〈存在するとは別の仕方で〉は語ることのうちで言表されるが、
語ることはすぐさま語られたことと化すから、
〈存在するとは別の仕方で〉を語られたことから引き剥がすためには、
〈存在するとは別の仕方で〉を言表する/語ることは、語られるとともに語り直されなければならない。
語られたことに組み込まれると、〈存在するとは別の仕方で〉はもはや、
〈別の仕方で存在すること〉しか意味することがない。

- エマニュエル・レヴィナス 『存在の彼方へ』 -



Trio Sowari - Gravitation
https://youtu.be/WT6m9FF9hUY