イテ
蝉のばあさん。ガチに生まれながらの蝉。よく鳴く。うるさい。

以弖如銀(いて じょぎん)
博多聖復寺住職。かつては西国一の知僧と日本中に知られていたが、だいぶボケが進んでしまい
いまやなにを言ってるかわからない。毎日同じ言葉を繰り返しているらしい。
が、それは芝居で、実は頼母の抜け荷を売りさばく商人としての顔を持つ。悪相をした悪僧。

イテ
クレプ法王庁枢機卿。クレプ神学を統括する最高神学者にして哲学者、万学の徒、「思念の柱」。
言霊の塊でありつねに言葉をぶつぶつ発していて、書記官がそれを逐一記録し教義化している。
「怨世の大学者」と言われるほどにこの世への恨みつらみが激しく、クレプ教の特徴を示している。

行殺童子
森の奥の祠に祭られてる幼児の姿の祟り神。かとりんの夢に現れる。
村人には「イテ様」と呼ばれ恐れられている。本体は地球外生命体で隕石。深夜に妖しく光る。