おはようございます、水曜日です。
飲み過ぎました。ええ、昨夜は飲み過ぎましたともw
しんどい朝です。

今朝はこれ。

 Hal Freedman - Edward MacDowell: Woodland Sketches Op.51
 https://youtu.be/zFfz5K3W4dc

ほんとはヴィヴィアン・リフキンのCDを聴いてるんですが、
残念ながらつべには、このよく知らないピアニストの音源しかなかった。
リフキンの演奏がピアノに色があって好きなんだけど。

エドワード・マクドウルというアメリカの作曲家の小品集です。
「森のスケッチ」という邦題がつけられてて、10の小曲で構成されてます。
マクドウルはアメリカではとても有名な作家です。
「ケンタッキーの我が家」のスティーブン・フォスターや
「おじいさんの古時計」のヘンリー・クレイ・ワークの次の世代の作曲家で、
ちゃんとした音楽教育をヨーロッパで受けた最初のアメリカのクラシック作曲家です。
リストの弟子でもあります。

曲としては、たぶん当時としても保守的なロマン主義的な作風です。
とがったところがない。
でもそれは、大学での音楽教育をプロトコル化したかったマクドウルからすれば
ごく当然なことだったと思う。
でも、この組曲の最初のとても有名な「野ばらに寄す」はネイティヴアメリカンの民謡だし、
中盤の「リーマスおじさんの話」はゴスペルから取材してて、
国民楽派のようなものをアメリカに生み出したかったんだなって思ったりもします。
(実際、次世代のガーシュインは大規模にそういう音楽を生み出しますが)

秋の気配がしてくるとなんとなく聴きたくなるピアノ曲でふ。
それでは、Pやん&みなさま、よい一日を。