協力するようになった。
クロードもライコの故郷の文化に興味を持ち、召喚魔法で彼女の国の英霊を召喚出来るまでになった。
異文化交流の良さを実感する一方、それを認めぬと言わんばかりのこの国の風潮を嘆いているというのが二人の共通認識のようだ。

一方チャーミーも自らの生い立ちを語る。
が、その中でクロードが何かを知っているかのような反応を示したのを彼女は見逃さなかった。
そう、長老と初めて会ったときと同じ反応だった。
0059お天気魔女チャーミークルル
2019/02/10(日) 17:45:48.26ID:yA/bXRbp0
そこに突然義助が大変な慌てようで駆け込んできた。
「マーセルの町」の町長が何者かに毒を盛られ、それが魔法使いの仕業だという噂が立っている、というのだ。
無論、その場にいる全員が動揺を隠せなかった。
噂が事実であるなしに関わらず魔法人への差別に拍車がかかるのは間違いない、チャーミー達は事実を確認するために早速マーセルへと向かうことにした。

町長の家の前まで来た一行だが、辺りは厳重に警戒されていた。するとダンディが「自分に任せろ」と一言。こっそり刑事達の話を盗み聞きした。
それによると盛られた毒は食事のフライにかけられたレモン汁から検出されたということ、匂いが全く普通のレモンと変わりなかったということ、
そしてどんな中和剤も効かなかったとのことらしい。
一方話を聞いていたガストールの王妃・リリスは町長の死が国の財政に悪影響を及ぼす事ばかりを心配し、「どうせ魔法使いの仕業に決まってる」と騒ぎ続けていた。
すると別の刑事が窓に手紙らしきものが挟まれているのを発見した。

「町長、魔法使いを殺め、その罪を他の魔法使いに着せし罪は大なり。よって天誅を加えん。
これを読む者よ、汝なお魔法使いを排斥せんとするならば、相応の覚悟をせよ。差別主義者に未来なし、よくよく覚えておくべし。」
それは明らかに犯人からの犯行声明だった。

一部始終を聞いたダンディは即座に毒の正体が黒魔術の一種「半ライムの呪い」であると察した。
木になっているライムをもがずに半分に切り、切り離した方を「ペトロ神族の神殿」に納めることで、残った側のライムが致死性の猛毒になるというものだという。
そしてこれを解毒できるのは、神殿に納められた側のライムだけだというのだ。

それを聞いたチャーミーは、町長を助けるため神殿に行こうと提案する。
だが町長は差別政策を肯定し、魔法人の間では悪名高い人物。仲間達は難色を示したが
「命がかかっているのなら相手が自分たちの敵だろうと関係ない、それに上手くいけば魔法使いへの信用が回復するかもしれない」、彼女はそう訴えた。
一同はそれを了承し、マーセルから最も近いペトロ神族の神殿「バロンクロア神殿」が怪しいとにらみ、そこへと向かった。
そしてその読みは見事当たりチャーミー達は半ライムを発見、これを持ち帰った。
0060お天気魔女チャーミークルル
2019/02/10(日) 17:46:11.33ID:yA/bXRbp0
しかしマーセルへと戻ってきた一行を待っていたのは、今正に町長宅から棺桶が運び出される光景だった。
(…もっとも、間に合ったところで自作自演呼ばわりされるのが落ちな気がするが)
無念の思いでその場を去る彼らだったが、それとは逆に意気揚々とした様子で町を去ろうとする怪しげな紺マントの男がいた。
彼が「町長が死んでせいせいした」と笑うのをはっきりと聞いた一行は、その後を追いかけることにした。
しかし、彼らは突然何者かに取り囲まれてしまった。
それはリアンの町でサミーを甚振っていたあの悪ガキ共だった。
サミーを痛め付けた「功績」を認めて町長の娘・エリスが自らのボディガードに任命したのだという。
エリスは早速「ふん、あなた達たちが父様を殺したんでしょう?」と悪ガキ共をけしかけてきた。
チャーミー達は「空気読め馬鹿」とばかりに一味を一蹴すると、改めてあの紺マントの男を追いかけることにした。

湿地林の奥へと逃げ込んだその男「ヘルツ」をついに追い詰めた一行。
だが彼は悪びれる様子もなく「町長を殺したのは自分だ」とあっさり白状した。
そして「あなた方リヒトブルグのやり方はぬるすぎる。これくらいキツい目に合わせなければ奴等は降参しない」とチャーミー達を批判した。
そして「あなたのせいで魔法使いがますます悪い目で見られるようになった」というチャーミーの反論にも
「魔法人でありながら科学人と馴れ合うなんて気に食わない、アイツ(町長)が何をしたのか知らないからそんな事が言えるんだ」と返した。
なんと、ヘルツの両親は町長に殺されたというのだ。
しかもその手口は「父親を自殺を装って殺し、警官を買収して嘘の証拠をでっち上げた上で母親に偽装自殺の罪を着せた」というものだったのだ。
幼くして両親を失った彼は「あの事件に関わった者たち全てを自らの手で殺す」、そのために生きてきたのだ。
そしてあの町長が最後のターゲットだったのだという。
だがヘルツの腹の虫はそれだけでは治まらなかった。
これからももっともっと科学人を苦しめたい、そのために邪魔なチャーミー達を始末しようと彼女たちに襲い掛かってきた。

「可哀想に…こんな形でしか心の隙間を埋められなかったんだね」
一行はヘルツを返り討ちにし、その遺体の傍らに半ライムを手向けて去って行った。
0061お天気魔女チャーミークルル
2019/02/10(日) 17:47:25.56ID:yA/bXRbp0
リヒトブルグに戻ったチャーミー達。
サミーが「ヘレナ姫がいない」と言うのでまたツーラ山脈に行ったのだろう、と迎えに行った。
しかしそこにはヘレナの姿はなく、代わりに置き手紙がしてあった。
「ヘレナは誘拐した。チャーミークルル、廃坑に来い。そうすればヘレナを返してやる。
ガストール王子 サトル。」(原文ママ)

それは明らかに罠だったが、行くより他なかった。
そしてついにヘレナを発見した一行。
「実の妹になんて事を」とサトル王子を責めるチャーミーだが、
王子は悪びれるどころか「こんな者は妹でも何でもない」「誇り高き王家に生まれながら魔法などという汚らわしいものに心酔するなど先祖に顔向け出来ん」と散々にヘレナを罵った。
だがその直後、ダンディを目にして王子は目の色を変えた。「お前は…マーヤの!?」
マーヤ…それはチャーミーの母の名。一体彼女に何があったのか。
王子はそれには答えず、ヘレナを解放すると早々に退散した…無人戦闘ヘリという置き土産を残して。

ヘリを片付けたチャーミー達は、落盤を始めた廃坑からどうにか逃げ出した。
どうやら王子は本気でヘレナを殺すつもりだったようだ。
ともかく、リヒトブルグに無事帰った一行。
するとそこに一人の見知らぬ男が訪ねてきた。
彼が差し出した名刺には「ジャクアカンパニー代表取締役副社長 ワイル・ジャクア」とあった。
ワイルいわく、ジャクアカンパニーは魔法の力を社会に役立てる研究を行っており、その上で魔法使い達の地位向上のための手伝いもしているのだという。
その研究に協力してもらうために、是非研究所に来てもらいたいと、チャーミーに地図を渡してワイルは去って行った。
「それならきっと私達の味方になってくれる」と、チャーミー、ライコ、クロードは研究所のある東海岸「シュットの街」を目指した。
…だが義彦だけはこの誘いに懐疑的で、敢えてチャーミー達とは別行動をとることにした。
0062お天気魔女チャーミークルル
2019/02/10(日) 17:47:58.30ID:yA/bXRbp0
研究所。
応接室ではワイルと彼の父である社長が待っていた。
その魔力を社の研究に役立たせて欲しい、という彼等の提案をチャーミーは二つ返事で承諾した。
寝室を用意された一行は、遠出して疲れた事もあってすぐさま床に就いた。

…翌朝。
チャーミー達は寝室のドアが開かないことに気が付いた。
どうやら外側からロックされ、完全に閉じ込められたようだ。
魔法でカギを破ろうとするも、力が出ない…魔力を封じる力場が働いているようだ。
だが一同が窮しているそこに、突如ドアを破って義彦が助けに現れてくれた。
別ルートから侵入した彼は、社長とワイルの会話から彼等─ジャクアカンパニー─の真の目的を知ったのだ。
…それは世間から疎まれている魔法使い達を親切ごかしに誘い、その身に改造を施して、兵器として売ること。

チャーミーは騙されて仲間たちを巻き込んでしまったことを詫びるが、一同は「あくまでも悪いのは騙したあいつらだ」と彼女を責めることはしなかった。
部屋を抜け出し、エントランスに辿り着いたチャーミー達の前に一人の女性が立ちはだかった。
彼女はこの社で働くメイドだった。やはり魔法使いである彼女は、改造を受けたことによって社長達への忠誠心を植え付けられていたのだ。
そしてチャーミー達を同じ道に引きずり込もうとするも「それは勘弁」とばかりに撃破された。

リヒトブルグに戻った一行は長老に今回の件を報告。
長老は大変な目に遭ったチャーミー達を労うと、ある朗報を伝えた。
「仙人」の居場所が分かったというのだ。
彼はこの国にはびこる偏見や差別の大元について知り、それを覆すための最終手段を講じているという。
その行方がようやく知れた、それはすなわち魔法人の悲願達成にあと少しまで手が届いたということである。
チャーミー達は仙人が居るという「テンクウ山」へと向かうことにした。
0063お天気魔女チャーミークルル
2019/02/10(日) 17:48:29.28ID:yA/bXRbp0
頂上の洞穴の奥…そこに仙人の姿はあった。「ようこそ、チャーミークルルさん。」彼はチャーミー達がここに訪れることを既に予見していた。
そして彼等に語り始めた。魔法人と科学人、その軋轢の歴史を…。

それはおよそ二千年前。
科学と魔法という異なる二つの文明は全く異なる場所で誕生し、双方──科学人と魔法人─は互いにその存在を知らぬまま発展を続けていった。
繁栄を謳歌し続ける彼等は、自分たちの文明こそが絶対であり、全てであると信じるようになっていた。
そんなある日、遂に二つの文明は接触。
異なる文明という互いを受け入れられない双方はそれぞれを「世界を滅ぼす悪」とみなし合い、泥沼の戦いへと突入していった。
(「人間のためだけの発展を繰り返してきたのはお互い様だから、そんな意味ではどちらも『世界を滅ぼす悪』と言える」とは仙人談)
後に「天魔の戦役」と呼ばれるその戦いは科学文明側の勝利に終わり、魔法文明は彼等に追われる形で徐々に隅へと追いやられ、そして現在に至る…。

仙人はそこまで語ると、チャーミーに目をやった。
「あなたには『本当の心』が…全てを愛し、受け入れ、包み込む、暖かく、優しく明るい心があります。」
その力で彼女の今までの行いを見守り続けてきた仙人は、自信を持って言った。
「その心を持って…二千年前に行き、戦争を止めること。それが私の考える最終手段です。」

「!!」チャーミーは絶句した。そんな事が本当に可能なのか…そして自分にそんな力が本当にあるのか…?

仙人は一つの美しく輝く石をチャーミー達に見せた。
「愛晶石」─それは彼の師匠が魔法と科学の力の融合によって作り出した発明品で、
「本当の心」を人々の心に直接届ける力を持つという。
仙人曰く、既に二千年前の時点で計画は存在したのだが、その時は「本当の心」を持つ者がいなかったのだと。
しかし今、現在の世にチャーミーという適任者が現れたことにより、ようやく計画が実現可能になったのだという。
そして過去の世界への道を開くためのエネルギーが溜まりきるまであと数日、その時が魔法人と科学人の軋轢の歴史の終わる時なのだと。
0064お天気魔女チャーミークルル
2019/02/10(日) 17:48:53.76ID:yA/bXRbp0
果たして本当にこれで全ては解決に向かうのか…疑問を抱きながらリヒトブルグに戻ると、義助がチャーミー宛ての手紙を届けに来た。
…それはガストール王妃・リリスからの果たし状だった。
今まで自分たちの邪魔をし続けたチャーミー達に対し、ここらで本格的に決着を付けよう、というのだ。
廃坑での一件もあり明らかに罠だと思われたが、一同はそれを受けて立つことにした。

城の奥で待っていたのは、義助のかつての盟友・エルーナ将軍だった。
義助の息子である義彦も彼女が本当は差別政策を望んでいないことを知っており、「今からでも遅くはないから我々の下に来てくれないか」と訴えた。
しかしエルーナは「あくまでも自分は国王に忠誠を尽くす身である」と、近衛兵らと共に義彦達に戦いを挑んできた。

そして激しい戦いの末、義彦達がエルーナ達を下した。
とどめを刺すよう義彦に訴えるエルーナだが、彼には出来なかった。
すると突然大爆発が起こり、城が炎上し始めた。
王妃は城やエルーナもろともチャーミー達を始末するつもりだったのだ。
瓦礫で出入口が塞がり万事休すと思われたその時、エルーナは傷ついた体を押して隠し通路への扉を開いた。
そして義彦達に脱出するよう促すと、自分は「やり残したことがある」と地下へと消えていった。
地下の資料室。そこには王国が隠蔽している、ある重大な事実に関する資料があり、エルーナはそれを焼かれるのを防ぎに行ったのだ。

後日、義彦達は瓦礫の山と化した城跡を訪れた。
ダンディが隙間から地下道へと入り込むと、その奥に確かに資料室…そしてエルーナの遺体があった。
その後人が入れる大きさの出入り口が発見され、義彦達は早速調査を開始した。
そして資料を回収した後、一同はエルーナの亡骸を手厚く葬った…。
0065お天気魔女チャーミークルル
2019/02/10(日) 17:49:34.45ID:yA/bXRbp0
そしてリヒトブルグに戻った義彦が資料を分析したところ、ある重大な事実が判明した。
そして緊急の集会が開かれた。

かつてとある島国の二つの都市を一瞬で焦土と化し、その後長きに渡って死の大地とした禁断の兵器「アトム爆弾」。
ガストール王・ガイルはそれを自国の国土に用い、王国もろとも魔法人を滅ぼそうと計画しているというのだ。
(ベルカ式国防術かよ!!)

動揺する人々。泣きだす子供達。
「いくら何でもそこまで…」という声も聞こえるものの、王国はこれまでに二度に渡ってチャーミー達の抹殺を試みているのだ。
しかも事故を装ったり、無関係な人々をも巻き込みかねない方法で…。
おそらくは計画の障害となるチャーミー達を始末してから、アトム爆弾でとどめを刺すつもりなのだろう。
そしてその発射基地がベルガン(=ライコの故郷)にあることも資料に示されていた。
「そこまでして自分を狙う理由は一体何なの?」と困惑するチャーミー。
あまりにも予想外の展開に思考がついて行けずにいることを察したダンディは、彼女に席を外させ、対策を他のメンバーに任せることにした。
そしてその夜、落ち着きを取り戻したチャーミーに、ダンディはついに語り始めた。
彼女の母・マーヤの話を…。
0066お天気魔女チャーミークルル
2019/02/10(日) 17:50:09.15ID:yA/bXRbp0
彼女は、全てに優しい女性だった。
ガストールの大富豪の出でありながらその地位に威張ること無く、むしろその立場を慈善に使うことをいつも心がけていた。
貧しき者や病める者を助けることに自らの富を費やすことをいとわず、それ故に家の者たちからは疎まれていたが、人々からは慕われていた。
そんなある日、マーヤは王子(後のガイル王)と街で偶然出会い、その場で突然プロポーズを受けた。
マーヤは「魔法使いが王に見初められ妃になれば、『魔法使い=悪ではない』と人々に分かってもらえる」との思いから、それを受け入れた。
それから二年後、二人の間に娘が生まれた。そう、それがチャーミーだった。
チャーミーが誕生すると、マーヤは自分が魔法使いであることを国民に告白した。
それで人々に魔法使いに対する理解が生まれると、マーヤは信じていたのだ。
だが偏見に満ちた人々は「マーヤは偽りの慈善で王を誑かし、この国を乗っ取ろうと企む悪女だ」というひどい曲解をしてしまった。
国からも家からも見放され、完全に孤立したマーヤは、幼いチャーミーと共に逃げるように森へと姿を消し、そこで彼女は偶然ダンディと出会った。
ダンディが悪い奴ではないと悟ったマーヤは、これまでのいきさつを語った。自分はもうこの森から一生出ないつもりだと。
「もうこんな汚れた世の中では生きていけない。そしてこの子をそんな世間の汚濁に塗れさせたくない。
この子には、この森だけが世界だと思わせないと幸せになれない気がするから…」
ダンディはマーヤの言葉を信じ、彼女の使い魔になった。
彼もまた人間の身勝手で森を追われた上に、カラスというだけで人間にゴミを漁る害鳥呼ばわりされ、蔑まれるという立場だったのだ。
その後ガイル王は政略結婚でリリスを後妻とし、後にサトル王子とヘレナ姫が誕生。
今に至るという次第であった。

チャーミーにとってはショッキングな話であったが、彼女は全てを話してくれたダンディに礼を言い、その夜はそのまま床に就いた。
0067お天気魔女チャーミークルル
2019/02/10(日) 17:52:56.81ID:yA/bXRbp0
とりあえず本日はここまで。
積んであったのを今頃になって掘り返してプレイしながら書いてます。
明日までには完結できるように頑張りたいです。
0069ゲーム好き名無しさん
2019/02/10(日) 22:26:38.27ID:Ln+cTTtC0
乙です
タイトルに反して重い話だな……お天気要素はいったい……
0070お天気魔女チャーミークルル
2019/02/11(月) 15:05:59.11ID:WD4jEskX0
>>69
>お天気要素
今回は端折ってますが、チャーミーの攻撃魔法の名前が気象にちなんだもの(例:「ゆきやこんこん」「かみなりどかーん」)だったり
事ある毎に自身の感情を天気になぞらえた発言をしたり等
(例:「嵐が来ないままくすぶってるより、いっそ来て心を荒らしてほしい」
「私の心は大雨…いっそこの雨で火を消してしまいたい」)
0071お天気魔女チャーミークルル
2019/02/11(月) 15:14:39.62ID:WD4jEskX0
とりあえず、先程エンディングまで行ったので今晩には続きを投下できると思います。
0072お天気魔女チャーミークルル
2019/02/11(月) 18:31:26.03ID:WD4jEskX0
>>66からの続きです。

チャーミーはその夜一晩中考え、ついに覚悟を決めた。
そして翌朝。アトム爆弾を阻止するための作戦がついに決行されることとなった。
ベルガンのミサイル基地までの移動手段はヘレナの友達のドラゴン「ワルター」が担当することになった。
そして義助の開発したあらゆる機械の機能を停止させる「マシンブレイクパルサー」でアトム爆弾の発射を阻止する、それが作戦の目的である。

ワルターのいるツーラ山脈に着いたチャーミー達。
すると先に待っていたヘレナはチャーミーを「お姉ちゃん」と呼んだ。
ヘレナはダンディから、チャーミーが腹違いの姉である事を聞いていたのだ。
そう、チャーミーにとってヘレナは家族。
魔法使いへの差別や偏見のためにその家族が引き離され、バラバラにされてしまった。
それを終わらせるための更なる一歩としてチャーミー達は改めて作戦成功を誓うのだった。

さて、ワルターはチャーミー達を乗せることを承諾してくれたものの、流石に四人を同時に乗せるのは無理らしい。
そこで義彦はある事を思いついた。
以前作った発明品「四次元つづら」を使い、チャーミー以外のメンバーがその中に入って運んでもらうのだ。
そしてついに一行は、ベルガンに向けて出発した…。
0073お天気魔女チャーミークルル
2019/02/11(月) 18:31:46.60ID:WD4jEskX0
そして眼下にベルガンが見えてきた…が島に近づく二隻の船も確認された。
一隻はガストール王国の、そしてもう一隻はジャクアカンパニーの船だった。
ガストールはともかく、ジャクアの狙いは一体何なのか…?
一行は彼等に見つからないように高度を下げ、ベルガンへと近づいていった。
(実はジャクアの目的は「アトム爆弾を横取りし、それをチラつかせて魔法使い達を脅して自分たちに従わせる」というものである)

海岸から少し歩くと、ライコの生家があった。
彼女は家族との再会を喜ぶも、ガストールの政策によるミサイル基地の建設と、それによって自然が失われた事や漁業が出来なくなったことを共に嘆いていた。
しかし、チャーミー達と共に奴等を止めてみせると約束し、実家を後にした。
0074お天気魔女チャーミークルル
2019/02/11(月) 18:32:30.45ID:WD4jEskX0
基地内の厳重な警備を突破し、ついにアトム爆弾を発見した義彦は、マシンブレイクパルサーを起動した。
発射の様子を見守っていたサトル王子に「もうミサイルは無力化した」と降伏を薦めようとしたが、様子がおかしい。
王子は「お前等、何てことをしてくれた…」という表情でこう言った。
「…発射エンジンにはもう点火した。点火が完全になれば発射するから、それまでにハッチを開けようと思っていたのに…」

…つまり、ハッチは閉じたまま。要するにこのままでは発射直後にハッチに激突して弾頭は起爆してしまう!

こうなったら死なば諸共と、王子はチャーミー達に戦いを挑もうとする。
彼はポケットから注射器を取り出すと、それを自身に打った。するとその身は瞬く間に異形の生き物へと変化していった…。

しかしサトルはチャーミー達の前に敗れ、呪詛の言葉を吐き散らしながらその身を崩壊させていった…。
0075お天気魔女チャーミークルル
2019/02/11(月) 18:33:21.91ID:WD4jEskX0
そうこうしてる間にもミサイル発射の時は迫っていた。急いで逃げ出すチャーミー達。
どうにか基地から脱出した一行は、ベルガンの住人達全員を四次元つづらに乗せ、ワルターと共に島から飛び立つことに成功した。

一方、基地内で鉢合わせしたガストール王夫妻とジャクア社長親子は、退路を争いながら醜い言い争いをしていた。
「人類の平和に貢献する我らの事業を邪魔する暴君が!」「何を、汚れた者を味方とする悪徳企業め!」
そしてそうこうしているうちについにミサイルは発射、そして起爆してしまい…彼等は基地もろとも、島もろとも灰燼に帰した。

その頃チャーミーはワルターの背の上から、一面焦土と化したベルガンを悲しそうに見つめていた…
「…こんな、こんな終わり方、嫌だよ!わかり合いたかったのに…わかり合えるって信じてたのに…うえーーーーーーん!!」
村に帰ったチャーミーは、そのままショックで寝込んでしまった…。

その床の中。
「クルル…」誰かが彼女を呼んでいた。
「私は、あなたの、一番よく知っている人…」
0076お天気魔女チャーミークルル
2019/02/11(月) 18:33:48.40ID:WD4jEskX0
「お母さん…!」それは紛れもなく、チャーミーの母・マーヤだった。

「クルル…私は、あなたは森に閉じこもっていることが、あなたにとって正しいことだって思ってた…」
「ごめんね、お母さん。やっぱり私は森から出ちゃいけなかったんだね。」
「ううん…あなたは平和のために力を尽くしてくれたよ。こんな結果になってしまったけど…
私は、あなたのしたことを決して蔑んだりはしない。だって、あなたがあなたの信念に基づいてやった事だから…」
「…お母さん。ありがとう、お母さん。私、ふっきれたよ。もう、立てる。前に進めるよ!」
「ふふっ…やっぱり子供ってのは、親の予想を越えたところに存在するものなんだね…
クルル…私、あなたをずっと見守ってるよ…バイバイ。」
「お母さん…!!」

…と、そこでチャーミーは夢から醒めた。
0077お天気魔女チャーミークルル
2019/02/11(月) 18:34:24.81ID:WD4jEskX0
仲間達が見守る中、五日ぶりに目覚めたチャーミーは険しい表情で言った。「…行こう。テンクウ山。」
彼女は仙人を信じ、過去の世界に行くことを決意したのだ。
このまま現在で頑張ってもいたちごっこにしかならない、と。
事実、マスコミはベルガンでの事件をチャーミー達魔法使いの仕業と決めつける偏向報道を行っていた。
一同はチャーミーに同意し、テンクウ山へと向かった。

仙人のいる洞穴に着いた一行だが、そこで彼は血塗れの姿で倒れていた。
時を超える道を開くという行為はあまりにもリスクが大きく、その力の反動をモロに受けてしまったのだという。
それを承知の上で、彼は自らを犠牲に全てをチャーミー達に託すつもりだったのだ。

「これを…戦火の…中心で…掲げて…『本当の心』から出た思いを…言葉に…すれば…戦争を…止められます…」
そして愛晶石をチャーミーに託すと、仙人の体は跡形も無く消え失せた…。
0078お天気魔女チャーミークルル
2019/02/11(月) 18:34:47.82ID:WD4jEskX0
仙人が命をかけて作ってくれたタイムトンネルだが、それがいつまで保つかは分からず、最悪現代には戻ってこれないかも知れない。
しかしチャーミー達は仙人の死を無駄にしないために、そして二千年に渡る差別の歴史を終わらせるために、意を決して過去の世界へと旅立った─。

過去のテンクウ山に着いた一行。
山を下りた先に見えてきたのは、リヒトブルグの村だった。
村長は未来の世界から来たというチャーミー達を怪しんだものの、彼女等の目を見て信用できる人間だと判断してくれた。
一行から事情を聞いた村長は、科学人と魔法人の戦いは既に佳境を迎え、双方の総大将同士の一騎打ちに勝敗が委ねられたという。
そのために両陣営の将軍それぞれ四人ずつが戦場の中心に結界を張り、誰も近づけないようにしているのだと。
その決戦の場こそが愛晶石を使うのに最もふさわしい、という事で一行は八人の将軍達を倒して結界を破ることにした。
0079お天気魔女チャーミークルル
2019/02/11(月) 18:35:35.64ID:WD4jEskX0
遂に結界を破り、魔法人の総大将「ゲルギオン」と科学人の総大将「エルメシオン」の一騎打ちの場に乱入したチャーミー達一行。
そしてチャーミーは意を決して愛晶石を高く掲げた!
「私の心よ、全ての人に伝わって!
終われ、拒み合いよ…互いに、互いを受け入れ給え!溶け合い給え!
二つよ、一つに!」

するとまばゆい光が当たりに広がり、ゲルギオンとエルメシオンが一つに融合した…。
ついに終わったのか…いや、様子がおかしい。

「我はグランデウス…神を超えし者。
我はエルメシオンの意思をもって魔法の存在を否定し、ゲルギオンの意思をもって科学に滅びを与える。
即ち我が成すは全ての破壊。全ての消滅。世界全体を無に帰すこと。」

なんと、両者の善き心が打ち消し合い、悪しき心だけが残ったまま混ざり合ってしまったのだ。
失敗なのか?このまま世界はグランデウスに滅ぼされるのか?

しかしチャーミーは諦めなかった。「グランデウスを倒して、もう一度愛晶石の力を使う」と。
「未来は…私が作る!」彼女の強い意志と覚悟に一同は奮起した。
そして力を振り絞って戦い、ついに彼等はグランデウスを葬り去った…。
0080お天気魔女チャーミークルル
2019/02/11(月) 18:36:12.43ID:WD4jEskX0
そして再び輝く愛晶石。
「ああ…愛が満ち溢れて…これが…平和……
ありがとう…チャーミークルル。世界は救われました…
これからの世界は、正しい道を歩み続けるでしょう…
全ては、あなたのおかげです…チャーミー…」

こうして魔法人と科学人が永遠に争い続けるという負の歴史の根源は絶たれ、両者は平和的共存の実現に成功した。

そして…歴史が変わったことにより、チャーミーの周りの環境も大きく変化していた。
サミーを虐めていた悪ガキ共は彼女の良き友達となり、サトル王子とヘレナ姫は仲のいい兄妹となり、ガイル王とリリス王妃は共にこの国の平和を見守る名君となっていた。
彼等だけではない。エルーナ、ヘルツ、マーセルの町長、ジャクア親子、仙人、マーヤ、…
前の歴史で非業の最期を遂げた人々は皆その原因が失われたことにより幸福に、平和に暮らしていた。
(ちなみに新しい歴史ではマーヤは別の男性と結婚しており、彼がチャーミーの実父である(=チャーミーに王家との血の繋がりは無い)ようです)
0081お天気魔女チャーミークルル
2019/02/11(月) 18:37:18.84ID:WD4jEskX0
そしてそんなある日、チャーミーはお城で行われるある式典に招かれていた。
それは、人々が世界平和の切り札として作り上げたある装置のお披露目だった。

「ピースシステム」。科学の力と魔法の力を融合して作られたその装置は、
全ての人の心に愛と優しさを与え、欲望や憎しみや妬み、偏見や差別を取り除くというものだった。
一度動き始めたら、優しい人々によってどんどん直され続けるため、決して止まることはないという。
つまり、システムが動き始めたその瞬間から、永遠の平和が始まるというのだ。
人々にとって平和の象徴的存在となったチャーミーは、システムの起動スイッチを入れるという大役を仰せつかったのだ。

そしてついにチャーミーの手によって、システムが起動された。

「あああ…愛が、優しさが、私の心に流れ込んでくる。
…もう、争いもせめぎあいも、この世界にはない。
平和よ、永遠に…」
【完】
0083ゲーム好き名無しさん
2019/02/11(月) 21:06:56.37ID:opJKVAh40
乙でした!
ハッピーエンドなんだろうけど、
ピースシステムって穏やかな洗脳装置やんけ
ちょっとこわいお
0084お天気魔女チャーミークルル
2019/02/13(水) 19:41:39.93ID:XXNdbMOP0
>>83
実は作者自身もこの結末を振り返って「洗脳同然の方法以外に手が無かった=人類は自らの意思で変わることが出来なかった」と否定的見解を示していたようです

※ソースは作者のHP(ただし閉鎖済)
0086ゲーム好き名無しさん
2019/02/21(木) 20:13:26.87ID:wDL/on5B0
保守
0087ゲーム好き名無しさん
2019/03/01(金) 03:46:14.63ID:ILL9dQva0
保守
0088ゲーム好き名無しさん
2019/03/11(月) 08:25:41.64ID:vvcl3qIp0
PCゲームの「Summer Pockets」
PCゲームの「グリザイア ファントムトリガー 第4巻」をお願いします
Summer PocketsはKeyから、グリザイア ファントムトリガーはフロントウイングから発売されている全年齢ギャルゲーです
0089ネルケと伝説の錬金術士たち ◆l1l6Ur354A
2019/03/16(土) 20:57:30.25ID:KPhnqWUj0
役人となりヴェストバルト村に管理官として赴任したネルケ。
しかし彼女の父はそれに反対しておりヴェストバルトが自身の領地なのを良いことに、
「課題を達成出来なかったら即罷免して家に帰れ。」と後付けで条件を出してきた。
ネルケは事故等で異世界から次々やって来る錬金術士(アトリエシリーズの主人公達)に協力してもらいながら村を発展させていく。
0090ネルケと伝説の錬金術士たち ◆l1l6Ur354A
2019/03/16(土) 21:18:13.53ID:g3Nzadt70
ノーマルED
課題を全て達成した結果、村は国一番の都市となりネルケは役人として出世し仕事を続けるのだった。

ヴェストバルト村に伝わる伝説、グランツヴァイトの樹。
ごく稀にとても旨い不思議な実が見つかる。しかしその実が成る樹は全く見つからずやがて、
賢者と呼ばれた伝説の錬金術士グランツヴァイトが創った樹が隠されている。と伝わる様になった。
主人公達の作成したアイテムで結界に覆われた樹を発見するネルケ、改めて周囲を含め調査した結果。
樹はグランツヴァイトと仲間の錬金術士達が魔物ズィーゲルを封印するために創った物で事情を知らない者に伐られたりしないよう隠されていた事。
現在は封印の効果が薄れたため樹は実をつけるだけの栄養が確保出来ない事。
主人公達が次々やって来たのは樹が呼び寄せた事。等が判明する。
とりあえず実がつく位栄養を与えれば封印も強化されるだろうと、専用の栄養材や肥料等を作る事にした。
0091ネルケと伝説の錬金術士たち ◆l1l6Ur354A
2019/03/16(土) 21:34:00.97ID:aLRGACkx0
グッドED
封印は無事強化され主人公達もそれぞれ元の世界に帰るアイテムを完成させるめどがついた。
ネルケはいずれ封印が解ける時の為、役人を辞め研究の道に進んで行った。

トゥルーED
ズィーゲルの封印がやぶられたが、ズィーゲルは栄養補給によって強化された封印を破るために力の大半を消費していた。
倒すチャンスと考えたネルケ達は樹の結界内に突入、ズィーゲルを倒す事に成功する。
封印に廻していた栄養が樹に溜まり大量の実をがついた、早速皆で食べたが本当に凄く旨かった。
その後もネルケはヴェストバルトを発展させていった。後の歴史書にはこう書かれている。
ヴェストバルトシティ、大賢者ネルケの最初の偉業。
0093ゲーム好き名無しさん
2019/03/24(日) 17:39:30.19ID:9OPYTwWT0
乙です
「主人公が役人」ってファンタジー作品珍しい気がする
0094ゲーム好き名無しさん
2019/03/26(火) 14:51:21.37ID:keXoOBvQ0
未解決にある真・三國無双(無印)いきます
といってもこの頃は後作に見られるような濃いキャラ付けも固有の台詞もほとんどありません。
魏呉蜀それぞれでどの武将を選んでも流れは同じで、未だ成人していないはずの武将も途中で死んでしまう武将も変わりません。
条件を満たせば呂布や袁紹などの武将も操作できますが、三国以外の武将はあくまでフリーモードのみ。


【黄巾の乱】
魏呉蜀に共通する一戦目で、討伐軍が黄巾賊が籠る砦を攻める。

張角「蒼天の世はすでに終わった。今こそ黄天の世が始まる時だ。我を信じる者はその頭に黄色い布を巻き、共に戦え!」
張角が兵士達を檄を飛ばす。

砦の各門を突破すると、二本の山道をそれぞれ張宝と張梁が守っている。
張宝の守る谷は妖術による大風が吹き荒れて進軍の邪魔をする一方、張梁の守る崖を登ると妖術の落石が降ってくる。
そこを突破する(二人を倒すと妖術は止まる)と、いよいよ張角のいる祭壇に辿り着く。
「天命に逆らう愚か者め……燃え尽きるがよい!」
妖術で抵抗する(こちらはただの演出)張角を倒すと勝利。

フリーモードでは黄巾側で戦うこともでき敵の名だたる武将達に押されまくるが、敵総大将の何進はモブなので狙えばかなり楽勝。

【虎牢関の戦い】
引き続き魏呉蜀に共通する二戦目で、連合軍が二つの関を越えて董卓を攻める。
ちなみに張遼のみ他の武将でプレイした場合は敵として出てくるが、本人でプレイした場合は曹操配下で戦う。

袁紹「董卓の横暴、断じて許し難し。今こそ、逆賊を討つ好機である。正義は我らにあり。かかれぇー!」
劉備や曹操も所属する連合軍が一気に攻め込む。
董卓「身の程知らずめ……」
玉座で怒る董卓と、出陣せんとする呂布。

途中で背後に伏兵が出現したりするが、戦いを続けて虎牢関まで来ると呂布が立ちはだかる(異常に強く普通では倒せない)。
しかし呂布は積極的に進撃してはこない上に、同時に出現する李儒を倒せば門は開くので避けるのが賢明。
虎牢関の向こうにいる董卓を倒せば勝利。

フリーモードでは董卓軍で戦うこともできるが、貂蝉が倒されるとイベントが発生して呂布が連合軍に寝返る。
(董卓に『前線の兵士を鼓舞せよ』と言われるため、呂布より前に出てくる)
「貂蝉が死んだだと……馬鹿な!!何ゆえ貂蝉を前線に出したのだ!!おのれ董卓!冥土で貂蝉に詫びるがよい!!」
そのため呂布の力を恃んで楽にクリアすることはできなくなっている。
(ただし貂蝉自身でプレイした場合はもちろん、張遼でプレイした場合は呂布配下として戦うためこのイベントは起きない)
0095ゲーム好き名無しさん
2019/03/26(火) 14:52:12.83ID:keXoOBvQ0
【官渡の戦い】
魏の三戦目で、曹操軍と袁紹軍が戦う。

袁紹「曹操よ、降伏するなら今のうちだぞ」
曹操「戦は兵の数でするのではない、ここ(頭)でするのだ」
迫り来る袁紹の大軍に苛立つ配下達に対して、曹操は余裕の表情。

袁紹軍は圧倒的優勢で大量の弓兵隊と発石車を繰り出して攻撃してくるが、烏巣の淳于瓊を倒すと士気が激減して戦況は逆転する。
ちなみに曹操軍には関羽がおり袁紹軍には劉備(と張飛)がいるが、二人が接触すると劉備と張飛は退却する。
曹操軍の本陣まで前進してくる袁紹を倒すと勝利。

フリーモードでは袁紹軍で戦うこともでき兵力もかなり優勢だが、しばらくすると烏巣の淳于瓊の近くに曹操軍の伏兵が現れるので
つきっきりで守るくらいでないと追い付かない。
もちろん淳于瓊が倒されると士気が激減する上に、一部の武将が寝返ってしまう。

【長坂の戦い】
蜀の三戦目で、曹操軍と劉備軍が戦う。

蜀軍兵士「曹操軍の追っ手が来ましたぁー!」
関羽「兄者、ここは我らが!」
後退する劉備軍を追撃してくる曹操軍を、劉備の配下達が食い止めんとする。

最初から多数の曹操軍に囲まれており、何人かの武将を倒すとさらに増援が現れる。
「燕人張飛、ここにあり!通れるものなら……通ってみやがれ!」
張飛が橋に着くと士気が大幅に上昇したり劉備が港に着くと味方にも援軍が現れるので、なんとか保ち堪えて曹操を倒せば勝利。

フリーモードでは曹操軍で戦うこともでき兵力も圧倒的に優勢だが、張飛や趙雲は異常に強い上に劉備が港に着くと退却されて
敗北になるため素早く劉備を倒さなければならない。

【赤壁の戦い】
呉の三戦目および魏の四戦目で、曹操軍と孫権軍が戦う。

曹操「一気に呉を叩く……」
諸葛亮「一計を案じました」
周瑜「これであろう(掌に火の字)」
魏の大軍を迎撃せんと、諸葛亮と周瑜は謀る。

曹操軍の方が優勢だが担当武将が敵を一定数倒すか一定時間が経過すると、諸葛亮の祈祷が始まり陸遜が東から奇襲をかけてくる。
その後さらに一定時間が経過するか黄蓋隊が対岸に着くと、火計が発動して曹操軍の士気と兵力が激減する。

呉軍の場合は、曹操を追い詰めると曹丕の援軍が現れ曹操は退却していく(長坂の魏軍側と違って勝利になる)。
魏軍の場合は、黄蓋を倒すと「我々の策が読まれていたというのか!?」と言われ火計を防ぐことができる。
孫権を倒すと勝利して呉は滅びる。
0096ゲーム好き名無しさん
2019/03/26(火) 14:52:58.75ID:keXoOBvQ0
【合肥の戦い】
呉の四戦目、再び曹操軍と孫権軍が戦う。

周瑜「出陣準備、整いましてございます」
周瑜「曹操を倒すには今しかありません」
周瑜「よいな、甘寧」
周瑜「待っておれよ……」
周瑜は魏を攻める一大決戦に向け、甘寧に策を授ける。

戦力はほぼ拮抗しているが、一定時間が経過すると呉の本陣近くに張遼が奇襲をかけてくる。
張遼は異常に強く士気も高いので本陣は危機に陥るが、ほどなくしてこちらも甘寧が魏の本陣に奇襲をかける。
「魏に張遼あらば、呉に甘寧ありよ!」
甘寧もやはり異常に強く士気が高いので魏の本陣を追い詰めるが、張遼を倒すか本陣が落ちる前に自ら曹操を倒さなければならない。
曹操を倒すと勝利し魏は滅びる。

フリーモードでは曹操軍側で戦うこともできるが、状況は同じなので甘寧を倒すか本陣が落ちる前に自ら孫権を倒さなければならない。

【夷陵の戦い】
蜀の四戦目および呉の最終戦で、劉備軍と孫権軍が戦う。
呉の場合はすでに魏が滅びているので、天下を賭けて蜀と雌雄を決する戦いになる

周瑜「頼むぞ、陸遜……」
関羽「そろそろですな」
迫り来る精強な蜀軍に対し、呉は火計での逆転を謀る。

戦力は蜀の方が優勢だが、陸遜の火計が発動すると蜀軍の士気と兵力が激減する。
一方で呉の場合は楽勝かと思いきや、火計の発動が陸遜の行動恃みなため陸遜自身でプレイしないとまず発動しない。
また関羽と張飛は生きて参戦しているが、お互いおよび二人の子を倒すと士気が上昇するという厄介な仕掛けもある。
関羽「よくも我が息子を……呉兵ども、覚悟せい!」
張飛「よくも兄者を……呉兵ども、覚悟しやがれ!」
呉で劉備を倒すと勝利し呉の天下となり、蜀の場合は孫権を倒すと呉が滅び魏との最後の戦いになる。

【五丈原の戦い】
蜀および魏の最終戦で、劉備軍と曹操軍が戦う。
どちらの場合も天下を賭けての戦いであり、破れた方が滅びる。

諸葛亮「ゴホッゴホッ……」
蜀将「丞相どの?」
諸葛亮「いや……出陣の用意を」
魏将「蜀の軍勢が、動きました!」
司馬懿「来たか!孔明……待っておったぞ……」
魏蜀の決戦を指揮するのは、諸葛亮と司馬懿という稀代の軍師。

魏軍が北・蜀軍が南に布陣して戦い、どちらの場合も進軍するとやがて伏兵が現れる。
それを退けて敵本陣に近付くと、魏本陣の場合は落石・蜀本陣の場合は連弩隊の洗礼を受けることになる。
敵の総大将である劉備か曹操を倒せば、勝利して天下を制する。
0097ゲーム好き名無しさん
2019/03/26(火) 14:55:08.29ID:keXoOBvQ0
「劉備は、その大徳によって漢王室復興の待望を成し遂げた。蜀漢の時代の幕開けである」
「黄巾の乱より続いた混乱は曹操により平定され、天下に魏という統一国家が生まれたのであった」
「黄巾の乱より続いた混乱はここに幕を閉じた。孫権を皇帝とする呉の時代の始まりである」
いずれの陣営でも最後の戦いが終わると、凱旋するそれぞれの君主と兵士達の大歓声のもとナレーションによる上の一言が流れる。
武将によって違う個別のEDはなく、その後は担当武将の戦績に因る武勇伝が流れた後にスタッフロールでゲーム終了。
0100ゲーム好き名無しさん
2019/03/31(日) 16:55:57.35ID:gPyVgqVV0
>>33までのファイアーエムブレム覚醒の残りすべてと補助掲示板の要望をwikiにまとめておきました
0103ゲーム好き名無しさん
2019/04/02(火) 21:44:36.35ID:A2FRf8tz0
真・三國無双の人乙。
昔、今は亡き親父がプレイしてたのを横で見てたの思い出しながら楽しく読んだ
当時子供だったからよくわかってなかったけどこんな話だったのか

wikiまとめの人も乙です
0104ゲーム好き名無しさん
2019/04/03(水) 07:42:17.94ID:M3kd+S4A0
初期の無双は突出するとボッコボコにされるから味方と協調して進めていくのが
SLG臭あってよかったけど、あんまり受けなかったんだろうな
0105ゲーム好き名無しさん
2019/04/07(日) 21:54:01.20ID:QxYpaPkp0
近いうちにツクール2000の「ひとゆめ」というゲームのストーリーを投稿したいと思います。
0107ゲーム好き名無しさん
2019/04/12(金) 03:46:15.70ID:7nJpX0bH0
ザコ兵の強さは初代が最強だったな
その後どんどん刈られる草に成り下がっていく
初代のバランスは貴重だよ
0108ゲーム好き名無しさん
2019/04/15(月) 14:52:50.42ID:wNkRNjzC0
未解決にある『ランドストーカー〜皇帝の財宝〜』をいきます
人物紹介とOPから

【ライル】…………主人公。エルフのトレジャーハンター。
【フライデー】……メルカトル島出身の小悪魔族の女の子で、ライルのパートナーとなる。エケエケの実が大好物。
【メルカトル公爵】……メルカトル島の領主。領民には慕われているようだが怪しい。
【ロリア姫】………大陸から島へ音楽留学に来ている王女。メルカトルの町で行方不明になっている。
【キング・ノール】……かつて大陸を支配した暴君。破壊神ゴラを崇拝しており、莫大な財宝を何処かに隠したと云われている。


あの時、ノール王の財宝がメルカトル島にあるってことを知ってた私は財宝を狙う奴らに追われてたの。
そこをライルに助けてもらって、トレジャーハンターの彼とメルカトル島に行くことになったわけ。
(ライルは全財産を払って大陸から直ぐにメルカトル島に飛ぶ。ここまでOP)

さすがは航空便ね、私たちはすぐに島の遺跡に降り立ったわ。
でもライルったら大口叩いた割には間抜けでね……中で水流に飲まれて滝を真っ逆さま。
近くのマサンの村で助けられて、やっと目を覚ましたのよ。
そこでなんとか情報を集めるために、村の近くの洞窟に住んでる『滝つぼ老人』っていう物知りに聞いてみることにしたの。
どのみちグミっていうもう一つの獣人の村の人達がなぜか橋を落としてて、身動きは取れなかったしね。
(滝つぼの洞窟に行って老人アスラルに会う)
「遠い昔に噂くらいは聞いたことがあるのう……遥か昔ノール王の時代に、この小さな島に大勢の兵士達がやってきたという記録がある」
やっぱり財宝はこの島にありそうね……

村に帰ってみると、大変なことが起こっていたわ。
なんでも村の若者が橋を直した途端、グミの村の人達がやってきて村長の娘を攫っていったんだって。
怒って乗り込んで行った村の若者を追って私とライルもグミの村に向かったけど、
村ではすでに儀式が始まっていてファラは生贄として沼地の神殿に連れて行かれてしまったわ。
(沼地の神殿に行きオークキングを倒してファラを助ける)
ファラを助けてマサンに帰ると、マサンの村長はすごく感激して『赤のジュエル』をくれたの。
なんでも古い言い伝えでこのことは予言されていたんですって。
グミ族はモンスターに操られてたみたいだけど、今考えてみるとこれは破壊神が生きていたことの証だったのかもしれないわね……

私達は通れなくなってたグミの村の崖崩れを開通してもらって、灯台のあるリュマの町へと行ったわ。
そこでは盗賊団が幅を利かせていて、話し合いに行って捕われたままの町長たちを取り戻して欲しいって頼まれたの。
盗賊団も財宝を探していて何か手がかりを握っているらしかったから、私達も二つ返事で快諾したわ。
(岬の洞窟に行き町長達を救出し、ゴラの石版を入手)
盗賊団が持っていたゴラの石板には、『五つの玉を集めゴラの目に捧げよ』って書いてあったわ。
それに石板に描いてあった破壊神ゴラの絵と玉は、ちょうどメルカトル島の地図を模っていたの。
要するに島にある五つのジュエルを集めて目のある所に行けばいいってわけね。
助けた町長達からメルカトルの町に入れる通行証も貰ったし、残りジュエルもすぐに集まりそうね!
まあ私としては、もっと『実』のある物が欲しかったけど……
0109ランドストーカー
2019/04/15(月) 14:56:14.52ID:wNkRNjzC0
メルカトルの町に来たライルは色々あった末に剣の腕を見込まれて、城に招待されることになったの。
公爵自身も剣の達人らしいけど、招待客の中にはドラゴニュートの賞金稼ぎゼッドもいたわね。
ライルのような賞金首を放っておいて、ここに何をしにきたのかしら?
「最近この町の南の塔に住む魔導士ミルの様子がおかしいのだ。ミルは何十年か前から南の塔に住み着き、その魔法の力で
我々平和な民から財産を巻き上げてのうのうと暮らしてきたのだ。もちろん私も何度か兵を送ってミルを倒そうと考え悩んだ……
しかし決断のつかぬまま私はミルの要求通りの金貨を払ってきた。だがこれ以上ヤツを野放しにしておいてはこの町の財産が
ほとんど吸い取られてしまう……そこでそなたたちに頼みたい!ミルを打ち倒しこのメルカトルの町に真の平和をっ!
もちろんただでとは言わん!見事ミルを打ち倒した者には、この城に古くから伝わる紺碧の輝きを持つジュエルを用意しておる」
この公爵は怪しいところもあるけど……ミルもジュエルを持ってるみたいだし、一気に二つ手に入るんなら行かない手はないわね!
(ミルの塔に行き魔導士ミルを倒す)
けど肝心のミルを倒したら、その口から衝撃の事実が明らかになったのよ!
「ジュエルはやろう。だが貢ぎ物を取っているのはわしではなく……あの公爵だ!
あの公爵はわしの弟でな、大陸制覇の野望を抱き力を蓄えようとしていたのだ。そのためにはどんなあくどいことでも……
そんな弟にわしは常々意見をした。ヤツはそれが気に入らなくて私を亡き者にしようと企みおったのだ……
町の人に重い税金を払わせているのはヤツだ。わしはここでひっそりと暮らしておる……」
当然私達は、城に帰って公爵を問い質したわ。
でも結局は罠に嵌って、二つのジュエルを盗られた上に城の地下に落とされてしまったの。
欲をかいて易々と乗った私達が馬鹿だったわ!許せない!

城の地下と塔には、町で行方不明になってたロリア姫の一行も捕われていたの。
でも姫を助けようとした途端、あのゼッドが現れて攫っていってしまったわ。
どうやらゼッドは公爵の企みに勘付いていて、理由はよくわからないけど姫をおさえて公爵と取引しようとしてるみたい……
(城から脱出して町に戻る)
一方、町の方も騒然としていたわ。
公爵は財宝を追って船で町を出てしまっていて、しかも後を追えないように灯台まで壊していったの。
メルカトルの港の周辺は霧がすごくて、灯台がないととても船なんか出せないから。
(グリンメイズの森に行って太陽石を取ってくる)
船を出してもらって島の西部のバーラの町に着いたら、そこには老人くらいしかいなくなっていたわ。
なんでも先に着いていた公爵が、人々を鉱山に連れ去ってしまったそうよ。
(バーラの鉱山に入って町民を救出する)
鉱山で公爵を捕まえられるかと思ったけど、一足違いだったわ。
ジュエルの場所を知った公爵はさらに西のドワーフの村に行って、そこにあったジュエルを奪ってしまっていたの。
幸い?ドワーフにとって大事なのは花と種であって宝石じゃないから、ドワーフ達はそんなに気にしてなかったけどね。
まあたしかに、私もエケエケの実があれば幸せかな〜

公爵は湖の神殿に行くのに筏を買い占めて行ったから、私たちはドワーフの村の危険な地下通路を通って追ったわ。
(村の地下通路を抜けて神殿までの道を開き、さらに湖の神殿に入ってついに公爵を追い詰める)
後がない公爵は自ら剣を取ってライルに向かってきたけど、いかに公爵でも私たちには敵わなかったわね。
けど降参した公爵が差し出す宝を受け取ろうとした途端、私たちはあのゼッドの奇襲を受けてやられたの。
なんとかミルがワープで助けてくれたおかげで命拾いはしたけど、甘かったわ!
「危ないところであったな……もうわかっていると思うが、奴はノール王の財宝を掘り出しその力で世界を征服しようとしておる。
さあ行くのだ!今まさに公爵は5つのジュエルを手に入れ財宝の隠された地下の王国へ旅立とうとしている……
山岳地帯に向かうのじゃ。その地よりノール王が財宝とともに眠るという地下の王国に通じる道が開かれるだろう!」
(ミルからアックスマジックをもらい、山岳地帯でゼッドと戦う)
「湖の神殿では悪かったな。ま、ありゃビジネスだからな。今度は正々堂々勝負だ!強いやつとやり合うのが俺の趣味なのさ」
ゼッドは空を飛べたけど、正面から戦えばライルに敵うわけがないわね。
「こ、これを持っていけ……公爵のいる所まで行けるはずだ……俺は大陸でまたあんたに挑戦するぜ……だから生きて帰ってこいよ!」
ゼッドは賞金稼ぎだから私達とは相容れないけど、根はいいやつなのかもね。
0110ランドストーカー
2019/04/15(月) 14:58:50.80ID:wNkRNjzC0
ゼッドのくれた『ゴラの目』を使うと、私たちはやっと最初に降り立ったあの遺跡に戻ることができたわ。
そこで公爵をまた追い詰めたけど、そこにはすでに5つのジュエルを収めた装置とあのロリア姫がいたの。
「さあロリア姫よ!おまえが幼き頃より覚えこまされた歌を歌うのだ!」
公爵に脅されたロリア姫が歌うと、装置が動いて公爵は消えて声だけが聞こえたわ。
「うわーはっはっはっ!ついにやったぞ!幻と言われていたノール王の財宝は誰にも渡さん!ぐわーはっはっはっ!」
後を追い掛けてきた従者さんたちに姫を渡してからすぐに後を追ったけど、着いた先は生気を失ったような人々が住む地下の町だったの。
「オレたちゃ永遠の命をもらったかわりに、ノール王の地下宮殿を造らされたんだ」
地下宮殿を造った人達が今も生きているってことは、もしかしてノール王自身も……

財宝のある地下宮殿までにはものすごい洞窟があって、門番もいたわ。
(地下大洞窟を抜けてさらに地下宮殿の奥の間へと進む)
ついに辿りついた宮殿の最奥には山のような財宝があったけど、そこに不気味な声がしたの。
「だ れ に も や ら ん だ れ に も や ら ん ぞ か が や く も の す べ て わ し の も の …」
(ノール王を倒す。『大いなる眠りの後 余は再びこの世界に降り立つ』との文言が宮殿にあるため、おそらく生きていたと思われる)
眠っていたともわからない正気を失ったノール王を倒すと、どこに隠れていたのか公爵がやってきたわ。
「いつの間にか追い越されていたようだねライルくん!だがね、これも一つの私の作戦なのだよ。この光り輝く財宝をみたまえ!
うわーはっはっ!ぐわーはっはっは!財宝は俺のものー!」
けど次の瞬間、財宝の山の中から巨大な竜が現れて公爵を消し炭にしたわ。
やっぱりいたのね、ノール王たちに不死の力を与えていた財宝の本当の番人・破壊神ゴラが……
(破壊神ゴラを倒す)
でも、苦労して追い求めた財宝は倒れたゴラとともに全て地の底に沈んでしまったの。

(以下ED)
「……じゃあ、あたしが財宝よりもっともっといいものをあげるわっ!」
(フライデーがハート型の軌跡を描いてライルの周りを飛ぶ)
「えへへ……どう?うれしい?」
「……さてと、気分をあらためて次なるお宝探しに行くかなっと!」
「……なによ!ライルの意地悪!大っ嫌い!あんたなんかあたしがいないと絶対すぐやられちゃうんだからっ!……死んじゃうんだからっ!」
「一緒に行くの?行かないの?」
「……行くもんっ!」

THE END
0111ゲーム好き名無しさん
2019/04/15(月) 15:01:09.10ID:wNkRNjzC0
これで終わりです

どなたかPS2の『VM JAPAN』を追加されたサブイベントも含めてお願いします
0113ゲーム好き名無しさん
2019/04/19(金) 06:12:42.96ID:ftCPsChM0
メガドライブミニにランドストーカー収録されると聞いてそういえばリクエストあったよな、
ミニ買って書こうかしらと思って久しぶりに覗いたらちょうどストーリー投下されててワロタ
0114ゲーム好き名無しさん
2019/04/20(土) 10:59:58.29ID:X236SO110
スマホアプリの「けものフレンズ」(NEXON)のストーリーをお願いします
プレイ動画がようつべとかに投稿されてるのは知ってますが
動画はさすがに長すぎて、文章で読みたいので
0115ゲーム好き名無しさん
2019/04/20(土) 17:38:30.79ID:Z9ax68nb0
未解決の中になったパワポケ12の裏サクセスを作成、投稿しようと思ってます。
0116ゲーム好き名無しさん
2019/04/22(月) 21:36:09.91ID:zuK+6WWy0
けものフレンズだったら三行どころか一言で済むな
『コスプレキャバクラ』
0117東方蒼神縁起
2019/04/28(日) 09:20:37.10ID:TXeUal/P0
本作はPC PSV PS4 Switchで出ている東方二次創作RPGです。
まあPCとそれ以外では版権的に不味いのを差し替えるついでに
リメイクレベルでゲームシステム変わってますが。

夏の暑さでだらけてる霊夢と魔理沙の所に貰い物のお裾分けに早苗が来た。
しかし早苗は、二人は現在発生している妖怪だけが倒れる霧という異変解決で留守。
だと思っていて、ただ置いて行くつもりだったので疑問に思う。
被害が妖怪だけだしほっといても良いんじゃないか?と二人共だが紫が現れ、
人間に被害が全くないから妖怪の間で人間が黒幕という噂が出てきてる、ほっておくと近い内に人間が大量に襲われるぞ。
と言われ霊夢、魔理沙、早苗の三人と、「話は聞いた密着取材させて貰う。」と現れた文四人で異変解決に向かった。
主な能力
霊夢 光属性魔法 回復 防御結界(1ターン○○無効)
魔理沙 火水雷魔属性魔法
早苗 回復 バフ
文 不意討ち防止等シーフ系物理 図鑑埋め担当
0118東方蒼神縁起
2019/04/28(日) 09:41:06.71ID:xvQc83qT0
霧の異変なので、以前に霧を出したレミリア、霧化できる萃香、
天候操作可能なアイテム持ちの天子、を疑い、とりあえず一番近いレミリアの所に向かう。
門番の美鈴を倒すが玄関の鍵が閉まってたので非常口?から入り図書館に出た。
不法侵入という事もあり遭遇したパチュリーと咲夜とも戦いになり倒して進む。
レミリアは霧の異変という事で真似されてる様でイラついていて戦いになる。
戦闘後パチュリーから霧から魔力の様な特徴を感じると聞き、
パチュリー、咲夜、にとり(霧の影響で流されて来てた)の三人を加え魔法の森のアリスの所に向かう。
パチュリー 火水雷地光闇魔法 フィールド属性操作
咲夜 連続ヒット系物理 時間(敵ターン)停止
にとり 属性追加物理 属性追撃
0119東方蒼神縁起
2019/04/28(日) 10:10:29.93ID:ev0e1b330
魔法の森でとりあえずアリスをボコる一行、アリスが聞き込みをした妖怪達が「死に直接捕まる感覚」と口を揃えてた事を知る。
能力的に幽々子?と考えるがだとしても素直に認めないだろうから、嘘発見器としてさとりを捕まえに地底にむかう。
アリス メイン盾
0120東方蒼神縁起
2019/04/28(日) 10:18:57.30ID:ev0e1b330
地底への道が酔っ払った勇儀に破壊されてたので灼熱地獄跡から廻る事に。
途中で遭遇した空と燐に疑われ餌付けして誤魔化そうとするが失敗する。
さとりにはアイテム扱いしてる心を読まれ協力を拒否されるが、さとりはそのまま皆の隠し事を暴露してしまい袋叩きにされ強制連行となった。
さとり 青魔導師
0121東方蒼神縁起
2019/04/28(日) 10:31:39.07ID:ZGTMUM0Z0
冥界に向かい幽々子に会おうとするが妖夢が立ちはだかるが、多勢に無勢で妖夢を追い詰める。
そこに幽々子が現れる、さとりが心を読むが精神防壁を張られていて分からない。(これ以降も基本的に防壁張られていて読めない)
戦闘後、結局幽々子は関係無かったらしく妖夢を貸してくれた、とりあえず「死」に関わり深い無縁塚に向かってみることにした。
妖夢 構え→対応技系物理(構えはバフ扱い)
0122東方蒼神縁起
2019/04/28(日) 10:52:11.76ID:rxzkURX70
無縁塚でサボってた小町を怒らせ戦闘になった後小町の意見を聞くと、霧は魔界のやつっぽい。と言うので魔界に関わり有りそうな幽香に会いに行く。
しかし幽香は自分は関係無いと言い、心を読んでも文字通り頭の中お花畑で何も分からない。
人の心に土足で入って只で済むと思うか?と怒った幽香と戦いに、戦闘後に霧の効果は生命力操作だと教わり不老不死に関わる永遠亭に向かい、入口で会った妹紅を仲間に加える。
妹紅 火属性物理 戦闘不能回復
0123東方蒼神縁起
2019/04/28(日) 11:23:48.54ID:zIS+wmWZ0
普段と構造が変わってる永遠亭内部を二手に別れ、てゐと鈴仙を倒した後合流、奥で永琳と輝夜の二人を見つける。自分達が黒幕と言う二人だったが戦闘後それは嘘だと言う。
霧の効果から黒幕が月人の可能性を考えた二人は霊夢達の現在の実力を知りたかったらしい。
もしそうなら居場所の手掛かりが無くなるが、今まで各地廻ったから廻ってない所廻れば良い。と、とりあえず妖怪の山→天界と向かう事にした。
山の麓で同じ様に調査してた聖と会い仲間に加える。
聖 バフ デバフ バステ
PC版のみ妹紅と聖を開始直後に仲間に出来る隠しイベントが有る
0124東方蒼神縁起
2019/04/28(日) 11:44:19.32ID:oW4rn64f0
遭遇した椛やチルノを倒しながら山を登る途中、倒れた橙を発見する周囲の破壊跡から鬼(萃香)か?と考えるが橙は「違う」と一言だけ言い気絶した。
守矢神社に着き神奈子と諏訪子の二人と話すが、霧の存在すら知らない。と惚ける二人を疑い戦う。
異変と無関係なのは嘘ではなかった様なので何か知ってそうだったのはスルー(忘れた?)してそのまま天界に向かう。
途中衣玖と遭遇、天子の所に案内させようとするが怒らせてしまい戦いになり、衣玖が気絶したので自分達で探す事に。
見つけた天子は自分が黒幕だと言い、動機も混乱する地上を眺める為だけだと言う。
しかし倒された後、それは嘘で自分が容疑者として疑われたら黒幕だと名乗るのが当然だろ。と笑顔で言う。
地上を眺めてたのは本当で黒幕の行動も見えていたらしく居場所を教えてもらい魔法の森の奥へ向かう。
0125東方蒼神縁起
2019/04/28(日) 12:05:58.40ID:F6TYJshS0
森を進むと藍と周囲の木が石化しているのを発見する。さらに進むと「覗くな」と表示された土管が有った。
覗かずスルーしようしたら、覗くなと書いて有るんだから覗け。と言いながら亀が現れた。
魔理沙が亀が霊夢が昔乗っていた玄爺だと気付く。なんでも霊夢が単体で飛行出来る様になったからと捨てた後、異変の黒幕に拾われて仕える様になった。との事。
玄爺をマリオのノコノコの様に吹っ飛ばし森の奥、玄武の沢に着く。
天子の情報から湖を探していると番人である松葉が現れる。黒幕の部下達は海出身で内陸の幻想郷では肩身の狭い思いをしていたのが多く忠誠心は高いらしい。
実際玄爺と松葉は一回負けても追い付いてきて再戦となった。二人を倒し湖底に有る神殿に入る。
0126東方蒼神縁起
2019/04/28(日) 12:53:10.16ID:LHQY6SH+0
神殿に入ると三手に別れて進む必要が有った。その先であかめ、千尋、カガミの三人をそれぞれ倒し合流する。
部下がやられた黒幕達の反応 まさか玄爺が→松葉迄も→三バカだしな… 後の方が評価低い
神殿を進むと黒幕の一人、鰐神アナスタシスが現れる、橙を倒したのは彼女だった。フルネームからギリシャ神話の不死身の怪物ゴルゴーン三姉妹の一人だと判明する。強力な再生力を持つが何とか押し切り倒した。
更に進み二人目、亀神ヴィオトポスが霧と共に現れる。霧は彼女の寿命操作によるものだった。
しかし不老不死の妹紅が居る為霧は決定打にならず、直接戦闘で打ち破る。
遂に最後の蛇神リトスの所に着く、そこには土下座ポーズで石化した紫が居た。強力な石化能力は脅威だがこれまでの情報でガチガチの対策も取れ勝利する。
しかし三姉妹が集結し態勢を整える為下がったので追いかける。
0127東方蒼神縁起
2019/04/28(日) 13:13:07.09ID:LHQY6SH+0
PC版以外だと、ここで帰ると稗田家の奥に入れる様になりボスを倒すと阿求が仲間に加わる。
阿求 彼女が止めを刺した事が有る敵の数でステータス上昇と技習得、最終的には最強らしい

ラスボス戦は2チーム設定し一度だけ交代可能、
三姉妹のローテーション&松葉、あかめ、千尋、カガミ、他雑魚増援(玄爺は腰でもヤったか?)
三姉妹の詠唱妨害
三姉妹合体(詠唱妨害成功か失敗でステータス、使用技変更)
の三段階
0128東方蒼神縁起
2019/04/28(日) 13:27:02.49ID:LHQY6SH+0
決着が付いた所に紫が現れる、石化したのは囮の偽物だった。
三姉妹の目的も語られた。元々現地のローカル神だったがギリシャ神話のオリュンポスの神々に負けてからずっと怪物扱いだったので、幻想郷で神としてやり直す気であり、
霧も自分達の力と人間には被害与えない事で人間の味方アピールだった。
その後三姉妹は魔法の森入口に分社を建て正式に神として活動を始めた。
ついでに藍は石化解除された直後紫に、用意した偽物が土下座ポーズなのはどういうつもりだ。とお仕置きされた。
0129東方蒼神縁起
2019/04/28(日) 13:34:46.42ID:LHQY6SH+0
本編はこれで終了以降の部分は無印→残暑→週末(ここまでPC)→V(家庭用)のバージョンの内、残暑から追加されたので残暑シナリオと呼ばれている。
0130東方蒼神縁起 残暑
2019/04/28(日) 14:02:40.28ID:LHQY6SH+0
神社にリトスがやってくる、ヴィオトポスと松葉が闇討ちされたそうだ。
幻想郷では少し前から喧嘩、暴動、闇討ちが頻発していてさすがに異変を疑い始める位であり、リトスは解決に協力するつもりで来たのだった。
以降クエストという形で各地に向かいボスを倒して行く、装備合成素材がクエ報酬なのは何度もクリア可。
狂暴化し暴れていた仲間や妖怪を倒し仲間に加えていく、なんでも怒りとか怨みに取り憑かれた様な感覚らしい。
リトス 三姉妹がボス時の固有技(ペガサスメテオアタックだのアンドロメダネビュラだの星矢ファンか?)
チルノ 水属性魔法 耐性を装備で補強しないと火属性を1ダメージでも喰らうと即死
鈴仙 バステ デバフ追加物理 バステ、デバフが付与されてる敵に特効
レミリア 割合ダメージ 吸収等特殊物理
勇儀 圧倒的物理 圧倒的燃費悪 
0131東方蒼神縁起 残暑
2019/04/28(日) 14:35:34.60ID:LHQY6SH+0
怪しい気配を追って色々倒していたら、無縁塚で雛と遭遇した。
自分が怨嗟を増幅しばら蒔いたと言うので倒すと正気に戻ったが、自分に取り憑いた怨嗟の大元である負の感情の塊は丸々残ってると言う。
元々負の感情は発生する物だが、霧の異変で直接被害受けた妖怪の人数が膨大な為、浄化とかが間に合わない。
更に自分の様に暴走した者にやられた者の怨みも溜まっていく為、具現化して何もかも破壊しようとする怪物として誕生するのも近い。との事。
雛は長く取り憑かれてた為、その怨嗟の塊が存在する次元へのゲートを開けたので、直接怨嗟を叩き潰す為に乗り込んだ。
怨嗟戦は三姉妹戦の様に3チーム設定しての戦闘、怨嗟も色々な物が組み合わされた三段階
PC版は二段階目での増援復活が一定数を越えると表示限界で三段階目が登場せずに勝利するバグが有る
倒した後、そういえば異変解決後の宴会開いてなかったという話になり、紅魔館で宴会を開く事になった。
「今の何?」「御利益たっぷりのゴルゴーンの舞。」「呪い掛けてる様にしか見えんわ!」
終わり
0132東方蒼神縁起 残暑
2019/04/28(日) 14:53:58.71ID:CVuc3Udo0
以上です。もし本作品をプレイする気なら最初に書いた通りリメイクレベルで違うので家庭用の方をダウンロード購入するのを勧めます。
さとりのラーニング確率とか敵のアイテムドロップ率が1%なのがざらと聞いて興奮する様な方ならPC版を探してみてください。

追記 三姉妹の部下、松葉、あかめ、千尋、カガミは本作オリキャラですがそれぞれ蟹、ハリセンボン、タコ、貝の妖怪となってます。
0136ゲーム好き名無しさん
2019/04/29(月) 16:53:48.55ID:Q0wsMQkT0
やってくるのはロマサガ基準の触手とメイルシュトロームだかな
0138ゲーム好き名無しさん
2019/05/08(水) 19:56:26.50ID:OkVfM5As0
保守
0139ゲーム好き名無しさん
2019/05/18(土) 14:03:31.83ID:+Yj/ZIH80
保守
0140ゲーム好き名無しさん
2019/05/21(火) 10:49:52.42ID:idcpQEJV0
スターオーシャン4ってまだないですよね?
最近HD版をプレイしてまとめたので、今からのせます。
0141スターオーシャン4 −THE LAST HOPE−
2019/05/21(火) 11:18:14.82ID:idcpQEJV0
スターオーシャン4 −THE LAST HOPE−  STAR OCEAN 4

【宇宙への船出】

西暦2064年、第三次世界大戦で地球は大打撃を受けて、環境汚染で地表に人が住めなくなりました。
生き残った人たちは地下都市を築いて何とか生活していたけど、もう地球ってぶっちゃけ人類住めない・・・住めなくね?
ってことで宇宙のどっかに人類が住める星見つけて移住しよう!ということになりました。

USTA(国際科学技術局)を作って色々研究して、2087年にはついにワープドライブ実験が成功!
その年から新しく宇宙暦が始まって、人類がついに未知なる宇宙へ出発することになったぞ!


