そんなわけでおはようございます、火曜日です。
今朝もどんよりな朝です。
しかも寒い、なんだこれ。
たぶん風邪ひいてるひともいるんじゃないかな?

今日はこれ。

 Kuru/Speak Like a Child
 https://youtu.be/pgwkvbzd9x4

ベース神ジャコ・パストリアスのファーストアルバムですな。
たぶんPやんもご存知だろうと思うけれども。

このアルバムは冒頭の短い「ドナ・リー」のすさまじいピチカート奏法から
すでに耳を奪われるんですが、
彼の作編曲家としての奇天烈な才能がいちばん出ているのが「クル」だと思います。
このフィリーソウルみたいなストリングスのイントロから、
一転してハービー・ハンコック自身がピアノを弾く「スピーク・ライク・ア・チャイルド」、
そしてまた彼のソウルフルな「クル」へという振れ幅激しい、しかも執拗な反復。

考えてみると、こういう音楽っていかに自由なジャズの世界でも、
それまではありえなかった構成じゃないかと思います。
なおおかつこのベースの疾走感よ。
このアルバムは一種の録音芸術でもあって、いろんな側面から語ることができる神品です。
語りたいが、仕事に行かねばならない。

もう火曜日にしてすでにやる気を失ってる社畜おじさんの
やる気をさらに押し下げるにはぴったりの音楽でふ。
自分の部屋で音楽聴きながら本を読んでたい。

それでは、Pやん&みなさま、よい一日を。