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1982年7月4日午後1時20分ごろ、東京都新宿区南榎町の自宅で
東大名誉教授で文化功労者の斎藤勇(たけし/95歳)が
同居している孫のT(当時27歳)によって惨殺されるという事件が起こった。

死因は頭部顔面打撲による外傷性クモ膜下出血。
金属製の置時計を凶器に、頭部15ヶ所、顔面17ヶ所、前顎部8ヶ所・・・
合わせて40ヶ所の挫創が顔に集中していた。

そして、眉間には刃渡り18センチの柳葉包丁がグサリと9センチもめり込んで突き立てられていた。
家人が「ウォーッ!」という断末魔の叫びを聞いている。
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2006年4月24日夕、和歌山県高野町高野山で「久保田写真館」の店主久保田耕治さん(当時71)を
高校2年の少年(16)が、台所にあった炊飯器や電気ポットで殴ったり、
料理ばさみの先端でメッタ刺しにして殺害。
久保田さんは頭部や顔面を中心に全身500ヶ所以上の挫創や刺し傷があった。

男子生徒は動機について「授業中にイヤホンで音楽を聴いていたことを先生に怒られ、
むしゃくしゃした気を晴らすため」「写真店の前を通った際、久保田さんが高齢者の
一人暮らしと知っていたのでやろうと決めた」などと説明。