主人公はSRF(宇宙開拓隊)のメンバー・エッジくん。
宇宙船カルナスのクルーとして、未開惑星エイオスの調査に向かうことになりました。
でも、幼馴染で兄貴分でライバルのクロウはいっしょにエイオスに行く宇宙船アキュラの船長なんだよね。
自分はただのクルーなのに・・・
くそっクロウには負けないぜ!!とやる気マンマンのエッジ。
「もうっエッジったら、、」とヒロインで幼馴染のレイミちゃん(同カルナスクルー)はハラハラです。

ともかくSRFはエイオスに向かってワープ。ついに宇宙開拓の第一歩を踏み出したぞ!

でも途中で謎の物体の干渉を受けてトラブルが発生したので、ワープ中止でどこかの惑星に不時着するはめになりました。
でもでもよく調べたらその惑星は目的地のエイオスでした。めでたしメデタシ。
0142スターオーシャン4 −THE LAST HOPE−
2019/05/21(火) 11:20:18.43ID:idcpQEJV0
【惑星エイオス】

とはならず、いっしょにワープした他の宇宙船は大破しててクルーたちも多くが死傷してました。
さらにクロウが船長のアキュラはエイオスには見当たらず、行方不明でした。
しかも巨大昆虫とか巨大カニが船外をうろついてて、生き残ったクルーたちを襲っていました。
無人探査機の調査では、エイオスに危険生物はいないって結果が出てたのに、やべぇよやべぇよ・・・


そしたらUSTA本部が「何かやばそうだから救援呼んどいたわ」ってことで
エルダー人っていう親切な異星人が助けに来てくれた!
実は以前から地球と交流があって、地球よりも数世紀先の科学技術を持ってるスゴイ人たちだ。
今までは非公式だったけど、この事件を機に地球は公式にエルダー人と協力して
宇宙開拓して行くことになったんだって。

で、エルダー人は超技術であっという間に開拓基地を建造して、カルナスの船長が基地の司令官になって
エイオスに留まることになったから、何とエッジが代わりにカルナスの船長に選ばれた! やったーーー

さらにエッジたちにはエルダー人の青年フェイズくんが同行することになりました。
エッジとちがって品行方正で冷静沈着で頭脳明晰。
でもなぜかエッジの熱血さ・無鉄砲さに憧れてイヌみたいに付いてくるカワイイ子です。。

カルナスは他の宇宙船と違ってあんまり壊れてなかったので、すぐに修理されました。
さらなる未開惑星の調査と、行方不明のアキュラを捜すため、3人を載せたカルナスが出発しました。
0143スターオーシャン4 −THE LAST HOPE−
2019/05/21(火) 11:26:08.86ID:idcpQEJV0
【惑星レムリック】

ワープ可能圏内にはレムリックという惑星があったので、とりあえず3人はそこに着陸。
レムリック人たちはエッジたちを見て「神様がきた!!」とあがめまくり。
地球でいえば中世くらいの文明度なんで仕方ないね。。


で、そのレムリックでは「バカラス病」っていう身体が石化する怖い病気が流行っていて、
なんとかして下さい神様、、、と色んな人たちが色々頼んできます。
なんとかしなきゃ・・・(使命感)とエッジたちは調査するうちに、どうやら以前この惑星に不時着した
異星人:カルディアノン人の宇宙船に原因が有るんじゃないかってことになったので行ってみました。

そしたら宇宙船のなかは凶暴なモンスターだらけで、気味の悪いヘンテコな謎の物体がありました。
なんかこの物体、SRFの船がワープ失敗した時にぶつかったやつに似てるんですが、、、

さらにその物体はモンスターを生み出して襲ってきたので、何とか倒しました。
そしたら何故かバカラス病にかかってた人たちは突然モンスターに変身
→→石化→→コナゴナとなってみんな亡くなりました。

やっぱあの謎の物体が病の根源で、それを壊したからこうなったのかな・・・
ちょっと戸惑うエッジたちだったけど、あのまま放置してても病気がどんどん広まるだけだったし、まあ仕方ないね。。


ってことでエッジたちはバカラス病で亡くなった近くの村の村長の孫娘のリムルちゃんを仲間に加えて
惑星カルディアノンに進路を取りました。
謎の物体のことが気になるし、何よりカルディアノンの宇宙船のデータ映像のなかに
クロウの乗るアキュラが映ったものがあったからです。
待ってろよクロウ!!
0144スターオーシャン4 −THE LAST HOPE−
2019/05/21(火) 11:29:59.20ID:idcpQEJV0
【カルディアノン要塞】

惑星カルディアノンに着いた・・・と思ったらカルディアノン星は人工的な機動要塞でした。
一気に発展しすぎた文明に星が耐えられなくて崩壊しちゃったらしい。
カルディアノン人って200年くらい前までは言葉すら持たない土ry
素朴な方々でいらしたみたいなんだけど、何故か急速に文明が発展して、
今ではエルダー人よりも優れた科学技術を持ってるみたい。
で、その発展の原因が、例の謎の物体な模様。

故郷の星がなくなるなんてカワイソウだなーーと思ったけどカルディアノン人たちは
「ワレワレハ宇宙ノ支配者トナル オ前ラ下等生物ハヒレ伏セ」とか
なんとか言ってつけあがってるので同情の必要なし。
でもエッジたち4人は罠に閉じ込められて出られなくなっちゃった。

そしたらバッカスっていう機械の身体のでっかいオッサンが助けに来てくれたから、
オッサンといっしょに要塞の中にあった例の『謎の物体』をぶっ壊してやったぜ。
でもぶっ壊したら要塞がどっかにワープを始めたので急いで脱出しました。危なかった。。


バッカスはモーフィスっていう組織の一員で、
モーフィスは宇宙の秩序を護るために活動してるらしい。ふーん(鼻ホジ
カルディアノン要塞にいたのは謎の物体=『グリゴリ』を破壊するため。
『グリゴリ』は遠い宇宙から飛来した謎の物質で、生命体に進化を促すんだけど
急激に進化させ過ぎて色んなところで問題が起きてて、このままだと宇宙ヤバイことになるかも、、
ってことで調査&破壊のためにあちこち飛び回ってるとのこと。

ちなみにバッカスはカルディアノン要塞に来る前に偶然クロウと出会ってて、色々話したらクロウは
「宇宙のために俺も手伝うよ!」っつってモーフィスの本拠地:EnII(イーエヌツー)に行ったらしい。
おいSRFの任務はどうした??
でもバッカスにEnIIまで送って欲しいって頼まれたから、エッジたちもEnIIに行くことになりました。
クロウを連れ戻さなきゃならんし、『グリゴリ』のことも気になるしね、仕方ないね。。
0145スターオーシャン4 −THE LAST HOPE−
2019/05/21(火) 11:34:45.67ID:idcpQEJV0
【過去の地球】

でエッジたちはEnII(イーエヌツー)に向かったんだけど、
途中でブラックホールに飲み込まれて、カルナスはどっかの宇宙へ放り出されました。
とりあえず近くの惑星に不時着したんだけど、この惑星、何か見覚えある・・・なくない?

それもそのはず、そこは地球でした。
でもエッジたちの知ってる地球とはちょっと違う・・・何とそこは1950年代の地球でした。うせやろ。
よくわからないけど150年前にタイムスリップしたみたい。どうすりゃええねんと戸惑う5人。
でもぼやぼやしてたらレイミが現地の軍人たちに捕まったので、
仕方なく自分たちも捕まったフリして軍事基地に入り込みました。


基地では地球外生命体の研究が行われてるみたいで異星人がいっぱい。
そのうちのひとり、宇宙迷子のネコ耳娘メリクルちゃんを仲間に加えつつレイミを探してたら、
軍事基地の偉い人が出てきて「私達は地球の平和のために異星人の技術を研究している」
「あなた方のすぐれた科学技術があれば核の力もいらないし地球は救われる」とかなんとか
お決まりの甘言をぺらぺら言ってきました。

そんな手に誰が乗るかなーーーと思ってたらエッジくんが簡単に乗せられて、
カルナスのエンジンに使われる反物質燃料・エクサリチウムを渡しちゃいました。
冷静なフェイズとバッカスは「歴史を変えるなんてまずいですよ!」とエッジを止めるけど
「こうすれば核戦争も起こらないし地球は汚染されない!幸せな未来がやってくる!!」
と聞く耳持たない熱血エッジくん。

そしたらやっぱり偉い人は「超科学の力で世界征服できるわぁーーー」ってなって
エクサリチウム使った無茶な実験を開始。
でも150年前の未熟な技術で反物質を制御できるはずもなく、実験装置が暴走して対消滅が起こって
地球はマジにあとかたもなく消え去ってしまいました・・・対消滅怖すぎィ!!


カルナスは間一髪で脱出できてみんな助かったけど、エッジは唖然呆然。
自分のせいで地球消えちゃったよ・・・やべぇよやべぇよ・・・
0146スターオーシャン4 −THE LAST HOPE−
2019/05/21(火) 11:38:22.67ID:idcpQEJV0
【惑星ローク その1】

過去の地球を脱出したカルナスはまたまたブラックホールに飲まれて、
なぜか元の時代の宇宙に戻れました。
ていうか過去の地球消えたのにエッジとレイミが存在してるってことは、
あの地球は今の宇宙とは時間軸が異なる、別次元の地球だったんだね、多分。
よく分からんけど良かった〜〜助かったね!

とはならずにエッジは「自分のせいで地球が・・・46億年の歴史が・・・」と
罪悪感にさいなまれて発狂→→鬱に移行して任務遂行不可能に。
仕方ないのでレイミの指示で、燃料補給とカルナス修理のために近くの惑星ロークへ着陸しました。


ロークの人類はしっぽが生えてたり翼が生えてたりとバラエティ豊か。
さらに『バーニィ』っていう巨大ウサギが生息していて、みんな馬みたいに乗りこなしてました。
で、バーニィを楽に手懐けられるようにと、
現地の親切な遊牧民のひとたちが手綱や服を譲ってくれます。
エッジは「現地の人と関わるとまたロクなことが起きないかも、、、」と尻込みするのですが、
一方でフェイズは、見ず知らずの自分たちにとても親切な遊牧民たちに好意を持ちました。

そんなこんなでロークの調査をしていましたが、
ロークでもレムリックのバカラス病に似た石化病が流行ってて、レイミが罹患してしまいます。
現地の親切な女性・サラの案内で特効薬を手に入れて飲ませたらすぐに回復したんだけど、
薬飲んですぐ治るってのも変だなーーー とみんなで不思議がってたら、
「あたし・・・実はふつうの人間じゃないの」と悲しみの告白()をするレイミちゃん。

何でもエッジとレイミ、そしてクロウの3人は「フォーチュンベイビー」()っていう
遺伝子改造された超人間だそうで、汚染された地球でも生きていけるように、
生命力の強い古代ムーア人の遺伝子を移植されたとかで、
だから薬飲んだらすぐに治ったとかなんとか(適当)
0147スターオーシャン4 −THE LAST HOPE−
2019/05/21(火) 11:43:48.77ID:idcpQEJV0
【惑星ローク その2】

まあともかくレイミは回復したから良かった。
と思ったのもつかの間、今度はサラが誘拐されてしまいました。
サラをさらったのは『シュドネイ教』という魔王を崇拝する怪しげな新興宗教団で、
サラは『魔王アスモデウス』の復活のための生け贄にされるらしいです。

魔王とか生け贄とか、SFから急にファンタジーっぽくなってきて話についてけないけど・・・
他の惑星のゴタゴタに関わると、前みたいにロクなことが起きないかも知れないけど、、、
でも、サラはレイミを助ける手助けをしてくれたから、放ってはおけない!
ってことでエッジたちはシュドネイ教徒のたむろするパージ神殿に乗り込んでサラを救い出しました。

サラ救出には、バッカスと同じくモーフィスに所属するミュリアという
巨乳イケイケお姉さんが協力してくれました。
ミュリアは魔王復活阻止の任務のためにロークに来てたそうですが、
何と「夫がクロウに殺されたから仇を討つ!!だからクロウに会うまであんたについてく!!」と
無理やりエッジについてきます。
まーー恐らく勘違いなんだろけど、そこそこ使えるし巨乳だしまあいいや、、ってことで仲間に加えます。


ともかくこれで魔王復活は阻止できたし、レイミの恩人でもあるサラも救えたし、
今回の選択は間違ってなかったみたいだ・・・エッジは鬱から回復して、少し自信を取り戻しました。
そしてそんなエッジを見て、心配してたレイミも胸をなでおろします。良かった良かった。

しかしフェイズはひとり寂しそうにしてました。
あの親切な遊牧民たちが、サラより前に魔王復活の生け贄として
犠牲になっていたことが分かったからです。
みんなが喜びに湧く中、フェイズのみが心に闇を抱えることになりました。
0148スターオーシャン4 −THE LAST HOPE−
2019/05/21(火) 11:47:39.84ID:idcpQEJV0
【再び惑星エイオス】

カルナスに戻ると「どこで油売ってたんじゃワレ!!」とUSTA本部からお叱りの通信が入ってました。
で、惑星エイオスの開拓基地に行って様子を見てこい、との命令を受けます。
いくらエイオスに連絡しても返事がないそうです。心配なのでエッジたちはエイオスに戻ることにします。

と思ってエイオスに向けてワープを開始したら、なぜかサラさんがカルナスに乗り込んでいました。
エッジたちといっしょに旅したいそうです。今更戻れないので連れて行くことにします。


そんなこんなでエッジたちは久々にエイオスに戻ったわけですが・・・
何と開拓基地はめちゃめちゃに破壊されてました。
おまけにエルダーの戦艦も墜落してました。地球人もエルダー人も誰もいないしどういうことなの・・・
呆然としてたら不気味な黒い船がエッジたちの上空を通過したので追いかけます。
そしたらこれまた不気味な黒い兵士に取り囲まれて戦闘になったんだけど、
いくら倒しても黒い兵士たちは無限に湧いてきてキリがありません。

ていうかその黒い兵士ってSRFのクルーにそっくりだし、黒い船はSRFの宇宙船にそっくりなんだが・・・
って感じに困惑してたら、ついに現れました、僕らの英雄・クロウくん!
英雄は遅れてやってくるもんだからね、仕方ないね。。
さらにエルダー人の軍人さん・エイルマット先生も加勢して、
ふたりで謎の黒軍団をバッタバッタとなぎ倒して黒い船を追い払ってくれました。
すげーーーかっけーーーーーーーー


クロウは今までの経緯を話します。
ワープに失敗してエッジたちからはぐれたあと、遠い宇宙に放り出された。
そこでカルディアノン戦闘機に襲われてる民間船(ミュリアと、その夫が乗ってた)を
見つけたんだけど、助けられなかった。
その後に偶然バッカスに出会って、モーフィスの活動に加わってファントム退治をしていた。
その最中にファントムに撃墜されたエイルマットの船を見つけたので、助けてここまできた。
・・・とのことでした。

やっぱりミュリアは勘違いしてたみたいで、
自分たちを助けようとしてくれたクロウに礼を述べて和解します。
0149スターオーシャン4 −THE LAST HOPE−
2019/05/21(火) 11:52:03.66ID:idcpQEJV0
【ふたたび惑星エイオス その2】

黒い船と兵士は例の『グリゴリ』が生み出した『ファントム』って珪素生物だそうで、
ファントムは物質をコピーした後、オリジナルの物質を破壊し尽くす習性があるらしい、とのこと
つまりさっきの黒い船と兵士はSRFの兵士と船をコピーしたファントムで、
オリジナルであるSRF兵士と宇宙船、さらに開拓基地を破壊したのもファントムだったと。
とにかくファントム止めないとヤバイ、そしてファントムを止めるには
発生元のグリゴリを破壊する必要がある。

で、そのグリゴリが何とエイオスでも発見されたそうで、クロウたちはそれを破壊するために来たらしい。
(いないはずの巨大昆虫がエイオスにいたのもグリゴリのせいだったんだね、あー完全に理解した)
でも大気圏外で待機してたエルダーの移民艦隊がファントムに襲われてるって
緊急通信が入ったので、クロウは救援にいかざるを得なくなりました。


え、何でエルダーの移民艦隊が・・・まだ入植先の惑星も決まってないのに。。
といぶかしむフェイズに、エイルマット先生が残酷な事実を突きつけます。
100年は先だと思われたエルダー系太陽の膨張が突然急速に進んで、
エルダー本星を飲み込んでしまったそうです。
エルダー人たちは急いで移民艦隊に乗り込んで逃げ出したけど、
無数のファントムに襲われてほとんどの船は堕ちてしまったそう。
で、太陽の膨張を促したのが、どうやらグリゴリではないかという話になっている・・・とのことでした。
故郷が消えた・・・あまりの事実に腰を抜かすフェイズ。かわいそう。


ともかく移民艦隊を助けに行かないとならないクロウに代わって、エッジたちがグリゴリ破壊を引き受けます。
そしてフェイズは、同胞たちの危機に駆けつけるべく、エッジと別れてクロウについていくことになりました。
フェイズの代わりにエイルマットが仲間になって、エッジたちをグリゴリのところへ案内してくれます。

グリゴリは「わたしが作る新たな宇宙を受け入れなさい」とか何とか中2っぽこと言いながら
エッジたちに迫ってきたのでぶち壊してやりました。
でもグリゴリは他にもいっぱいあるから、それ全部壊さないと、、、(使命感)
エッジたちはグリゴリ殲滅作戦を練るため、
ついにモーフィスの本拠地:EnII(イーエヌツー)に向かったのでした。
0150スターオーシャン4 −THE LAST HOPE−
2019/05/21(火) 11:55:43.60ID:idcpQEJV0
【SRF消滅】

グリゴリを止めるぞ!! とやる気マンマンのエッジでしたが、レイミは思案顔。
だってSRF本来の任務は地球人が住めそうな星を見つけることなのに、最近全然その仕事してないし。
宇宙の危機なのかもしれないけど、今自分たちがやろうとしてることって
明らかにSRFの服務規定違反だよね、、、とグチってきます。

でもそんな心配は無用でした。SRFはなくなってしまったからです。
理由はエルダー人たちが地球を訴えたから。
自分たちの移民艦隊がSRFの宇宙船にそっくりなファントムに襲われたので、
地球のSRFがやったんだと勘違いしたらしいです。いくら弁明しても
エルダー「技術提供してやったのに恩を仇で返された!!」と頭に血がのぼって話を聞いてくれないので
地球「いやSRFなんて元々ねぇから」ということで手打ちにした・・・とのことでした。

そういうわけでカルナスも爆破するから退避してね♪ と地球軍の偉い人に言われたエッジですが、
んなことできるわけねぇだろ!! ってことで命令を無視して逃亡します。
でもとりあえずこれで自由の身になったし、心置きなくEnIIにいけるぜ。
0151スターオーシャン4 −THE LAST HOPE−
2019/05/21(火) 11:59:05.74ID:idcpQEJV0
【EnII(イーエヌツー)】

EnIIはモーフィスたちが宇宙の監視者となるべく建造した人工惑星でした。
モーフィスはすんごい超科学を持ってて、そのモーフィスを導いてるのが
『Ex(エクス)』というとにかくすごい謎の存在らしい。
とにかくすごいモーフィスの『Ex』は

「グリゴリを生み出してるのは、本来この宇宙に存在し得ない未知なる意志
 『ミッシング・プロシージャ(MP)』ってヤツだよ。
 MPは生命のない永遠に不変な新しい宇宙を創ろうとしてるんだよ。
 そのために、生命があって変化していく今の宇宙を滅ぼそうとしているんだよ。
 MPは宇宙に偏在する生命エネルギーで活性化するんだよ。
 だからその生命エネルギーを増やすためにグリゴリを産んで、生物の進化を促してるんだよ」

と一方的に説明してきて何が何やら??なんですが、とにかくMPを止めないと宇宙がヤバイそうです。
さてどうやって止める?と作戦を練り始めた矢先、EnII中枢にグリゴリが侵入してきます。
グリゴリはやっぱり中2っぽいセリフを吐いてきたのでエッジたちは破壊します。
EnIIのひとたちはエッジたちを褒め称えます。やったね!


さて一夜明けて『Ex』から作戦内容が通達されました。
MPはグリゴリを生み出し、グリゴリはMPにエネルギーを与えるわけですが、
調査によって両者間をつなぐもうひとつの存在が判明したそうです。
その存在とは、謎の暗黒球体『バロックダーク』。
この天体が生命エネルギーの中継点になっているそうで、これを破壊すればMPへのエネルギーが絶たれて
グリゴリもファントムも消え去るだろう・・・とのことでした。

そういうわけでエッジたちはEnII軍とともにバロックダークへ向かいます。
ついに最後の決戦(多分)だ!!
0152スターオーシャン4 −THE LAST HOPE−
2019/05/21(火) 12:00:47.76ID:idcpQEJV0
【バロックダーク(ラスダン) その1】

バロックダークは何と太陽系に向かっていました。
地球が滅ぼされる前に何としても止めないと・・ってことでエッジもレイミも必死です。
地球軍や、やっと地球と和解したエルダー軍も地球防衛に協力してくれることになりました。

カルナスはバロックダークの極点に着陸を試みますが、無数のファントム戦艦が
邪魔してきてたどり着けません。
おまけにバロックダークからドラゴンみたいな謎の大砲も生えてきて、
カルナスを援護してくれる地球+エルダー軍+EnII軍の艦隊を次々撃ち落としていきます。
うーーんこれはまずい。


その時、やはり遅れてやってきました英雄・クロウが再び登場。
しかしエルダー移民艦隊を護るためにファントムと戦い続けていたクロウは満身創痍で、
他のアキュラのクルーは全員死亡してました。
さらにフェイズは次々撃ち落とされるエルダー移民艦隊を救うため、
単騎で宇宙へ飛び出していったきり戻ってきていないとのことでした。

多くの犠牲をだしたことを悔やんだクロウは、命がけでカルナスの進路を切り開くことに決めました。
アキュラのワープエンジンを反転させることで瞬間的にブラックホールを発生させて、
立ちふさがるファントムやドラゴン型の大砲をすべて飲み込ませたのです。面目躍如。。
0153スターオーシャン4 −THE LAST HOPE−
2019/05/21(火) 12:03:58.19ID:idcpQEJV0
【バロックダーク(ラスダン) その2】

クロウの犠牲によってカルナスは何とかバロックダークの極点にたどり着けました。壊れちゃったけど。
エッジたちはどんどん奥へ進み、宮殿みたいな場所へたどり着きます。
その最奥の玉座には人型のグリゴリが偉そうに座ってました。

やっぱり中2っぽいことを喋ってるので壊そうとしたんですが、
今までのグリゴリと違って、何かかなり人間臭いです。
なんか変だなーと思ってたら・・・リムルは既に気がついてました。
そのグリゴリが、見たことある服をまとっていることを。
それはかつて、バーニィについて色々教えてくれた親切なロークの遊牧民が
フェイズにプレゼントしたものでした。


仮面が割れて、グリゴリの素顔があらわになります。
やはり、グリゴリはフェイズでした。
ファントムに立ち向かうために単騎でアキュラから飛び出した後、MPに飲み込まれたフェイズは
その無限とも言える大きな力に魅了されてしまったとのこと。

「この世にはどう頑張っても救えない命がなからず出てくる。
 だったらはじめから命なんて無いほうが良い、だから生命のない、恒久不変な宇宙を創る!」

無残にもいけにえにされたロークの遊牧民や、エルダー本星の消滅、多くの同胞たちの死・・・
たくさんの死を見続けたフェイズは精神的におかしくなって、闇落ちしてしまった模様です。
フェンズは異形に変化してエッジたちに立ち向かってきたので、
エッジたちは激闘の末、何とかこれを倒しました。
0154スターオーシャン4 −THE LAST HOPE−
2019/05/21(火) 12:07:19.94ID:idcpQEJV0
【エンディング】

核となっていたグリゴリ=フェイズが倒れたことでバロックダークは崩壊し始めます。
無数のファントムもあとかたもなく消えていきます。

エッジは仲間たちを先に脱出させ、傷ついたフェイズを担いで出口を目指します。
でもフェイズは崩壊に巻き込まれてあわや崖の下へ。
自分の腕をつかんで助けようとするエッジに対し「あなたみたいになりたかった」と微笑んだフェイズは
その手を振り払って闇に吸い込まれていきました。

一方でエッジの足場も崩れ、闇のなかへ堕ちていきます。
でもフェイズがいまわの際に呼んでくれた小型飛空艇がエッジを迎えに来てくれて、
何とか仲間のところへ戻ることができました。万々歳です。


地球の司令官をはじめ、エルダー人やEnIIのリーダーたち他
バロックダーク攻略作戦に参加した面々は、エッジたちの活躍を褒め称えて感謝しまくり。
で、今後はみんなで協力しながら宇宙開拓をしていきたいという話になってきます。
地球の偉い人は、エルダーやEnIIの超科学技術を地球に提供して貰おうとホクホク顔。
故郷を失ったエルダー人たちはレムリックへの入植を希望していて、
エルダーの技術でレムリックを発展させたいと嬉しそう。
EnIIも、宇宙の発展のためにこれからはもう少し外界と交流してみよっかなーーとか言ってます。

そういうわけで結末にふさわしくかなりいい雰囲気だったんですが、
エッジとレイミはみんなの意見に大反対します。

進化や発展は自分の力で行うものであって他人から与えられるものじゃないよ。
身に余る力を手に入れると暴走するよ、グリゴリで進化したカルディアノンや、
エッジが反物質渡したせいで消えちゃった地球がいい例だよ。
だからその星が自分たちの足で歩むのを見守るべきだよ。

とかなり教科書的な正論をのたまって皆を説得します。

えっ今までさんざんエルダーから技術提供してもらったのに何いってんの・・・
とツッコミたくなりそうですが、聞き分けの良いエルダー人はこれにあっさり納得して、
レムリック入植時にすべての文明と技術を捨てると約束してくれます。立派だ。
EnIIも「じゃウチらも今まで通り引きこもってるね」とそれに同調したので、
地球も仕方なくエッジたちの意見を受け入れました。
地球では「未開惑星保護条約」ができて、
他の惑星の文明にむやみに関わってはならないということになりました。


エッジとレイミはUSTAの運輸部に配属されて、太陽系内のあちこちに荷物を運ぶ仕事を任されました。
新型輸送船カルナスの船長となったエッジは、副船長のレイミとともに、
平和が訪れた宇宙へふたたび船出しました。


おわり
0159ゲーム好き名無しさん
2019/06/04(火) 12:45:33.09ID:rBkd9bpx0
古いゲームですが
トルネコの大冒険3をお願いします
0160ゲーム好き名無しさん
2019/06/12(水) 21:21:02.25ID:JSWZxnt20
保守
0161松本亨の株式必勝学PART2
2019/06/16(日) 20:55:44.92ID:WnmTP9LN0
保守がてら、不意に思い出したファミコンの株ゲーム
『松本亨の株式必勝学PART2』行きます。
ほぼプロローグとエンディングのみなので1レスで。

松本亨という元日刊投資新聞社社長の経済評論家という
すごい人の弟子である主人公は
「400万円を2年間で70億円にしてみせなさい」
という投資の世界を舐め腐りまくった試練を課される。
幸いこの世界の投資は仕入れた情報に沿って投資すれば
かなりの確率で儲かるヌルい世界だったので
ガンガン稼ぐ主人公。そして2年後…

『エンディング・プロクラス』
惜しくも70億円は稼げなかったが50億円以上稼いだ主人公は、
その後無人島を買い、
コンクリートや電気の無い自然溢れるリゾートを作り経営したという。
松本亨も先日そこを訪れ、名誉酋長にしてもらったとか。
そして主人公の息子は、主人公の事業を継ぐのかは分からないが
東大に入学して経営を勉強しているらしい。

『エンディング・エキスパートクラス』
見事70億円以上稼いだ主人公は
それを元手に値上がりしそうなアメリカ西海外の土地を買いあさり、
見事大儲けし、今では数万坪の別荘をいくつも所有する大金持ちになった。
息子はハーバード大学で勉学に勤しんでいるという。

以上です。株ゲームなのに妻や息子との関係や
HPなどのパラメータにも気を配る必要もあるという
ゲーム的要素もあり楽しかった覚えがあります。
お付き合い頂きありがとうございました。
0162ゲーム好き名無しさん
2019/06/16(日) 21:05:47.40ID:MHFpkOdj0
昔はこんな実用ソフトもどきが一杯あったんだよな〜
0163ゲーム好き名無しさん
2019/06/16(日) 21:14:20.84ID:Az2WBFMw0
乙です。株のゲームって株トレーダー瞬以外にもあるんだなあ
0164ゲーム好き名無しさん
2019/06/28(金) 00:47:10.32ID:LVAWUSBQ0
「SOMA」をお願いします。
0166ゲーム好き名無しさん
2019/06/28(金) 12:30:41.60ID:zLZ9AIpC0
メトロ三部作(2033・ラストライト・エクソダス)って需要あったりしますかね
0167ゲーム好き名無しさん
2019/06/28(金) 19:53:44.76ID:2aKbM3PQ0
需要なんて気にするな。実在するゲームで内容に悪意的な嘘がなければ大体受け入れられる。
0168164
2019/06/28(金) 22:58:03.60ID:LVAWUSBQ0
>>165
失礼しました。
>>164の要望は撤回します。

>>166
読みたいです。
0169Fighting Fantasy Legends
2019/07/02(火) 19:11:32.07ID:RCPhWcK+0
パソコン・アイフォン・スマホで遊べる
ゲームブックの金字塔ファイティングファンタジーシリーズを
現代風のシステムや難易度で復活させたゲーム
『Fighting Fantasy Legends』行きます。

とあるファンタジー世界、
それも美形キャラが超絶能力で無双するとかではない
暑苦しいオッサンが鈍器でモンスターを叩きつぶし返り血まみれになってそうな
古臭いファンタジー世界でのお話。

主人公がとある町に入ると、民家も店も扉が閉まっており誰も出歩いていなかった。
酒場は開いてるようなので入ってみると、マスターに頼みごとをされる。
「ザンバーボーンという凶悪な力を持つ魔術師に、娘を差し出せと脅された。
断ると何匹もの犬に住人を襲わせたんだ!
なあ、ザンバーボーンを倒してくれないかい?
そうしてくれるなら、金貨30枚とナイフを渡すよ」
こうして主人公は町を救うべく旅立つ事にした。

(盗賊都市)
「まずは盗賊都市という町に住むニカマデスという魔術師に
ザンバーボーンを倒すための方法を教えてもらうと良い」
という助言に従い盗賊都市に来た主人公。
だがこの町の住人の中には悪党もかなりいるようだ。
例えば、町の入り口の見張りに
「ニカマデスという魔術師に助けてもらいに来た」
と正直に言うと捕まえて牢獄に入れようとしてくる。

悪辣な住人と渡り合いながらなんとかニカマデスに会うと、
ニカマデスは旅に同行はしてくれないが次にするべき行動を教えてくれた。
「ザンバーボーンにトドメをさすためには、『黒真珠』『蓮の花』『老女の髪』
この三つが必要だ。それとは別に、魔力のこもった視線を無効化するために
額にユニコーンの刺青をいれる必要がある。
それと、動きを止めるために銀の手裏剣も持って行った方がいい」
残念ながらそれら全てが盗賊都市で手に入るわけではない。
残りを手に入れるために、ザンバーボーン以外の巨悪とも戦う必要がある。

(火吹き山の魔法使い)
ザゴールという悪の魔法使いが支配する火吹き山に来た主人公は
捕らえられた人を救出しながら先へ進み、
護衛のドラゴンを専用の魔法書で弱体化して倒し、
ザゴールもテーブルの上のカードを燃やす事で弱めて倒した。

部屋の奥の宝箱を3つの鍵で開けると中にあったのは金貨100枚と、
なんと火吹き山の魔物全てを意のままに操れる魔法の書だった。
主人公は悪党に悪用されないように魔法の書を燃やした。
0170Fighting Fantasy Legends
2019/07/02(火) 19:12:07.44ID:RCPhWcK+0
(バルサスの要塞)
バルサスという悪党を倒すために要塞に向かうと
協力者が魔法を一時的に貸し与えてくれる。そのため
「ESPで相手の心を読む」
「浮遊の魔法で普通なら到達できない場所に行く」
「まやかしの宝物を作り買収する」
といった力押しではない凝った行動を取れるようになる。

ガンジーという非暴力主義的な名前とは裏腹に
とあるアイテムを使わない限り無敵な悪霊を追い払い、
強大なモンスターのヒドラをモンスターコピーの魔法で
自身と同様のモンスターと戦わせ、バルサスを倒した主人公だった。

(ダークタワー)
必要な全ての物を揃えてザンバーボーンの住居へ向かった主人公は、
奴が住むダークタワーの前でニカマデスの伝書鳩の手紙を受け取る。
「すまない、トドメをさすためのアイテムはあの3つではなく、
それらの中の2つなんだ。だがその2つが何なのかは忘れてしまった!」
仕方ないので、運任せで2つを選んで試そうと思った主人公だった
(正直、3つとも試してみればいいじゃんと思うが)

タワーに入ると執事が寝室へ案内するが寝るとダメージを受けたりと、
やはり罠だらけな搭を進む主人公。
なんとかザンバーボーンを見つけ、まずは戦闘で打ち倒し、
最後に蓮の花と老女の髪でトドメをさした。

その後、ヤズトロモというニカマデスとは別の全の魔法使いの元へ行き
全てが終わったと報告すると
「別の地方でも問題が起きているようだ。そのうち頼む事になるだろう」
と続編を期待させるようなメッセージと共に、主人公の旅に区切りがつく。

以上です。ファイティングファンタジーのゲームブック
『火吹き山の魔法使い』『バルザスの要塞』『盗賊都市』
の3つをリミックスした内容となっています。
それらが懐かしい人も、まったく知らない人も、
新鮮に楽しめる内容で、お値段も500円もしない、
それどころかスマホだとセールで無料で買える場合もあるので
気になったら試していただければ幸いです。
0171ゲーム好き名無しさん
2019/07/02(火) 20:02:52.82ID:TuSMp60W0
火吹き山の魔法使いのリミックス!?ええやん!出てるの知らんかったわ!買うわ!教えてくれてサンキュー!
0172ゲーム好き名無しさん
2019/07/02(火) 21:45:43.39ID:d/1EIWVW0
おっつおつ
なお続編のレジェンドポータルでは、死のワナの地下迷宮、迷宮探検競技、死の軍隊(日本では初翻訳)が収録されてる
0174ゲーム好き名無しさん
2019/07/14(日) 07:38:41.81ID:WZqclnCZ0
保守
0175大乱闘スマッシュブラザーズspecial
2019/07/14(日) 08:37:13.33ID:pOnnoKDg0
大量のマスターハンドを引き連れ世界を支配しようとする光、キーラとファイター達の戦いは、
キーラがマスターハンドを吸収して放った光線によりあっさりと決着が付いた。
攻撃で相殺も出来ずガードも貫通し回避しようと執拗にホーミングする攻撃、
ファイター達は全滅しそのまま宇宙全体に拡がった光線でファイター以外の住人達も肉体が消滅、魂だけの存在スピリッツとなる。
その後キーラはファイター達のコピーを造り洗脳したスピリッツを入れ支配した。
ワープスターでのワープにより一人助かったカービィは、コピーと戦いファイターやスピリッツ達を解放、仲間に加えていく。
0176大乱闘スマッシュブラザーズspecial
2019/07/14(日) 08:52:53.68ID:80XkU4+m0
各地を周りキーラが送り込んだ、ガレオム、ギガクッパ、リオレウスを倒しキーラの元に乗り込む。
あの光線は流石にそうは撃てないのかファイター達の攻撃を食らい弱るキーラ。
突如空が割れ、キーラと対になる闇ダーズが大量のクレイジーハンドを引き連れ現れた。
ダーズの目的もキーラと同じであり、キーラとダーズは常に争っていたがキーラが弱った為こちらに出て来たのだった。
闇の世界に乗り込み、ドラキュラ、魔王ガノン、マルクを倒す。
0177大乱闘スマッシュブラザーズspecial
2019/07/14(日) 09:02:23.55ID:80XkU4+m0
ダーズもファイター達の攻撃で弱った事、支配したスピリッツが少なくなった事で直接ぶつかり合うキーラとダーズ。
支配から離れた一部のマスターハンドとクレイジーハンドの援護によりファイター達はキーラとダーズの戦いに乱入、ほぼ同時に撃破する。
暴走した光と闇は消え、解放された宇宙中の何億何兆という魂が天に昇っていった。
0180ゲーム好き名無しさん
2019/07/26(金) 02:03:07.75ID:b0N0mRkY0
保守
0181ゲーム好き名無しさん
2019/08/02(金) 22:42:38.21ID:X/3hq9Db0
保守
0182ゲーム好き名無しさん
2019/08/05(月) 21:08:19.16ID:zs3J++Vp0
俺が書き上げるまでにこのスレ落ちたりしないよな?
0183ゲーム好き名無しさん
2019/08/05(月) 22:22:43.26ID:jwHfTt+J0
不安なら週一で保守しとけばまず落ちないと思うが
0186ゲーム好き名無しさん
2019/08/16(金) 14:56:35.83ID:oDijK3tY0
未解決にある「@SIMPLE DLシリーズ Vol.35 THE 呪いの廃校舎 〜呪いの仮面と双子の少女〜」をいきます
0187THE 呪いの廃校舎 〜呪いの仮面と双子の少女〜
2019/08/16(金) 14:59:33.70ID:oDijK3tY0
第一章・二人の仮面の少女
主人公は誰もいない教室で目を覚ましたが、窓の外は雨雲しか見えずここがどこかも自分が誰なのかもわからない記憶喪失だった。
やがて教室を出て人を探すうちに『信子』と『詩遥』という仮面を被った双子の姉妹と出会うが、彼女達もまた主人公と同じように
記憶喪失でありさらにはこの仮面がどうやっても外せないのだという。
この校舎には包丁を持った血塗れの女教師が彷徨っているため、主人公は双子を保健室に置いて自ら校舎を探索することにした。
校舎を探ると各所に何者かの助言メモ(システム説明など)が残されていたが、誰が残したのかはわからない。

『幾度、繰り返そうとも
幾度、激しい痛みに苦しんだとしても……
彼女を救うために、絶望しないこと
このメモを読んでいるキミへ……
どうか彼女を助けて下さい』

(メモには他にも魂を写真に封じて器に集めろという指示もあり、この封じた魂の色でEDが分岐する)
探索を続けるうちに、やがて地震が起きた。

第二章・恐怖の女教師
地震が治まった頃、詩遥が何かを思い出したのか口を開いた。
「あの人は、黒久ユリカ先生……もはや人ならざるもの……私達をこの世界へ閉じ込め、苦しめ続けるための強い怨念……」
信子も同じ事を思い出したらしく話してくれたが、二人にとっては息が苦しくなるほど辛い記憶のようだった。
「あの人……ユリカ先生は、もうこの世にはいないはずの人なんです。ユリカ先生は、お姉ちゃんのクラス担任の先生でした。
とても優しい先生だったんです。でも、一年前に……先生は……包丁を……自分で……!」
「仮面……あたし達の顔に着けられている仮面が、この世界を生み出したって」
二人の記憶は徐々に戻りつつあるようだったが、主人公の記憶は一向に戻る気配がない。
やがて地震後に空間の広がっていた校舎を探索するうち、双子はさらに記憶を取り戻していく。
「……ユリカ先生はね、とても優しい先生だったんだ。同じ学校の先生と婚約して、その時は幸せそうにしていて……でも、婚約してた
その先生が過労と心労で結婚前に亡くなったの。それだけじゃない。ユリカ先生には妹がいて、理由は分からないけどその子も死んじゃって。
多分そのせいなんだと思う。ユリカ先生の様子がおかしくなってきて。ある日、学年集会の時に私達の前で包丁を振り回して暴れて……
『全然足りない、もっと沢山』って叫びながら……最後には自分の……首を……」
先生の死因とそれに自分達が巻き込まれる理由は、仮面が関係しているのだろうか。
「仮面の……儀式……私とお姉ちゃんが……仮面を……先生の幸せを願って……」
詩遥がそこまで言うと信子は激しく動揺し逃げるように保健室を出て行ったが、そこでまた地震が起きた。
0188THE 呪いの廃校舎 〜呪いの仮面と双子の少女〜
2019/08/16(金) 15:01:52.74ID:oDijK3tY0
最終章・呪いの成就
地震が収まりまたも空間の広がっていた校舎を探索するうちに、演劇部の奇妙な台本『仮面の儀式』を見つけた。

『誰かを黄泉還りさせたい、誰かを呪い殺したい。
その想いを持つものの前に、始めからそこにあったかのように儀式の仮面は現れる。
仮面の儀式は願いを叶えるために、二人の術者が対となる仮面を被り思念の力が強い場所で三度心の中で唱えることである。
しかし互いの願いがわずかでも異なっていたならば願いは呪いへと姿を変え、術者達を闇の深淵へと引きずり込むだろう』

さらに、体育館でようやく書き主のわかるメモを発見した。

『僕だけじゃない、信子さんも詩遙さんも記憶が失われつつある……
僕はもう、この身が失われ思念体と変わらない存在となってしまった。
そしていよいよ、自分が何者だったのか何のためにここに居るのかさえも思い出せなくなろうとしている……
これを読んでいる僕自身へ……
彼女達を……どうか助けてほしい』

自分の正体を知り驚愕する主人公の前に、双子の片割れが現れ真実を告げた。
「最初は先生の幸せを願って、二度目は先生に生き返ってほしくて……
私……二度目の儀式には反対したんです。
人が生き返るはずないって。
でも、お姉ちゃんに……二人で罪を償うべきだって。
先生の幸せを願って儀式をしたあの日から……何かがおかしくなっていって。
そして、先生も死んでしまった……
仮面の儀式は願いを叶えるためのものじゃない。
呪いを生むだけのものだったんです」

「でも、あたしじゃない……あたしは悪くない。確かに先生の幸せを願ったはずなのよ!
詩遙が……あの子がこんな噂話をしなければ。そうよ、あたしじゃない……あの子のせいで!」

※:ここには信子と詩遙のどちらかが登場し、詩遙の場合は『どうしてあなたは何も思い出せないのか』と怒る

主人公はなんとか双子を落ち着かせて保健室に戻ったが、やがて双子は苦しみ出した。
「熱いっ……顔が……焼ける……!」
「詩遙……行こう。あの場所で全てが始まって、全てが終わる」
二人はかつて仮面の儀式を行った体育館へと向かい、主人公もすぐに後を追った。

(以降はEDが分岐するが最良なのは器を青で満たした場合のみ)
0189THE 呪いの廃校舎 〜呪いの仮面と双子の少女〜
2019/08/16(金) 15:05:05.09ID:oDijK3tY0
<器の魂が赤と青のみで赤が過半の場合
体育館には信子が佇んでいたが、彼女の顔は女教師のようになっており主人公に襲いかかった。
「あたシ……本当は、幸せになンて願ッテいなカった……詩遙さえも、たった一人の家族のあたシを差シ置イテ男なンかと……!
ダからネ、おまエも詩遙も、アの女も!ずっトここでシに続けるんだ!」


<同じく赤が過半の場合
体育館には詩遙が佇んでいたが、彼女の顔は女教師のようになっており主人公に襲いかかった。
「オ姉ちゃんガ、わたシを裏切っタ……ダから……呪イが成就シた!ダから、わたシも……オ姉ちゃんヲ……呪イ返シてやった!
ごめんなさイ、アなたを巻き込みたくナかった、でも……アなたとズっと一緒ニ……」


体育館にいた双子からは仮面が剥がれ、美しい顔を取り戻していた。
「あなたは、私たちのために何度も何度も……本当に、ありがとう……でも、だからって大切な人のことも忘れてしまったら……
忘れてしまったら、とても……悲しいです……私たちが生き残っても、あなたが死んでしまったらどうするんですか!?
そんなことになったら、私……私は生きてる意味なんて……」
(ここで器の魂が青で満たされており且つ数珠に自分の魂を取り戻している場合のみ主人公も生還できる)
もはや思念体となっていた主人公は別れを覚悟したが、突如数珠が光り謎の声が響いてきた。

『ありがとう。もう一人の僕……この世界で何度も死の体験を繰り返していくちに僕の心は闇の世界に取り込まれ……
それでも、彼女たちを助けるために自分を失わないようにと闇の世界の力を逆に取り込んで生まれた……
キミは僕であって、もう僕ではない。記憶が無いのもそのせいだと思う。
でも、その身体はもうキミのものだ。頼み事ばかりですまないけれど信子さんや詩遙のことを見守ってあげてほしい。
彼女たちの笑顔を見ることができて、これで……やっと……眠れる……ありがとう……さようなら……』

その後、三人は現実世界に戻ってきたが主人公の記憶は戻らなかった。
しかしこの時の体験が原因なのか、主人公には幽霊が見えるようになっていた。
これは、呪いがまだ消えていないことを意味しているのだろうか……
(ここでスタッフロールが流れた後に下記の年表も流れる)

1980年 詩遙 結婚 瑞集姓となり長女「詩穂」をもうける
1985年 詩遙 死去
1995年 信子 勤務する病院で自殺
1997年 瑞集総合病院解体
2000年 解体された病院跡地に学校設立
2012年 一人の霊能者が校舎視察中に行方不明となる


最後の年表はこの『呪いの廃校舎』の物語が前作『呪いの廃病院』に繋がることを示しています
さらに器が黄で満たされていた場合は双子がクマとサルの被り物をしてはっちゃけるギャグED
これら以外の場合は双子が体育館で首を吊っており女教師に殺されるバッドEDとなります
0190ゲーム好き名無しさん
2019/08/16(金) 15:23:46.10ID:oDijK3tY0
以上です
前作『呪いの廃病院』はまだプレイしていませんがやってみればわかることもあるかもしれません
0192ゲーム好き名無しさん
2019/08/16(金) 16:23:14.95ID:h3xDpYSD0
乙です
読みたいんだけど怖いの苦手なんだよね
これ怖いやつ?
0193ゲーム好き名無しさん
2019/08/16(金) 21:09:14.54ID:aP3bSloD0
間違った
最後に詩遥に襲われてバッドEDなのは青が過半だった場合

>>192
ホラーゲーなので怖いです
0194ゲーム好き名無しさん
2019/08/24(土) 23:21:16.49ID:+XPMNb8B0
保守
0195ゲーム好き名無しさん
2019/09/01(日) 23:03:58.87ID:IhAb45rY0
保守
0199ゲーム好き名無しさん
2019/09/14(土) 10:27:56.49ID:0oZ9HxiN0
PC98時代のパソコンゲーム
『レジェンドオブバロア』
『クレムリントワイライト』
をお願いします
0200river city girls ◆l1l6Ur354A
2019/09/15(日) 19:03:46.56ID:w+oe8Cdi0
熱血硬派くにおくん外伝 となってますが他のくにおくんシリーズとは全然繋がってません。
メインキャラの名前位しか共通してません。通貨はドルだし街並みも言い回しも完全にアメリカです。

補習を受けているミサコと隣でスマホいじってるキョウコ、突如キョウコが叫びだした。
二人の彼氏であるクニオとリキが誘拐され、車に押し込まれる瞬間の写真が送られて来たのだ。
即、教室を飛び出す二人。校長の命令で現れた、高校七年生兼警備員バイトのミスズを倒し学校を出る。
0201river city girls ◆l1l6Ur354A
2019/09/15(日) 19:23:09.75ID:w+oe8Cdi0
クロスタウンで取り敢えず怪しい奴を探す二人。ゴダイからヤマダの事を聞きショッピングモールへ向かう。
警備員が遅刻して開いてないので警備員の家に行き、まだ寝てる警備員から鍵を盗みモールに入る。
ヤマダは居なかったが、だったら工事現場だろう。とヒロシから聞き工事現場に向かう。
ヤマダを倒すが、アップタウンでクニオとリキを見掛けた。位しか情報が無かった。

アップタウンで、写真の二人を車に押し込んでいる男の着ている服がオーダーメイド品と知り、デザイナーのヒバリに会おうとする。
ハセベとマミからヒバリに会うには純金製の何かを献上しなければならない。と聞く。
質屋で純金の猫(偽物)を買いヒバリに会う。
客の数が多くて憶えてない。と言うヒバリを倒す。
ダウンタウンで誘拐等で有名なグループが有るからそいつらじゃないか。とも言われダウンタウンに向かう。
0202river city girls ◆l1l6Ur354A
2019/09/15(日) 19:40:26.48ID:w+oe8Cdi0
目的のグループが居る駅がゴミで埋まってて入れないので、重機作業員にどかしてもらい入る。
ボスのアボボを倒すが二人の事は知らない。と言い、人気アイドルのライブが有るからそこに行ってるだけじゃないか。と続けた。
取り敢えず確認のためにオーシャンハイツに向かう。

ライブ会場に着いたがチケットが無いため入れない。
チケットを持ってる人を見つけるが、真のファンなら譲っても良い。とそのアイドル、ノイズに関する問題を出して来る。
当然一つも解らず追い返され答えを調べてから戻り再挑戦、
問題をいう前に答えを言う。という、明らかに前に失敗してまた来ました。と自白している様な流れだが、あっさりチケットを渡された。
ライブのステージに乱入してノイズを倒すがクニオとリキは居なかった。
ノイズに、この街での悪事は最終的に三和会というヤクザに行き着くからそっち行ってみろ。
と言われヤクザのビルに向かう。
0203river city girls ◆l1l6Ur354A
2019/09/15(日) 19:51:19.42ID:w+oe8Cdi0
ビルの前でハセベとマミに再会し、お前ら本当に自分達がクニオとリキの恋人だと思ってるのか。と煽られる。
ビルの最上階に行き組長サブの娘サブコと戦い、倒す。
こんなチンピラ女二人に追い詰められるなんて。と言うサブコに、
それは愛の力だと叫びサブコをぶっ飛ばすが勢い余って自分達もビルから落下する。
隣の銭湯の男湯に墜落したらクニオとリキが普通に入浴していた。
誘拐されたと思って心配したんだぞ。と言うが、車でナンパしてただけだぞ。と返され怒りのままに殴り飛ばした。
終わり
0204river city girls ◆l1l6Ur354A
2019/09/15(日) 20:03:02.70ID:w+oe8Cdi0
クリア後はラスボス直前か二週目スタートか選ぶ。
クリア時に入手するハセベのお守りと、町中に有るサブの像25個全て破壊すると入手する、
マミのお守りを装備してラスボスの所に行くと、ハセベとマミが裏ボスとして現れる。

ハセベとマミに、そもそもスーファミ時代に一回出ただけのあんた達なんて憶えてるプレイヤーろくに居ないだろ。
的な事言われたのでぶっ飛ばしてビルから落下。以降通常エンディングと同じ。


ミサコとキョウコに面と向かって、ナンパしてた。とか言う辺り、
クニオとリキには恋人として付き合ってる意識は無いと思われる。
0206ゲーム好き名無しさん
2019/09/15(日) 22:05:29.74ID:MBbh84Ru0
海外向けというか制作自体がアメリカのメーカーだそうです
0207ゲーム好き名無しさん
2019/09/16(月) 02:06:48.54ID:dRjyVaJs0
熱血物語の北米版タイトルがRiver City Ransomでそっち準拠で作ってるっぽいからな
0208ゲーム好き名無しさん
2019/09/16(月) 06:43:26.74ID:NtCbZRKE0
>>206
あーそうだったのか
最近は日本人レビュー禁止とかなってるからそのせいかと思った
0209ゲーム好き名無しさん
2019/09/22(日) 19:04:09.13ID:2SdLb+Hp0
保守
0210ゲーム好き名無しさん
2019/09/29(日) 09:17:28.64ID:Ht12x7sb0
東方見文録のストーリー教えて
0212世界樹と不思議のダンジョン
2019/10/03(木) 22:48:23.63ID:uUgxxIJv0
●世界樹と不思議のダンジョン

久しぶりにやり直して全クリしたので、2015年の3DSのローグライク。


絶景の町アスラーガ。空飛ぶ気球艇でないと近づけない気流の流れが激しい場所で、なかなか来る事が出来ない。
金色に輝く琥珀色の世界樹が見える町。最近はなぜか気温が日ごとに上昇している。

町の施設は女将かすみが経営する和風の宿泊施設のかすみ屋、武具の販売と気球艇作成を行うダーナ工業の直売店。
女料理人ニラルダが経営する食堂琥珀軒。冒険者ギルドと、サラの迷宮研究所。
モスケンが船長の、迷宮に向かう気球艇乗り場がある。

ここを訪れた冒険者達はギルド長から通信機を受け取り、迷宮を攻略していく事となる。
このダンジョンは蟻の素構造と呼ばれる地下迷宮、しかも入る食べに地形が変化してダンジョン内部が変わる。
またダンジョン内には琥珀床と呼ばれる、踏むと壊れるガラスの地面の様な物があり、踏んでその空気を吸うと回復する。
迷宮の最下層には樹海軸があり、そこから町に帰れる。

この町の代表者マガンは、「来るべき日」に備えて冒険者を募集していた。

冒険者達はマガンの出すミッションや、町のクエストをこなしていく。
第三迷宮の地下層にこの街の迷宮の研究者の女性である、サラ・シュタインが取り残された。
マガンは資金難から、アストリアの首飾りを売り払い、救助ミッションを作る。
冒険者達は最下層のボスを倒し、サラ博士を助け出した。

二年前にマガンと妻のアストリア、そして護衛のギルド長が力を合わせて作り出したのがこの町アスラーガ。
近場にいくつかのモンスターの住処である迷宮はある物、モンスターは基本的に地下深くにおり、地上に出る事は無かった。
しかし徐々に地上へとモンスターが姿を見せる。
マガン代表は別の町にいた迷宮考古学者のランディ教授に調査を依頼。ランディは弟子のサラを代わりに派遣する。
サラはランディの娘の三歳の少女のサーシャと共に町を訪れる、ランディは現在は行方不明。
サラは結界石を迷宮の出入り口に設置する。モンスターは結界石を嫌い、地上にモンスターは姿を見せなくなった。
だが一年前、結果石を破壊するモンスター、「D.O.E」が現れる。
D.O.Eは町にいた冒険者などのおかげでなんとか撃退できたが、マガンの妻アストリアは、町の人々の救助中にD.O.Eに殺された。
町を守ってという妻の遺言を守り、マガンはいずれまた来るであろうD.O.Eに備えていた。

第四迷宮にD.O.Eが現れる。冒険者達は迷宮内に砦を作って撃退する。
サラの研究によりD.O.Eは通常はダメージを受けないが、状態異常になるとダメージが通るようになるとわかった。
ちなみにD.O.Eの撃退に失敗すると、町の施設のどれかが一時使用不能になる。

冒険者達が最下層の敵を倒した後に調査をすると、大きな琥珀に包まれたD.O.Eが地下水に流れて来ていた。
それを報告するとサラは研究調査をマガンに報告する。
D.O.Eは古代種と呼ばれる今のモンスターより古い存在。長い年月をかけて琥珀に包まれて固体化した。
そしてここ最近の気温の上昇により、上流の氷が解けてD.O.Eが地下水によって他迷宮に流れ着く。
その琥珀を他のモンスターが食べたり、地形変化によって壊れたりすることで中にいるD.O.Eが動き出すのだと。
0213世界樹と不思議のダンジョン
2019/10/03(木) 22:52:26.28ID:uUgxxIJv0
問題は上流にあると見たが、その迷宮の入り口がどこにあるかわからない。
そこにランディとサラの友人である、迷宮露天商の赤獅子商店のリズリーが訪れる。
以前、間違って知らない迷宮に入った事を教えて貰い、それが上流の迷宮であるとわかり、そこに気球艇で向かう事になった。
その第五迷宮も冒険者達は踏破するが、そこも上流からもD.O.Eが流れていた。
また奇妙な琥珀で出来た装飾盤を見つけ、それを持って帰る。

その装飾盤はサラが調査したところ、迷宮の位置が描かれていた。
しかし一番上流であろう世界樹の麓は、気流が強すぎて現在の気球艇では近寄れない。
そこでその手前の迷宮の地下まで降り、そこからダーナ特製のカヌーで冒険者達が上流まで漕いで向かう事となった。
第六迷宮のヌシも倒し、冒険者達は世界樹の麓へとカヌーで辿り着いた。

世界樹の麓には大きな泉があり、そこには泉を埋め尽くすほどの大量の琥珀に包まれたD.O.Eがいた。
そしてそこには廃村がある。まだ新しい墓があり「鎮守の民ナターシャ、ここに眠る」と書いてあった。
D.O.Eと思われる死骸も発見。それ以外、特に何もなく冒険者達は設置された樹海軸で帰還した。

冒険者達はアスラーガに戻り、マガン達に報告。
サラはランディ教授が、ここの世界樹について書いた研究書「神籬(ヒモロギ)と焔人(ホムラビト)の盟約」について話す。
数億年前のこの世界は邪気とマグマに包まれており、焔人だけが生きていた。
そこに唐突に現れた世界樹は、邪気を吸い込み正気を生み出していった。
世界樹が世界を変え、植物や動物が世界に生み出されて行った。
しかし今度は焔人が住めない世界になった。世界樹はそんな彼らに地下になら住めると勧めた。
大体の焔人達は地下に向かったが、その中の焔人ムスペルは世界樹を破壊し自分達の世界を取り戻そうとした。
ムスペルはたくさんのモンスターを生み出したが、モンスターは世界樹に触れると石化して動けなくなった。
ムスペルは敗北を受け入れる代わりに、地下にも太陽が欲しいと頼んだ。
この話は、世界樹の話を聞く事が出来る鎮守の民から聞いたと、ランディ教授は書いていた。

石化とは琥珀に閉じ込められる事、太陽とは大量の琥珀ではないかとサラ。
第七迷宮である世界樹の地下には、焔人ムスペルがいてD.O.Eを送り出しているのではないかと予想。
サラがより調査するために世界樹の麓に行きたいと言うが、樹海軸は使用した者しかワープさせる事が出来ない。

のちに女将のかすみから話を聞き、ダーナ工業に行くと新型気球艇が完成したと聞ける。
今までの気球艇よりも高く飛べ、世界樹の気流を避けて麓に行けるようになるという。
ある王国からの依頼で秘密裏に作っていた気球艇の情報、実はかすみは別国の抜け忍であり、情報収集は得意だった。
娘のエリザベスに頼まれたダーナは、新型気球艇をマガン達に貸した。
0214世界樹と不思議のダンジョン
2019/10/03(木) 22:57:10.68ID:uUgxxIJv0
世界樹の麓へとたどり着いたマガン、ギルド長、サラ。
泉に大量に沈むD.O.Eを見てギルド長が町の放棄をマガンに進言、マガンも町の人々に知らせて全員が避難したらと答えた。
かつてランディ教授が訪れたのであろう、鎮守の民の廃村を調べるサラ。
そこにいつの間にか気球艇に紛れ込んだサーシャがいた。しかしいつもと雰囲気が違う。
サーシャは自分を最後の鎮守の民ナターシャだと答える。サーシャの肉体を借りたと言う。
ナターシャは語る、琥珀の力を溜めてきた焔人ムスペルは数億年の復讐を果たそうとしている。
鎮守の民は結界を張って押しとどめたが、それももはや限界でありムスペルは迷宮からもうすぐ出てくるであろうと答えた。
ムスペルの事を頼むと言い、ナターシャは世界樹に頼んで迷宮への結界を解いた。
泉の水が引いていき、世界樹の根元の地下への階段とその出入り口である朱色の鳥居が姿を見せた。
マガンは冒険者達に、ムスペル撃破のミッションを出した。

気温の上昇により、町の付近の動植物は壊滅的な被害を受けている。
ムスペルを知った人々は気球艇に乗って、他の地へと逃げていく。
しかしマガンを含め、町に残り続ける人々もいた。彼らはみな、冒険者達を信じていた。
マガンは主人公達に話す、実はマガンとアストリアは別国の結婚した王子と王女で、ギルド長は自分を守る騎士だったと。
しかし命を狙われる事となったマガンとアストリアはこの気流の激しい地に逃げこみ、そしてここに町を作る事にした。
アスラーガとは三人の名前の一部を足して作った町だと言う。

第七迷宮へと乗り込んだ主人公達の冒険者。
そして彼らは地下深くで、マグマより現れた赤い翼を広げた巨人ムスペルを撃破した。
マグマに沈むムスペルが最後に笑う。嫌な予感のした彼らはギルド長に通信機で通達。迷宮内の冒険者達が脱出する。
マグマが噴出し、世界樹の地下の迷宮を飲み込んだ。黒煙が世界樹を包み込む。

その後、黒煙が治まったのでマガン達や冒険者が世界樹の様子を見に来る。
世界樹は無事であった。だが根元の泉はマグマであふれていた。
泉に沈んでいたD.O.E達はマグマに飲まれて全滅していた。マガンとギルド長は安心する。
サラがある事に気づき、全員に話を始める。
ナターシャが鎮守の結界を解いたのはおかしい、掛けたのは鎮守の民であり、世界樹に頼む必要が無い。
サーシャを気球艇に連れ込み、そしてナターシャが話すように見せかけていた人物がいる。
それが出来るのは、元忍びであるかすみであると。
0215世界樹と不思議のダンジョン
2019/10/03(木) 22:59:27.97ID:uUgxxIJv0
指摘されたかすみは話始める。
あの時のサーシャは人形であり、本物はずっと気球艇で眠っていた。マガン達には幻覚効果の霧を浴びせたのだと。
そしてサラは、その時一緒にいた兵士に、兜を取ってほしいと言う。
今まで何度か主人公達の前に現れた兵士が、兜を取る。それはランディ教授だった。
装飾盤を作って設置したり、今までそれとなくランディ教授は皆をかすみと共に誘導していたのである。
結界の解き方を研究し、国からの発注だと新型気球艇を嘘を吐いて作らせていたのだった。
ランディ教授は帰ってから全てを話すと告げ、とりあえずムスペル撃破の祝勝会をあげる事となった。
サーシャが世界樹の声を聞き、「もう大丈夫、皆を助けてくれてありがとう」と告げる。
そして町の人々も、主人公たち冒険者に「ありがとう!」と告げた。



祝勝会が終わり、また気温も下がり、ムスペルの脅威も無くなったので避難した人々もアスラーガに帰り始めた。
研究所に行きランディ教授に話を聞く。
四年前にランディは、世界樹の研究を熱心にし過ぎて、気流の強い世界樹に気球艇で向かい墜落した。
そこであったのが最後の鎮守の民であるナターシャだった。
ランディは傷が癒えるまでそこに留まり、調査を続けた。
鎮守の民は結界がもはや限界であり、このままムスペル復活の時に世界樹と共に焼かれる道を選び、子供を作らなかった。
サーシャはランディとナターシャの子供。見た目のわりに長命だったナターシャは、すでに寿命が来ており死亡した。
サーシャを連れて国に戻ったランディは、「神籬と焔人の盟約」を執筆。だがこれが国の重鎮や富豪たちに目をつけられた。
琥珀に包まれたD.O.Eは、ここだけではなく実は世界中に存在していた。
そして国の重鎮達はそれを兵器として使用しており、気球艇に乗せて相手国に投下して使用していた。
平和な条約が結ばれると、D.O.Eの安置先処分先が必要となった。そこで目をつけたのがランディ教授の書いた世界樹。
強い気流で普通の気球艇ではいけないその場所は、D.O.Eの保管場所に最適だった。
ランディ教授を捕らえた国家は案内させ、モスケンの操る高高度の気球艇を使ってD.O.Eを泉に放置した。
そしてその事実を知っているランディとモスケンを処刑する事にした。
しかし、それを命じられたかすみが不服に思い、二人と部下たちを連れてアスラーガへと逃亡する。
ランディは、弟子のサラと娘のサーシャも危険だと思い、アスラーガの調査に行くように命じ、姿を隠して見守っていた。
そしてもうすぐ復活して、地上に被害を及ぼすであろうムスペルの撃破を考える事となった。
古文書に書き入れてそれとなく誘導、もしもの為の逃亡用に新型気球艇を注文、砦の建設のやり方など。
そして六つの迷宮を越えた冒険者ならば、きっとムスペルを倒せるだろうと考えていたのである。
0216世界樹と不思議のダンジョン
2019/10/03(木) 23:04:13.65ID:uUgxxIJv0
迷宮露天商のリズリーが訪れる。彼女が言うには、世界樹の麓のマグマが消えたらしい。
慌てて調査に行くと、マグマがただの地面となっていた。どうやらダンジョンの地形変化によって起こったらしい。
ムスペル以外にも焔人がいるのではと考えるマガン達。
こうして迷宮の入り口には、朱色の鳥居があるはずだと考え、古文書や気球艇での調査を行った。
そして新たに見つかったいくつもの迷宮を、冒険者達は踏破していく。

最後の迷宮を封印していた三竜を倒し、最後の十二迷宮の最下層にいた楽園の覇者を冒険者達は撃破した。
ミッションを報告する冒険者達に、きっと倒すだろうと思っていたとマガンは答える。
そしてギルド長が、全ての調査を終えたと告げ、もうこの地にこれ以上の迷宮は無いとマガンも判断した。



マガン代表こと、ラース王子はその後もアスラーガに尽力して、近隣諸国に匹敵する国を作り上げた。
ギルド長ことガブリエルも、そんなマガンを支えて冒険者達を指導していく。
ダーナ工業社長ナン・ダーナは事業が波に乗ると娘のエリザベスに任せて、病気療養中の妻の下でその後の人生を過ごした。
エリザベスはダーナ工業を発展、世界にとどろく商店として名を利かせた。リズリーに配慮して迷宮内には手を出さなかった。
ニラルダは夫がようやく冒険者になる事を諦めて、夫婦と子供達と共に食堂店を切り盛りした。
ランディはアスラーガに学校を作り上げる。
その学校に入ったサーシャ、彼女は世界樹や動物達と話せる能力を徐々に失う。もう必要ないのだと。
サラは学校が軌道に乗った後に、世界樹の研究の為に旅に出た。後に世界有数の研究者として名を遺す。
旅館のかすみは、しばらくするとその姿を消した。追手に殺されたのかなどの噂が流れたが定かでは無い。
船長のモスケンは命の恩人のかすみを探すが見つからず、探しに行く為に譲ってもらった気球艇に乗って世界へと旅立った。

そして主人公達、冒険者は、「アスラーガ冒険譚」としてその名を残したのであった。
0217ゲーム好き名無しさん
2019/10/03(木) 23:16:08.41ID:uUgxxIJv0
これにて完結です。

見直して、足りなかったことを追記。
マガンがミッションの賞金の為に売った首飾りは、後にエリザベスからいつもの感謝の品として返却されている。

第八迷宮の地下層に、壊れた銅像が立ち並ぶ場所があるが、これがなんなのかは不明。
迷宮の入り口にある朱色の鳥居は焔人が作ったらしいが、理由は不明。
三龍が封印していた理由とか、下層で焔人が待ち受けて戦った理由も不明。

あとクリア後にサラのレポートで、モンスターや焔人は邪気を吸って正気を吐いていると書かれている。
逆に人や地上の動物は、正気を吸って邪気を吐いている。そのため地上の人間とモンスターは相互関係にある。
モンスターが人間や地上の町を襲うのは、人間の中の邪気を吸いたいがため。
また、迷宮内にトラップを仕掛けるなどモンスターが知恵をつけて行っており、いずれ人のような知恵と姿を持ったモンスターもでてくるかもと書かれている。

