そんな彼が都の宝物殿で鬼頭を発見しその鬼頭に残った神■の力に影響された事で事態は動く
神■の封印が緩み晴明への精神操作が効きにくくなり神■の封印を解こうと勝手に行動し始めたのだ

太照天夕子、昼子はどうしたものかと悩むが善い機会なので
わざと神■を復活させ、彼にまだ従う神をあぶり出し人間界介入派の神たちを再度叩きのめそうと企む
もはや完全に夕子らに屈服している晴明に宿る神に命じ晴明が主人公一族を恨むように精神を思考誘導させ
いつものように一族が死ぬのを判っていながら見捨てて恩人面して蘇らせ戦力として利用

記憶を消したヌエコと晴明を戦わせ、晴明から神が離れるたびに事実と嘘を混ぜた巧妙な偽の記憶を
ヌエコに植え付けるようにし、ヌエコと神■が相打つように仕向けたのだ

計画はうまくいきヌエコ(と一族)によって神■は封印から解放されるが即座に倒される
前回は晴明を利用しなければならない不完全な封印術しか組めなかったが
今回は不安要素なしの完全な封印を施せ神■は冥界に完全封印され
晴明は記憶を消されるが地上で不死として過ごす苦しみからは開放される

その後ヌエコに真の記憶が戻り利用されたことに気づいても神■は冥界からもう出られず
ヌエコ一人では夕子や昼子達の派閥に到底敵わない
もはや冥界を訪れる一族相手に悪態をつくくらいしかできないのであったとさめでたしめでたし