印刷物作成の手引 - 岡山県
文章表現についてのチェックポイント
http://www.pref.okayama.jp/sangyo/jinken/data/panfu/insatu.pdf

内容が分かりにくいということはありませんか。
●5W1H(When, Where, Who, Why, What, How)が明確になっていな
い。
●難しい行政用語や専門的な用語が多い。(分かりやすい言葉に言い換える。
注釈、解説を付ける。)なお、「行政用語」については「文書事務の手引」
の「見直したい言葉」「言い換えの一例」を活用する。
●文章が長く、何を言っているのか分からない。(長くなる場合はブロック
に区切る。)
●ひらがなが続くと、読みにくい。
●漢字が難しい。(振りがなを付ける。)
●理解しにくいカタカナ言葉が多い。(一般への定着が不十分で分かりにく
い外来語は言い換える。)
●結論が分かりにくい。

興味がわかないということはありませんか。
●内容がつまらない。
●文字が多すぎ読みにくい。
●イラストや写真など興味のわくような工夫がない。

差別を助長する表現になってはいませんか。

表現手法についてのチェックポイント
文字は読みやすくなっていますか。
[1]大きさは適当か。
●小さすぎたり大きすぎたりする文字は読みにくい。
A4サイズの用紙…………………………12〜14ポイント
B2サイズ以上の用紙(ポスター等) …22ポイント以上
ラベル等の小さな説明書き……………8ポイント以上

[2]スペースは適当か。
●行間・文字間に配慮していない。(極端に広いものや狭いものは読みにく
い。)
●カタカナやアルファベットは、文字間が広く見える。
●余白がない。

[3]字体は適当か。
●字体に配慮がない。(ゴシック体は太さが均一なので読みやすい。)
●斜体や影付き文字をむやみに使用しない。

[4]強調は適当か。
●太字や大きな文字などを効果的に用いておらずメリハリがない。
●文字の背景などに工夫がない。(黒地に白抜き文字は、文字が浮き出ては
っきり見える。)
●網掛けをすると、文字が読みにくくなる場合もある。