>>297
その1
大体の最近のゲームが作ってない
「演出で脅そう」という前提なんだから

その2
脅迫は脅しなので中身がない
ナイフを持っていて「殺すぞ」と言ってるだけで実際には刺さないのと同じ

恐怖の下地を作るのには色々やり方があってそれらを複合的に考える

それを放置すると起こる事、それがもたらすものを明示する事
例えば実演に殺されるためのキャラを「それを放置すれば恐ろしい結果を招き、結果が起こればこうなる」事を事実として示す
化け物を軽んじていた登場人物や、屈強そうな登場人物がどんな運命をたどるかを示す事で効果的に表現出来る
“警告”“啓示”をきちんと読まなかった登場人物はどうなるのか?
それを見る事で、では、その扉の向こう側という啓示のもたらすものは?

主人公や登場人物の恐怖に対する反応や態度によっても作れる
何か起きた事を登場人物が「それは恐ろしい事だ」に値する行動をとったりするとそれを見ている受け手もそれを恐ろしい出来事と受け取る
殺された仲間を見て「なんてこった」と大慌てしたり
敵はこんな存在でこんな恐ろしいんだと吹き込む事で
受け手はあれこれ想像をする

ちょうど伝聞では脚色が付いて虎がマンティコアになったりするのと同じで
人は想像する事で化け物を脳内に作り出す

または実際の体感する自分に降りかかる結末によっても作れる
開けてはいけないものを開いてしまった場合の結末は?
進んではいけない道へ進んだ場合の結末は?
啓示を無視した場合に起こる結末
または、サインを正確に読めなかった場合に訪れる結末

ではそんな環境で、目の前の扉は開けてもいいものなのか?
“出るぞ出るぞ”“今にも何か起こるぞ”
これが恐怖演出