諸氏よ、社畜諸氏よ、
システムを管理するとはどういうことであろうか。

社畜諸氏よ、あなたがいま自分の行っている仕事はいったいなにであるか。
企業体というシステムの中の、いったいどのサブシステムユニットに隷属し、
そこでどのようなシステムを管理運用しているか、正確に把握できているであろうか。

感覚的にそれが理解できている人が多数であろうが、しかしそれを
テクストやチャートで表現するとなると戸惑いを覚えることが多かろうと思う。
なぜなら、あなたがたそれぞれがシステムに組み込まれたシステムの一部であるからだ。

システムの一部がシステムを管理し、その管理運用が己にも適用されるということ。
システムのなかの管理者は、システムからのフィードバックを絶えず受けながら業務に従事している。