どんな人が虚言癖になりやすいのでしょうか。虚言癖となる人の深層心理をさぐりながら、いくつかのパターンを紹介します。

【責められたくない、怒られたくない】
過去に強く責められた経験が忘れられず、自分の心を守るために嘘をついてしまう人がいます。たとえ自分のミスであったとしても他人のせいにしたり、隠し事をしてしまったりするのです。失敗をとがめられたくないがためにその場しのぎの嘘をつき、そのつじつま合わせのためにさらに嘘をつき……と虚言の悪循環に陥ります。

【人に嫌われたくない】
いわゆる八方美人の人は、嘘をつきたがる傾向があります。すべての人に好かれたい、いい人に見せたいという一心で、たとえ嘘でも相手が喜びそうなことを並べ立てます。