ジョーカー「ユーヤはデュエルでみんなを笑顔にするなどと言っているが
あんなペテン師の言葉を鵜呑みにしてはいかん。ユーヤの言葉が、全て真実とは限らんぞ
確かにペンデュラム召喚は、受け入れる者はみんな笑顔にしてくれるかも知れないが
『なんか複雑でわかりにくくて気に入らない』などと少しでも反感を持つ者に対しては
過去の罪などを引き摺って出汁にし、反省していても聞き入れずに
傷つけ、追い詰め、苦しめ、じわじわっと笑顔を奪って行く。そんな身勝手な力なのだ
ワシがペンデュラムを滅ぼそうとするのは毛嫌いから来る単なる憎しみだけが理由ではない
理不尽に傷つけられる人間達を救いたいのだ。そう、蛇尾のようにな
そいつらだけではない。例えワシと貴様が死んだとしても
また『連帯責任』などと言う言葉を悪用し、残った構成員も残党として
ランサーズによって希望を遮られ、夢を奪われ、みんな滅ぼされるであろう」

ジョーカー「ワシは世界を征服する。そして新世界の神となる
神として、ペンデュラムに傷つけられし者、ペンデュラムを憎む者を集め先導する
それが我が計画の大まかな全貌だ。ランサーズを野放しにすれば
世界はペンデュラムに染まりダメになってしまう
モンスターファミリーの未来の為にも、ワシと手をとり合うのだ。そして共にペンデュラムを滅ぼそう」
アリオルムナス「……了解しました、ジョーカー様」
〜盗聴器の記録・終わり〜