日本時間23日早朝、日米欧など13箇所に設置されている、インターネットの基幹コンピュータが、外部から大量にデータを送りつけられるという攻撃を受けました。その結果、13箇所のうち、日本など9箇所の
コンピュータの機能が一時的に低下するというトラブルが発生。
一般の利用者にはほとんど影響はありませんでしたが、インターネット史上、もっとも高度で大規模な攻撃であったため、専門家の間では、
同様な攻撃が今後も充分ありえると推測しています。ちなみに、
今回攻撃を受けた基幹コンピュータはルートサーバと呼ばれるもので、
世界に13台設置されています。攻撃によって13台すべてが
ダウンすると、世界中のEメール、ウェブが正常に機能しなくなり、サイバーパニックが起こる恐れがあります。