たぶん邪気は二酸化炭素の事だと思われます。
0218ゲーム好き名無しさん
2019/10/04(金) 00:26:36.07ID:hd1a7eCa0
世界樹乙です。ナウシカみたいな設定だったのね。
0220ゲーム好き名無しさん
2019/10/11(金) 00:44:15.25ID:ZzXdb9FY0
保守
0221ゲーム好き名無しさん
2019/10/14(月) 00:46:37.61ID:wwzrY3km0
東方Projectの、まとめWikiにある最後の「東方神霊廟」より後の作品すべてを教えてほしいです。
0222ゲーム好き名無しさん
2019/10/15(火) 14:00:07.47ID:Gd0vZS2+0
未解決にある「ナムコクロスカプコン」を投稿します
まずは重要語句から


有栖零児……特務機関『神羅』の構成員。24歳。10年前の事件で同じく構成員であった父・正護を亡くし本人も負傷した。
小牟…………同じく特務機関『神羅』の構成員で、年齢765歳の仙狐だが零児のパートナーであり師匠でもある。
沙夜…………世界に混沌を招く組織『逢魔』の妖狐。10年前の事件から姿を消していたが活動を再開し、幾度も一行の前に立ち塞がる。

時の狭間……魔王ゾウナやソウルエッジなど様々なものが封印されていたが、盗まれた『時の鍵』によって解き放たれた。
ソウルエッジ……次元の壁を切り裂くほどの力を持つ邪剣のため様々な勢力に狙われており、一行も度々その力に巻き込まれる。
豪鬼……一行の行く先々に現れては解り難いことを言い拳で語ろうとする。どうやって次元転移しているのかは説明がない。
ブラックワルキューレ……混沌を司る女神で『神の眼』を盗み出した他、ジューダス・ローズ・アーマーキングを蘇らせて従えている。
0223ゲーム好き名無しさん
2019/10/15(火) 14:00:51.95ID:Gd0vZS2+0
物質界(現代)……よく人間界と言われる場所で、現代世界のこと。
【超絶倫人ベラボーマン】……原作終了後の設定で、爆田博士は三島財閥に身を寄せているがブラックベラボーは後にザベルに降る。
【ワンダーモモ】……原作は舞台劇という設定だが、神田桃はベラボーマンと同じく超変身物質によって変身して戦う。
【ストリートファイター】シリーズ……設定は凡そ『ZERO3』に準拠しており、ベガはサイコパワーによって次元転移まで行う。
【鉄拳】シリーズ…設定は凡そ『3』に準拠している。デビルカズヤが仁のデビル因子覚醒を狙って度々襲撃してくる。
【ジャスティス学園】シリーズ……島津英雄&早乙女響子の二人以外は登場せず、ほぼ『いるだけ参戦』なので詳細は不明。
【バイオハザード】シリーズ……『ガンサバイバー4』の原作終了後の設定で、T-ウイルスはベガが手に入れ恐竜を使い実験している。
【ディノクライシス】シリーズ……おそらく無印原作終了後の設定で、一匹の感染したアロサウルスがレジーナを執拗に付け狙う。
【ファイナルファイト】シリーズ……おそらく無印原作終了後の設定で、ハガーと凱が知り合いであるもののほぼ『いるだけ参戦』。

物質界(近未来)……同じ物質界でもこちらは近未来の宇宙で、現代とは時間軸が異なっている。
【ゼノサーガ】シリーズ……エピソード1の原作途中の設定で、グノーシスがDr.T・Wの技術によって『創造』されている。
【キャプテンコマンドー】……原作終了後の設定で、シュトゥルムらジェノサイドの残党は冥王グランドマスターに仕えている。
【ロストワールド】……原作途中から転移してきた設定で、超戦士1P&2Pが味方に加わるが本作でも名前は設定されていない。
【ディグダグ】……原作終了後の設定でホリ・タイゾウが登場するが、引退してディグアウターとなっている。
【バラデューク】……原作終了後の設定でトビ・マスヨが登場するが、本作の時点ではまだタイゾウと結婚していない。
【バーニングフォース】……原作終了後の設定で、天現寺ひろみはトビ・マスヨの後輩としてペアとなる。
【トロンにコブン】……おそらく原作途中の設定で、コブンは39体全員がいるためかゲゼルシャフト号の乗組員としても登場する。
【ロックマンDASH】シリーズ……『鋼の冒険心』終了後の設定だが、ロックはトリッガーとしての記憶を取り戻してはいない。
【ストライダー飛龍】……おそらく『2』原作途中の設定で、冥王グランドマスターはロックマン=ジュノも復活させ仕えさせている。

幻想界……ファンタジー世界で、主に魔物や妖精などが暮らす
【風のクロノア】シリーズ……『クロノアヒーローズ』原作開始前の設定で、ジョーカーら幻獣は最初ドルアーガに仕えている。
【ドルアーガの塔】シリーズ……『ドルアーガの塔』原作終了後の設定で、ドルアーガは復活したが最初は力を取り戻していない。
【テイルズ オブ デスティニー】シリーズ……原作途中の設定で、導入部で死ぬリオンはジューダスとして蘇り再登場する。

魍魎界……和風世界で地獄や三途の川はここに属するが、魔界とは元々地続きである
【源平討魔伝】……原作終了後の設定で、復活した源氏はオクティを従えている上に後にドルアーガと手を組む。
【妖怪道中記】……原作終了後の設定で、閻魔大王もこの作品の当人のことで物語の中で重要な役割を示す。
【ソウルキャリバー】シリーズ……設定は凡そ『U』に準拠しており、邪剣ソウルエッジが物語の中で特に重要な役割を示す。

魔界……ファンタジー世界で、主に魔物や怪物が暮らす。
【ヴァンパイア】シリーズ……設定は凡そ『セイヴァー』に準拠し、ザベルは最初はドルアーガに仕えているが力を求めて転々とする。
【魔界村】シリーズ……『超魔界村』原作開始前の設定で、塔が敷地にあるためドルアーガは最初は魔界村に伏している。
【デモンズ・ブレイゾン】……原作終了後の設定で、主人公のレッドアリーマーは魔王アスタロトの配下であり敵としてのみ登場する。

神界……ファンタジー世界で、文字どおり神の地
【ワルキューレ】シリーズ……『ワルキューレの伝説』原作終了後の設定で、本作ではワルキューレは女神イシターに仕えている。
0224ゲーム好き名無しさん
2019/10/15(火) 14:02:55.95ID:Gd0vZS2+0
【序文】
10年前。東京・渋谷。
ある『組織』同士の戦いがあった。

一方の組織は“ゆらぎ”と呼ばれる空間の歪み……異世界とこの世界を繋ぐ門を開こうとした。
もう一方の組織は、世界を混沌に導くその『計画』を阻止しようとした。
完全封鎖された渋谷での戦いは熾烈を極め、やがて終結した。
片方の組織…政府直属の特務機関『森羅』側が“ゆらぎ”の出現を防いだ事によって。

特務機関『森羅』。
悪霊、鬼、天狗…古来より、人の世に害をなす異界の存在と戦い続けてきた組織。
その組織を知る者は少なく、その戦いもまた人知れぬ闇の中で連綿と続けられてきた。
現在に至るまで。

…人は信じない。
自分達が生きる、この“世界”の他に、異なる“世界”が存在する事を。
…人は感じない。
静かに、確実に…人あらざる者達がこの世界に足を踏み入れている事を。
…そして人は知らない。
決して交わる事のない“世界”が交わった時…何が起こるのかを。

10年前の『事件』から世界中で確認され始めた、異界との接点…“ゆらぎ”と呼ばれたそれは、ゆっくりと世界を蝕みつつあった。
戦いは…終わってはいなかったのである。
そして20XX年。東京・渋谷。
“ゆらぎ”の発生により完全封鎖され、『閉鎖指定都市』を受けた街。
10年前の“あの日”と同じく。

物語は再び、この街から始まろうとしていた。
0225ゲーム好き名無しさん
2019/10/15(火) 14:07:48.85ID:Gd0vZS2+0
導入1・渋谷
俺は『神羅』の有栖零児だ。
俺と小牟はあの事件からちょうど10年後の同じ場所、連日の“ゆらぎ”で閉鎖指定都市となっている渋谷への調査に出た。
(零児&小牟のみで逢魔の下級妖物と戦闘開始)
その渋谷でいつも通り下級妖物を倒したと思ったら、今度は対霊体処理をした銃弾も効かない半透明の妙な奴らが出てきた。
どうしたものかと思っていたんだが、今度は明らかに人間のようではあるがいきなり変な三人が現れた。
だがその三人が何か仕掛けをすると霊体に攻撃が通じるようになった辺り、どうもいきなり現れたこの霊体と三人は関係があるらしい。
(グノーシスが出現し、エンセフェロン・ダイブした際に転移されてきたシオン&M.O.M.OとKOS-MOSが登場する)
戦っているうちに、今度は変な服を着た女達も現れた。
後を追うようにやって来た春麗とかいうICPOによると、三人は壊滅したはずのシャドルーの構成員で俺達の情報が目当てらしい。
(ユーリとユーニが出現し、春麗も登場するが二人を退却させると追跡して離脱する)
敵対する奴らを全員倒してなんとか事態は収拾したが、正体の知れないシオン達は仕方なく本部まで連れて帰ることにした。
(敵を全滅させると勝利し、シオン&M.O.M.OとKOS-MOSが加入する)

導入2・ドルアーガの塔跡
おいらはワルキューレ様の従者、クリノ・サンドラだよ。
幻想界のあちこちで異変が起こっていたけど、ワルキューレ様はサンドラ族にそれに関わらないよう言いつけたんだ。
ワルキューレ様はおいら達を心配しているんだろうけど、やっぱりワルキューレ様を一人で行かせるわけにはいかない。
掟には反するけどおいらはワルキューレ様を追い掛けることにしたし、サビーヌも(勝手に)付いて来たよ。
でも道中でドルアーガの塔の跡地を通ると、滅びたはずのドルアーガの兵と戦っている人達がいたんだ。
(スタン&ルーティとクロノア&ガンツがドルアーガ兵と戦っており、やがてクリノ&サビーヌが登場する)
人間の二人は『神の眼』のことで黄金の騎士と落ち合うつもりだったけど、マーベルランドの二人は報酬と刺激が目当てみたいだった。
戦っているうちに、でかいピエロみたいな悪魔が出てきてあの黄金の騎士も駆け付けて来た。
「奴は『時の狭間』に追いやられたはずだ。やはり『時の狭間』は開放されたのか」
(ギルガメス&カイが登場しジョーカーらが出現するので、敵を全滅させると勝利)
みんなでドルアーガの魔物達を追い払ったんだけど、黄金の騎士達は天空寺院の大巫女様の所に行ったみたいだね。
後のことになるんだけど、おいら達も魔物の軍勢が向かっていると聞いて天空寺院に向かったんだ。

導入3・魍魎界上ノ伊城
おいらはたろすけ!
突然閻魔大王様に呼び出されたんで三途の川に行ったらさあ、安駄婆が景清っていうおっかない侍の道案内をしろって言ったんだ。
この兄ちゃんも蘇った源氏を一人で斬るって息巻いてたけど、閻魔大王様の勅命だしとにかく二人で上ノ伊城に行ったんだよ。
そしたらその上ノ伊城じゃ、三途の川を抜け出した源氏とタキねえちゃん達がそこにあった『ソウルエッジ』を巡って戦ってたんだ。
(御剣平四郎とタキが義経ら源氏と戦っている)
上ノ伊城にはさらにそれだけじゃなくて、からくりに乗った変な女の人達と見たこともない気持ち悪い化物もいたよ。
ひろみちゃんって呼ばれてるたまんない格好した人達の方は話がわかったから、そっちの味方をしたんだけどね。
(復活したパラデューク要塞からマスヨ&ひろみと二人に追われていたトロン&コブンが転移されてきて、オクティらも出現する)
おいらたちは源氏と化物を追い払ったんだけど、『ソウルエッジ』はどっかに消えちゃったよ。
「“空間転移”…それが答えよ。私達は、あの辺境惑星から…この世界に転移されてきた」
なんかよくわかんないけど『ひろみちゃん』みたいな格好した美女ならいくらでも来てほしいなぁ……ぐへへ。
(やがて景清&たろすけも登場するので、敵を全滅させると勝利)
0226ゲーム好き名無しさん
2019/10/15(火) 14:13:53.93ID:Gd0vZS2+0
導入4〜5・魔界村〜スペンサーレイン号
(導入4は単身で事態を収束しようとしたワルキューレがデミトリとモリガンと出会うも、魔界村の守りの難さに突破を断念する)
よお、アメリカ統合戦略軍のブルース・マッギャバンだ。
俺は復活したシャドルーが日本まで『サードエナジー』を運搬してるってことで、あのスペンサーレイン号(の同型船)に乗ってた。
そしたら『感染者』の可能性があるおかしな娘がいるってんで、あの鳳鈴までが乗っていやがった。
まあそんな状況で何も起こらないはずがなくてな、いきなり警報が鳴り響いて甲板に化け物が現れやがった。
俺もまずは『サードエナジー』を押さえてから甲板に行こうかと思ったが、ディスクは特務機関のレジーナに持っていかれちまったよ。
(鳳鈴&レイレイのみでドルアーガの魔物達と戦闘開始し、やがてブルース&レジーナも登場する)
レジーナと甲板に出てみたら見たことねえ化物どもがうようよしてやがったが、頭はやたら威勢のいいゾンビ野郎だった。
そのうち船内にも入り込んだ化物たちを追い払いながら、全米格闘チャンプのケンとなんかボロボロのカラテマンが甲板に出てきた。
ゾンビ野郎はレイレイっていうおかしな娘にご執心だったみてえだが、この船に来た目的は風間仁とかいう日本人だったみたいだな。
(デビル因子を狙うザベルらも出現するが、やがてリュウ・ケン・風間仁も登場するので敵を全滅させると勝利)
なんとか化物どもを全滅させて事態は収拾したが、これじゃ日本国内はもっとヤバいことになってそうだな。
これから流出したっていうあのウイルスを追って、三島財閥とシャドルーのいる日本に行かないといけないんだが……


本来、交わる事のない様々な世界。
それぞれの世界で起きている事件……
その全てが、やがて来る大きな戦いの火種であるという事に……まだ誰も気付いていなかった。


1話・ナムコシアター前
“ワンダーモモ”を演じている、神田桃です。
ナムコシアターでの最終公演が終わった後…誰もいない劇場で感傷に浸っていると、そこに共演してるアマゾーナもいたんです。
「神田桃……ドルアーガ様に会ってもらう……おまえに拒否権はない……」
危険を感じた私の前に、いきなりあの“新田四丁目事件”の超絶倫人ベラボーマンが現れました。
「神田桃さん……いえ、“ワンダーモモ”。あなたは悪魔に狙われています。『超変身物質』の力を引き出せるほどの力を持つがゆえに」
ベラボーマンさんに連れられて外に出ると、そこでは私とのコラボ・ライブが閉鎖で中止になったフェリシアさんがいました。
一緒にいた豹の覆面の人のことはよくわかりませんでしたが、アマゾーナに味方する怪物と戦っていたんです。
(お忍びで来日したキング&フェリシアが登場し、ドルアーガ兵が出現して戦闘開始)
「神田桃さん……“ワンダーモモ”に変身してください。あなたの心にいるもう一人のあなた、それがワンダーモモなんです。
『超変身物質』は心の中のもう一人の自分を導いてくれる。かつての……そして今の私のように。あなたに、この力を」
悪魔に魅入られたアマゾーナを見て、私は決意を固めました。
「……変身……!」
(ベラボーマン&ワンダーモモが登場し、戦っているうちにさらにジョーカーらドルアーガ兵の増援が出現する。
途中で零児&小牟ら一行とさくら&かりんが助けに入るが、さくら&かりんはジョーカーを退却させると追跡して離脱する)
アマゾーナは不利になると逃げてしまったので彼女を解放することはできませんでしたが、なんとか敵を追い払うことができました。
その後は、助けてくれた森羅っていう特務機関の人達と話を聞くためってことでその本部まで一緒に行くことになったんです。
なんだか長い戦いになる予感がしますが……ワンダーモモ、頑張ります!
(敵を全滅させると勝利し、キング&フェリシアとベラボーマン&ワンダーモモが加入する)
0227ゲーム好き名無しさん
2019/10/15(火) 14:20:34.09ID:Gd0vZS2+0
2話・三島財閥ビル前
『神羅』の小牟じゃ。
わしらは六本木の本部に帰る前に、アメリカ統合戦略軍のエージェントと会うために三島財閥ビルに向かっておったんじゃ。
しかしそこに行くまでにも色々あって遅れたせいかのう…ビルの前では、何やら三島平八の孫も交えてドンパチが始まっとった。
(ブルース&レジーナとレイレイ&鳳鈴が再登場し、爆田軍団が出現する。しばらく経つと風間仁とブラックベラボーらも出現する)
向こうのロボット達を率いておった黒い奴はベラボーマンの知り合いだったようじゃが…敵だったようで、結局わしらも巻き添えじゃ。
それで戦っているうちになぜか妖物まで出てきおったが…それよりも妙なことに、零児の古傷が疼いておった。
(一行が現れさらにブラックベラボーを退却させると風間仁は追跡して離脱するが、さらに逢魔の妖怪が出現する)
ふらっと現れた妖怪どもを連れ戻したのは、10年前に破壊されたはずの身体を再生した沙夜じゃった。
「久しぶりじゃない、おチビちゃん。なるほど、その坊やが新しいパートナーってわけね?」
沙夜は零児が正護の子ということには気付いておらなんだようじゃが、零児にとっては忘れるはずのない親の仇じゃ。
わしらは捜査協力を後回しにして六本木まで沙夜を追うことにしたんじゃが、他の連中もみんな協力してくれることになったわ。
キョンシーまで加わって、いよいよ変な集団になってしまったがの。
(敵を全滅させると勝利し、ブルース&レジーナとレイレイ&鳳鈴が加入する)

3話〜4話・ジャスティス学園前〜六本木
(3話でさくら&かりんが生贄を集めるドルアーガ兵と戦うが、突如現れた豪鬼に促され島津英雄&水無月響子とともに六本木へ向かう)
有栖零児だ。
俺達は沙夜を追って未だに連絡の付かない六本木の本部まで歩いていったが、すでに戦いが始まっていた。
(さくら&かりん・島津英雄&水無月響子・春麗・リュウ・ケンがシャドルー親衛隊および逢魔の妖怪と戦っている)
「…この地域を中心に、空間歪曲が発生しています。指向性歪曲により、ある特定の方向からこの地域に進入できません」
沙夜が来るのも俺達と同時だったが…KOS-MOSの言葉によって、本部とここの状況が10年前の再現であると俺にはわかった。
(一定時間が経つと一行が到着し、沙夜らも出現する。時間稼ぎであったためしばらく経つとシャドルー親衛隊は退却)
しかし奴の狙いは六本木の本部ではなく俺達自身であり、やがて起きた大きな歪曲によって俺と小牟を除いた皆が転移されてしまった。
そして俺がこの歪曲の中でも動いて銃を突きつけたのを見て、奴もようやく俺が有栖正護の子であることに気付いたようだった。
「でも、いいの?坊や。ここで引き金を引いたら“次元封鎖”は中断……先に吹き飛ばされたお友達の運命もね」
仇を逃がしてしまうことを小牟にも叱責されたが、やはり俺には引けなかった。
「だが、それが最後にはおまえを一度滅ぼし……最も巨大な“ゆらぎ”を断ち切った。今度も同じだ。おまえは…やはり最後には
滅ぶ事になるのさ。その時、先に引き金を引くのは……俺だ」
「覚えておくわね、坊や。もしまたこうなる事があったら……あなたの言った通り、先に引き金を引かせてあげようかしらね」
(沙夜を倒すと勝利し、さくら&かりんと島津英雄&水無月響子は加入する)
0228ゲーム好き名無しさん
2019/10/15(火) 14:25:52.69ID:Gd0vZS2+0
5話〜7話・神界
(5話は一行が神界のイシター神殿に飛ばされ、そこで魔物に襲われる所から始まる)
風間仁だ。
俺は平八の居所を知っていそうな敵の黒覆面を渋谷まで追いかけたんだが……突然眩暈がして、気が付くと見たこともない場所にいた。
そこでさらに見たこともない怪物どもに追いかけられてやむなく逃げたんだが、俺は幸運だった。
なぜか三島財閥ビルで一緒に戦った奴らが近くにいたおかげで助かった上に、驚いたことにあの一八までそこに現れたからだ。
(風間仁が加入し、魔界村に力を狙われて捕まったものの脱走したデビルカズヤが追手とともに出現する)
「……我の邪魔をするな……我はこの力を試したい……そう……相応しい相手がいる……風間仁、来るがいい……」
別の悪魔に追いかけられていたせいか奴は途中で逃げていったが、いずれ必ず俺の手で倒してみせる……!
(ある程度攻撃するとデビルカズヤは退却し、敵を全滅させると勝利)
「“次元の壁”を隔てて、5つの世界は極めて近い次元に存在しているのです。『時空の壁』と『次元の壁』…性質は異なっていますが、
“ほころび”が一つできれば行き来することは可能です。時に次元の“ほころび”を通じ、物質界に入り込んでしまう魔物もいます」
戦いが終わって現れた女神の話によると、妖怪などと呼ばれる存在やフェリシアなどは物質界に最も近い魔界から来ているるらしい。
一方で俺がこの神界に転移されて来たのは俺自身のせいだと言われたが、それは俺があの一八の血を引いているからだろう。
ともかく俺達は行方知れずのリュウ達を探して元の世界に戻るために、各世界と通じているという天空寺院とやらに向かった。
(6話と7話はジョーカーらの襲撃を受けている天空寺院で戦い、クロノア&ガンツおよび駆けつけたクリノ&サビーヌが加入する)
天空寺院の大巫女は、今は魔界を経なければ物質界に帰れないと言い俺達を閻魔大王がいるという魔界へと送ってくれた。
生きて地獄の閻魔様に会うなど縁起でもない話だが、奴のいそうな所なら喜んで行ってやるさ。
(ここで一行を二隊に分割する)

8話〜10話・魔界
(8話と9話はそれぞれデミトリの城と苦行の道で戦い、閻魔大王の居所を教えてもらった後に春麗・リュウ・ケンが加入する)
小牟じゃ。
ようやっと閻魔大王の館に着いても誰も出迎えんかったからの、来んでもいい客の相手をわしらがしとった。
(魔界村の軍や源氏が出現するが、やがて沙夜ら逢魔も出現する)
「あなた達は『時の狭間』に送られたはずよね?やはり“ゆらぎ”を完全に操るにはまだ研究が必要なようね」
沙夜の奴はわしらが揃ってここにいることに驚いておったが、奴自身も狙ってここに来たのではないようじゃったな。
その次は本当に閻魔大王の首を取って魔界の覇権を狙う物騒な奴が来よったが……ただのツンデレじゃった。
「ふん、私はエンマに用があって来たのだ……勘違いするな。たまたま目的が同じなだけだ」
(デミトリとモリガンが加入し、ある程度戦うと沙夜は退却するので敵を全滅させると勝利)
ようやく騒ぎも治まった頃に閻魔大王と安駄婆が姿を現しおったが、どうやらここからも物質界に戻ることはできんらしい。
龍宮にある『黄金の種』の力を使えば可能だと言ったが、その龍宮が魔界から魍魎界のどこかに転移してしまったんじゃと。
『ソウルエッジ』なる邪剣を使う方法もあるらしいが、そっちは危険だから止めておけとも言われたわ。
やれやれ、とんだ魔界地獄めぐりじゃな……
(また一行を二隊に分割する)
0229ゲーム好き名無しさん
2019/10/15(火) 14:31:57.07ID:Gd0vZS2+0
11話〜13話・魍魎界
リュウだ。
閻魔大王に魍魎界に送ってもらった俺達は、とりあえず二手に別れて辺りを調べることにした。
(11話では上ノ伊城で景清&たろすけが加入し、再びソウルエッジを追ってきた源氏と戦う。
12話では血の池で上ノ伊城から来たトロン&コブンとマスヨ&ひろみが加入し、転移されていたゲゼルシャフト号で全員が合流する)
戦艦の中に集まった俺達のところに、竜宮城はこの血の池の底に転移しているという安駄婆の声が聞こえてきた。
そこで潜水艇に乗って血の池の底の竜宮城に着いたんだが……俺達を出迎えたのは、乙姫どころか悪魔や鬼のような連中だったよ。
「うぬらが水底で現を抜かす間……現世と異界を結ぶ門が開かれた。人外の力を借りずとも“人の世が得た力”だけで、な」
「…面白い事を聞いた。人間の力でそれが可能なら…人外の力、そして新たな力を手にした俺ならば…」
豪鬼が言っているのはベガのサイコパワーや俺の中にある“殺意の波動”のようだったが、奴の狙いまではわからない。
(デビルカズヤと追手である魔物が出現するが、ある程度敵を倒すと豪鬼が出現し話を聞いたデビルカズヤは姿を消す)
魔物や豪鬼と戦っているうちに、今度はさらに幽霊のような怪物と小さな店が現れた。
「私は“ある方々”を捜して、空間転移を繰り返していただけですので…」
俺とケンの前に現れる神出鬼没の豪鬼のような者が他にもいたとは驚くが、豪鬼曰く『今はどうすることもできない』らしい。
「地獄の悪鬼、異界より遣われし者ども、人の世を乱す力と、人の世が得た力…考えるがいい、そして感じ取るがいいリュウよ」
結局はまた肝心の所を言わないまま、豪鬼は去って行ってしまった。
(ある程度豪鬼と戦うとグノーシスが出現しシルフィーが登場するが、さらに戦うと豪鬼は退却するので敵を全滅させる)
俺達はなんとか敵を追い払って乙姫と会うことができたが、『黄金の種』は三島一八に奪われていて手にすることはできなかった。
乙姫は奴が逃走した幻想界まで転移できるものをくれたんだが、景清も『勾玉』というものを借りているようだったな。

14話〜15話・ジョイラント
中村等、またの名をベラボーマンです。
乙姫様は幻想界へ行く道具として玉手箱(!)をくださいましたが、開けて行き着いた先は幻想界のジョイラントなるテーマパーク!
竜宮城に空中艦に遊園地……いやあ、本当に子供達を連れてきてあげたかったですねえ。
(強大なエネルギーを感じたため、再び一行をお化け屋敷とジェットコースターの二つに分割する)
お化け屋敷の中には魍魎界にいたという武士と忍者、それにかつて閻魔大王が仰っていた邪剣『ソウルエッジ』がありました。
(御剣とタキが加入し、やがて一行も登場するので恐竜や幻獣を突破してソウルエッジに接触する)
私はなんとかソウルエッジを手にしたのですが、同時に空間に歪曲が起きて次々と招かれざる客が転移されて来ました。
なんと私の因縁の相手である爆田軍団まで……しかも妙島のみならず、あのわや姫が復活していたのです。
どうやら誰も彼もがここに転移してきたのはソウルエッジの影響のようでしたが、皆結局はソウルエッジを狙ってきましたね。
(沙夜率いる逢魔とキャミィが出現し、さらに戦ううちに爆田軍団も出現するので敵を全滅させると勝利)
敵を全て撃退してようやくソウルエッジを確保した……と思ったら、再び空間が歪曲しソウルエッジは消えてしまいました。
ソウルエッジは大きな力を持ちながらも不安定なようで、気まぐれなお得意といったところのようですね……
(15話ではギルガメス&カイが加入し、転移されてきたシャドルー親衛隊やソウルエッジを狙うジョーカーらなどと戦う)
合流したもう片方の班には『神の眼』を持ち出したブラックワルキューレなる女神を追う、『黄金の騎士』が加わっていました。
女神ワルキューレの影らしいですが、ブラックベラボーのような黒いライバルというのはどこの世界でも定番のようですね。
しかしギルガメスさんの仲間を待つ間に、まだ近くにあったソウルエッジの力によって私たちは異界に転移されてしまいました。
そこは我々の世界である物質界でありシャドルーが何か企んでいるという『アイビス島』だったのですが、そこにあったのは……
(巡洋艦ヴォークリンデの艦内を探索するため、一行を今度は三隊に分割する)
0230ゲーム好き名無しさん
2019/10/15(火) 14:36:47.20ID:Gd0vZS2+0
16話〜19話・巡洋艦ヴォークリンデ
(16話はレアリエン調整室でワルキューレが加入し、ブラックワルキューレと蘇ったローズおよびアーマーキングらと戦う)
アーンスランド家のモリガンよ。
私たちの班は気配を感じてkos-mos調整室ってところに入ったの。
そしたらなんと、あのザベルが赤ん坊をいじめているところに出くわしたわ。
あいつも堕ちたものね……と思ったけど、その赤ん坊達はコマンドーチームっていうすごい強者だったみたい。
それに彼らより気になったのは、ザベルの言うがままに“遊んでる”魔力も格好も私に似た女の子の方ね。
「会えた…リリスの本当の身体…」
(フーバー&ジェネティーと凱&翔がソウルエッジを探すザベルらと戦っているが、そこに突如リリスが出現しやがて一行も現れる)
あの子は不安定だったせいか、“遊んでる”うちに苦しんでどこかに消えてしまったの。
「だ、ダメ…この剣はすべてを断つ剣…切れちゃう…あなたとリリスのつながりも…」
同時に部屋の真ん中の調整漕から突然あのソウルエッジが現れて、それに引き寄せられるみたいに色々と集まってきたわ。
遊び相手が増えるのは結構だけど、私達がこの島に飛ばされてきたのもこのソウルエッジのせいみたいね。
(リリスを倒すと沙夜ら逢魔と爆田軍団が出現するので、敵を全滅させるとフーバー&ジェネティーと凱&翔が加入する)
“遊んでる”うちにソウルエッジはまた消えたんだけど、私にはやはりあの子の方が気になったわ。
(18話はキャプテンコマンドーが加入し、艦橋でベガ達シャドルーおよび手を組んでいるジェノサイドの残党と戦った後に合流する)
合流した私達が気配を感じて『ゾハル格納庫』に行ったらそこにソウルエッジがあって、やっぱり一緒にあの子もいたわ。
しかも黄金の騎士が一緒にいたっていう白銀の騎士達もここに飛ばされてたみたいで、あの子と“遊んでた”わね。
(アーサーとスタン&ルーティがリリスらと遊んでおり、そこに一行が到着し沙夜ら逢魔も出現する)
魔界村の悪魔までこれを狙ってくるだけあって、覚醒を始めていたソウルエッジはその力をさらに増大させていたわ。
おかげでまた私達は飛ばされて……あの子のことはわからないまま、楽しいパーティーも途中でお開き。
(さらに魔界村の軍勢も出現するが、そこから一定時間経過で勝利しアーサーとスタン&ルーティが加入する)
着いたところは反重力装置?とかいうやつで動く『第三の月の都』っていう所で、私達は蝙蝠みたいに天井に逆さま。
ま、デミトリにはお似合いの姿だったけどねぇ。
(『第三の月の都』に転移され、再び一行が三隊に分割される)

20話〜22話・『第三の月の都』
(20話は『第三の月の都』の反重力通路でグランドマスターの配下らと戦い、時空転移されてきた超戦士1P&2Pが加入する)
ディグアウターのロール・キャスケットです。
私とロックとタイゾウさんが新しく発見された遺跡でディグアウトしていたら、急に辺りが光って大きな宇宙船に激突していたんです。
フラッター号は挟まって出られなくなってたんですけど、そこの守備隊だっていう怖い人たちは問答無用で襲ってきました。
多勢に無勢で絶体絶命だったんだけど…私達と同じような経緯でここに来たっていう人達が中から出てきて加勢してくれたの。
その中には宇宙軍のトビ・マスヨさんはともかく、なんとあの空賊トロン・ボーンまでいたのよ!
(ロック&ロールが加入してジェノサイドの残党らが戦っているところに、一行が到着する)
助けがあったおかげでどうにかなりそうだったけど、ジュノっていう敵のロボットを見た途端にロックの顔色が変わったの。
向こうはメモリーが一度消去されてるせいで覚えていないと言ってたけど、ロックは怖いくらい冷酷に破壊を決めたわ。
一体ジュノって何者なのかしら?
様子を見に行ってて戻ってきたタイゾウさんの方は、マスヨさんと皮肉を言い合うような親しい仲だったみたいなんですけどね。
(さらにロックマン・ジュノらが出現し、さらに戦う内にホリ・タイゾウが加入するので敵を全滅させると勝利)
マスヨさん達のおかげでなんとか切り抜けることができて、填まってたフラッター号もなんとか動かすことができるようになりました。
あのトロンに助けられる形になったのは、ちょっと気に入らないけどね!
(22話はストライダー飛龍が加入して『第三の月の都』が自爆放棄され、外殻で全員が合流してフラッター号で脱出する)
0231ゲーム好き名無しさん
2019/10/15(火) 14:42:31.10ID:Gd0vZS2+0
23話・天空寺院
(外殻から間一髪フラッター号で宇宙に脱出した一行は、天空寺院が危機との女神イシターの呼び掛けを受け幻想界へと転移される)
三島財閥頭首・三島平八じゃ。
神殿らしき建物の壁をぶち破って鉄塊(ガイニートーレン)が突っ込んできたと思ったら、得体の知れんロボットどもが出てきおった。
さらに玉座にはなんとも禍々しい剣(ソウルエッジ)がいきなり出てきおって……どうもこやつに引き寄せられたようじゃのう。
(大巫女の間で三島平八がソウルエッジに引き寄せられたロックマン・ジュノらと戦っている所から始まる)
ロボットどもを倒しているうちに外からまた何人かが入ってきたが、その中にあの仁がおったのは驚いたわ。
さらにそれを待っていたかのように、ロボットどもの後ろからあのシャドルーのベガどもまで現れよった。
この突っ込んできた鉄塊もスペンサーレイン号も、こやつが呼び出した末に邪剣に引き寄せられたようじゃの。
「リュウよ、このベガが『ベガ』という名の支配者であり続けるために…貴様のその強靭なる身体と魂、もらい受ける!」
仁もリュウと呼ばれた男もやけに気を乱しておったが、者どもはわしよりベガを狙うことを優先しよった。
(零児ら一行が到着して平八と合流し、ベガらシャドルーも出現する)
乱戦になるうちに、なんとこの場に力を封じて捕えておいたはずのあの一八の奴までもが現れた。
しかしどうやらデビル因子が『黄金の種』なる物の力で抑え込んでおるらしく、あの馬鹿息子め身体を乗っ取られておったな。
わしも永遠に三島財閥頭首であり続けるためには、なんとしても一八と仁のデビル因子を解明せねば……
(さらにデビルカズヤと沙夜ら逢魔が出現し、キャミィを倒すとベガらシャドルーは退却する)
ベガの奴め、余裕はあるようじゃったが……不利を悟ると手下の一人を置き去りにして去ってしまいおったわ。
一八を乗っ取ったあのデビルも手傷を負って退きおったが、仁の仲間の小娘が『黄金の種』なる物を掠め取りおった。
侮れぬ者どもじゃわい、ここは一旦姿を隠すとしようか……
(敵を全滅させると勝利しベガから解放されたキャミィが加入するが、平八は隠れソウルエッジもまた消える)
やつらは大巫女の要請を受けて魔王ゾウナのピラミッドとやらに行ったようじゃが、わしには関係ないこと。
この大巫女の力でわしは元の世界に戻るとするか……と思ったのだが、大巫女のやつめ条件を付けてきおった。
さすがに力と地位のある大神官、あのベガに劣らず食えぬ奴よ。
0232ゲーム好き名無しさん
2019/10/15(火) 14:48:41.78ID:Gd0vZS2+0
24話・えんえん砂漠
(魔王ゾウナのピラミッドに突入するにあたり、ここでまた一行を三隊に分割する)
武神流・凱にござる。
我らがピラミッドの外で魔王の軍団や船に積まれておったと思しき恐竜と戦っておったら、同時に懐かしい顔に出会うことができた。
「スペンサーレイン号でシャドルーが何かを企んでいると聞きつけ、乗り込んだまではよかったんだが…ようやく人に会えたわい」
拙者も今は同じ武神流の翔どのと組んでいるが、まさかこのような場所でまたハガー市長と共に戦うことになろうとは……
(ゾウナの軍団と戦っている内に、やがてアロサウルスら恐竜が出現しハガー市長も加入する)
市長との再会を懐かしむのもそこそこ、敵の将ども……かのローズ殿も姿を現してきおった。
自分の意志で動いているはずのローズ殿が何を考えて拙者やリュウ殿らに仇なすかは知れぬが、障害とあらば排除する他はなし。
だが程なく現れたカムーズなどという卑劣な化け物に至っては、なんとクリノ殿やサビーヌ殿の仲間を操って従えておった。
これには拙者らも躊躇ったが、リュウ殿はなにやら特に激しい怒りに囚われているように見えた。
(さらに戦っている内にブラックワルキューレとローズ、次いでカムーズと操られたサンドラ族らが出現する)
カムーズを追い詰めたその時……突如かの“拳を極めし者・豪鬼”が現れ、怒りに打ち震えるリュウ殿を何やら唆しおった。
「…時は満ちたようだ。リュウ、うぬの内に潜む鬼を解き放て…心のままに、その拳を振るえ」
「ぐおおお……我…は…拳を…極めし…者なり。すべてを…すべてを無に帰す…!俺の拳が血を求めている…!滅せよ…!」
黒い気に包まれたリュウ殿はカムーズを瞬殺して追い払ったが、すぐにその拳を我らにも向けてきたのでござる。
(カムーズを負傷させると、豪鬼が出現しリュウが殺意の波動に目覚めて敵になるとともにカムーズは退却する)
「リュウ殿!しっかりするのだ!破壊の力に身を委ねてはならぬッ!」
我らはなんとかリュウ殿を取り押さえようとしたが、呼び掛けも虚しくピラミッドの中へと消えてしまった。
「…“あれ”は全てを超えてもらわねばならぬ。我を、暗殺拳を、殺意の波動を」
ローズ殿は何やらこのことを予期していたようでござるが、“拳を極めし者・豪鬼”の狙いとは如何に……?
(殺意の波動に目覚めたリュウを倒すと豪鬼は退却するので敵を全滅させると勝利)
0233ゲーム好き名無しさん
2019/10/15(火) 14:52:31.46ID:Gd0vZS2+0
25話〜26話・ピラミッド内部
(25話は機械室でザベルらと戦い、敗北を悟ったわや姫の自爆プログラムをシオンが高圧電流で無理矢理作動停止させる)
俺は御剣平四郎だ。
俺たちの班が着いたピラミッドの最下層には、床に巨大な魔方陣が敷いてあった。
「次元を彷徨う『ソウルエッジ』は、より強い魔力を持つ地点に現れるのですよ。どの世界かは関係なく」
魔力を集中して『そうるえっじ』をわざわざ呼び寄せてくれるとは殊勝な奴らだが、一筋縄ではいかねえだろうな。
実際に奴らと戦っているうちたしかに『そうるえっじ』は現れたが、同時にこいつを狙う邪魔な奴らまで続々と現れやがった。
もちろん全員ぶった斬って俺が『そうるえっじ』を頂くのは変わらねえがな!
(ジョーカーとジャンガらドルアーガ兵が出現し、やがて沙夜ら逢魔と源氏も出現する)
この魔方陣が強力なせいか『そうるえっじ』が現れたせいか、やがてリリスとかいうモリガンそっくりの小娘も出てきやがった。
目的は『そうるえっじ』じゃなくてモリガンみてえだし、当のモリガンも任せてくれと言ってたから放っておいたがな。
しかしその後に出てきたワルキューレそっくりな女が連れてたのは、俺たちの誰もが初めて見る骨兜の男だった。
「僕はジューダス。貴様らの命を貰い受けるため、地獄から舞い戻った男だ。僕にはやらねばならんことがある」
景清の奴は俺たちの誰かと繋がりがあるはずだと言ってたし、スタンの奴も何やら心当たりがあるようだったが……
正体が誰だろうが俺らの命も『そうるえっじ』も渡すつもりはねえぜ!
(さらにリリスやブラックワルキューレとジューダスも出現するので、シルフィーが合流した後にリリス以外の敵を全て倒すと勝利)
「ひとりぼっちじゃないわ、リリス。ここにいるみんなは、あなたの友達よ。私の中にいらっしゃい…さあ…」
景清は二人が同じ存在とか言ってたが、二人が近付くと『そうるえっじ』がそれに反応しやがった。
「『ソウルエッジ』…あらゆる物を断つ剣…」
「切れちゃった…あなたと、リリスのつながりが…」
「…その娘、完全に貴様とは別の存在…リリスという個人になったようだな」
どうなったのかはよくわからねえが、まるで『そうるえっじ』にできねえことはねえみてえだな。
『そうるえっじ』……ますます欲しくなってきたぜ!

27話・ピラミッド最深部
(冒頭でリリスが加入し、さらに作動停止の影響で命令の消去されたわや姫が加入する)
ルーティ・カトレットよ。
敵を一掃して一息ついてたら、魔力が集まりすぎたせいで次元転移が起こって殆どの仲間がどっかいっちゃったの。
(再び味方が三分割され、前回と同じ戦場にグノーシスらが出現する)
そのうち私達の混乱を見計らうみたいに、魔方陣を狙ってあの黒いワルキューレと骨兜の騎士たちがまた姿を現したのよ。
三人とも死んだはずの人が生き返って『魂を縛られて』協力してるらしいんだけど、どうしたらいいのかしら?
(さらにブラックワルキューレがジューダス・アーマーキング・ローズを伴って出現)
厄介な敵が増えて困ってたら、こっちにもあの天空寺院にいたコングマンみたいなムキムキなおじいさんが加勢に来たわ。
なんでも元の世界に戻る条件として大巫女様からワルキューレに『黄金の種』を渡すよう頼まれて来たらしいけど、意外に感心ね。
私だったら持ち逃げしちゃうかもな〜
(三島平八が加入し、さらにインクイジターらが出現)
「この者達の“魂”は我が握っている。正確には、この者達が残した生への執着…それに我が手を貸している」
「…僕は与えられたこのチャンスを逃すわけにはいかない。過ちは…自らの手で清算する」
やっとこの骨兜の男の正体がわかったけど、こいつを解放するにはあの黒いワルキューレをどうにかしないといけないのね。
(三人のうち一人でも倒すとブラックワルキューレと戦闘可能になるので倒す)
ワルキューレが『黄金の種』の力を使うとすごい光が起きて、あの黒いワルキューレ達は一瞬で消えてしまったわ。
彼らの魂への呪縛は解けたってワルキューレは言ってたけど、あの人たちがそんなに簡単に消えるとは思えないわね。
特にあいつは、このくらいで引き下がるような奴じゃないだろうし……
とにかく『黄金の種』の力で魔方陣も安定して他の仲間の所に飛んでいけるようになったみたいだし、すぐに行かないと。
あの抜け目なさそうなムキムキおじいさんも力を貸してくれることだし、『時は金なり』とも言うしね!
(途中で引き寄せられて出現するグランドマスターの配下らも含め、敵を全滅させると勝利)
0234ゲーム好き名無しさん
2019/10/15(火) 14:56:16.52ID:Gd0vZS2+0
28話〜30話・上ノ伊城〜パラデューク要塞
(28話は上ノ伊城に飛ばされた班が頼朝らと戦うが、上ノ伊城には頼朝の呪術で駄洒落を言ってしまう呪いがかかっている)
島津英雄です。
私達は気が付いたら荒れ地のような見たこともない異空間にいて、その中心には『ソウルエッジ』がありました。
そしてほどなくして、あの『黄金の種』を失ったデビルが代わりに『ソウルエッジ』を狙って現れたのです。
「…この世界は、『ソウルエッジ』自身が創り出した異空間。この“意識の狭間”で力を蓄え真の覚醒を迎えるつもりなのだろう」
(シャレードらと、次いでデビルカズヤが出現する)
出口のわからぬまま戦う私達の前に、あのベガらがサイコパワーをさらに強化して自らこの異空間に転移してきたのです。
「リュウ…あやつは目覚めたはずだ。ここに来たのは、奴の持つ邪悪なる波動を感じたからよ」
同時に現れたローズさんの姿には皆が驚きましたが、彼女の『ソウルパワー』を持ってしてもベガを倒すことはできなかったのです。
ローズさんは『黄金の種』の力によって解放されたようですが、ベガを倒すにはあの“殺意の波動”の力を使うしかないのでしょうか?
(ローズが加入するが、ベガらシャドルーが出現しさらに沙夜らの逢魔も出現する)
やがてベガの予測通り、“殺意の波動”の力で次元の壁をも越えて豪鬼くんとリュウくんとが姿を現しました。
「殺意の波動にほんの少しでいい…亀裂を生じさせるの。後は彼の心の問題。殺意の波動に飲み込まれて死ぬか、それとも…」
彼は未だ迷いを持っているようでありましたが、ローズさん曰く闘うことでしかリュウくんを目覚めさせる方法はないようです。
リュウくんが殺意の波動に完全に飲まれ、ベガに体を乗っ取られてしまう前に……
(豪鬼と殺意の波動に目覚めたリュウが出現するので、豪鬼を倒すかリュウを弱らせる)
「へへ…効かねえな…リュウ…!今のお前じゃ打てやしねえ…!『真の龍の拳』はな…!」
次の瞬間、ケンくんの見たこともない技(真・昇龍拳)が炸裂してリュウくんは正気に戻りました。
リュウくんから殺意の波動が消えたことに驚いたベガは自らの一撃を与えようとしましたが、もはやリュウくんに迷いはありません。
先のケンくんと同じ技でベガを退けると、ベガのサイコパワーは大きく弱まりました。
(リュウが正気に戻り再加入して豪鬼は退却し、ベガに攻撃できるようになるので敵を全滅させると勝利)
「ベガ、俺は一度はこの力に身を委ねた。だが…ケンが、仲間達が教えてくれた!一人の格闘家として…人のまま闘えと!
そこに必要な物は…俺自身の、そして格闘家の心だ…!ベガ、おまえの持つような力では決してないッ!」
ソウルエッジを狙う敵を全て退けると次元転移が起こり、我々は全員が上ノ伊城に集まっていました。
最初にここに転移していた班によると、なんとここと魔界村はパラデューク要塞を介して地続きになっているそうです。
となれば、魔界村に“せんせい”攻撃をかけるには“きょうし”かありません。
(30話はシルフィーが加入し、パラデューク要塞で巨大オクティの死骸の中から景清が鏡を見付けて再び一行を三分割する。
 また、ここからリュウの真・昇龍拳とケンの神龍拳および英雄とのスリープラトンが使用可能になる)
0235ゲーム好き名無しさん
2019/10/15(火) 14:59:44.61ID:Gd0vZS2+0
31話〜34話・魔界村
(31話は魔界村の門でジョーカーらと戦い、『ソウルエッジ』がドルアーガの塔にあることがわかりアーマーキングが加入する。
32話は魔像の地で魔界村に来ている様々な敵と戦い、豪鬼の目的がベガであることとシャドルーらも魔界に来ていることを知る)
アーサーだ。
俺達が魔界村を進み地底湖に着くと、そこに中枢への門があってやはりあのレッドアリーマー・ジョーカーが守っていたよ。
さらにレッドアリーマー・ジョーカー自身も驚いていたのだが、なぜかそこに魔王アスタロト自身までが出向いてきた。
しかしこのアスタロトときたらどこか様子がおかしく、居上高ではあるが『ソウルエッジ』が何かすらも知らなかった。
やがて何か企んでいるらしい堕天の女神と魂の呪縛を解かれたはずの竜骨の騎士も来たのだが、この竜骨の騎士も本気でなかったな。
「僕は自分の過ちを…罪をあがなうためにここにいる。僕には成さねばならん事がある」
アスタロトも堕天の女神も竜骨の騎士も、一体何を考えているのだろうか?
(地底湖で魔界村の軍勢と戦いそこに魔王アスタロト本人やジューダスらも出現するので、敵を全滅させると勝利し34話へ)
俺達は他の皆の到着を待ってから玉座の間に突入したんだが、アスタロトもジョーカーも今更になって姿を隠していた。
先に現れたのは堕天の騎士と竜骨の騎士の方だったんだが、リオンといったこの竜骨の騎士にはやはり何か狙いがあるようだったな。
(玉座の間で魔界村の軍勢と戦う。やがてブラックワルキューレとジューダスらが出現するがジューダスは倒してはいけない)
やがてようやく姿を現したアスタロトはかつて戦った時と比べてもあまりに手応えがなかったが、その理由はすぐにわかった。
魔界村の主であるアスタロトが二人になったかと思うと、玉座からさらに強大な魔力を持つ者が現れたからだ。
「我が名は超魔王ネビロスだ。以前貴様に魔界村を陥とされた責任のため、アスタロトの魂は引き裂かれワシの人形に成り下がったのよ!」
「…俺が仕えるのは、魔王アスタロト様ただ一人。俺は退く…それから、幻想界にて『ダイクロフト』の浮上を確認しました」
「なぜ、あれが…!ブラックワルキューレよ、『神の眼』は貴様が持っているはずでは…!」
竜骨の騎士の狙いは堕天の騎士に奪われた『神の眼』を取り戻すことだったようだが、それはすでにゾウナの手に渡ってしまっていた。
様子を見ていたレッドアリーマー・Jは立ち去り、我々と戦う必要のなくなった竜骨の騎士もやっとこちらに付いてくれたよ。
「話は決まったな…超魔王ネビロス、新たな仲間を得て俺達はこの先に進む」
(超魔王ネビロスが出現し、同時にジューダスが加入しブラックワルキューレは退却する)
ネビロスの存在には驚いたが、魔王を倒すという俺の使命は変わらない。
「お前さんは、アスタロトの目を通してしか物を見なかった。今の俺の力、俺が得た仲間達の力を侮ったのが…敗因だ!」
俺達は主を失って崩壊する魔界村から脱出したが、ドルアーガの塔はすぐそこにあった。
ドルアーガよ、次はお前さんの番だ……!
(超魔王ネビロスを倒すと勝利し、一行を再び三分割する)
0236ゲーム好き名無しさん
2019/10/15(火) 15:02:57.31ID:Gd0vZS2+0
35話〜37話・ドルアーガの塔
(35話は塔の外庭で殿が様々な敵と戦い、サイコドライブによる次元転移が可能な空中戦艦バルログが魔界に来ていることを知る)
我は景清である。
上階のどるあうがを目指していた我らはぎるがめすらを先に行かせて中腹まで来たが、そこになんと頼朝自ら立ちはだかりおった。
おそらく我(われ)が三種の神器を揃えておらぬことを見越した余裕であろう……頼朝めはやはり不死身であった。
幸いにしてこの階に『そうるえっじ』があることがわかっておるが、もはやその力に賭けるより他はない。
(頼朝ら源氏が出現するが、この段階ではまだ頼朝は倒せない)
頼朝を斬らぬ限り滅びぬ源氏を相手にしては苦しい戦いであったが、やがて『そうるえっじ』が宝箱の一つから姿を現した。
同時に逢魔なる者どもも現れ源氏とともにかの剣を狙ってきたが、我はなんとか奴らめに先じて『そうるえっじ』を手にしたのだ。
(壊せなかった扉が開いて宝箱からソウルエッジが出現し、同時に沙夜ら逢魔も出現する)
我(われ)が手にすると『そうるえっじ』は突如としてその妖気を強めたが、やがて我の刀がそれを受けその姿を変えておった。
「こ、これは…草薙の…剣…!以前より、我が手にあったとは」
『そうるえっじ』はまた消えてしまったが、三種の神器がついに揃ったのだ……今こそ頼朝と雌雄を決する時!
(時間内にソウルエッジに隣接すると沙夜は退却するので、頼朝を倒して敵を全滅させると勝利)
我はついに神器を手にし確かに頼朝を斬ったのだが……奇妙なことに、この体がかつての戦いのように崩れ消え去ることがなかった。
たろすけらは我(われ)が本懐を遂げても最後まで力を貸すよう望んでおった故これで良いといえば良いのだが、よもや頼朝は……
(37話では復活したドルアーガを倒すが、ベガらの乗るグランドマスターの空中戦艦バルログが塔を爆撃してくる)
我らはさらにぎるがめすらを追って塔を登ったが、敵は遥か天空に浮かんだ船からこの塔もろとも我らを葬らんとしてきたのだ。
あの高さでは打つ手は無いと思っておったところ、わるきゅうれが呪術を使ってかの船まで橋を架けおった。
三途の川を渡って黄泉へ戻ると思っていた我が、よもや虹の橋を渡って天に昇るとはな。
(再び味方を三分割する)
0237ゲーム好き名無しさん
2019/10/15(火) 15:07:51.81ID:Gd0vZS2+0
38話〜40話・空中戦艦バルログ
(38話は甲板で陽動作戦を行いグランドマスターの配下達と戦うが、デビルカズヤとアロサウルスはここが最後の出番になる。
39話は艦内のラボで様々な敵と戦うが、アマゾーナの呪縛はなぜか未だ解けておらずザベルらはここが最後の出番になる)
よぉ、俺はガンツだ。
俺達の班は戦艦の動力部に着いたが、そこにドでかい球体が浮かんでて上にあのベガが乗っていやがった。
あの球体はベガのサイコパワーを増幅放出するサイコドライブとかいう反重力装置で、この戦艦はその力で飛んでるらしいぜ。
(戦艦の動力部でベガらが出現するので戦うが、ベガ本人とはまだ戦えない)
奴らと戦っているうちに、突然ジョーカーとジャンガが乱入してきやがった。
どうもこいつらはドルアーガが破れた後、魔王ゾウナに尻尾を振ってワルキューレを狙っているらしい。
あのベガもついにサイコドライブから降りてきて、直接リュウを狙ってきやがったぜ。
「リュウよ、やはり貴様の強靭な肉体と精神…手に入れねばならぬ。“殺意の波動”こそが我がサイコパワーに比肩し得るもの故にな!」
「…俺が証明してみせる。人間が持つ、“人間らしい心”…強さも弱さもすべてを受け入れて、おまえを倒す…!」
俺も同じ気持ちだな……ここでジャンガとケリを付けてやるぜ。
(魔王ゾウナに着いたジョーカーとジャンガらが出現し、さらにベガと戦えるようになる)
ジョーカーの野郎は物質界に逃げちまったが、俺はついにジャンガに止めを刺して親父の仇を討つことができたぜ。
「…終わったぜ、クロノア。とりあえず…俺の復讐だけは、な」
リュウとケンもついにベガに止めの一撃をくれてやったが、あの野郎は最後のサイコパワーで動力炉ごと自爆しようとしやがった。
さすがにもう駄目かと思ったんだが、その時だった。
「…待ったぞ、この時を…!」
突然現れたあの豪鬼のオッサンが、ベガを一瞬でブチのめしちまった。
「瞬刻、即ち数多の瞬きに地獄を垣間見る…拳にならず、己が罪業の重みで自らを殺める技…悪鬼ほど、苦難の中で死す…哀れよ…」
「豪鬼…あなたは“殺意の波動”ではベガを倒せないことを知っていた。だからリュウとケンを…」
「行け。現世は今、かつてない凶事に見舞われておる」
あのオッサンもまた、俺と同じように因縁の敵をずっと追っていたってことか……
(ジャンガを倒すとガンツが止めを刺し、ベガを倒すと豪鬼が現れ瞬獄殺で止めを刺すので敵を全滅させれば勝利)
俺達はこうして動力炉を制圧したんだが、結局サイコドライブは爆発して戦艦は沈み始めた。
全員で甲板に集まったところで商人ズールが飛行竜ってやつで飛んで助けにきやがったが、どうしても接舷できねえ。
もうだめかと思ってたら、なんと飛竜の奴が甲板のカタパルトを使って飛び移りやがった。
俺も皆も腹ぁ括って同じように飛んだけどよ、エアバイクに乗ってる俺やひろみと違って他の奴らは死ぬ思いだったな。
とにかくなんとか全員無事に艦から降りたんだが、そもそも飛行竜を差し向けたのは女神イシターだった。
「今の私にできる事は、あなた方を物質界に送り届ける事だけです。世界の命運…頼みましたよ」
俺達はシブヤっていう石造りの変な街に飛ばされたが、まさにその上空を魔王ゾウナの空中都市群が覆っていやがった。
乗り換えていたフラッター号で飛び越して、また三手に別れて突入したぜ。
0238ゲーム好き名無しさん
2019/10/15(火) 15:13:08.43ID:Gd0vZS2+0
41話〜44話・空中都市ダイクロフト〜エデン
(41話は制御室でベルクラントの発射を阻止し、アーサーを追ってきたレッドアリーマー・ジョーカーと決着を付ける。
42話は外殻で沙夜や『時の鍵』に引き寄せられて蘇った源氏と戦い、転移に巻き込まれていたゲゼルシャフト号を確保する)
僕はギルガメスだ。
僕とカイの班は『神の眼』のある中枢ブロックへと辿り着いたんだが、怪しい光とともに不気味な部屋に飛ばされた。
しかしそこに待ち構えていたのはゾウナの兵だけじゃなくて、僕と同じ姿をしたあのドルアーガだったんだ。
「我が肉体…たしかに果てた。だがその時の無念が、恨みが…新しい体を創り出したのだ」
ワルキューレによると、ゾウナが持つ『時の鍵』と悪しき心の化身であるゾウナ自身の“情念”を引き寄せる力によるものらしい。
「…ドルアーガ、どんな力で蘇ったかは知らないが、おまえでは僕には勝てない…それはすぐにわかる」
(ゾウナの兵らが出現し、やがてソウル・オブ・ドルアーガらも出現する)
「世界の終点へようこそ、ワルキューレ。『時の鍵』は我が手に落ちた。世界を始まりの闇に戻すため…この力を今こそ開放しようぞ」
ほどなくあの魔王ゾウナ達も姿を現したけど、別の班で制御室に行ったはずのクリノとサビーヌが駆け付けてきてくれた。
ゾウナは自身と『神の眼』の力によって『時の鍵』の封印を解こうとしているようだけど、決してそうはさせない……
(さらにブラックワルキューレとカムーズおよび魔王ゾウナも出現するが、41話から続いてクリノ&サビーヌも来援する)
魂のみになって僕の姿を真似て出ようと……いや、だからこそ僕にはドルアーガに勝つ確信があり実際全てはその通りになった。
「奴は僕を倒すために、僕と同じ姿になった。僕にはカイが、そして仲間達がいる。ドルアーガには…いない」
その仲間達とワルキューレもついに魔王ゾウナ達を倒して、次元の壁も元通りにできる『時の鍵』を取り戻すことに成功したよ。
「これで全てが終わりではないぞ…全ての世界に生命輝く限り…我の存在も滅することはない…光あるところ…闇もまたあり…」
(敵を全滅させると勝利し、『時の鍵』の力で中枢ブロックへと戻る)
しかし僕達が中枢ブロックへと戻り『神の眼』を破壊しようとしても、それはあのジュノに既に持ち去られていた。
「成層圏の『エデン』より地上の様子を監視していましたが…拾い物でしたよ。あのエネルギー体を使えば、
『エデン』はさらに強力な攻撃を行えるようになります…私を再生してくれたお方が、その力を利用したいとのことで」
僕達は外殻から戦艦で飛び上がり、グランドマスターのいる『エデン』まで行って『神の眼』を取り戻すことにしたんだ。
(44話ではエデンで沙夜やグランドマスターらを倒し、配下であるジェノサイド残党やジュノとも決着を付ける)
0239ゲーム好き名無しさん
2019/10/15(火) 15:17:12.82ID:Gd0vZS2+0
最終話・渋谷
有栖零児だ。
エデンは制圧したが『神の眼』は大きすぎて持ち出し切れなかったからな……航路設定を変更して、宇宙の彼方へ飛ばしてやった。
問題はまだ残っていたが倒すべき敵は全て始末したし、女神イシターの力もあってダイクロフトなども元に戻っていたようだ。
「世界があるべき姿に戻り始めているのでしょう。そしてそれは、次元の壁を乱していたあらゆる力が失われたことを意味します」
だがここでまたあの頭痛を感じた俺は、本当の決着を付けるために小牟とゲゼルシャフト号の甲板に出た。
「『九十九(つくも)計画』…それが我ら『逢魔』の切り札よ。付喪神のことは知っているでしょう?」
エデンの中で再起不能になり息も絶え絶えだった沙夜は銃を向けてきたが、もちろん俺も同時だった。
「…前にもあったわね。こんな事が」
「…もう忘れたさ。だが、一つだけ覚えている事がある。先に引き金を引くのは…俺だという事だ」
俺が引き金を引くと沙夜は吹き飛び、雲海に散り今度こそ本当に消えた。
「零児…ぬしに話さねばならん事があるのじゃ。正護が死んだのは…」
親父の仇は討ったのだから、これ以上何も聞くことはない。
(ゲゼルシャフト号で飛んでいる一行は次元の壁が修復され切る前に解散し、零児と小牟は始まりの地である渋谷へと下りる)
だが妖気が消えたはずの渋谷に下りた俺達の前に、確かに止めを刺したはずの沙夜がまた姿を現した。
「…はじまる。この時を待っていた。“世界が救われる”…この瞬間を。あとわずかばかり早ければ、我は完全体となっていた…
だが、それは言うまい…歪み、ねじれきった“次元の壁”…全てが元に戻る時、どれほどの“力”が放たれるのか理解できまい。
“神を降ろした”体…『時の狭間』に封じられた体を現世へ解き放つためには、それだけの力を必要としたのだ。見よ、計画は…成った…!」
(渋谷が五つの世界が混じり合った異界と化し、腹に沙夜を取り込んだ上半身だけの甲冑姿が現れる)
「ついに我は力を…自由を得た…有栖家の男よ…礼を言うぞ。我が名は九十九(きゅうじゅうきゅう)。『九十九計画』…最後の試験体。
閉ざされた次元の狭間を抜け出すために…我は半身を失わねばならなかった。“次元を断つ剣”を得る事ができなかったが故に」
「…その腹に抱えている女は…沙夜はなんだ!」
「この者もまた、必要な鍵の一つだった…かつて有栖家の者を傷付け…そして同じ有栖家の血を引く者の手にかかった…生贄よ。
それがこの者の最後の…本当の役目。こやつの体に埋まっている鉄片…そこから生じる有栖家の者の“気”が…
我を起動させる最後の鍵だったのだ。我はこうして現世に立った。これより、世界は融合し…『新世界』が生まれる」
奴を再び封印し次元の狭間に帰すには、危険だがもはや10年前のあれを使うしかなかった。
「世を司る全ての事象よ、我に味方せよ。有栖の名において、我が血と肉を天と地に分け与えん。“有栖流・鬼門封じの儀”を…」
だが俺の術は、突如飛んできたゲゼルシャフト号とそこから降りてきた皆に遮られた。
「イシター様のお導きです。あの方は、このような事態を予測しておられたのです。敵に警戒されぬよう、一度は離れましたが…」
(零児&小牟を必須として全員から出撃する仲間を選んで戦闘開始するが、九十九は最奥のビルの屋上にいてまだ戦えない)
皆と戦うことにした俺と小牟は、途中で『時の狭間』から復活しては道を阻む敵を倒して九十九の居所まで駆け抜いた。
「…ここまで来たか、有栖零児。我が力…最後に有栖家の血をもって完全なものとなる。さあ…我と一つになるのだ。この世界と…同じく」
「“すべての世界”は、おまえごときが好きにできるものじゃない…それを俺達が証明する…!」
「よかろう。世界の融合が終われば…『新世界』が生まれる…その世界こそ、我が望む世界。我が治めし世界となる」
「世界の融合は終わっていない。ならば、まだここは俺達の世界だ…おまえの力にはならない…これが最後だ。俺達が…勝つッ!」
(魔界・神界・魍魎界を通るたびにゾウナら今までの強敵が出現し、奥部まで辿り着くと降りてきた九十九らと戦えるようになる)
0240ゲーム好き名無しさん
2019/10/15(火) 15:21:55.38ID:Gd0vZS2+0
「我の…我の体が…崩れて…いく…なぜだ…力を手に入れた我が…」
「おまえは半身しかない。それで、俺達の全力を受け止められるとおもっていたのか」
九十九に止めを一撃を与えると、奴の体は崩壊し沙夜だけが残った。
「坊や…私を…もう一度撃ってくれる…?それで私は…ここから…解き放たれる…坊や…私の…最後の…お願い…」
撃つまでもなかったんだが…沙夜にも止めを刺すと、奴は礼を言いながら果てていった。
(九十九を倒すと勝利)
全てが終わると、そこに女神イシターと安駄婆が現れた。
「強大な力が、物質界へ通じる次元の扉を封じていたのです。全ての世界…そしてその世界に属する者達を正しき形に戻します。
世界が交わる事はもうないでしょう…次元の壁に“ほころび”は残ってしまうかもしれませんが」
この異常な空間が元に戻り全ての世界が再び分かたれる前に、皆とは今度こそ本当に別れることになった。
「リオン…帰ろう、俺達と一緒に!そしてまた、旅を…」
「…スタン、僕は一度死んだ男だ。戻る場所は…決まっている。裏切り者としてではなく、おまえ達の友として死ねる…悔いはない」
別れを惜しむ声もあったが、これで全ては元通りだ。
(以下ED)

この日を境に、世界各地で起きていた怪異は影を潜め平穏な日常が戻った。
突然起こった、あまりにも非現実的な現象の数々。
そして、跡形もなく消え失せた異世界の痕跡。
すべては夢のように消えた。
それは『世界』そのものが、その均衡を守ろうとした結果なのかもしれなかった。
…それから、三ヶ月の時が過ぎた。

(仲間全てにデミトリからの招待状が届きマキシモフの城で宴が行われるが、零児と小牟はバルコニーに消える)
「…零児、あの時…ぬしは自らの命を断つ事になる“術”を使おうとしたであろう?またこういう事が起こったら…ぬしは同じ事を
するつもりか?ぬしの…人間の命は短い。それなのに、なぜそれをもっと短くしようとする?わしの命は…わしの『刻』は…!」
「俺とおまえ、どちらが先に死ぬか…考える事自体に意味がないさ。まっとうな仕事じゃない。いつ死ぬかなんてわからん。
ただ、命を賭けねばならん『時』だけは…誤りたくないと思ってる。10年前、親父は…そうやって死んだ」
「そうじゃ、あやつは…わしが…」
「親父は…その時を誤らなかっただけだ。『逢魔』の企みを阻止し…おまえを生き残らせた。そしておまえは俺を組織の一員として
育て…俺は『逢魔』の計画を潰す事ができた。そう考えれば…親父の死は、約束されたものだったのかもしれない…」
「それが、ぬしらと異なる『刻』を生きる…わしの役目だと言うのか?」
「…そこまでは知らんさ。ただ…おまえが先に逝くなら、俺はそれを看取ってやる。俺達は、どちらかが死ぬまで…コンビなんだからな」
「…零児…!わしも約束するぞ…ぬしは死なさん。そしてわしも死なん。ぬしがこの仕事を引退するまで…わしが面倒を見てやる。
そして…最後にぬしが死んだら…毎日墓参りをしてやる…そのつもりでおれ、零児」
「フッ……そいつは重畳
(二人のキスの後にスタッフロールで終了)
0241ゲーム好き名無しさん
2019/10/15(火) 15:40:32.78ID:Gd0vZS2+0
以上です
ちなみに有栖零児と小牟の二人は『無限のフロンティア』にも登場する上に『PROJECT X ZONE2』はこのナムカプの続編となっているようです
0244ゲーム好き名無しさん
2019/10/17(木) 11:09:45.75ID:UouD7SZB0
ナムカプはみんなよく喋るのでクロスオーバーの掛け合いが面白い
スパロボimpactと同じで分割を全てやるのでかなり長いけど
0245ゲーム好き名無しさん
2019/10/19(土) 16:05:16.10ID:S/pogs9j0
インパクトの森住氏がメインでシナリオ書いてるから、頻繁な小集団への分割、出てきては撤退していく敵、
舞台装置による強制的な仕切り直しの多発、この辺が似てるんだよなー
久しぶりにプレイしたいけどハードも時間もないやつ
0247ゲーム好き名無しさん
2019/10/27(日) 20:08:13.19ID:1PgOwZIT0
未解決一覧にある、ファミコンのスーパーマリオブラザーズにストーリーは説明書の部分だけで良いのでは?
サイト検索で説明書が出てくるので

