悲惨な死に方


ダム内で水門に腕挟まれた男性、水中から4日ぶり引き上げ…死亡確認

9月29日、山形県鶴岡市上田沢の八久和ダムで潜水作業をしていた酒田市大宮町、会社員斎藤秀勝さん(44)が浮かび上がれなくなっていた事故で、鶴岡署と市消防本部などは3日朝、斎藤さんを水中から引き上げた。
斎藤さんは心肺停止の状態で、その後、死亡が確認された。

同署などによると、斎藤さんはダムの取水口と、発電施設に水を流すための導水管の間にある水門(水深約20メートル)に腕を挟まれた状態で見つかった。

付近は水の流れが激しく、この日は、取水口付近の水を止めて導水管側との水圧を均一にするなど、救助のための安全を確保した。
その上で、民間潜水士が潜り、消防と連携して救助開始から約3時間後に斎藤さんを引き上げた。

同署は死因や事故原因を調べている。