中国の音韻体系のことを「韻目」と言う。全部で106の字音が分類されている。字音は大きく5つの声調に分けられる。上平、下平、上声、去声、入声。
このうち、上平と下平を平声と言い、上声と去声と入声を仄声と言う。仄は「傾く」の意。「平仄を合わせる」という言葉はここから来ている。
アルピーの子がよく「平仄を取る」と言うが、それでは意味が通らない。たぶん「平均を取る」と混同しているのだろう(´・ω・`)