キノコ王国にカメ軍団の魔王クッパが攻め込んでくる。
ピノキオ等のキノコ王国の民を、クッパは魔法でブロックなどに変化させる。
魔法を解く事が出来るキノコ王国のピーチ姫を攫われたので、マリオが助けに行く。
各ワールドの最後のステージのクッパの偽物を炎に沈めると、キノピオを助けられる。
そしてワールド8の最後のステージで、本物の魔王クッパを倒してピーチ姫を助けると「サンキュー、マリオ!」で、またワールド1に戻る。

スーパーマリオブラザーズ2はストーリーは一緒。細かいシステムが変更され、難易度が急上昇している。
0248ゲーム好き名無しさん
2019/10/27(日) 20:48:37.15ID:b6P9jYRR0
え、ブロックって国民だったの!?
今までバカスカぶっこわしちゃったんだけど・・・
魔法が解けたらどうなるんだろう
まさか肉片がちらばって・・・
0249ゲーム好き名無しさん
2019/10/27(日) 21:08:15.95ID:Sa6JqxqH0
ピーチだけが解くことができるから助けに行ったのか
知らんかった
0254金田一少年の事件簿 悲報島 新たなる惨劇
2019/11/08(金) 21:53:00.45ID:SeckiK040
かつて連続殺人事件が起こり、事件が解決された秘宝島。その場所にまたも事件を解決した金田一は呼ばれる事となる。
そこに向かって船に乗るのは金田一耕助の孫の高校生、金田一一とその幼なじみの女性の美雪。
天才少年で先祖の宝を探すクリス。刑事の剣持。ルポライターのいつきであった。

実は前回の事件で、生き埋めになって死んだと思われた犯罪者の岩田が生存していた。
警察が捕らえていたが逃げ出し、現在は島のどこかに潜伏している。剣持はそれを捕まえる為に同行した。

島は現在、資産家である葉月光定が所有している。
光定はかつてこの島の所有者だったが、前回の事件が起こっていた際には手放していた。
しかし今回は買い戻し、ここを観光地に作り替える予定である。
だがここに住み着いた者や、まだ埋蔵されていると言われる財宝の所有権などで揉めており、金田一には発見を依頼した。


現在、島にいるのは両足が義足で車椅子で生活している葉月光定。
迎えに来た悲報島の開発を進める社長、木暮条一郎。
その部下である遠藤信。
館とは離れた所で暮らす、財宝を求めてやってきた神主の竹内灯妙。
館には若いメイドの女性で、光定の愛人でもある栗原真奈美。
お手伝いの老婆の相田ヨネ。
遺跡調査を依頼されて訪れた、女子大生の東堂小百合。
光定の専属の女医で愛人でもある三村翔子。
そして葉月光定の娘の、葉月マユラ。
葉月マユラは巫女服を着ており、この島に仮宮を作り日々、祈っている。観光地の為の開発には反対している。

ちなみに岩田は洞窟ですぐに発見される。崩落に巻き込まれたショックでおかしくなっており、剣持に物置小屋に監禁される。

館には壁に赤い文字で山童の使いを名乗る者からの、三つの唄が書かれていた。
館の一同が集まっての食後、金田一が館を回り人の話を聞く。
メイドの真奈美と女医の翔子は、定と肉体関係である事がわかる。またそれを利用して翔子は資産を手に入れようとしていた。
この館ではワルキューレの騎行が鳴っている時は、光定が女性と真奈美と翔子のどちらかと関係を持っている時だという。
ルポライターのいつきは、葉月の裏側を調べる為にこの島を訪れている。部屋に忍び込んでテープレコーダーを聞くと分かる。
また三村翔子は、ここに来る前も何人もの男達を誑かして、金を取って行った女であると分かる。
0255金田一少年の事件簿 悲報島 新たなる惨劇
2019/11/08(金) 21:55:17.60ID:SeckiK040
館の調査を終えて、相田ヨネから山童について聞く。
聞き終わった所、この館の屋上にある時計塔の大きな鐘が鳴った。鐘は鳴らない様にしているはずだと相田ヨネ。
驚いた一同は部屋の外に出ると、時計塔から下へとガラスを突き破り球体が落ちてくる。
それは死んだ木暮条一郎の頭だった。ガラスの音と美雪の悲鳴に、集まってくる館の人達。
まだ犯人は時計塔にいるかもしれないと、金田一と剣持が駆け上る。しかし時計塔の扉は閉まっていた。
扉を突き破ると、そこには木暮条一郎の首から下だけがあった。相田ヨネは山童の一番の唄の通りだと恐れた。

部屋の中の調査をする金田一。時計塔への鍵は木暮条一郎のポケットにあった。
部屋の中で文字のこすれた時計塔の表札を発見。
扉の鍵は閂式で、押さえた状態で鍵をかけると押さえを外さないと掛からない仕組みであった。
犯人は表札をストッパーにして鍵をかけ、鍵をかけた後に表札を引き抜いた。こすれはその際に出来たと金田一は推理した。
ほとんどの住人にアリバイの無い状況。お互いに疑いあい言い争うのを、剣持が止める。
また条一郎からこの島の権利に関する誓約書を受け取っていた翔子は、もう意味が無いと皆の前で破り捨てた。
今はまだ犯人が分からない金田一だが、必ず暴いて見せる。「じっちゃんの名にかけて!」

言い争いの時に、他にも住人がいる事をうっかり口にしてしまう真奈美。剣持に言われ、渋々と光定達が案内する。
図書館で数字を入れるプレートがあり、そこに数字を入れると図書館に隠し扉が現れた。
そこには光定の娘であり、マユラの双子の妹の葉月マユキが幽閉されていた。
マユキは大人ではあるが、なんらかの精神的なショックから幼児退行している。原因は父親である光定にも不明だった。


次の日。金田一は島を探索する。小さな仮宮にはマユラがいて、死んだ木暮条一郎の為に一本の蝋燭を立てて祈っていた。
戻った後に食事。人が死んだ事で皆が顔を青くしており、一緒に食事をとるのを控えていた。
自室に戻った金田一の部屋に、マユラから相談があると時間の指定とともに手紙があった。
部屋を出るとワルキューレの騎行がまたも鳴っていた。どうやら光定が肉体関係のある女性と一緒の時に、鳴らすらしい。

指定された時間に金田一が、入江付近に行ってマユラと会話をする。
金田一から話したい事があるという手紙を受け取ったというマユラ。呼び出されたのは自分だと、意味の分からない金田一。
そろそろ間欠泉が噴き出す時間だとマユラが言い、金田一も卵の腐った匂いに気付く。
金田一が振り向けば葉月光定の死体が、間欠泉によって噴き上げられた。マユラはその情景にショックで気絶する。
剣持達が駆けつける。金田一は状況から、この場所に崖上から葉月光定が突き落とされたのだと考えた。
山童の二番目の唄の通りの殺人が行われたのだと、金田一は理解した。

金田一が光定の部屋で調査をする。ワルキューレの騎行はタイマーでセットされていた。
部屋の奥で半裸の栗原真奈美が倒れていたので起こす。
0256金田一少年の事件簿 悲報島 新たなる惨劇
2019/11/08(金) 21:58:58.99ID:SeckiK040
一同を集めて話をする金田一。祟りだと恐れる相田ヨネに、誰かが殺したに決まっていると三村翔子。
服を着た栗原真奈美に尋ねると、呼び出されて光定と共にワインを飲んでから眠くなったと答える。睡眠薬の可能性が高い。
三村翔子が言うには葉月光定が音楽を鳴らすのは性行為中であり、音のした九時まで真奈美も起きていたのではないかという。
しかし金田一が調査したところ、ワルキューレの騎行はタイマーセットでも鳴らせる。
眠っていた葉月光定を誰かが突き落としたと推理、全員のアリバイも完璧ではない。
金田一が全員のアリバイを聞き、丁度九時辺りには広間に誰もいない時間があり、その時間に光定を運んで殺したのだと推理。
いつきがその時間、時間は断定できないが丁度オルゴールの様な音楽を部屋の外から聴いたと答えた。
クリスが東堂小百合の持っているネックレスは、オルゴール式だと告げた。
小百合は遺跡調査を光定に求めたが、その際に言い争いになったのを白状する。そしてその時に、ネックレスを落とした。
誰もいない時間に部屋に忍び込み、ネックレスを拾って出た事を答える。九時前ぐらいだったが、誰もいなかったと答える。
つまり九時前にはすでに葉月光定が殺されていた事になり、それが本当ならば何人かのアリバイが証明された。
犯人を断定できる証拠はまだないと、金田一は答えた。


開発の社長である木暮条一郎と、島の持ち主である葉月光定も死に、この島はどうなるのかといつきが尋ねる。
すると翔子と信が、光定から何かあった時の為の遺言状を受け取っている事を告げられた。
遺言の内容は、葉月光定が死んだ場合は長男に全ての遺産を相続するという内容であり、葉月光定の本物の遺書であった。
しかし長男のマサキは、十二年前に行方不明となったと相田ヨネが言う。
だが三村翔子はマサキを見つけたと言う。呼ばれて包帯を顔に巻いた男が登場したのだった。
顔の怪我の為に、人前に出るのを嫌がったマサキを部屋の中に匿っていたのだと三村翔子が言う。
三日前に葉月光定も彼が長男だと認めたと三村翔子。ヨネとマユラは嘘だと怒る。遺書にサインをしようとするマサキ。
遺産を奪う為の詐欺だと怒り、ナイフまで取り出す葉月マユラ。翔子と信は自分達が証人であると言う。
剣持がマユラを抑え、とりあえず解散を宣告する剣持。翔子はマサキを部屋へと泊まらせる様に真奈美に命令した。
とりあえず一同は解散し、ややこしくなったと剣持が悩んだ。いつきが何かを知っているような口ぶりで去っていく。

館を調査する金田一。葉月マユラに会うと、お兄様の名をかたる男に対して激昂していた。
葉月マユキの部屋に行くと、この家を相続するのはマサキでは無くマユキであるとヨネが呟いていた。
いつきの部屋に行くが留守。部屋の前にいた小百合と二度目の侵入をして、置いてあったテープレコーダーを聞いてみる。
内容は、葉月家は本当は三つ子でありマサキという長男が本来はいた。
十二年前に光定は、娘のいた女性と再婚しようとした。その母娘はその際にこの島に訪れている。
その時期にマサキが行方不明になる。
スキャンダルを恐れた光定はマサキの存在自体を隠し、マユラとマユキは三つ子では無く双子とした。
再婚の話自体が流れてしまい、母娘は島を出る事になる。葉月マユキはその日から精神を病む。

突然に東堂小百合がマサキと話したいと言い出す。金田一は小百合と共にマサキの所に会いに行く。
三村翔子とマサキが部屋におり、東堂小百合はなぜ十二年前に行方不明になったのかを訪ねた。
当時少年だったマサキは父とうまくいっておらず、逃げる為にその時期に訪れていた母娘に頼み船に忍び込んで島を去った。
だがその母は葉月光定に恨みを持ち、その腹いせにマサキを虐待していた。顔の包帯もその時に受けた火傷の傷痕の為。
ところがその話を聞いて小百合が怒る。なぜならその日に一緒に来ていた母娘の、その娘とは小百合の事だったのである。
マサキと共に遊んでいたが、ある日突然にマサキがいなくなったのだと言う。マサキを名乗る偽物と小百合は言い放つ。
その話の証拠があるのかと今度は翔子が言い返す。遺跡調査は嘘で遺産を盗みに来たのが目的でしょうと、小百合に言った。
ショックを受けた小百合と共に、金田一は部屋を出る。そして別れて金田一も自分の部屋に戻った。
0257金田一少年の事件簿 悲報島 新たなる惨劇
2019/11/08(金) 22:02:25.96ID:SeckiK040
次の日の朝。とりあえずマサキに話を聞こうと、金田一と剣持、そして美雪とクリスが部屋へと向かう。
すると翔子とマサキが言い争いをしていた。遺産の取り分が少ない事にマサキを名乗る男が怒っていたのである。
マサキが遺産を受け取る誓約書があると言い争いの中で言うが、しかしカバンの中の誓約書が盗まれていると大声を出す。
それを部屋の前で聞いた金田一達は、その誓約書を探しに館を回る。
館の裏で誓約書と、マサキを名乗る佐藤治の免許証を金田一は発見した。
葉月光定の遺産を奪い取る為、三村翔子と木暮条一郎、そしてマサキを名乗った佐藤治の誓約書、三人が協力者なのは確実。
捕まえようと剣持と共に、マサキの下へと行く。だが部屋にはいない。マサキが逃げ出し、翔子が追いかけたと信が答えた。

部屋に戻った金田一。東堂小百合に誘われて、一緒にボートに乗る。(好感度が高いと発生)
ボートの上で十二年前の思い出を語る東堂小百合。すると遠くで栗原真奈美が走っているのを見かける。
それを見て、急に何かを思い出したように東堂小百合は戻った。

部屋に戻った金田一は、今までの情報と二つの鳥居に刻まれた文字と竹内灯妙の家から盗んだメモから、秘宝の在処を調査。
金田一は内容から、月食に財宝が現れると読み解いた。月食の時間を図書室で調べ明日の夜だとわかった。


金田一がマユラを尋ねると、部屋には誰もいない。十二年前以上の写真を発見。写真は男児二人と女児一人の写真だった。
葉月マユラと館の外で会う。マユラは父親を好きでは無かったと答え、巫女としてこの島に身を捧げていると答えた。
死者の為に祈りをささげる葉月マユラ。祭壇には三本の蝋燭が立てられていた。

金田一は三つ目の鳥居の文字から、島の山童の像の位置を把握して、それを順番に見れば何かわかるかもしれないと推理。
さらに島にある像は手話をしているので、それを図書室の本で調べる。
順番通りに手話の文字を繋げると「くちそらにちかし」と読み取れた。

外に出ると東堂小百合と栗原真奈美が崖の近くで言い争いをしている。そして小百合が突き飛ばし、真奈美は崖に落ちた。

館に戻って来た三村翔子が診察した結果、栗原真奈美は気を失っているが無事。剣持と金田一が小百合に話を聞く。
東堂小百合は栗原真奈美から、あの事は黙っていてほしいと言われる。何のことかわからない小百合。
すると栗原真奈美が興奮して襲い掛かり争いになって、振り払った際に真奈美が崖から落ちたと答えた。
そんな話をしている時に、葉月マユラが部屋に訪れる。見た事の無い人の死体を発見したと告げた。

ボートの上に倒れた男の胸に、ナイフが突き刺さって絶命していた。調査する金田一とクリス。
男はマサキを名乗っていた男、佐藤治だと確認した。近くの鍵のかかったボート小屋を念の為に調査するが何もない。

館に戻った一同。死体はマサキの偽物の佐藤治。何があったのか、まずクリスが推理を始める。
木暮条一郎と葉月光定を殺したのは佐藤治。ずっと隠れていたためにアリバイは無い。
マサキの偽物を名乗り、遺産を手に入れる為に殺人事件を起こしていた。
そして正体がバレた事を悟った末にボートで逃亡を図るが、途中で諦めてナイフで自殺した。
次に金田一が推理を始める。途中まではクリスと同じ、三村翔子と木暮条一郎とともに遺産を狙い協力していた。
しかし自殺では無く誰かが佐藤治を殺した。その証拠として左手にも傷があった、これはナイフを刺された時に掴んだから。
そしてナイフを握っていた手は右手、佐藤治は遺書にサインする時に左手を使っていた。
他殺だと推理した金田一。全員のアリバイを訪ねる。
さらにここの潮流はおかしく、六時ごろに入江近くに流れ着く。まだ犯人は断定できないと金田一は答えた。
0258金田一少年の事件簿 悲報島 新たなる惨劇
2019/11/08(金) 22:04:20.68ID:SeckiK040
次の日、壁の赤い文字に四番目の山童の唄が追加されていた。相田ヨネが不吉だと喚いている。

島を探索するとボート小屋でコンタクトレンズを発見。剣持の部屋に行き、佐藤治の荷物からコンタクトレンズ入れを発見。
いつきの部屋に行く。ベッドに鍵が隠してあり、それを使って引き出しの鍵を開ける。
中にはテープレコーダーがあり、今までの事件の調査についてのルポが話されていた。
ワルキューレの騎行が鳴った後に、しばらくしてオルゴールの音が鳴った。
そこにいつきが戻ってくる。金田一の事をさすが探偵だと褒めて、部屋に侵入した事を許してくれる。
葉月マユキの部屋に行くと、荒れていたマユキを相田ヨネが慰めていた。兄のマサキが帰ってきたら戻るかもと美雪。

夕食で集まる一同。栗原真奈美も意識を取り戻して、メイドとして準備をする。何人かは部屋で食べるという。
今夜は月食であり、もしかしたら財宝が姿を現すかもしれないと金田一と剣持が話す。

しばらくすると露天風呂から、栗原真奈美の悲鳴。駆け付けた金田一達。
栗原真奈美は怯え震えて温泉を指さす、そこには血を流して湯に浮かぶ三村翔子がいた。
さらに注射器と血濡れのメス。そして近くには気を失った葉月マユラが倒れていた。

三人とも命は無事ではあったが、三村翔子は左腕をメスで切られていた。気絶した葉月マユラは自室で眠らされた。
広間に集まった一同は、アリバイについて話をする。
露天風呂にいた三人以外はアリバイが証明されたので、三人のうちの誰かが今回の事を行ったのだと判明する。
三村翔子は風呂に入っている時に、後ろからメスで葉月マユラに切られたと証言。
栗原真奈美が風呂に行ったときは、すでに二人は倒れていたと証言。

そこに相田ヨネが怒りだす、掃除中に三村翔子の部屋から三枚の婚姻届けが発見された。
財産目当ての為に、葉月光定、東堂治との結婚を書類上は行おうとしていたのである。
しかし婚姻届けは三枚あった。もう一枚は誰の為に準備していたのか?
金田一は葉月マユキと結婚する為に準備していたと推理。実はマユキは女性では無く、女装した男性だった。
マサキが居ない以上マユキが相続するべきなのだが、精神を病んだ状態では相続できないと光定が閉じ込めて女装させたのだ。

金田一は今回のアリバイの無い、三村翔子、葉月マユラ、栗原真奈美の三人に絞って犯人を考える。
この島の裏を知っており、財産狙いなら三人の女性には犯行理由はある。
次に事件について考える。いつきのレコーダーから、オルゴールの音がワルキューレの音楽の後に鳴った事が判明する。
次にコンタクトレンズがボート小屋で見つけたので、犯行現場はボート小屋と推察。潮流は関係なかった。
呪い唄の四番目が書き加えられていたのは、見立て殺人を増やす為。第四の事件が犯人から予定外だったから。
そして最大の証拠として、金田一はロウソクについて思い出した。
「謎は全て解けた!」
0259金田一少年の事件簿 悲報島 新たなる惨劇
2019/11/08(金) 22:08:50.74ID:SeckiK040
最初の事件は、木暮条一郎の殺害。密室にしたのは、呼びつけた金田一の推理を確かめる為。
そして唄が三つあったのは、最初から三つの殺人を起こす為。
木暮条一郎と葉月光定を殺し、その罪をニセマサキこと佐藤治に押し付け自殺に見せかける。
その推理を真犯人は金田一にさせようとしていた、しかし佐藤治は自殺では無いと言ってしまった。
そこで行われたのが予定外の四番目の事件。本来は三つで終わるはずだったために、後から加えられたのである。
しかし今回の事件で、三人に絞られるミスを犯した。
そして今までの事件から、金田一は葉月マユラが犯人だと断定した。
栗原真奈美と三村翔子が犯人だとしても、財産は葉月マユキに行く為、三つの殺人で終わるはずがない。
葉月マユキを殺さないと財産は手に入らない。ゆえに二人にはメリットが無い。

だが葉月マユラには、葉月光定の殺人でのアリバイがあった。
しかし、それは犯行時刻の違いから判断できた。
小百合が嘘の証言をしていたのである。いつきのテープレコーダーにワルキューレの騎行のしばらく後にオルゴールが鳴った。
葉月光定は九時前にはいなかったとの証言は嘘である。実際に尋ねたのは九時過ぎだった。
東堂小百合はマユラをかばっていた。葉月マユラこそが山童だった。剣持が相田ヨネにマユラを呼ぶように命令した。
東堂小百合は何も言わない。金田一は、死者を送るロウソクが治が死んだのを発見する前に、三本目を立てていた事を告げる。

相田ヨネが葉月マユラと葉月マユキがいないと言いに来る。
さらに騒ぎに乗じて、東堂小百合もいない事に気付いた。財宝の場所に行ったに違いないと一同。
「くちそらにちかし」という言葉から、この島でもっとも高い場所の建設予定地へと向かった。


その場所へと向かった金田一達。そこには東堂小百合と、そして葉月マユラとマユキがいた。
その近くには大きな穴が開いていた、底が光り輝いている。金田一は、財宝が目当てだったのかと葉月マユラに問う。
しかし葉月マユラは財宝などどうでもいいと告げ、ここには財宝以上に大切なものがあると答えた。
よく見れば穴の中には、大量の金塊の上に、十二年前に行方不明になったマサキの死体があった。
0260金田一少年の事件簿 悲報島 新たなる惨劇
2019/11/08(金) 22:12:34.57ID:SeckiK040
マサキ、マユラ、マユキの三人の兄弟は仲が良く、島の中でいつも一緒に遊んでいた。とても仲が良かった。
しかしそこに葉月光定によって島の外から母娘が呼ばれた。その娘が東堂小百合である。
葉月マサキと東堂小百合は仲良くなり、それが葉月マユラには面白くなかった。
マサキは小百合に、父も知らない三人だけがたまたま見つけた秘密、ここの月食の財宝の事を教えた。
東堂小百合はその夜に訪れなかったが、財宝を見に行った時にマユラがマサキに小百合に言った事を非難した。
その際の喧嘩の際に、マユラは穴の中に落ちかけたが、マサキが庇い、代わりに財宝の上に落ちて死亡した。
そして死体はそのまま月食の終わりとともに、財宝と一緒に封じられた。


葉月マユラはその日から数日間寝こみ、葉月マユキは精神的なショックで幼児退行した。
葉月光定はマサキを探し、島中を捜索したが見つからない。
忘れる様にこの島を手放した葉月光定だったが、しかし買い戻しここを観光地にするとした。
葉月マサキの遺体の安寧を祈り、葉月マユラはここに神社を立てて巫女として一生を終えるつもりだった。
観光地化しようとした小暮条一郎と葉月光定を殺し、そして兄を名乗る事を事前に知っていた佐藤治に罪を被せて殺した。

葉月マユラはマユキとともに、ここで投身自殺するつもりだった。プレイヤーがこの場所を特定できないとそうなる。
だが東堂小百合はそれを止める。金田一は言う、東堂小百合は母違いの姉であった。
東堂小百合と光定が口論したのは、遺跡調査が理由では無かった。
そして実はマユラが光定を殺したのを、小百合は目撃。血の繋がった姉として庇っていたのである。

葉月マユキがたどたどしくお姉ちゃんと笑う、泣きながら東堂小百合はマユキを抱きしめる。
しかしもう私は三人を殺した、血に汚れてしまったのだと葉月マユラ。
穴の中に一人飛び込もうとする葉月マユラ、しかしマユキがその服を掴んだ。そして首を横に振る。
葉月マユラはマユキを抱きしめて、泣いたのだった。
そして月食が終わり、金塊とその上にマサキの死体は、どういう仕掛けか底の中に隠れて行った。



船に乗って島を離れる金田一達。剣持は岩田が逃げ出した事を言う。後に島を警察で探索するらしい。
いつきが葉月家について書いた書類を海に投げ捨てる。
これでもう、悲報島から悲しい報せは届かないだろうと金田一は言った。

好感度が高いと東堂小百合からの手紙が届き、島の状況が書かれている。三村翔子と遠藤信は島を去って行った。
竹内灯妙は次の月食で財宝を手に入れると待っている。しかし神社で死んだ者達の為に毎日、祈ってくれている。
東堂小百合は大学を止めて、島で葉月マユキ達とマユラが帰ってくるのを待つという。
さらに葉月マユラを助けておくと、刑務所から手紙が送られる。
罪を償っていく事、そして父は父なりにマサキを想っての行動だと今は思っているとの事。
そして最後にお礼で締めくくられる。
0262ゲーム好き名無しさん
2019/11/08(金) 22:41:19.90ID:TBnCdLZ90
乙です!
金田一懐かしいな
0264ゲーム好き名無しさん
2019/11/17(日) 00:37:32.46ID:0wEnkOHm0
保守
0265プロ野球?殺人事件!
2019/11/18(月) 21:26:57.83ID:BrtSpcUO0
プロ野球?殺人事件!
1988年の推理アドベンチャーゲーム。実在の野球選手の名前をもじったキャラが登場する。ほぼノーヒントなので超難易度

主人公は元ガンアンツのプロ野球選手で、引退した現在は野球解説者の「いがわ すぐる」。
いがわが横浜の自宅でテレビを見ていると、ニュースで今日プリンスホテルの地下駐車場で殺人が起きたと放送。
被害者は東京印刷勤務の「はらだ やすのぶ」。

その時、自宅のインターホンが鳴る。尋ねて来たのは知り合いでありガンアンツの現役選手「ほら たつのり」。
アタッシュケースを手にした「ほら」は、慌てた様子。何が起こったのかを「いがわ」が尋ねる。
「ほら」は脱毛に効く薬を、タイガーキャッツの選手「かきふ まさゆき」が持っているという事で分けてもらおうとした。
今日プリンスホテルの地下駐車場にいた「かきふ」に会ったが、薬はデマだった。仕方なく「ほら」はそのまま帰ろうとした。
そこに報日スポーツの記者であり知り合いの「おおた かずひこ」が突然あらわれ、アタッシュケースを押し付けられた。
「おおた」はそのまま逃走。そこにサングラスと風邪マスクの男が走ってくる。怖くなった「ほら」と「かきふ」は車で出た。

プリンスホテルは殺人が起きた現場。とにかくアタッシュケースの中身を確認しようと「いがわ」と「ほら」は開く。
中には一億円の札束が入っていた。動揺して、「いがわ」に泣きつく「ほら」。
そこに警官の集団が「ほら」を捕まえに家を訪ねる。殺人現場から逃げるように去る「ほら」と「かきふ」が目撃されたらしい。
「ほら」は「いがわ」に助けを求めるが、「いがわ」は「ほら」を突き出す。
「ほら」は急いで家の窓から逃げ出す、共犯と思われた「いがわ」も札束を置いて逃げ出した。

指名手配された「いがわ」と「ほら」。「いがわ」は「ほら」に隠れているように言い、警察から逃れながら事件を調べる。
車や電車や船で横浜、東京、名古屋、広島、大阪を行き来してたくさんの人(ほとんど無意味)から情報を聞く。
このゲームは球場にも入れるが、事前に電話をしてパスを貰わないとならず、その電話番号も誰かから聞かないとならない。


とりあえず「かきふ」と「おおた」を探しに行く事にした「いがわ」。町の人や野球選手達から話を聞いていく。
「かきふ」は球団にいたが、電話の男の声で呼び出されたまま行方知れず、家にも帰っていない。
町の人の話や、タクシー運転手から靖国神社に向かったと聞ける。
靖国神社周りを一マスずつ調べると、血の付いたバットを発見。そのバットは「ほら」の物だった。
後に警察がその場所でバットを押収し、その血が「かきふ」の物である事が判明する。
「ほら」に電話をかけて聞くが、ホームラン王を狙う為に「かきふ」を襲ったりしないという返事。
バットはよく貸すらしく「なかにし きよし」に貸したと聞ける。
だがその「なかにし」もよくバットを忘れるらしく。前も「くあた ますみ」や「おおた」にバットを届けられたらしい。
その二人は、「なかにし」が球場にバットを何度も忘れているという事を、知っていたと聞けた。
0266プロ野球?殺人事件!
2019/11/18(月) 21:29:32.19ID:BrtSpcUO0
次に「おおた」について調べる。「おおた」は新聞社の記者で、現在は偽札事件について追っていた。
「おおた」は野球が趣味で、ノンプロに入っている。またかつて野球選手を目指したが、テストで「かきふ」と争い負けた。
「やまかわ こうぞう」という男が、「おおた」の保証人である事を仕事先で聞けた。

東西出版のカメラマン「おの ひろゆき」も行方不明であると聞ける。
「おの」は以前から悪い噂があり、野球選手などの有名人のスキャンダルを写真に撮っては強請りを働いていた。
さらに出版社に行くと、プリンスホテルでの殺人事件を写真に収めたと、電話が来たという話を聞ける。
「おの」の身に何かあったのではないかと思い、強請っていたとされる相手に話を聞く。
女性との写真で強請られたが無視していた、ガンアンツの「しおづか」と「くとう」。しかしこれといった情報は無い。
プリンスホテル地下駐車場には、「おの」のカメラが落ちているが、フィルムや写真が無くなっている。


大阪は何故か車や電車で行けない。広島でライトを購入し、横浜のマンホール迷宮を抜けて港へ行く。
港には「いがわ」の大ファンである人がおり、大阪行きの船に乗せてくれる。

大阪まで行くと、大阪の港で「おの」の死体が発見された事がわかる。
しかし大阪人はガンアンツアンチが多く、元ガンアンツピッチャーの「いがわ」が話しかけても殴られるだけ。
大阪のマンホールから大阪城へと行き、そこでお守りを拾うと話せるようになる。
「おの」の死体は港で発見されたが、発見した人が言うには海に捨てたか川の上流に捨てたのではないかと聞ける。
川の上流に行くと、遠くに光るものを見つける。以前、別の地区で犬を助けた際にお礼に貰ったロープでその場所に行く。
すると血の付いたナイフを発見。周囲に話を聞くと、数日前にここでテレビのロケをやっていたと聞けた。
大阪にある病院の院長は「やまかわ こうぞう」であるが、ヤクザの息子を医療ミスで死なせた事で大金を脅されていた。
「おおた」の保証人である「やまかわ」なら「おおた」の居場所を知っているのではないかと探すが、会う事が出来ない。
自宅に行くと「やまかわ」は東京のとうと医大出身であると聞ける。
また大阪にあるゲイバーから、横浜の会員制のゲイバーを紹介してもらえる。


ファイアーズの「むらせ」が多額の借金から逃げたと話を聞け、マンホールの地下水路に隠れていた。
球団でかつて使用していたグラブを入手した「いがわ」。デパートでサングラスを購入し、ガンアンツのプロテストを受ける。
三つのミニゲームを合格し、ガンアンツの入団テストに合格。一千万円の小切手を入手する。
ちなみに他の球団のプロテストも受けられるが、給料は球団に入ってからと答えられるか、「いがわ」とばれて追い出される。
その一千万の小切手を「むらせ」に渡すと、前に娘が「くあた」のファンであり、ロッカーの鍵を盗んだと聞ける。
そのカギを譲ってもらい、ガンアンツの球団に行って「くあた」のロッカーを開ける。中には三枚の写真が入っていた。
内容は、地下駐車場でサングラスと白マスクの男が走っている写真。
「かきふ」と「ほら」が「おおた」からアタッシュケースを受け取るシーンの写真。
そして女性が、マンションの部屋の前で取られた写真。その写真に写っている表札から「はしもと」の名を知る。
0267プロ野球?殺人事件!
2019/11/18(月) 21:32:30.26ID:BrtSpcUO0
「はしもと りょうすけ」は、フジタテレビにいる男性プロデューサーである事が分かった。恋人もいるらしい。
横浜のゲイバーに行き、最近「よしこ」が来ていないと話を聞ける。
マンションの「はしもと」の写真を見せると、この女性が「よしこ」であると言われた。
「よしこ」およびマンションの女性は「はしもと」の女装であった。
マンションに戻っていた「はしもと」に「おの」から強請られていた事を聞くと、観念して話し始める。
女装の件で脅迫されていた「はしもと」は、「おの」がマンションに来た際に殺そうとした。
しかし頭を打って気絶した「おの」を見て怖くなり逃げ出す。
「はしもと」がマンションに二時間後に戻ると、「おの」はナイフを刺されて死んでいたのだった。
大阪へのロケの際に「おの」の死体を運び、大阪の川に捨てたのであった。自首するという「はしもと」。
部屋の下駄箱の下にライターが落ちていたが、タバコを吸わない自分の物ではないと「はしもと」は答えた。
ちなみにこの辺りから「ほら」と「くあた」が行方不明になる。


とうと医大に行くと、「やまかわ」には現在は東京で医者をやっている「すずき」という友人がいる事を聞ける。
病院に行き「すずき」に話を聞くと、「やまかわ」には「おおた しずこ」という恋人がいた。
しかし結婚を反対された為に、結婚は出来なかったが、子供は出来ていたらしい。
「おおた かずひこ」は「やまかわ」の子供だった。
またこの病院には、記憶喪失で包帯で顔を覆った男がいる。


「いがわ」が警察に捕まると、留置所で「いがわ」のファンである「なかがわ」という男に会える。
「なかがわ」は殺された「はらだ」の友人であり、「はらだ」が誰かと偽札を作っていた事。
マンションを借りていた事、偽札は港の倉庫に預けていた事を聞ける。その後「いがわ」は脱獄。
マンション番号を教えて貰い、その部屋に行くと血で濡れた服が見つかる。
近所の人から、そこは大阪から来た人が借りていたらしい。


横浜の港の倉庫を、船に乗って調べる。すると倉庫の中に「ほら」と「くあた」が捕まっていた。
「くあた」になぜ、「おの」の写真がロッカーにあったのかと尋ねる。
「くあた」は昔、嫌いだった「きおはら」という選手のポスターに落書きしていた所を「おの」に撮られた。
その写真を奪おうと「おの」を見張っていたら、地下駐車場から走って出て来た「おの」を見つけた。
カメラと写真を落としていったので、写真とフィルムだけ盗んで逃げたという。
0268プロ野球?殺人事件!
2019/11/18(月) 21:35:39.12ID:BrtSpcUO0
そこに新聞記者の「かわむら」が戻ってくる。「いがわ」を見て驚く「かわむら」。
「かわむら」は大阪にいる新聞記者で、殺人事件の当時は東京にいた。
またライターを落としていった事から、タバコを吸う人間だと思われる。
「かわむら」は会話ごとにタバコを吸うヘビースモーカーである。観念して「かわむら」は話し出す。
殺害された「はらだ」と「かわむら」は、共に偽札作りを行っていた。
しかし「はらだ」は口が軽いうえに、偽札を簡単に使ってしまっていた。
その事で地下駐車場で口論となった二人、「かわむら」は思わず「はらだ」を殺害したのだった。
その時に、「おおた」が偽札の入ったアタッシュケースを盗み、さらに「おおた」が殺害現場をカメラで撮っていった。
アタッシュケースは「かきふ」と「ほら」が預かり、そのまま車で逃走したのだった。
とにかく「おの」を口封じしようとつけていたら、「はしもと」の家で倒れたのでナイフで殺害した。
自首を促す「いがわ」。煙は目に染みる、出所したら禁煙するかと「かわむら」は答えた。


未だに見つからない「かきふ」と「おおた」。
「すずき」のいる病院に行くと、記憶喪失の男の記憶が戻ったと聞ける。
その男は「かきふ」だった。記憶喪失の間の記憶は無いらしい。
そこに「おおた」が現れて、「いがわ」に何があったのかを話す。
父親である「やまかわ」がお金に困っており、偽札事件を追いかけていた「おおた」は気にしていた。
そして「かわむら」と「はらだ」が揉めている時に、魔が差して偽札のアタッシュケースを盗んだ。
犯人に追いつかれそうだった「おおた」は、たまたま目に入った友人の「かきふ」に思わず預けた。
だが「かわむら」が「はらだ」を殺した事を知り恐怖し、自分や「かきふ」も殺されると「おおた」は考えた。
靖国神社に「かきふ」を呼び出した「おおた」は、連れて行く為に気絶させようとバットで殴った。
記憶喪失になるとは思わなかったと「おおた」。「おおた」は自首すると答えた。

「かきふ」に事件はともかく、プロに戻れと言われる「いがわ」。
プロテストのお金もすでに受け取っており、「いがわ」はガンアンツの球場に向かう。
球場のロッカールームに「くあた」がおり、ピッチャーを変わってほしいと頼まれる。
ペナントレース最終試合、球界の裏ツーアウト、一点リード。
バッター「かきふ」。ピッチャー「いがわ」の一打席勝負。
勝つと「休んだのが良かった」、負けると「あの針がいけなかった」と「いがわ」が自身でテレビ解説する。
あと「かきふ」が自分で転んで記憶喪失になったと証言し、「おおた」は無罪で釈放されたと放送された。
0269ゲーム好き名無しさん
2019/11/18(月) 21:42:43.53ID:BrtSpcUO0
以上です。未解決一覧にあります
かなり端折っています。広いマップにたくさんのキャラクターと意味の無い会話とかイベントとか
それと「かわむら」が犯人ですが、正直プレイしても推理はできません
何度も出会って事件や野球の話は聞けるのですが、明確に「かわむら」が犯人だと断定できる証拠は無かったはずです
0270ゲーム好き名無しさん
2019/11/18(月) 21:45:52.54ID:BrtSpcUO0
すみません、訂正です
268の8行目、「おの」が殺害をカメラで撮っていった。
0272ゲーム好き名無しさん
2019/11/18(月) 22:01:41.83ID:JS5Fv1BH0
乙です

>「くあた」は昔、嫌いだった「きおはら」という選手のポスターに落書きしていた

草生える
0273ゲーム好き名無しさん
2019/11/21(木) 00:48:47.01ID:bQxnnVYp0
動画で興味が湧いたのですが足が不自由なため自分でプレイできそうにないので
Switch リングフィットアドベンチャー のストーリーをお願いします。
0274ゲーム好き名無しさん
2019/11/21(木) 19:57:03.00ID:JiK6nkGy0
乙でした!
昔、ファミ通についてたアドベンチャーゲーム攻略冊子みたいのを読んで
なんとかクリアしたものの犯人を特定した理由が分からず不思議だったのですが、
普通にゲーム内で説明されてなかっただけなんですね。
0275ゲーム好き名無しさん
2019/11/28(木) 02:17:50.89ID:gtzSD7sv0
保守
0276ゲーム好き名無しさん
2019/12/06(金) 04:47:19.39ID:O4eMGcr90
保守
0277俺がDarkest Dungeonの世界に転生した件
2019/12/10(火) 22:11:40.52ID:8qSv73Of0
陰鬱でシビアなダンジョンRPG『ダーケストダンジョン』が
PRGツクールMVとコラボした記念として
RPGツクール開発部が作り
ニコニコ動画のサービスの一つ『RPGアツマール』で公開した
『俺がDarkest Dungeonの世界に転生した件』行きます。
簡素なシナリオなので2レスで。

現代日本の普通の学生が家に帰ると、古風な感じの封筒が届いていた。
「君にはダーケストダンジョンの世界へ行き、戦ってもらう」
これがダーケストダンジョンの公式なプロモーションだと思い、
こんな凝った手紙を送ってくるなんで気合入ってるなと関心しつつ
今日はもう遅いからと寝る事にした。

そして目が覚めると、ダーケストダンジョンの世界にいた。
しかもプレイヤーキャラとしてダンジョンに潜る必要があるようだ。

こう聞くと、ダーケストダンジョンに詳しい人は
HPと精神的HPといえるストレスの両方に気を配る必要があり
一度死んだら二度と復活できず
リセットして死ななかった事にも出来ないこの世界へ来たのは
絶望的な状況だと思うだろうが、
幸い彼は他の世界から来ているせいか事情が異なる。
HPがどれだけ攻撃を受けても絶対に1以下にならず、死なないのだ。
だが、HPが低下すればするほどストレスの増加が加速し、
味方があまりにストレスを受けすぎると冒険失敗として
引き返さなければいけないので完全無敵でもない。

とりあえず町を回り食料や、
レリック(ダンジョン内にある箱や死体といったイベント)
に対応するための道具を買うといった
本家ダーケストダンジョンの冒険者のような行動をした後、
4人パーティーでダンジョンに潜った。
ちなみに自分以外のメンバーも異世界から来た者たちだ。
0278ゲーム好き名無しさん
2019/12/10(火) 22:14:53.32ID:8qSv73Of0
ダンジョンに入ると、敵が襲ってくるだけでなく、
本家ダーケストダンジョンのように、歩くだけでストレスが溜まる。
それでも敵を倒しながら先へ進む異世界から来た冒険者たち。
(ちなみに戦闘システムは本家ダーケストダンジョンと同じ
最大4人の味方と敵が一列の陣形を組み、
自分や敵の場所によってスキルの発動が制限されるという
RPGツクールで作ったというのに中々凝ったシステムだ)

そしてボスの部屋の前にたどり着くと、
ちょうどよい寝床があるので食料をたっぷり食べて
HPとストレスを回復し、睡眠を取った後にボスに挑む。

なんとか勝った冒険者達は、一度ボスを倒せば元の世界へ帰れるようだ。
元の世界へ帰る前に何かお土産を持っていってほしいと言われたので
主人公は人数分の『回避の石』を頼み、
それらをみんなに渡しながら言った。
「元の世界へ戻ったら、日常的にそれを持ち歩きながら過ごそう。
そうすれば、この世界で戦ったみんなと再会できる日が来るかも知れない」
そして主人公たちは元の世界へ帰って行った。

目が覚めると、いつもの現代日本の自分の部屋のベッドの上。
変な夢を見たと思いつつ起き上がると、テーブルの上に回避の石が。
あれは本当の事だったのかと驚きつつ、
カバンに回避の石を付けて登校した。
そして教室に着くと、クラスメイト達も回避の石を持ってるではないか!
一緒に冒険した仲間達はクラスメイトだったのかと驚きつつも
互いに冒険の事を話し合ってると、担任の先生が来たので全員席に着く。
「なんだ、今日はみんな仲良く話しをしてるようだな。
ん、その石はダーケストダンジョンの回避の石のレプリカか?」
「先生もダーケストダンジョンをプレイしてるんですか?」
「ああ、最近ハマってな」
「でしたら、そのうち先生にも招待状が届くかも知れませんね…」
「???」
こうして、普通の学生の奇妙な冒険は無事に終わったのだった。

以上です。
私はダーケストダンジョンは動画やwikiで多少触れた位ですが、
RPGツクールでダーケストダンジョンのシステムを
手間ひまかけて再現したのは凄いと思います。
ダーケストダンジョンをやってみた方は、
一度やってみてはいかがでしょうか?
ご拝読いただき、ありがとうございました。
0279ゲーム好き名無しさん
2019/12/15(日) 02:19:21.76ID:55SczFpM0
乙です!
0280ゲーム好き名無しさん
2019/12/15(日) 14:59:36.43ID:KQejj/dA0


<陰鬱でシビアなダンジョンRPG『ダーケストダンジョン』が
<PRGツクールMVとコラボした記念として
<RPGツクール開発部が作り
<ニコニコ動画のサービスの一つ『RPGアツマール』で公開した

ややこしい
0281ストレイルームからの脱出
2019/12/19(木) 09:04:59.37ID:6cfyi1hM0
ニコニコ動画のサービスの一つ『RPGアツマール』で公開されている
脱出ゲーム特集でも取り上げられたゲーム
『ストレイルームからの脱出』行きます。

現代日本らしき所に住んでいた主人公は
見慣れた自室で目を覚ますが、
なぜか自室内は脱出ゲームっぽくアイテムが隠されてたり
部屋から出られなくなっていたので部屋を探しまわる。

(エンディング1)
途中で冷蔵庫の中に変な生き物がいたので反射的に殴り殺したりしつつ
最終的に天井近くの窓から外に出られた主人公。
彼が周囲を見渡すと、自分の部屋は宇宙に浮いていて
遠くに見える、光って燃えている星が地球のなれの果てと直感的に気づく。
どういうわけか宇宙に浮いていても酸素や温度や気圧は問題ないようだが、
このままたった一人で、宇宙空間に浮く自室の中で
どうやって暮らしていけばいいんだろうと悩む主人公だった。

(エンディング2)
冷蔵庫の中身を調べず、そのため変な生き物を殺さずに
エンディング1同様に外に出て状況を把握した主人公。
そこへ、あの変な生き物が来て話しかけてくる。
「地球の滅亡の際になんとか頑張りましたが
あなたと部屋しか助け出す事が出来ませんでした。
その後、すぐに外へ出て事実を知り混乱しないように
部屋に仕掛けをして外に出るまで時間がかかるようにしたのです」
話を理解した主人公は変な生き物と二人で生きていく事にした。
滅亡した地球から主人公を助けられた彼と一緒なら、
今後もなんとかなるだろう。

以上です。ゲームシステム的には普通の脱出ゲームですが
ストーリーが珍しかったので紹介させて頂きました。
0282ゲーム好き名無しさん
2019/12/19(木) 13:31:05.82ID:9Zp6eOsD0

そういうのって美少女になるかと思ったが違うんだな
0283ゲーム好き名無しさん
2019/12/25(水) 01:46:47.45ID:e+uMq9zE0
保守
0284ゲーム好き名無しさん
2019/12/25(水) 02:14:30.10ID:7kltgpLJ0
未解決一覧にあった中からレトロPCゲーム「ディガンの魔石」を書きます。
スーファミで発売されていたガデュリンと同じ世界の話ですね。
5レスに渡って少し長いですがご容赦ください。
0285ディガンの魔石(1/5)
2019/12/25(水) 02:15:44.52ID:7kltgpLJ0
惑星ガデュリンに住む主人公は新婚ホヤホヤ、結婚した奴は神様に一言頂くべし、
というしきたりに従いかる〜い気持ちでお告げを聞きに行ってみたらさあ大変。

「お前らはとんでもなく酷い目に遭うでしょう、頑張ってちょんまげ。」

幸せ気分をぶち壊されて帰宅すると、
嫁がジョジョ第三部の母ちゃんのような原因不明の難病を発症してしまう。
村の物知り爺さんを頼るとワシには分からん、
都の大賢者タオホー(ガデュリンに出てくる)なら分かるかもね、
と物知りでもなんでもない返答。
こうして主人公は冒険の旅に出るのだった…

と思ったら大間違い。
都は遠い上に言葉の通じない外国なので
まずは資金を溜めて遠征用の馬と翻訳コンニャクを買わなければならないのだ。
ド貧乏な主人公は名状しがたいものになっていく嫁との同居に耐えつつ
日々せこいアルバイトで小銭を稼ぐのだった…。
0286ディガンの魔石(2/5)
2019/12/25(水) 02:17:06.04ID:7kltgpLJ0
タオホーを探して大都市エドナに来た主人公。
情報屋にアルバイト代をむしられ世知辛さにむせびつつ宿に行くと、
酔っ払ったトカゲ兵士が娘さんを暴行しようとしている。
都会の奴らは狂ってやがるぜと田舎パンチを食らわせてやると
彼女は領主の身内であり、領主は世界の調和乱す奴許さない団のボスであった。

領主は最近世の中クレイジーだと思わない?思うよね?
それは世界の制御装置「大地の樹」に異変が起きてるからなんだよねと言う。
いわく大地の樹にはコアとなるべき「ディガンの魔石」が必要である。
大賢者タオホーがディガンの魔石を探し出してくれるはずだったが、
なんと敵対宗教からパチモンを掴まされ、
お粗末なことにそれを疑いも無くセットしてしまったのだった。

おかげで世界は大混乱。
しかも戦犯タオホーはショックであっぱらぱーになってしまった。
アホらしさに絶句していると嫁助けたい?じゃあ仲間になれ、と領主に誘われる。
嫁の異変は「大地の樹」が敵対宗教のために動作し、
敵対一族の血を引いていた嫁が本来の姿に戻りつつあるからなのだった。

なんもかんも全部タオホーが悪い。
まだ見ぬ耄碌じじいに怒りを募らせつつ
責任を取らせるためタオホーの元へ向かうのであった…。
0287ディガンの魔石(3/5)
2019/12/25(水) 02:20:10.74ID:7kltgpLJ0
いつの間にか仲間が四人も増えていた。
流行する難病を治したいと願うミスタースポックそっくりの名医マラン。
不倫でもいいから主人公の恋人になりたいと言うビッチ妖精リリファ。
そして認知症のおじいちゃんタオホーと数合わせの介護の人。

妖精の町エウレスにて太陽の巫女ファナ(ガデュリンのヒロイン)のおかげで
タオホーが正気を取り戻す。
ワシに恥をかかせおって…パチモン掴ませた奴ぶっ殺す!
この爺さん丸っきり自責の念が無いらしく、
町中で唐突にいなくなったと思えば風俗でエ○ズを貰って帰ってきたりする。
自由すぎるじじいである。

なお必須イベントではないがこの辺りで実家に帰ると嫁は姿を消しており
世話してくれていた姑は嫁が変身した?謎の化け物に殺されてしまっている。
献身的だった姑の結末としては哀れすぎる。
なんもかんもタオホーが悪い。

タオホーにパチ魔石を渡したのはバヴァリス族の統治者ゴーリア。
早速ぶっ殺しにゴーリアのいるリゴルドの町に向かうと
いきなり神の忠実なるしもべを自認するサイコ青年アレン
(こいつもガデュリンに出てくる)に襲われぼこぼこにされる。
アレンの信仰対象は主人公たちともゴーリアたちとも違うのでややこしい。

全滅寸前でバヴァリス最強のトカゲ男ドラン(やっぱりガデュリンに出てくる)
に助けてもらった一行は、ひとまずアレンは置いといて予定通りゴーリアを倒す事にする。
決戦の前に装備整えようぜとドランが言うので最後の寄り道をするのだった。
0288ディガンの魔石(4/5)
2019/12/25(水) 02:21:54.88ID:7kltgpLJ0
普通に装備を受け取りさあ出発だ、と思ったら
いきなりミルファがストーカーの元彼に刺される超展開が勃発。
瀕死のミルファを助けるためチームの良心ミスタースポックまで離脱してしまう。

我らがタオホー、ぶっ殺したいほど好きなんて見上げた奴じゃ、
この男ならきっとミルファを幸せにできる、
ストーカー君!ミルファと仲良くな!とストーカーを無罪放免。
いかれてるよ。

修羅場ショックを引きずりながらラスダンに突入、黒幕ゴーリアと対峙する。
我らが信じる神のためにやったんじゃいガハハハと
これまでのまとめを聞かされつつそろそろボス戦かなと身構えていると、
バトル無しであっさりドランに殺られるゴーリアさん。
結局このゲーム、プレイ時間のほとんどは金策と体調管理であり
ボスらしいボスはいないのであった。
0289ディガンの魔石(5/5)
2019/12/25(水) 02:31:34.89ID:7kltgpLJ0
掟により新しいボスにならねばならないドランが離脱、
主人公・タオホー・数合わせの人で最終パーティーが完成。
数合わせの人が最後まで残ると予想できたプレイヤーはいたのだろうか?
タオホーのパシリにすぎないのだがビジュアルは
黒い布を被り両目だけが光るザ・黒魔術師という感じで結構カッコイイ。

大地の樹を元に戻すためラスダンを進み神人ガヴァナー達の眠る最深部に到着。
彼らの正体はスーパーテクノロジーを持つ宇宙人という、よくあるアレである。
ここでガヴァナーのしもべアレイが再登場しラストバトルが勃発。
今間違いに気付いたけど彼の名前はアレンではなくアレイが正しい。

無事叩きのめすもガヴァナーはいい人達であるためアレイとも和解。
実はアレイはタオホーと同じく原作の重要キャラなので、
ここで死ぬわけ無いのであった。

真のディガンの魔石により大地の樹はその機能を回復し、
なぜか大地の樹に取り込まれていた嫁とも再会。
世界は平穏を取り戻し、主人公たちもまたそれぞれの日常に戻っていった…。

なお嫁であるアビリア女氏はエンディングで一糸まとわぬヘアヌード。
流れる曲のタイトルはAbilia Hair。
最後までいかすゲームである。
0290ゲーム好き名無しさん
2019/12/25(水) 06:00:39.77ID:+8838eNR0
乙。タオホーってなんで大賢者なんだ?
と、思ってまとめのガデュリン見てきたが、結局分からなかった。
0291ゲーム好き名無しさん
2019/12/25(水) 09:32:32.99ID:miz5RO8X0
タオホーって幻影都市にも出てたよね
スターシステム的な
0292ゲーム好き名無しさん
2019/12/26(木) 19:57:57.25ID:7K/1VAu/0
乙です!
スーファミのガデュリンと原作小説に昔触れたから
このゲーム気になってました。本当にありがとう!
0293ゲーム好き名無しさん
2020/01/02(木) 15:39:18.09ID:O5pBfB920
保守
0294ゲーム好き名無しさん
2020/01/09(木) 06:01:31.26ID:JqgD48vy0
保守
0295ゲーム好き名無しさん
2020/01/17(金) 00:13:10.09ID:fYJrGy9g0
保守
0297ゲーム好き名無しさん
2020/01/20(月) 23:53:23.35ID:p8Xumpdf0
プレイステーションの「エクストラブライト」をお願いします。
0299ゲーム天国
2020/01/25(土) 16:35:27.22ID:8Bq6H9Jy0
家庭用版の話をざっくりと書きます。
世界征服を企むジーニアス山田が手始めにとあるゲーセンをハッキングし乗っ取る、
それに対し店員の女の子が私物のゲーム基盤を乗っ取られた筐体に直結、
そのゲーム(ジャレコ製品)の自機達をワクチンプログラムとして送り込んだ。
自機達は背景が様々なジャンルのゲーム画面になっているステージを進んで行く。
各ステージ間に自機達もしくは山田達の会話シーンが有るが雑談レベル。
計画失敗が確定した山田はやけを起こし自分でも制御不能なウィルスを投入、
自機達はウィルスを破壊するが帰還不可能になり女の子に別れを言い消失した。
数年後、彼女が企画をメーカーに持ち込んだゲーム。「ゲーム天国」が完成、全国で稼働が始まった。
0300ゲーム天国
2020/01/25(土) 16:38:39.72ID:8Bq6H9Jy0
以上です。自分はベリーイージー、オートボム有り。
でも普通にゲームオーバーするくらい下手なので、
もしノーミスクリアでエンディングが変わったりするのだとしてもわかりません。
0301ゲーム好き名無しさん
2020/01/25(土) 16:57:01.26ID:uSCsXqJr0
乙です。懐かしい。
ボム使うとでかい女の子の絵が出る自機とか居たような
0302ゲーム好き名無しさん
2020/02/03(月) 23:45:50.29ID:/5MSTZVW0
保守
0303ゲーム好き名無しさん
2020/02/11(火) 02:45:04.08ID:hRNPgGBf0
保守
0304ゲーム好き名無しさん
2020/02/18(火) 23:41:04.67ID:gPILbEXF0
保守
0305ゲーム好き名無しさん
2020/02/19(水) 16:05:56.46ID:Y96DG9s60
こんなスレあったのね
『ディスガイア D2』(PS3)をお願いします!
0307ゲーム好き名無しさん
2020/02/19(水) 21:49:28.43ID:Y96DG9s60
あんまりこの板のスレ一覧とか見たことなかったからなあ
未解決一覧に自分の持ってるゲームもいくつかあったから協力できそうなやつはしたいんだけど、構成とか書き方は自分の自由でいいのかな
0308ゲーム好き名無しさん
2020/02/19(水) 22:22:52.54ID:Q7WZaCmb0
台詞の一言一句までも全て丸写しにした結果滅茶苦茶長い。
自己解釈まみれな考察を正式なシナリオの様に書く。
位だな今までで批判だらけになったのは。
後、18禁は他所なので書かないように。
0309ゲーム好き名無しさん
2020/02/19(水) 23:54:44.97ID:Y96DG9s60
なるほどありがとう!
すぐには無理だと思うけど、持ってるやつ再プレイしながら文章考えてみます!
0310ゲーム好き名無しさん
2020/02/20(木) 21:34:42.43ID:6VMZYZuD0
まとめwikiの記事、ところどころ消えてる
なんでだろう
0311ゲーム好き名無しさん
2020/02/20(木) 22:05:18.50ID:Q+nBHLTj0
本文消えてると思ったけど差分とかでソースとか見たらふつうに文章残ってるね
何だろこれ
0313ゲーム好き名無しさん
2020/02/21(金) 08:00:59.75ID:nyDxqPha0
Wikiが消える前兆かもしれんね
保存しとくといいかも

Wikiのページは一番古い「トップページ」
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/1.html
からはじまって、一番新しい「世界樹と不思議のダンジョン 」
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/2082.html
まであるから、
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/[1-2082].html
って形にしてからダウンローダー支援ソフトの連番URL展開機能とかを使うと1.htmlから2082.htmlまで順番にダウンロードできるよ

ただしatwikiのサーバーに負担かけないように同時接続数は1にしてね
0317ゲーム好き名無しさん
2020/02/21(金) 13:40:42.47ID:xnfxn+wq0
かつて俺が書いたやつも消えてるわ
管理人がいないせいなのか単に古いだけなのか
0320ゲーム好き名無しさん
2020/02/21(金) 20:04:16.73ID:zW3y5gyv0
/pages/の方は普通の閲覧ページで、/editx/の方は編集画面ね。
0321ゲーム好き名無しさん
2020/02/22(土) 22:31:12.51ID:isXnYxTY0
ミラー作ったらデータ移すの協力してくれる人いる?
atwikiじゃない方がいいかな
0322ゲーム好き名無しさん
2020/02/22(土) 22:45:41.41ID:fQeWNA950
もし必要なら協力するわよ
atwikiでもいいんじゃない?
wiki構文のルールが変わったらただコピペするだけではミラー出来ずに面倒になるかも
0324ゲーム好き名無しさん
2020/02/23(日) 00:23:18.78ID:U3xBPix00
ソースは残っているのに、どうして表示されないのでしょうか?
全ページ一覧を見たところ、おそらく最終更新日が1473日前、2016年2月10日以前の物が消えていると思われます
容量の問題でしょうか?
あと>>315の方が告げた「7」のタイトルのゲームは、自分の記憶が確かなら、前から見れなかった気がします。
0325ゲーム好き名無しさん
2020/02/23(日) 01:49:04.72ID:WU7qFIbt0
>>323
乙です
じゃあミラー作業していくね

あと、他の人にも提案なんだけどミラー作業終わったらミラーじゃなくて
「2代目Wiki」とかにしてこっちに移行してしまってもいいんじゃない?
0326ゲーム好き名無しさん
2020/02/23(日) 01:55:07.69ID:WU7qFIbt0
ミラー作るための元ファイルとして>>313の方法で
/editx/の方の1.htmlから2082.htmlをダウンロードしてこようとしたら
同時接続数を1にしても「スパムと疑われる行為を確認しました」って警告が出てしまった
どうせ1回ずつしかミラー作業は出来ないんだから、
まとめてダウンロードとかはせずに一回一回開いた方が無難みたい
0327ゲーム好き名無しさん
2020/02/23(日) 02:23:51.10ID:QmBq9ot80
「あ行」を「ARMORED CORE for Answer」までミラーしたところなんだが、
ちょっと確認。
「ARMORED CORE X」は「あ行」に名前だけ載ってて中身が無いんだけど
まだ書かれてないよね?未解決一覧からも消えてないし
あとここまでミラーしたページが何かおかしくないかも誰か確認してくれるとうれしい
0328ゲーム好き名無しさん
2020/02/23(日) 19:48:26.08ID:dBaJbmr60
323です

>>325
了解。とりあえず作業終了してから改めてスレの人達に意見聞きましょう

>>327
目次も暫定wikiから全部引っ張ってきた形だから、暫定wikiの方にデータ無いときは項目消すか、過去ログにあれば引っ張ってくる形にするしかないかな?
0329ゲーム好き名無しさん
2020/02/23(日) 20:08:22.50ID:dBaJbmr60
あと今気付いたんだけど、暫定wikiの方も編集モードにしてから
「ページを保存する」を選んで保存し直すと表示されるようになるw
一応移行作業は続けます
0330ゲーム好き名無しさん
2020/02/25(火) 19:12:07.60ID:7Zy8+bL10
あ行の途中までで協力止めちゃってて申し訳ない
急に忙しくなって
はけたらまた手伝い始めます
0332ゲーム好き名無しさん
2020/02/28(金) 08:25:45.68ID:edCl5fmU0
気がついたらこんな事件(事故?)が起きていたのか・・・
Wiki復元おつかれさまです
リンクや細かい体裁崩れは我々各ファンがするので、ザクザク復元お願いします
0333ゲーム好き名無しさん
2020/02/29(土) 11:48:50.08ID:uoQKYnmp0
ミラーにデータ移してたけどスパム扱いされてアットウィキ自体からアク禁くらっちゃった
もし協力出来る方がいたら少しでもいいのでお手伝いお願いします
0334322, 325, 327, 330
2020/02/29(土) 17:07:13.15ID:Jhe5oya00
同じくです・・・
atwikiにメールで事情を説明しつつスパム解除を申し立てているけど
休み中だからか返事が返ってこないですな
0335ゲーム好き名無しさん
2020/03/02(月) 16:13:19.02ID:LXlnSoGD0
月曜だけどまだ解除されてないな。一ヶ月見ないと駄目かね
0336ゲーム好き名無しさん
2020/03/02(月) 16:36:32.66ID:AcDIgem00
運営がGameWithになったから、ゲーム関連以外は手を抜いて対応してるんじゃね?
0337ゲーム好き名無しさん
2020/03/02(月) 22:59:24.51ID:CMHFG3vv0
スレ確認したらこんなことに…
出来ることは多分ないけど、皆さんお疲れ様です
0338ゲーム好き名無しさん
2020/03/03(火) 03:37:16.18ID:ojd0Qwta0
最近空白表示になってるなと思ったらこんな事になってたんか
早く復旧出来るといいな
0339ゲーム好き名無しさん
2020/03/06(金) 21:43:12.78ID:skq6LIRl0
やっとここ見つけた
何かしら起こって白紙になってるのか
気になるソフトの内容知りたかったのに…直るといいなあ
0340ゲーム好き名無しさん
2020/03/09(月) 16:57:16.40ID:1FS0ZKrt0
ミラー作業して下さってる方たちへ業務連絡です
連絡用掲示板を新しく作成しましたので、以後wikiに関する作業などは
本スレではなく連絡用掲示板の方で可能ですのでお願いします

ミラー作業進捗用
http://story-gasar.bbs.fc2.com/?act=reply&;tid=8483739

ストーリー投下する方へ
ミラーwikiの連絡用掲示板に差し替えスレッドを作成しましたので、
作業したい方はご利用下さい

差し替え・追加スレッド
http://story-gasar.bbs.fc2.com/?act=reply&;tid=8481653

連絡用掲示板
http://story-gasar.bbs.fc2.com/
0341ゲーム好き名無しさん
2020/03/09(月) 19:10:15.09ID:WA72ZfGI0
>>340 ありがとうございます!

文の量的に一ヵ月はかかると見た方が良いか
0343ゲーム好き名無しさん
2020/03/13(金) 01:45:44.83ID:0xCezmk+0
おつかれさまです!
0344ゲーム好き名無しさん
2020/03/17(火) 11:31:27.77ID:TwEJpDN90
先程ミラー作業が完了しました。
ご協力下さった方々ありがとう。
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/

で、作成時に提案が出ていた>>325の二代目wiki案なんだけど
スレの方々の同意が得られればこちらを本格的に二代目wikiとして運用する予定です

現時点では初代wikiと同じくメニューとトップページには編集権限を設けてるんですが
最盛期と違って現状の過疎り具合では荒らしも現れなさそうだし、権限は解除してもいいかなと思ってます
また初代みたいに誰も編集出来ないなんてことになるのもあれだし
どうでしょ
それでも対策はしといた方がいいってなったら、数人にwikiメンバー申請してもらって、管理人とメンバーのみメニューとトップを編集できる形にします
0345ゲーム好き名無しさん
2020/03/17(火) 12:27:07.77ID:yfzyPQyd0
お疲れ様です。
自分は編集作業とか出来ないので黙って見ているだけでした。
せめて感謝を伝えます。
0347ゲーム好き名無しさん
2020/03/17(火) 18:35:42.12ID:wNJEeRKZ0
>>344
お疲れ様です!
現wikiはメニューが変更できない以上、移動に賛成します
0349ゲーム好き名無しさん
2020/03/17(火) 23:02:05.79ID:uS5qPhKz0
>>344
序盤だけちょっと手伝った者です
その後ずっと多忙で手伝えず失礼しました
移行賛成です
0350フィリスのアトリエ〜不思議な旅の錬金術師〜
2020/03/18(水) 18:35:11.87ID:vULv2jaE0
フィリスのアトリエ〜不思議な旅の錬金術師〜
PlayStation4, PlayStationVita, Steam 
(私がプレイしたのはSteam版だけど基本は同じらしい、また追加キャラのDLCは未プレイなので個別EDについては不明)

キャラクター紹介(PT加入キャラのみ)
フィリス・ミストルート: 主人公。故郷エルトナから外の世界へ出るための手段として錬金術を習得し成長する女の子
リアーネ・ミストルート: フィリスの姉。フィリスを溺愛していて外の世界を旅したいというフィリスの夢を叶えるためにサポートする。
ソフィー・ノイエンミュラー: 前作主人公。錬金術の公認試験を受けるために旅している途中にエルトナへ辿り着き、フィリスに錬金術の基礎を教える。
プラフタ: ソフィーの師匠でありパートナー。
イルメリア・フォン・ラインウェバー: 名門錬金術一家の娘。フィリスと同様錬金術師の公認試験のためにライゼンベルクを目指している。
レヴィー・ベルガー: 至宝と呼ばれる古代の道具を求めて旅する剣士。ソフィーの錬金術を至宝への足掛かりにすべく彼女の旅に同行する。
オスカー・ベールマー: 植物と話をする青年。ソフィーの同郷だが彼女とは別々に旅している。
ドロッセル・ワイスベルク: 脚本家の女性。父親とともに最高の人形劇を作ることを夢見ているが現在父親とはぐれフィリスに同行する。
アングリフ・ダールマン: 歴戦の傭兵。ある目的のために金を貯めていてフィリスの雇われて彼女の旅に同行する。
カルド・ラオ: 歴史を記録することを目的とする『標の民』の青年。

ストーリーは大きく分けてエルトナを旅立つまで、公認試験合格に向けて、公認試験合格後の3パート。

エルトナを旅立つまで:
フィリスやリアーネの暮らすエルトナは鉱石の採掘で生計を立てる地中の町で、盗掘を防ぐために町は巨大な門で閉ざされており町の限られた人しか自由に外へ出ることは叶いません。
フィリスは岩の隙間から見える青空を仰ぎながら外の世界へと思いを馳せますが魔物がうろつく外へ出るのは危険だと両親や長老は許してくれません。
そんな彼女の元へ現れたソフィーとプラフタ。彼女たちの使う錬金術を使えば非力な自分でも自由に旅できると考えフィリスは錬金術の手解きを受けます。
そして錬金術の力を証明することができれば町から出ても良いという約束を長老から取り付けます。
期限は一か月、彼女は錬金術を使って町の人たちの問題を解決し外の世界へ旅立つことができるのでしょうか?
0351フィリスのアトリエ〜不思議な旅の錬金術師〜
2020/03/18(水) 18:35:33.26ID:vULv2jaE0
公認試験合格に向けて:
無事、町の外へ旅立つことを許可されたフィリス。しかしそれは期限付きの約束でした。
期限は1年、1年後の錬金術師の公認試験に合格できなければ再び町に戻るように言われます。
ソフィー、プラフタの二人と再開の約束をして別れ、フィリスとリアーネは公認試験の行われるライゼンベルクを目指します。
公認試験を受けるためには最低3人の公認錬金術師からの推薦状が必要なためいくつもの町へ立ち寄ることに。
そこで魔物退治や道具の調合を経て錬金術の腕を磨いていくフィリス。
また途中訪れたフルスハイムでは巨大な竜巻によって船が出航できず立ち往生してしまいますが、
そこで合流したソフィーとプラフタ、さらに同じく公認錬金術師を目指すイルメリアとともに、竜巻にもびくともしない頑丈な船を作ることに成功した一行は再びライゼンベルクを目指し再出発。
やがてライゼンベルクへと到着し、錬金術師の公認試験を受けることになりました。
フィリスは試験に合格し旅を続けることができるのでしょうか?

