次のターンに備えて、今からモンスターファーム次元へ行くわ
人間が作ったことわざに「腹が減っては戦はできぬ」と言うものがあるの
明日の為のご飯を買いに、アイテム屋へ行かないとね
ジョーカー「…だが、アイテム屋はこんな時間(この世界は夜の12時)に開いてはおらんぞ」
その通り、アイテム屋は深夜には開いてないわ。可愛い看板娘が接客してくれる、真っ当な店はね
ジョーカー「貴様まさか、あの店に行く気か…!?」
そう、そのまさかよ(10人用の布団から「金のかたまり」を取り出し)
スペース・ジェム、あたしをモンスターファーム次元のトーブル地方まで送って
(彼女は一旦、館から姿を消した…)

(所は変わって、ここはモンスターファーム次元)
店員「ヒヒヒヒヒ…邪霊亭へようこそ……嬢ちゃん、この店は初めてのようだね」

(この店はこっち側の世界で唯一深夜営業しているアイテム屋、邪霊亭)
(看板娘のいる他の店とは大きく違い、猫背で鷲鼻で不気味な雰囲気の、醜い男である)
(店内は薄暗く、違法アイテムをこっそり販売している等の黒い噂が絶えない)
(原作ゲームには登場しない店である)

ヘルシーブロック2個と、ホネつきニク1個を譲って欲しいの
「金のかたまり」を1個用意したわ。これでいかが?
店員「えーっと、どれどれ…(ルーペを使って鑑定)こ、これは!純金100%の本物じゃねぇか!俺も久しぶりに見たぞ!!」

店員「ヒヒッ、お客さん。あんたなかなか物を見る目がありますねぇ。取引成立だ!
ほら、望みのブツですぜ。お釣りの5140G(ゴールド)もどうぞ」
(接客態度はイマイチ、店の雰囲気も最悪で黒い噂があるものの、食品の品質だけは確かなようだ)

助かったわ。ありがと、おじさん