>>398
う〜ん…鈴奈ちゃんを依存させてから裏切る場合、どっちかっていうと


鈴奈は、後ろから抱き付いてきた。
「…だから、言ったでしょう。嫉妬深いから、裏切らないでねって…。」

[ぷしゅーっ]

鈴奈は、セミの血を自分の腹に塗りながら笑った。
「結局、あなたは私の中にしか帰る場所はなかったのよ。馬鹿なひと…ほんとうに…。そして…おかえりなさい。」
鈴奈は、くずれおちるセミの身体をずっと抱いていた。
人が、集まってくる。


っていう結末が待ってそうな気が…