福岡の就労支援施設で刺傷 殺人未遂容疑で20歳男逮捕
2018/3/6 19:13

 6日午前9時ごろ、福岡県筑紫野市の就労支援施設で「利用者が別の利用者にナイフで切りかかって逃げた」と110番があった。県警筑紫野署は
同施設に通う男性(54)に切りつけたとして、佐賀県基山町のアルバイトの男(20)を殺人未遂容疑で逮捕した。同署によると、殺意は否認していると
いう。

 逮捕容疑は6日午前9時ごろ、筑紫野市永岡の就労支援施設で、男性に「死ね」などと言い、ナイフのようなもので額や右耳など数カ所を刺し、
全治1週間のけがを負わせた疑い。男は現場から逃走したが、約30分後に同市内の路上で警官が発見。発見時には手にハサミを持っていた。

 捜査関係者によると、2人は以前から同施設に通っていたが、施設関係者は「もともと仲が悪かった」と話しているという。署はトラブルがなかったか
など、事件当時の詳しい状況を調べる。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO2776704006032018ACYZ00/