私が愛する男。
その名は、名無しの道化。
私を見つめるつぶらな瞳。燦然と輝く10円サイズのハゲ。
一瞬で奪われた心。それはまるで春の嵐。
そして…視界の端に捉えてしまったプリンケツ。
盛り上がる股間。押さえられぬ欲望。
大丈夫、二人が考えていることは同じ。
満月の夜、ついに迎えた初めての連結。
満月が沈んでも、まだ繋がり続けたふたり。
ついに手にいれた、永遠の愛。
そう、私が言いたいのはただひとつ。やめよう、体言止め。