そういう「わけがわからないもの」に頭を下げることを、
蜂子は徹底的に拒否しているのではないかとオレは思っている。
これは、正義とか、善悪とかとは関係がない。
蜂子は殲滅戦はしないが、門をノックし続ける。
そこはオレなんかとは違う。ある種の母性を感じる。
「わけがわからないもの」に、あるべき道理を問う。
それが彼女がわかる道理となるまで、何度も門をたたき続ける。

「生き方であり死にざまであろう」とオレが書いたのは、
たぶんオレの脳みそのなかで、こういうことを意識下で考えていたからではないかと思う。

やばい、これはもう時間がない。
ほんとにやばいので、今日はここまで。
華麗な修辞を使って讃美の詩を書こうと思ってたが、もはや時間が尽きた。
絆創膏をはがしてうんこをして、スーツを着てから飛び出さねばならぬ時間だ。

諸氏よ、よい水曜日を。