この毒性というのは上位者の大きすぎる生命力によるもので
薄めた上で短期的な運用(即時的な輸血やリゲイン)によって取り込めば生命力を発揮し傷や病の治癒に働くが
長期的な運用をすると人間の体を侵し肉体そのものを変異させてしまう毒となる
血中に溶ける濃度の問題かもしれない
まぁでもこれが眷属変化の原理だと思う
人間は本質は獣だとデュラが言っている
リアルの世界と同じようにかつて獣だったが、徐々に進化し人となった
ゲーム的な表現で言えば獣性が薄れ、人間性を獲得してきたということ
だが肉体の有り様すら変えてしまう毒を受けた際に本質である獣の部分が自身を守ろうと強く働く
これが獣の病
上位者の血という同じものを受けた人間が上位者由来の変質と獣への変質という二面性を持つのはこれが由来
ゲーム的な表現で言えばカレルの文字にも近い表現がある
眷属化は「右回りの変態」=進化で生命力が増える
獣化は「左回りの変態」=退化(先祖返り)でスタミナが増える