公認試験合格後:
報告を兼ねて一度故郷エルトナへ戻ったフィリスとリアーネ。
しばしの休息と町での依頼を解決し再び旅に出るフィリスとリアーネ。
ライゼンベルクでソフィーたちと合流したフィリスは今まで町の外へ出ることを目標に旅を続けてきましたが、
いざ自由になると自分は何がしたいかよくわからないことに気付いてしまいます。
フィリスは自分がいったい何をしたいのかを探すことにしました。
(以下期限なしの自由プレイ突入、基本的に各キャラのEDフラグを回収しつつ、強敵を倒して好みのアイテムを作成する自己満プレイをし続ける。)
0352フィリスのアトリエ〜不思議な旅の錬金術師〜
2020/03/18(水) 18:35:49.33ID:vULv2jaE0
個別EDとその一連のイベント(1/2)
・錬金術を究める!
旅の途中で出会ったメクリットとアトミナはフィリスの錬金術の腕前を試したあと、空に浮かぶ島に財宝が眠っていることを教えてくれます。
フィリスはフルスハイムで作成した船を飛行船に改良し、メクリットとアトミナとともにその島へ。
二人はかつての親友の手記を入手することが目的でしたが達成したあとその手記をフィリスに授けます。
フィリスは自分の将来の夢を二人に相談すると錬金術を上達するのも立派な夢だとアドバイスを貰います。
フィリスは錬金術を究めるために今日も調合に励むのでした。

・リア姉と一緒に旅をする
フィリスは幼かったためすっかり忘れていましたが、リアーネは彼女の実の姉妹ではありませんでした。
リアーネは母親とともにエルトナへ流れつきすぐに母親が亡くなったためにミストルート家へ引き取られたのです。
リアーネは自分のもう一つの故郷を一緒に探してくれるようフィリスに頼み、やがて自分が魔物によって滅ぼされた村の生き残りであることを知るのです。
その魔物が辛うじて封印されていることを聞いたリアーネは自分の村のような不幸が二度と起きないようにその魔物を倒すことを決意。
フィリスとともに魔物を倒し、家族の絆を深めた二人はこれからも一緒に旅を続けるのでした。

・先生たちと人を幸せにする旅に出る
フィリスに錬金術を教えてくれたソフィーには二つの大きな夢がありました。
一つはプラフタの体について。もう一つは錬金術で人を幸せにすること。
フィリスはソフィーが受けた依頼の手助けをしながら彼女の夢を聞きその夢を一緒に叶えないかと誘われます。
フィリスは自分の錬金術で多くの人を幸せにするというその夢に惹かれていき共に長い旅へ出発するのでした。

・イルちゃんとアトリエを営む
自称天才錬金術師イルメリアの夢は家族の認める立派な錬金術師になること。
しかし公認試験に合格しても彼女が家族から認めれることはありませんでした。
彼女はそのことに悩んだ末、町の人たちの依頼を受けて解決することこそ彼女の目指す立派な錬金術師であると思い至り、それは同時に家族の認める立派な錬金術師の姿でもありました。
イルメリアはアトリエをフィリスと一緒に構えたい、そうすればこれまで以上に楽しく錬金術が行えると誘いました。
ライバルでありまた親友となったフィリスもその思いに応え、二人のアトリエは今日もてんやわんやの日々が続くのでした。

・ドロッセルさんと人形劇を演じる
はぐれていた父親フリッツとも再開したドロッセルからなぜ人形劇に魅せられたか聞いたフィリス。
人形が壊れたことで喧嘩したドロッセルとフリッツの仲直りをフィリスは錬金術で手助けしさらに自分の故郷エルトナで二人とともに人形劇を演じることになります。
これからも一緒に人形劇を行いながら旅を続けたいというドロッセルの申し出を受け、フィリスは人形劇をしながらのドロッセル、フリッツとの楽しい旅を続けるのでした。
0353フィリスのアトリエ〜不思議な旅の錬金術師〜
2020/03/18(水) 18:39:07.13ID:vULv2jaE0
個別EDとその一連のイベント(2/2)
・レヴィさんと最強を目指す
至宝の手掛かりを掴んだフィリスとレヴィは遺跡の地下で至宝を守ると言われる魔物と対峙しました。
何度倒しても復活するその魔物に一度は撤退を余儀なくさせられましたが
フィリスの錬金術で修復したレヴィの祖父の形見である深淵の鍵を使い今度こそ魔物を倒すことができました。
ようやく至宝にたどり着いたかと思いきやそこに至宝はなく、それでも諦めずに至宝を探し続けるというレヴィ。
そんなレヴィを助けるためにフィリスは錬金術の力を使い最強を目指す旅を続けるのでした。

・カルドさんと歴史を記す
カルドにエルトナを案内したり、標の民のルーツを調べながら
歴史とは人々の日々の営みの積み重ねでありそれを知ることの教えてもらったフィリス。
彼女はカルドの申し出を受け歴史を調べ未来へ伝える旅へ出るのでした。

・アングリフさんの学校の先生になる
傭兵としてお金を貯め続けたアングリフにはある夢がありました。
彼は学校へ行くことなく傭兵という道へ進んだ自身の経験から子供たちの未来への選択肢を増やしてあげたいと考え学校を建てることを決意するのです。
そして学校を作るに当たってそこで生徒に錬金術を教える先生としてフィリスをスカウトしたのです。
フィリスはアングリフ校長の下、子供たちに錬金術を教える先生になったのでした。

・オスカーさんと植物と友達になる
植物の声を聴くことができるオスカーと彼の友人である花のチェルシーとともに
チェルシーの友人探しのために各地を飛び回るフィリスはやがて自分もチェルシーの声が聴こえるようになります。
そのチェルシーとの別れを経てオスカーはより多くの植物と仲良くなることを決意するのです。
フィリスはオスカーとともに植物と出会う旅へ出るのでした。

グランドED(全ての個別EDフラグを満たした状態で選択可能)
錬金術と出会い、様々な場所に行き…
数え切れないほどの体験をしたフィリス
そんなフィリスが旅の中で見つけた『やりたいこと』。
それは到底ひとつに決められる物ではありませんでした
彼女は、とある大胆な決断をします。
それは…『やりたいことは全部やる』ということ
彼女の不思議な不思議な旅は…これからも、ずっと続いていくことでしょう
0358ゲーム好き名無しさん
2020/03/18(水) 23:39:05.73ID:GsUMA4kr0
フィリスの方乙です!

wikiの件ですが、スレの皆さんの同意を得られたので、以後2代目wikiをメインに使用します
以後、更新は二代目の方にお願いします

ストーリーを教えてもらうスレ暫定Wiki@二代目
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/

wikiの方のスレテンプレ(https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/29.html)を変更したので、次回スレ立てする方はそちらをご利用ください

トップページ、メニューも全員編集できます
何か問題が起きたらwikiの連絡掲示板から連絡ください
気付き次第対処します

というわけで後は今まで通りに
ROMに戻ります
0359ゲーム好き名無しさん
2020/03/19(木) 08:50:32.93ID:EFY1uXKd0
新サイトありがとうございます!
0361ゲーム好き名無しさん
2020/03/20(金) 23:54:29.72ID:43VYr6+z0
うおおお見れた!
本当にありがとうございます!&お疲れ様です!
0362ポケットモンスター サン・ムーン
2020/03/22(日) 03:43:54.84ID:VMi7+w230
ポケモンサンムーンが未解決にあったので

舞台はハワイをモデルにした、島々の集まったアローラ地方。
主人公はカントー地方から、メレメレ島に引っ越してきたばかり。(デフォルト名は男はヨウ、女はミヅキ)。
ポケモン博士であるククイに呼ばれ、この島のしまキングであるハラに会いに行く。
しまキング・しまクイーンは、アローラの四つの大きな島のそれぞれの代表責任者。ポケモントレーナーの実力者でもある。
キング・クイーンは、カプ神というそれぞれの島の四体の守護神であるポケモンに選ばれる。

リリィタウンでククイ博士と別れた後、主人公は町から離れて走って行く少女を見かける。
少女は、カバンの中のポケモンに引っ張られているよう。
主人公が追いかけると、彼女の手持ちのポケモンである「ほしぐもちゃん」がカバンから飛び出してつり橋の上に飛び出る。
橋の上でオニスズメの群れに襲われるほしぐもちゃん、少女は高所が怖くて助けられない。
主人公が代わりにつり橋に行き、ほしぐもちゃんを助けようとするとほしぐもちゃんがエネルギーを放ち橋を破壊する。
ほしぐもちゃんと共に落ちる主人公だったが、橋の先の遺跡に棲む守護神カプ・コケコが飛んできて助けた後に去る。
少女の名前はリーリエ。ククイ博士の所で三か月前からお世話になっている。
トレーナーではない為、ほしぐもちゃんはカバンに入れている。リーリエはバトルが怖いらしい。

リリィタウンに戻った主人公とリーリエ。主人公はハラから、ニャビー・モクロー・アシマリのポケモンの中から一体貰う。
アローラ地方では十一歳以上になると島巡りという、各地の試練をポケモンで攻略するこの地方独自の儀式である。
共に島巡りを行うハラの孫であるハウとポケモンバトルをし、家に帰った。
次の日から、ハウと共に島巡りへと挑戦する主人公。ハウとは何度も対戦する。
ハウは楽しみたくて、島巡りやポケモンバトルに挑戦するという。
またリーリエはカバンの中のほしぐもちゃんを、元の住処に帰そうとしており、その場所を探す為に主人公達と同行する。

試練には島キャプテンと呼ばれる、キング・クイーンから選ばれた二十歳以下のポケモントレーナーが案内をする。
島キャプテンは、島巡り挑戦者に試練を与える。全部で七つの試練がある。
またキャプテンは主ポケモンという通常よりも強化されたポケモンを育てており、それを試練として戦わせる。

試練の途中でスカル団という、骸骨のキャップを付けた集団に何度も邪魔され、バトルを挑まれる。
スカル団は島巡りを失敗し、社会から爪弾きされた若者達。トレーナーからポケモンを奪ったりカツアゲしたりする。
またグラジオという用心棒の少年を雇っており、そいつも主人公にバトルを挑んでくる。
0363ポケットモンスター サン・ムーン
2020/03/22(日) 03:44:51.06ID:VMi7+w230
メレメレ島のイリマの試練を越え、島クイーンのライチが治めるアーカラ島へ。
この島のキャプテンである、スイレン、カキ、マオの試練を越えてそれぞれの主ポケモンを倒していく。
最後にカプ神の一体のいるアーカラ遺跡で、島クイーンのライチと戦う。
途中でエーテル財団というポケモン保護を目的とした、研究団体の人達と遭遇する。彼らはスカル団と敵対している。
リーリエと別れ、人工島のエーテルパラダイスに行き、代表であるルザミーネに会う。
ルザミーネはポケモンが好きで、「子供は親の言う事を聞くのが幸せ」という考え方の持ち主であった。
会話中に自身が起きて、天井の空間に穴が開き別次元のポケモンであるウルトラビーストと呼ばれる存在が現れる。
主人公が撃退する。ルザミーネは消えたウルトラビーストを見て、「あの子がやはり必要」だと呟き笑う。
ルザミーネが言うには、ウルトラビーストもまた保護するべきポケモンであるという。そして主人公とハウに別れを告げた。

三つ目の島のウラウラ島へと向かう主人公達。
島巡りの途中で、スカル団のトップであるグズマにバトルを吹っ掛けられ、主人公は倒す。
グズマは元々、島巡りを終えた若者であったがキャプテンに認められず、色々あって落ちこぼれてスカル団を結成した。
島キャプテンである、マーマネとアセロラのそれぞれの試練を越えて主ポケモンを倒す。
アセロラの試練を越えた後、アセロラが住んでいるエーテルハウスに向かう主人公。
エーテルハウスでは子供やポケモンを預かっているのだが、そのポケモンの一体がスカル団によって攫われていた。
主人公一人だけでスカル団のアジトへと来いと言葉を残していき、主人公はポケモンを助けに行く。

海を越えて、島キングであるクチナシに通してもらい、ポータウンへ。
たくさんいるスカル団を倒し、一番奥にいるグズマとバトルし倒す。グズマは素直にポケモンを解放。
ポケモンを捕まえていたクチナシから預かり主人公はエーテルハウスへと戻る。
エーテルハウスでは主人公がいない間に、スカル団によってリーリエが攫われていた。
後から入って来たグラシオが怒り、八つ当たり気味に主人公とバトルする。
グラジオが言うにはリーリエが連れていたほしぐもちゃんこと「コスモッグ」は、この地に災害をもたらす可能性がある。
グラジオに頼まれ船へと向かう主人公。そこにクチナシが現れてバトル。勝利すると大試練達成を告げる。
強くなるのにスカル団なんて頼るなと、グラジオに告げた後にクチナシは去って行った。
その後、ハウが船着き場に走ってくる。ハウはリーリエが攫われる時におびえてしまっていた。
しかし楽しくなくても、皆を笑顔にしたいとハウは覚悟を決めて向かう。
グラシオがリーリエが攫われた場所は、エーテルパラダイスだと答える。
スカル団とエーテル財団は裏で繋がっていた。ポケモンをスカル団が捕らえ、エーテル財団が研究していたのである。
0364ポケットモンスター サン・ムーン
2020/03/22(日) 03:45:47.49ID:VMi7+w230
人工島エーテルパラダイスへと船で侵入した、主人公達。エーテル財団の職員達から隠れ、時には戦い倒す。
エーテル財団ナンバー2のザオボーと戦い、一度は騙されるも倒して先に進む鍵を手に入れる。
奥ではスカル団とグズマが待ち受ける。グズマは島の誰にも認められなかったがルザミーネに認められた為に雇われていた。
グズマを倒すと、その先にルザミーネとリーリエがいた。ルザミーネはリーリエとグラシオの母親だった。
かつて夫と共にウルトラホールという別世界について、ルザミーネは研究していた。
しかし研究は失敗し、夫はウルトラホールに飲まれて行方不明。その後ルザミーネは性格が自己中心的に変化する。
自分の好きなポケモンを、保護という名目で凍結してコレクションする。一方的な愛着の持ち主となっていた。
母親を恐れ、グラシオは研究ポケモンで捨てられたタイプ:ヌルを、リーリエはコスモッグを連れて逃げ出した。
コスモッグにはウルトラホールを開く能力があり、箱に閉じ込め強いストレスを与える事でその能力を発動させる。
主人公はルザミーネと戦闘し、倒す物の、ウルトラホールが開く。
アローラの空に開いたウルトラホールから、ウルトラビースト達が現れてアローラ地方の島々へと襲撃。
島キングやカプ神は力を合わせて迎撃する。
ルザミーネはコスモッグを捨てて、グズマに命令し、ウルトラビーストを捕まえにウルトラホールの中へと入り消える。
コスモッグは小さくなり、前の様に泣き声を発したりしない。リーリエがカバンに入れる。
とりあえず、エーテルパラダイスで一休みした次の日。
リーリエは外で活動的な服装に変わっていた。主人公に今までのお礼を言い、母やほしぐもちゃんを助けたいと告げる。
グラジオが現れ、ルザミーネの道具から伝説のポケモンを呼び起こす為の笛を渡される。
伝承から、伝説のポケモンならばウルトラホールを開く事ができるのではないかと考えるグラジオ。
ハウも皆を笑顔にする為に頑張ると、手伝う事を告げる。グラジオは残ってエーテルパラダイスの問題ごとを引き受けた。

四つ目の島のポニ島に辿り着いた主人公とリーリエ。
現在、この島には代表がいない。ハプウという少女と共にカプ神の遺跡へと向かう。
途中でグズマを助ける為に、スカル団の集団が主人公達に襲い掛かるが、最後は主人公にグズマを助けてほしいと頼む。
遺跡に着くとハプウがカプ神に認められ、島クイーンとなった。
ハプウからかつて、別次元から現れてカプ神達と戦った伝説のポケモンについて話を聞く。呼ぶためには二つの笛がいる。
村の長に頼みナッシーアイランドへ行き、島の奥で笛を入手。太陽の笛と月の笛が揃う。
ポニの大峡谷でハプウの試練を受けて倒す、さらに祭壇を目指して進む主人公とリーリエ。
さらに途中でキャプテンのマツリカから最後の試練も受けて、主ポケモンを倒す。
そして洞窟を越えて、日輪(月輪)の祭壇に辿り着いた主人公とリーリエは、祭壇に横に並び笛を吹いた。
すると光が差し、コスモッグがソルガレオ(ルナアーラ)へと進化。次元を超えてウルトラホールへと二人は突入した。
0365ポケットモンスター サン・ムーン
2020/03/22(日) 03:47:27.51ID:VMi7+w230
薄暗く、大きなクラゲの様なウツロイドがうようよといるウルトラスペース。
攻撃的な性格であったグズマが、すっかりと落ち込んでいる。
さらに進むと、たくさんのウツロイドに囲まれてご満悦のルザミーネがいた。
彼女は言う、自分の好きな物がたくさんあればそれでいい、家族も必要ない、さっさと帰れと告げる。
昔の様に弱気ではなくなったリーリエは、私は物では無いし意志があり、母親である貴方を無理矢理にでも連れて帰ると怒る。
娘の性格が変わったのは主人公のせいだと、ルザミーネとバトルとなる。ウツロイドと一体化し、ポケモン達も強化。
ポケモン達を倒すとルザミーネは自身で主人公に襲い掛かるが、そこにソルガレオ(ルナアーラ)が現れて光を放つ。
するとルザミーネとウツロイドが分離する。倒れたルザミーネに走り寄るリーリエ。
ウツロイドの毒でおかしくなっていたルザミーネ、リーリエに「貴女、少しは綺麗になったのね」と告げて気を失う。
周囲のウツロイドが威嚇する中、主人とリーリエはグズマとルザミーネを連れ、ソルガレオ(ルナアーラ)と元の世界に帰る。

遺跡へと戻った一同。ハプウに言われ、グズマは意識を失ったルザミーネを病院へと連れて行く。
ソルガレオ(ルナアーラ)にお礼を言うリーリエ。伝説のポケモンは元の世界に帰らず、主人公達と居たいと示す。
トレーナーではないリーリエの代わりに、主人公がソルガレオ(ルナアーラ)を捕獲した。
リーリエはずっと一緒にいたコスモッグに色々と告げて、これからは母と共にいると別れ、アローラと手を振り去って行った。

遺跡にクチナシが訪れ、主人公に対してククイ博士の伝言を告げる。
昔、アローラ最大の山であるララキナマウンテンで、四人の島キング・クイーンと戦う大大試練という物が存在した。
ククイ博士はアローラ地方にもポケモンリーグを作ろうとし、今それが完成したのだと言う。


三番目の島のウラウラ島。そのララキナマウンテンへと着いた主人公。
入り口のエレベーターの前でグラジオが待ち受け、妹や母親の事でお礼を言う。
そして自分を示すのはバトルしかないと、主人公に戦いを挑む。
倒すと笑顔を向け、リーリエが主人公の事を世界一のトレーナーであると聞いたという。
「悪くない関係だった、これからも勝ち続けろ!」と言って立ち去る。
山を登って行くと今度はハウが現れる。全ての試練を越えたハウはどっちがリーグに挑戦するかとバトルを挑む。
倒すとチャンピオンになれと激励するハウ。「引っ越してきたのが主人公で、俺ほんとうによかった!」とハウは去った。

アローラ地方、最初のチャンピオンリーグ。ククイはリーグを新設する為、カントー地方に赴き戦ったという。
他地方の四天王をまねて、四人のトレーナーを集めたククイ。島キングのハラ、島クイーンのライチ。
クチナシが辞退したため代わりに来たアセロラ。ククイが集めた当時はいなかったため、代わりに呼ばれたカヒリ。
そして四天王を倒した主人公はアローラ地方、最初のリーグチャンピオンの座についたのであった。
そこにククイ博士が現れ、主人公を祝福する。そして最初の挑戦者として、ククイ博士がバトルを挑んできた。
ククイ博士に勝利すると、ククイ博士はアローラのトレーナーの素晴らしさを世界に知らせたいとリーグを作ったと言う。
殿堂入りする主人公のポケモン。四天王たちも集まり主人公を讃える。そしてりりィタウンへと戻り、皆を集めて祭りを行う。

祭りも夜になり、リーリエに連れられ、最初に壊れて作り直された吊り橋の先へと二人で行く。
リーリエは主人公と出会った際に助けてくれたカプ・コケコの像に、お礼を言う。主人公も続いてお礼を言おうとする。
するとカプ・コケコが現れ、バトルを挑んでくる。
戦いが終わり、主人公がリーリエと共に村へと戻る。最後に皆でチャンピオンを讃えた。


次の日、船着き場にいたリーリエ。
未だに毒の後遺症で横になる母親を助ける為に、カントー地方のポケモン研究者に会いに行くらしい。
主人公にピッピ人形を渡し、さようならを告げて去っていくリーリエ。
泣くハウにククイ博士は慰める。主人公もまた自宅へと戻るのであった。
0366ゲーム好き名無しさん
2020/03/22(日) 03:55:47.28ID:VMi7+w230
まとめると
・舞台はハワイみたいな島の集まりであるアローラ
・アローラには他のポケモンのジムバッジ集めに相当する、島巡りという制度がある
・ポケモン保護団体のエーテル財団、代表であるルザミーネはかつての研究で頭がおかしくなっている
・ウルトラホールというウルトラビーストのいる次元にルザミーネは行きたがっていた
・娘であるリーリエはポケモンで実験する母を恐れ、コスモッグを連れて逃げ出す
・コスモッグを故郷を探す為、主人公の島巡りに着いてくるリーリエ
・途中で捕まり、コスモッグの力を無理矢理引き出し、ウルトラホールを開けてルザミーネはウルトラスペースへ
・島巡りの果てに、コスモッグを進化させて伝説ポケモンにし、その力で主人公とリーリエもウルトラスペースへ
・ルザミーネを倒して正気に戻し、元の世界に帰る主人公達
・島巡りを終えた主人公に、ククイ博士がアローラにチャンピオンリーグを作ったと告げる
・そして主人公はリーグを勝ち抜き、アローラ初のチャンピオンとなる
・祭りの次の日、リーリエは母を回復させるために、カントーのポケモン研究科に会いに行く。主人公にお礼と別れを告げる
以上です。
0367ゲーム好き名無しさん
2020/03/22(日) 04:00:56.30ID:VMi7+w230
あと追記として
エーテル財団のほとんどの人は、ルザミーネがウルトラホールについて研究している事を知らない
グラジオが後にエーテル財団の代表となる
グズマは後にスカル団を解散させています
0369ゲーム好き名無しさん
2020/03/26(木) 16:35:32.69ID:AIZRaM6l0
ポケモン乙です
アニメの方は時々見てたけどだいぶマイルドになってたんだな
原作は親子和解せずに終わっちゃうのね
0370ローグレガシー
2020/03/31(火) 13:06:59.15ID:Sk8CYe8X0
入るには門番に有り金全てを渡さねばならず、
一度入れば死ぬか最深部に到達せねば出られぬ城。
そこに挑み続ける一族が居た。

※システム的には死ねばランダムでジョブやスキルが決まる子孫から次のプレイヤーを選び、
城で稼いだ金で装備や基礎ステータスを鍛えていく。

やがて4つのエリアのボスを倒して最深部への扉を開き、奥に居た男を殺した事で一族の悲願は果たされた。

※データロードで自動的に二週目スタート。敵のレベルが50位上がり攻撃も激しくなる。
自分は三週目でギリギリクリア、四週目で一部屋も進めない位になり辞めた。
0371ローグレガシー
2020/03/31(火) 13:37:13.46ID:Sk8CYe8X0
※探索中、時々日記らしき本が置かれている。
ほとんどは探索時の感想みたいな内容だが、最深部で読める内容はその男が城に来た理由と最深部で起きた事。

その男は王子だった。しかし継承権は低く、実態は田舎の貧乏領主だった。
ある時、父である国王が賊に襲われ瀕死の重症になった事。その傷を治す霊水が存在する魔城の事。
の二つが国中に知らされた。
男は武芸に自信が有り、自分が国王を救い英雄となれば妻子共に今の生活から脱却、場合によっては自分が次の国王になれる。
と、考え城に向かった。
ボスを倒し最深部に着いた時そこに国王が居た。
襲われたのは嘘であり、目的は若返りの霊水を手に入れる為の露払いをさせる為だった。
国王は自分がやがて王ではなくなる事を認めたくなく、霊水を手に入れ永遠に王であり続けようとしていた。
まんまと利用された事、国王がここに居る事から国庫が空となり国の滅亡が確定的な事。
これ等から絶望した男は発作的に国王を殺害、国民には男こそが国を滅ぼした反逆者と伝わる。
男は城から出ることなく、ただ霊水を飲み、「自分は悪くない、悪いのは王だ。」と、王への呪詛を吐き続ける事を繰り返すだけの亡者と化した。
遺された家族は責任を問われ城に挑み続ける罰を背負ったのだった。
0372ゲーム好き名無しさん
2020/03/31(火) 14:21:54.97ID:pzWpvOui0
psvitaのNGのリクエストがしたいです
感想読んで面白そうだから買ったのはいいが思ったより怖くてうらしま女から進めれません
保護された子供ってだれ?
0373.hack//侵食汚染 Vol.3
2020/04/01(水) 19:01:00.11ID:uwASpADE0
「.hack//侵食汚染 Vol.3」がバルムンク加入で止まっているので、続きのストーリーを投下します。
バルムンクと別れた後、ブラックローズから『Δ隠されし 禁断の 聖域』で待っているとメールが届く。
聖堂の中で待っていたブラックローズと落ち合ったカイト。
「アタシの弟はね・・・ここで意識不明になったの」
ブラックローズは自分の弟がこの場で意識不明になったこと、初めてあったときにカイトを無理やり連れてきた理由、そして自らの心の内を話し出す。
彼女の話を聞き、カイトは今まで自分ひとりで戦っていたと自戒すると共に、戦いを終わらせるための決意を固めていく。
「とにかく、良いと思えることをやっていこう。そうすることでしか前に進めないから」

ブラックローズと別れた後、ワイズマンからメールが届く。
「『禍々しき波』について、ある程度の整理がついた。そちらの情報と合わせてみたい」
Σサーバーでワイズマンと落ち合うことになったカイト。
「事が”黄昏の碑文”にのっとって進行しているとすれば、『波』の先駆けとなるものは、あと五つ」
「”隠されてありしもの、クビア”。碑文にそう記されたあれが、どんな役割を担っているのか・・・。すまんがお手上げだ」
「ハロルドは、碑文を元にデザインした世界で、何をしたかったのかな?」
カイトの問いに、ワイズマンは「それが問題だ」と答える。
そして「これを渡しておく。役立ててくれ」とウイルスコアを渡し去っていった。

The Worldからログアウトすると、ワイズマンから再びメールが届く。
「波による汚染を防ぐには、波に対してジャマープログラムを走らせる必要がある。
それにはヘルバの力が必要なので、彼女から協力を取り付けて欲しい。」という内容だった。
添付されたネットスラムへ直接転送できるワードを使い、ネットスラムへ赴く。
ネットスラムに行くと、タルタルガからヘルバからの伝言を受ける。
「ぼうやへ Σ試されし 光速の 戦乙女 に一人で来なさい」
そのまま、タルタルガの願いを受けネットスライムに住み着いたウイルスバグを倒す。
タウンに戻ったカイトは、ヘルバに指定されたエリアに一人で行き、エリアの最奥にいたウイルスバグを倒す。
現れたヘルバはカイトを試していたようで、カイトが強くなったことを確認すると、「彼によろしく」と告げて去っていった。
0374.hack//侵食汚染 Vol.3
2020/04/01(水) 19:02:50.81ID:uwASpADE0
再びワイズマンからメールが届く。
早速ヘルバが容量が肥大しているエリアを発見したとのことで、ブラックローズと共にΣ逆巻ける 不信の 氷壁に向かうことになった。
次に、文字化けしたメールが届く。よく読めないが、何かを取り戻して欲しいというメールであることはわかった。
タウンに行くと、ワイズマンから話を聞いたPCから応援してるということでウイルスコアを貰った。
渡されたウイルスコアを使ってゲートハッキングを行い、汚染エリアに侵入。
エリアの最奥で禍々しき波の第四相”運命の預言者”「フィドヘル」と遭遇。
預言のような攻撃に悩まされながらも、これを撃破しセグメントを手に入れる。

倒されたフィドヘルは、謎の預言を残して消滅した。
”蒼ざめた馬の疾駆するがごとくに見えざる疫病の風、境界を超えてゆく。
 阿鼻叫喚、慟哭の声、修羅、巷に溢るる。逃れうるすべなく、
 喪われしものの還ることあらざる。時の流れは不可逆なり。”
「なんだ、今のは?どういう意味だ・・・?」
タウンに戻ったが、特に何の変化がなかった。
互いに心配になりながらログアウトすると、列車ダイヤの集中管理システムの誤作動、株式の取引不能、電話回線の不通などのニュースが流れる。
ウイルスはThe Worldにとどまらず、とうとう現実世界にまで波及し始めていた。

タウンに戻ると、エルクとミアに出会う。
「キミ、誰?」
驚くカイトを尻目にログアウトしてしまうミア。ここ最近、ミアの調子が記憶に影響するほど悪くなってるという。
エルクと別れたカイトは、リョースから汚染エリア調査のメールを受け取る。

リョースと落ち合う場所にはバルムンクがいた。
ブラックローズも呼んだらしいが応答しなかったようで、リョース同行のもと二人で調査することになった。
ダンジョンの最奥に進むと、先に到着していたリョースから、ウイルスの侵食が爆発的に進んでいること、
リョースら管理者がThe Worldのサーバー破壊を画策している話を受ける。
「そんな事したら、意識不明者を回復させるヒントが失われてしまう!」
二人の反論を聞き入れる暇もなく、リョースは調査終了を告げ去っていった。

戻って未読のメールを確認すると、文字化けしたメールが再び届く。
メールに指定されていたΣサーバーのタウンに行くと、ブラックローズが「バルムンクから話がある」というメールを受け取ったという話を受ける。
バルムンクが仲間になったことを告げ、やってきた彼から謝罪を受けるが、調子が狂うと不服そうにしていた。
そんな話をしている中、アウラの声を聞いたカイトはΛ容赦なき 嘆きの 竈でアウラが待ってると告げる。
アウラのことを知らない二人は話が読めないまま、カイトに付いていく。
ダンジョンの奥でアウラと再開したカイト。その場にリョースも現れる。どうやらアウラはまだ破損データらしい。
フィドヘルから手に入れたセグメントがアウラの元に戻るが、そこに再びクビアが現れる。
「なんだ・・・これは?こんなやつが、いたのか!?」
「デカイ・・・デカすぎる!こんなヤツ・・・やれるのか!?」
「コイツ・・・成長してる!」
0375.hack//侵食汚染 Vol.3
2020/04/01(水) 19:03:56.91ID:uwASpADE0
再びクビアを退けたカイト達。
「ねぇ、もしかして・・・クビアって、アンタがあの子と出会うのを邪魔してない?」
ブラックローズの話を聞いて、自分とアウラが会うとどうなるのか?と聞くが、自分で考えろと濁されてしまう。
クビアが成長していることを再確認し、バラバラに戦っていてはダメだと気づいたカイトは、リョースと協力する道を選ぶが、
リョースがヘルバを受け入れるかどうかが問題だった。ひとまずはブラックローズが二人を呼ぶことになった。
その後、ブラックローズから準備ができたとメールが届く。
先にBBSを確認しろと言われたのでBBSを確認すると、彼女はヘルバを名指ししてネットスラムで待ってると書き込んでいた。
Λサーバーのタウンに行くとブラックローズが待っていた。リョースが来るか不安になりながらもネットスラムへ向かう。

ネットスラムにはリョースが来ていた。ヘルバの加入もあり、改めて彼に力を合わせようと話すカイト。
リョースは指定されたエリアにデータドレインを使わずにウイルスコアを手に入れてくることを条件に出す。
その条件をクリアすればヘルバと協力すると約束を取り付け、データドレインなしでダンジョンに向かい、最奥にいたウイルスバグと戦う。
不死身のはずなのにHPを削れることに疑問を覚えながらモンスターを撃破する。ウイルスバグはリョースが作った偽物だった。
「負けも負け・・・完敗だ!」
現れたヘルバからCC社上層部が保身のために物理的なサーバーの破壊を画策している話を聞いた一同。
カイトが約束を守ったこともあり、リョースは協力することを宣言する。

ログアウトして、ワイズマンから届いたメールを確認する。
ダックの女王ヘルバとリョースの王アベイロンが共闘するという黄昏の碑文の一節そのままの展開になっていること、
二人の協力を取り付けたことで禍々しき波の絞り込みが可能になるそうだ。
同時に、BBSに失踪したプログラマーの怨念がどこかのエリアに住みついているという書き込みがあり、
エリアワードが記されたエリアに向かうが、ダンジョンの最奥に行っても特に何もなかった。
戻ってくると、BBSに不思議な部屋に関する書き込みがあったので、そのエリアに向かってみることに。
今度はデマではなく本当のようで、たどり着いた場所で黄昏の碑文の断片を手に入れる。

ワイズマンから届いたメールを確認し、ネットスラムで作戦会議を行う。
エリアそのものを隔離するのではなく、波のいるエリアと他のエリアを分断すること、そしてメンバーの役割分担をする。
カイトは腕輪の持ち主ということで実戦部隊に配属された。

その後、届いたメールにはリョースとヘルバの報告が記されていた。
リョースの報告には、新たな意識不明者が出た。CC社の隠蔽部隊の動きが活発なのでこれは事実であることが、
ヘルバの報告には、Σ談笑する 謀略の 双子のエリア容量が肥大化しているので、まずそこを叩くべきだと書かれていた。
ワイズマン主導のもと、Σ談笑する 謀略の 双子にてオペレーション・テトラポッドを実行することに。
向かったエリアに現れた第五相”策謀家”「ゴレ」と対峙するカイト達。
コンビネーション攻撃に悪戦苦闘しながらも、これを撃破する。

これで残る波は3体。同時に、θサーバーで禍々しき波の本体が移動し始めていることを察知する。
ワイズマンが反撃開始を宣言するが、カイトはそれは違うと話す。
「ぼくたちはハロルドが作ったゲームの本当のルールに、やっと気づいたのさ」

.hack//絶対包囲 Vol.4に続く・・・。
0376.hack//侵食汚染 Vol.3
2020/04/01(水) 19:08:28.83ID:uwASpADE0
以上になります。
これ以外の部分と、前編となるVol.1とVol.2、後編となるVol.4は全て他の方が書いていましたので、ここまでとなります。
0378ゲーム好き名無しさん
2020/04/12(日) 00:42:27.65ID:cm7IIapd0
ドットハック乙です!
懐かしい
やたら出てたゲームと漫画とアニメの記憶がごっちゃになって未だによくわかってないところがある
0380ゲーム好き名無しさん
2020/04/20(月) 21:08:01.78ID:Pqo4d6av0
前は右メニューが無かった気もする
パスワードが失われて誰もそういうデザイン変更編集ができなくなってるはずの旧Wikiも一緒に変わってるから、
atwiki側の仕様変更かなんかじゃないかな
0381ゲーム好き名無しさん
2020/04/22(水) 02:53:07.29ID:ZMoDXSDX0
ブラゲになるのですが、かくりよの門クリアされた方いらっしゃいますでしょうか?
サ終までに間に合いそうも無いので、大まかなあらすじをお願い致します…。
0382ゲーム好き名無しさん
2020/04/29(水) 18:10:44.55ID:R+cHs9WO0
保守
0383ゲーム好き名無しさん
2020/05/07(木) 23:55:49.52ID:L8s9yeZg0
保守
0384ゲーム好き名無しさん
2020/05/09(土) 09:58:59.49ID:R8mj9lCC0
スマホアプリのテイルズオブザレイズの各部ストーリーをざっくりとでいいので教えてほしいです
基本プレイ無料とはいえ量が多くて全然追いつけない…
0385work×work
2020/05/09(土) 12:19:31.86ID:S7umgOWY0
勇者サマーランド。ダンジョンという名のアトラクションをお客様に攻略させ勇者気分を味わってもらう。というテーマパーク。
インストラクター、要はお客様の引率者。の新人バイトである主人公は、様々な理不尽やお客様の我儘に振り回されながら日々を過ごしていた。
実はテーマパークの社長はかつて倒された魔王であり、力が封印された「魔王の珠」
が自分の手出し出来ない場所に有るので、客に探索させ横取りする為にテーマパークを運営していた。
主人公は魔王や珠を狙う者達の野望を防ぐ為、お客様を連れ最後のダンジョンを攻略する。
魔王は逮捕され、私欲に走った国王も倒した主人公はその功績から新社長(アルバイト)に就任する。
明らかにただの名義貸しじゃないですかヤダー
0389悪性隔絶魔境 新宿
2020/05/12(火) 19:34:08.17ID:+Pjcw+5p0
未解決一覧よりFate/Grand Order 1.5部『悪性隔絶魔境 新宿』
分かりやすくとのことだったので焦点を本筋周りに絞ってその他の描写はばっさり切ってます
元々プレイ済みの人のリクエストっぽいけど一応未プレイの人にも向けて簡単に説明
・カルデア…主人公が所属する組織。人類の未来を守ることが使命。
・聖杯…いわゆる聖遺物ではなく、強大な魔力の塊のようなもの。
・特異点…正しい時間軸から切り離されたifの世界。聖杯を核に成立する。基本放置すると世界がヤバい。
 聖杯を回収して7つの特異点を修復(=消去)する旅がメインストーリー1部の内容。
・サーヴァント…人々の信仰を得た英霊(架空の人物なども含む)のコピー体。
 カルデアが戦力として召喚するほか、聖杯の所持者や、時には聖杯そのものが勝手に召喚することもある。
 戦略上正体を隠したい場合などはセイバー(剣士)やアーチャー(弓兵)といった兵種で名乗る。

7つの特異点を作った黒幕を倒してついに世界を救ったカルデア一行。
だがそれからしばらく経ったある日、もはや発生するはずのなかった新たな特異点が観測された。
向かうは西暦1999年の新宿。周囲を高い壁に囲まれた、悪のみが栄える監獄の街である。

現地到着時、意図せず孤立無援に陥った主人公は『新宿のアーチャー』と名乗るアラフィフ紳士(自称)に窮地を救われる。
記憶喪失だという彼曰く、この都市の真実を教える対価として自分を信頼してほしいとのこと。
お人好しの主人公は「(すぐには無理だが)信じたい」と答え、カルデアの支援も受けつつ行動を開始する。
0390悪性隔絶魔境 新宿
2020/05/12(火) 19:34:30.28ID:+Pjcw+5p0
現地に召喚されていた無所属のサーヴァント2騎を仲間に加え、一行は特異点攻略の態勢を整える。
敵はこの街を支配する4騎のサーヴァント、通称『幻影魔人同盟』。
彼らはただのサーヴァントではなく、個々の逸話こそあれど英霊には至らない『幻霊』の力を利用している。
しかも向こうにはアーチャーそっくりの、そして彼よりも強く邪悪なサーヴァントがいるのだとか。
もしや自分は悪たる本体から切り離されたささやかな善の一面なのでは?と軽いノリでうそぶくアーチャー。
未だ手放しには信用しがたいが、決して死にたがりではない彼が時に命がけで主人公のため戦っていることもまた事実だった。

記憶喪失でありながら頭脳明晰なアーチャーの活躍もあって戦いは比較的有利に進んでいく。
ある時は主人公が敵の本拠地に囚われるも、それすらアーチャーが見越した通りの展開であり、
結果として用心深く潜伏していたとあるサーヴァントが主人公を救出して仲間に加わることとなった。
ここで主人公はいくつかの真実を、そのとあるサーヴァント――名探偵シャーロック・ホームズの、
そして敵の本拠地で邂逅した悪のアーチャーの言葉から知る。
善と悪のアーチャーが元は一人の男、ホームズの宿敵たるジェームズ・モリアーティであったこと。
悪のアーチャーこそが幻影魔人同盟のトップであり、目的はこの星の破壊だということ。
本来モリアーティに善なる側面など一片も存在せず、故にホームズは善悪双方のアーチャーを警戒していたこと。
だが現実に、ホームズから見ても主人公を助ける善のアーチャーの行動に嘘偽りはないということ。
0391悪性隔絶魔境 新宿
2020/05/12(火) 19:34:58.71ID:+Pjcw+5p0
ホームズの活躍により特に負傷もなく敵地から帰還した主人公。
ここでアーチャーは先の顛末について怖い思いをさせたと謝罪し、記憶は戻らずとも推理により導き出した己の真名、
犯罪王モリアーティの名を改めて告げた上で主人公のサーヴァントとして在ることを誓う。
更に話題はホームズの持つ情報へ、そして今後の方針へと移っていった。
恐らく悪のアーチャーは星を破壊する手段として、この街に隕石を落とそうとしている。
敵の本拠地である建造物『バレル』を銃身に、『魔弾の射手』マックスの幻霊と聖杯の力を利用して、
決して狙いを外さない魔弾と化した隕石を地球の急所に撃ち込むつもりなのだ、と。
隕石の落下を阻止するべく、一行は改めて幻影魔人同盟を打倒せんと立ち上がる。

いくつもの激戦を乗り越えた末、バレル内部で悪のアーチャーと対峙した一行はついにこれを打ち倒す。
しかし彼が消えた後に現れたのは、なんとかつて倒したはずの1部における黒幕の残党だった。
続いて、ようやく種明かしの時が来たとばかりに善のアーチャーがホームズに襲いかかる。
善のアーチャー、もとい本物のモリアーティはホームズを殺すのではなく己の内に取り込み、
探偵がいなくなった代わりに自分が全ての疑問に答えるとうそぶいた。
0392悪性隔絶魔境 新宿
2020/05/12(火) 19:35:18.09ID:+Pjcw+5p0
幻影魔人同盟とは魔神(=残党)と人間(=モリアーティ)の二者が結んだ同盟である。
残党は憎むべき主人公を殺すために。モリアーティは宿敵ホームズに勝利するために。
両者は共に記憶を削ぎ落とし、たった今まで己を善/悪のアーチャーだと認識して行動していた。
結果としてモリアーティは『敗北すべき悪』ではなく、『正義(ホームズ)の味方』の立場から宿敵を見事に出し抜いたのだ。
事態を理解した一行は残党を再び撃破するも、魔神は主人公の死を確信して笑いながら今度こそ消滅する。
直後、その言葉を裏付けるように突如として新宿上空に隕石が出現した。

『魔弾の射手』という物語において、7発ある魔弾のうち6発は射手の望む場所へ直撃する。
しかし最後の7発目は悪魔が操作し、射手にとって最も大切な者を射抜くという。
モリアーティの真の狙いは隕石を『7発目の魔弾』として主人公の元へ誘導し、星を破壊することだった。
残された時間はあと5分。この場にホームズでも現れない限り計算は狂わないと豪語するモリアーティ。
味方サーヴァントらは隕石の迎撃に挑むと言い残し、険しい顔でその場を後にする。
0393悪性隔絶魔境 新宿
2020/05/12(火) 19:36:04.31ID:+Pjcw+5p0
もはや敗北を待つしかない状況にあって、主人公はなおもモリアーティに言葉を投げかける。
貴重な5分が無為に過ぎ去ると思われたその時、諦めを知らない主人公の元に最後の援軍が到着した。
現れたのはシェイクスピアにアンデルセンという、戦闘には向かない作家サーヴァント二人組。
二人が紡いだ文章を媒介に世界中の名だたる探偵たちが幻霊の群れとして召喚される。
探偵たる彼らの力を借り受けて、主人公が放った言葉はついにモリアーティへ決定打を与えた。
「ジェームズ・モリアーティ!!おまえが犯人だ!!」
再び敗北すべき悪に堕ちたモリアーティは、この展開を想定した上でそれでも自分が勝つはずだったと最後の疑問を叫ぶ。
その答えは、7発目の魔弾が主人公を狙ったという事実そのもの。
善のアーチャーならぬモリアーティならば踏みにじることができると思っていた過日の記憶が彼を迷わせたのだった。

その後、魔弾としての性質を失った隕石は味方サーヴァントの攻撃で完全に無力化。
敗北したモリアーティはいつかカルデアに召喚される可能性を示唆され、不思議と満更でもない様子で消滅していった。
彼が所持していた聖杯を回収したことで新宿特異点修復のミッションは無事に完了したが、
今回現れたもの以外にも逃げ延びた残党が複数いると判明したところで話は一旦幕を閉じる。
0394ゲーム好き名無しさん
2020/05/12(火) 19:39:14.68ID:+Pjcw+5p0
以上になります
あとついでに同じく未解決のCHAOS;CHILD(PS4)を予約したいです
0395ゲーム好き名無しさん
2020/05/12(火) 21:49:23.33ID:QXj0IQVI0
乙です。FGO知らないけどなんとなくわかった。
しかし憂国のモリアーティっていうモリアーティを主役にした漫画とかもあったよな。
世はまさに空前のモリアーティブームだったのか。
0397ゲーム好き名無しさん
2020/05/16(土) 16:22:25.13ID:Bw/sY1g50
>>384
まだストーリー更新中だし、用語多いから分量多くなりますが、レイズ需要あればストーリーだけ(イベント含めたらスレひとつ分になるので無理ですが)やります
0398ゲーム好き名無しさん
2020/05/16(土) 22:05:39.10ID:WQFJnL7C0
>>397
384だけどぜひお願いしたいです
キャラ数がかなり多くて大変なのも想像できるから本当にざっくりした感じでいいので
0399ゲーム好き名無しさん
2020/05/19(火) 20:09:21.48ID:V/iwp+Jz0
リクエストさせてください

タイトル「魔法使いになる方法」
初出がwin95(1997年)
セガサターン(1998年)、プレイステーション(2009?)でも出てます
windows版の廉価版もあったような……
続編「夢見る星の物語」もありますが第一作の方が知りたいです

特にノーマルモードのストーリーが知りたいです(難易度別に主人公が3人いる)
win95版でバグ?のせいか途中から進められなくなってしまいノーマルだけエンディングまで辿り着けなかったので……
(もしかしたら修正パッチとかあったのかもしれませんが当時そういう知識がなかった)
他のルートもいまいちうろ覚えなので教えていただけると助かります
0400ゲーム好き名無しさん
2020/05/20(水) 02:38:24.11ID:eal13JJA0
「やばたにえん」と「滅やばたにえん」をお願いします。
プレイしてクリアもしたのですがストーリーがよくわからなかったので
解説多めでお願いしたいです。
0403ゲーム好き名無しさん
2020/05/23(土) 15:44:10.53ID:sTeR4pit0
テイルズオブザレイズ書く予定ですが、一番始まりを見つけるのに手間取ってます。申し訳ない!
明日くらいには書き始めますので、予約お願いします。
0404ゲーム好き名無しさん
2020/05/30(土) 00:22:20.58ID:ivIFju+d0
保守
0406ゲーム好き名無しさん
2020/06/06(土) 21:04:16.43ID:CxV7NaES0
保守
0408ゲーム好き名無しさん
2020/06/13(土) 21:22:54.47ID:c0lOPPf90
スマホアプリゲームの「刀剣乱舞」「ツイステッドワンダーランド」のストーリーを教えてください
0409ゲーム好き名無しさん
2020/06/14(日) 09:25:07.47ID:bKV8ZHF/0
>>408
ゲーム版の刀剣乱舞に公式の紹介文以上のストーリーは今の所ない
個々のキャラを軽く掘り下げたり世界観を考察する手掛かり的な要素がちょこちょこある程度
メディアミックス版も色々あるけど基本設定が共通なだけでストーリーはそれぞれオリジナル
0410ゲーム好き名無しさん
2020/06/14(日) 19:40:54.64ID:CZ3zQdbR0
ちょっとだけ補足するとゲーム版の刀剣乱舞は「特命調査」というイベントは特別でストーリーがある
初期に選べる刀(キャラ)を毎回一人ピックアップしたエピソード内容
メディアミックスである舞台版の刀剣乱舞のいくつかはこの「特命調査」をベースにしたり後日談的な内容になってる
参考に書くと
「特命調査 聚楽第」→「慈伝」
「特命調査 文久土佐藩」→「維伝」
「特命調査 慶長熊本」→「綺伝」(予定)
0411Fighting Fantasy Deathtrap Dungeon Trilogy
2020/06/15(月) 08:27:12.06ID:qPpYGzcg0
パソコン・アイフォン・スマホ・switch等で遊べる、
ゲームブックの金字塔ファイティングファンタジーシリーズを
現代風のシステムや難易度で復活させたゲーム第二弾、
『Fighting Fantasy Deathtrap Dungeon Trilogy』行きます。
少し前までは『Fighting Fantasy portal』とかいうゲーム名でしたが
いつのまにか変わっていたようです。

とあるファンタジー世界、
それも美形キャラが超絶能力で無双するとかではない
暑苦しいオッサンが鈍器でモンスターを叩きつぶし返り血まみれになってそうな
古臭いファンタジー世界でのお話。

(デストラップ・死の罠ダンジョン)
旅をしている主人公がファングという田舎町に向かっていると、道中にいた男が
「あなたもサカムビット公のダンジョンに挑戦なさるのですか?」
と聞いてくるので、そのダンジョンについて聞いてみると
「失礼しました、この時期にファングに来たというのに
ダンジョンの事を知らない人がいるとは思いもしませんでした!」
とクッソ失礼な事を言いつつもダンジョンについて説明してきた。

ファングを治めるサカムビット公は、ある日ファングにダンジョンを作り
精鋭の兵士を何人か送ったが、一人も帰っては来なかった。
次に腕に覚えのある冒険者を何人も招待したが、それらも誰も帰って来なかった。
それ以来、クリアしたら金貨一万枚を与えると宣伝して
毎年ダンジョンに挑戦する冒険者を集めて送り込んだが
今まで誰一人として生還者はいないという。
主人公はそれに挑戦しようと決心しファングに向かった。

ファングに着くと、普段は寂れた田舎なはずなのに
多くの人が集まり、まるで祭りのように賑やかだった。
便利な魔法で探検中の冒険者の様子を見られるというわけでもなく
ただ挑戦した冒険者が帰ってくるのを待つだけだというのに
多くの人がごった返す程にこのイベントは人気らしい。
とりあえず屋台に行ってみると短剣をタダでくれたので、
それを装備してダンジョンに挑戦する主人公。

色んな敵や罠やアイテムと遭遇しながらダンジョンを進んでいくと
スロムという名のダンジョン挑戦者の一人のバーバリアンと遭遇し
「最終的なダンジョンの勝利者は一人だが、途中までは協力しないか?」
と、もちかけられ、それに応ずる主人公。
スロムと一緒に進んでいくと、ドワーフが管理する部屋に着いた。
「この先へ進みたいならいくつかの試練をクリアしてもらおう!」
というわけでスロムと一旦別れ、いくつかの試練をクリアした後に
「さて、最後に彼と戦ってもらおう」
という台詞と共に主人公に襲い掛かったのは、スロムだった。
スロムは唾液をダラダラたらし目も虚ろ。
彼は神経毒に犯され狂ったのだ。
0412ゲーム好き名無しさん
2020/06/15(月) 08:27:44.80ID:qPpYGzcg0
スロムを倒した主人公に対しドワーフは
「ダンジョンの先へ進む通路を開く装置を使えるのは俺だけだ。
俺に手を出したら先へ進めなくなるがいいのか?」
と挑発的に言ってきて、耐える主人公。
そしてドワーフが通路を開いたのを確認すると
主人公はドワーフに襲い掛かった
「実は君を殺すのは簡単だ、
だがせっかくだから正々堂々と勝負してみようじゃないか!」
と余裕かましてたドワーフだったが以外と弱く、
主人公はドワーフをぶっ殺してスロムの仇をとり、
装備品の上質なチェインメイルを奪って先へ進むのであった。

その後も『この先、武器の持込を禁ずる』と書かれた看板の先で
武器を構えて待ち構えていた挑戦者の一人の汚い忍者と戦ったりした後、
最後に主人公は出口を守る門番と対面する。
「お前はダンジョン内で手に入る4つの宝石を持っているか?」
4つの宝石それぞれを手に入れるためには
分かれ道のうち正しい道を選んだり幸運に恵まれる必要があり
最初にこの場に到達した時点で4つの宝石を持ってる確率は絶望的に低く
4つは揃ってない事を門番に伝えると
「本来ならこの場でダンジョンの挑戦は失敗となるのだが、
私は機嫌が良いからもう一度やり直させてあげよう」
と言うと主人公をダンジョンの入り口へテレポートさせてくれた。

(原作ゲームブックでは必要な宝石が3つな代わりに
ここへ到達した時点でその3つを持ってないと
「君のダンジョンの挑戦は失敗だ!
今後君はダンジョンに住み、ダンジョンの手入れをして生活するのだ!」
という事で奴隷同然の状態になるバッドエンドになるので
やり直させてくれるというのは有難い)

とうと4つの宝石を集めて4つの穴に正しく入れると
最後の扉が開くと同時に門番が出口へ向かって走り出した。
彼もこのダンジョンに挑戦して失敗し、奴隷となったのだろうか?
ならば4つの宝石集めをやり直させてくれたのも納得がいく。

ともかく彼を追いかけると、頭からクロスボウの矢が刺さった状態で
倒れて死んでいるのが見えた。その足元にはスイッチらしきものが。
門番は最後の最後で単純なトラップにかかって死んだのだ。

主人公がダンジョンから出ると、民衆は沸き上がり
サカムビット公はダンジョン攻略者が出た事に驚愕する。
そして主人公は金貨一万枚を賞金として受け取り、
民衆にとってのダンジョン攻略者としてのヒーローであると同時に
ダンジョン内で奴隷にされていた者たちの救出者としての
ヒーローにもなった。
0413Fighting Fantasy Deathtrap Dungeon Trilogy
2020/06/15(月) 08:28:47.09ID:qPpYGzcg0
(チャンピオンのトライアル)
金貨一万枚を得て、新たなる旅路に出ようとした主人公は
港町で船着場に行く途中、殺人事件の解決を手伝ってほしいという
奇妙な依頼を受け、容疑者の三人へ事情徴収をする。
事件現場の証拠と三人の証言を比べてみると
被害者は正面から刺されたのは確実なのに容疑者の一人が
「俺は被害者が犯人に刺される瞬間を目撃した。
背中から刺されて一瞬で絶命したぜ」
と言ったのに気づき、矛盾した事を言う彼が犯人だと告発した。
すると彼は罪を認め逮捕された。
そして後述するサカムビット公の第二のダンジョンへ挑戦させられ
二度と出てくる事は無かったという。

そんな名探偵気分を味わった後に船に乗り旅立った主人公だったが、
その船はカーナス卿という偉そうな奴が所有する船に攻撃され
主人公を含め船に乗っていた者は全員捕まってしまい、
金貨一万枚も没収されてしまった。

その後主人公たちは、カーナス卿の目的を果たすための
最高の駒を選別するべく、毎日殺し合わされた。
そして主人公と最後に戦い敗れた男は最期に
「頼む、いつの日かカーナスを殺し、俺たちの敵を取ってくれ!」
と言い残すと事切れた。

その後主人公は、田舎町ファングに連れてこられた。
「ここには俺の兄サカムビットが新しく作った第二のダンジョンがある。
俺は兄が嫌いだから、お前にダンジョンを攻略させてやる!
攻略できたらお前は解放してやろう。賞金の金貨二万枚は貰うがな!」

ファングに入るとサカムビット公は何か偉そうな人と話していたので
前回のダンジョンの攻略者が、カーナス卿の手下として
挑戦しようとしているのに気づかれると不都合が起きると考え
サカムビット公に気づかれないうちにさっさとダンジョンに入った。

第二のダンジョンは前回よりも段違いに凶悪だった。
クリアに必要な金の指輪は、なんと9つも集める必要があった。
しかも前回のダンジョンと違い、最後の部屋で魔法使いに
9つの金の指輪を見せられないと
「金の指輪が足りないな、君の挑戦は失敗だ。
そして失敗した挑戦者にする事はひとつだけだ」
と、容赦なく魔法の稲妻で殺そうとしてくる。
0414Fighting Fantasy Deathtrap Dungeon Trilogy
2020/06/15(月) 08:29:22.61ID:qPpYGzcg0
他にも、
「途中で鉄格子の中に捕らえられ、
脱出するには途中の食料庫のパンに入っているヤスリが必要」
「ダンジョンを進み続けてたどり着いたのは行き止まりで、
そこから先に進むには魔女のアイテムを神頼みで使う必要がある」
と、色々鬼畜なダンジョンを、なんとか9つの金の指輪を集めて
最後の部屋にたどり着いた主人公は、
9つの指輪を手に入れたヒントを元に指定された番号の所に置き、
時計の針を合わせ、ファイアーデーモンと戦ったりして
とうとう最後の部屋を突破した。

ダンジョンから出てきた主人公を見たサカムビット公は
誰にもクリアできないだろうと自身を持って作ったダンジョンが
最初の年で攻略された事と、攻略した者が
前回のダンジョンの攻略者だと知り二重に驚く。
そして約束通り金貨二万枚を主人公に与えた後
サカムビット公は、何か望みは無いかと主人公に問う。
そこで主人公は言ってやった。
「カーナス卿と一騎打ちをして、殺されたみんなの敵を討ちたい!」

カーナス卿は嫌がったが、多数の見物人に阻止され逃げられなかった。
それにカーナス卿がサカムビット公を嫌ってるのと同様に
サカムビット公もカーナス卿を嫌ってるだろう。
こうして決闘の地に立ったカーナス卿は意外にも
強靭な肉体を持ち立派な斧や鎧を身に着けた強力な戦士でもあったが、
ダンジョンで鍛えられた主人公の敵ではなかった。

こうしてみんなの敵を討ち、金貨二万枚を得て自由の身になった主人公は
新たな冒険を求めて旅に出たのであった。

その後サカムビット公は今度こそだれもクリアできない
第3のダンジョンを作ろうとしているらしい。

最後の部屋の魔法使いは、ダンジョンがクリアされた後は
小さな村で魔法の先生になったという。
本来は容赦なく人を殺すような冷酷な人ではないのだろう。

カーナス卿が所有していたあの島は、所有者がいなくなり無人島になり
後に犯罪者が多数流れ着き無法者の巣窟と化した。
そして近隣のリザードマンの襲撃に脅かされながらも暮らしている。
0415Fighting Fantasy Deathtrap Dungeon Trilogy
2020/06/15(月) 08:30:54.09ID:qPpYGzcg0
(死の軍団)
サカムビット公のダンジョンを二度も攻略した男として有名になった主人公は
旅先の酒場でダンジョンの中の苦労話をしたりしてたが
道中でドレクという親友と会う。
相談があるので人目のない所で話したいというのでついていくと
なんとアグラクスという名のシャドウデーモンが復活し
世界を支配しようと多数の魔物の兵士を率いて進軍してきているというのだ。

なぜそれをドレクが知ってるのか不思議だったが
ともかく魔の軍団に立ち向かう必要があると考えた主人公は
周辺の町を回り、魔の軍団と戦う兵士達を募集すると、
人間やエルフやドワーフの戦士達が名乗りを上げ
かれらは当然賃金を要求したので気前良く払う。
二万枚もあった金貨は五百枚まで減ってしまったが
魔の軍団と戦うための兵力は十分に整った。
味方の一行と出発する前にドレクは真実を告げてきた。
「実はアグラクスが復活したのは俺のせいなんだ。
トレジャーハンターである俺は遺跡の中で素焼きの壺を見つけ
栓を開けると中からアグラクスが復活してしまったんだ!」
それを聞いた主人公は、ドレクのためにもアグラクスを倒そうと思った。

アグラクスを倒すためにはクリスタルと呪文が必要との事だが、
それらを手に入れないまま魔の軍団の所へ到達してしまった一行。
このまま戦ってもこっちの全滅は必至だが
このまま引き返すのも手間だと地図を見ながら考えていると
一行の一人がその地図を見て言ってきた。
「それは私が以前作った魔法の地図ではないですか!」
実はこの地図、いわゆるテレポートアイテムだったのだ。

地図を駆使して旅を続け、道中襲ってきたモンスターの宝物として
貯蔵されていたクリスタルを手に入れ
洞窟に住む預言者から呪文を教えてもらった一行は
とうとう魔の軍団と衝突する。

味方が次々と倒れていく中、何匹もの魔物を倒しつつ敵陣へ進み
とうとうアグラクスの元へたどり着いた主人公がクリスタルを使うと
アグラクスは悲鳴を上げながら逃げていく。
足止めしてくる護衛の狂信者を切り捨ててアグラクスに追いつくと
呪文を唱えてアグラクスにトドメをさした。

こうして魔の軍団は滅び、世界の平和は守られ、
ドレクはこの事に心の底から安堵した。
その後、ドレクはトレジャーハンターを引退して別の仕事に就き、
栓をしてある素焼きの壺には二度と近寄らなかったという。

以上です。>>172さんの書いた通り、死の軍団は日本初翻訳なので
ゲームブックのブーム当時を知ってる人でも楽しめると思います。
お付き合い頂きありがとうございました。
0417ゲーム好き名無しさん
2020/06/15(月) 16:47:07.05ID:z9BG59jb0
スマホアプリの創世のエルをクリアされた方はいらっしゃいますか?
ラストバイブルと関係があるとの事なのですが、配信停止になっている為ストーリーが分かりません…
0418ゲーム好き名無しさん
2020/06/16(火) 14:51:40.39ID:uAZmVxSA0
>>417
調べてみたら今年の3月から3年ぶりに配信再開されているようです
0421ゲーム好き名無しさん
2020/06/25(木) 21:46:02.98ID:rjfz3FD+0
保守
0422月夜の夜道でJKが追いかけられるお話 1/5
2020/06/27(土) 16:53:29.28ID:xIMJQMaE0
PC用フリーゲーム『月夜の夜道でJKが追いかけられるお話』のストーリーを投下します。
ジャンルはホラーADVです。

■■主な登場人物
・黒髪女子高生 :????
・黒づくめの男 :????
・金髪ギャルJK:????

■プロローグ(操作キャラ:黒髪女子高生)
薄暗い夜道で歩く黒髪女子高生…その後ろから黒づくめの男が忍び寄る。
黒髪女子高生は必至で逃げ回るが、ついには袋小路に追い詰められてしまう。
黒づくめの男は黒髪女子高生に詰め寄り、覆いかぶさるように抱きしめた。
その瞬間、黒髪女子高生の様子がおかしくなり世界が暗転、明滅しはじめた…

■異変(これ以降の操作キャラ:黒づくめの男)
壁や床の模様がプログラムエラーじみた色彩を放ち、迷路状になっていく。
それでも黒づくめの男は黒髪女子高生に歩み寄るが、黒髪女子高生の容姿に異変が起こる。
目鼻の位置が顔面からズレ、次の瞬間には首が90度曲がり、さらに次の瞬間には生首状態になり…
その生首がさらに成人男性を大きく超えるサイズまで巨大化し、黒づくめの男に襲い掛かる。
黒づくめの男は歪んだ床や壁を回避しながら必死に逃げつつ、行く先々に現れる正常な黒髪女子高生の幻影を追いかける。
しかしついには袋小路に追い詰められ…窮地に陥ったその時、謎の金髪ギャルJKによって助け出された。

■金髪ギャルJK登場
金髪JKは男口調で、自分の名は「カブラギ」だと名乗る。
この世界は「槍鯛町(やりたいちょう)でヤりたいぞう」という
高精度な仮想空間ヘルス(VRエロゲー)の作品内であり、
黒髪女子高生は「ストーカーに強姦される」という役割をもったNPCだった。
カブラギは省コストの都合で汎用キャラの外見をしているものの運営スタッフであり、妻子持ちの中年である。
現在は槍鯛町に発生している謎のバグを調査・修正する業務中であり、バグの発生源として黒髪女子高生を突き止めた。
カブラギは黒づくめの男に、今すぐログアウトしてしばらくゲームに関わらないよう忠告する。
0423ゲーム好き名無しさん
2020/06/27(土) 16:54:03.38ID:xIMJQMaE0
■黒髪女子高生の呼び声
しかし黒づくめの男はカブラギの忠告を無視し、再び黒髪女子高生を追いかける。
黒髪女子高生の幻影はそこかしこにあり、黒づくめの男は奥へ奥へと誘われていく

黒髪女子高生『…おとうさん……』

黒づくめの男は最初に黒髪女子高生と出会った袋小路に再びたどり着き、一人たたずむ。
カブラギも黒づくめの男がまだログアウトしていないことに気が付き、説得を試みる。

■黒づくめの男の正体
カブラギが黒づくめの男の顧客情報を調べると、彼は「カンノミヤ ジョウイチロウ」という73歳の男性だった。
カンノミヤという苗字、男の年齢、そして槍鯛町の黒髪女子高生シチュエーションから凄惨な事件を思い出すカブラギ。
20年前に起こった、「カンノミヤ ジュン」という女子高生が通り魔に刺殺された事件。

カブラギは嫌な予感を覚え、黒髪女子高生のモデリングを担当したスタッフに詰め寄った。
実は黒髪女子高生の強姦イベントは、カンノミヤ ジュン殺害事件の記録を見たスタッフが
実在の犯行現場・実在の被害者を再現し、VR世界内に公開した極めて悪趣味なイベントだった。

カンノミヤ『娘はこの袋小路で刺し殺された…刺し殺された“だけ”なんだ…』

現実のカンノミヤ ジュン殺害事件はただの通り魔事件であり、性的暴行の痕跡は一切無かった。
それは警察が被害者の名誉のために証明していたにも関わらず、事件後にゴシップ記事の歪曲報道によって
「強姦殺人事件だった」「犯人は元カレの一人で痴情のもつれ」「本当の犯人は父親」といった
根も葉もない噂であふれ、カンノミヤをノイローゼに陥れた。

カブラギも妻子を持つ身であり、カンノミヤの気持ちが痛いほど分かった。
一スタッフとして会社の不手際を詫び、ログアウト用の端末へと誘導する。
0424月夜の夜道でJKが追いかけられるお話 3/5
2020/06/27(土) 16:54:49.24ID:xIMJQMaE0
■バグの正体
端末への道すがら、カブラギはカンノミヤに「なぜ槍鯛町に来たのか?」と質問する。
事情を考えれば悪趣味な企業に苦情を言いに来たようにも思えたが、
カンノミヤのログイン後の挙動からはそう言ったものを感じられなかった。

カンノミヤ『ただ、会いたかった…抱き締めたかった…』

その言葉を聞き、カブラギは一連の事件に合点がいった
カンノミヤが親とし優しく抱き締めたことで黒髪女子高生にエラーが生じていた。
過激な「プレイ」ばかり想定して、「優しく抱き締める」という初歩的な行為への対応を
プログラミングし忘れる開発陣の体たらくに呆れるしかなかった。
カブラギはカンノミヤに、この後ほぼ全てのデータをリセットして
槍鯛町を作り直すので今度こそログアウトするよう忠告する。
「もちろん娘そっくりのNPCも削除するので安心してくれ」というカブラギに、
カンノミヤは「娘ともう一度会いたい、だから出たくない」と心中を吐露する。

カンノミヤ『あの子は「お父さん」と呼んでくれたんだ!』
カブラギ『御老公、いい加減に現実を見てく……
     ちょっと待て…“お父さん”と…“呼んだ”…だと?』

驚愕するカブラギの隙をついてカンノミヤは逃走し、黒髪女子高生の幻影を追いかける。
再びVR世界がバグだらけになり、例の袋小路で黒髪女子高生のバグに囚われるカンノミヤ
カンノミヤは昏睡し、娘が殺害された当時の記憶を悪夢として再体験し始める。
初めは誠実な新聞記者の取材であったが、次第に横柄な報道陣まで押し寄せ、
カンノミヤ本人だけでなく周辺住民へも迷惑行為を繰り返す。
カンノミヤはマスコミの被害にあった住民から一方的な八つ当たりを受けるようになる。
連日、心無い投書や暴言を浴びて座礁するカンノミヤ。
…そこまでは現実に起こったことだったが、さらに追い打ちをかけるように
「娘が元カレに強姦され、父に助けを求めながら苦痛の末に死ぬ」という虚像を延々と上映され、
カンノミヤは絶望の淵に立たされる。
0425月夜の夜道でJKが追いかけられるお話 4/5
2020/06/27(土) 16:55:14.47ID:xIMJQMaE0
■カブラギの決断
VR外で観測中のカブラギの同僚によると、黒髪女子高生のバグはプレイヤーの思考を読み取り、
ついには自我を得て加速度的に増大・狂暴化しているという。
このままではカンノミヤはバグの宿主と化し、植物人間になってしまうだろう、とも。
管理者権限でカンノミヤの場所へ座標転移を試みるが、バグ空間は高速移動しており、
管理者権限をもってしても数秒しか固定できないため追いつくことができない。
そこでカブラギは人体に悪影響を及ぼすため封印された「感度3000倍」モードの使用を決断する。

同僚『なぜただの客にそこまでしてやれるんだい?!』

カブラギは地元の新聞記事にカンノミヤの記事が載っていたことを思い出していた。
カンノミヤは事件後、昼夜を問わず地域パトロールのボランティアに熱心に取り組んでいた。
悪ガキに絡まれても、デマに踊らされた人間に中傷を投げかけられても、止めることはなかった。
もう二度と悲しい事件の『娘』を、そして『親』を生まないために…

カブラギ『こんな立派な人の最期が、「子供に見せられないお店で植物人間になった」?
     …そんなことあってたまるかよ!』

カブラギの熱意に折れ、同僚も転送精度を上げるために尽力を約束する。
同僚に頼まれてカンノミヤのVR機体を確認しにいったカブラギは、
悪夢にうなされるカンノミヤを見て外から激励の声をかける。

カブラギ『負けるな御老公!嘘っぱちには本物をブツけてやれ!』
0426月夜の夜道でJKが追いかけられるお話 5/5
2020/06/27(土) 16:56:21.93ID:xIMJQMaE0
■カンノミヤの決断
外からの声に呼応し、カンノミヤは僅かながら正気を取り戻す。
数々の嘘の思い出を上映して精神を揺さぶってくるバグに対して、
カンノミヤは「真実」の思い出を突き付けることで論破していく。
窮地に立たされたバグは最後のあがきでカブラギに化けて油断させ、
カンノミヤを殺害しようとするが…その瞬間、
本物のカブラギがカンノミヤの居場所を発見・突撃し、
感度3000倍のオーラを纏って黒髪女子高生のバグに一撃を加える
3000倍の身体能力から放たれたエネルギーは、バグを跡形もなく消し飛ばした。

■エピローグ
事件後、カブラギはゲーム制作会社上層部に直訴し、
「槍鯛町(やりたいちょう)でヤりたいぞう」の大規模改修を行った。
カンノミヤ ジュンのような実在人物をモチーフにした要素を削除したほか、
全プレイヤー向けに「性的以外の用途での機能拡張」「カメラ機能」を追加した。

カブラギはVR上でカンノミヤと再会し、近況を報告しあう。
事件現場である袋小路が区画整理事業でなくなってしまうため、
今後はVR内の同じ場所に定期的に花を供えることにしたカンノミヤ。
年頃の娘を持つ父親、という共通点を持つ友人として談笑する二人。

そして特別に残しておいたカンノミヤ ジュンのアバターを纏ったカブラギは
カメラ機能を使って「娘との記念撮影」というカンノミヤの希望を叶える。
その写真を見てカンノミヤは『本物のジュンの方が3000倍かわいいぞ』と笑うのであった。

月夜の夜道でJKが追いかけられるお話/了。
0430ゲーム好き名無しさん
2020/07/05(日) 07:58:01.12ID:1Ryvqz7W0
次スレ立て時に忘れないように定期的に新ウィキを貼っておこう
■二代目Wiki
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/
0431ゲーム好き名無しさん
2020/07/11(土) 02:50:29.98ID:FbiK42Yl0
保守
0432ゲーム好き名無しさん
2020/07/12(日) 22:22:33.36ID:OHW4M5tM0
あげておこう
0438ゲーム好き名無しさん
2020/07/20(月) 00:25:53.78ID:Ako2GXWQ0
保守
0439ゲーム好き名無しさん
2020/07/21(火) 19:30:33.55ID:priXILm+0
初代まとめwikiの方で管理者権限譲渡を申し込んだ人が出た様だが、
スレ住人なのか違うのかどっちだろう。
0440ゲーム好き名無しさん
2020/07/22(水) 10:15:58.35ID:9M3kGI5B0
住人じゃないのに権限持ってる人いるのか?
二代目wikiもあるし、どうするのがいいんだろうね
0441ゲーム好き名無しさん
2020/07/27(月) 18:35:55.04ID:jdm42JI90
>>440
一定期間放置されて、本来の管理人が行方不明になると赤の他人がwikiの管理人になれる
他スレではこれを悪用した通販サイト等による乗っ取りも発生していて、このスレか前スレのどちらかで懸念する丁寧な説明があったはず
0444ゲーム好き名無しさん
2020/08/05(水) 07:26:09.81ID:k6W2W5uv0
保守
0446ゲーム好き名無しさん
2020/08/10(月) 22:05:11.01ID:TbPrWsr+0
今あらすじ書いてる最中なんだけど、>>1に書いてある「スレの容量」ってどこで見られますか?
5万文字以上あるから、投稿する最中にスレの容量を使い切らないか心配で…
0447ゲーム好き名無しさん
2020/08/10(月) 22:14:11.80ID:ToG4GU6o0
パソコン版では、最終レスの少し右下、「新着レスの表示」ボタンの少し右上にあるね
赤茶色の文字で、今は「478KB」って書いてあるね
0448ゲーム好き名無しさん
2020/08/10(月) 22:40:14.07ID:cdFEuqVg0
>>447
ありがとうございます
確認できました
もうほとんど使い切ってるのか…
次スレが立ったら投稿したいと思います(他力本願)
0449ゲーム好き名無しさん
2020/08/11(火) 02:19:11.11ID:weRGLoCM0
自分の見てる専ブラだと335kbって出るから結構違うものなんだな
0451ゲーム好き名無しさん
2020/08/17(月) 23:17:41.57ID:8YcXM6R30
保守
0452ゲーム好き名無しさん
2020/08/22(土) 21:06:39.59ID:WqIXimMG0
今更気付いてくれるか分からないけど
前スレもPCから見るとスレ容量733KBになってるから>>466は気にせず投下して大丈夫だよ
0453ゲーム好き名無しさん
2020/08/24(月) 13:59:29.52ID:XKKhQ+nO0
「甲龍伝説ヴィルガスト」SFCほかメディアミックス作品
のリクエストお願いしたいです
なろう読んでるときに相違や昔異世界モノあったなとうっすら思い出したのですが…
0454ゲーム好き名無しさん
2020/08/24(月) 22:26:55.46ID:ZXdXbEbz0
「ほかメディアミックス作品」とは具体的には?
0455ゲーム好き名無しさん
2020/08/25(火) 06:57:37.55ID:jv+kA1SC0
「リクエストお願いしだいです」とか遜り過ぎてうぜえ
0456ゲーム好き名無しさん
2020/08/26(水) 22:46:18.98ID:ECT3wguw0
そう?丁寧ですき
0457ゲーム好き名無しさん
2020/08/26(水) 23:57:53.46ID:eB6tCiuf0
「リクエストお願いしたいです」だと、リクエストすることを誰かに頼んでるように見える
どこかの質問スレとかでも「質問お願いします」ってたまに見るね
まあどうでもいいけど
0458ゲーム好き名無しさん
2020/09/05(土) 22:05:10.47ID:mI58AYM50
保守
0460ゲーム好き名無しさん
2020/09/10(木) 12:20:12.93ID:b1v/36k50
軌跡シリーズで碧の軌跡だけなかったんですけどどなたか書いてもらえませんか…?
0462不思議の幻想郷TOD-RELOADED-
2020/09/11(金) 12:14:42.77ID:edAe1HK20
まとめにある「不思議の幻想郷-THE TOWER OF DESIRE-」完全版。なのでその続きを簡単に

「ミラクル☆アンビションズ」
霊夢と売王の戦いの少し前、早苗も華扇と共に売王と戦っていた。

「エンド オブ デザイア」
霊夢に宣戦布告する早苗。華扇によると世界征服を企む「みらくる☆パーティー」が動き出した。との事。
本拠地の場所等やけに詳しいので華扇自体を疑うがとりあえず早苗を倒しに行く。
最終的に、早苗、天子、魔理沙、神奈子、諏訪子の五人が合体融合した「超ミラクル☆グレート守矢エンジェル・MAX-G(マックスゴッド)」を倒す。
黒幕はやはり華扇だった。霊夢の修行として計画したそうだが、当然霊夢は激おこだった。

「キング オブ フェアリーズ」
別次元に存在する精霊樹とその根元に有る妖精の国に招待された魔理沙とアリス。
ところが突如精霊樹に異変発生。中に入るとクラウンピースがコアに悪戯していたので捕らえる。
異変が収まったと思いきや更に酷くなるり調べ直してると、チルノがコアの中に頭を突っ込んでた。
どうやら別空間が広がってる様なので探索すると奥にフランが居た。
精霊樹は人の記憶に含まれる感情で成長する。(忘れたり、思い出が色褪せる理由、記憶自体は返すらしい)
とうやら吸収前の、特に負の感情が強い記憶に触れてしまい狂化しているフランをなんとか精霊樹から引き剥がし、なんとか異変は収まった。
(ここに居た理由は外に出るのに部屋の壁壊そうとしたら次元の壁壊して迷い込んだ)

「クロックリメインズ」(有料DLC)
何者かに気絶させられ謎の遺跡に運ばれた霊夢。
そこには咲夜が居た。紅魔館では一時間毎に地震が起きており、ほぼ同時期に現れたこの遺跡を調査していた。
取り敢えず財宝とかないか探索するために咲夜に協力する霊夢。
お金に釣られてトラップにかかったりしてるとスポットライトが照らしてきた。(咲夜は時間止めて避けた)
最奥には巨大な時計があり地震はその時報だった、そして壊そうとすると守護者として霊夢のコピーが現れた。
侵入者を倒す為に、侵入者そのものをコピーする。スポットライトはそのデータ取りの為のものだった。
尚、お金に釣られた霊夢のコピーなので、お金を投げるとそこに向かって一直線。という大弱点が出来ていた。
とにかく時計を破壊し地震は解決した。
ちなみに霊夢を気絶させたのはクラウンピース(理由は無し)
運んだのはにとり(起こそうとしてデカイ時計の近くに置いた)
0463不思議の幻想郷TOD-RELOADED-
2020/09/11(金) 12:48:58.88ID:edAe1HK20
主な追加サブダンジョン
「守矢神社の古井戸」
博麗神社の古井戸とは主に出現する敵が違う。どちらが楽かはプレイヤー次第だろう。

「フェアリーウェル」
短い古井戸。だがパートナーとしてフランが居る。
フランはプレイヤーやアイテムを巻き込む技を持っている為、敵よりもフランに殺される事になることか多い。(アプデで少し改善された)

「C Re:mains」
持ち込み有り。ボスのチルノコピーは「おゆ」をぶつけると水蒸気爆発を起こし一撃死。
(どんな湯だよ。とおもうが「おゆ」の材料に「核燃料」とかあるのでまあ)
尚、PCチルノもおゆを飲むと爆発してゲームオーバー。
有料DLCで追加されるせいかレア装備がぽこじゃが落ちている。

「時の異次元空間」
持ち込みなし12階毎に強い敵が彷徨いている。

稼ぎ用の追加ダンジョン
ジャンクガーデンシリーズ
持ち込み無しで、にとポの入手量と消費量のどちらも大幅up

OSOUJシリーズ
(金庫の中を)掃除という名目のお金稼ぎ。制限時間有り。

鍛練シリーズ
経験値と敵の強さがどんどんインフレしていく。最終的に億単位のダメージが飛び交う魔境。
0464ゲーム好き名無しさん
2020/09/11(金) 16:33:13.39ID:juRRDqlC0
おつ
セブンスドラゴンは書こうとしてシリーズ全部やったんだけど3のトンデモ展開で書く気なくしてしまったわ
0465ゲーム好き名無しさん
2020/09/12(土) 12:04:04.50ID:xd+qdtcA0
シナリオ工房月光って時点で書く意味ないだろ
コボちゃんのほうがよほどストーリー性がある
0466ゲーム好き名無しさん
2020/09/12(土) 21:53:41.94ID:zYEfBzfH0
今のは「工房」と「コボ」をかけた洒落です
0467ゲーム好き名無しさん
2020/09/19(土) 10:59:35.46ID:v0KsAhD90
保守
0468ゲーム好き名無しさん
2020/09/27(日) 01:43:26.84ID:TzBi03cA0
>>3にある、漫画サロン版のストーリーを教えてもらうスレまとめWikiの
未解決作品一覧に記載されている漫画のストーリーを
ここに投下するのは普通にスレチですか?
0470ゲーム好き名無しさん
2020/09/27(日) 10:12:10.35ID:TzBi03cA0
失礼しました
漫画サロン版にスレがもう存在していないみたいなので
ここが総合スレ的な扱いなのだろうかと確認をしてみました

気が向いたら直接編集してみます
0471アサシンクリードIII
2020/09/27(日) 16:08:45.88ID:1uEtRGeb0
3年ぶりくらいのこんにちは。
アサシンクリードIIIを投下しようと思います。

2012年発売のタイトルですが、公式サイトには未だに「ネタバレ自粛のお願い」があります。
しかし現代の話(デズモンドの顛末)はアサシンクリード4以降のゲーム内資料でも書かれています。
とはいえ状況説明程度で書かれているので、一応過去の話もあらすじ程度に抑えておきます。
詳しく知りたい方はリマスターも出たのでプレイしてみてください。
0472アサシンクリードIII
2020/09/27(日) 16:10:01.73ID:1uEtRGeb0
【シリーズに共通する用語説明】
アニムス…遺伝子の記憶を体験するための装置
”かつて来たりし者”…太古に文明を築きそして滅んだ者たち。
アサシン教団…民のの自由のために影から戦う者たちの集団。つまり主人公たちがいる組織
テンプル騎士団…個人の自由を奪って支配し秩序を保とうとする組織。現代のアブスターゴ社。
0473アサシンクリードIII
2020/09/27(日) 16:10:59.62ID:1uEtRGeb0
現代の話
アサシンクリード リベレーションの続きにあたる。
2012/12/21世界を崩壊させる何かが起きるので阻止するため向かえと”かつて来たりし者”に言われた場所へ行く。
そこには宝物庫(というか超文明の遺跡)があった。
扉の前で”かつて来たりし者”の声が聞こえ意識が混濁し倒れたのでアニムスへつながれる。
(ちなみにデズモンドは技術者二人と父親のウィリアムが一緒に行動している)
先祖の記憶をたどり宝物庫の鍵を探す。
0474アサシンクリードIII
2020/09/27(日) 16:14:00.14ID:1uEtRGeb0
過去の話
―18世紀中期、独立戦争中のアメリカ
イギリスから宝物庫を探しにボストンへ来たヘイザム・ケンウェイはモホーク族の女性といい仲になって子を残し去る。
宝物庫と思われた場所は所持していた鍵では開かなかった。
(実はこの扉はデズモンドらが持つカギで開く。ヘイザムの持つカギはこの扉を開けた先で使うもの)

モホークの女性は村で子を育て、子は成長するが村がテンプル騎士団によって燃やされ亡くなる。
子はラドンハゲードン(彼が今作の主人公)。

”かつて来たりし者”から啓示を受け、村を出てアサシンの老人アキレスに教えを受けて名もコナーに改める。
人々の自由を勝ち取るためテンプル騎士団を倒すことになる。
0475アサシンクリードIII
2020/09/27(日) 16:14:53.24ID:1uEtRGeb0
出身の村は聖域の上に立っている。その土地を買収されるのを阻止すべくウィリアム・ジョンソンを暗殺。
愛国派と協力し、戦中にイギリス軍少佐でテンプル騎士のジョン・ピトケアンを暗殺
イギリス軍兵士でテンプル騎士のトマス・ヒッキーはワシントン暗殺計画を企て濡れ衣をコナーに押し付ける。コナーを処刑する寸前返り討ちで暗殺される。
父親のヘイザムと一時的に協力してベンジャミン・チャーチを追い暗殺。
総司令の立場をワシントンから奪おうとする騎士団の企みを阻止すべくチャールズ・リーを暗殺。

リーが持つカギを奪い返し、師であるアキレスの墓へ埋めた。
0476アサシンクリードIII
2020/09/27(日) 16:16:30.17ID:1uEtRGeb0
現代――
アキレスの墓に埋められたカギを掘り返し宝物庫の扉を開く。
そこにあった装置を開放すれば災害から免れる事を知るが、”かつて来たりし者”ジュノーとミネルヴァが現れ口論を聞くことに。
ジュノーは開放し災害を食い止めるべきといい、ミネルヴァは災害を乗り越えデズモンドが生き残った人々を導くべきだと主張する。
デズモンドは前者を選択し装置を起動。その場へ倒れ絶命。

太陽フレアによる大規模な災害が発生するも終息へ向かっているニュース音声が流れる中エンドロール。
倒れているデズモンドへジュノーは「よく役目を果たした、次は自分が役目を果たす」と立ち去る…。


アサシンクリードIVへ続く。
0477ゲーム好き名無しさん
2020/09/27(日) 18:20:32.15ID:iQ+KhXAq0
乙です!
0478ゲーム好き名無しさん
2020/10/02(金) 22:57:33.00ID:m7Luh+AN0
スマホアプリの誰ソ彼ホテルのストーリーを教えていただきたいです
特にストーリーの核の部分について知りたいです
0479真・女神転生W
2020/10/13(火) 21:28:27.37ID:twuQpDX/0
2013年から放置されていた真・女神転生IVの続きを書いていきます。
これまで書いてくださった方とは別の人が書くので色々違うかもしれませんがご容赦ください。

このゲームのエンディング分岐は4種類あります。
少し長くなりますがどうぞお付き合いください。
単語や人名の解説はここまでのまとめwikiを参照ください。
0480真・女神転生W
2020/10/13(火) 21:29:32.09ID:twuQpDX/0
ここまでのあらすじ

一般市民のフリン(主人公)はサムライとなり、上級市民のヨナタン、一般市民のワルター、ヒロイン枠?のイザボーらと共に任務にあたる。
教会により”黒きサムライの手引きにより人々が悪魔化しているので地下世界に行って黒きサムライをとっ捕まえてこい”と任務を受ける。

地下の世界は25年前天井ができた東京だという。(主人公らの世界は1500年近い年月が経過していて時間の流れが違う)
この地下で争っていた勢力に「阿修羅会」と「ガイア教団」があった。
ガイア教団は弱肉強食で負けたら食われて当然だが自分の持つ力だけで生きるため足掻く思想。この組織のトップが黒のサムライとして化けていた悪魔リリス。
阿修羅会は治安維持のため悪魔と赤玉を使い取引してた。赤玉の正体は人間を素材に使った胸くそ悪い悪魔の食糧だが秩序を保つことを思えばダメとも言えない。
もう一つの勢力に人外ハンター協会というものがあり、皆の依頼を受け達成し貢献する比較的中立で悪魔討伐隊の延長にあるような組織もあった。

東京の民の生き方にそれぞれ仲間たちが思想の違いを感じていると出身地に呼び出され戻ることに。
国は4大天使が統治し神に従わないものは滅べばいいという思想になってた。
再び黒きサムライを討てと命令され、
ヨナタンは天使に従おうとし、ワルターは人に知恵と知識を与えたリリス(黒きサムライ)につくという。
(この後ルート分岐だが、まだエンディングルートが決まるわけではない)
0481真・女神転生W
2020/10/13(火) 21:30:47.73ID:twuQpDX/0
【ヨナタンルート】
黒きサムライことリリスを討つ。
死に際にワルターがヤマトを起動しに向かったと聞き市ヶ谷駐屯地のヤマトの元へかけつける。
そこには絶命したタヤマと石になった霊的国防兵器。そしてワルターは無限発電炉ヤマトを起動する。

【ワルタールート】
リリスからタヤマの持つ無限発電炉ヤマトを奪って魔界の扉を開き、悪魔を呼び込んで強者が望むだけ変革できる世界にしようと言われる。
市ヶ谷駐屯地へ向かい霊的国防兵器らを退け起動する。(タヤマは絶叫を上げて消滅)

(以下共通)
起動されたヤマトへと吸い込まれる…。


真っ白の空間で白い人影に選択の可能性を示してやろうと言われ、気が付くと何故か分かれたはずのヨナタンワルターと合流する。
外に出るとそこは神による裁きを受け入れた世界で、選ばれた人間は天使に連れ去られ、それ以外は魔王プルートの吐く毒により死に至るという極ロウ世界『砂漠の東京』
東京復興に奔走するアキラは夢でホワイトメン(来る直前に見た白い人影)にリモコンを渡されていて、フリンらが欲しがるだろうと言っていたという。
魔王プルートを倒す報酬としてくれるというので倒す。
しかしそのリモコンを起動するとこの世界にも悪魔が溢れる事になるが、アキラは「使役して復興に利用してやる」と意気込み、
復興できた際にはフリンらへ敬意をこめ東京を「東のミカド国」と改名すると言った。(そうなるとアキラは東のミカド国初代アキラ王…?)
0482真・女神転生W
2020/10/13(火) 21:31:48.60ID:twuQpDX/0
市ヶ谷駐屯地のヤマトを起動するとまたホワイトメンによって別の世界線へ飛ばされる。
ここは神に反逆して天使を殺しつくし、悪魔人間と彼らに食料提供をする家畜人間、そして悪魔がいる極カオス世界『爆炎の東京』
ケンジという東京王がホワイトメンを夢で見て、フリンらがリモコンを起動させるとケンジは死ぬと予言されたのを恐れているとこの世界のアキラに教えてもらう。
アキラは東京王の座を奪って秩序をもたらそうとしている。(こっちの世界もアキラ王になる)
アキラに協力してケンジを倒しリモコンを奪って起動すると真っ白な空間でホワイトメンと相対する。

彼らは選択を迫る。
どの可能性を引いても神の思惑から逃れられないなら世界を無にするか否か。
(ここからが各エンディングが決まるルート分岐)


【虚無エンド】
世界を無に帰すと答えるとホワイトメンは「ヤマトは本来ブラックホールを作るための装置」だという。
破壊し暴走したヤマトはブラックホールを発生させこの宇宙の全てを飲み込んだ。
天使達に滅ぼされた旧人類の思念体であり世界に絶望していたホワイトメンらはようやく希望が叶ったと喜んだ。
0483真・女神転生W
2020/10/13(火) 21:32:51.80ID:twuQpDX/0
ホワイトメンの選択を否定すると現状をどうしたいか問われ、答えると白と黒の森へと飛ばされる。


【カオスエンド】
ワルターも同じようにホワイトメンに合い問われたらしく同じ場所に飛ばされた。
そこへヒカルも現れ本当の姿はルシファーなのだという。
この森にいる4人のホワイトメンを討伐したら元の世界に戻してくれるというので討伐に向かう。
神が存在するかぎり神の影響からは逃げられないぞとか色々言われながらも討伐して現実世界の市ヶ谷駐屯地へと戻ってくる。

天使側がきっとメルカバーを出してくるから、こっちも対抗のためにワルターの命を犠牲にルシファーを復活させ、東のミカド国へ攻め込む。
途中でイザボーがフリンを止めるため襲いかかってくるが返り討ちにすると「あなたの手を汚させない」と自害する。
スカイタワーからナラクへ至り東京へ来る直前に通ったミノタウロスの間を抜けるとそこは煉獄になっていた。
煉獄を抜け楽園へと到達するとメルカバーが待ち受けていた。これを打倒して東のミカド国へ到達する。
ルシファーはヒカルの姿へと戻り、共に城の屋上から東のミカド国を見下ろすと城下町は燃え盛りナラクから悪魔があふれる。

「新しい世界は混沌に満ち、人々は殺しあうだけだ。
彼らは新しい王を待望しているだろう。君は王になるかい?」
ヒカルにそう問われるのだった。
0484真・女神転生W
2020/10/13(火) 21:33:36.49ID:twuQpDX/0
【ロウエンド】
ヨナタンも同じようにホワイトメンに合い問われたらしく同じ場所に飛ばされた。
そこへガブリエルが現れ4人のホワイトメンを討伐して元の世界へ戻り元の世界を救済するのがあなた方光の戦士の役割だと告げる。
神の思惑を受け入れてもやがて拒む意思が現れて同じことを繰り返すぞとか色々言われるけど討伐して現実世界の東のミカド国のシンジュク村へ戻ってくる。

4大天使は東京の民もろとも消滅させるため無限発電炉ヤマトを暴走させてブラックホールを発生させろと言ってくる。
東京にはルシファーが復活したのでこちらは4大天使合体しヨナタンが殉教。メルカバーとなった。
市ヶ谷駐屯地へ向かう途中でイザボーがフリンを止めるため襲いかかってくるが返り討ちにすると「あなたの手を汚させない」と自害する。
駐屯地内はルシファーパレスになっていてその最奥にはルシファーが待ち構えていた。これを打倒してヤマトへたどり着く。
フリンとメルカバーを含め東京の全てがブラックホールに飲み込まれた。

神が望む無垢な人間だけの世界で、神が悪としたものは駆逐され
今日の安寧が明日も続く世界が創られた
0485真・女神転生W
2020/10/13(火) 21:34:38.54ID:twuQpDX/0
【ニュートラルエンド】
スティーブンが現れて、東京の天井を取り払い人々を救い東京の女神を蘇らせるため元の世界へ帰る手伝いをしてくれるという。
4人のホワイトメンは中庸なんて人間は意思弱いからきっと絶望するよとか色々言ってくるけど倒して現実世界へと帰る。
イザボーと合流し、一体何から始めればいいのやらと考えながらフジワラ達に会って話していると、太刀を渡され抜いてみろと言われやってみると抜けた。

25年前世界中に爆撃があった。ある少年は守護神マサカド公の協力を得て東京に天井を作り爆撃から守った。
渡された太刀はマサカド公の依り代で、フリンはその少年の転生体だから太刀が抜けた。
そんなフリンなら公も協力してくれるだろうと訪ねてみると聖杯を渡され東京の民の希望で杯を満たして来いと言われる。

ちょうど同じ頃ハンター協会の酒場では、ハンター業界を盛り上げるため人外ハンターのチャンピオンを決める大会をしようとしていて、「外から来たヤツがチャンピオンになったらきっとヒーローになれるぜ」って酒場のマスターに言われ、面白そうだからやってみることになった。
東京中を駆けずり回って悪魔を倒したり素材を集めたりと、それはもう大量の依頼を終えた時ようやくチャンピオンなった。
新米ハンターがチャンピオンにまでなったと人々に希望がみえ、聖杯に光が湧きだし形を成して大魂となる。
大魂をマサカド公に渡すが天井を破るには、善意の大魂を取り込んだメルカバーと悪意の大魂を取り込んだルシファーが邪魔をしてるので両方取ってきてと頼まれる。

天井が無くなる前に東のミカド国に住む人々を避難させるべくまずはメルカバーから倒し善意の大魂を入手する。
イザボーは皆を説得するというので別行動をとり、フリンはルシファーの元へ行きこれも倒して悪意の大魂を入手し待ち合わせの店へ行く。

そこには東のミカド国で世話になってた人たちが天井から避難してきていた。
イザボーと共にマサカド公の元へ行き大魂を渡すと天井が消え東京に光が戻る。
小さな女の子の姿だった東京の女神は成長した姿となり蘇った。
0486ゲーム好き名無しさん
2020/10/13(火) 21:36:13.72ID:twuQpDX/0
以上です。
前の書き手さんが少し詳しく記載されていたので少々細かく書いたつもりです。
全く違う文体で失礼しました。
0488ゲーム好き名無しさん
2020/10/14(水) 02:44:05.62ID:T0c0csCT0
乙です!
0492ゲーム好き名無しさん
2020/10/15(木) 23:01:56.21ID:hiA0whaB0
九龍妖魔学園とかといい
アトラスは東京をなんだと思ってるのだ
0493ゲーム好き名無しさん
2020/10/16(金) 07:00:30.04ID:hpcYeqL+0
俺が今まとめてるのも東京に異変が起きるゲームだわ
0494ゲーム好き名無しさん
2020/10/16(金) 21:08:23.68ID:tPakMajA0
東京は砂漠だから問題ない
内山田洋とクールファイブが言ってたから間違いない
0497ゲーム好き名無しさん
2020/10/17(土) 23:16:36.14ID:YqCGtbxC0
ちょっとスレ住人全員に連絡です。

元々のまとめWikiだった

ストーリーを教えてもらうスレ暫定Wiki - アットウィキ
https://w.atwiki.jp/storyteller/

の管理人が不在になった上にページの表示がおかしくなった、ということで、
>>310からの流れで今年2月23日に>>323でミラーWikiが作られて、みんなでミラー作業して、
>>344で3月17日にそのミラーWikiを2代目として移行する提案が出て、
賛成意見多数だったので>>358で移行宣言がされて、ミラーWikiが二代目Wikiに名称変更されたわけですが

ストーリーを教えてもらうスレ暫定Wiki@二代目 - アットウィキ
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/

その後の7月28日に、元のまとめWikiのトップページが更新されて、
「 ■ お知らせ

7/28 権限譲渡により新管理人に変更となりました。」
と言う表示が追加されてるんですよね。
0498ゲーム好き名無しさん
2020/10/17(土) 23:25:09.97ID:YqCGtbxC0
これだとまとめWikiが2つあることになるのでどっちかにまとめるべきだと思うんですよ。

で、元のWikiの方は「これまでの編集履歴が継承される」という利点はあるものの、
これまでこのスレで、全く名乗りも挙げず、権限移譲の申し出も無かった
謎の人物が管理人になってしまっている元Wikiを使うのは正直怖いです。
というわけで、個人的には現状では、みんなでミラー作業もしたことだし
二代目Wikiが正式ということにしたいですね。
(ちなみに私はどちらのWikiの管理人でもないです)

とはいえ、元のWikiの現管理人になった当人の意見も聞きたいところです。
もしスレを見ていたら、管理人権限移譲の経緯についてや、
ご本人としての意見など、書き込んでもらえませんか?
0499ゲーム好き名無しさん
2020/10/18(日) 02:01:20.37ID:X4nndPUS0
二代目を正式に賛成
ぶっちゃけ権利放置された時点で初代見てないもん
0500ゲーム好き名無しさん
2020/10/18(日) 21:27:07.02ID:P20geYNn0
俺も二代目に賛成
無言で管理人になるなんてなんか企んでるんでは?
0501ゲーム好き名無しさん
2020/10/19(月) 07:21:18.12ID:+ES1X1EV0
スレには何作か書き込んだがまとめ編集には関わってない身としては、
「正式」かどうかより収録更新が早いかどうかなんで、
初代が現在、正体不明の管理人とはいえちゃんと更新してる現状だと、
二代目は正式を名乗ってても予備という認識になる。
0502ゲーム好き名無しさん
2020/10/20(火) 01:12:57.40ID:TMizMJ7g0
こまめに収録する人なら、このやり取りも見て何かレスポンスするのでは
それを待ってみてもよいかも
0503ゲーム好き名無しさん
2020/10/27(火) 02:13:35.27ID:dbRDoEAm0
こまめに収録してたなら>>310から>>358までの流れも当然見てたわけで
それを見ても何の反応もないんだからそれ自体が意思表示なのでは

「どのWikiが本Wikiかなんてスレで勝手に決めていい、
 こっちはこっちで勝手に管理人権限を引き継いで勝手にまとめるから」

ってことじゃね
0504ゲーム好き名無しさん
2020/10/29(木) 20:24:36.40ID:iNaiHGZO0
どっちかにまとめるのには賛成。でもどっちにした方がいいんだろ
あと「連絡用掲示板」も3つもあって、もしここに書き込めなくなったらどれに書き込むべきか迷う
0505ゲーム好き名無しさん
2020/11/03(火) 21:15:47.67ID:YJtNlx7V0
一応、話し合って決めた2代目が正式(こっちはスレ内のボランティアが更新していく)ってことでいいんじゃない?
それで、初代の方も正体不明の管理人が収録していくならミラーというか予備になるから
どっちかが何かの手違いで消えても安心だし
0506ゲーム好き名無しさん
2020/11/20(金) 06:16:16.90ID:6ctsKNfW0
保守ついでに「勇者 鎧を きる」というフリーゲーム(RPGアツマール・ふりーむで公開)の投稿を予約します。
結構長いですが、>>452が前スレも500kB以上容量を使っていると言っているので、今のスレで投稿しても大丈夫かな?と思います。
0508勇者 鎧 をきる
2020/11/24(火) 06:02:46.62ID:2IX86syp0
それでは、フリーゲーム(RPGアツマール・ふりーむで公開)の「勇者 鎧 をきる」のストーリーを紹介します。ちなみに、このゲームはRPGですが、製作者によると「死にゲー」でもあるそうで、途中いくつもの選択肢があり、間違った選択をすると即ゲームオーバーとなるため、実質的にはADVの要素が強いです。

あらすじ
様々な種族の人間が住まうエルサーバル大陸では、数百年以上前から魔王が魔物を生み出して人間達を苦しめていた。大精霊カフィオールは魔王を打ち倒すため、人間の中から勇者を選び、その為の力として「勇者の鎧」を与えてきた。勇者の鎧を勇者が着れば今のレベルから何十倍も強くなれるが、代償として一度着たらレベルが一切上がらなくなってしまう。今代の勇者として選ばれた主人公は、魔王を倒せる強さになるまでレベルを上げ、仲間と共に打倒魔王の冒険に出るのだった。

主要人物
マーグ:主人公。16歳。大精霊から勇者として選ばれた少年。ドラクエの様に「喋らない主人公」であり、ゲーム開始時にプレイヤーが名前を自由に付けられる(「マーグ」は製作者が命名した名前で、ドラクエにおける「えにくす」みたいなもの)が、ゲーム中では専ら「勇者」と呼ばれる(ゲーム内での表記も「勇者」となっている)。勇者の力により世界で唯一電撃の魔法を使える。初期レベルは1。
エクセール:森の国の王女。17歳。森の種族でいわゆるエルフ。心優しい精霊魔法の使い手。夢見がちで勇者との冒険に強い憧れを持っている。初期レベルは18。
アルト:獣人の国の兵士長。19歳。ケモミミ。屈強な肉体の戦士。真っ直ぐで熱い男だが直情気味で、↓のレーチェに脳筋な事をよくからかわれている。初期レベルは29。
レーチェ:魔導の国の長の1人。14歳。自称天才美少女であり、自堕落でフリーダムな性格だが国一番の結界魔法の使い手。初期レベルは36。
カフィオール:大精霊。エルサーバル大陸とそこに住む人間達を創造したと言われる伝説上の存在で、人々からは神の如く奉られている。勇者に相応しい資格を持つ人間に力を与える役目を持ち、今代の勇者としてマーグを選んだ。
0509勇者 鎧 をきる
2020/11/24(火) 06:03:49.49ID:2IX86syp0
オープニング
主人公は長い冒険の末に、とうとう魔王の前まで辿り着いた。戦闘態勢に入る主人公に、魔王は問いかける。「貴様達人間は魔物を全て殺し尽くしたが、人間達も全て死に絶えた。この世界で生きているのは最早我と貴様の2人だけだ。何をしても、何もせずともこの世界は滅び去る。この状況で貴様は何の為に戦うのか?」主人公は魔王の質問に対し、自分のこれまでの冒険を振り返るのだった。

