おはようございます、木曜日です。
曇ってるけど涼しくて秋らしい朝。そちらはどうでしょうかぬ。

今朝はこれ。

 Frank Sinatra - I've Got You Under My Skin
 https://youtu.be/_XCVnV5CGh0

この曲も定期的に聴きたくなる。「Sinatra's Sinatra」(1963)の冒頭曲。
実はこれ以前にもシナトラは「I've Got You Under My Skin」を吹き込んでるんですが、
このアルバムのバージョンがいちばん知られているし、たぶんシナトラファンにも愛されてると思います。

原曲はコール・ポーターという作曲家によるもので、
シナトラがこのアルバムで歌う30年ほど前にはすでに知られていました。
つまりスタンダードなわけです。
メロディも綺麗なんだけど、この歌詞がもうほんとうにいい。
まさに英語でしか書けない詞なのです。

 I've got you under my skin.
 I've got you deep in the heart of me.
 So deep in my heart that you're really a part of me.
 I've got you under my skin.

どう訳せばいいんだろう。
要するに、自分の肌の下にしみこんでいくみたいに、あなたの存在が私に寄り添って、
私はあなたのことが心から好きで好きでたまらない。そんなニュアンス。
でも、こう日本語に直訳気味に訳すと野暮ったくなってしまう。
日本語でこの歌詞を訳すのは至難です。
どんな言葉を選んでも、この微妙で、熱烈で、洒落た愛の歌にならない。
日本語の限界を感じる歌でふw

それでは、Pやん&みなさま、よい一日を。