>>915
最期になにを見るか、なにを考えるかっていうのはとても大事なことだよ。

オレは自分が最期に吸う空気はどんな味がするんだろうかと思う。
顔は窓の方を向いていたいと思う。
そこには空が見えててほしいと思う。
視線の前にはオレの嫁さんにいてほしいと思う。
嫁さんがいなければ、娘、誰もいなければ空を見て家族の顔を思い浮かべると思う。
大きく息を吸って、吐いて死ぬ。
オレの一生は缶拾いであったけれども、これでおしまい。
予定してた〇〇公園の缶拾いができなかったが、まあそのくらいはいいだろう。
ずいぶんおもしろかった。
と満足して、自分が好きな音楽でも頭の中に思い浮かべながら死にたいもんですな。

しかし、それができるためには、
実はいろんな条件とか努力がいるのですよ。
寂しさを十全に味わい尽くさないといけないし、
まだ足りないように幸福を十全な幸福と感受するために、質を高めないといけない。
そういうストイックさがないと、なかなか難しいことではないかと思いますな。