>>575
Linux系のサーバ向けOSに関して言えば、OS関係なく取得したスナップショットは全く問題なく使える

何故かというと、Linux系のサーバ向けOS(デスクトップ向けは除く)は、今の時代実機にそのまま入れるよりVPSやクラウドでの利用が主流であって、
スナップショットは標準的に使われているので、勝手に撮ったスナップショットからでも問題なく起動できるようにOSレベルで設計されている
(厳密にいえば、スナップショットがどの段階で撮られても大丈夫なことが「保証」されているわけではないけど、
 基本的に問題が起きないように配慮されている)

アプリケーションのログ等は不可削減のためにまとめて書き込む場合があるからログが一定期間分消えることはあるし
データベースなどでメモリで処理している部分は消失する危険があるけど、それはアプリケーションレベルの話で
その場合でも基本的には動作に問題が生じることがない
(データベースの内容が過去に戻ることがあっても、一連の処理をトランザクション処理でまとめるなど、
 まともに設計されているデータベースなら不整合が生じることはない
 まぁストレージに最終書き込みした時点までデータが過去に戻ること自体が問題といえば問題だけど)

別の問題として、スナップショットの取り方が、従来型バックアップ方式だった場合、(Windowsで内蔵HDDのCドライブから外付けHDDにドラッグアンドドロップでバックアップを取るようなイメージ)
バックアップに例えば1時間かかると、古いファイルと新しいファイルが混在してカオスなことになる
けど、まともなスナップショットシステムであるならば、ある時点でのRAIDのミラーリングのようなものをそのままスナップショットとして使うといった処理がなされるので、
そういった問題が生じることがなく、〇時〇分〇秒 時点でのディスクの内容がそのままスナップショットになる
(RAID1 のディスクを1台切り離したようなイメージ)