勇者の隠れ里編
主人公は自宅で「勇者の鎧」を前に、祖父から勇者についての教えを受けていた。
曰く、この鎧は大精霊カフィオールから選ばれた者である、勇者だけが装備できる防具である。この鎧を着ている間、防御力は勿論、攻撃力や魔力等あらゆる能力が何十倍にも上がり、火炎攻撃を完全無効化する事も出来るが、その代償として一度でも鎧を着たらレベルが全く上がらなくなってしまう。
魔王を倒す為には可能な限りレベルを上げてから鎧を着なければならないが、魔王も勇者の鎧は恐れている為、世界中の魔物が主人公を探して殺そうとしている。その為、魔物から隠れてレベル上げするべくこの勇者の隠れ里を設立したとの事。
主人公の父(祖父の息子)は先代の勇者だったが、十分なレベル上げの前に、目の前で魔物に襲われる一般人を助ける為に勇者の鎧を装備せざるを得なかった。魔物は倒せたが中途半端なレベルだった為、魔王には返り討ちに遭ったのだという。そのため、祖父は主人公にはレベルを上げきるまでは絶対に鎧を着ないよう厳命するのだった。主人公の母親も、時に非情な選択をするとしても、自分より強い魔物とは決して戦わず逃げるようにと諭していた。
隠れ里には主人公一家以外にも何世帯か在住しており、ほぼ全員主人公を鍛える為に里に住んでいる手練れで、いざとなったら主人公を守る為に戦う覚悟の持ち主だった。家族ぐるみで来ているため、主人公より年下の子供も数人いたが、やはり世界を救う勇者を守る為に燃えていた。
ある時里の外から商人の一行がやって来た。里の長である祖父から依頼を受けて、レベル1の主人公でも勝てる弱い魔物(スライム)を生け捕りにして運んできてくれたのだ。弱い魔物は現在は逆に貴重であり、商人一行が里に来るまでかなりの時間がかかったため、道中強い魔物に狙われて何人かは命を落としたと言う。主人公は商人の犠牲に報いる為にも、里の人々が見守る中里の広場でスライムと戦う。
「魔物を殺せー!」「ガンガンいこうぜ」と声援を受けつつスライムを見事に殺し、レベル2に上がった。
主人公の勇姿を見て盛り上がる人々だったが、日が暮れて夜になった頃、魔物の集団が里に襲撃して来た。里は結界で外から隠されていたが、商人達が後をつけられた為見つかってしまったのだ。祖父の見立てでは、魔物達は今の主人公では全く歯が立たない強さであり、中でも魔物達を率いている魔将軍グァーテラーは里の人々全員で戦っても勝てるか分からない程だと言う。里の人々(商人含む)は主人公にレベル上げしてもらうべく、ある者は命がけで魔物にダメージを与えて弱め、ある者はしがみついて動きを封じ、何人も犠牲になった。
ちなみにここで勇者の鎧を着れば独力で魔物を全滅させ、里の人々を守れるが、まだレベルは10未満のため魔王城に辿り着く事すら出来ず、道中の魔物の軍勢に殺されてバッドエンドとなる。
0510勇者 鎧 をきる
2020/11/24(火) 06:05:56.41ID:2IX86syp0
鎧を着ずにグァーテラー以外の魔物を倒すと、祖父や母親を含む残った里の人々がグァーテラーに一斉に奇襲をかけダメージを与えるが、反撃に遭い主人公以外の全員が致命傷を負ってしまう。負傷しながらも自分の勝利を確信するグァーテラーだが、母親にはまだ最後の策が残っていた。
「まだよ…この里には最後の戦士達がいるわ…。さあ、今こそ勇者を守るのです!」母親の号令と共に物陰に隠れていた子供達がグァーテラーにしがみつき、自爆魔法を唱えた。子供達は息絶えたが、グァーテラーの体力を大きく削る事ができ、主人公1人でも倒す事ができた。お陰でレベルは15まで上がったが、母親ももう虫の息だった。「今まで厳しい事を言ってごめんね…。どうか強く生きて…そして魔王を倒して…」それが母親の最後の言葉だった。
激戦の疲労と、自分の為に里の人々全員を犠牲にしたショックから、主人公は気絶してしまったが、その時大精霊カフィオールが大精霊の神殿から主人公の心に語りかけて来た。美しい女神の姿をしている。
「勇者の鎧を着ずによくぞ魔将軍を倒しました…。ここから長い旅が始まるでしょう。勇者の鎧の力を結晶化して『勇者のオーブ』にしたので、これを持って行きなさい。このオーブを天に掲げれば勇者の鎧をいつでも着ることが出来ます。しかしこの鎧を着るという事は貴方のレベルが上がらなくなるという事。勇者の鎧は人類の希望にも絶望にもなり得ます。どうか貴方に精霊の加護がありますように…」
0511勇者 鎧を きる
2020/11/24(火) 06:07:03.74ID:2IX86syp0
森の国編
主人公が目覚めると、知らない家のベッドの上だった。部屋の主の女性はエクセールと名乗り、ここは隠れ里にほど近い「森の国」で、数日前に隠れ里に火の手があがっているのを見て訪れたところ、気絶した主人公を見つけて保護したのだと言う。彼女は森の国王の娘であり、主人公が勇者である事を確認すると、父が話があると言って国王の元まで案内した。
森の国王は主人公にお願いをして来た。いわく、この森の国の近くには巨大な魔物の巣があり、森の国の人々は巣の主であるドラゴンや多くの魔物に苦しめられている。ドラゴンのファイアブレスは一国を滅ぼす程の威力があるが、勇者の鎧は火炎を完全に無効化する性質があるので、どうか鎧を着てドラゴンを退治して欲しいという依頼だった。
ここで「勇者の鎧を着てドラゴンを倒す」を選択すると、魔物の巣まで行き魔物達やドラゴンを倒せるが、レベル15程度では魔王の前に辿り着くのが限界で、瀕死の状態で魔王に会うものの、魔王と戦うまでもなく力尽きるというバッドエンドになる。
「国王の頼みを断る」を選択すると、国王から勇者の鎧を着るとレベルが上がらないのであれば、近場の精霊の泉まで行ってレベル上げするよう提案される。精霊の泉付近の魔物は、森の精霊の加護により比較的弱めの魔物しか出ないので今の主人公でも問題無いらしい。案内役としてエクセールを連れて行くと良いと言われ、エクセールが仲間となる。
森の国の種族は精霊信仰が盛んな一方、国王も含めて排他的で、よそ者を歓迎しない風潮があるが、エクセールは幼い頃から勇者との冒険に憧れているため、案内役に抜擢されて喜んでいた。森の国で装備や道具など準備を整えて、サブクエストで森の国の人々のお使いがてら人助けをしつつ、精霊の泉に出発した。
精霊の泉までの道中の魔物は弱めだったが、それでも今の主人公達2人では真正面からでは倒せないため、地形を利用したり、エクセールの精霊魔法で遠距離から奇襲をかけて倒していった。森の国の種族は精霊と親交が深く、相性の悪い炎の精霊以外の、風・水・土の精霊魔法を得意としており、特にエクセールはその中でもかなりの使い手だった。
2人は順調に経験値を得て主人公はレベル25まで上がり、最奥部の泉に到着した。泉の傍には森の精霊が居り、2人を暖かく歓迎してくれ、ここで一休みして行こうとしたところ、突然ドラゴンが空から現れた。
0512勇者 鎧を きる
2020/11/24(火) 06:07:46.84ID:2IX86syp0
ドラゴンによると先程自分の巣に森の国の住人が火をつけ、住人は「自分は勇者の使いだ。悔しかったら精霊の泉まで来るといい」と言い残して去ったと言う。これは森の国王の計略であり、ドラゴンの巣に使いを遣って火を放ち勇者の仕業に見せかける一方、勇者を精霊の泉まで行かせてドラゴンと対峙させて窮地に追いやり、勇者の鎧を着させて目障りなドラゴンを倒させるという寸法だった。この国には勇者の成長待ちなどという悠長な事はできず、ドラゴンを殺しても魔王に反抗しなければ森の国の平和は保てるという狙いであり、その為なら魔王を倒せず他の国が不利益を被っても良いと考えていた。
ドラゴンは自分の巣を焼かれた怒りに燃えており、今にも主人公を喰らい殺しそうな勢いだった。ここで選択肢が現れ、「勇者の鎧を着る」を選ぶとドラゴンと戦闘になる。ドラゴンを倒すと、魔王討伐は諦めて主人公がエクセールと結婚し、新たな森の国王となって、主人公と結婚出来て満足そうなエクセールと共に国を平和に治めるというバッドエンド(?)になる。
「逃げる」を選択すると、ドラゴンから逃げようとするも追い詰められて殺されかけるが、その時エクセールが「私はずっと勇者様と一緒に居ましたが、勇者様はそんな命令してません!」と弁明してくれた。証拠など一切無いが、ドラゴンはエクセールの目に偽りが無い事を感じ取り、主人公は見逃してやる事に決めた。しかし自分の巣に火を放ち騙そうとした森の国の住人は生かす訳にはいかないと怒り、エクセールにファイアブレスを吐こうとする。その時森の精霊が間一髪でブレスから庇ったが、精霊の体が焼き尽くされてしまう。ドラゴンは、精霊に免じてエクセールも見逃してやるが、他の森の国の住人は根絶やしにしてやると言い、森の国に飛んで行った。精霊は息も絶え絶えに2人に語りかけた。「ここを出て右に進むと森の国に戻るけど、ドラゴンが居るから絶対にそっちには行かずに、左に進んで『獣人の国』に行くんだ…。今は耐えて、人間同士で協力してレベル上げしてから鎧を着て戦って欲しい…。どうか人と精霊達が無事に暮らせる世界を…」そう言い残して死亡した。
ここでどちらの道を進むか選択肢が現れる。右の道に進むと、ドラゴンに蹂躙された森の国へ着く。家や人々は燃やし尽くされ、国王も瀕死の状態であり、最期に森の国を守りたかったのに滅ぼしてしまった自分の愚かさをエクセールに詫びて、死亡した。2人でドラゴンの前まで行くと、エクセールは「…お父様が貴方に酷いことをしたのは謝ります。それでも私にとっては大切な人だったのに…大切な国だったのに…!」と言い放ち、主人公を残して1人で戦おうとするが、ここで主人公が勇者の鎧を着て2人でドラゴンを倒すと、一気に時間が飛んで魔王戦となる。エクセールの他にも、まだ見ぬ仲間たちが2人も加入しており4人で戦うが、魔王の強さは他の魔物とは桁違いで、勇者のレベルが25程度では敵わず、全滅してバッドエンドとなる。
左の道を進んで森の国から離れると、エクセールが自分の本心を打ち明ける。「本当なら森の国王の娘として、勝てなくてもドラゴンに立ち向かわなくてはならないのに、助かった事に心の中で安堵してしまった自分がいるんです…。そんな自分がドラゴン以上に許せないんです!ドラゴンを倒して皆の仇を討つため、レベルを上げて協力者を集めたい、だから身勝手を承知でお願いします!勇者様の旅に同行させてください!」
2人は燃え盛る森の国を後にし、獣人の国へと向かった…。
0513勇者 鎧を きる
2020/11/24(火) 06:08:38.74ID:2IX86syp0
獣人の国編
獣人の国は砂漠の真ん中にある巨大なオアシスに出来た国であり、砂漠を越えてようやく2人は到着したが、その途端獣人の男に見つかり、獣人王の城まで強引に連れて行かれた。
城の玉座は2つあり、それぞれ壮年の男と女が座っており、女の方が主人公達を連れて来た男を叱り飛ばした。「私は勇者殿を見つけたら城に来るよう『お願いしろ』と命じたんだ!『無理矢理連れて来い』などとは一言も言っておらん!」2人は獣人の国の獣人王と獣人女王だと名乗り、夫婦で国を治めているトップであると教えた。2人は部下の非礼を詫びつつ、このアホな部下は獣人の国の兵士長をしているアルトであると紹介した。
アホと言われて落ち込んでいるアルトを尻目に、獣人王と獣人女王は、勇者の隠れ里と森の国が魔物により滅ぼされた悲劇を労った。しかし、勇者が魔王討伐に出た事は獣人の国を奮起させ、つい数日前に獣人の国の間近にある魔物の巣に攻め込み、見事に魔物を倒したと言う。魔物の巣は元々は獣人王家の墓だったピラミッドで、虫の様な魔物が多数生息していたが、獣人女王が獣人軍を率いて全滅させた(留守番させられていたアルトは不服そうだったが)。主人公とエクセールにも協力的であり、この国でレベル上げの面倒を見るので共に魔王を倒そうと言ってくれた。
喜ぶ主人公とエクセールだが、獣人女王はその前にピラミッド奪還作戦で活躍した兵士達を労うため、獣人の国でお祭りを開いており、そのイベントの一環で今晩城の闘技場で武闘大会を開催する事を宣言した。アルトも参加するが、主人公もサプライズで参加して大会を盛り上げて欲しいと頼んだ。大会が始まるまでまだ時間があるので、それまでアルトが街の祭を案内する事となり、アルトが仲間となった。
戦いでは無く案内役をさせられる事にやや不満げなアルトだったが、先程の自分の無礼を主人公に詫びて仕事は真面目に行い、獣人の国を案内してくれた。獣人は獣の様な爪や毛、耳などが生えており、魔法は使えないが身体能力が高く、その強さを誇りとする種族で、獣人王と獣人女王もこの国で最も強い獣人だった。兵士長のアルトもそれに次ぐ強さの持ち主で、人々から慕われていた。途中人助けイベントをこなしつつ、夜になると城で武闘大会が開催された。獣人王や獣人女王、兵士の他、国中の人々が観戦する中、主人公は第一試合で獣人の兵士と戦う事になり、観客席のエクセールやアルトの激励を受けつつ戦った。
主人公が勝つと、それまで紳士的だった対戦相手がいきなり豹変し、半狂乱になりながら主人公を殺しにかかってきた。戸惑う主人公やアルト達だったが、おかしくなったのは対戦相手だけでなく、観客席の他の兵士や獣人女王までもいきなり周囲の人達を殺傷し始めた。止むを得ず応戦する主人公達だったが、多勢に無勢のため、エクセールの機転で城の篝火を風の精霊魔法で飛ばし、城に火をつけて包囲を突破した。燃え盛る城の中、主人公とエクセール・アルトは合流し、とにかく獣人王と獣人女王の元に向かう事にした。獣人女王は獣人王に襲いかかっており、獣人王は身を守る事で精一杯の状況のため、急いで玉座のある城の上層階に向かった。途中豹変した獣人兵達が殺しにかかって来たため何人も手にかけなければならず、特にアルトは自分の部下を殺す度に、この理不尽さに強い憤りと悲しみを感じていた。
獣人王達の元にようやく辿り着いた。獣人王は既に満身創痍であり、アルトは獣人女王に何故こんな事をするのか問い質すと、女王は高笑いしつつ、自分は獣人女王では無く、お前達獣人軍が数日前に全滅させたと思っているピラミッドの魔物、ソリューバである事を告げた。獣人女王の肉体から魔物がサナギの如く脱皮し、多数の触手や複眼を備えた醜悪な怪物の姿に変わった。ソリューバはピラミッドに住んでいた寄生虫の魔物の女王であり、産んだ子供の虫を敵に植えつけて操ったり、自分を殺した相手の脳に寄生する能力がある。その能力で獣人女王や侵攻してきた兵士達を乗っ取ったのだと言う。だからピラミッド奪還作戦に参加しなかったアルトや獣人王は平気だったのだ。
0514勇者 鎧を きる
2020/11/24(火) 06:09:18.52ID:2IX86syp0
よくも獣人の国のみんなを、と怒りをぶつけるアルトだが、ソリューバは「元はと言えば勇者が魔王様討伐の旅に出て、それを受けてケモノ共が奮起してピラミッドに侵攻したのだから、この国が滅ぶのは私のせいではなく勇者のせいですわ」と言い放つ。そして主人公達を抹殺し、自分の子供の虫を植えつけて手駒にしてやると宣言するが、目の前の獣人女王がもはや自分の妻では無いと理解した獣人王が、獣人奥義「獣神獄炎斬」を放ち、ソリューバに手傷を負わせる。この技は武器に炎を纏わせて大ダメージを与えるが、使い手の命をすり減らして放つ技で、獣人王はアルト達を助ける為に命を捨てる覚悟で繰り出した。ソリューバは火を過剰に恐れている事から、炎が虫の弱点だと判明するが、既にソリューバは獣人王に警戒している上、獣人王は刻一刻と弱まっていた。
アルトはエクセールに、お前は炎の精霊魔法は使えないのかと問うが、炎の精霊魔法は森の国の民とは相性が悪い為無理だと言い、代わりに主人公の電撃魔法の熱ならどうかと提案するが、今の主人公のレベルでは大した火傷にはならない。助かる為には勇者の鎧を着て魔力を何十倍にも上げなければならない。アルトは主人公に、この国の為に勇者の鎧を着てくれと懇願するが…。
ここで選択肢が出て、「勇者の鎧を着る」を選ぶとソリューバと戦闘となる。極大電撃魔法を使えるようになったことでソリューバの体を焼き焦がして虫を植えつけて操る技を封じ込み、勝利できる。しかし一瞬の油断が仇となり、主人公が寄生され、勇者の鎧を着た主人公がソリューバに乗っ取られるというバッドエンドになる。
「逃げる」を選ぶと、勇者の鎧を着ずに後ずさり、それを見たアルトが、「そもそもこれは俺達獣人の戦いなんだ!他人をあてにするなんて獣人の誇りが泣くぜ!」と奮起し、虫の良い事を言って悪かったと主人公に詫びつつソリューバに特攻を仕掛ける。「例え俺達は殺せても、その魂までは消せねえぞー!」アルトの男気を見たエクセールも、「勇者様は世界を救うという重大な使命があるんです!ここは私達に任せて逃げてください!」と立ち向かう。しかしソリューバの反撃に遭い、2人とも吹き飛ばされてしまう。アルトは間一髪獣人王が受け止めたが、エクセールは吹き抜けを通って火の海となっている下層階に落とされてしまう。
エクセールが焼死したと思い、絶望的になる一同だが、その時炎と共にエクセールが舞い戻る。土壇場で覚醒し、炎の精霊をも従えられるようになったのだ。お陰で虫による寄生や人間を操作する能力を防ぐ事ができる上、虫系攻撃や炎系攻撃によるダメージを9割減できるようになった事で、主人公・エクセール・アルトの攻撃でソリューバを討ち倒した。主人公のレベルは32に上がったが、エクセールは相性の悪い炎の力を無理に使った事で疲労困憊となった上、ソリューバが死んでも他に寄生された兵士達は健在で、国中の人々を殺し尽くしていた。主人公達にゾンビの如く近づきつつある元兵士達の集団を前に、獣人王が自分1人で食い止めるから3人は逃げるように告げる。獣人王1人を残して逃げるなんて嫌だと反対するアルトに、獣人王は「生き延びて魔王を討ち、その暁にはお前が新たな獣人王となって、獣人の国を再興しろ!その為にも隣国の『魔導の国』に協力を求めるのだ!」と言い放ち、3人を逃した。アルトは絶対にこの国に帰ってくる事を誓い、3人で燃え盛る獣人の国を後にし、魔導の国へと向かった…。
0515勇者 鎧を きる
2020/11/24(火) 06:10:05.40ID:2IX86syp0
魔導の国編
高い壁に囲まれた石造りの街がある、魔導の国に到着した3人。門を通って街の中に入ろうとしたところ、門から拘束魔法が放たれて動けなくなってしまう。3人が苦しんでいると、街の方から少女がやって来た。彼女がこの「魔導ゲート」の制作者であり、強い魔物等高い魔力を持つ者に反応して拘束する仕組みのため、特別な勇者の魔力を持つ主人公に反応してしまったらしい。
一悶着あったが、どうにか魔導ゲートから解放され、魔導の国のトップに会いたい事を少女に言うと、それなら目の前に居ると言う。主人公達よりも年下の女の子の、レーチェこそが魔導の国の長の1人なのだ。驚く3人に、この国は魔力こそが全てであり、天才美少女である自分だからこそこの国のトップなのだとレーチェはのたまう。なら自分達の魔王討伐に協力して欲しいと頼むが、国1番の魔法使いとは言え、小娘の自分1人では国の方針は決められ無いので、国の中央にある館にいる他の長たちに頼む必要があり、自分がそこまで案内すると言う。こうしてレーチェが仲間になった。
館に行く前に魔導の国を見て回る4人。魔導の国には魔法に長けた人が多く、レーチェを含む高魔力の長達は魔導ゲートのような「結界魔法」を用いて外敵を防いでいる。結界魔法の中でも至高にして難度が高いと言われる「退魔結界」は国の長達によって日夜研究されているのだと言う。特にレーチェはこの国始まって以来の天才であり、人々からの期待も高かった。
館に着き、長のトップである長老のデリンに会う4人。事の成り行きを説明し、協力を仰ぐが、デリンは返事をする前にこの国の成り立ちを話し出した。数百年前にこの地に魔物の巣を作り暴虐の限りを尽くしていた魔導兵器ゴーレムと、その配下の4体の魔物「四魔獣」は、結界魔法の開祖の長が編み出した退魔結界により今でもこの国の地下に封じ込められている。デリン達はその退魔結界を解析して戦闘にも応用しており、解析が終われば魔王すらも封印出来るのだと言う。その為勇者などと言う不安定な物に頼る必要等無いと豪語し、協力を断った。そのため研究材料のゴーレムは差し出せないが、最大限の譲歩として、封じられている四魔獣は勇者達に倒させて経験値を恵んでやろうと提案した。退魔結界が如何に完璧か分かれば、自分達で魔王を倒す必要など無い事が分かるだろう、と。
デリンは森の国や獣人の国が魔物によって滅んだのは国の知識不足が生んだ不幸な事故であり、魔導の国ならばそんな事にはならないとまで言われ、アルトは自分達の国を小馬鹿にされた事に怒りをぶつけるが、エクセールに制止される。険悪な雰囲気になりかけたが、こうなってしまった事に責任を感じたレーチェが「あのオッサンの言う事が気に食わないのは完全に同意だけど、退魔結界が完璧なのは本当だから、ここは四魔獣を倒してレベルアップしようよ!」と(デリンの前で)説き伏せ、地下の「封印の間」に閉じ込められている四魔獣を倒しに行った。
四魔獣はゴーレムには劣るものの特殊なバフ魔法を使うため非常に強いが、開祖の結界により戦闘開始から2ターンは行動が封じられる上、レーチェが退魔結界を重ね掛けする事でバフを解除出来るため四魔獣を次々撃破し、レベルを上げる事が出来た。
0516勇者 鎧を きる
2020/11/24(火) 06:11:03.01ID:2IX86syp0
ゴーレムも封印の間の最奥部で完全に沈黙しており、退魔結界が魔物に通用している事を確認して地上に戻る4人。やっぱり勇者には協力してくれないのかと問うと、デリンは「すまんが我等には我等のやり方があるのだ」と返答された。レーチェは3人にこれからどうするのかと聞き、魔王軍との戦いの最前線にしてエルサーバル大陸最大の国である「人間の国」に行き、人間軍に参加するつもりであると答えた。レーチェも3人の冒険について行きたいと言うが、デリンから「お前は長としてこの国で退魔結界を解析する義務がある」と却下した。別れを惜しむ4人だが、魔導の国が解析を終えたらまた合流して人間の国で一緒に戦う事を約束した。
とその時、封印の間に続く扉が内側から破壊された。重々しい足音を響かせながら、扉の奥より、封印されていた筈のゴーレムが現れた。突然出てきたゴーレムに驚きながらも、すぐに退魔結界を仕掛けるデリンや他の長達。しかし退魔結界はあっさりと解除され、デリン達はゴーレムの反撃に遭い致命傷を負ってしまう。
「なぜだ…開祖の…我等の退魔結界は完璧なはず…」ゴーレムは機械的な音声で答える。「退魔結界は53年と12時間前に解析済み。しかし退魔結界は魔王様の驚異となり得ると判断し、解除した後も敢えて封印の間に留まり魔導の国の情報収集に務めた。また、勇者一行が四魔獣を倒す実力がある事を知り、魔導の国の破壊及び勇者抹殺を決行」自分達の退魔結界がとうの昔に通用しなくなった事に愕然とし、デリンは最期に「恥を忍んで頼む、勇者よ…勇者の鎧を着て、レーチェを…この国を救ってくれ…」と言い遺した。
ここで「勇者の鎧を着る」を選ぶとゴーレムと戦闘となり、鎧の力によりゴーレムを倒せる。しかし撃破後にゴーレムは自爆シーケンスに移行し、「自爆5秒前…4…3…」とカウントが始まる。急いでその場から離れようとする4人だが、主人公は恐らく爆発からは逃げきれないだろうと判断してその場に留まり、自分の命を懸けて爆発を抑え込む。勇者の鎧の力もあり3人の仲間は無事だったが、主人公はゴーレムと共に跡形も無く消し飛んでいたため、仲間達は悲しみに暮れるというバッドエンドとなる。
「逃げる」を選ぶと4人はその場から全速力で離れるが、ゴーレムが追いかけて距離を詰める。館内の他の魔導兵士達も集まり、効果がない事も知らないままゴーレムに退魔結界をかけるが、あっさり返り討ちに遭い全員死亡する。デリン達に続いて余りにも呆気なく大勢の仲間が殺された事でレーチェの怒りが限界を超え、土壇場で退魔結界を超える退魔結界、「超☆︎退魔結界」を編み出し、ゴーレムを封じた。発動コストは高いものの行動を2ターン封じる上全ステータスにデバフをかけるという反則的な新技により、ゴーレムを撃破した。お陰で主人公のレベルは45に上がったが、その直後にゴーレムが自爆シーケンスに移行し、「自爆5秒前…4…3…」とカウントが始まる。焦る4人だが、咄嗟にレーチェが超☆退魔結界を反転して敵の攻撃を1ターン完全に遮断する「絶界」を編み出し、結界で覆われた4人は無事だった。しかし、絶界の解除後に目に映ったのは見渡す限りの瓦礫の山であり、ゴーレムの自爆により魔導の国は消滅していた。あまりの出来事にレーチェは泣き叫ぶ事しか出来なかった。こうして4人は、最後に残った国である人間の国へ向かった…。
0517勇者 鎧を きる
2020/11/24(火) 06:11:43.76ID:2IX86syp0
人間の国編
人間の国に到着した4人だが、武器屋やレストランは昼間から閉店し、死者が多数出た事で多くの民家が空き家となっていた。元々は人間達の国の中で最大の人口と規模を誇っていた人間の国だが、魔物達により森の国も獣人の国も魔導の国も滅んで交易が無くなった事や、連日の魔王軍の攻撃により人々の暮らしは荒んでいた。悪くなったのは人間の国だけでは無く、勇者の評判も最悪で、主人公が訪れた国が魔物に狙われて尽く滅んだことから疫病神のような扱いだった。反面、滅んだ国々の人も僅かに生き延びており、エクセールやアルト、レーチェ達は再会を喜んだ。
この国の王である人類王に謁見するため城に向かう4人だが、その途中大精霊カフィオールを奉っている神殿があった。神官から促されて主人公はカフィオールの像に祈りを捧げたところ、勇者の隠れ里以来にカフィオールが主人公の心に語りかけてきた。様々な苦難を乗り越えて魔王の直前まで来た主人公を認めつつも、悪い知らせを告げる。「私はこれまで人間達の中から優れた素質を持った者を勇者に選び、力を与えてきました。先代の勇者だった貴方の父親の気高さは貴方にも引き継がれていました。その為貴方の父親が命を落とした後はすぐに貴方を勇者に選びました。しかし今や人類の数が激減した事で、貴方が命を落とすと勇者に相応しい者は世界から居なくなります。そうなれば次の勇者が現れるまで人類が持ち堪えられる保証はどこにもありません。つまり貴方が事実上『最後の勇者』という事になります。どうか魔王を倒して世界を平和に導いてください…」
その後4人は城に向かい、人類王と呼ばれる人類を束ねる指導者である初老の男性に謁見した。ここまで来た4人を称えつつ、しかし魔物により世界に残された国は今やこの国だけになってしまった事を憂いた。
人類王はこの世界の歴史を語る。何百年も前から魔王に対抗する唯一の可能性として、何人もの勇者が大精霊により選ばれたが、今まで誰一人として魔王を倒した者は居なかった。どういう訳か、魔王は魔王城から外には一切出ず、勇者が死ぬと次の勇者が現れるまでの間は侵攻の手を緩め、人類には仮初の平和が訪れる。その為人々の中には、勇者がいるからこそ魔王が人間を苦しめるのだから、勇者こそが諸悪の根源なのでは無いか、もはや勇者を魔王に差し出して降伏すべきではという意見すらあると言う。仲間達は、そんな馬鹿な、悪いのは魔王に決まっている、生き延びる為に魔王に従うなんてごめんだ、と反発する。人類王は全くもって同感だと言い、かつて主人公が勇者に選ばれた時は自分の命令で勇者の隠れ里を設立させたのだと語る。魔王を倒さずして人類に真の平和は訪れないと主張し、勇者には全面的に協力する事を約束した。
0518勇者 鎧を きる
2020/11/24(火) 06:12:23.44ID:2IX86syp0
その後、人間軍と魔王軍の戦いの最前線の基地の「人類砦」に移動した一行。滅んだ国々の生き残りの兵士や元々の人間の国の兵士達との混成部隊に主人公達4人も組み込まれ、全員の前で人類王が戦略を知らせた。いくつもの国を滅ぼした事で魔物には油断が生じているはずなのでそこを突き、まず勇者を囮にして1人で魔王城前まで歩かせる。魔物達は人類が降伏したと思い込み勇者に引きつけられて大軍で城から出てくるだろうから、勇者は全力で人類砦まで逃げ、待ち構えている人間軍と合流する。魔物達は不意を突かれるので、そこを一網打尽にし、遠距離から弓部隊や魔法部隊が攻撃を仕掛け、歩兵部隊が近距離から敵の編成を乱し、勇者は治療部隊から回復魔法を受けつつ適度に弱まった魔物にとどめを刺してレベルを上げる、というのが作戦の第一段階であり、第二段階としてその勢いのまま魔王城まで突撃して勇者のレベルを限界まで上げて鎧を着て、魔王を速攻で倒すという電撃作戦だった。魔王が全ての魔物を作り出し力を分け与えているため、魔王さえ倒せれば他の魔物達も全て無力化出来るのだ。
囮役の主人公にはかなり危険な作戦だったが、期待通り門番の魔物や城内の魔物達を大勢引きつけ、無事仲間と合流し、多数の魔物を倒してレベル51まで上がった。作戦の第一段階の成功に歓喜に沸く人間軍だったが、その時伝令により、守りが手薄な人間の国に魔物達の軍勢が攻め込んでいるという報せが入った。
魔王城に攻め込めばその間に人間の国を落とされ、人間の国を守る為に戻れば魔王城に攻め入る機会を失ってジリ貧になる。悩む一同だったが、折衷案として、軍を二手に分け、半分を防衛に、もう半分を攻城にまわす事にした。人類王は兵士達の心情を考慮し、防衛側の兵士は人間の国出身の者を配備して自分達の家族や友人を守れるようにし、攻城側の兵士は敵討ちに燃える滅ぼされた国々の生き残りの者をあてた。人類王は防衛側で指揮をとり、主人公達4人は攻城側にまわった。いよいよ最後の決戦が始まろうとしていた。この戦いが終わったらエクセールは森の国を、アルトは獣人の国を、レーチェは魔導の国を、それぞれの国の生き残りの人達と共に再興する事を誓い、出撃した。
0519勇者 鎧を きる
2020/11/24(火) 06:14:36.81ID:2IX86syp0
魔王城編
攻城側は兵士達を分散させ、時間差で攻め込む作戦となった。人類砦から魔王城までの間、先行した兵士達により魔物が数体瀕死にされており、4人はとどめを刺してレベルを上げた。しかし先行の集団は城門前で多数の魔物に足止めされており、主人公達4人が城門前に着いた時は既に大勢の人間が殺されていた。
先陣をきっていた獣人の国の兵士も殺されてしまい、アルトは怒りに燃えていたが、その時魔物側が秘密兵器を繰り出した。城内から重々しい足音を響かせて、魔導の国で自爆した筈のゴーレムが現れたのだ。ゴーレムはオリジナルと予備の2体が作られており、オリジナルの方は自爆する瞬間まで勇者との戦闘データを予備に送信していたため、対勇者用の改良を施されていると言う。自分の国を跡形も無く消された事がトラウマになっていたレーチェは、ゴーレムが再び現れた事で怯えて立ちすくんでしまう。しかしアルトはレーチェを奮起させ、獣人の強さは肉体の強さでは無く仲間を守る心の強さにあると言い、レーチェや他の仲間はもう誰も死なせないと言い放つ。普段脳筋扱いしていたアルトから熱い励ましを受け、赤面しつつもトラウマを払拭したレーチェは復帰した。他の魔物達は人間軍の兵士達に足止めさせている間、強化型ゴーレムと戦闘になる。
改良されたゴーレムには勇者の電撃魔法を大幅に低減する装甲が付いていたが、主人公は自分の剣先一点に電撃を集中させて威力を高める「勇者突き」を編み出してゴーレムの装甲を破り、アルト、レーチェ、エクセールとの連携でゴーレムを撃破した。しかしゴーレムは例によって自爆シーケンスに移行し、カウントダウンが始まってしまう。魔王城を守る役割のため流石にオリジナル程の威力は出ないが、それでもこの場の人間軍を皆殺しにする威力はあると言う。
絶望に打ちひしがれる一同だが、アルトだけは「待っていたぜ、この瞬間を!」と言い、機能停止したゴーレムを1人で押し、魔物側の集団まで一気に移動させる。巨体のゴーレムを腕力だけで動かすアルトに驚く魔物達だったが、自爆カウントが残り1秒のところで慌てて自爆の中止を指示する。カウントは止まり、魔物の集団にただ1人囲まれているアルトは総攻撃を浴び、瀕死になってしまう。アルトを助ける為に駆け寄ろうとするレーチェだが、アルトから制止され、主人公にレーチェや他のみんなを連れて離れるように頼んだ。主人公はアルトの意志を汲み取り、人間軍全員を連れて離れ、それを確認したアルトは、かつての獣人王の様にゴーレムに獣人奥義「獣神獄炎斬」を放つ。命懸けの奥義によりゴーレムは破壊され、自爆した。
その爆発により周囲の魔物は跡形もなく吹き飛んだ。レーチェはアルトがいないか辺りを必死に探すがどこにもおらず、物音がした方を見ると、そこにいたのはゴーレムに自爆の指示を出した魔物だった。咄嗟に部下の体を盾にして生きていたのだ。「ちっ、あのイヌッコロ、自分もろともゴーレムを自爆させるとは…。まあ自分も死ぬんじゃとんだ馬鹿野郎だったな」と蔑むが、それがレーチェの逆鱗に触れた。「何でアルトが死んだのにお前は生きてるの?今すぐ死んでよ!」と言って魔法で瞬殺し、魔物が絶命した後も死体を攻撃し続けた。エクセールから制止され、攻撃の手をようやく止めて、泣きながらアルトの死を悲しむレーチェだった…。
0520勇者 鎧を きる
2020/11/24(火) 06:16:03.33ID:2IX86syp0
ようやく魔王城内部に入った人間軍一同だが、そこにも魔物が大勢待ち構えており、多勢に無勢で何人も犠牲になってしまう。魔導の国の兵士は状況を変えるために、魔物の群れの中に飛び込んで自爆魔法で魔物達を道連れにしようとするが、発動前に魔物に潰されてしまい、レーチェに役に立たなかった事を詫びながら死んでしまう。魔物達への憎しみが限界を超えたレーチェは、今までに無い規模の退魔結界を張る。この場の魔物達はおろか、魔王城内全てを覆う程の結界で、魔物達は身動きがとれなくなる。レーチェは語る。「アタシね…分かったんだ。退魔結界は『呪い』だったんだ。魔導の国の開祖様って、きっと魔物が憎くて憎くて堪らなかったからあんな凄い退魔結界を張れたんだね。今のアタシとおんなじだ。今のアタシなら開祖様と同じ退魔結界が出せると思う」レーチェは退魔結界を張るたびに今まで自分の心がすり減っていくのを感じていたため、無意識のうちに自分でブレーキをかけていた。しかしこの最強の退魔結界を放てば、その反動で自分は命を落とすだろうと言った。
エクセールは、アルトだけで無くレーチェまで死ぬなんてダメだと説き伏せるが、レーチェはそんな風に言ってくれるエクセールが大好きだと言いつつも、だからこそ大好きな人を守りたいと反論。この結界で魔王城内の魔物は行動不能になる筈だから、主人公達は魔物を倒してレベルを上げ、魔王を倒すように頼んだ。レーチェは最期に、魔物を呪った自分では、死んだ後アルトと同じ場所には行けないだろうと言いながら、誰かを呪わなくても良いような、平和な世界にするように主人公に後を任せて死亡した。
アルトに続いてレーチェまで失った一行だが、悲しむ暇は無く、城内を進んで行った。レーチェの最期の結界により多くの魔物は行動不能になっていたため楽に狩る事が出来たが、城には多数のトラップがあった事と、レーチェの結界の発動後に城の外から戻ってきた魔物は行動できた為、兵士達はどんどん命を散らしていき、とうとう主人公とエクセールの2人だけになってしまった。それでも進行を止めるわけにはいかず魔王を目指す2人。レベルは91に上がり、ついに魔王がいる最上階まであと一歩となったが、そこにドラゴンが飛んで来た。
森の国以来の再会であり、自分の国を滅ぼした仇に怒りをあらわにするエクセールだが、ドラゴンはこれまでの魔物よりも遥かに強く、エクセールの炎の精霊魔法をもってしてもドラゴンのファイアブレスを何度か防ぐのが限界で、戦闘不能になってしまう。勝ち誇るドラゴンだが、エクセールには逆転の策があった。獣人の国で炎の精霊魔法を習得した際、精霊の力を使い切ったらこの身を捨てて自分自身が精霊になり、主人公に一度だけ力を与える契約を炎の精霊と交わしていたのだ。そんな事を人間がすればすぐに肉体も精神も消えると驚くドラゴンに対し、エクセールは打ち明ける。
「本当なら私の手で森の国のみんなの仇をとりたかった…そして勇者様をこれ以上一人ぼっちにさせたくなかった…私だけでもそばにいてあげたかった…。でも、アルトさんもレーチェも勇者様に後を託していった!だから、今度は私が文字通りこの命を燃やす番!」そう言って自身を精霊と化し、主人公に加護を与える。エクセールの加護によりドラゴンの炎は完全に無効化され、ドラゴンを倒した。主人公のレベルはとうとう人間の限界であるレベル99の一歩手前、レベル98まで上がった。ドラゴンはかつては弱かった主人公とエクセールがここまで強くなった事を称え、「魔王様との決着を地獄から見させて貰おう」と言って生き絶えた。エクセールは森の国の皆の仇をとった主人公に礼を言いつつ、間もなく自分は自然の一部となりエクセールという概念は消える事を明かす。消える直前、女の子として一度だけで良いから恋をしてみたかったと主人公に告げる。「もしまた人間として生まれ変わる事が出来たなら…その時は、勇者様…」自然の一部となって消滅し、最後まで言葉を続ける事が出来なかったエクセールだが、消える直前に自分はもう主人公に恋をしていた事に気づけたのだった…。
0521勇者 鎧を きる
2020/11/24(火) 06:16:30.14ID:2IX86syp0
とうとうたった1人となり、魔王の間に入る主人公。魔王は頭から角の生えた壮年の男性といった姿で、玉座に座って主人公を待ち構えていた(ここでオープニングの場面に戻る)。戦闘態勢に入る主人公に、魔王は問いかける。「貴様達人間は魔物を全て殺し尽くしたが、人間達も全て死に絶えた。この世界で生きているのは最早我と貴様の2人だけだ。何をしても、何もせずともこの世界は滅び去る。この状況で貴様は何の為に戦うのか?」人間の国も防衛しきれず、結局全滅してしまったのだ。主人公は何も答えず、魔王は告げる。「語るまでもない、という訳か。良かろう。さあ、勇者の鎧を着るのだ!」
主人公は勇者のオーブを天に掲げ、とうとう勇者の鎧を着た。レベル98から何十倍もの強さとなった姿を見て、魔王は言う。「ここまで高レベルの勇者を見るのは初めてだが、最大レベルの99には届いていなかったようだな…。しかし…なるほどな。今の貴様は1人にあって1人にあらず…我の目には貴様の背後に渦巻く大勢の人間の想いが見えるぞ!」魔王だけでなく、主人公も感じていた。倒れていった仲間達、エクセール、アルト、レーチェが、尚も自分を応援し、後を押してくれていることを。ここで戦っても何も残らないのかもしれないが、彼らの遺志を無駄には出来なかった。
魔王は高らかに笑う。「様々な想いがレベル差を埋め、勇者としての力を幾重にも高めているようだな。面白い!相手にとって不足無しだ!勝負だ、勇者よ!」最後の決戦が始まった。魔王は通常攻撃だけでなく魔法攻撃も強力で、中でも極大闇魔法はこれまでの魔物の攻撃よりも遥かに強かった。しかし主人公も勇者の鎧を着て極大電撃魔法が使えるようになったことで互角の戦いとなり、無事勝利した。「見事だ…勇者よ…。歴代勇者の中で我を倒したのは貴様が初めてだ…。しかし最早この世界で生き残っているのは貴様だけだ…。生命の存在しない世界で貴様の生き様を、地獄から見せてもらうぞ…」魔王はそう言って事切れた。
その直後、主人公は魔王の間から大精霊の神殿にいた。カフィオールが主人公を召喚したのだ。
「私は大精霊カフィオール。今まで魔王に封印されていたため貴方を支援する事も出来ず、辛い思いをさせてしまいましたね。しかし貴方は見事に魔王を倒してくれました。ですがその代償として人間と魔物の戦いにより世界は荒廃し、生き残ったのは貴方だけとなってしまいました…。
勇者よ…貴方はこんな結末で納得できますか?小さな力で勇気を振り絞り、誰も救えなかった世界。ではもしも勇者が最初から大きな力を持っていたらどうでしょう?最初から最大レベルでやり直せたら、その結末はどうなるでしょう?貴方が望むならその選択肢を用意する事ができます。貴方の選択は…?」
0522勇者 鎧を きる
2020/11/24(火) 06:17:27.25ID:2IX86syp0
強くてニューゲーム編
気付くと主人公は勇者の鎧を着たまま勇者の隠れ里の自室に居た。カフィオールの声が伝わってくる。
「勇者よ…。私の全ての力を使って時を巻き戻しました。今は里に魔将軍グァーテラーが襲いかかっている時です。レベル98で鎧を着てしまったので本来ならもうレベルは上がりませんが、魔王を倒したご褒美と新たな旅の餞別で、1レベルだけ上げてあげましょう。それっ!」カフィオールから力を与えられ、主人公のレベルは最大の99となった。「さあ、貴方の思うままに戦い、世界を救うのです!」
主人公は自室から居間に移り、母と祖父に会った。前回の世界と同様に、魔将軍が襲撃して来た事を報告されるが、2人とも直後に主人公が勇者の鎧を着ている事に気付く。「何という事…。レベル2で勇者の鎧を着てしまうなんて…この里は救われても、世界は終わりよ…」嘆く母やその他の里の人々。今の自分はレベル99なのだと説明しても真に受けて貰えない。主人公は自宅の外に出て魔物と対峙し、かなりの強敵にも関わらず軽く腕を振るっただけで遥か彼方に吹き飛ばした。あまりの強さに人々はレベル99という事を信じざるを得なくなり、驚愕するしか無かった。
里の各地で魔物を見つけては瞬殺して人々を助けていく主人公。残るはグァーテラー唯1人。グァーテラーは鎧を着ているとは言え低レベルの勇者には負けぬと意気込むが、主人公の体には傷一つつけられず、逆に主人公の一撃で戦闘不能となる。理不尽な程の強さに恐れ慄くグァーテラーだが、主人公は有無を言わさず、渾身の力でグァーテラーを殴り飛ばした。主人公の凄まじいパワーとコントロールにより、グァーテラーの体は勇者の隠れ里からエルサーバル大陸の端にある魔王城まで吹き飛ばされ、城の門扉に激突した。門番の魔物が驚く中、グァーテラーは「勇者…恐るべし…」と呟いて絶命するのだった。
翌朝、勇者の隠れ里では人々が無事に魔物の襲撃を凌いだ事を喜び、主人公の活躍を祝っていた。犠牲者は最小限に抑えられ、1周目の世界では死んでいた商人や子供達も無事に生きていた。主人公の祖父は言う。「この里はそなたを鍛えるために設立したものだが、今のそなたはなんと言うか…、突然変異の様に強くなった。もはやこの里に居る必要は無いじゃろう。魔王討伐の旅に出ると良い。だが、魔王軍はいくつかの国のすぐ傍に魔物の巣を作っており、強力な魔物のボスが人々を苦しめている。まずは魔物の巣に攻め入ってボスを倒し、各国の人々を救うのじゃ!」隠れ里の人々に見送られ、まず主人公は近くにある森の国へ行くのだった。
0523勇者 鎧を きる
2020/11/24(火) 06:18:06.94ID:2IX86syp0
森の国に着き、国王の住む館でエクセールと会う主人公。時間が巻き戻された事でエクセールとの出会いは無かったことになったが、エクセールには僅かに記憶が残っているらしく、どこかで主人公に会った気がすると言っていた。森の国の王に謁見すると、既に勇者の鎧を着て魔将軍グァーテラーを倒した事を知っており、その鎧の力でドラゴンを倒して欲しいと頼まれた。1周目の世界では鎧を着ておらずレベル上げも済んでいなかったため断ったが、今の主人公に断る理由は無く、快く引き受けた。主人公はドラゴンの住む魔物の巣に単身で乗り込み、道中の魔物を全滅させてドラゴンに対峙した。ドラゴンは例え自分の炎が無効化されても、爪や牙で勇者など返り討ちにしてやると言って戦闘開始となるが、そんな攻撃では主人公は全くダメージを受けず、一撃で敗北した。常識外れの強さに愕然とするドラゴンだが、主人公は無言で殴り飛ばし、やはり魔王城の門扉に激突させた。門番の魔物が驚く中、ドラゴンは「勇者…恐るべし…」と呟いて絶命するのだった。
翌朝、主人公は森の国で国王とエクセールから感謝の言葉を受けていた。外部との接触を嫌う森の国の住人だが、この件で勇者は特別扱いとなった。国王は興奮の余り、お礼を兼ねて娘のエクセールと結婚してこの国の王になって貰えないかと言い出す。いきなり結婚の話になって赤面しながら慌てて国王を止めるエクセール。「お父様、勇者様には魔王討伐の使命があるのですから…」「ふうむ、そうですか…では魔王を倒したらその時に結婚すると言うのは…」「お父様っ!」どうにか国王を宥め、後の話は魔王を倒してからする事となった。
エクセールも主人公の旅に同行したい気持ちはあるものの、自分では足手まといになってしまうと言って主人公を快く見送った。再び旅に出ようとする際、国王は言う。「聞くところによると、獣人の国ではピラミッドの魔物の巣へ、大規模な奪還作戦を準備しているようです。勇者様も参加されてはいかがでしょうか?」1周目の世界では、獣人の国に着いた時点でピラミッドへの奪還作戦は完了していたが、この2週目の世界ではまだそこまで日数が経っていないのだ。主人公は作戦開始に間に合わせるべく、急いで獣人の国へ向かった。
0524勇者 鎧を きる
2020/11/24(火) 06:18:37.92ID:2IX86syp0
獣人の国に着いた主人公。その途端アルトに見つかり、獣人王の城まで強引に連れて行かれた。道中、やはり主人公に見覚えがある事に疑問を感じていたアルトだが、その理由は分からなかった。城に着くと、獣人女王から「私は勇者殿を見つけたら城に来るよう『お願いしろ』と命じたんだ!『無理矢理連れて来い』などとは一言も言っておらん!」と叱られるアルト。獣人王に宥められつつ、奪還作戦をもうじき開始するつもりである事を女王は説明し、主人公にも意見を聞きたいと言う。1周目の世界ではこの奪還作戦により獣人女王と兵士達が虫の魔物に寄生され、獣人の国は滅んでしまったのだ。主人公はその事実は伏せて、ピラミッドの魔物は寄生虫であり、大勢で行けば大惨事は免れない事だけを伝えた。思いもよらぬ事実に驚愕する一同。しかしピラミッドには魔物が多数生息している上、侵入者対策のため危険な罠がいくつもあるので、少数で攻めても返り討ちに遭う危険がある。その為、主人公は自分1人でピラミッドに攻め込むと言った。勇者なら恐らく大丈夫だろうが、獣人女王は念のためアルトをピラミッド入口までの案内役とし、もし勇者に何かがあれば自分達に報告する任務を与えた。
獣人の国のすぐ傍にあるピラミッドまでアルトに案内され、単身乗り込む主人公。ピラミッドの中には多数の罠があり、碑文に刻まれた暗号を正しく解かないと侵入者を抹殺する仕掛けが幾つも施されていたが、勇者の鎧の力で真正面から罠を破壊する脳筋作戦により、最短距離で進めた(暗号を解読して進むルートもある)。また、罠以外にも寄生虫の魔物が多数生息していたが、主人公の極大電撃魔法一発で全滅させ、あっさり最奥部にいる寄生虫の女王、ソリューバと対面した。ソリューバは自分の子供達を殺された怒りに燃えていたが、内心では寄生の能力により勇者が自分を殺した後勇者に乗っ取る作戦を立てていた。しかしその能力を1周目の世界で把握していた主人公は下手にソリューバに斬りかからず、極大電撃魔法でソリューバの肉体を焼き焦がしてまず寄生の能力を封じた。体を焼かれて戦闘不能となったソリューバは許しを請うが、主人公は聞く耳を持たずソリューバを殴り飛ばした。ソリューバはピラミッドの壁を破って魔王城まで吹き飛ばされて門扉に激突した。門番の魔物が驚く中、ソリューバは「勇者…恐るべし…」と呟いて絶命するのだった。
翌朝、獣人王と獣人女王の前に、アルトと共に帰還した主人公。アルトは興奮気味に主人公の活躍を報告していた。余りに事細かに報告する上に、「いやー、皆んなにも勇者の活躍を見せてやりたかったですよ」などと言うので、獣人女王から「ほう、ではお前は私の『万が一に備えてピラミッドの入口で待機しろ』という命令を無視して、こっそり勇者殿の後をつけたのだな?」と気付かれる。「しまったー!」「お前には兵士長としての自覚が足りん!罰として1か月語尾に『だワン』を付けろ!」「マジで勘弁してくれだワン!」獣人王は呆れて「お前達…勇者殿の前だぞ…」とその場を収めた。獣人女王にこれからどうするのかと聞かれて、魔導の国に行くつもりであると答える主人公。アルト達から改めてお礼を言われ、見送られながら出発した。
0525勇者 鎧を きる
2020/11/24(火) 06:19:39.27ID:2IX86syp0
魔導の国に着いた主人公。1周目の世界と同様に、入口でレーチェ作の魔導ゲートにより、拘束魔法に捕まってしまう。慌てて出てきて解除しようとするレーチェだが、その前に主人公の気合い一発で魔導ゲートを吹っ飛ばした。魔導ゲートを破壊出来た闖入者に驚きつつ、そんな事が出来るのは勇者に違いないと断定するレーチェ。続いてこの国まで何をしに来たのかを聞かれ、主人公はこの国の地下で封印されているゴーレムが、とっくの昔に退魔結界を解除しつつも敢えて地下に留まり情報収集している事を告げる。突拍子も無い事を言われて驚愕するレーチェだが、勇者が嘘をつく意味も無いと思い、信じる事にした。対策を練るため長老達のいる館まで移動する2人。やはりレーチェも、主人公の記憶が僅かに残ってはいたが、何の記憶なのか理解する事は出来なかった。
館に着き、長老のデリンや他の長達と緊急会議を行う主人公。そこでゴーレムを倒すと自爆シーケンスに移行し、魔導の国が消滅する規模の爆発が起こる事も説明した。絶望感が長達の間で漂うが、レーチェには打開策が浮かんだ。「ゴーレムの自爆を防ぐ退魔結界…これを仮に『絶界』と呼ぶけど、大勢の魔力を集めて絶界を張れば、計算上は国を消し飛ばす爆発でも防げるはず!」と主張。作戦としては、国中の結界魔導士が館に集まって絶界の準備をして、主人公は1人で地下の最奥の間に封印されているゴーレムの所まで行き、ゴーレムを倒した後急いで地上の館まで戻る。そして自爆前に地上の魔導士達と合流し、絶界を張って爆発を防ぐ、という段取りとなった。
レーチェは大急ぎで絶界を編み出して魔導士達に教え、作戦が決行された。主人公は地下のゴーレムの元へ向かった。ゴーレムは主人公が既に鎧を着ている事に気付き、警戒レベルを最大限に高めるが、そんなものでは主人公に全く歯が立たず、瞬殺された。そして自爆シーケンスに移行し、「自爆5秒前…4…3…」とカウントが始まる。しかし主人公は慌てる事なく、結局ゴーレムを殴り飛ばした。ゴーレムは自爆へのカウントを続けながらも天井を破って魔王城の門扉に激突する。門番の魔物が驚く中、ゴーレムは「ゼロ」と言い、魔王城の前で自爆した。門の辺りは無茶苦茶に吹き飛び、門番の魔物は「これも…勇者の仕業だと言うのですか…勇者、恐るべし…」と呟いて絶命した。魔物の巣は全て滅ぼし、残る拠点は魔王城のみとなった。
翌朝、館で長達に会う主人公。デリンは主人公に「よくぞやってくれた」と称えるが、レーチェは「と言うかよくもやってくれたな〜!みんなで集まって絶界張ったのに全然意味なかったじゃん!それにちゃんと自爆前に戻って来れるのか心配してたのに、これじゃアタシが馬鹿みたいじゃん!」ぷんぷんと怒るレーチェをなんとか宥めるデリン。「今回新たに出来た絶界は魔導の国に大いに役立つだろう。勇者が魔王を倒した後、平和になった世界の事を考え、新たな結界魔法を人々の生活に役立てるようにしていこうではないか」と諭され、なんとか納得するレーチェ。魔王を倒して人類に平和をもたらすようお願いし、人間の国へ向かう主人公を見送った。
0526勇者 鎧を きる
2020/11/24(火) 06:21:29.51ID:2IX86syp0
主人公は人間の国に着いたが、1周目の世界とは大きく様子が変わっていた。見るも無残に荒れ果てていた街並みは美しく整っており、人々は活気に満ちていた。1周目の世界では滅亡していた3つの国が今回は無事だった為、魔物との戦争にも優勢であり、人々の心に余裕が生まれていたのだ。その貢献者の勇者は国民的ヒーローになっており、サインをせがまれたり、勇者饅頭や勇者バッジなるものが販売されたり、完全予約制の高級レストランも顔パスの上無料でフルコースを堪能できたりと、VIP待遇を受けた。人類王との謁見でも、「そなたならば長きに渡る魔王との戦いに終止符を打てるだろう」と強い期待を寄せられた。
人類砦に移動し、人類王から作戦を聞く主人公。魔物の巣を根絶させた勇者は魔物達から特に狙われており、対勇者のために世界中の魔物を魔王城に集結させていると言う。そこを狙って、勇者単独で人類砦から魔王城まで向かい、魔物達が集まって来た所を人類砦の伏兵達が一網打尽にすると言う策だった。
作戦通り主人公が人類砦から出たところ、魔物の軍勢が砦の入口近くで待ち構えていた。あまりの数の多さに人類王は、いくら勇者でもこの戦力差では勝てないと絶望する。軍勢を指揮する幹部の魔物は「こっちは劣勢のフリをして人間どもを油断させただけなのに、まんまと騙されるなんて馬鹿な連中…」と言いかけたところで主人公は極大電撃魔法を放ち、幹部以外の魔物達を一撃で全滅させる。あまりの戦力差に絶望しかける幹部だが、奥の手として対勇者用に改良した強化型ゴーレムを繰り出す。
オリジナルのゴーレムは自爆する瞬間まで勇者のデータをこの予備のゴーレムに送り続け、そのデータを元に改良したので、オリジナルに比べ3倍もの強さがあると言う。幹部と一緒に強化型ゴーレムが主人公に襲いかかるが、3倍程度の強化では全く意味が無く、主人公に完敗した。しかし幹部は尚も諦めず、ゴーレムに自爆の指示を出す。魔王城付近で戦っていた1周目の世界と違い、今は人類砦のすぐそばで戦っている事もあり、幹部は自爆の規模をオリジナルの3倍にしてあると言い放ち、自分もろとも主人公を道連れにしようとする、が、主人公は幹部ごとゴーレムを殴り飛ばし、魔王城まで吹き飛ばした。自爆カウントはゼロになり、ゴーレムは魔王城で爆発した。幹部は「勇者…恐るべし…」と呟いて絶命するのだった。
0527勇者 鎧を きる
2020/11/24(火) 06:22:09.94ID:2IX86syp0
魔物の軍勢を蹴散らした上にゴーレムを自爆させた事で、残る城内の魔物は魔王を含めてあと僅かとなった。人類王は自分が立てた作戦は全く意味が無かった事を気にしつつも、主人公を褒め称え、自分達は国の守りを固めるので、魔王討伐は勇者単独で行って来るように頼む。もはや自分達では勇者の足手まといになってしまう事を悟ったのだ。
主人公は人類王の指示通り単身で魔王城に出撃した。道中、残っていた魔物が死なば諸共の覚悟で特攻を仕掛けるが、全く歯が立たず返り討ちになった。罠も多数仕掛けられていたが、鎧の力で全て正面突破し、あっさり魔王の前まで辿り着いた。
魔王は主人公に問いかける。「勇者よ、貴様の手によりこの世界の魔物は全て死に絶えた。残る魔物は我1人だけだ。…貴様はいつの間にレベル99となったのだ?我が気付いた時には既に貴様はレベル99となっていた。世界の理をねじ曲げてまで、貴様は何をなそうと言うのか…」主人公は何も答えず、戦闘態勢に入り、最後の決戦が始まった。2周目に入ってからは苦戦らしい苦戦などしなかった主人公だが、流石に魔王相手では手こずりつつも、無事勝利した。魔王は告げる。「見事だ、勇者よ…我が配下達が何も出来ずに倒された訳だ…。しかし、それ故に、だ…。
全ての魔物は我が作り出し、力を与えてきた。貴様は魔物達に何もさせずに倒してきたが、その事で我の力はほぼ費やされず残ったままになっている。今その力を集結させ、我の全力の姿を見せてやろう!」力を集めた魔王は異形の姿に変わり、先ほどまでよりも遥かに強くなった。「貴様を殺してその死体を魔王城の門に吊り下げ、人間どもにいくら魔王に歯向かっても無駄な事を教えてくれるわ!」第二形態となった「大魔王」は今の勇者でさえも苦戦する程だったが、辛くも勝利した。大魔王は死の際に、「貴様達はこれで本当に良かったのか…?我を倒し魔物を滅ぼした事で、人類は新たな脅威に直面するだろう。貴様達の行く末を地獄から見せてもらうぞ…」と言い残した。
次の瞬間、主人公は大精霊の神殿にいた。カフィオールが主人公を召喚したのだ。カフィオールは時間を巻き戻した事で力を使い果たした上、魔王に封印されていた為、旅の途中主人公を支援する事は出来なかったが、今回の世界では犠牲者が殆ど出なかった事を褒め称える。「さあ、世界中の人々が貴方の帰りを待っていますよ。私はいつでも貴方の事をここから見守っています。それではまた会える日まで…」別れを告げられ、主人公は人間の国に戻っていた。
人類王は主人公の帰還に喜び、魔王を倒した事を知らされると、国を挙げて祝賀会を開く事を宣言した。国中の人々が魔王討伐の報せに喜び、主人公の偉業を称えた。城には国中どころか勇者の隠れ里の身内や世界中の重鎮達も集まり、人類の夜明けに喝采の声を挙げた。祝いの宴は三日三晩開催され、この平和な世界はずっと続くのだろう、と主人公は思っていた。この時までは。
0528勇者 鎧を きる
2020/11/24(火) 06:23:11.07ID:2IX86syp0
主人公は目が覚めると、自分がどこかの牢獄に幽閉されている事に気付いた。牢獄の床には魔法陣が刻まれており、その魔法により自分の体が縛られているようだった。勇者の鎧は無く、ボロ布を着せられている。牢獄の外に居る見張りの兵士が、鉄格子越しに主人公が目覚めた事に気付き、呟く。「あれだけ薬を飲ませたのに、もう目が覚めるとは、流石は勇者…。いや、今は『元』勇者か。早く人類王に報告しなければ!」そう言って立ち去った。
何が何だか分からず、混乱する主人公。その時、牢獄の外から一匹のネズミが入って来て、主人公に語りかけてきた。「随分な様子だな、勇者よ」驚く主人公にネズミは、自分は主人公が1週間前に殺した魔王の残留思念が、野良ネズミの肉体に宿った存在だと言う。今は何の力も無いが、主人公の現在の状況は推測出来ると言い、説明を始めた。
祝いの宴の中で大量の薬を飲まされた主人公は、この人間の国の城にある地下牢に閉じ込められたのだ。人類王は、世界を支配していた魔王でさえ倒した勇者に対し恐怖心が芽生え、勇者を最強の存在たらしめる勇者の鎧を奪って、誰の目にも届かないようにしたのだと言う。勇者の鎧は魔王ですら破壊できない為、どこか想像のつかないような場所に封印したのだろうと魔王ネズミは推測した。人類王から裏切られた事に愕然とする主人公。
魔王ネズミは、このままここに留まって平和を保つのか、それともここから脱獄して争いの火種を生むのか、どうするのかと主人公に問いかける。ここで「留まる」を選ぶと、戻って来た兵士から前に飲まされた薬よりも大量の薬を飲まされ、そのまま目覚める事なく死ぬまで生涯を牢獄で終えるというバッドエンドになる。
「脱獄する」を選ぶと、魔王ネズミは「我は貴様の生き様に興味がある。脱獄の手助けをして貴様について行こう」と言い、床の魔法陣を前歯で削り取って主人公の封印を解く。何日間も眠らされていた為本調子では無かったが、魔王ネズミの助言に従い、さっきまでと同じ体勢に戻って縛られたままのフリをした。しばらくして兵士が戻って来て、魔法陣が解かれている事に気付き、牢の中に入って主人公の様子を伺ったところで奇襲をかけ、兵士と戦闘になる。勇者の鎧が無いとは言え、レベル99の勇者では兵士は敵わず、どうにか倒した。魔王ネズミを服の中に入れ、脱獄した主人公に、魔王ネズミはこれからどうするのかと問う。
ここで「人類王を糾弾しに行く」を選ぶと、襲いかかって来る兵士達を全員返り討ちにしながら玉座に構える人類王の元へ行く(余談だが、鎧無しで多数の兵士と戦う羽目になるので、ここの戦闘がゲーム全体におけるトップクラスの難所となる)。人類王は悪びれる事もなく牢獄に戻るよう主人公に指示するが、断ると逆上して自分の正当性を主張する。曰く、もし救世主たる勇者がいれば、本人の意志に関わりなく「人類王では無く勇者が世界を統治すべきでは」という勢力が生まれ、勇者派と人類王派との争いに繋がる、だからこそ勇者はこの世から平和の為に消えなければならないのだ、という主張だった。主人公は人類王の物言いに我慢出来なくなり、人類王を殺害し、自分が玉座に座った。そして民衆を集めて、人類王は王たる資格など無い、この世界に必要なのは強い力を持つこの勇者である、と力強く演説した。主人公は民衆の支持を集め、「人類覇王」と名乗って世界を支配した。しかし自分に逆らう者には容赦なく弾圧し、迫害する恐怖の王でもあった…というバッドエンドとなる。
「人類王を糾弾せず城から出る」を選ぶと、人間の国の民衆からいわれなき中傷を受ける。どうやら人類王が「勇者が乱心して人類王を殺そうとした」という噂を流していたらしい。ごく僅かに主人公の無実を信じる者もいたが、そういった人は牢獄に入れられていた。主人公はこの国には自分の居場所は無いと悟り、他国に救いの手を求める事にした。
0529勇者 鎧を きる
2020/11/24(火) 06:23:42.84ID:2IX86syp0
ここで選択肢が現れ、森の国・獣人の国・魔導の国の中からどこに行くのかを選ぶ事になる。どのルートを選んでも結末にはほぼ変わりが無いが、ここでは獣人の国ルートを説明する。
獣人の国に着いた途端、アルトに見つかる主人公。またこの展開か、と思った主人公だが、アルトは城に連れて行こうとはせず、すぐにこの場から去るように忠告する。そこへ獣人女王が現れ、「アルト、貴様は何をやっている?私は勇者殿に『お願いしろ』などとは言ってないぞ。『無理矢理でも連れて来い』と言ったのだ!」そう言って大勢の部下に主人公を強引に城に連行させる獣人女王。城で獣人王と獣人女王の前に連れて来られ、傍らのアルトと共に、獣人女王から今後について聞かされる。人類王のように勇者を恐れて監禁などしないから安心すると良いと言う。「魔王は恐怖と暴力によって世界を支配していたが、その方法は強さを誇りとする獣人こそが得意なものだ。魔王に代わって新しく世界を支配するのは獣人なのだ。ひいては勇者殿もこの国の戦力となり、共に世界を征服しようではないか。愚かな人類王と違い、この国の王族に連なる地位を約束しよう」と提案して来た。
ここで「提案にのる」を選択すると、アルトから「本当に良いのか?後戻りは出来ないぞ?」と念押しされるも、獣人王と女王から喜んで迎え入れられ、共に他国へ侵略に向かい、あっという間に世界を征服する。こうして主人公は獣人の国と共に支配者となる、というバッドエンドとなる。
「提案を断る」を選択すると、友好的だった女王の雰囲気が一変し、「勇者殿は私の真意が分からなかったと見える。私は協力して欲しいと『お願い』しているのではない。協力するよう『脅迫』しているのだ!」と言って、多数の獣人兵を呼び出して包囲する。いくら勇者とは言えこの人数の手練れ相手に勝ち目はあるまいと言い、無理矢理従わせようとする女王。しかしアルトは「こんな奴他の連中が出るまでもねえ!俺1人にやらせてください!」と言って主人公に掴みかかって来る。抵抗しようとする主人公だが、アルトは耳元で「そのまま聞いてくれ」と小声で話し出した。アルトによると、魔王が倒された後からみんなおかしくなってしまったと言う。ここは自分が主人公を出口に追いやるから1人で逃げてくれと言って、出口まで突き飛ばした。手際良く城から脱出する主人公だが、今後どうするべきか途方に暮れてしまう。
0530勇者 鎧を きる
2020/11/24(火) 06:24:33.49ID:2IX86syp0
その時遠くから轟音が聞こえた。勇者の隠れ里の方向だと気づいた主人公は、魔王ネズミから里に異変が起きたのでは無いかと言われて、里に向かった。
里に着くと、里の人々はほぼ全員殺されていた。里の入口で倒れていた友人に話を聞くと、少し前に人間の国が突然攻めて来たのだと言う。まさか同じ人間から攻撃されるとは思っていなかったため、なす術もなくやられてしまったのだ。そこまで話したところで友人は体力が尽き、息絶えてしまった。
主人公が里の広場まで行くと、母親と祖父が人間の国の兵士達に取り押さえられていた。少し離れた場所に居る人類王は主人公が来た事に気付くと、「待っていたぞ、勇者よ!」と話しかけて来る。「仮にも勇者ともあろう者が私を困らせるものではない。早く地下牢に戻るのだ。でないとこの2人はそなたのせいで死ぬ事になるぞ」脅迫する人類王。母親と祖父は、もう勇者は十分他人の為に戦ったのだから、私達の為にこれ以上自分を犠牲にする必要など無い、ここから早く逃げるようにと言ってくれるが、人類王は2人に制裁を加えさせ、黙らせようとした。自分達が生きている事で主人公の足枷となってしまっている祖父と母親は「勇者が人類の為に生き、人類の為に死ぬと言うならば、勇者の隠れ里の者は勇者の為に生き、勇者の為に死すのが定め!」「強く生きるのよ、勇者!」と言って、自爆魔法を唱えて自害した。
人類王は人質が居なくなった事に憤慨し、死んだ2人を悪し様に罵った。怒りの目を向ける主人公に対し、人類王は、私こそがこの世界の支配者であり、勇者と言えども私に逆らう事は許さんとまくしたてる。その時、「人類王の言う通りにはさせませんよ!」と声が響き、森の国王が部下達を引き連れて広場にやって来た。その中にはエクセールもいた。更に獣人王と獣人女王がアルト達獣人兵を、魔導の国の長老デリンがレーチェ達魔導士を引き連れて現れた。
各々の王達は、勇者の強大な力は自分達の国にこそ必要であり、価値の分かっていない他国の王には渡さないと主張し、それぞれに罵詈雑言を浴びせた。かつての仲間達も、こんな連中と居るくらいなら自分の国に来るよう説得して来た。
口論はヒートアップし、こんな連中に渡すくらいならいっそのこと勇者を殺してやると口々に言い出した。森の国王はエクセールに、獣人女王はアルトに、デリンはレーチェに指示を出し、主人公に攻撃させた。周りを兵士達に囲まれて逃げる事もできず、元仲間により徐々に負傷する主人公。魔王ネズミからは「いくらレベル差があるとは言え、このまま反撃せねば死ぬぞ」と忠告される。
ここで選択肢が現れ、「反撃する」を選ぶと、元仲間を主人公の手で殺害してしまう。理不尽な状況に怒りが収まらない主人公は「よくも僕に仲間を殺させたな!」と言って、周りの王達や兵士達をも皆殺しにした。激しい怒りによるものなのか、主人公は魔物へと変貌し、残った人類にも牙を剥くというバッドエンドとなる。
0531勇者 鎧を きる
2020/11/24(火) 06:25:26.02ID:2IX86syp0
「反撃しない」を選ぶと、無抵抗のまま元仲間の攻撃を受け続ける。その姿を目にした3人には徐々に罪悪感が芽生えだし、とうとう我に返って攻撃の手を止めてしまう。各国の王達から早く勇者を殺すよう命令されても、勇者は大切な人だから殺す事なんて出来ないと口々に反抗する。王達は自分達の部下に見切りをつけ、別の部下に勇者を殺すよう命令するが、その攻撃から3人が身を挺して主人公を庇った。主人公は無事だったが仲間は致命傷を負ってしまう。死の寸前、主人公に殺そうとした事を謝る3人。抑えきれない悪意のようなものが自分の中に湧いていたのだと言う。自分達だけでなく、世界中に得体の知れない悪意が蔓延してみんながおかしくなってしまった、しかし勇者は悪意になんて負けないで欲しい…そう言い遺して3人とも死亡した。
勇者を庇って部下が死んだ事に、命令に背いて死ぬなんてバカな奴だと嘲笑う各国の王達。高笑いしつつ主人公に改めて殺意を向けるが、その最中王達や兵士達は突然黒い光に呑みこまれた。この現象に驚く主人公だが、魔王ネズミは「とうとう始まったか…」と言い出し、説明を始めた。
「これこそが『悪意の塊』なのだ。我がこれまで魔王城から動かなかったのは、この悪意の塊を魔王城に封じていたからだ。貴様が我を殺した事でその封印が解かれ、世界中の人間の心に悪意が蔓延り、その悪意を糧として具現化したのだ」魔王ネズミの言葉通り、今や世界中の人々が悪意に駆られ、互いに罵りあい、殺し合いにまで発展していた。やがて人々は皆黒い光に呑みこまれた。「我は魔物の巣を各国の側に配置し、人類の進歩を阻害してきた。人間達が我を討って悪意の封印が解かれる事を阻止するためだ。そうして封印のために何百年も人間達と戦っていたが、魔王を単独で倒せる可能性を持つ勇者は特に警戒しなければならなかった。だからこそ勇者は殺さねばならなかった。そうしなければ世界は滅びるのだからな。
我は人類に希望こそ与えなかったが、さりとて絶望も与えなかった。しかし貴様は我を倒した事で世界中に絶望を振りまいたのだ」魔王ネズミの言葉に呆然とする主人公。世界中の黒い光は隠れ里上空に集まり、やがて巨大な怪物の姿に変容した。雄叫びをあげながら暴れ回る悪意の塊。今やこの世界で生き残った人間は主人公1人になってしまった。
そこへ、大精霊カフィオールが主人公達の前に現れる。人類王により失われていた勇者の鎧を再び授けて告げた。今こそ絶望を希望に変え、例え人類が居なくとも世界の為に悪意の塊と戦うのだ、と。魔王ネズミは「この状況で希望を抱けなどと、大精霊は笑えぬ冗談を言う…」と言うが、カフィオールは「お黙りなさい、魔王!貴方はこの世界から退場した存在です!さあ、勇者よ!勇者の鎧を着るのです!」と命じる。ここで選択肢が出る。
「勇者の鎧を着られない」を選ぶと、1週目に続いてまたしても人類を救えなかった絶望に負け、悪意に呑み込まれてしまう。魔王ネズミは「人類最後の希望が人類最後の絶望になってしまうのも無理からぬ事。せめて我だけは貴様の魂が安らかである事を祈ってやろう。誰に祈れば良いのかは分からぬがな…」と呟くというバッドエンドとなる。
0532勇者 鎧を きる
2020/11/24(火) 06:26:22.24ID:2IX86syp0
「勇者の鎧を着る」を選ぶと、悪意の塊と戦闘になる。レベル99の何十倍も強くなった主人公だが、悪意の塊は大魔王よりも更に強く、苦戦を強いられ、とうとう戦闘不能になってしまうが、それでも主人公は諦めなかった。魔王ネズミは主人公に語りかける。「…もういいだろう、勇者よ。所詮この世は悪意と絶望にまみれたものなのだ。目の前の悪意の塊がそれを物語っているではないか。守る者も無いのに、それでも勝ち目の無い戦いに挑むとは、貴様は一体何なのだ?答えよ!」「…僕は勇者だ!」言い放つ主人公。魔王ネズミは主人公の言葉に驚きつつも、自分が負けた理由がようやく分かった気がすると言い、悪意に染まらない強い意志を持つ魔物の魂から力を借り、主人公に分け与えた。
魔王ネズミから受けた力で、主人公は完全回復した上に、悪意の塊からの攻撃に耐性を得た。「所詮我は魔王の残滓。無理が祟ってもう意識を保つ事も出来ないようだ…。しかし貴様が勇者であるならば、この様な取るに足らぬきっかけでも何度でも立ち上がるのだろう?全く勇者というのは厄介な者だ。…貴様と一緒に過ごした時間、悪いものでは無かったぞ…」最後にそう言い残し、後にはただのネズミだけが残った。主人公は魔王から受けた力を用いて悪意の塊と戦い続け、遂には勝利した。しかし世界は悪意により荒廃し、主人公は人々の悪意に晒される。
0533勇者 鎧を きる
2020/11/24(火) 06:27:15.21ID:2IX86syp0
(殺せ…)(コロセ…)と殺意の声を聞く主人公。「魔物を殺せー!」「ガンガンいこうぜ」主人公は気付くと、勇者の隠れ里の人々から声援を受けつつ、広場でスライムと対時していた。勇者の鎧は着ておらず、自分のレベルは1に戻っている。人々の声援通りスライムを殺した事でレベル2に上がった。主人公の勇姿を見て盛り上がる人々だが、主人公には何が何だか分からなかった。今までの事は全て夢だったのかとまで思う主人公。もし夢で無いならば、この後里に魔将軍グァーテラーが魔物を引き連れ襲撃しに来る筈である。
里の入り口に向かうと、果たしてグァーテラーが部下の魔物と共にやって来た。グァーテラーは主人公を見つけると、すぐに攻撃を仕掛けてくるが、何故か自分が吹き飛ばされそうな気がすると言って攻撃を躊躇った。2週目の世界の記憶が残っているのだ。今目の前にいる低レベルの、勇者の鎧を着てもいない勇者に自分が負ける訳がないと思いつつも、勇者の強い意志を持った眼差しは何度か見た覚えがあると言い、一体どういう理由なのかと主人公に問いかける。主人公はグァーテラーの敵意が消えた事を感じ、今までの事を全て話した。グァーテラーは時を何度も遡ったなどとても信じられないと言いつつも、それが事実なら、1週目で自分が訪れた国は全て消滅し、2週目では魔王を倒した事で世界を崩壊させた、勇者こそが諸悪の根源なのでは無いかと問い詰める。反論出来なかったが、それでも主人公は「僕は勇者だ…」と言い返す。グァーテラーは「あくまでそう言い張るならば、ここで貴様は殺す!」と言い、斬りかかる。
が、途中で刃を止め、言い放つ。「勇者はたった今殺した!貴様はもはや何者でも無い人間だ!勇者の役目など忘れて、地べたを這いつくばって生きるがいい!さあ、世界に遍く報せるぞ!『勇者は死んだ』とな!これで魔王様の世は盤石ぞ!」高笑いしつつ部下と共に引き返すグァーテラー。主人公は魔物に見逃してもらった事を認識しつつも、先ほど指摘された「勇者こそが諸悪の根源である」という事が頭から離れなかった。
そこへ、大精霊カフィオールが主人公の前に現れた。「貴方は今勇者という存在に疑念を抱きましたね。勇者を疑うという事はこの私を疑うという事。貴方に授けた勇者の力は返してもらいます」そう言って、主人公から勇者の力を奪った。主人公は電撃魔法が使えなくなった。「さあ、もう貴方の好きに生きるといいでしょう。さようなら」カフィオールはそう言って消え去った。
勇者の力を失った事で、主人公は「勇者」という役割を失ってしまった。「勇者」の存在が世界から消えてしまい、主人公のゲーム内での表記は「勇者」から「?」へと変わった。
0534勇者 鎧を きる
2020/11/24(火) 06:27:46.76ID:2IX86syp0
弱くてニューゲーム編
魔将軍襲撃から一夜が明けた。世界には勇者が死んだという報せが広まっていた。勇者としての存在が消された主人公は、幽霊の如く他人から姿も声も認識されなくなっていた。それどころか、主人公が生きていた痕跡すら世界から失われていた。自宅に保管されていた勇者の鎧は消え、母親も祖父も自分達に家族がもう1人いた事を忘れており、隠れ里の人々は昨日まで里に居た筈の勇者がどんな人間だったのか曖昧な認識になっていた。僅かな違和感は持ちつつも、主人公が生きていた事を誰も覚えていないのだ。
主人公は隠れ里から出て、森の国や獣人の国、魔導の国、人間の国、果ては魔物の巣など、今まで行った場所をいくつも渡り歩いた。やはりどこの人間も魔物も、自分に気づいてくれる者はいなかった。エクセール、アルト、レーチェも、近くに誰かがいること、自分が何か大切な人を忘れていることに気づきながらも、それが何故なのか分からず苦しんでいた。
主人公は考えた。このままでは、いずれまた世界の誰かが勇者として選ばれ、魔王を倒しに行くのだろうと。もし勇者が魔王に倒されれば人類は絶望し、勇者が魔王を倒しても悪意の塊が現れ、どちらにしろ悲劇が起こってしまう。そんな事は絶対に止めたい、もしかしたら魔王ならば、自分の声に耳を傾けてくれるかもしれない…そう思い、魔王城へ向かう事にした。
0535勇者 鎧を きる
2020/11/24(火) 06:28:36.53ID:2IX86syp0
その時、人間の国では人類砦と魔王城の中間地点で、正体不明の物体が出現しているとの報告があがっていた。主人公が魔王城に行く道中、人気も魔物の気配も無い場所で、その正体不明の物体が行手を塞いでいた。近づくと、「どこへ行くのですか?」との声が。正体不明の存在はカフィオールへと姿を変えた。カフィオールは主人公に詰めよる。「この先は魔王城です。何者でも無い貴方が行く場所ではありません。この世界で貴方の居場所は無いのです。後はいずれ生まれてくる勇者と魔王が世界の歴史を作っていく事でしょう。貴方の冒険はここで終わりです。ご苦労様でした」
ここで「ゲームを終了する」「ゲームを終了しない」という二つの選択肢が現れる。「終了する」を選ぶと問答無用で即ゲームオーバーとなる。
「終了しない」を選ぶと、カフィオールは「理解出来かねます。貴方はもはやこの世界に不要な人間なのです。早くこの世界から消えてください」と言い放つ。主人公が黙っていると、「分かりました。自分で消える事を選択出来ないならば、私が力を貸してあげましょう」と言い、「覚醒霊」という配下を数体生み出して主人公と戦わせ、殺そうとしてきた。
主人公はレベル2で、電撃魔法すら使えないほど弱体化していたが、必死に抵抗した。その結果、「思い出す」という新たな技を編み出し、今までの戦闘の記憶から効果的な攻撃や防御の方法を引きだす事により、敵の攻撃を高確率で回避し、会心の一撃を高確率で当てる事が出来るようになった。今までの経験からレベル差を埋める事で覚醒霊を全て撃退し、レベルは12に上がった。カフィオールは低レベルにも関わらず勝利した主人公に対し、「見苦しい真似はやめて、この世界の為に喜んで死んでください」と言い、更に多数の覚醒霊を生み出す。
「さようなら!大精霊への反逆者よ!」覚醒霊が主人公に襲いかかる瞬間、エクセール・アルト・レーチェの3人がやって来て、覚醒霊を倒した。突然現れて自分に敵対の意志を示す人間に驚くカフィオール。「何故ですか!?そこにいる男は何者でも無い者です!勇者という不安定でか細い糸でのみ繋がっていた者達が、何故勇者でも無いこの男を助けるのです!?」エクセールは「あなたこそ、何故このような真似を!?大精霊カフィオール様ともあろう方が、今にも消えそうなか細い存在に何故ここまでの仕打ちが出来るのです!」と反論し、カフィオールは「そこにいるのはただの勇者の亡霊です。貴方達に知覚出来る存在では無い筈…」と疑問を口にした。アルトは答える。「何言ってんだ?こいつは亡霊なんかじゃねえ!こいつは『大精霊への反逆者』だ!てめえさっきそう言ったじゃねえか!」アルトの言う通り、カフィオール本人も知らず知らずのうちに主人公に新たな役割を与えていたため、今では他人から姿が認識される様になっていたのだ。
0536勇者 鎧を きる
2020/11/24(火) 06:29:31.94ID:2IX86syp0
カフィオールは3人に問いかける。「…分かりません。貴方達は何故この男を助けるのですか?貴方達とこの男との繋がりは別の時間軸でのものです。貴方達にこの男の記憶は無いはず」エクセールもアルトもレーチェも、カフィオールの言う通り1週目や2週目の世界の事を思い出した訳では無かった。しかしそれでも心に大きな棘が刺さったような違和感を持っており、そして主人公や他の仲間たちを見た瞬間、この人達が自分の大切な仲間であり、この人達を守りたいと強く感じたのだと言う。
カフィオールは言い放つ。「この私にも理解出来ない事があるとは驚きを禁じ得ません。これだから人間は面白いですね。
ですがもう結構です。この大精霊に逆らうという事は、大精霊に選ばれた戦士、『勇者』を敵にまわしたということです。貴方達過去の勇者一行は、大精霊の意志を継ぐ新たな勇者により倒されなければなりません」勇者はつい先日死んだはずでは、と疑問を出したレーチェにカフィオールは答える。
「勇者が死んだ場合、私は人間の中から優れた『心技体』を持った者を新たな勇者に選ばなければなりません。しかし、今この世界にはその心技体を持つ者はいません。にも関わらず無理に勇者を選ぶと、そこにいる失敗作のような出来損ないの勇者が生まれる危険性を伴います」失敗作だなんて、自分で選んでおいて勝手な事を言うなとアルトが怒ったが、カフィオールは無視して続ける。「勇者に相応しい者がいないなら、いっそのこと私がゼロから勇者を作った方が良い…」勇者を作るなんて事が出来るのかと驚くエクセールに、カフィオールは言う。「そこにいる出来損ないとは違い、私の指示に逆らわず勇者である事に一切の疑念を持たない、そんな最高の勇者を作りましょう!さあ大精霊の寵愛を受けて今こそ誕生するのです!新しき精霊の勇者よ!」カフィオールが力を振るい、新たな精霊の勇者が現れた。主人公と同じ年頃の少年といった出で立ちだが、無表情でカフィオールの指示を待っている。
0537勇者 鎧を きる
2020/11/24(火) 06:30:12.64ID:2IX86syp0
新たなる勇者の誕生に呆然とする主人公達。アルトは、「こんな勝手な理屈で生み出された得体の知れない奴が勇者だって言うのか…」と呟くが、カフィオールは勇者とは大精霊によって選ばれし者、つまり自分が選べばそれは勇者なのだと言う。それに対しレーチェは「いやいや、おかしいでしょ!勇者って大精霊の意志だけで簡単に生まれちゃって良いの?人間側の都合は完全無視?」と聞き、カフィオールは答えた。「人類の介入は必要ありません。人間は小さく、弱い生き物です。故に間違いも犯します。だからこそ、世界を正しく導くこの大精霊の意志こそが絶対的な真実なのです。そして貴方達はこの大精霊に歯向かうという大きな間違いを犯してしまいました。
さあ、新しい勇者の最初の戦いです。この者たちをこの世界から排除しなさい!」攻撃態勢に入る精霊の勇者。4人は身構えたものの、仲間達3人は一瞬の間に倒されてしまい、どうにか回避できたのは主人公だけだった。精霊の勇者を褒め称えるカフィオール。「良くやりましたね、勇者よ。1人だけ仕損じてしまったのは、生まれたばかりで強大な力を奮う事にまだ慣れていないからなのでしょう。ですが次は外しませんよ」カフィオールは高圧的な笑みを浮かべながら主人公に語りかける。「今まで自分が振るってきた勇者の力に殺されるのはどんな気分ですか?貴方が勇者の役割に疑問を持たなければこんな事にはならなかった。貴方の仲間達が巻き込まれる事もなかった。全ては貴方の責任なのですよ。
…ですが私は大精霊です。貴方にも慈悲を与えましょう。この先二度と私に逆らわず、自分が何者でも無き者である事を受け入れ、ここから去るのであれば、貴方だけは見逃しましょう。しかし貴方の仲間達は貴方に深く関わった事でこの世界の事を知りすぎてしまいました。残念ですが仲間達の命はここまでです。貴方が仲間達を助けると言うのであれば、貴方も同罪と見なし、全員をこの世から排除しなければなりません。…ですが貴方には大精霊では無くカフィオール個人としての思い入れがあるのも事実。今まで私達2人で頑張って来ましたからね。
だから貴方には最後の慈悲を与えましょう!早くここから去るのです!」
思わぬ提案に黙ってしまう主人公。傍らで倒れている仲間達は、息も絶え絶えに言う。「逃げて…ここから逃げてください…!」「俺達の事は良いから…お前だけでも生き延びろ…」「仕方ない…よ…。勇者には…大精霊には…勝てっこない…」
カフィオールは主人公に語りかける。「ほら…仲間達もこう言ってますよ。貴方を心から想う彼らの気持ちを無駄にするのですか?
それに貴方はずっと、勝てない敵からは何度も逃げて来たではないですか。勇者の使命のために人々を犠牲にしてでも強敵から逃げ続け、ここまで来たではないですか。そう…どうと言うことはありません。また逃げれば良いのですよ…」カフィオールや仲間達の言葉を受け、これまでの自分の人生を省みる主人公。
0538勇者 鎧を きる
2020/11/24(火) 06:30:50.50ID:2IX86syp0
人は、生まれてきた時は真っ白な存在だ。しかし僕は「勇者の息子」として生まれ、「勇者の後を継ぐ者」として期待され、父が死んだ後は「勇者」に選ばれた。つまり、僕は生まれた時から「勇者」という役割だった。
祖父や母には、勝てない敵からは逃げ、勇者には非情な決断をする事も必要だと教えられてきた。その教え通り、1週目の世界の森の国ではドラゴンから、獣人の国ではソリューバから、魔導の国ではゴーレムから、逃げる事を優先した。
「勇者」とは勇気ある者。「勇気」とは困難に立ち向かい自分の力で道を切り開く事。しかし僕は自分の意志を持たず、人に、精霊に、魔物にさえも流されていただけだった。

かつての世界では、勇者の隠れ里の人々も、エクセールやアルト、レーチェも自分の命を捨ててまで僕を助けてくれ、僕だけが生き延びてきた。
「勇者」とは勇敢なる者。「勇敢」とは傷つく事を恐れず愛する者を守り抜く事。しかし僕はレベル上げを免罪符にして、大勢の仲間を犠牲にした。

