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新幹線車内で初めて起きた殺人事件

こだま485号殺人事件

1988年(昭和63年)9月5日東京発名古屋行きの「こだま485号」の指定席で、午後6時ごろ男同士が口論になった。
片方の男が沼津市在住の男(当時44歳)の腹部4箇所を刺し逃亡した。被害者の男性は追いかけたがホームで倒れ、午後9時ごろに死亡した。
目撃証言によれば加害者は50歳前後で、凶器のナイフや持ち物の老眼鏡やタオルが発見されたほか、階段付近に血痕がついた左手の跡など多数の物証があったが、被疑者を特定できず、2003年に時効が成立した。
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以後、新幹線車内で発生した事件
1993年8月:のぞみ24号殺人事件。乗客1人死亡。
2001年3月:のぞみ70号の車内で女が男性を刺す事件
2015年6月30日:のぞみ225号の1号車で男が放火。男と乗客1人死亡。
2017年5月:みずほ615号で放火未遂事件。
2018年6月:のぞみ265号の車内で乗客が男に刺される。乗客1人死亡、重傷2人。