3回にわたってF1王者に輝いたニキ・ラウダが亡くなった。70歳だった。

ラウダは昨年半ばから健康問題に悩まされ、8月には肺移植の手術を受け、2カ月間にわたって入院を余儀なくされていた。
また、今年の初めにはインフルエンザに感染し、再び短期間の入院生活を送っていた。

最近では、腎臓透析を受けているとオーストリアの新聞でも報道されていたラウダ。しかし5月20日(月)に、家族に見守られながら、
息を引き取ったという。

「私たちの愛するニキは、月曜日に家族に見守られながら、静かに亡くなった」

ラウダの家族は、オーストリアのメディアにそう声明を発表した。

「アスリートとして、そして実業家として、彼の達成した業績は忘れ難い。彼の疲れを知らない行動への熱意、そして彼の率直さと
彼の勇気は、記憶の中に残っていく」

「我々全員の模範として、そして目標だった。プライベートでは、彼は愛と思いやりにあふれた夫であり、父親であり、祖父であった」