マイクロスイッチ仕様のマウス 総合スレ
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昨今コストダウンの一辺倒でタクトスイッチを多用したマウスが多すぎる。
マウスはクリック感が命、よってタクトスイッチなんぞ言語道断。
多ボタンマウスが増えてきた現在、すべてのスイッチをマイクロスイッチに
しろとは言わん。最低限左右ボタン、ホイールクリック、サイドボタンに
マイクロスイッチを使用してるマウスをマイクロスイッチマウスと呼称する。
現行モデルより古いモデルの方がマイクロスイッチを多用してる現実が
何とも悲しい。メーカよ、ユーザの声を聞け! >>224-226
長押しもからめて何千クリックもの作業、お疲れ様でした
ダブルクリック偶発率10%でドラッグ切れ頻発の状態でも
ChatteringCancelerでけっこう抑えこめるというのはちょっと意外の貴重情報
(2)の「電池が満充電だと確率が下がる」の理由は正直わかりません
(1)の起こるわけを電解腐食モデルをもとに予想して書いてみると…
*図の上半分
可動部バネは黒→赤→緑→青のように動くので、接点の着陸点と離陸点が異なる
(マウスボタンを押す力の強弱は、バネの作用により主に接点の位置に変換され、
接点接触圧にはあまり影響しない)
*図A 固定接点の表面
▽ = 着陸点、+ = 完押し点、△ = 離陸点
桃色塗り部 = 硫化皮膜
ワイピング効果のため+から△までの範囲の被膜が破れる
*図B
ワイピング部が摩耗して凹む
接点全体に吸着水が付くと銀と硫化銀の作る電位差によりいろんな汚染物イオンが
集まってきて、さびコブ(図の紫塗り部)を形成して盛り上がる(電解腐食)
*図C
+と△の付近では凹みの角で接触圧が高いため皮膜とさびコブが取れて導通回復
ボタンを強く押すと、導通の悪い▽付近を速く通り過ぎるので、マウスの
制御チップ内のデジタルデバウンス処理でチャタリング信号がうまく取り除かれる
これが>>224 の(1)-1と(1)-4で「強く押すと確率が下がる」の説明…
(>>227 の続き)
*硫化皮膜の抵抗はあまり大きくない
腐食センターニュースvol.017
*銀・銅合金の腐食生成物は電池とダイオードの特性をもつことがある
表面技術vol.55(2004)no.12 p.852
*図の右半分 - RFI整流誤差の効果
スイッチ直近にある無線アンテナから通信波が混入してマイコン内の
保護用ダイオードで整流されてニセ信号になる
スイッチの接触抵抗が大きい状態ではスイッチon/offと誤認される
イベントパケットが数十msの時間幅なのでデバウンス処理をすり抜ける
*図の左半分 - 接点の充電効果
スイッチonにすると状態を読むための電流が流れる
電流の向きに応じて接点の片側に不純物が集まり電池の効果が顕著になる
長押しすると充電されてスイッチoffと誤認されやすくなる
低電圧駆動では電池もダイオードも壊れずに成長を続ける
(1)-2「ドラッグ切れまくる」は接点の充電効果+RFI整流誤差の効果
(1)-3「長押しでチャタりまくる」は接点の充電効果
M905ではスイッチが1.7V動作なのでこれらの効果が特に起こりやすい >>228書き込むときに文献のリンクを入れるととがNGワードに引っかかって
書き込めなかった(頭のhを抜いたのに…)
お絵かきのpngだけは書き込み拒否でもサーバに上がるみたい
ttps://o.5ch.net/xs4m.png
>>228の図はこれ↑見て下さい ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています