はい
234 アネモネ ◆5ZGBKpd/KQG3 (ワッチョイ 412f-WwKy) sage 2019/04/17(水)
07:31:35.03 ID:xE7KCbFV0
>>227 「小林さんちのメイドラゴン」ってアニメがある。
おしかけドラゴンがツインテのメイドに変化して、小林さん(女性)と同居する日常コメディ。
でも終盤、その家出してた娘をおいかけて父ドラゴンがやってくる。
メイドのトールは異世界に帰りたくない。
そこは人間とドラゴン、あるいはドラゴン同士が飽くなき闘争をしてる世界だから。
小林さんはそのトールを見て、強大な力を持つドラゴン終焉帝に立ち向かう。
そのとき小林さんはトールのことをこう言う。
明るくて楽しくて
ときどき影があるけどそれ隠すように笑って
だから「いい子」
小林さんはコミュ障気味なので、トールのことを詮索しないし、
なかなか助けてあげられないでもどかしくも思ったりしている。
でも小林さんはいつも、トールの過剰さかから(彼女はよく話し、よく働き、よく笑い、よく怒る)、
影を黙って読み取っている。
そして、それがトールの本質なのだと考え、
その世界に現れてこない影ゆえにトールを「いい子」だと言う。
そういうものなんですよな。
人間は生きているだけで、そうやって影を作る。
ときには光を落としていく。
それが「こぼれおちるもの」です。
だれにでもあるものです。
みんなにある。