僕には勇気はなかった。
僕は勇敢ではなかった。
つまり…僕は最初から「勇者」では無かったのだ。
0539勇者 鎧を きる
2020/11/24(火) 06:31:29.97ID:2IX86syp0
「選択は決まりましたか?今逃げても誰も貴方を責めません。貴方はもう勇者では無いのですから」カフィオールから問いかけられ、主人公は答える。「そうだ…僕はもう勇者じゃない…けど、勇者じゃなくても構わない!」「何ですって…?」驚くカフィオール。「僕は今までずっと逃げて来た。それは勇者だったから。勇者の使命があったから。だけどそんなものはただの言い訳だ!
勇者じゃない僕にはレベル上げの為に誰かを犠牲にする必要は無い。だったら…勇者じゃないのは、望むところだ!これ以上勇者の為に犠牲になる人を見捨てずに済むのなら、勇者なんていくらでも捨ててやる!僕はもう、逃げない!」主人公の決意に対し、怒りを露わにするカフィオール。「勇者を自ら捨てるですって…!?最後の最後で一番愚かな選択をしてしまいましたね!
…フフフ、良いでしょう。その選択が貴方を、貴方の仲間達を苦しめる事になるのです。さあ、私の勇者よ!愚かな反逆者達を排除しなさい!」「僕は僕だ!僕自身の意志でみんなを守る!さあ来い精霊の勇者!」
精霊の勇者との戦闘が始まった。精霊の勇者は電撃魔法を用いて攻撃してくるが、そのことごとくを主人公は無効化した。電撃魔法は主人公が今までの冒険でずっと使っていたため、その見切り方も身についていたのだ。逆に主人公はカウンターで会心の一撃を放って精霊の勇者を倒し、レベルは26に上がった。
まさかの結果にカフィオールは驚くが、すぐに不敵な笑みを浮かべる。「流石は腐っても元勇者。ですがまだ終わりませんよ…貴方も知っているでしょう。勇者が勇者である由縁…。それは…」そう言いつつ、精霊の勇者に勇者のオーブを授けた。オーブを天に掲げ、精霊の勇者は勇者の鎧を着た事で何十倍もの強さを得た。いくら主人公が勇者の攻撃方法を知っているとは言え、勇者の鎧を着た勇者の絶対的な力の前には太刀打ち出来ず、凄まじい威力の一撃で遠く離れた人類砦まで殴り飛ばされてしまう。ボロボロになる主人公に更なる追い討ちをかけてくる精霊の勇者だが、その時誰かから炎が吹きかけられた。勇者の鎧の特性により炎は無効化されたため構わず主人公に迫るが、更に大量の虫による攻撃を受けた。それも無視して主人公に斬りかかろうとするが、寸前でゴーレムが現れて間に入り、主人公を庇った。精霊の勇者もカフィオールも主人公も驚く中、ドラゴンとソリューバが現れた。先程の炎と虫の攻撃はこの二体のものだったのだ。
0540勇者 鎧を きる
2020/11/24(火) 06:32:12.11ID:2IX86syp0
そこに、先程まで倒れていた仲間達3人が駆けつけて来た。主人公が時間を稼いでくれたおかげで回復出来たのだ。仲間達は自分達の国の近くに巣を作っていた魔物達が加勢してくれた事に驚く。ドラゴンは、勇者の天敵として生まれた自分達が勇者と戦うのは使命の様なものだと説明。ソリューバとゴーレムは、むしろ人間でありながら勇者と敵対する主人公達に疑問を投げかけるが、主人公は、自分はただ人間と魔物との戦いを止めたいだけであり、その為に魔王に会いたいのだと答えた。ドラゴン達は詳しい経緯は分からないものの、見覚えのある強い意志を持った主人公の目が嘘をついているとは思えないと判断し、主人公達に協力する事にした。ドラゴン達は精霊の勇者に三体がかりで攻撃し、息の根を止めた。仲間達は勇者の鎧を着た勇者が敗れる程の魔物達の強さに驚きつつ、助けてくれた事に感謝した。
そこへ、カフィオールが現れた。「おお勇者よ。死んでしまうとは情けない…。勇者のレベルが低ければ、勇者の鎧を着ても真価は発揮できません。ですが、勇者が『最初からレベル99』であればどうでしょうか?」カフィオールの発言に主人公だけがその意味を理解した。レベルがどうこう以前にその勇者は既に死んでいるじゃ無いかとレーチェから指摘されるが、カフィオールは「勇者とは大精霊の意志を継いだ者。大精霊によって何度でも蘇るのです!」と言って力を振るい、精霊の勇者は生き返った。「勇者に光あれ!」更なる力の追加により、精霊の勇者はレベル99となった。ドラゴンが吠える。「なんと味な真似をしてくれる!ならば死ぬまで殺し続けるだけ…」言い切る前に、圧倒的な力を得た精霊の勇者はドラゴン、ソリューバ、ゴーレムを鎧袖一触の強さで瞬く間に倒した。
0541勇者 鎧を きる
2020/11/24(火) 06:33:22.08ID:2IX86syp0
精霊の勇者は続いて主人公達に迫るが、そこへ「待ちわびたぞ、勇者よ!」との声が。魔将軍グァーテラーが現れ、「我こそは魔王様より勇者討伐の勅命を受けし者である!」と言いながら精霊の勇者に斬りかかった。精霊の勇者は不意を突かれつつもグァーテラーの奇襲を防いだ。グァーテラーは「ほう、この一撃を防ぐとはやるではないか!そこにいる『元・勇者』とは大違いであるな!そこなる腑抜け者は我が足元にも及ばぬ脆弱なる勇者であった!そのような者を倒したとしても我が名声の足しにもならぬ!貴様のような強者を倒してこそ魔将軍の名は更に世界へと轟く事になるのだ!ワーッハッハッ」と高笑いしつつ精霊の勇者に宣戦布告し、「さあ、我が盟友達よ、まさかこれで終わりではないだろうな」とドラゴン達に呼びかけた。
ドラゴン達は先ほどのダメージがまだ残っていたが、どうにか立ち上がって戦意を示した。グァーテラーは「その意気や良し!魔王様の為に勇者と戦う!ここが我が名誉の戦場である!だがしかぁぁし!この名誉ある戦場にそぐわぬ者達がいる。ドラゴン殿!そこなる部外者共を我が戦場から連れ出してくれ!」とドラゴンに言い、ドラゴンは快諾して自分の背に乗るよう主人公達4人に命令した。仲間達3人は戸惑いつつもドラゴンに乗ったが、主人公はこの場に残って魔物達と共闘しようとした。しかしグァーテラーは「笑止千万!何を勘違いしている!力無き者が我等を助けたいと願うなどおこがましいにも程がある!貴様の力など一切必要無し!そしてその力の使い道はここではないはず!理解したならば早く行け!」と促した。主人公はグァーテラーに礼を言ってドラゴンに乗った。カフィオールは「行かせてはなりません!」と精霊の勇者に命令するが、グァーテラーが阻止し、ドラゴンは4人を乗せて魔王城まで飛んで行った。カフィオールは「…逃がしませんよ」と呟くのだった。
0542勇者 鎧を きる
2020/11/24(火) 06:34:01.76ID:2IX86syp0
4人はドラゴンの背に乗って魔王城の中腹に降り立った。ここまで飛んで来たドラゴンだが、精霊の勇者にやられたダメージにより牙や爪、鱗が剥がれ落ちてしまう。しかしドラゴンは、それはお前達に与えると言った。ドラゴンの強い魔力がこもった牙や爪を受け取った仲間達3人は大幅に強くなり、エクセールに至っては炎の精霊魔法まで使えるようになった。ドラゴンは少し休んだらまた精霊の勇者との戦いに戻るので、主人公達は先に進む様に言う。仲間達3人は依然記憶が戻りきらず、先ほどのカフィオールとの会話から主人公が元勇者である事と世界を何周もしている事は分かったものの、主人公が魔王に会おうとする理由は理解しきれていなかったが、それでも主人公を放っておけず、共に戦う事を約束してくれた。こうして再び4人パーティーとなり、魔王の間を目指す事になった。
魔王の間まで行く最中、カフィオールのけしかけた覚醒霊が城内の魔物を吸収して力を得て、主人公達に襲いかかって来るが、主人公達のチームワークにより撃退する事で経験値を得て4人はどんどんレベルを上げていき、魔王の間の直前に着く頃にはレベル72になっていた。
0543勇者 鎧を きる
2020/11/24(火) 06:35:25.61ID:2IX86syp0
いよいよ魔王の間に入ろうとしたところ、精霊の勇者が現れた。ドラゴン達を倒して追いついて来たのだ。仲間達は圧倒的な力の差にたじろいだが、主人公は前に出て精霊の勇者の電撃魔法を先ほどの様に無効化した。その光景を見ていたレーチェが、主人公が電撃魔法を無効化できる特性を、結界魔法に変換すれば4人全員が電撃魔法を無効化できる事を思いついた。エクセールとアルトが精霊の勇者を足止めしている間、レーチェは主人公の体を解析し、新たな結界魔法「電撃結界」をその場で習得。早速電撃結界を張って、電撃魔法を無効化した。
戦局は大きく有利になったかに思われたが、精霊の勇者は雄叫びをあげつつ怪物の様な姿に変身し、突如ファイアブレスや虫攻撃、機械攻撃を繰り出して来た。倒したドラゴン、ソリューバ、ゴーレムを覚醒霊の様に取り込み、攻撃方法を吸収し、もはや勇者を超えた「大勇者」へと変貌を遂げたのだ。電撃結界が無意味になってしまったことに加え、仲間達は人類の希望である勇者が化け物となった事にうろたえるが、主人公は「もう良いんだ…お前を含めた、この世界で生きるあらゆるものが『勇者』という存在に踊らされるなんてもう沢山だ!お前が勇者だろうと勇者じゃなかろうと僕には関係無い!僕は僕自身の為、そして僕を信じてくれた仲間達の為に、お前を倒して先に進むんだ!」と言い切った。
主人公の言葉を聞いて、「勇者」という存在に囚われていた仲間達は迷いを捨て去った。エクセールは炎の精霊魔法によりファイアブレスや虫攻撃によるダメージを大幅に軽減。レーチェは超☆退魔結界で大勇者の行動を一時的に封じた。そしてアルトは「今なら出来そうな気がするぜ…自分の強さを誇示するためじゃ無く、仲間を守るための究極奥義…!」と言い、1週目の世界と同じく獣神獄炎斬を放った。突然の新技に驚くレーチェに、この技は命を完全燃焼して放つ奥義だと説明するアルト。レーチェはアルトが死んでしまうと思い泣きそうになるが、アルトは「この技は国や仲間を守りたいと心から願う魂を燃え上がらせ、文字通りその魂を消耗させる…だがな、そんなものはいくらでも溢れてくるんだよ!お前達を守りたいって想いに限りなんてねぇんだ!そしてその気持ちにドラゴンの牙が呼応して俺に力をくれるんだ!お前達の為なら今の俺に出来ない事は何もねぇっ!」と力強く言い放った。大勇者との戦いは熾烈さを極めたが、遂に勝利し、主人公達のレベルは99まで上がった。4人は勝利に喜びつつ、魔王の間に入り、遂に魔王と対面した。
0544勇者 鎧を きる
2020/11/24(火) 06:35:58.83ID:2IX86syp0
魔王は主人公の顔を見ると、「これで貴様と会うのは3度目…いや、ネズミの姿を借りていた時を含めると4度目だな」と言い出した。自分を2度も負かした主人公を忘れられ無かったのだと言う。そして、外ではカフィオールが暴れていたようだが、一体何をしにここまで来たのかと主人公に聞いた。
主人公は、自分はもう勇者の役目を解かれたが、この世界における勇者と魔王との戦いとは何なのか、何故人間と魔物は戦わなければならないのかを問い質した。魔王は、悪意の塊という強大な存在を長い間封印していたのだと語り出した。魔王の玉座の奥にある扉が、悪意の塊を封じている空間に通じているのだと言う。もし自分が討たれ、悪意の塊が解放されれば、人間の心の悪意が増幅されて世界は滅亡してしまうため、魔王は討たれる訳にはいかず、人間と戦わなければならないのだと説明した。仲間達はそれを聞いて、今までの魔物との戦いが無意味だった事に愕然とし、もしそれが事実なら何故カフィオールは勇者を生み出しているのかと疑問を口にした。
「…そうなんだ、カフィオールなんだ」と主人公は言い出し、「カフィオールが何だと言うのだ?」と魔王は聞き返した。主人公は、1周目の世界で魔王を倒した際、カフィオールから「自分は魔王に封印されていた」と言われていた事を告げた。先ほどの魔王の説明と合わせると、悪意の塊とは即ちカフィオールのことなのではないかと推測した。魔王は自分が封じていたのは悪意であり、カフィオールが封印されていたなどと知らぬ事だと驚愕しつつも、本当にカフィオールが封印されているのか確認しなければならないと断じた。
その時、魔王の間に大勇者が現れた。仲間達は、自分達が必死に戦ってやっと勝った相手がもう復活して追ってきた事に恐怖を感じたが、魔王は目の前の相手が勇者であると聞いて戸惑った。「これが勇者だと?…我は今まで数多くの勇者と戦ったが、勇者には例外無く、『人々を守りたい』『世界を平和にしたい』という強い意志があった。しかし今ここにいる信念無き空虚な瞳の持ち主は、大精霊のただの傀儡!魔王を…勇者を侮るな!」魔王の必殺の一撃を叩き込まれ、大勇者は再起不能となった。今の魔王が自分達の敵でなくて良かったと言うエクセールに、魔王は「人間と勇者の宿敵である魔王が、本当に敵でないかどうかは分からぬぞ」とうそぶきつつ、その魔王によって倒された勇者は、いくら大精霊の加護があるとは言え安易に復活出来ないだろうから、今の内に悪意の塊の正体を確認しようと言った。世界の真実を知る覚悟を決め、5人は玉座の奥にある閉ざされていた扉の先に進んだ。
0545勇者 鎧を きる
2020/11/24(火) 06:36:30.73ID:2IX86syp0
果たしてそこにあったのは、主人公が何度も訪れた大精霊の神殿であり、カフィオールが待ち構えていた。
「私は大精霊カフィオール。勇者よ、貴方が来るのをずっと待っていました」と言い出した。アルトが「その割には覚醒霊や大勇者をけしかけて来たじゃねえか!どういう事か説明しやがれ!」と怒鳴り、カフィオールは今までの敵は主人公に与えた試練だったのだと答えた。「私は貴方に最高の勇者になって欲しかった。だから敢えて勇者の資格を剥奪したのです。ですがもし貴方が世界の平和を心から望むのであれば、例え勇者でなくなろうとも魔王城に向かうと私は考えました。とは言え平和を望む意志だけでは人々を救うことは出来ません。ですから私は貴方に敵を送り、鍛える事にしたのです。その思惑通り、貴方はもう最大レベルの99に到達し、見事私の試練を乗り越えたのです。おめでとうございます!今の貴方なら魔王にも勝てます!」そう言って勇者の鎧を出現させた。「さあ、勇者よ!勇者の鎧を着て魔王を倒すのです!それが貴方の、勇者としての使命なのです!」
そこへ魔王が割って入った。「茶番はそこまでにするのだな、カフィオールよ…」カフィオールは魔王に怒りの目を向け、「魔王…。この美しい世界に悪意を振りまく忌々しい存在!さあ私の勇者よ、早く勇者の鎧を着るのです!」と詰め寄るが、魔王は「ふっ…『勇者の鎧』などとよく言ったものだな」とせせら笑った。「何が言いたいのです?」と聞き返すカフィオールに魔王は答えた。「勇者が低レベルで勇者の鎧を装備すれば魔王は倒せないが、高レベルで装備しようとすると多大な犠牲が出てしまう。そう…『勇者の鎧』とは、まさに『悪意』そのものではないか!」魔王の言葉にハッとする主人公。「魔王の言葉などに耳を貸してはいけません!さあ、勇者の鎧を着るのです!そして魔王を倒すのです!」カフィオールが叫ぶ中、2つの選択肢が現れる。
1つ目は「勇者の鎧を着る」。選ぶと勇者の鎧を装備してしまい、場面転換して、主人公は1人、魔王の間で魔王と対面する。戦闘態勢に入る主人公に、魔王は問いかける。「貴様達人間は魔物を全て殺し尽くしたが、人間達も全て死に絶えた。この世界で生きているのは最早我と貴様の2人だけだ。何をしても、何もせずともこの世界は滅び去る。この状況で貴様は何の為に戦うのか?」魔王は更に、「そして一体どれだけ我と貴様は戦い続けなければならぬと言うのだ…!勇者よ…答えよ!」と力無く言って終わり、世界が何度も繰り返されるバッドエンドとなる。
0546勇者 鎧を きる
2020/11/24(火) 06:37:03.36ID:2IX86syp0
2つ目は「勇者の鎧を『きる』」。選ぶとカフィオールが「…?今何と言いました?」と聞くので、「勇者の鎧を斬る!」と返し、カフィオールの制止の声を無視して勇者の鎧を剣で斬った。「何という事を…」カフィオールが呆然とする中、主人公は言い放つ。「そうだ…全ての元凶は勇者の鎧だったんだ!こんなものが無ければ誰も苦しまなかった…。そしてその元凶を生み出した大精霊カフィオール!お前こそがこの世界を悪意で包み込む者の正体だ!」
カフィオールは暫く黙っていたが、やがて高笑いをあげながら、悪意の塊の正体は自分だと認めた。エクセールは「何故!?どうして世界を導く大精霊カフィオール様が人々を苦しめるような事をするのです!?」と問い詰め、カフィオールは答えた。「何故、ですって?…楽しいから。だってそうでしょう!?勇者と魔王の戦いに人々が巻き込まれ、もがき苦しむ様には胸が踊ります!何より私を信じる勇者が私に裏切られているとも知らず、傷つき、倒れ、絶望する光景は、私を絶頂に導くのです!」他の5人が絶句する中、カフィオールは嬉々としてこれまでの主人公への仕打ちについて語った。「貴方は本当に最高の勇者でしたよ。何せ歴代の勇者が出来なかった魔王討伐を初めて成し遂げたのですからね。貴方を中心に世界は動き、多くの人間達が犠牲となり、助けられる命など最早無いのに、それでも形なきものに縋り付いてまで念願の魔王討伐を果たして、貴方は何を得ましたか?残念!何も得ませんでした!
そんな惨めで素晴らしい貴方をたった一度だけで手放す筈が無いでしょう?強いまま最初からやり直せた世界はどうでした?最高だったでしょう?…魔王を倒すまでは。ですが魔王を倒したことで人々の心が私の悪意に侵され、信じていた人々に裏切られて、結局自分の手で世界をぐちゃぐちゃにしてしまった気分は、どうでしたか?ねえ、どうでしたか!?貴方の苦痛と絶望が、私の心を慰めるのです!」余りにも予想外な欲望に、レーチェは「コイツ…本物の変態じゃんか。最悪だ…」と呟いた。
0547勇者 鎧を きる
2020/11/24(火) 06:38:43.91ID:2IX86syp0
カフィオールは続けた。「…ですが、貴方にはもう一度チャンスを与えようと思ったのに、何ですか、コレは?何故勇者を捨てるのです?貴方の代わりとして精霊の勇者を作り出しましたが、あんな玩具では私の心と体は満ち足りませんでした。さあ、だから早く絶望して下さい!私の勇者!」今までの悲劇が全てカフィオールの私欲のためだと知り、激しい怒りを持つ主人公。カフィオールは「ふふふ…貴方は本当に良い顔をしますね。ですがもっと貴方の顔を歪ませたい!だから良い事を思いつきました…!」と言い、力を振るった。
世界中の人間達の心に「人々よ…聞こえますか…。私は大精霊カフィオール。貴方達に勇者にまつわる大切な話があります…」と語りかけ、大精霊の神殿の光景が見えるようにしたのだ。人々は突然聞こえた声に戸惑いつつも、常日頃信仰しているカフィオールが声の主だと分かり、ある人は大精霊が実在した事に驚き、ある人は目の当たりに出来た事に喜び、ある人は世界中に交信する凄まじい魔法に感嘆していた。それは森の国の王、獣人の国の獣人王と獣人女王、魔導の国の長老デリン、人間の国の人類王といった各国の代表者達も同様で、固唾を飲んでカフィオールの言葉を聞いていた。主人公達の方も世界中の人々が見えており、カフィオールの魔法に驚いていた。
カフィオールは「人々よ、ここに居るこの者達が見えますか…?」と主人公達4人を見せながら、「勇者はこの者達に殺されました」と言い放った。主人公達や人々が衝撃を受ける中、カフィオールは続けた。「この者達は人間であるにも関わらず、大精霊である私に牙を剥き、勇者をその手にかけたのです。そして今もこの私を魔王と共謀して殺そうとしているのです。人類の母たる私に剣を向けるなど、人類の敵であるも同然」煽られた人々から怒りの矛先を向けられ、世界中から罵詈雑言を浴びせられる主人公達。
森の国王はエクセール、獣人王と獣人女王はアルト、デリンはレーチェ、といった自分の身内が大精霊に歯向かう愚行をした事に失望し、糾弾していた。エクセール達は自分達の国の代表者にそれぞれ身の潔白を主張したが、聞き入れて貰えなかった。カフィオールは人々から勇者が殺された事の嘆きの声を受け、「人々よ…今の私は魔王に力を封じられています。ですがこの大精霊の神殿では祈りを捧げ、信仰心を向けられる事で強い力を得る事が出来ます。だから私にこの者達を粛正するよう祈るのです。貴方達の平和を望む祈りが力となるのです」と告げた。人々は言われるまま祈りを捧げ、カフィオールは途轍も無い強さとなり、姿形も美しい女神から形容し難い異形のものとなり、「大覚醒霊カフィオール」と名乗った。
大覚醒霊となったカフィオールは人々に主人公達4人を粛正という名目で殺害する事を宣言し、攻撃を仕掛けた。力の差は歴然であり、一瞬で倒される主人公達。仲間達は人々から殺意を向けられ絶望していた。カフィオールは悦に入りながら「ああ、なんて惨めで汚らしくて愛おしい表情でしょう…。守ろうとしてきた人々から憎まれ、殺意を向けられている気分はどうですか?貴方のやってきた事はね…全てムダ。貴方も仲間達と同じく絶望に満ちた顔を見せて下さい」と主人公に言った。しかし主人公は尚も戦意を失わず、反撃した。「負けない…僕はもうお前の勇者じゃない!お前の言いなりになるもんか!」その攻撃が届く事は無かったが、カフィオールは主人公の態度に反感を持った。「は?…何ですか、その顔は。信じていた人々からは蔑まれ、圧倒的な力の差で剣は私に届かない!さあ、絶望して下さい!貴方は私の玩具なのですから!」そう言って主人公を痛めつけていくカフィオールだが、それでも主人公は諦めなかった。
0548勇者 鎧を きる
2020/11/24(火) 06:39:37.09ID:2IX86syp0
やがてカフィオールは「…飽きました。もう捨てましょう。そしてもう一度新しい世界で新しい玩具を探しましょう!」そう言って主人公にとどめを刺そうとするが、その時大精霊の神殿にかすかに主人公達を応援する人々の声が届き、カフィオールが手を止めた。今までの世界で主人公達がサブクエストで助けてきた人々…薬草が無くて困っていた少年には自分の薬草を与え、恋人と死別したと思い込んでいた人を恋人に再会させ、親を失って悲しんでいた子供を元気づけてあげ、無実の罪で投獄されていた人を助け出す等、主人公達に感謝していた人々が、世界が巻き戻されても尚それを忘れる事なく主人公達に想いを届けていたのだ。その中には勇者の隠れ里に居る主人公の母と祖父の想いもあり、カフィオールと敵対しているのに、見知った少年では無いはずなのに、それでも主人公の無事を祈らざるを得なかった。
しかしカフィオールは意に介さず、「この大精霊の神殿は人々の想いが届く場所…。この者達を応援する者の祈りがごく僅かに届いているようですね。ですがこの程度の脆弱な光ではかえって絶望の闇を際立たせるだけ。大精霊への反逆者達に与する者達など、新しく生まれ変わる私の世界には不要です。反逆者もろとも絶望の底に導いて差し上げましょう。それではさようなら!」と言って今度こそとどめを刺そうとした。
その時「フハハハハ!素晴らしい出来栄えだ!我が最高傑作、ニセカフィオールよ!」と高笑いが大精霊の神殿に響いた。いつの間にか姿を消していた魔王が、主人公達の前に現れたのだ。「愚かなる人間どもよ、我こそは恐怖と暴力により世界を支配せし者、魔物の王にして人間の宿敵である、魔王である!」魔王の登場と、「ニセ」カフィオールとはどういう意味なのだとざわつく人々。
魔王は主人公を指しながら、「この男は確かに勇者を殺したが、かつてはこの男自身が勇者だった。この男は幾度となく我に挑みながら、傷つく度に強くなり、我を追い詰めてきた。それが可能だったのは、大精霊カフィオールの加護があったからこそ!だからこそ我は、大精霊カフィオールを自らの手で殺したのだ!そしてその残骸に力を込め、ニセカフィオールとして蘇らせたのだ!」と語り、その場の全員が驚愕した。魔王は続けて「貴様ら人間どもは我の作った偽者と気づかず祈りを捧げていたという訳だ!」と嘲笑った。カフィオールは予想外の事態に戸惑いながら、「何を馬鹿な事を…!人々よ、私は生きています!」と訴えるが、魔王は「素晴らしい演技力だ!これは本物を超えたやもしれんな!」と軽く流した。
0549勇者 鎧を きる
2020/11/24(火) 06:40:20.28ID:2IX86syp0
カフィオールと魔王が言い争いをしている間に隙を突いて、エクセールが全体回復魔法を唱え、4人とも怪我を治した。先ほどから事態が二転三転して混乱し始めていた主人公達だったが、それでも魔王の発言は自分達を助けるための嘘なのではないかと思い至った。また、人々からの祈りにより、エクセール・アルト・レーチェの3人は、かつての世界の記憶が戻り出していた。
人々は自分達が祈りを捧げたカフィオールが偽者であると言われ、動揺し、カフィオールを疑い始めていた。カフィオールは、このままでは自分に集まった人々の祈りの力が半減してしまうため、各国の代表者達に必死に訴えた。「貴方達も国の指導者であるならば、人々に祈りを捧げるように呼びかけるのです!この者達は世界に破滅をもたらす反逆者です!」
「それはテメエだ、カフィオール!」アルトが叫びながらカフィオールに飛び掛かった。「今完全に思い出したぜ!テメエのせいで獣人の国は滅んだんだ!あの時の借りをこの場で返してやる!」アルトは雄叫びをあげつつ、獣神獄炎斬を放ち、カフィオールに手傷を負わせた。アルトが獣神獄炎斬を使ったのを見て驚く獣人王と獣人女王。アルトは「この技は仲間を心から想う獣人だけが出せる技!この技を使う俺が、世界を破滅させると思うのかよ、なあ獣人の国のみんな!」と呼びかけ、獣人女王と獣人王は「アルト…お前という男は…」「お前こそ獣人の中の獣人だ!我等が間違っていた!許してくれ!」とアルトを認め、獣人の国の人々も「流石兵士長!」「信じてたぜ!」「次期国王はアルト兵士長に決まりだな!」と喝采を挙げた。
カフィオールは「この私に牙を剥くとは浅ましい犬の身で何という事を!こうなれば貴方から血祭りにしてあげます!」とアルトに攻撃しようとするが、その時レーチェが「させるかこんちくしょー!」と割って入り、「絶☆退魔結界」という新技を編み出し、カフィオールの動きを一時的に封じた。魔導の国の長老デリンは「まさか、それは開祖の長様の退魔結界!?」とレーチェの新技に驚いていた。レーチェは魔導の国の人々に語りかける。「アタシね、退魔結界はずっと『呪い』だと思ってたんだ。自分の心を削りながら恨み辛みをぶつけてそれが相手を封じ込めるんだって。でもそうじゃないんだ!退魔結界は『祈り』だったんだよ!大切な人を守りたいっていう、そんな祈りが結界になるんだ!あの時のアタシは完全におかしくなってた。けどもう大丈夫!あの時みたいにもう誰も死なせやしない!アタシは呪いじゃなくて祈りの力でみんなを守ってみせる!」魔導の国の人々は「さすがは大天才だ!」「これで魔導の国も安泰じゃな!」と喝采を挙げた。
カフィオールは「祈り…?祈りですって…?それは私に向けられるべきものです!人間の為でなく、この大覚醒霊の為だけに祈っていればそれで良いのですよ!」と叫んだ。そこへエクセールが水、土、風、炎の精霊に呼びかけ、カフィオールを精霊魔法で攻撃した。森の国王は「貴方は炎の精霊すらも味方につけたと言うのですか!?なんという娘だ…」と驚き、エクセールは森の国の人々に語りかけた。「…私達が愛を込めて祈りを捧げたカフィオール様はもうどこにもいません。今ここにいるのは世界の理から外れた悪魔です!最早貴方に大精霊と名乗る資格などありません!本当の精霊は私達人間と共にあります。そして私はあの時と同じように、精霊達の力を借りながらこの世界の為に戦います!」森の国の人々は「あなたこそ大精霊の生まれ変わりじゃ!」「精霊のご加護を!」と喝采を挙げた。
0550勇者 鎧を きる
2020/11/24(火) 06:40:59.28ID:2IX86syp0
カフィオールは絶叫しながら、エクセール・アルト・レーチェを一蹴し、3人を戦闘不能にした。「何故!?何故私に逆らうのです!どうして私を愛さないのです!私を愛さない人間など不要なのですよ!
人類王、貴方だけは違いますね!?世界の頂点に君臨する私と人間の頂点に君臨する貴方の考えは同じはず!」カフィオールから必死な様子で聞かれた人類王はこの状況を鑑みて、どちらに着くのかを決めた。「…皆の者!こやつはカフィオールの名を騙る偽者だ!さあ我が愛する民たちよ!ニセカフィオールと戦う勇敢なる者達を応援するのだ!」人間の国の人々は「そうだー!大精霊は偽者だー!」「頑張れそこの人!」「人類王って口だけは上手いよね…」「しーっ」と喝采を挙げた。
カフィオールは「な、なんですって…。まさか人間がこんなに愚かだとは…。これも全ては魔王の戯言が引き起こした事!やはり最後に頼れるのは貴方だけのようですね」と言って主人公に語りかけた。「勇者よ…私だけの勇者よ!今なら私に歯向かった罪は問いません。精霊の勇者として魔王を殺すのです!」主人公が答える前に魔王が反応した。「愚かな…精霊に選ばれた勇者は死んだ!貴様に見限られて死んだのだ!そこにいるのはただの何者でも無き者だ!しかしこの何者でも無き者は幾度となく魔王である我の前に、仲間と共に立ち塞がった!大精霊でさえ断ち切れぬ心の絆で繋がった仲間達だ!」仲間達3人はカフィオールの攻撃でボロボロになりながらもまだ諦めておらず、立ち上がった。主人公は3人の闘志に感銘を受けた。
魔王は人々に問いかけた。「人間どもよ!世界を救うべく勇気を持って魔王と戦う者を何と言う…?人々の為に正義の剣を振るう者を何と呼ぶ!?」人々は「それは…勇者?」「そうだよ!勇者だよ!」「魔王の作ったニセカフィオールと戦うあいつは…」「勇者なんだ…!」とざわつき、魔王は更に「その男が今、この魔王が全てをかけた最高傑作である、ニセカフィオールと戦っているのだ!もしもこの男がカフィオールに敗れた暁には貴様ら人間どもに未来は無いのだ!さあ、どうする人間どもよ!」と煽り、人々は主人公を勇者と呼んでカフィオールに勝てるよう応援の声を掛けた。
0551勇者 鎧を きる
2020/11/24(火) 06:42:30.12ID:2IX86syp0
しかし魔王は「否!この男は勇者にあらず!」と断定し、その場の全員が予想外の発言に驚愕した。魔王は「【勇者】とは大精霊によって作られた記号であり、大精霊の都合の良い役割に過ぎない。だがこの男は精霊に選ばれたからではなく、自らの意志で人々の為に勇気を振り絞り、仲間の為に勇敢に戦い、その行いが人間達に認められた!そう、この男こそ【真の勇者】!」と言い、主人公に「汝に問おう!貴様の名は何だ!?勇者という役割では無く、真の勇者と言う1人の人間であるならば、その名を名乗るがいい!」と言った。

主人公は「僕は…僕の名は…【マーグ】だ!」

とゲーム開始時にプレイヤーが付けた名を名乗り、ゲーム内の表記もこれまで「?」だったのが「マーグ」となった。仲間達も主人公の本当の名前がマーグである事を認め、人々は「真の勇者マーグ」の誕生に喝采を挙げた。勇者の隠れ里の母親と祖父は「そうよ…何故今まで忘れていたの!?あの子は私の子よ!…頑張るのよ、貴方は真の勇者マーグよ!」「頑張れ、マーグよ!お主はワシの自慢の孫じゃ!」と記憶を取り戻し、隠れ里の他の人々も「あいつも立派になったな!」「お前は俺たちの誇りだぜ!」「ここは真・勇者の里だ!」と喜びの声を挙げた。
今や世界中の人々からマーグに祈りの力が集まっていた。その強さは先程僅かに届いていたものと桁違いだった。暖かく優しい祈りを受けながら、マーグはどんどん強くなった。仲間達3人は先ほどのカフィオールの攻撃により共に戦う事は出来なかったが、マーグに祈りを込めて後を託した。
最後に魔王がマーグに向けて言った。「勇者よ…いや、真の勇者マーグよ。我は先程カフィオールを殺したと言ったな。あれは…嘘だ」「知ってるよ」マーグはあっさりと返した。「ふうむ、そうか…。だがあれがカフィオールの偽者である事はあながち間違いでは無いだろう。人類を導く大精霊が、自分の快楽の為に人間を苦しめる筈が無いであろうからな。そんな諸悪の根源を前にした時、真の勇者として貴様のとるべき行動は…」「僕がこの手で…カフィオールを倒す!」「よくぞ吼えた!ならばこの魔王の力も貴様にくれてやろうではないか!」魔王はそう言い、人間達と同様にマーグに祈りの力を託した。マーグの力はレベル99で勇者の鎧を装備した時よりも遥かに強くなり、オーラを纏いながら髪が黒色から金色に変わった。「これが…この世界に生きる者達の想いの力…!みんな…ありがとう…!」マーグは世界中の人々に礼を言った。
カフィオールは半狂乱になりながら、「もういらないぃぃぃ!全て全て全て、壊しまあああす!私の思い通りにならない世界なんて必要ありませんんん!」と絶叫した。マーグは「大覚醒霊カフィオール!この世界はお前の玩具なんかじゃ無い!人間を…魔物を…真の勇者を…舐めるなよ!」と言い、ラストバトルが始まった。
0552勇者 鎧を きる
2020/11/24(火) 06:43:05.57ID:2IX86syp0
大覚醒霊カフィオールはこれまで戦ったどの相手よりも強く、更に何体もの精霊の勇者を生み出して戦わせたが、真の勇者としての電撃魔法、真の電撃魔法を使える様になったマーグの敵では無かった。カフィオールは断末魔の叫びを挙げながらこの世から消滅した。人々はマーグの勝利で歓喜に沸いた。仲間達3人もマーグの無事を泣きながら喜んでいた。マーグはそんな人々に、「僕を信じてくれて…僕を真の勇者にしてくれてありがとう!」と感謝の言葉を送った。
魔王からも「真の勇者マーグよ…よくぞカフィオールを倒した」と称えられ、マーグは「僕が勝てたのはお前のお陰だ、魔王」と礼を言った。魔王は「魔王…か。魔王とは悪意を封じるための存在。悪意が討たれた今、魔王が居る意味はあるだろうか?…マーグよ、真の勇者として我を討つが良い。勇者と魔王の戦いは、魔王が討たれる事で完結する物語なのだから…」と言い出した。世界中の人間達は「そうだー!皆んなの仇を討ってくれー!」とマーグに声援を送った。
しかしその時、大精霊の神殿に人間とは別の祈りが届いた。「魔王様…」「負けないでください…」「俺たちのトップなんだから堂々としていれば良いんだ!」「さあ、皆の者!今度は我等が魔王様の助けになるのだ!」「魔王様に栄光あれー!」世界中に散らばる魔物達の祈りの声だった。魔王は魔物達に、「お前達…。まだ我を魔王と呼んでくれるのか…。しかしもはや魔王が生きる意味は…」と言うが、マーグは魔王に語りかけた。「僕はもう『勇者』という役割じゃない。同じように、お前だって『魔王』という役割じゃない!僕が人々の為に『真の勇者』になった様に、お前も魔物達の為に『真の魔王』になれば良いじゃないか!お前を信じる者達の為に生きれば良いんだ!」魔王はしばらく黙っていたが、やがて高笑いし、「真の勇者とは魔王にすら生きろと言う程の者だというのか!良かろう、その毒の様な甘さ、後悔させてやろう!」そう言って魔物達の祈りの力を受け、マーグと同様に遥かに強くなり、【真の魔王】となった。
0553勇者 鎧を きる
2020/11/24(火) 06:43:34.76ID:2IX86syp0
真の魔王は語る。「マーグよ…。貴様にその名があるように、かつては我にも名があった。大精霊によって与えられた、【世界を一つに混ぜ合わせる者】、『カフィ・ド・ブレン』…。しかし悪しきカフィオールが滅び去った今、『カフィ』の名に縛られる必要はもうどこにも無い…!そして人間の天敵たる『魔王』という記号である必要も無くなったのだ!今の我は、我を慕う魔物達の為に生きる魔物の王として、真の魔王を名乗ろうではないか!そう…我が名は真の魔王『ドーブレン』!貴様と同じくカフィオールに与えられた役割を捨て、自らの意志で選択して生きる者の名だ!この世界の歴史と共に始まった魔王と勇者の呪われし戦いの宿命…今ここで決着をつけてくれる!」マーグは「望むところだドーブレン!僕とお前の手で悪意の連鎖をすべて断ち切って、新しい歴史を作るんだ!」と応じた。
人間も魔物も、固唾を飲んで二人の戦いを見守った。マーグが放つ真の電撃魔法は、敵を討つのでは無く、関わった者の心を打った。ドーブレンが放つ闇の魔法は人々の心の闇を原動力とし、放たれるごとに悪しき感情を解放させた。激しい戦いに皆が熱狂し、人間達はマーグを、魔物達はドーブレンを応援したが、そこには最早敵対心は無く、両者を同時に応援する者もおり、いつしか人と魔物のわだかまりは溶けていった。
そして遂に決着がついた時、人間と魔物の間に【人魔不可侵条約】が締結された。ドーブレンがカフィオールを殺したという事はマーグ達の証言によって嘘だったことが明かされ、カフィオールによって仕組まれた悪意の宿業は終わった。新しく始まった世界では、人間も魔物も誰も争わず、自分たちの意志で生きていけるようになった。そして、この自由と平和の大地で、新しい歴史が始まった…!
0554勇者 鎧を きる
2020/11/24(火) 06:44:17.18ID:2IX86syp0
マーグ版エピローグ(作中の行動次第でエクセール版・アルト版・レーチェ版も見られる)
カフィオールとの戦いから1年の月日が流れた。人魔不可侵条約の締結により、人間と魔物の戦いは終わったものの、何百年も争い続けてきた者同士、互いに手を取り合う事は難しかった。
そのため、マーグは「人魔特区計画」を提案した。それはかつて勇者の隠れ里があった場所で、人間と魔物が同じ場所に住み、お互いの文化を取り入れ、より良い未来を創るための町。最初は人間と魔物はお互いに警戒しあっていたものの、徐々に信頼関係が生まれていった。各国の支援や、エクセール、アルト、レーチェの協力の元、ついに人と魔物の垣根を越えた夢の場所が生まれた。その名も「マーグ・ブレン」。マーグは人魔特区の区長、そしてドーブレンは副区長となった。慣れない事務処理に苦戦するマーグだったが、ドーブレンの手腕で補佐されつつ、平和の日々を満喫するのだった。
0555勇者 鎧を きる
2020/11/24(火) 06:44:57.76ID:2IX86syp0
おまけ編
エピローグの後、マーグは大精霊の神殿でカフィオールと出会う。実はカフィオールは元々は人間の幸せを願う善良な精霊だったのだが、遥か昔精霊として更なる高みを目指す為に、自身に残るごく僅かな悪の部分を消そうとした結果、失敗して悪の部分が生き残り、善の部分は粉々に砕けて世界中の精霊の一部となっていたのだと言う。マーグが悪のカフィオールを倒した事で、こうして元のカフィオールが戻ったのだと説明された。悪のカフィオールを倒してくれたマーグに感謝するカフィオール。
ここで「もっと話を聞きたい」という選択肢を選ぶと、この世界の成り立ちについて説明される。元々はエルサーバル大陸で多くの動物達に囲まれて平和に暮らしていたカフィオールだったが、ある時外海から1人の男が流れ着いた。男は記憶を無くしていたが、しばらくしてその男とカフィオールは恋仲になり、自分達に似た存在として人間を作り出し、人々と共に暮らしていた。
しかしカフィオールは自分の悪の部分を消そうとして失敗し、善の部分が完全に消える直前に、残った力を男に託した。カフィオールから力を渡された男は、いつの日か再び善と悪を一つに混ぜ合わせる者、「カフィ・ド・ブレン」となった。ブレンはカフィオールが善と悪に分かれた事を知らぬまま、カフィオールの帰りを待ち続けていた。
悪のカフィオールは世界に悪意を振り撒き、世界を混沌に陥れようとしたが、その為には大精霊の力を受け継いだブレンの存在が非常に邪魔だった。しかし元々が大精霊である悪のカフィオールには同じカフィの力を持つブレンを滅ぼす事は出来ず、また同様にブレンも悪のカフィオールには手出しが出来なかった。
よって悪のカフィオールはブレンを滅ぼす為、そして大精霊の愛した地上を汚すため、人間に悪意の種を植え付けた。悪意の種は人間の負の感情を養分として成長し、無軌道に拡大する悪意の力でブレンを飲み込もうとしたのだった。
そこでブレンは人間の天敵として「魔物」を生み出し、人間を襲わせる事で、魔物の親玉である自分を憎む様に仕向け、人間の悪意をコントロールし、封印を施した。しかし悪意は余りに強力で、ブレンはそこから動けなくなった。
悪のカフィオールはブレンに直接手出し出来ないため、人間にブレンを倒させる為に「勇者」というシステムを作り出したのだった。
マーグが悪のカフィオールを倒した事でその力は元々のカフィオールに還ってきたのだが、善の部分については既に世界中の精霊として散らばり、人々の生活に根付いているため、回収出来ないとカフィオールは語った。仮に戻ったとしても、辛い思いをさせて来たブレンに今更合わせる顔が無いため、自分はこの大精霊の神殿に引き籠ると言い、マーグには改めて感謝と共に、別れを告げるのだった。
0556ゲーム好き名無しさん
2020/11/24(火) 06:45:20.41ID:2IX86syp0
以上です。ちなみに、DLsiteでは完全版として、クリア後の追加シナリオも販売されています。
ありがとうございました。
0557ゲーム好き名無しさん
2020/11/24(火) 10:37:40.96ID:Rxzpyspd0
おつ!
予想より大量で笑ってしまった
本当にお疲れ様
あとでゆっくり読ませてもらいます
0558ゲーム好き名無しさん
2020/11/24(火) 12:39:24.19ID:sjT2qjx60
大作投下乙ですー
どんでん返しの天丼づくしの名作ですね!
古き良き時代のVIP系フリゲーみたいな雰囲気を感じました
こういうのがアツマールに投稿されてるのか
0559ゲーム好き名無しさん
2020/11/25(水) 19:52:08.87ID:YtBZoTEJ0
めっちゃ夢中になって読みました乙!
こりゃ凄いシナリオだわ
0560ゲーム好き名無しさん
2020/11/26(木) 18:11:05.34ID:XfYSpfHt0
乙でした!が、実は内容読んでませんw
充実した文章量と感想の評判の良さを見て自分でやりたくなりました
0561ゲーム好き名無しさん
2020/12/01(火) 08:34:55.41ID:HvyMqdjO0
結局Wikiって今どっちが主なんですか?
・初代Wiki管理人さんが音信不通になる
・2代目Wikiができる
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/
・初代Wikiが長期放置により謎の管理人に代わる(スレに一切の告知無しで怪しい状態)
・スレ住人で「2代目Wikiをスレの正式なまとめ先にしよう」と決定
ってとこまでは把握してるんですが、Wikiの更新具合が逆転してません?
0562ゲーム好き名無しさん
2020/12/01(火) 15:26:08.86ID:yKUhflVk0
元々Wikiは「スレ住人」が「皆で」更新する場所だった
二代目wikiはそれに則ってるから、住人の気が向いたら更新程度のスローペースだし
初代wikiの今の管理人はスレ住人じゃないけど更新がハイペース
もう各々好きな方見たらいいと思うよって感じかね
0563ゲーム好き名無しさん
2020/12/01(火) 18:13:09.54ID:d8jg5FY/0
十三機兵防衛圏
十三機兵防の世界は全て仮想現実
人類は主人公たち15人以外は既に全滅しており他の住人は全てAI
主人公たちは生まれた時から育成ポッドに入って出たことがない、教育のため仮想現実を見せられている
仮想現実内のコロニーを5つの年代で区切ってるだけなのでタイムトラベルはやっていない
怪獣の正体はウイルスで仮想現実を破壊すると世界がリセットされるがセクター0(記憶領域)に情報を記録することでリセット後も模擬人格としてループできる
機兵のコックピットは存在せず実際は育成ポッド、だから裸
人類滅亡寸前に主人公たちのオリジナルが遺伝子情報を乗せた探査船によるテラフォーミングを計画するもその中の一人が計画を潰すためDコード=怪獣ウイルスを主人公たちに仕込んだ
世界がリセットされるといつまで経っても育成ポッドから出られない
世界が何度もリセットされると施設の耐用年数の限界が来てセクター0毎作り直されるためその世界の歴史は全て消滅する
ED後に追加されるムービーで探査船は無数にあり別の惑星でも同じ事件が起こることが示唆されている
0564ゲーム好き名無しさん
2020/12/02(水) 05:26:49.14ID:18LBXlTZ0
十三機兵、実際のプレイ中は各キャラのシナリオが時系列飛びまくりの上ロックも有るから、
先のシナリオが気になって止まらなくなったが。
やっぱりこういう所で説明しようとすると時系列整理して序盤でネタバレ垂れ流しでその後「ふーん」で終るか。
設定箇条書きでワケわからなくなる。のどっちかになるんだな。
0565ゲーム好き名無しさん
2020/12/02(水) 08:19:46.50ID:2+lYZlI90
エンディングで一気に情報が押し寄せてくるので
クリア後に時系列順でイベント見ていくのが一番かな
0566ゲーム好き名無しさん
2020/12/08(火) 22:54:08.63ID:GZRKTVtC0
次スレ このスレが容量いっぱいで書き込めなくなったら移動をお願いします

ストーリーを教えてもらうスレ part73
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1604952181/l50
0567ゲーム好き名無しさん
2020/12/10(木) 14:35:53.04ID:L+SoJy5s0
未解決にある『ジェネレーションエクス コードブレイカー』やります
コードハザードの続編で説明が必要なところもあるんですが一部の用語だけを

【CPO】……『現化物理学会』の略で異形などによるハザード事件を捜査研究している機関であり、プレイヤーもここに属する。
【XPD】……CPOに所属する特殊警察でやはりハザード事件の捜査などを行うが、異形と直接戦うコードライズ能力は無い。
【特務隊エクス】……コードライズ能力(ほとんどが十代の日輪学園生)で異形と戦う特殊部隊で、プレイヤー達のことでもある。
【御舟アリス】……特務隊エクスの現隊長のはずだが、今作では失踪しており隊長職は佐伯海斗が代行している。
【シズラー】……ランダム時空体と呼ばれる異世界の存在でSIZ・RAS・ILITHの三人からなり、エクスを支援してくれている。
【バベルスフィア】……東京日輪区の地下深くにある未知のアビス空間で、謎が多く村正教授や真麻もここにいる。


20XX年、東京日輪区。
大規模なハザード事件が終息して数週間―
街は束の間の平穏に包まれるかに思われた。

だが…新たなるハザード―スプロールテラー―
何の前触れもなく、その一部を抉られるビルや街路。
頭や四肢を残し、突如消失する人間。
これは未知の超常現象なのか。
それとも目に見えない怪物の仕業か!?

東京都の中央にそびえる共立日輪学園――。
生徒達の間に恐怖の噂が広まる中、人知れず事件を調査する少年少女達の姿があった。
彼らの名は『エクス』。
その超人的な能力でこれまで幾多の危機から街を救った者こそ、彼らだった。

しかし今、エクスはさらなる事件に直面していた。
隊のリーダー「アリス」の…謎の失踪。
かかる事態を問題視した政府は、エクスを監視するため一人の管理者を送り込む。

街を襲いつつある災禍と、疑われた正義―
嵐の気配が、夕闇の町に迫ろうとしていた……


神崎学園長による二学期始業の挨拶の途中で突如からハザード事件が進行中との呼び出しがかかり、特務隊は司令部に集合した。
(今作ではすでに入隊済みという設定であり、前作ハザードからデータを引き継いでいる場合はその隊員が登録されている)

【任務:新型ハザード捜査要請】
「ついさっき、このアトラクション内でスプロールテラーが発生した。到着した時には現象は収まっていたが、
管理責任者の話によると事件発生当時、中にはまだ数人の客がいたそうだ。至急、逃げ遅れた民間人の捜索を頼む」
特務隊は『日輪ビッグシティ』内の『遊霊病棟』でスプロールテラーの痕跡とそれによる遺体を発見したが、そこに謎のウィザーが現れた。
(フェザービットと戦闘)
「お前たちは……エクス!?私は……Zウィザー。できるだけ早くエクスを抜けた方がいい。しかし忠告はこれで最後だ」
特務隊が捜査をXPDに引き継いで本部に帰還し報告すると、局長から見慣れない男を紹介された。
「本日付でCPOに管理官として着任された長門晋太郎氏だ。今後、基本的に我々CPOの全ての行動は長門管理官の許可を得る事となる」
「私の職務は、CPOにかけられた疑惑の調査およりエクスの行動の監視と監督にある。アリス隊長は敵に寝返ったのではないか、
政府部内ではそんな憶測が広がっている。最悪のシナリオは、そこからCPOの機密情報が敵組織の手に渡ることだ。
私は君達の作戦に口を出したりしない。だが情報保全に関係する全ての事項に対しては厳格な態度で臨ませてもらう」
0568ゲーム好き名無しさん
2020/12/10(木) 14:40:03.38ID:L+SoJy5s0
【任務:機密情報保護任務】
「今回はキミたちに、黒服の男達について調査を行ってもらう。この日輪学園周辺で最近、黒服の男女が頻繁に確認されている。
行動パターンから外国勢力の工作員と思われるが、学園の学生あるいは教員の中に彼らと接触している人物がいるとの情報が入った」
特務隊は規子と共に日輪区内で聞き込みを行い、ジョニー桜庭から有力な情報を得た。
「ワイは見たんや……学徒遂道の入口で、あの黒服の連中とうちのガッコの大学生が落ち合っとる所を!」
そして向かった学徒遂道には、黒服たちの要求を退ける前隊長引田の姿があった。
「君たちも気を付けろ、こいつらはあらゆる所に存在する。友人のような顔をして入り込み、そして裏切るんだ……」
特務隊は本部に帰還し報告したが、長門管理官は引田の監視を命じる一方でなぜか黒服は軽視して捜査しようとしなかった。

【任務:新型アビス探査要請】
特務隊は、最近になって森本ビルで発見された新たなアビス空間の探索を命じられた。
「異常を発見したのは実戦テスト中だったロボットだがね。ロボット達はさっそく新領域の発見という大きな成果を示してくれたが……
その直後に行方不明となってしまったのだ。ロボ部隊を無力化したのはZウィザーらしいぞ」
特務隊は森本ビル28Fへと登り、実績の欲しい長門管理官が無理に探索させた直属の実験ロボ部隊を発見した。
(フェザービットと戦闘)
戦闘後にデコードで正体を現したZウィザーは御舟アリスであり、さらにそこに見慣れぬ女が現れた。
「あなた達に残された道は一つ。即刻エクス隊を除隊し、今間の記憶を放棄することよ。そうすれば、少なくとも命だけは助かるはず……」
「アリス、信念の前には論理など無力よ。そんな相手を屈服させようと思うなら、力でもって圧倒するより他はないわ。
私はキャロル・カンザキ。WIZ機関の最高審問官……そしてアリスの母よ……アリス。実際のエクス相手に効果を見てみたいわ。
コードブレイカーを使いなさい。この子たちの命を救うためよ。コードライズ能力を無力化してしまえば二度と戦場に戻っては来れない」
「エクスの前隊長として舞台の幕は私が下ろす……Code-Breaker!!」
(コードライズが強制解除される)
「お母様の言う通り、あなた達にとってはこれが最善の結末なのかも……さよなら、エクス」
無力な一般人と化した特務隊は誘導を受けてなんとか司令部へと搬送されたが、そこにはなぜか人影はなく長門管理官だけが姿を現した。
「やあキミたち、無事にロボPDを発見してくれて感謝する。まぁ残念ながら、キミたちが目にする機会はおそらくないだろうが……」
そこにXPDの部隊も現れ、学園の出入口を封鎖したとの報告をした。
「さてと、突然だが特務隊の諸君……キミたちを逮捕する。容疑は外患誘致罪、および特定化学機密保護法通称CPO特別法違反など
多岐に渡る。本日付けでエクスを強制除隊とし、服務規程に則りただちに記憶洗浄措置を行う。神崎剣一と佐伯海斗は、すでに更迭され
両者の身柄は当局が確保している。理由はもちろん、前隊長御舟アリスの反逆だ。大人しく記憶洗浄を受けたまえ。そうすれば、
命だけは助かる。どうせキミたちに戻る場所はないんだ。CPOもエクスも、すべて無くなるのだからね」
『機密保持プログラム、起動。最終シーケンスを開始します。デトネートションコード現下までカウント60。直ちに退避して下さい』
「皆さん、海斗です!司令部のシステムを一時的に遮断しました!すぐにそこから脱出して下さい!脱出ポイントは日輪学園駅です!」
0569ゲーム好き名無しさん
2020/12/10(木) 14:42:02.30ID:L+SoJy5s0
【特別任務:エクス逃亡指令】
長門管理官の退避と司令部の自爆に紛れ、特務隊は日輪学園駅まで脱出した。
「皆さん、海斗です!なんとか駅まで逃げられたようですね。他のエクス隊員は、すでにそれぞれ個別に逃亡を開始しています。
この先は逃走経路として、アビス化した空間を利用します。僕がエリアライズ技術で構築した、地下鉄エクス線です!」
現れた引田の援けも受けながら車両内を逃げたが、降車口に大量のロボ追跡部隊が迫った。
「どんな絶望的な状況でも活路はある。ただそれを切り拓くだけの理性が、人間には備わっていないのさ。共に戦えて光栄だったよ。
あらゆるコードは不滅だ……決して消え去りはしない。それは宇宙に留まり続け、最後は熱のゆらぎとなる……僕は、別れを告げたりはしない」
自爆した引田の命と引き換えに追跡部隊が壊滅して脱出に成功すると、地下を歩く内にやがて基地らしき施設で局長らと再会した。
「ここは千代田大本営。戦時中、旧軍が極秘裏に建設した地下基地でCPO発足時には司令部として使われていた。トンネルを抜ければ
学園エントランスのそばに出られるはずだよ。今後はここを仮司令部として、我々に着せられた濡れ衣を晴らすため活動を続けていく。
アリスの失踪を利用して潜入し虚偽の罪状を盾にCPOを崩壊へと導いたのは、あの長門管理官だ」
「一体何者が長門管理官の背後にいるかということですが……管理官を背後から操っていたのはおそらく、あのWIZ機関でしょう」
「諸君の出会ったWIZの幹部キャロルはかつての私の妻であり、アリスの生母だ。もうこの世にはいないはずだが、まさかこうして
現れるとは……アリスは母親の顔を知らずに育った。アリスは、ただ母親のそばに居たいだけなんだろう」
あの御舟巌会長は重病で力を借りることができなかったが、この事態に疑問を持つ不破刑事らXPDの一部は協力を約束した。
そしてコードブレイカー状態の治療にもなんとか成功し、データバンクの復旧も受けることができた。

【任務:スパイ捜索指令】
「高等部のジョニー桜庭っていう子、知ってるかしら?この情報の提供者は引田益章、かつてエクスの隊長を務めた人物なのよ」
特務隊はWIZ機関と接触していたというジョニー桜庭を捜索をし、遊霊病棟であわや口封じされる所を保護した。
「テキサスにいた頃、特別留学生の募集ってのがあってな……学費も生活費も全部免除で日本に留学できるってプランやったん。
うまい話には必ず裏があるもんや。日本に来てしばらく経った頃から、留学を斡旋してくれた機関が何やら頼み事をしてくるようになった。
誰かの電話番号を聞き出してこいとか、どこぞの写真を撮ってこいとか……さすがにおかしいを思ったけど、断ったら留学費用は
どうなるっちう話や。いよいよヤバイ話になって断ろうと思ったら、オトンとオカンがどうなってもええんかって……」
桜庭は事情を知った局長に赦され、CPOへの協力を約束した。
「あのオッサン、青山にある外人墓地によう出入りしとったみたいなんです」

【任務:GHQ墓地調査任務】
「この墓地は米国大使館の敷地内にあり、許可を得ぬ限り立ち入れない……本来なら許可が降りるのを待つ所だが、幸いにも現在の
我々は犯罪者だ。今回はその社会的立場を大いに利用し、諸君には無断での立ち入りを許可する。たとえ米国からの抗議があっても、
優秀なCPO管理官なら難なく処理してくれよう」
特務隊は墓地と長門管理官の関係を調査するためアビス化したGHQ墓地へと向かい、その地下で長門管理官の遺体を発見した。
「どうやらこの遺体は、コード技術の応用と冷凍技術によって保存されているようですね。だんだんとカラクリが見えてきました」
「今いる長門管理官はコピーなんだ。すでに死亡しているオリジナルから作成した、操り人形のコード生命体なのさ。人間のような
複雑なシステムの場合、作成したコピーは時間が経過するにつれて劣化や変異を起こしてしまう。長期的にコード生命体を運用する
つもりなら、どこかでその差を修正する必要が出てくる」
「あのオリジナルの遺体は、そのために保存してあったと考えるのが妥当でしょう。彼のコードを解除してしまうことが一番なんですが……」
その時、一瞬だけシズラーからの通信が入った。
0570ゲーム好き名無しさん
2020/12/10(木) 14:43:47.77ID:L+SoJy5s0
【任務:バベルスフィア調査指令】
「彼らの使う通信は、我々のエクス通信と同じくアビス化の影響を一切受けません。ですから障害が原因だとは考えにく……」
特務隊は直接バベルスフィアのシズラーポイントへと向かったが、そこには何者かの手引きによりWIZ機関の部隊が侵入していた。
「……あら、遅いご登場ね。来たところで何も変わらないわよ。この驚異的なバベルスフィアの基礎的データは概ね採取できた……
今更邪魔が入ったところで、プロジェクトYHVHに変更はないわ。所詮、あなた達は日本政府の飼い犬……アリスに希望を
持っているなら無意味よ。彼女は悟ったのよ。CPOのやり方、つまり神崎剣一のやり方では正義の実現は不可能だという事に……
あの娘も計画の一部として、有効に利用させてもらうから……」
(グレーターウィザーらと戦闘)
キャロルとWIZ機関の部隊は目的が不明のまま逃げ去ったが、そこにあの村正真麻が現れた。
「あの方々を追い払ってくださったのですね。あのまま騒いでいたら、お父様がとんでもない事をしていたかもしれません。
それからもう一つ……皆様、どこかで黒いウサギのような生き物をご覧になりませんでしたか?その生き物はムーラさんと申しまして、
私の大切なお友達なんです。それなのに、私には何も言わずに急にいなくなってしまって……いけない、お父様がお呼びだわ」
特務隊が帰還し報告している所で、今度はなんと本部に(合成イメージのだが)真麻が現れた。
「わたくしの父は村正天明……陸軍の研究所にお勤めしております。わたくし、お父様に『地上を見て参れ』と言われこうして参った
のですが……その、ここは地上なのでしょうか?わたくし、すぐにでも外の様子を見に行かないと……」
特務隊は地上で真麻を案内することになった。

【任務:管理官打倒作戦】
「今日の午後、長門管理官は新たに開通する地下鉄日輪線の開業式典に出席する予定なんです。地下鉄エクス線を新設された日輪線内に
強制的に現化……目標のいる地下駅への突入を狙います。もちろん敵に察知されるでしょうが、それこそがこちらの狙いです」
「特務隊がハデに騒いどる隙に、ワイが密かに式典会場に潜入……で、管理官にコードブレイカーをぶちかましたるって段取りやねん」
ジョニーの身体には、奇襲を目論むWIZ機関によって密かにコードブレイカーの発生装置であるインプラントが埋め込まれていた。
そして特務隊は(村正教授から呼び戻された真麻と別れ)作戦通り会場へと突入したが、そこにあの佐伯空斗が立ちはだかった。
「長門の顔を被ったコード生命体がどうなろうと、そんなの俺の知った事じゃねぇ。俺が求めるのは、究極の力だ。エクスか、それとも
ウィザーか。どちらが俺の力をより高め、最強の戦士たるための条件を満たしてくれるのか……この戦いで一つの答えが出るはずさ」
(Xウィザーと戦闘)
退けたXウィザーと替わるようにZウィザーが現れたが、そこに局長が現れ時間稼ぎのため特務隊に待機を命じた。
「二度ならず三度までも私の警告を無視するなんて……あなた達、命が惜しくないみたいね。なぜエクスにこだわり続けるの?」
「それはこちらの台詞だよ。アリス、なぜ君はWIZ機関にいる?私だって、キャロルは亡くなったと思っていた。だが、彼女の最期を
目にした訳ではない。最期を看取るどころか、そばに居てやる事すら私にはできなかった……だから、もしかすると本当に……」
その時ジョニーから作戦成功の報せが入ったため、アリスは退却し偽物の異形もエクス線に強制転移させることに成功した。
(メイデンマスターと戦闘)
「長門管理官が偽物どころか異形であった件は広く報道されてしまった。官房長官がこの件を『新種のハザード事件』と公表する予定だ。
そして我々は事件の真相を闇へと葬る代わりに全ての犯罪容疑の解消と、CPOへの正式復帰が認められる手筈となっている」
さらに爆破してしまった前司令部施設についても、バベルスフィアの支配者である村正天明の力で強化されての復旧を果たした。

【任務:特別補修受講任務】
欠席期間を埋めるための特別補修を受けていた特務隊の元に、政府に対して懐疑的なユン・テヒョンに関する急な連絡があった。
「なんと彼女、愛国学会の連中と一緒にGHQ墓地に入って行っちゃったのよ」
特務隊は愛国学会の残党『皇師会』が潜伏しているGHQ墓地に行ったが、ユンはすでにその本拠地へ移送されていた。
「大方あの小娘を探しに来たのだろうが、もうここにはいないわ。あの娘は皇師救出作戦の切り札……」
(プリンセスゴブリンと戦闘)
「このままでは、やがてユンさんも異形化されてしまう恐れが……」
0571ゲーム好き名無しさん
2020/12/10(木) 14:44:34.85ID:L+SoJy5s0
【任務:スプロールテラー再捜査】
「ここ数日、青山で小規模なスプロールテラーが連続して目撃されているんです。そのいずれもがGHQ墓地から半径500m以内にて
発生している事が確認されました。そこで特別なノウハウをお持ちの皆さんに、強力をお願いしたいわけです」
秘密裏に動いた特務隊はGHQ墓地のさらに地下でWIZ機関の黒服達と遭遇したが、同時に起こった怪現象によって黒服達は消滅した。
「未知エネルギーとの接触を確認しました!コードブレイカーと同じパターンです!今すぐ退避を……!」
特務隊はWIZ機関をさらに奥へと追い詰めたが、侵入に気付いた米国政府からの抗議を受けて捜査は中止せざるを得なかった。
「もし諸君があのまま捜査を続けていれば、WIZ機関にとって致命傷となるような何かを発見していた……だからこそ、
連中はここまで強硬に捜査に介入してきたのだろう。拠点かどうかはわからないが、少なくともYHVHに関係する何かがある」

【任務:TVサクラ潜入指令】
「実は警察のNシステムや監視カメラのデータを解析してみた所、WIZのエージェントがTVサクラに出入りしているという事実が
……」
特務隊はTVサクラで行われるイベントに参加することで局内に潜入し、そこでWIZのエージェントを発見して遊霊病棟へと追った。
その地下でポータルを発見してさらに日輪アビスへと追い詰めたが、WIZ機関は追跡を防ぐためさらなるポータルを消去してしまっていた。
「WIZ機関は自在にポータルを作れるようですね。それを使って日輪アビスに入り込み、各地を行き来している……そんな所でしょう」

【任務:学園内皇師会調査指令】
「皇師会から、生徒会に宛てて奇妙なメールが届いたんです。メールの題名は『天罰が下る』……」
メールで指定された中等部の空き教室に行くと、そこにはユンがいた。
「あれは崇高なる皇師のご意志……言わば宇宙の法則がそうさせたのです。日輪学園には間もなく天罰が下る事でしょう。
アビスより来る大波により、この学園は水底へと沈没するのです。皇師のご意志は、即ち宇宙ですから」
特務隊は学徒遂道へ行き水没計画を阻止することには成功したが、そこで待ち構えていたユンと思しき異形には逃げられてしまった。

【任務:コードブレイカー研究】
「今回諸君にお願いしたいのは、対コードブレイカー技術の研究補助だ。そこで諸君には、新たなデータ収集任務をお願いしたい。
ターゲットは、謎の異形として知られるあのソウルイーターだ。彼らは決して我々の味方ではないが、同時に敵でもない」
特務隊は発見の報告があった森本ビルへと赴き、スキャニングに怒ったソウルイーターと戦闘になりながらもデータの取得に成功した。
「ソウルイーターには、アビス内のコードを分解する能力があると推測されています。これで進展してくれるといいんですが……」
神崎局長が旧司令部に行ったまま戻らないという要請を受けた特務隊が探しに行くと、局長はアリスの幼少時の写真の前で佇んでいた。
「キャロルは、優秀な現化物理学者で極めて強力なコードライザーでもあった。そのキャロルが拉致され、行方不明になったのは
この写真のすぐ後だった……実行犯は、当時米国の軍産複合体によって設立されたばかりだった現化物理研究機関……現在のWIZ機関さ。
無論、僕は彼女を取り戻すため戦いを挑んだ。当時はまだ現役のエクスだったからね。そして……無残にも敗れた。結局キャロルの
行方は掴めず、さらに部隊は僕だけを残して全滅した……キャロルの死が伝えられたのは、それからずいぶん経ってからの事さ。
実験体として酷使された末の、最期は衰弱死だったそうだ……その後は諸君も知っての通りだ。真実を告げるべきか否か……」
「あの小娘が聞いたら、きっと喜ぶわよ。大きくなったわね、ケン坊。まさか貴方が敵になるなんて、当時は思わなかったけど」
突如現れたキャロルの正体は明らかに局長を知る別人であったが、アリスと引き換えの村正教授に関する情報提供を局長は拒否した。
「ならば我々は、アリスをもう一つの方法で利用するまで……あの娘はMr.ミフネの力を受け継ぐ者。ABRIELとして目覚める資格は十分よ」
キャロルはそれきりまたも転移していったが、海斗のトレスによって神楽川閉鎖区に突き止めることができた。
0572ゲーム好き名無しさん
2020/12/10(木) 14:46:26.36ID:L+SoJy5s0
【任務:神楽川閉鎖区捜査指令】
「たった今、神楽川閉鎖区内にて極めて大規模なスプロールテラーが発生した模様!閉鎖区の大部分が消滅したとの情報も……!」
特務隊がWIZ機関の罠を感じつつも前期の事件以来再び封鎖されていた神楽川閉鎖区へ調査に赴くと、その深部にはアリスがいた。
「父さんが、そんな事を……!?嘘よッ!どうしても自分達が正しいと言うなら、それを証明して見せなさい!」
アリスが命じると特務隊は無数のエネルギー体コードイレイザーに囲まれてコードブレイカーを食らい、そこにキャロルの声が響いた。
「お気に召したかしら?私達の未熟なエリアライズ技術では、どうしてもコレが発生してしまうの。まさか、この廃墟を消滅させる
ような現象が起きるとは思わなかったけど……お陰であなた達を誘い込めたわ。さぁ……この状況でどう出る?バベルの王よ……」
「皆様、突然失礼いたします。お父様のお言い付けですので、失礼を承知でお邪魔させて頂きます」
絶体絶命となった特務隊の前に突如真麻が現れ、一瞬で特務隊のコードブレイクを解除しコードイレイザーを消滅させた。
「バベルの王は、やはり我々を見ていたか……ありがとう、実験への協力を感謝させてもらうわ……これでおそらく最後のピースが揃った。
プロジェクトYHVHはまもなく軌道に乗るはずよ。もう誰も、私達の邪魔は出来ないわ。たとえバベルの王であっても……ね」
「どうも彼らはエリアライズの実現を企み、その実験を重ねていたようだね。これは地形すら意のままに操る究極の技術……
プロジェクトYHVHとはおそらく、このエリアライズを包括した計画なのだろう。計画は最終段階にあると考えるべきだ」

【任務:GHQ墓地突入指令】
特務隊は以前に進入を禁止されたGHQ墓地地下への強行捜査を命じられ、そこから日輪アビスに突入し再びキャロルと対峙した。
「かつて戦火によって消滅した一つの町があった……でもある日、町は一人の少女の出現と共に一瞬にして再生されてしまう……
人類が初めて目撃したエリアライズよ……その時からずっと、我々は再生の女神を探し続けてきた。それがついに、手の届く所まで来た……」
WIZ機関の防衛網を突破してキャロルを追いポータルへと飛び込んだが、直前で転移先をTVサクラへと切り替えられてしまう。
そこに突然異常な様子の真麻が現れたかと思うと、すぐに消滅してしまった。
「すみません、皆様。わたくし何だか、体の調子が……い、いやっ!!止めて下さい!離して……さい!」

【任務:バベルスフィア防衛指令】
「真麻君の消滅……これが意味する事はおそらく、WIZ機関によるバベル深部の侵略だ」
「バベルの空間座標を同定した後に、アビス内を局所的エリアライズによって改質……目指す場所への入口を作った訳です」
「地上に現れていた真麻君は、単なるイメージでしかなかった。だが、そのイメージが消滅したとなると……」
局長は真麻について、服務規程に触れる機密を語った。
「完璧なエリアライズなど有り得ない、ずっとただのおとぎ話だと思っていたが……現に今、僕たちは再生された室内にいる。
だとすると、連中の言う『再生の女神』も実在するはずだ。少なくともWIZ機関……奴らの最高審問官はそう信じている」
特務隊がバベルスフィア深部に突入すると真麻は既にWIZ機関に捕われており、アリスはコードブレイカーを仕掛けてきた。
「くっ……み、皆さん、ご無事ですか?遅れちゃってごめんなさい……でも、待った甲斐はあると思いますよ。Code-Realize!」
現れた規子が完成したアンチコードブレイカーで咄嗟に特務隊を庇ったが、アリスの攻撃を受けて倒れ空斗に助けられた。
「アリスさん、もうやめて下さい。局長だって悩んでるんです。それなのに、なんで自分の事ばっかり……」
「エクスが正義じゃねえと言いながら、自分では戦おうとしねぇ……飼い犬になった覚えはねぇぜ。それに女子供に手を出すような
連中には、これ以上ついていけねぇ。世話になった分はもう返したからな。これからは俺の好きなように行動させてもらうぜ」
真麻は撤収したWIZ機関に連れ去られてしまうが、報告に戻ろうとした特務隊に差出人不明の呼び出しメールが届いた。
「私は、お母様のWIZもあなた達エクスもどちらも正しいと思っている……四ツ谷駐屯地の地下深くにあるジオマトリクス……
そこで決着をつけましょう。最近、自分に歯止めが効かないの。体の奥から無限に力が湧いて来て、まるで自我が消えてしまうような……」
0573ゲーム好き名無しさん
2020/12/10(木) 14:47:50.80ID:L+SoJy5s0
【任務:ジオマトリクス突入指令】
「アブリエルという言葉を覚えているかね?実のところ、アブリエルという存在の正体はまだよく分かっていないんだが……
かつて、自身もアブリエルである祖父御舟巌から聞かされた事がある。『アブリエルは生命の源となるコードを持つ者……決して
その力を目覚めさせてはならない』と。完全に覚醒したが最後、すべてのコードが暴走し情報体としての意味を喪失するまで
エネルギーを吐き出し続けるのだそうだ。祖父自身、その力を封じ込めるために生涯に渡って相当の苦労をしてきたようだ。諸君の話を
聞く限り、最近のアリスには危険な兆候が現れているようだ……覚醒への最後の引き金が引かれる前に、連中の計画を阻止して欲しい」
突入口を発見しジオマトリクスの中枢に乗り込むと、場所を洩らしたアリスに激怒したキャロルはとうとう本性を見せた。
「まぁいい……貴様の使い道はもう決まっている」
さらにいつの間にか現れた神崎局長がコードブレイカーを放つと、キャロルは醜い老婆の姿になった。
「さすがは草創期のCPOを支えた女傑、老いたりとはいえ素晴らしい判断力だ……三十年振りかな?パトリシア」
正体を看破されたパトリシアが呆然とするアリスに突如攻撃すると、局長は咄嗟にそれを庇い重傷を負った。
さらにパトリシアは捕えていた真麻を連れて奥へと姿を消したが、残され愕然とするアリスからは異常なエネルギーが発せられた。
「ふうむ、どうにか間に合ったか。ワシが御舟財閥会長にしてアリスの曽祖父、御舟巌であ〜るッ!!危篤と偽り、深き眠りに
ついておったのはすべてがこの一時のためよ。既にアリスの気は満ち、たとえ何事もなくともいずれ目覚める運命にあったからのう。
一度アブリエルになったが最後、あれにはもはや理性も心もない。押し止めるは、同じく純粋な力を以ってのみよ。さぁ参れ!」
(アブリエルアリスと戦闘)
御舟巌によってアリスの勢いは削がれ、特務隊はなんとかこれを鎮めることに成功した。
「うむ、ようやく……これでワシも……楽隠居……できそうじゃ……」
御舟巌は立ち尽くしたままその生を終えたが、特務隊は駆け付けた規子にアリスと局長をまかせ悲しむ間もなくパトリシアを追跡した。
そしてジオマトリクス最深部のポータル『ヤコブの階梯』に飛び込むと、その先は何も見えない空間であった。
「皆さんの現在地は、太平洋上空高度85000mです!尚も、毎秒約10000mで上昇中……み、皆さ…大変…で……と、東京タワー…がッ!!」
通信は途絶しポータルが宇宙の目標地点へと着くと、そこには既にパトリシアと捕われの真麻がいた。
「ようこそ、我らがYHVHへ……安心するがいい。今、トウキョウで起きている事はこちらの手違いじゃからな。どうやら再生の女神の
中に、あらかじめ何かが埋め込まれていたようじゃが……こんな悪戯をする者が誰か……お前達なら分かるだろう?まもなく我らは
創造の力を得る……YHVHから、全地球的規模でのエリアライズをついに実現するのじゃ。災害、飢餓、あらゆる不幸が消滅する……
無論、世に害悪を垂れ流す愚か者の国もな。かつて失われた統治権が、ようやく我らの元へと戻って来るわけじゃ。優れた資質を持つ
民族、国家、即ち力ある者が弱者を統べ、それを庇護する。それが自然かつもっとも優れた統治の形態。お前達エクスも、その力ある
者の一人だ。国と力と栄えとは、正しき者の手にあって初めて世に報いるもの……新たなる創世の主は、我らの作りし人工の神……
そしてその御使いたるは我が祖国よ。これが新千年紀に君臨する神の姿ぞッ!見よ、地の愚者どもを焼く燻は、世々限りなく立ち昇るであろう!
歴史に勝者は二人と要らぬ……汝らエクス……ここで宇宙の塵と化すが良いッ!」
(Yウィザーと戦闘)
敗れたパトリシアは息絶えたが、衛星は高度維持能力を失くし落下し始めた。
0574ゲーム好き名無しさん
2020/12/10(木) 14:49:46.87ID:L+SoJy5s0
満天の星空に灼熱の弧を描き、WIZ機関の狂気は塵と消えた――
これを期に、米国中枢に巣食っていた闇の勢力はその力を次々に失い失脚。
国家機密のベールの向こうでWIZ機関は解体され、ひっそりとその死を迎えた。

一方その頃、大洋の反対側でとある葬儀が行われていた。
御舟巌、享年95歳――
遺体を載せ、太陽へと向かうロケットを見送る人々。
その中に、寄り添うように立つ親娘の姿もあった。

エクスが勝ち取ったもの――それは信頼と友情。
あるいは己が正義か……
人知れず繰り広げられる彼らの戦い。
世界は、そして街は、再び平穏さを取り戻した。
ただひとつ――変貌した「東京タワー」を除いては。

夏の日差しを浴びる巨大な塔。
昼下がりの街に、長い影が落ちていた。
(スタッフロール)

END


YHVH墜落から半月後、特務隊は真麻のおかげか無事のままバベルスフィア内で発見され局長とアリスも無事に全快し復帰していた。
一方で東京タワーはアビスタワーと呼ばれ変貌したままで、混乱に乗じて脱獄した東条拓麿は学会本部に立て籠もっていた。

【任務:アビスタワー調査要請】
「お父様は仰っておりました。『あれはアンテナに過ぎぬ』……と」
「あなたの『お父様』とやらに直接話を聞かせてもらうわ。彼女自身が居ると言っている以上、そこには『何か』が存在するはず……」
アリスは無事の挨拶に来た真麻に対し村正天明に会わせるよう恫喝し、特務隊もバベルスフィアに行き教授の部屋で許しを得た。
「現れたか……御舟の組織の一員よ。あの『塔』の事を知りたいそうだな?地上の『塔』は、過ちの根源を正すために打ち建てたもの。
あの老婆、図に乗っておったので真麻を遣わし利用させてもらった。バベルに潜む者に踊らされ、過ぎたる野望に身を滅ぼすとは」
「キキキ……踊らされた……だっテ?そいつは聞き捨てならねえナ。よう、特務隊。うまく真麻に取り入りやがっテ。クセえんだヨ、
このゴミども。今まで泳がせておいたが、そろそろ狩らせてもらうからナ。くたばりやがレ。あばよ、地上のゴミクズども。キキキ……」
姿を消していたムーラが突如として黒馬に乗った姿で現れ、教授が造ったはずの機械兵器を嗾けてきた。
(パーフェクトドータらと戦闘)
「バベルの意志の代弁者……太古の昔より、バベルの奥深くに潜んでいた者……言わばバベルの支配者よ。いらぬ思索は害となる。
敢えて求めるならわしは止めぬ。だが奴らはなぜ急に……これまでは真麻に取り付くぐらいで済んで来たものを……しかしもう後には退けぬ」
会見を終えた特務隊は同じく『潜む者』を敵とするシズラーの助力も得て帰還し、村正天明とのことを局長に報告した。
「彼についての機密は、僕も知る立場にはあるが……それを諸君に開示する日も近いのかもしれない」

【任務:皇師会排除要請】
「もしかすると、彼らは本気で拓麿容疑者の奇跡の力を信じているのかも……何しろ皇師会の信者にとって彼はメシアなんですから」
特務隊は皇師会が無謀な籠城をする愛国サティアンに日輪アビスから乗り込み、東条拓麿ら幹部を追い詰めた。
(怪人ユユらとの連戦)
東条拓麿らはXPDによって再び逮捕され、ユユの素体となっていたユンも一命を取りとめゲノムコードの分離を受けることができた。
0575ゲーム好き名無しさん
2020/12/10(木) 14:51:21.51ID:L+SoJy5s0
【任務:当学期継続課題】
「村正教授の語っていたバベルの真の支配者……そいつが何者なのか、私達はまだ知らない。でも、それがアビスタワーにも関係する事は
教授の言葉からも推測できるわ。問題の奴の居場所はわからないけど、そいつを見付け出すのが今回の目的よ」
特務隊はバベルスフィア最深部へと向かい、ムーラの居所を突き止めた。
「キキキ……とうとうここまで来やがったカ。オイラの寝床に潜り込んでおいて、タダで帰ろうってハラじゃねえよナ?
テメエら人間のニオイが、オイラには耐えられねぇんダ。テメエらも、ゴキブリは殺すだロ?キキキ……そいつはオイラも同じサ。
寝床でテメエらを見かけたら、見逃すわけにはいかねぇんだヨ!だまって死ねヤ。この小汚ねぇ有機体どもガ」
(黒馬に乗った姿のラ’ムーラと戦闘)
「キキキ……やってくれやがったナ。だがテメエら有機体と違って、オイラには命なんて無様なモノはねぇんダ。
オイラたちは、何億回とだってテメエらの前に現れル……最後に勝つのは、オイラたちサ」
特務隊は帰還し報告を終えたが、バベルスフィアには様々な勢力がいるということしかわからなかった。

(これが最後の任務でありコードブレイカーの話はここで終わって舞台はコードリアライズへと続く)
0576ゲーム好き名無しさん
2020/12/10(木) 14:54:29.29ID:L+SoJy5s0
以上でコードブレイカーは終了です
続いてコードリアライズも書いていますが満容量なので投下は次スレにします
0578ゲーム好き名無しさん
2020/12/16(水) 20:03:57.44ID:k57gWklZ0
ume
0579ゲーム好き名無しさん
2021/01/24(日) 11:40:45.50ID:SvS2ITvT0
埋め
0581ゲーム好き名無しさん
2021/09/19(日) 14:25:27.32ID:9PHcRT1E0
 フッ… l!
  |l|  i|li
  彡 ⌒ ミ,      __ _ ニ_彡 ⌒ ニ ミ
 l(´・ω・`) :l. __ ̄ ̄ ̄   と(´・ω・`)
  !i    ;li    ̄ ̄ ̄    ― ‐ ―と_ノ
   i!|  |i     ̄ ̄  ̄  = /三 ―

              /  ;  / ;
          ; 彡 ⌒/ヽ/  / ヒュンッ      
            (´・ω・`/           γ ⌒ ヽ∩
            /  / ヾ/          (´・ω・`)/ みんな、乙!!
           //  / ´           ⊂   ノ
         : /                  (つ ノ
         /  /;                 (ノ
  彡 ニ  ⌒ ヽ ニ
    (´・ω・`)┐  ニ≡            ; .: ダッ
     と´_,ノ゙ヾニ    三          人/!  ,  ;
     =(´ 三‐     ―_____从ノ  レ,  、
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