講義というか、そんなもんでもないんだけどなあ。
ただ埋めてるだけですな。
本来は、あなたのスレにおった名無しの同位体が、
よそをほっつき歩かないようにオレと隔離されるはずだったのに、
急に蒸発してしまってどこぞに行ってしまったので、
惰性で埋めてるって感じですな。
面白ければ望外だけれども。

あまりこの界隈にはクラシックを聴いてる人がおらんので恋津さんは珍しいですな。
あとはみか氏が聴いておるはずだけれど、
バッハ主義者であるくらいしかオレも好みは知らない(しかも間接的に聞いただけで)。

パスカル・ロジェ、いいですおな。
オレも何枚か彼のドビュッシーの録音は持ってるはずです。
タッチがとても柔らかい。

あの盤が録音された時代には、チッコリーニの決定版みたいなサティ録音集があって、
たしか高橋アキさんの録音も出始めてたか、もう出てたかって頃じゃないかな。
でもロジェの録音は、理知的というよりはフランス的なロマンティシズムを感じて、
たしかに印象派っぽい音色をしてると思います。
ペダルの微妙な使い方とか、チッコリーニとは違うんじゃないかなあ。
ひさしぶりに聴きながらそういうことを感じますた。