怖いものなしの「リベンジ型」
 被害者のふりをする目的の3つめは復讐で、復讐願望が人一倍強いのが「リベンジ型」である。

 リベンジ型は、実際に被害を受けた場合だけでなく、実際には被害を受けていない場合でも、自分は被害者だと信じている。その怒りから復讐願望を抱いて攻撃するのだが、しばしば自らの利得を無視している。ときには、自分に不利益があってもお構いなしに相手を攻撃する。いわば自爆攻撃も辞さないわけで、そこがリベンジ型の怖いところだ。